JPH0578223A - シヤンプー - Google Patents

シヤンプー

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JPH0578223A
JPH0578223A JP26888191A JP26888191A JPH0578223A JP H0578223 A JPH0578223 A JP H0578223A JP 26888191 A JP26888191 A JP 26888191A JP 26888191 A JP26888191 A JP 26888191A JP H0578223 A JPH0578223 A JP H0578223A
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JP
Japan
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collagen
hair
derived peptide
shampoo
quaternary ammonium
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Application number
JP26888191A
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English (en)
Inventor
Nobunori Fujiwara
延規 藤原
Seiji Tsujiura
誠司 辻浦
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MANDAMU KK
Original Assignee
MANDAMU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 毛髪に対するコンディショニング作用が良好
で、かつ繰り返し洗浄による毛髪の損傷が少ないシャン
プーを提供する。 【構成】 コラーゲン誘導ペプチドの第4級アンモニウ
ム誘導体と、アミノ酸系アニオン性界面活性剤またはコ
ラーゲン誘導ペプチドのアシル化物もしくはその塩と、
カチオン性界面活性剤とを含有させて、シャンプーを構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシャンプーに関し、さら
に詳しくは、毛髪に対するコンディショニング作用が良
好で、かつ繰り返し洗浄による毛髪の損傷が少ないシャ
ンプーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、モーニングシャンプーの流行や毎
晩の洗髪の実施が増え、それに対応して、パサツキが少
なく、柔軟でしっとりした感じと、使用後にはサラッと
した軽い仕上感を与えるシャンプーが多く用いられるよ
うになってきた。
【0003】これらのシャンプーの多くは、アルキル硫
酸塩またはポリアルキルエーテル硫酸塩などの比較的刺
激性の強い界面活性剤を減じるか、あるいはまったく使
用せずに、より低刺激性の活性剤を用い、また柔軟でし
っとりした感じを与えるためにカチオン性界面活性剤が
添加されている(たとえば、特開昭52−66506号
公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような工夫のみでは、長期の繰り返しの使用あるいは過
剰な洗浄によって毛髪の皮脂成分が脱脂されるととも
に、カチオン性界面活性剤の過剰な吸着が生じ、タンパ
ク成分の溶出や保湿性の低下、毛髪のパサツキなどが生
じるようになる。
【0005】したがって、本発明は、繰り返し洗浄など
による毛髪の損傷を防止し、かつ毛髪に対するコンディ
ショニング作用の良好なシャンプーを提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、コラーゲン誘
導ペプチドの第4級アンモニウム誘導体と、アミノ酸系
アニオン性界面活性剤またはコラーゲン誘導ペプチドの
アシル化物もしくはその塩と、カチオン性界面活性剤と
をシャンプーに含有させることによって、上記目的を達
成したものである。
【0007】すなわち、洗浄力を発揮させるための主成
分としては、タンパク変性作用が少なく低刺激性のアミ
ノ酸系アニオン性界面活性剤またはコラーゲン誘導ペプ
