JP2746070B2 - アームレスト付きシートの折畳み式テーブル構造 - Google Patents

アームレスト付きシートの折畳み式テーブル構造

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JP2746070B2 JP5202859A JP20285993A JP2746070B2 JP 2746070 B2 JP2746070 B2 JP 2746070B2 JP 5202859 A JP5202859 A JP 5202859A JP 20285993 A JP20285993 A JP 20285993A JP 2746070 B2 JP2746070 B2 JP 2746070B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば鉄道車両等に乗物
用座席として用いて好適なベンチタイプの車両用シート
等によるアームレスト付きシートにおいて、該アームレ
スト部分に格納又は引出し可能な状態で簡易型の折畳み
式テーブルを組付けてなるアームレスト付きシートの折
畳み式テーブル構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば電車等の鉄道車両やバス、或いは
航空機等の乗物用座席として、二人掛け用腰掛けとなる
ベンチシートが用いられている。このようなシートで
は、左、右両サイド部に肘掛けとしてアームレストが一
般に付設されている。
【0003】更に、上述したような乗物用のシートにあ
っては、着座者が食事をしたり、適宜の小物を載せた
り、メモ書き等の作業台として使用することを目的とし
て折畳み自在なテーブルが付設されていた。このような
折畳み式テーブルを有するアームレスト付きシートとし
て従来一般には、図5の(a),(b),(c)に示す
ようなものが知られている。
【0004】これを簡単に説明すると、図中、1は乗物
の床面2上に方向転換装置3となる支持用台座を介して
回動可能な状態で設けられたベンチタイプのシートで、
このシート1は、シートクッション4及びその背面側で
リクライニング機構(図示せず)を介して傾動可能な状
態で立設されるシートバック5等を備えている。尚、前
記方向転換装置3は、シート1の着座時の向きを乗物の
進行方向に合わせて、或いは着座者の好みに応じて、着
座方向を任意に選択するために設けられるが、必ずしも
必要なものではない。
【0005】図中6はシート1の左、右両側部(片側の
みを図示する)に肘掛けとして設けられたボックス型の
アームレストで、このアームレスト6内は中空状態で形
成されると共に、その上端部には開閉自在な状態で肘当
て7が設けられている。
【0006】図中8はシート1での補助テーブルとして
付設される折畳み式テーブルで、このテーブル8は、不
使用時にはアームレスト6内にテーブル面が略垂直姿勢
状態で格納されている。そして、このテーブル8を使用
する際には、図5の(a),(b)から明らかなよう
に、肘当て7を開動作させた状態で上方に持ち上げ回動
させ、更にその回動方向とは直交する横方向に押し倒す
ように回動させて水平姿勢とすることにより、テーブル
8を展開させ、テーブル面を利用できるようになってい
た。
【0007】尚、このテーブル8は、アームレスト6の
上端部前方に設けたヒンジ機構部を回動軸中心として持
ち上げ方向への回動、展開方向への回動によって、格
納、引出し可能に構成されるが、その詳細な構造は省略
する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな従来のシート1における折畳み式テーブル構造で
は、アームレスト6をボックス形状で形成し、その内部
にテーブル8を格納自在に構成すると共に、肘当て7を
開閉可能に設けることが必要で、アームレスト6の構造
が限定され、デザイン上での自由度を確保できないと言
う不具合を生じている。
【0009】更に、上述した従来のシート1では、肘当
て7を開けた状態で、テーブル8を引出し回動させた
り、格納するように回動させたりすることが必要であ
り、構造が複雑化すると言う問題を生じている。然も、
このようなシート1では、肘当て7を開けたり、テーブ
ル8の展開時或いは格納時にこの肘当て7を閉じたりす
ることが必要で、操作性の面でも問題を生じており、こ
れらの問題点を一掃できるような何らかの対策を講じる
ことが必要とされている。
