JPH057828U - 階段部材 - Google Patents

階段部材

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Publication number
JPH057828U
JPH057828U JP064260U JP6426091U JPH057828U JP H057828 U JPH057828 U JP H057828U JP 064260 U JP064260 U JP 064260U JP 6426091 U JP6426091 U JP 6426091U JP H057828 U JPH057828 U JP H057828U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
edge
decorative cover
riser
front side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP064260U
Other languages
English (en)
Inventor
二郎 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP064260U priority Critical patent/JPH057828U/ja
Publication of JPH057828U publication Critical patent/JPH057828U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04FFINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
    • E04F11/00Stairways, ramps, or like structures; Balustrades; Handrails
    • E04F11/02Stairways; Layouts thereof
    • E04F11/104Treads
    • E04F11/16Surfaces thereof; Protecting means for edges or corners thereof
    • E04F11/17Surfaces

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 段板の奥行き幅を確保したまま、手間をかけ
ずに階段の勾配角度の変更に対応できる階段部材を得
る。 【構成】 段板4と蹴込み板3を備えた木製階段に取り
付ける階段部材1であって、段板4の下地材41の上面
と手前側面を覆う略L字状曲がり部21を有する化粧カ
バー2と、化粧カバー2の手前側面22の下縁23に可
撓性シート5によって上縁31を接触状態に連結した蹴
込み板3とからなり、化粧カバー2の手前側面22の下
縁23と蹴込み板3の上縁31のうち少なくとも一方の
縁を該縁の長手方向に沿った曲面に形成して構成する。
これで蹴込み板3は上縁31を軸に回動でき、階段勾配
角度が変わっても段板4の奥行き幅は変わらず、又、段
板4の上下面に対する加工も不要である。更に化粧カバ
ー2の下縁23と蹴込み板3の上縁31との間の隙間が
広がらず、外観を損なわない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建築物に配置する木製階段に関する。
【0002】
【従来の技術】
建築物に配置する木製階段は、段板と蹴込み板を備えたものが多い。そして階 段の勾配角度が変わると、各段板間の垂直投影による有効段板幅、所謂踏み面と 、各段板間の高さ、所謂蹴上げの各寸法を対応して変更するが、段板を踏んだ時 の安定感を確保するため、段板の実際の奥行き幅は変えない。従って、蹴込み板 を垂直のまま奥側に寄せて配置するか、又は斜め姿勢に配置して下縁を奥側に寄 せて、段板の奥行き幅を確保する構造となる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の構造では、階段の勾配角度を変える場合の対応が煩 雑な難点がある。すなわち、蹴込み板の上縁、下縁を段板の下面と上面とに係合 させるため、溝あるいは切り欠き加工を行う手間がかかり、熟練さも必要とし、 蹴込み板を斜めに配置する場合はその板材を準備し直すことになる。 本考案は、段板の奥行き幅を確保して、階段の勾配角度の変更に容易に対応で きる階段部材を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る階段部材は、段板と蹴込み板を備えた木製階段に取り付ける階段 部材であって、前記段板の下地材の上面と手前側面を覆う略L字状曲がり部を有 する化粧カバーと、前記化粧カバーの手前側面の下縁に可撓性シートによって上 縁を接触状態に連結した蹴込み板とからなり、前記化粧カバーの手前側面の下縁 と前記蹴込み板の上縁のうち少なくとも一方の縁を、該縁の長手方向に沿った曲 面に形成して構成する。
【0005】
【作用】
蹴込み板が化粧カバーに可撓性シートで連結されていることで、蹴込み板の配 置状態が、階段手前から見て垂直姿勢から、蹴込み板の下縁を奥側に寄せる方向 に斜め姿勢に回動でき、その時に蹴込み板上縁と化粧カバーの手前側面の下縁と の接触連結部において、少なくとも一方の縁を、この縁の長手方向に沿った曲面 としていることで両縁の間隙は広がらない。
【0006】
【実施例】