チドのアシル化物もしくはその塩を用い、かつコラーゲ
ン誘導ペプチドの第4級アンモニウム誘導体の使用によ
って毛髪を保護し、毛髪の保湿性を高めると共に、毛髪
へのカチオン性界面活性剤の過剰吸着を防ぐ。
【0008】そして、カチオン性界面活性剤によって、
毛髪を柔軟にするなどの毛髪に対するコンディショニン
グ作用を高めると共に、コラーゲン誘導ペプチドの第4
級アンモニウム誘導体による保湿性を長期間保持させる
ようにしたのである。
【0009】本発明においては、上記のようにコラーゲ
ン誘導ペプチドの第4級アンモニウム誘導体、アミノ酸
系アニオン性界面活性剤またはコラーゲン誘導ペプチド
のアシル化物もしくはその塩およびカチオン性界面活性
剤を必須成分としてシャンプーに含有させるが、これら
の必須成分について詳しく述べると以下の通りである。
【0010】コラーゲン誘導ペプチドの第4級アンモニ
ウム誘導体としては、たとえば次の一般式(I)で表さ
れるものが挙げられる。 一般式(I):
【0011】
【化2】
【0012】(式中、R1 、R2 、R3 は、R1 〜R3
のうち1個もしくは2個が炭素数8〜20のアルキル基
または炭素数8〜20のアルケニル基で、残りは炭素数
1〜3のアルキル基、炭素数1〜3のヒドロキシアルキ
ル基またはベンジル基である。Aは炭素数2〜3のアル
キレンまたは炭素数2〜3のヒドロキシアルキレンで、
4 はペプチドを構成するアミノ酸の側鎖であり、nは
2〜30である)で表されるコラーゲン誘導ペプチドの
第4級アンモニウム誘導体。
【0013】上記一般式(I)で表されるコラーゲン誘
導ペプチドの第4級アンモニウム誘導体におけるペプチ
ドとしては、たとえばコラーゲンまたはその変性物であ
るゼラチンを、たとえば酸、アルカリ、酵素などで加水
分解することによって得られる。
【0014】また、上記一般式(I)において、その側
鎖がR4 で示されるアミノ酸としては、アラニン、グリ
シン、バリン、ロイシン、イソロイシン、プロリン、フ
ェニルアラニン、チロシン、セリン、トレオニン、メチ
オニン、アルギニン、ヒスチジン、リシン、アスパラギ
ン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、シス
チン、トリプトファン、ヒドロキシプロリン、ヒドロキ
シリシン、O−ホスホセリンなどが挙げられる。
【0015】そして、これらのアミノ酸の組成比の分析
例を示すと表1の通りである。ただし、通常、タンパク
質のアミノ酸分析にあたっては、アミノ酸分析を行う前
に試料の完全加水分解を6N塩酸を用いて行うので、そ
の完全加水分解によってアスパラギンとグルタミンのア
ミド結合は加水分解されてそれぞれアスパラギン酸とグ
ルタミン酸になり、またO−ホスホセリンはセリンにな
る。
【0016】そのため、表1では、アスパラギン、グル
タミン、O−ホスホセリンなどはそれぞれアスパラギン
酸、グルタミン酸、セリンに加算されて表示されてお
り、また、トリプトファンは加水分解によって分解し消
失するため、定量することができず、したがって表1に
は表示されていない。
【0017】
【表1】
【0018】上記のように、一般式(I)で表されるコ
ラーゲン誘導ペプチドの第4級アンモニウム誘導体のペ
プチドは、コラーゲンまたはその変性物のゼラチンを
酸、アルカリ、酵素などで加水分解することによって得
られるが、その加水分解に際して、添加する酸、アルカ
リ、酵素などの量、反応温度、反応時間などを適宜選択
することによって、得られるコラーゲン誘導ペプチドの
nの値を2〜30、すなわち分子量で約200〜約45
00の好ましいものにすることができる(nの値が小さ
いときは、たまたま分子量の小さいアミノ酸がならんで
いて、n=2の時に分子量が約200になることがある
が、nの値が大きいときは、分子量の小さいアミノ酸ば
かりがならんでいることは考えられず、分子量の大きい
アミノ酸も入ってくるので、n=30のときに分子量が
約4500になることがある)。
【0019】コラーゲンまたはその変性物のゼラチンの
酸加水分解に際しては、たとえば塩酸、硫酸、リン酸、
硝酸、臭化水素酸などの無機酸、酢酸、ギ(蟻)酸など
の有機酸が用いられる。
【0020】アルカリ加水分解に際しては、たとえば水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、水