【0010】特に、この種のシート1では、アームレス
ト6を付設するにあたって、アームレスト6を有するも
のと無しのものとを、別々の部品で形成することが必要
であり、これらの構造変更に応じて別々のアームレスト
を準備することが必要で、部品の共通化が図れない等と
言った問題もあり、このような点にも配慮しなければな
らない。
【0011】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、シートサイド部に設けられるアームレスト
の形状、構造に自由度を与え、更にこれに簡易型構造に
よる折畳み式テーブルを、簡単な操作で然も適切に且つ
確実に格納、引出し可能に設けてなるアームレスト付き
シートの折畳み式テーブル構造を得ることを目的として
いる。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような要請に応える
ために本発明の請求項1に係るアームレスト付きシート
の折畳み式テーブル構造は、少なくとも肘掛け位置に上
側アーム部を有しシートサイド部に設けられたアームレ
ストと、このアームレストの上側アーム部先端にテーブ
ル面を垂直姿勢で回動させるヒンジ部と、該ヒンジ部と
直交する方向にテーブル面を回動させて水平姿勢とする
テーブル展開用軸支部とを介して回動可能に設けられた
折畳み式テーブルとを備えるアームレスト付きシートの
折畳み式テーブル構造において、前記上側アーム部の先
端部に前方が開放された断面略コ字状を呈するホルダを
固着し、該ホルダの断面略コ字状の両側部間にヒンジ部
を設け、該ヒンジ部にヒンジプレートを設け、前記ヒン
ジプレートに折畳み式テーブルを前記テーブル展開用軸
支部を介して取付け、前記折畳み式テーブルの格納時に
は前記アームレストの上側アーム部下方にテーブル面を
垂直姿勢とした状態で回動されて収納されると共に、引
出し時には、このテーブル面を垂直姿勢としたままの状
態で、アームレスト前方、更に上方にかけて前記ヒンジ
部により回動され、且つアームレストの上側アーム部上
方まで回動された時に、前記折畳み式テーブル基端側の
テーブル展開用軸支部によりテーブル面が水平姿勢とな
るまで回動動作されるように構成されていることを特徴
とする。
【0013】又、本発明の請求項2に係るアームレスト
付きシートの折畳み式テーブル構造は、断面略コ字状を
呈するホルダのヒンジ部に前記ヒンジプレートと共に挟
み込まれて保持される保持プレートを設け、該保持プレ
ート内に形成された凹部内に一端がヒンジプレートに、
他端が保持プレートに固定されたコイルばねを組込み、
該コイルばねにより、前記折畳み式テーブルを、格納位
置からアームレスト前方に回動されるまでは該テーブル
を格納方向に付勢すると共に、この前方位置から上方位
置まで回動させる時に、テーブルを上方に回動させるよ
うな付勢力を死点越えによって与えるように構成したこ
とを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明の請求項1のアームレスト付きシートの
折畳み式テーブル構造によれば、前記上側アーム部の先
端部に前方が開放された断面略コ字状を呈するホルダを
固着し、該ホルダの断面略コ字状の両側部間にヒンジ部
を設け、該ヒンジ部にヒンジプレートを設け、前記ヒン
ジプレートに折畳み式テーブルを前記テーブル展開用軸
支部を介して取付けたので、アームレスト先端部にヒン
ジ部、テーブル展開用軸支部を介して付設される折畳み
式テーブルを、格納時の垂直姿勢から引出し時の水平姿
勢に引き出す際に、テーブルをヒンジ部によりアームレ
ストのアーム部下方から前方、更に上方にかけて回動さ
せると共に、上方位置で水平姿勢となるように展開用軸
支部により押し倒し回動させることによって、テーブル
としての使用が可能となる。又、格納時には、上述した
とは逆に回動動作させると良い。
【0015】更に、本発明の請求項2のアームレスト付
きシートの折畳み式テーブル構造によれば、断面略コ字
状を呈するホルダのヒンジ部に前記ヒンジプレートと共
に挟み込まれて保持される保持プレートを設け、該保持
プレート内に形成された凹部内に一端がヒンジプレート
に、他端が保持プレートに固定されたコイルばねを組み
込んだので、テーブルを格納位置からアームレスト前方
に回動されるまではテーブルを格納方向に付勢し、前方
位置から上方位置まで回動させる際にはテーブルを上方
