JPH0578665U - ステアリングコラムカバー支持構造 - Google Patents

ステアリングコラムカバー支持構造

Info

Publication number
JPH0578665U
JPH0578665U JP1877592U JP1877592U JPH0578665U JP H0578665 U JPH0578665 U JP H0578665U JP 1877592 U JP1877592 U JP 1877592U JP 1877592 U JP1877592 U JP 1877592U JP H0578665 U JPH0578665 U JP H0578665U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instrument panel
cover
column
panel side
side cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1877592U
Other languages
English (en)
Inventor
俊輝 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP1877592U priority Critical patent/JPH0578665U/ja
Publication of JPH0578665U publication Critical patent/JPH0578665U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 チルト動作およびテレスコピック動作に対応
してコラムカバーがインストルメントパネル側の隙間を
簡単な構成で確実に閉塞することができ、コラムカバー
全体の見栄えと、コラムカバーとインストルメントパネ
ルとの継り部分の見栄えを確実に向上させる。 【構成】 チルト動作およびテレスコピック動作が可能
な自動車のステアリングコラムにおいて、コラムカバー
3を、コラムシャフト1の軸線方向に沿ってホイール側
とインストルメントパネル側とに分割する。分割された
ホイール側カバー4とインストルメントパネル側カバー
5とをコラムシャフトの軸線方向に沿ってスライド可能
に嵌合する。インストルメントパネル側カバー5をスプ
リング6によってインストルメントパネル7側に付勢す
る。インストルメントパネル7の表面部位にインストル
メントパネル側カバー5を受止める遮蔽面部7aを設け
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のステアリングコラムカバー支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車のステアリングコラムにおいて、運転者の体格や好み等に応じて 、コラムシャフトの軸線の傾斜角度や、その軸線方向に沿うステアリングホイー ルの突出状態を適宜変化させる、いわゆるチルト機能およびテレスコピック機能 を備えたものが開発され、最適な運転状態の確保が図られている。
【0003】 特に乗用車においては、キーの着脱に応じて、チルト機能およびテレスコピッ ク機能に合せて、運転座席のシート前後移動を自動的に行わせるようにし、運転 者の乗降の際の空隙確保および運転状態への自動復帰等が可能としたものも出現 している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の構成では、コラムカバーがコラムシャフト軸線に対 して固定的に取付けられて一体構成をなしており、チルト動作およびテレスコピ ック動作に追随して、コラムカバーがコラムシャフトとともに上下およびシャフ ト軸線方向に移動するようになっている。
【0005】 このため、例えばステアリングコラムを軸方向に沿ってステアリングホイール 側にテレスコピック動作させるとともに、下向きにチルト動作した状態において 、コラムカバーとインストルメントパネルとの間に比較的大きい隙間が生じ、運 転者から見下ろす状態においてその隙間が露呈し、コラムカバー全体の見栄えが 悪くなるとともに、コラムカバーとインストルメントパネルとの継り部分の見栄 えが悪くなる場合があった。
【0006】 なお、チルト動作に対応して前後に屈曲可能な可撓性の遮蔽板を、インストル メントパネル下方に設けたものがある(例えば実開昭60−178237号公報 参照)。しかし、このような構成では、遮蔽板の可撓性の範囲でしか遮蔽効果が 得られないことから、必ずしも十分な遮蔽効果が期待できず、また遮蔽板として の部品増加を招くとともに、その組立てにも手間がかかる等の問題があった。
【0007】 本考案はこのような従来の問題を解決するためになされたもので、その目的は 、チルト動作およびテレスコピック動作に対応してコラムカバーがインストルメ ントパネル側の隙間を簡単な構成で確実に閉塞することができ、コラムカバー全 体の見栄えと、コラムカバーとインストルメントパネルとの継り部分の見栄えを 確実に向上させることができるステアリングコラムカバー支持構造を提供するこ とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために本考案は、チルト動作およびテレスコピック動作 が可能な自動車のステアリングコラムにおいて、コラムカバーを、コラムシャフ トの軸線方向に沿ってホイール側とインストルメントパネル側とに分割し、この 分割されたホイール側カバーとインストルメントパネル側カバーとをコラムシャ フトの軸線方向に沿ってスライド可能に嵌合するとともに、前記インストルメン トパネル側カバーをスプリングによってインストルメントパネル側に付勢し、か つ前記インストルメントパネルの表面部位に前記インストルメントパネル側カバ ーを受止める遮蔽面部を設けた構成としたものである。
【0009】
【作用】
本考案によると、分割されたインストルメントパネル側カバーがスプリングに よって常時インストルメントパネル側に付勢され、インストルメントパネルの表 面部位に設けた遮蔽面部で受止められる。
【0010】 したがって、コラムシャフトがチルト動作によって下向きに移動し、かつテレ スコピック動作によってステアリングホイール側に突出する状態となった場合に おいても、インストルメントパネルとインストルメントパネル側カバーとの間に 大きな隙間が生じることはない。
【0011】 よって、コラムカバー全体の見栄えと、コラムカバーとインストルメントパネ ルとの継り部分の見栄えを確実に向上させることができる。
【0012】 しかも、インストルメントパネル側に従来のような余分な部品を使用しないの で構成が簡単であり、組立て等も容易に行える。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
