JPH0578687U - 自転車用発電装置 - Google Patents

自転車用発電装置

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Publication number
JPH0578687U
JPH0578687U JP2827692U JP2827692U JPH0578687U JP H0578687 U JPH0578687 U JP H0578687U JP 2827692 U JP2827692 U JP 2827692U JP 2827692 U JP2827692 U JP 2827692U JP H0578687 U JPH0578687 U JP H0578687U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
bicycle
hawk
hub
recess
Prior art date
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Pending
Application number
JP2827692U
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English (en)
Inventor
博史 鵜飼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Corp filed Critical Mitsuba Corp
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Publication of JPH0578687U publication Critical patent/JPH0578687U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 自転車の車軸2に回転自在に枢止された車輪
のハブ4側にロータを13を固定して、車軸2側にステ
ータ22を固定する。ステータ22には、フロントホー
ク1との干渉を回避する切欠部24を形成する。そし
て、ロータ13外周及びステータ22側面を覆うカバー
25にフロントホーク1との干渉を回避する凹部26を
形成する。 【効果】 ステータ22に形成された切欠部24とカバ
ー25に形成された凹部26とで、フロントホーク1と
の干渉を回避する補完的な凹部が形成され、この凹部を
フロントホーク1側に入り込ませた状態で発電装置を取
付けられることから、スポーク8とホーク1との間隙が
小さい場合であっても取付可能となるため、既製の自転
車を改造することなく発電装置取付けることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自転車用発電装置に関し、特に、自転車の車輪のスポークと、フロン ト若しくはリヤホークとの間に取付けられる形式の自転車用発電装置に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の自転車用発電装置には種々なものがあり、車輪軸にステータを 固定して、ロータをハブにおいて固定するようにして、スポークとホーク間に前 記発電装置を設けたものがある。
【0003】 しかしながら、前記構成の自転車用発電装置や、この種の発電装置にあっては 、必要な電力を発生するためには、軸線方向に或程度の幅を有するステータ及び ロータを必要とする関係上、例えば、スポークとホークとの間隙が非常に狭い自 転車に取付けることは非常に困難であるため、幅の狭いハブなどの特殊な部品を 採用する等、既製の自転車を改造する必要があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来技術の問題点に鑑み、本考案の主な目的は、既製の自転車を改 造することなく取付けられる自転車用発電装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した目的は本考案によれば、一対のホークにより支持される自転車の車軸 と、該車軸に回転自在に枢止された車輪のハブとの間に設けられる発電装置であ って、前記車軸側に固定されるステータと、前記ハブ側に固定されるロータとを 備え、前記ステータが、前記ホークとの干渉を回避する補完的な凹部を有するこ とを特徴とする自転車用発電装置を提供することにより達成される。
【0006】
【作用】
このようにすれば、ステータがホークとの干渉を回避する該ホークに補完的な 凹部を有することから、ホーク側に入り込んだ状態で発電装置を取付けることが できるため、与えられた取付幅を有効に利用することができ、特に、スポークと ホークとの間隙が狭い場合に好適である。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の好適実施例を添付の図面について詳しく説明する。 図1は、本考案が適用された自転車用発電装置を例えば自転車の前輪に取付け た状態を一部を破断して示す断面図であり、図示しない自転車のフロントホーク 1の先端部にてロックナット3により固定される車輪軸2には、ハブ4がベアリ ング5を介して回動自在に枢止されている。ハブ4は、その軸線方向両端に形成 された径方向フランジ部6と、両径方向フランジ部6を連結する円筒部7とから 形成されていて、各径方向フランジ部6には、径方向外側に延在する複数のスポ ーク8が周方向に渡って係合している。
【0008】 ハブ4の図1の右側に位置する径方向フランジ部6の外周面には、円盤状をな す固定用ブラケット9がハブ4と同心的に配設されており、そのブラケット9の 外周縁には、図1の右側に向けて延出し、かつ周方向に所定の長さを有する軸線 方向フランジ10が、図2に示されるように、概ね120度の間隔をもってそれ ぞれ形成されていると共に、それら各軸線方向フランジ10と軸心とを結ぶ線上 の任意の位置にそれぞれ貫通孔11が形成されている。また、固定用ブラケット 9の内周側には、ハブ4のフランジ部6に向けて凸設された環状ボス部12が形 成されている。