に回動させるような付勢力を、死点越えにより与えるこ
とが可能となる。従って、折畳み式テーブルの格納、引
出しを安定した操作できわめて簡単に然も確実に行なえ
る。
【0016】
【実施例】図1乃至図4(a),(b),(c)は本発
明に係るアームレスト付きシートの折畳み式テーブル構
造の一実施例を示し、これらの図において前述した図5
の(a),(b),(c)と同一又は相当する部分には
同一番号を付して詳細な説明は省略する。尚、図4の
(c)において符号9はこの種のアームレスト付きシー
ト1が載置される乗物でのシート側部に位置する窓側等
の側壁面で、シート1が方向転換のために矢印で示す如
く、回動された時にこの側壁面9と干渉しないような状
態で、折畳み式テーブル8の形状、付設位置等が設定さ
れている。
【0017】さて、本発明によれば、図1乃至図4
(a),(b),(c)から明らかなように、少なくと
も肘掛け位置に上側アーム部11を有しシート1の左、
右サイド部(一方のみを示す)に設けられたアームレス
ト10と、このアームレスト10の上側アーム部11先
端にテーブル面8aを垂直姿勢で回動させるヒンジ部1
3とこのヒンジ部13と直交する方向にテーブル面8a
を回動させて水平姿勢とするテーブル展開用軸支部14
とを介して回動可能に設けられた折畳み式テーブル8を
備えている。
【0018】ここで、本実施例では、シートサイド部の
アームレスト10を、図4(a),(b),(c)に示
されるように、上、下側アーム部11,12を有する略
コ字状を呈する簡易型構造により構成する。そして、こ
のアームレスト10の上側アーム部11先端にヒンジ部
13を介して折畳み式テーブル8を、そのテーブル面8
aが垂直姿勢となる状態で上、下側アーム部11,12
間に位置する格納位置(図1、図4(a),(b),
(c)において実線で示す位置)、アームレスト10の
前方から上方にかけて回動されるように構成する。
【0019】更に、テーブル8の基端部でヒンジ部13
との間に設けたテーブル展開用軸支部14により、テー
ブル面8aが水平姿勢(図4の(b),(c)参照)と
なるように回動させるように構成している。尚、図4の
(a)において10aは肘当てであるが、本発明ではこ
の肘当て10aは上側アーム部11上に固定的に設けら
れている。
【0020】即ち、折畳み式テーブル8は、格納時にお
いてアームレスト10の上側アーム部11下方にテーブ
ル面8aを垂直姿勢とした状態で回動されて収納される
と共に、引出し時には、このテーブル面8aを垂直姿勢
としたままの状態で、図1、図4の(a)に示すよう
に、アームレスト10前方、更に上方にかけて前記ヒン
ジ部13により回動される。
【0021】又、アームレスト10の上側アーム部11
上方まで回動された時に、折畳み式テーブル8の基端側
のテーブル展開用軸支部14によりテーブル面8aが水
平姿勢となるまで回動動作され、補助テーブルとして使
用可能になっている。
【0022】ここで、このようなアームレスト10付き
シート1における折畳み式テーブル構造によれば、折畳
み式テーブル8を、上側アーム部11上でヒンジ部13
で所望の方向に付勢するためのトグル機構20を付設し
ている。そして、該テーブル8を格納位置からアームレ
スト10前方に回動されるまでは該テーブル8を格納方
向に付勢すると共に、この前方位置から上方位置まで回
動させる時に、テーブル8を上方に回動させるような付
勢力を死点(デッドポイントD)越えによって与えるよ
うにし、テーブル8の格納、引出し使用を容易に然も確
実に行なえるように構成している。
【0023】尚、図1及び図4の(a)において符号1
5,16はアームレスト10の上側アーム部11の下側
部とテーブル8の側縁部に設けられた磁気吸着を利用し
た係止保持手段となるマグネット及び鉄片等による被吸
着片で、テーブル8を格納時に安定して係止保持するた
めのものである。
【0024】又、上述したトグル機構20は、図1乃至
図3の(a),(b),(c),(d)から明らかなよ
うに、アームレスト10の上側アーム部11先端部に付
設される前方が開放された断面略コ字状を呈するホルダ
22と、このホルダ22内でヒンジ部13により回動可
能に軸支されるヒンジプレート25と、ホルダ22内で
ヒンジプレート25と共に挟み込まれて保持される保持
プレート26と、この保持プレート26内に形成される
凹部26a内に組込まれ一端がヒンジプレート25に、