【0014】 図1は本実施例によるステアリングコラムカバー支持構造を示す断面図、図2 は斜視図、図3は同部品の分解斜視図、図4は作用説明図である。
【0015】 図1において、ステアリングコラム1は、コラムシャフト上の支点Aを中心と して上下方向aにチルト動作可能とされるとともに、図示しないテレスコピック 機構によって、ステアリングシャフト軸線方向aに沿って進退するテレスコピッ ク動作も可能とされ、ステアリングホイール2の位置が運転者の体格や好みに応 じて任意に調整できるようになっている。
【0016】 このようなステアリングコラム1において、コラムカバー3は、図2および図 3にも示すように、コラムシャフトの軸線方向に沿ってホイール側とインストル メントパネル側とに分割され、この分割されたホイール側カバー4とインストル メントパネル側カバー5とが、コラムシャフトの軸線方向aに沿ってスライド可 能に嵌合している。なお、各カバー4,5は、それぞれ上下に分割されたエレメ ント4a,4b,5a,5bの組合わせによって構成されている。
【0017】 そして、各カバー4,5の内部には、ステアリングコラム1を囲む配置で複数 のスプリング、例えば4個の圧縮コイルスプリング6が設けられ、これらのスプ リング6によって、インストルメントパネル側カバー5がコラムシャフトの軸線 方向に沿ってインストルメントパネル7側に付勢されている。なお、各スプリン グ6は、ホイール側カバー4の前面内部に突設した支持ピン8、およびインスト ルメントパネル側カバー5の内面にブラケット9を介して突設した支持ピン10 によってそれぞれ両端部が支持されている。
【0018】 さらに、インストルメントパネル7の表面部位には、インストルメントパネル 側カバー5を受止める遮蔽面部7aが設けられ、この遮蔽面部7aに同カバー5 の先端に形成された鉤状折曲部5´がスライド可能に接合するようになっている 。なお、インストルメントパネル7の上方には、メータ11が設けられている。
【0019】 以上のように構成された本実施例のステアリングコラムカバー支持構造による と、インストルメントパネル側カバー5が、スプリング6によって常時インスト ルメントパネル7側に付勢され、インストルメントパネル7の表面部位に設けた 遮蔽面部7aで受止められる。
【0020】 すなわち、図4に示すように、ステアリングコラム1がチルト動作によって所 定範囲Sで上下方向に移動し、またテレスコピック動作によって所定範囲Lでス テアリングコラムの軸線方向に移動した各状態において、インストルメントパネ ル側カバー5の鉤状折曲部5´が、スプリング6の付勢力によって常時インスト ルメントパネル7の遮蔽面部7aにスライド可能に接合保持される。例えばテレ スコピック動作によってステアリングコラム1がステアリングホイール側に突出 する場合には、各カバー4,5の嵌合度合が浅くなり、この時ホイール側カバー 4の先端部は図4にイで示す位置となり、インストルメントパネル側カバー5は スプリング6の付勢力でインストルメントパネル7側に押圧される。また、テレ スコピック動作によってステアリングコラム1がインストルメントパネル側に退 入する場合には、各カバー4,5の嵌合度合が深くなり、ホイール側カバー4の 先端部は図4にロで示す位置となり、この場合にもインストルメントパネル側カ バー5はスプリング6の付勢力でインストルメントパネル7側に押圧される。
【0021】 したがって、ステアリングコラム1がチルト動作によって下向きに移動し、か つテレスコピック動作によってステアリングホイール側に突出する状態となった 場合においても、インストルメントパネル7とインストルメントパネル側カバー 5との間に大きな隙間が生じることはない。よって、コラムカバー1全体の見栄 えと、コラムカバー1とインストルメントパネル7との継り部分の見栄えを確実 に向上させることができる。
【0022】 しかも、インストルメントパネル7側に従来のような余分な部品を使用しない ので構成が簡単であり、組立て等も容易に行える。
【0023】
【考案の効果】
以上のように、本考案によると、チルト動作およびテレスコピック動作に対応 してコラムカバーがインストルメントパネル側の隙間を簡単な構成で確実に閉塞 することができ、コラムカバー全体の見栄えと、コラムカバーとインストルメン トパネルとの継り部分の見栄えを確実に向上させることができる等の優れた効果 が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す縦断面である。
【図2】同実施例を示す斜視図である。
【図3】同実施例を示す部品の分解斜視図である。
【図4】同実施例の作用説明図図である。
【符号の説明】
1 ステアリングコラム 2 ステアリングホイール 3 コラムカバー 4 ホイール側カバー 5 インストルメントパネル側カバー 6 スプリング 7 インストルメントパネル 7a 遮蔽面部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チルト動作およびテレスコピック動作が
    可能な自動車のステアリングコラムにおいて、コラムカ
    バーを、コラムシャフトの軸線方向に沿ってホイール側
    とインストルメントパネル側とに分割し、この分割され
    たホイール側カバーとインストルメントパネル側カバー
    とをコラムシャフトの軸線方向に沿ってスライド可能に
    嵌合するとともに、前記インストルメントパネル側カバ
    ーをスプリングによってインストルメントパネル側に付
    勢し、かつ前記インストルメントパネルの表面部位に前
    記インストルメントパネル側カバーを受止める遮蔽面部
    を設けたことを特徴とするステアリングコラムカバー支
    持構造。
JP1877592U 1992-03-31 1992-03-31 ステアリングコラムカバー支持構造 Pending JPH0578665U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1877592U JPH0578665U (ja) 1992-03-31 1992-03-31 ステアリングコラムカバー支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1877592U JPH0578665U (ja) 1992-03-31 1992-03-31 ステアリングコラムカバー支持構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0578665U true JPH0578665U (ja) 1993-10-26

