JPS5922833Y2 - 階段の踏板 - Google Patents

階段の踏板

Info

Publication number
JPS5922833Y2
JPS5922833Y2 JP6057980U JP6057980U JPS5922833Y2 JP S5922833 Y2 JPS5922833 Y2 JP S5922833Y2 JP 6057980 U JP6057980 U JP 6057980U JP 6057980 U JP6057980 U JP 6057980U JP S5922833 Y2 JPS5922833 Y2 JP S5922833Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
end surface
tread
decorative sheet
notch groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6057980U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56161045U (ja
Inventor
脩以智 榊原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP6057980U priority Critical patent/JPS5922833Y2/ja
Publication of JPS56161045U publication Critical patent/JPS56161045U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5922833Y2 publication Critical patent/JPS5922833Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は階段を構成する踏板部分の改良に関するもので
あって、一定規格にて形成された踏板素材の厚み寸法に
何等制約を受ける事無く、任意厚み寸法の見付は部を有
する踏板を形成する事が出来る様にした事をその目的と
するものである。
近来階段の踏板素材としては、ラワン合板、パーティク
ルボード等が多用される傾向にあるのであるが、これ等
の素材はその横幅寸法、奥行きは勿論の事、その厚み迄
も一定の規格寸法にて形成されるために踏板の意匠的形
状が自ずと制限されてしまわざるを得ないのが実情であ
る。
本考案は上記の様な従来の実情に鑑みてその改善を試み
たものであって、一定規格寸法に形成された踏板素材に
対してその前縁部分を下方向に折曲げてその厚みを任意
に調整する事が出来る様に改良を加える事により、踏板
の見付は部を基盤より厚い任意の厚みに形成する事が出
来る様にし、もって一定規格寸法の踏板素材によF)’
fk観的に豪華で且つ意匠的に優れた踏板を得る事が出
来る様にした事をその特徴とするものである。
即ち本考案は、ラワン合板、パーティクルボード等の素
材を用いて形成した基盤の全踏面及び木口端面に夫々同
質の化粧シートを貼着する一方、同基盤の裏側面には前
端面寄りの任意の位置にその一部が前端面に接すること
なく且つ先端部が上記化粧シートの裏側面に到達する如
くV字型に形成する一条の切欠き溝を介して基盤の先端
寄り部分を90度角に亘って下向きに折曲させて任意厚
みの見付は部を得る様に構成した事をその要旨とするも
のである。
以下に本考案の具体的な実施例を例示の図面について説
明する。
第1図は階段構造を示す図面であって、1,1は上下庄
梁(図示省略)間に任意の傾斜角を存して架設される左
右一対のささら桁、2は同左右一対のささら桁1,1間
に適宜の蹴上げ寸法を存して一定間隔毎に段設される踏
板、3は上下に相隣接する各一対の踏板2,2間に介装
される蹴込み板を夫々示す。
しかして本考案は上記の様な階段構造に於ける踏板2部
分の改良に関するものである。
第2図は本考案に係る踏板2の拡大された状態を表わす
図面であって、同図面に於いて4はラワン合板、パーテ
ィクルボード等の適宜の素材を用いて一定規格手法にて
形成される基盤を示す。
しかして同基盤4にはその踏面4′の全表面に亘って塩
化ビニール製の化粧シート5を貼着させる様に威す。
そして又同基盤4の前端面4″にも又上記化粧シー用へ
5′と同質の化粧シート5′を貼着させる様に威す。
一方間基盤4の裏面には、その前縁寄りの任意の位置に
断面形状略V字型の切欠き溝6をその横幅全体に亘って
刻設させる様に威す。
しかして同切欠き溝6は第3図に示す様に同切欠き溝6
の先端部6′が化粧シート5の裏側面に到達する如く基
盤4の厚み全体に亘って刻設させるとともに切欠き溝6
を構成する南斜面7,7は上記切欠き溝6の先端部6′
を起点として夫々斜め前方下方向及び斜め後方下方向に
向けて45度の傾斜角a、 aを存して拡開する如く
設ける様に威す。
そして上記切欠き溝6の南斜面7,7の双方若しくはそ
の一方に適宜の接着剤を塗布した状態にて基盤4の前縁
寄り部分を切欠き溝6の先端部6′を支点として下方向
に向けて折曲させて上記南斜面7,7が上記接着剤を介
して接合して一体化される様に成す。
しかしてこの様に切欠き溝6を介して基盤4の前縁部分
を下方向に向けて直角に折曲げる事により、第5図に示
す様にその折曲げられた垂直面が新たな見付は部として
の機能を果す事となるのである。
即ち切欠き溝6の刻設位置を任意に変える事により、任
意厚みの見付は部8を得る事が出来るのである。
本考案は以上の構成より成るものであり、士、記の様に
ラワン合板、パーティクルボード等の素材を用いて形成
した基盤4の全踏面4′及び前端面4″に夫々同質の化
粧シー1〜5,5′を貼着する一方、同基盤4の裏側面
にはその前端面4″寄りの任意の位置にその一部が前端
面4″に接することなく且つ先端部6′が化粧シー1〜
5の裏側面に到達する如く略■字型に形成する一条の切
欠き溝6を横幅方向に頁って設け、同切欠き溝6を介し
て基盤4の先端寄り部分を90度に亘って下向きに折曲
げる様に構成した事により、基盤4本来の厚み=j゛法
に何等制約される事無く任意厚みの見付は部8を形成す
る事が可能となったのである。
換言すれば、切欠き溝6の刻設位置、即ち基盤4の先端
面4″より切欠き溝6の刻設位置迄の距離寸法を任意に
調整する事により見付は部8を基盤4より厚い任意の厚
みに形成する事が可能となったので゛ある。
そしてこの様に見付は部8を基盤4より厚い任意の厚み
に形成する事が可能となった結果、一定規格寸法にて形
成される基盤により外観的に豪華で且つ意匠的に優れた
踏板を形成する事が出来るに至ったのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る踏板を具備する階段のダト観斜視
図、第2図は踏板の拡大斜視図、第3図乃至第5図は本
考案に係る踏板の製造過程を表わす側断面図で゛ある。 1・・・・・・ささら桁、2・・・・・・踏板、3・・
・・・・蹴込み板、4・・・・・・基盤、4′・・・・
・・踏面、4″・・・・・・前端面、5,5′・・・・
・・化粧シート、6・・・・・・切欠き溝、6′・・・
・・・先端部、7・・・・・・斜面、8・・・・・・見
付は部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ラワン合板、パーティクルボード等の素材を用いて形成
    した基盤の全踏面及び前端面に夫々同質の化粧シーI・
    を貼着する一方、同基盤の裏面には前端面寄りの任意の
    位置に一部が前端面に接することなく且つ先端部が上記
    化粧シートの裏側面に到達する如く略■字型に形成する
    一条の切欠き溝を設け、同切欠き溝を介して基盤の前端
    面寄り部分を90度角に亘って下向きに折曲させて成る
    階段の踏板。
JP6057980U 1980-05-01 1980-05-01 階段の踏板 Expired JPS5922833Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6057980U JPS5922833Y2 (ja) 1980-05-01 1980-05-01 階段の踏板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6057980U JPS5922833Y2 (ja) 1980-05-01 1980-05-01 階段の踏板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56161045U JPS56161045U (ja) 1981-12-01
JPS5922833Y2 true JPS5922833Y2 (ja) 1984-07-07

