JPH0578630U - テーブル付きシート - Google Patents

テーブル付きシート

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JPH0578630U
JPH0578630U JP2725092U JP2725092U JPH0578630U JP H0578630 U JPH0578630 U JP H0578630U JP 2725092 U JP2725092 U JP 2725092U JP 2725092 U JP2725092 U JP 2725092U JP H0578630 U JPH0578630 U JP H0578630U
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JP
Japan
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stay
seat
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JP2725092U
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Inventor
芳文 鈴木
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Shiroki Corp
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Shiroki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートバックの後方に、収納位置と後傾位置
との間を回動可能なステーを設け、このステーの自由端
側に、使用位置と格納位置との間を回動可能なテーブル
を設けたテーブル付きシートにおいて、ステーとテーブ
ルをシートバック背部に収めたとき、これらをその位置
に保持するロック装置を不要にする。 【構成】 テーブル12とステー8をシートバック4の
背部に収めたとき、テーブル12をその位置に保持する
ばねと、ステー8をこの位置に保持するガススプリング
26を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はテーブル付きシートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
鉄道車両、自動車、航空機、船舶、或いは劇場などの屋内外にテーブル付きシ ートを配設し、その後方のシートの着座者が、テーブルを物置きなどとして利用 できるようにすることは従来より周知である。図8はその一従来例を示す側面図 である。
【0003】 ここに示したテーブル付きシート1aは、着座者の尻部を支えるシートクッシ ョン2aと、着座者の背部を支えるシートバック4aとを有し、シートバック4 aの後方側にはステー8aが配置されている。かかるステー8aの基端側は枢ピ ン11aを介してシートクッション2aに対して前後方向に傾動可能に支持され 、ステー8aの自由端側にはヒンジピン13aを介してテーブル12aが枢支さ れ、該テーブル12aは実線で示した使用位置と鎖線で示した格納位置との間を 回動することができる。
【0004】 上述のテーブル12aは、テーブル付きシート1aの後方(図の右方)に配置 された図示していないシートの着座者によって利用されるものであり、図8に示 した例では、使用位置にもたらされたテーブル12aの保持溝18aにコップや 缶などの飲料容器17aを載置できるように構成されている。
【0005】 テーブル12aを収納するには、飲料容器17aを保持溝18aから外し、該 テーブル12aを一点鎖線で示した格納位置に回動すると共に、ステー8aを矢 印A方向に旋回させ、これをシートバック背部に形成された凹部14aの収納位 置に収める。
【0006】 このように、ステー8aは、シートバック背部の収納位置と、これよりも後方 側に傾いた後傾位置(図8に示した位置)との間を前後方向に傾動可能に枢支さ れ、テーブル12aの非使用時には、該テーブル12aとステー8aをシートバ ック4aの背部に収納しておくことができる。これにより、テーブル12aとス テー8aが着座者の邪魔となる不具合を阻止できる。
【0007】 ところが、従来のテーブル付きシート1aにおいては、ステー8aとテーブル 12aをシートバック背部に収納したとき、ステー8aが図8に示した後傾位置 に回動してしまうことを阻止するため、ステー8aとテーブル12aをシートバ ック背部の収納位置に不動に保持しておく図示していないロック装置を設ける必 要があった。ところがこのようなロック装置を有していると、ステー8aとテー ブル12aをシートバック4aの背部に収めたとき、或いはこれらを図8に示し た位置に回動させるとき、その都度、ロック装置をロック状態又はアンロック状 態に操作しなければならず、その操作性が低下する。