他端が保持プレート26に固定されることにより、ヒン
ジプレート25及びこれを介してテーブル8に所望の方
向への付勢力を与える捻りコイルばね21等によって構
成されている。
【0025】そして、テーブル8を、垂直姿勢のままで
格納状態から引出し回動させると、図3の(a)から
(b)、(c)に示すように、ばね21を順次捻りなが
ら、移動し、図3の(b)においてPで示すように、ヒ
ンジ部13とばね21の両端部とが一直線上に位置する
ようになった時点で、デッドポイントDを越え、付勢方
向が変換されることになる。即ち、ばね21による回動
モーメントの付勢方向が、格納方向から上方への引出し
方向への変換され、図3の(c)で示す上方位置にまで
テーブル8を回動させることができる。
【0026】この状態において、テーブル8を軸支部1
4において展開方向に回動させると、テーブル8の使用
が図4の(b),(c)に示されるように可能となる。
【0027】一方、テーブル8を使用状態から格納する
際において、図3の(d)に示す状態位置に至ると、ば
ね21による付勢力Xがヒンジ部13に作用し、その分
力Yと回転中心Oまでの距離1によりテーブル8を回転
させようとするモーメントMは、Y×1となるため、デ
ッドポイントDを越えた時点からの付勢方向が変わり、
テーブル8を初期位置まで格納できることになる。
【0028】ここで、上述した構成では、トグル機構2
0でのばね21による付勢力の死点(デッドポイント
D)を、図1に示す如く、水平方向よりも上側に位置さ
せ、テーブル8の重さを考慮している。そして、このよ
うなばね21によるデッドポイントDの設定を行なう
と、テーブル8の自重により、略水平状態が現実のデッ
ドポイントとなることは容易に理解されよう。
【0029】そして、上述した構成によれば、従来のよ
うにアームレスト10をテーブル格納可能なボックス型
構造で構成し、テーブル8を格納、引出し可能に設ける
必要がなくなり、アームレスト構造がきわめて簡単で、
形状も自由に選択でき、コスト的にも安価にできる。
【0030】更に、上述した構成では、簡易型の折畳み
式テーブル8を、アームレスト10の上側アーム部11
先端部にテーブル展開用軸支部14やヒンジ部13を介
して取付けるだけで良く、折畳み式テーブル8をユニッ
ト化できると共に、特別な取付けスペースも必要無く、
構造が簡単で、組立性、コスト面でも優れている。
【0031】又、上述した構成によれば、上述したヒン
ジ部13にテーブル8を所望の方向に付勢するためのト
グル機構20を組込み、テーブル8が格納位置からアー
ムレスト10前方に回動されるまでは、テーブル8を格
納方向に付勢すると共に、この前方位置から上方位置ま
で回動させる際には、テーブル8を上方に回動させるよ
うな付勢力を死点(デッドポイントD)越えにより与え
ることができることから、折畳み式テーブル8の格納、
引出しを安定した操作できわめて簡単に然も確実に行な
える。
【0032】尚、本発明は上述した実施例構造に限定さ
れず、各部の形状、構造等を、必要に応じて適宜変形、
変更することは自由である。例えば折畳み式テーブル8
等の形状等を適宜変形してもよい。更に、折畳み式テー
ブル8を回動させるヒンジ部13やテーブル展開用軸支
部14、テーブル8に付勢力を与えるトグル機構20と
しても、適宜の変形例が考えられよう。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
係るアームレスト付きシートの折畳み式テーブル構造に
よれば、前記上側アーム部の先端部に前方が開放された
断面略コ字状を呈するホルダを固着し、該ホルダの断面
略コ字状の両側部間にヒンジ部を設け、該ヒンジ部にヒ
ンジプレートを設け、前記ヒンジプレートに折畳み式テ
ーブルを前記テーブル展開用軸支部を介して取付けるよ
うに構成したので、簡単な構造であるにも関わらず、以
下のような種々優れた効果を奏する。
【0034】即ち、従来のようにアームレストを箱型構
造で構成し、テーブルを格納、引出し可能に設けたり、
肘当てを開閉自在に設けたりする必要がなくなり、アー
ムレスト構造が簡単で、形状も自由に選択でき、コスト
的にも安価である。
【0035】更に、本発明によれば、簡易型の折畳み式
テーブルを、アームレスト先端部に折畳み軸支部やヒン
ジ部を介して取付けるだけで良く、折畳み式テーブルの
ユニット化が図れるばかりでなく、特別な取付けスペー
スも必要無く、構造が簡単で、組立性、コスト面でも優