Family

ID=29655013

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6057980U Expired JPS5922833Y2 (ja) 1980-05-01 1980-05-01 階段の踏板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5922833Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2521379Y2 (ja) * 1990-09-25 1996-12-25 株式会社ノダ 階段仕上げ材
JPH0756431Y2 (ja) * 1990-10-01 1995-12-25 株式会社ノダ 階段仕上げ材

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56161045U (ja) 1981-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101503907B (zh) 具有被压紧边缘的建筑面板
US4756350A (en) Method of making a door with raised panels
US6786804B2 (en) Siding board for clapboard boarding and a clapboard boarding structure
JPS5922833Y2 (ja) 階段の踏板
JP4279273B2 (ja) 化粧材とこの化粧材を用いた床材又は上り框の製造方法
JPS6111392Y2 (ja)
JPS5910254Y2 (ja) 板状体
JPS5916432Y2 (ja) 階段
JP2538395B2 (ja) 装飾板の製造方法
JPS5856274Y2 (ja) 階段用すべり止め材
JPS6246725Y2 (ja)
JP3708073B2 (ja) 建築板と、その製造方法、及び該建築板の留め付け構造
JPS6139785Y2 (ja)
JPS5935725Y2 (ja) ブロツク状化粧材
JPS5926155B2 (ja) テレビ受像機用外枠の製造方法
JPS6020793Y2 (ja) 木彫扉
JPS5932663Y2 (ja) 階段の踏み面調整構造
JPS5832502Y2 (ja) 階段用踏板
JPH06328410A (ja) 木質建具・家具材とその製造法
JPH10169135A (ja) 滑り止め溝を有する建築部材、その建築部材の製造方法、及び、その建築部材を生産するプレス型
JP3222718B2 (ja) 化粧扉パネルの製造方法
JPH0371031U (ja)
JPS59196675U (ja) 可変ドア−枠材
JPS6224666Y2 (ja)
JPH0366338U (ja)