【0008】 またテーブル12aはヒンジピン13aを介してステー8aに枢支されている だけであるため、使用位置にあるテーブル12aに着座者の体が当ったり、或い はこれに激しい振動が加えられると、当該テーブル12aが簡単に矢印B方向に 回動し、飲料容器17aが倒れるおそれがあった。同様に、ステー8も枢支ピン 11aを介して枢支されているだけであるため、これに着座者の体が当ると、該 ステー8aがその後傾位置から前方側へ回動し、飲料容器17aが倒れるおそれ がある。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、上記従来の欠点を除去し、簡単な構成によって飲料容器の倒 れを防止できると共に、テーブルとステーを使用していないとき、これらをロッ クするロック装置を不要としたテーブル付きシートを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】 本考案は、上記目的を達成するため、着座者の尻部を支えるシートクッション と、着座者の背部を支えるシートバックと、該シートバックの後方側に配置され 、かつシートバック背部の収納位置とこれよりも後方側に傾いた後傾位置との間 を前後方向に傾動可能に枢支されたステーと、該ステーの自由端側に、使用位置 と格納位置との間を回動可能に枢支されたテーブルと、該テーブルをその使用位 置又は格納位置に向けて回動付勢する第1のばね手段と、前記ステーをその収納 位置又は後傾位置に向けて回動付勢する第2のばね手段とを具備して成るテーブ ル付きシートを提案する。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に従って詳細に説明する。
【0012】 図1は本考案一実施例のテーブル付きシート1を示す側面図であり、図2はそ の右方より見た背面図である。ここに示したシート1も、従来のテーブル付きシ ートと同様に、着座者の尻部を支えるシートクッション2と、その両側に配置さ れたアームレスト3と、着座者の背部を支えるシートバック4とを有し、シート クッション2とアームレスト3はベースフレーム5に不動に支持され、該フレー ム5は脚台6に支持されている。
【0013】 このようなシート1は、鉄道車両、バス、航空機、船舶、或いは劇場などに配 置され、このシート1の前後方向(図1の左右方向)には、当該シート1と同様 に構成された他のシートが多数配列される。
【0014】 シートバック4はその下部が、枢ピン11を介して、ベースフレーム5に対し て前後方向に傾動可能に枢支されているが、シートバック4をベースフレーム5 に不動に支持してもよい。
【0015】 シートバック4の後方側には、ほぼ上下方向に延びる一対のステー8が配置さ れ、これらのステー8は横バー9を介して一体に連結されている。これらのステ ー8は、その下部の基端側が前述の枢ピン11を介してシートクッション側、こ の例ではベースフレーム5に回動可能に支持されている。このようにステー8は その基端側がシートクッション2に対してシート1の前後方向に傾動可能に枢支 されている。
【0016】 ステー8の上部の自由端側には、シート1の後方のシート(図示せず)の着座 者によって使用されるテーブル12が、ヒンジピン13を介して回動可能に枢支 されており、かかるテーブル12の非使用時には、このテーブル12とステー8 が図1及び図2に示すように、シートバック4の背部に形成された凹部14に収 納される。このときステー8は後述するガススプリング26によってシートバッ ク背部の収納位置に保持される。
【0017】 テーブル12を使用するときは、ステー8とテーブル12を図1に一点鎖線で 示した位置まで後傾させ、図示していないストッパによってステー8をこの後傾 位置に保持し、次いでテーブル12をヒンジピン13のまわりに時計方向に回動 させ、これを図1に二点鎖線で示した位置にもたらす。かかる操作と逆の操作を 行うことによって、テーブル12とステー8をシートバック4の背部の凹部14 に収納することができる。このようにステー8は、シートバック背部の収納位置 と、これよりも後方側に傾いた後傾位置との間を傾動可能に枢支されている。
【0018】 上述のように、テーブル12は図1に一点鎖線で示した位置と二点鎖線で示し た位置との間を回動可能にステー8の自由端側に枢支されているが、前者の一点 鎖線の位置がテーブル12の格納位置であり、後者の二点鎖線の位置が使用位置 であって、ステー8を凹部14に収納しているとき、テーブル12は格納位置を 占めている。