れている。
【0036】又、本発明の請求項2に係るアームレスト
付きシートの折畳み式テーブル構造によれば、断面略コ
字状を呈するホルダのヒンジ部に前記ヒンジプレートと
共に挟み込まれて保持される保持プレートを設け、該保
持プレート内に形成された凹部内に一端がヒンジプレー
トに、他端が保持プレートに固定されたコイルばねを組
み込み、該コイルばねにより、前記折畳み式テーブル
を、格納位置からアームレスト前方に回動されるまでは
該テーブルを格納方向に付勢すると共に、この前方位置
から上方位置まで回動させる時に、テーブルを上方に回
動させるような付勢力を死点越えによって与えるように
構成したので折畳み式テーブルの格納、引出しを安定し
た操作できわめて簡単に然も確実に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアームレスト付きシートの折畳み
式テーブル構造の一実施例を示す要部構成と動作状態と
を説明するための要部拡大図。
【図2】図1のII−II線断面図。
【図3】折畳み式テーブル及びトグル機構の動作状態
を、(a),(b),(c),(d)により順を追って
説明するための要部を拡大した動作説明図。
【図4】本発明を適用したアームレスト付きシートの要
部を示し、(a)は概略側面図、(b)は概略正面図、
(c)は概略平面図。
【図5】従来構造を説明するための乗物用シートを示
し、(a)は概略側面図、(b)は要部正面図、(c)
は要部平面図。
【符号の説明】
1 アームレスト付きシート 4 シートクッション 5 シートバック 8 折畳み式テーブル 8a テーブル面 10 アームレスト 11 上側アーム部 12 下側アーム部 13 ヒンジ部 14 テーブル展開用軸支部 15 マグネット 16 被吸着部 20 トグル機構

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも肘掛け位置に上側アーム部を
    有しシートサイド部に設けられたアームレストと、この
    アームレストの上側アーム部先端にテーブル面を垂直姿
    勢で回動させるヒンジ部と、該ヒンジ部と直交する方向
    にテーブル面を回動させて水平姿勢とするテーブル展開
    用軸支部とを介して回動可能に設けられた折畳み式テー
    ブルとを備えるアームレスト付きシートの折畳み式テー
    ブル構造において、 前記上側アーム部の先端部に前方が開放された断面略コ
    字状を呈するホルダを固着し、該ホルダの断面略コ字状
    の両側部間にヒンジ部を設け、該ヒンジ部にヒンジプレ
    ートを設け、前記ヒンジプレートに折畳み式テーブルを
    前記テーブル展開用軸支部を介して取付け、 前記折畳み式テーブルの格納時には前記アームレストの
    上側アーム部下方にテーブル面を垂直姿勢とした状態で
    回動されて収納されると共に、引出し時には、このテー
    ブル面を垂直姿勢としたままの状態で、アームレスト前
    方、更に上方にかけて前記ヒンジ部により回動され、 且つアームレストの上側アーム部上方まで回動された時
    に、前記折畳み式テーブル基端側のテーブル展開用軸支
    部によりテーブル面が水平姿勢となるまで回動動作され
    るように構成されていることを特徴とするアームレスト
    付きシートの折畳み式テーブル構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアームレスト付きシート
    の折畳み式テーブル構造において、 前記断面略コ字状を呈するホルダのヒンジ部に前記ヒン
    ジプレートと共に挟み込まれて保持される保持プレート
    を設け、該保持プレート内に形成された凹部内に一端が
    ヒンジプレートに、他端が保持プレートに固定されたコ
    イルばねを組み込み、該コイルばねにより、前記折畳み
    式テーブルを、格納位置からアームレスト前方に回動さ
    れるまでは該テーブルを格納方向に付勢すると共に、こ
    の前方位置から上方位置まで回動させる時に、テーブル
    を上方に回動させるような付勢力を死点越えによって与
    えるように構成したことを特徴とするアームレスト付き
    シートの折畳み式テーブル構造。
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