酸化バリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リ
チウムなどの無機アルカリが用いられる。
【0021】また、酵素による加水分解に際しては、た
とえばペプシン、プロクターゼA、プロクターゼBなど
の酸性タンパク分解酵素、パパイン、ブロメライン、サ
ーモライシン、トリプシン、プロナーゼ、キモトリプシ
ンなどの中性ないしアルカリ性タンパク分解酵素が使用
される。また、スブチリシン、スタフィロコッカスプロ
テアーゼなどの菌産性の中性ないしアルカリ性タンパク
分解酵素も使用できる。
【0022】前記の一般式(I)で表されるコラーゲン
誘導ペプチドの第4級アンモニウム誘導体は、上記のよ
うな加水分解によって得られたコラーゲン誘導ペプチド
の末端のアミノ基を4級化したものであって、その第4
級化により、毛髪に吸着する性質がより高められてい
て、コラーゲン誘導ペプチドの作用をより一層顕著に発
揮する。
【0023】このような一般式(I)で表されるコラー
ゲン誘導ペプチドの第4級アンモニウム誘導体の具体例
としては、たとえば、コラーゲン誘導ペプチドのカプリ
リールジメチルアンモニオ−2−ヒドロキシプロピル誘
導体、カプリルジメチルアンモニオ−2−ヒドロキシプ
ロピル誘導体、ラウリルジメチルアンモニオ−2−ヒド
ロキシプロピル誘導体、ミリスチルジメチルアンモニオ
−2−ヒドロキシプロピル誘導体、ヤシ油アルキルジメ
チルアンモニオ−2−ヒドロキシプロピル誘導体、パル
ミチルジメチルアンモニオ−2−ヒドロキシプロピル誘
導体、ステアリルジメチルアンモニオ−2−ヒドロキシ
プロピル誘導体、オレイルジメチルアンモニオ−2−ヒ
ドキシプロピル誘導体、ベンジルジメチルアンモニオ−
2−ヒドロキシプロピル誘導体などが挙げられる。
【0024】そして、このコラーゲン誘導ペプチドの第
4級アンモニウム誘導体は、毛髪を保護し、毛髪の保湿
性を高めるとともに、毛髪へのカチオン性界面活性剤の
過剰吸着を防止するものであるが、このコラーゲン誘導
ペプチドの第4級アンモニウム誘導体のシャンプーの中
での含有量としては、0.1〜5重量%、特に0.2〜
2重量%の範囲にするのが好ましい。
【0025】つまり、コラーゲン誘導ペプチドの第4級
アンモニウム誘導体のシャンプー中での含有量が上記範
囲より少ない場合は、毛髪を保護したり、毛髪の保湿性
を高めたり、カチオン性界面活性剤の過剰吸着を防止す
る効果を充分に発揮することができず、またコラーゲン
誘導ペプチドの第4級アンモニウム誘導体のシャンプー
中での含有量が上記範囲より多くなると、洗髪後、毛髪
上に残存したコラーゲン誘導ペプチドの第4級アンモニ
ウム誘導体によって、ベトツキが生じるなど、かえって
感触を損なうことになる。
【0026】アミノ酸系アニオン性界面活性剤またはコ
ラーゲン誘導ペプチドのアシル化物もしくはその塩は、
本発明のシャンプーにおいて、洗浄力を発揮する主成分
となるものであるが、毛髪がアミノ酸の重合体であるタ
ンパク質ケラチンで構成されていることから、このアミ
ノ酸系アニオン性界面活性剤またはコラーゲン誘導ペプ
チドのアシル化物もしくはその塩は、タンパク変性作用
が少なく低刺激性である。
【0027】このようなアミノ酸系アニオン性界面活性
剤の具体例としては、たとえばラウロイルサルコシン、
ミリストイルサルコシン、パルミトイルサルコシン、ス
テアロイルサルコシン、ベヘロイルサルコシン、ヤシ油
脂肪酸メチルタウリン、N−ミリストイルメチルタウリ
ン、N−パルミトイルメチルタウリン、N−ステアロイ
ルメチルタウリン、N−ベヘロイルメチルタウリンなど
やこれらの塩、N−ラウロイル−L−グルタミン酸モノ
ナトリウム、N−ココイル−L−グルタミン酸モノナト
リウム、N−ステアロイル−L−グルタミン酸モノナト
リウム、N−パルミトイル−L−グルタミン酸モノトリ
エタノールアミン、N−ミリストイル−L−グルタミン
酸ジナトリウム、N−ココイル−N−メチル−β−アラ
ニンナトリウム、N−ラウロイル−N−メチル−β−ア
ラニンナトリウム、N−ミリストイル−N−メチル−β
−アラニンナトリウム、N−ヤシ油アルキルアミノプロ
ピオン酸ナトリウムなどが挙げられる。
【0028】また、コラーゲン誘導ペプチドのアシル化
物もしくはその塩としては、次の一般式(II)で表され
るものが挙げられる。 一般式(II):