【0019】 図3は、上述の使用位置を占めたテーブル12を斜め上方から見た図であり、 図4は同じ位置を占めたテーブル12を斜め下方から見た図である。また図5は 図3のV−V線断面図である。
【0020】 図5から判るように、テーブル12は例えば合成樹脂より成る上板15と下板 16を一体に固着した内部が中空な箱状体より成り、必要に応じてその内部に発 泡体(図示せず)などの吸音材が収容される。このようなテーブル12には、図 5に破線で示したコップ或いは缶などの飲料容器17を保持するための貫通孔1 8が形成されている。
【0021】 図5に示すように、一対のステー8の自由端側のテーブル12を向いた側の面 には、ヒンジピン13を中心とした円弧状のガイド溝24が形成され、かかるガ イド溝24に、テーブル12の側面に突設されたガイドピン25が摺動可能に嵌 合している。テーブル12が図5に実線で示したほぼ水平な使用位置を占めたと き、そのガイドピン25がガイド溝24の一方の端部に当接し、これによってテ ーブル12がその使用位置に止められる。使用位置にあるテーブル12を図5に おける反時計方向に回動して、これを一点鎖線で示した格納位置にもたらすと、 ガイドピン25は図5に一点鎖線で示す如く、ガイド溝24の他方の端部に当接 し、テーブル12のそれ以上の反時計方向への回動が阻止される。
【0022】 さらにテーブル付きシート1には、そのテーブル12をその使用位置又は格納 位置へ向けて回動付勢する第1のばね手段の一例である棒状ばね部材19が付設 されている。かかるばね部材19は図6に示すように大略U字形に形成され、そ の両端の基端部に形成されたカール部20が、図3乃至図5に示す如く、前述の 横バー9に回転可能に巻回係止されている。このばね部材19の先端部21は、 テーブル12の下板16に形成された一対の孔22を通してテーブル12の内部 に挿通されている。
【0023】 このようにして棒状ばね部材19は、その基端部のカール部20が横バー9を 介してステー8に係止され、先端部21がテーブル12に係止されており、しか も一対のカール部20と先端部21の間の2本の中間部23がテーブル12の貫 通孔18を横断して延びている。
【0024】 テーブル12を使用位置に保持し、その飲料容器保持用の貫通孔18に、その 上方から飲料容器17を嵌合すると、該容器17はその底部を棒状ばね部材19 の2本の中間部23によって下から支えられる。しかも容器17の側周面がテー ブル12の貫通孔18によって支えられ、安定状態で保持される。
【0025】 本例では、上述のように棒状ばね部材19が飲料容器17を保持する機能を有 しているが、かかるばね部材19は、使用位置にあるテーブル12がその位置か ら簡単に回動して飲料容器17が倒れてしまう不具合を阻止する機能を果すもの である。
【0026】 飲料容器17を貫通孔18から外して、テーブル12を図5に実線で示した使 用位置から一点鎖線で示した格納位置へヒンジピン13を中心として回動させる と、棒状ばね部材19も、その先端部21がテーブル12に係止されているので 、横バー9を中心としてテーブル12と共に回動する。その際、ばね部材19の 回動中心である横バー9から該ばね部材19の先端部21までの距離は、テーブ ル12の回動中心であるヒンジピン13からばね部材19の先端部21までの距 離よりも長い。
【0027】 従って、テーブル12を使用位置から図5における反時計方向に回転させると 、ばね部材19には、矢印Xで示すように、その先端部21が基端部側のカール 部20に対して離間する向きの外力が加えられ、該ばね部材19はこの向きに開 くように弾性変形する。このため、テーブル12にはばね部材19から矢印Xと 反対向きの外力Yが加えられる。かかる外力Yは、テーブル12の使用位置から の回動に伴って、ばね部材19の先端部21が横バー9とヒンジピン13を結ぶ 線Lを通るときに最大となる。
【0028】 このように、テーブル12が使用位置から格納位置へ向けて回動するとき、該 テーブル12にはばね部材19から外力Yを加えられ、その外力Yは、ばね部材 19の先端部21が上述の線Lに至るまでは、テーブル12を図5における時計 方向に回動させようとするモーメントとして作用する。また先端部21が線Lを 越えると、外力Yはテーブル12を図5における反時計方向に回動させようとす るモーメントとして作用する。すなわち、棒状ばね部材19は、テーブル12に 対して所謂支点越えばねとして作用し、該テーブル12をその使用位置又は格納 位置に向けて回動付勢する働きをなすのである。
【0029】 このため、貫通孔18に飲料容器17を保持した状態でテーブル12が使用位 置にあるとき、これに着座者の体が触れるなどして、該テーブル12に図5にお ける反時計方向の外力が加えられたとしても、当該テーブル12には、ばね部材 19によって使用位置に戻される向きのモーメントが作用するので、テーブル1 2が簡単に使用位置から回動してしまうことはなく、飲料容器17の倒れや、飲 料液のこぼれを防止することができる。