【0009】 ハブ4の径方向フランジ部6を介して固定用ブラケット9と同心的に配設され た一側が開口されたドラム状をなすロータ13の内周側には、フランジ部6に向 けて凸設された環状ボス部14が形成されている。そして、ブラケット9に形成 された各貫通孔11と対向位置にそれぞれ形成された貫通孔16に、ボルト17 及びナット18によって、対向位置にある各貫通孔を互いに挟着することで、固 定用ブラケット9とロータ13とに形成された各環状ボス部12、14により径 方向フランジ部6を挟持して、ロータ13がハブ4に固定されている。
【0010】 ロータ13の外周内面には、S極とN極とが分極着磁された複数の永久磁石片 20が、隣接する永久磁石片との極性が互いに異なるように環状に配設されてマ グネット環体21を形成している。
【0011】 車輪軸2に同心的に固着され、かつ一側が開口された中空ドラム状をなすステ ータ22の外周内側には、ロータ19外周内側に固着されたマグネット環体21 と微小間隙を介してコイル23が対向配設されている。また、ステータ22の図 1の右側面には、図2に示されるように、径方向外向きに所定の幅をもって切除 された切欠部24が形成されている。詳しく言えば、切欠部24は、ステータ2 2の車輪軸2への取付状態において、フロントホーク1との干渉を回避するホー ク1に補完的な凹部をなすように形成されている。そして、ロータ19の外周面 とステータ22の図1の右側面とが、一側が開口された中空ドラム状をなすカバ ー25により覆われている。このカバー25の側面にも、フロントホーク1との 干渉を回避するホーク1に補完的な凹部26が形成されていて、この凹部26が ステータ22に形成された切欠部24をカバーしている。
【0012】 このように構成された自転車用発電装置は、スポーク8とフロントホーク1と の間に、ロータ13がハブ4に固定され、ステータが車輪軸2に固定された状態 で取付けられ、しかも、ステータ22に形成された切欠部24とカバー25に形 成された凹部26とで、フロントホーク1との干渉を回避する補完的な凹部が形 成されていることから、この凹部をフロントホーク1側に入り込ませた状態で取 付けられる。したがって、与えられた取付幅を実質的に小さくすることができる ため、例えば、スポーク8とフロントホーク1との間隔が狭い自転車であっても 、従来のように幅の狭い特殊ハブを用いるなどの改造作業を必要とすることなく 、発電装置を取付けることができる。
【0013】
【考案の効果】
以上の説明により明らかなように、本考案による自転車用発電装置によれば、 ホークに補完的な形状をなす凹部がステータに形成されていることから、例えば 、与えられた取付幅が狭い場合であっても、既製の自転車をなんら改造すること なく発電装置を取付けられるため、取付作業性が向上すると共に、取付に要する コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案が適用された自転車用発電装置の取付状
態を一部を破断して示す断面図である。
【図2】図1の自転車用発電装置の要部を分解して示す
要部斜視図である。
【符号の説明】
1 フロントホーク 2 車軸 3 ロックナット 4 ハブ 5 ベアリング 6 径方向フランジ部 7 円筒部 8 スポーク 9 固定用ブラケット 10 軸線方向フランジ 11、16 貫通孔 12、14 環状ボス部 13 ロータ 17 ボルト 18 ナット 20 永久磁石片 21 マグネット環体 22 ステータ 23 コイル 24 切欠部 25 カバー 26 凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のホークにより支持される自転車の
    車軸と、該車軸に回転自在に枢止された車輪のハブとの
    間に設けられる発電装置であって、前記車軸側に固定さ
    れるステータと、前記ハブ側に固定されるロータとを備
    え、前記ステータが、前記ホークとの干渉を回避する補
    完的な凹部を有することを特徴とする自転車用発電装
    置。
JP2827692U 1992-04-01 1992-04-01 自転車用発電装置 Pending JPH0578687U (ja)

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JP2827692U JPH0578687U (ja) 1992-04-01 1992-04-01 自転車用発電装置

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JP2827692U JPH0578687U (ja) 1992-04-01 1992-04-01 自転車用発電装置

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JPH0578687U true JPH0578687U (ja) 1993-10-26

Family

ID=12244069

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JP2827692U Pending JPH0578687U (ja) 1992-04-01 1992-04-01 自転車用発電装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012200072A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Maruzen Denki Sangyo Kk 自転車用ダイナモ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0478677A (ja) * 1990-05-01 1992-03-12 Kazuhiko Goto 自転車の発電ライト装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0478677A (ja) * 1990-05-01 1992-03-12 Kazuhiko Goto 自転車の発電ライト装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012200072A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Maruzen Denki Sangyo Kk 自転車用ダイナモ

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