図1は、本考案の階段部材の一実施例を示す縦断面図、図2は、図1の階段部 材の要部の拡大縦断面図である。 図中、1は階段部材、2は階段部材1の化粧カバー、3は同じく蹴込み板、4 は段板、5は可撓性シート、21は化粧カバー2の曲がり部、22は同じく手前 側面、23は手前側面22の下縁、31は蹴込み板3の上縁、41は段板4の下 地材である。 図1に示すように、本実施例の階段部材1は、硬質プラスチック製の化粧カバ ー2とこれに連結する同材質の蹴込み板3とで構成する。化粧カバー2は階段の 段板4の下地材41の上面及び手前側面を覆うように、略L字状の曲がり部21 を有する。この化粧カバー2と蹴込み板3とは可撓性シート5で連結する。詳細 には、化粧カバー2の手前側面22の下縁23と蹴込み板3の上縁31との間に 可撓性シート5を装着して両者を連結するものである。可撓性シート5は軟質プ ラスチックシートを用いた。蹴込み板3の幅は、この階段の最大蹴上げ高さより も若干大きい値にして準備する。
【0007】 又、図2に示すように、前記化粧カバー2の手前側面22の下縁23と、蹴込 み板3の上縁31とは各々をこれらの縁の長手方向に沿った凸状曲面に形成する 。その曲率半径は、可撓性シート5により接触連結し、回動する蹴込み板3の上 縁31の回動曲率半径にできるだけ近似させる。 以上のように構成したこの階段部材1は、図1に示すように、その化粧カバー 2を段板4の下地材41の上面と手前側面に対して接着と釘止めによって装着し 、これらの表面を覆う。これで化粧カバー2の手前側面22の下縁23に連結し た蹴込み板3は下方に垂れ下がるが、この場合、図のように、各段板4間の高さ 、つまり蹴上げ高さが低いことで、蹴込み板3は階段奥側に回動し、その下方が 段板4の奥側縁に若干傾斜した姿勢で接する。この蹴込み板3の接触部を段板4 に釘止め固定して階段が完成する。
【0008】 蹴込み板3の回動は前記可撓性シート5の可撓性によってできるが、回動中心 に近い蹴込み板3の上縁31と化粧カバー2の手前側面22の下縁23とが、前 記のように凸状曲面であるため、回動しても両者の間隙は開かず、この部分の外 観を損なわない。なお、この配置関係と作用は階段の勾配角度が変わっても維持 される。 このように階段部材1の構成は非常に簡単であり、容易に階段に取り付けられ て、段板4の奥行き幅を確保したまま、階段の勾配角度の変更に対応できる。又 、蹴込み板3が回動するため、段板4の上下各面への係合用加工は不要であり、 手間が省ける。
【0009】 本考案の階段部材は、前記実施例以外にも種々の変形が可能である。例えば、 化粧カバーの上面、特に手前側縁付近を主体に、滑り止め機能を有する突条型模 様を設けて安全性を向上させることができる。又、化粧カバーの手前側面下縁と これに接する蹴込み板の上縁とで、前者を凹状曲面に、後者を凸状曲面に形成し て組み合わせ、これらの部分の間の隙間を外部に見せないようにもでき、更に、 前者を平面のままで、後者を凸状曲面として組み合わせた簡易化した構成も可能 である。
【0010】
【考案の効果】
本考案に係る階段部材によれば、段板の奥行き幅を確保したまま、階段の勾配 角度の変更に対応できる階段が得られる。そして、段板の手前側面下縁と蹴込み 板上縁との間の隙間が大きくならず、外観を損なわない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す階段部材の縦断面図で
ある。
【図2】図1の階段部材の要部の拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1 階段部材 2 化粧カバー 3 蹴込み板 4 段板 5 可撓性シート 21 曲がり部 22 手前側面 23 下縁 31 上縁 41 下地材

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 段板と蹴込み板を備えた木製階段に取り
    付ける階段部材であって、 前記段板の下地材の上面と手前側面を覆う略L字状曲が
    り部を有する化粧カバーと、前記化粧カバーの手前側面
    の下縁に可撓性シートによって上縁を接触状態に連結し
    た蹴込み板とからなり、 前記化粧カバーの手前側面の下縁と前記蹴込み板の上縁
    のうち少なくとも一方の縁を該縁の長手方向に沿った曲
    面に形成したことを特徴とする階段部材。
JP064260U 1991-07-17 1991-07-17 階段部材 Pending JPH057828U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP064260U JPH057828U (ja) 1991-07-17 1991-07-17 階段部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP064260U JPH057828U (ja) 1991-07-17 1991-07-17 階段部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH057828U true JPH057828U (ja) 1993-02-02

Family

ID=13253048

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP064260U Pending JPH057828U (ja) 1991-07-17 1991-07-17 階段部材

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JP (1) JPH057828U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE1025653B1 (nl) * 2017-10-20 2019-05-23 Decruy Nv Multifunctioneel profiel voor traprenovatie

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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