【0030】 上述した作用は、テーブル12が図5に実線で示した使用位置にあるとき、ば ね部材19がフリー状態、すなわちこれが弾性変形していない状態にあっても得 られるが、テーブル12が使用位置にあるときも、ばね部材19が矢印X方向に 開拡する向きに弾性変形した状態で該ばね部材19が取付けられていれば、テー ブル12が使用位置にあるときも、このテーブル12に対してこれが図5におけ る時計方向に回転しようとするモーメントが作用するので、該テーブル12が使 用位置から不本意に回動してしまう不具合をより確実に防止することができる。
【0031】 また、テーブル12を持ち上げてこれを格納位置に回動させるとき、ばね部材 19の先端部21が線Lを越えれば、該テーブル12には図5における反時計方 向のモーメントが作用するので、テーブル12を楽に格納位置にもたらすことが でき、該テーブル12をこの格納位置に不動に保持しておくことができる。
【0032】 一方、ステー8には、先に簡単に説明したように、一対のガススプリング26 が付設されており、かかるガススプリング26は、ステー8をその収納位置又は 後傾位置に向けて回動付勢する第2のばね手段を構成する。
【0033】 ガススプリング26は、図2及び図7に示すようにシリンダ27と、これに摺 動自在に嵌挿されたピストン(図示せず)と、該ピストンに一端を連結されたピ ストンロッド28を有し、シリンダ27の上端側がピン29を介してステー8に 枢着されている。またピストンロッド28の他端は、他のピン30を介してベー スフレーム5に枢着されている。ステー8が図7に実線で示すように、シートバ ック背部の収納位置にあるとき、ピン29,30は、共にステー8の枢ピン11 よりも、該ステー8の自由端側に寄った位置を占めている。
【0034】 ステー8を図7に一点鎖線で示した後傾位置にもたらすと、ガススプリング2 6のシリンダ27とピストンロッド28も図7に一点鎖線で示した姿勢を保つ。 ここで、ステー8を一点鎖線の後傾位置から図7における反時計方向に回動させ ていくと、ピストンロッド28がシリンダ27の内部に入り込むように、ピスト ンがシリンダ27に対して摺動し、ガススプリング26の全長が漸次縮んでいく 。このため、ステー8には図7に矢印Pで示す向きの外力がガススプリング26 から加えられる。
【0035】 かかる外力Pは、ステー8がその後傾位置と収納位置の丁度中間の位置に至る までは、ステー8を図7における時計方向に回転させようとするモーメントとし て作用する。またステー8が上述の中間位置を越えて該中間位置よりも収納位置 の側にまで回動すると、外力Pはステー8を図7における反時計方向に回動させ ようとするモーメントとして作用する。このようにガススプリング26も、前述 の棒状ばね部材19と同様に、ステー8に対して支点越えばねとして作用し、該 ステー8をその後傾位置又は収納位置に向けて回動付勢する働きをなす。
【0036】 このため、ステー8が後傾位置にあるとき、これに着座者の体が触れるなどし て該ステーに図7における反時計方向の外力が加えられたとしても、当該ステー 8が簡単に後傾位置から回動してしまうことはなく、飲料容器17の倒れや、飲 料液のこぼれを防止することができる。
【0037】 上述した作用は、ステー8が図7に一点鎖線で示した後傾位置にあるとき、ガ ススプリング26がフリー状態、すなわちこれがステー8に対して外力Pを加え ていない状態にあっても得られるが、ステー8が後傾位置にあるときも、ガスス プリング26がステー8に対して矢印P方向の外力を加えるように、該スプリン グ26を取付ければ、ステー8が後傾位置にあるときも、このステー8に対して これが図7における時計方向に回転しようとするモーメントが作用するので、該 ステー8が後傾位置から不本意に回動してしまう不具合をより確実に防止するこ とができる。
【0038】 またステー8を持ち上げてこれを収納位置に回動させるとき、ステー8が前述 の中間位置を越えれば、該ステー8には図7における反時計方向のモーメントが 作用するので、ステー8を楽に収納位置にもたらすことができる。