Family

ID=11981012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1877592U Pending JPH0578665U (ja) 1992-03-31 1992-03-31 ステアリングコラムカバー支持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0578665U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19644171B4 (de) * 1996-10-24 2005-11-24 Adam Opel Ag Verkleidung für eine axial und in der Höhe verstellbare Lenksäule
WO2009087982A1 (ja) 2008-01-10 2009-07-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha ステアリングコラムカバー構造
FR3106116A1 (fr) * 2020-01-15 2021-07-16 Faurecia Interieur Industrie Dispositif de masquage pour ensemble de direction

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19644171B4 (de) * 1996-10-24 2005-11-24 Adam Opel Ag Verkleidung für eine axial und in der Höhe verstellbare Lenksäule
WO2009087982A1 (ja) 2008-01-10 2009-07-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha ステアリングコラムカバー構造
FR3106116A1 (fr) * 2020-01-15 2021-07-16 Faurecia Interieur Industrie Dispositif de masquage pour ensemble de direction

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4642651B2 (ja) 車両のブラインド部材、及び、そのブラインド部材を用いる間隙遮蔽構造
JPH0578665U (ja) ステアリングコラムカバー支持構造
US10814903B2 (en) Steering column assembly for vehicle
JPH0757207B2 (ja) 座席構造枠組
JPH0529185Y2 (ja)
JPS60148739A (ja) 車輌用バツクミラ−
JPS6350170Y2 (ja)
JP7006123B2 (ja) 車両用ペダルの後退抑止構造
JP2604056Y2 (ja) キャブチルト装置
JPH0224369Y2 (ja)
JP3248347B2 (ja) 車両用ドアグリップ
JP3810658B2 (ja) ステアリングコラムカバー装置
JP2588335Y2 (ja) ステアリングコラムの揺動支持装置
JP6695818B2 (ja) 前倒式ヘッドレスト装置
JP2000177600A (ja) ステアリングコラムカバー装置
KR100814748B1 (ko) 자동차의 틸트식 조향장치
JPH0120937Y2 (ja)
JPH045383Y2 (ja)
JPS635945Y2 (ja)
KR0164721B1 (ko) 스티어링 컬럼의 틸팅 레버 장치
JPH055084Y2 (ja)
JPH0442183Y2 (ja)
JPS61226382A (ja) 自動2輪車用バツクレストのリクライニング装置
JPS6344281Y2 (ja)
JPH0224368Y2 (ja)