【0039】 しかも、ステー8が収納位置に至ったときも、このステー8にはガススプリン グ26によって図7における反時計方向のモーメントが付与されるので、当該ス テー8はこの収納位置に不動に保持される。このとき、テーブル12もその格納 位置を占め、前述のようにばね部材19によって格納位置に保持されるので、結 局ステー8とテーブル12は、共に図2に示した如くシートバック4の背部に不 動に保持される。このため、ステー8やテーブル12を収納位置に保持するロッ ク装置を設ける必要はなく、ステー8を後傾位置にもたらすべきとき、或いはこ れを収納位置にもたらしたとき、これをロックする操作は不要となる。すなわち 、収納位置にあるステー8を単に後方側へ傾動させるだけでこれを後傾位置にも たらし、次いでテーブル12を後方側へ回動させるだけで、これをその使用位置 にもたらしてこれらを保持することができ、逆の操作を行うだけで、これらをシ ートバック背部に収納して保持することができるのである。
【0040】 図示した実施例では、テーブルをその使用位置又は格納位置に向けて回動付勢 する第1のばね手段として、棒状ばね部材19を使用し、これによって飲料容器 17の底部を保持できるように構成したため、飲料容器を保持するテーブル12 の保持部を、図8に示した従来例のように有底溝18aとせず、完全にテーブル 12を貫通した貫通孔18として形成でき、容器17の保持機能を高めることが でき、特に有利であるが、第1のばね手段を、ばね部材19以外の適宜な手段、 例えばガススプリング、引張ばね、或いはねじりコイルばねなどによって構成す ることもできる。
【0041】 同様に、ステー8をその収納位置又は後傾位置に向けて回動付勢する第2のば ね手段についても、これをガススプリング以外の適宜な手段によって構成するこ とができる。
【0042】 本考案は、飲料容器17用の貫通孔18やその保持溝などが形成されていない テーブルを有するシートにも支障なく適用できるものである。
【0043】
【考案の効果】
本考案によれば、シートバック背部に収められたステー及びテーブルを第1及 び第2のばね手段によって保持できるので、これらをロックするロック装置を省 略でき、その操作性を高めることができる。
【0044】 しかも後傾位置にあるステーないしは使用位置にあるテーブルに、着座者の体 が触れたり、これらに振動が加えられても、第1及び第2のばね手段の付勢作用 によって、テーブルやステーが回動してしまうことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例のテーブル付きシートの側面図
である。
【図2】図1の背面図である。
【図3】テーブルを使用位置にもたらしたときの斜視図
である。
【図4】図3に示したテーブルを斜め下方から見たとき
の斜視図である。
【図5】図3のV−V線断面図である。
【図6】棒状ばね部材の斜視図である。
【図7】ガススプリングの作用を説明する図である。
【図8】従来のテーブル付きシートの側面図である。
【符号の説明】
1 テーブル付きシート 2 シートクッション 4 シートバック 8 ステー 12 テーブル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着座者の尻部を支えるシートクッション
    と、着座者の背部を支えるシートバックと、該シートバ
    ックの後方側に配置され、かつシートバック背部の収納
    位置とこれよりも後方側に傾いた後傾位置との間を前後
    方向に傾動可能に枢支されたステーと、該ステーの自由
    端側に、使用位置と格納位置との間を回動可能に枢支さ
    れたテーブルと、該テーブルをその使用位置又は格納位
    置に向けて回動付勢する第1のばね手段と、前記ステー
    をその収納位置又は後傾位置に向けて回動付勢する第2
    のばね手段とを具備して成るテーブル付きシート。
JP2725092U 1992-03-31 1992-03-31 テーブル付きシート Pending JPH0578630U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2725092U JPH0578630U (ja) 1992-03-31 1992-03-31 テーブル付きシート

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JP2725092U JPH0578630U (ja) 1992-03-31 1992-03-31 テーブル付きシート

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006327286A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Shiroki Corp シート背面用テーブルの支持構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6325148A (ja) * 1986-07-16 1988-02-02 Tachi S Co Ltd 引出し式テ−ブル装置

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