【0029】
【化3】
【0030】〔式中、R4 とnは前記一般式(I)の場
合と同じであり、R5 は炭素数7〜21の長鎖アルキル
基または炭素数7〜21の長鎖アルケニル基である。M
はH、Na、K、NH3 またはモノエタノールアミン、
ジエタノールアミン、トリエタノールアニン、2−アミ
ノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−
メチル−1,3−プロパンジオールなどの有機アルカノ
ールアミンのオニウムである〕で表わされるコラーゲン
誘導ペプチドのアシル化物もしくはその塩。
【0031】上記の一般式(II)で表されるコラーゲン
誘導ペプチドのアシル化物またはその塩の具体例として
は、たとえばウンデシノイル加水分解コラーゲンカリウ
ム、ラウリン酸加水分解コラーゲンナトリウム、ラウリ
ン酸加水分解コラーゲンカリウム、ヤシ油脂肪酸加水分
解コラーゲンナトリウム、ヤシ油脂肪酸加水分解コラー
ゲンカリウム、ヤシ油脂肪酸加水分解コラーゲントリエ
タノールアミン、ヤシ油脂肪酸加水分解コラーゲン、ミ
リスチン酸加水分解コラーゲンカリウムなどが挙げられ
る。
【0032】これらのアミノ酸系アニオン性界面活性剤
またはコラーゲン誘導ペプチドのアシル化物もしくはそ
の塩は、それぞれ単独で用いることができるし、また、
2種以上混合して用いることができる。
【0033】そして、このアミノ酸系アニオン性界面活
性剤またはコラーゲン誘導ペプチドのアシル化物もしく
はその塩のシャンプー中での含有量としては、2〜25
重量%、特に5〜15重量%の範囲が好ましい。
【0034】つまり、アミノ酸系アニオン性界面活性剤
またはコラーゲン誘導ペプチドのアシル化物もしくはそ
の塩のシャンプー中での含有量が上記範囲より少ない場
合は、洗浄効果が低くなり、それを補うため他の界面活
性剤を併用した場合は、毛髪のタンパク変性を引き起こ
し、本発明の効果が損なわれることになる。また、アミ
ノ酸系アニオン性界面活性剤またはコラーゲン誘導ペプ
チドのアシル化物もしくはその塩のシャンプー中での含
有量が上記範囲より多くなっても効果の増加が認められ
ない。
【0035】カチオン性界面活性剤の具体例としては、
たとえば塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化
セチルトリメチルアンモニウム、塩化セトステアリルト
リメチルアンモニウム、塩化ステアリルビス(ジエチレ
ングリコール)ヒドロキシエチルアンモニウム、塩化ベ
ヘニルトリメチルアンモニウム、臭化ジステアリルジメ
チルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルア
ンモニウム、臭化ベヘニルトリメチルアンモニウム、ヨ
ウ化セチルトリメチルアンモニウム、塩化オレイルベン
ジルジメチルアンモニウム、塩化オレイルビス〔ポリオ
キシエチレン(15EO)〕メチルアンモニウム(な
お、EOはエチレンオキサイドで、EOの前の数値はエ
チレンオキサイドの付加モル数を示す)、塩化トリ〔ポ
リオキシエチレン(5EO)〕ステアリルアンモニウ
ム、アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジ
メチルアンモニウム塩、塩化ポリオキシプロピレンメチ
ルジエチルアンモニウム、塩化ミンク油脂肪酸アミドプ
ロピルジメチルヒドロキシエチルアンモニウム、アルキ
ルピリジニウム塩、塩化γ−グルコンアミドプロピルジ
メチルヒドロキシエチルアンモニウムなどが挙げられ
る。
【0036】上記カチオン性界面活性剤は、毛髪に吸着
して、毛髪を柔軟にし、毛髪のくし通り性を良好にし、
毛髪に艶を付与すると共に、コラーゲン誘導ペプチドの
第4級アンモニウム誘導体の保湿性を長期間保たせる作
用をする。これらカチオン性界面活性剤は、それぞれ単
独で用いることができるし、また2種以上混合して用い
ることができる。
【0037】そして、これらのカチオン性界面活性剤の
シャンプー中の含有量としては、0.2〜5重量%、特
に0.5〜2.5重量%の範囲が好ましい。つまり、カ
チオン性界面活性剤のシャンプー中での含有量が上記範
囲より少ない場合は、それらの効果を充分に発揮するこ
とができず、また、カチオン性界面活性剤のシャンプー
中での含有量が上記範囲より多くなると、毛髪に吸着す
る量が多くなりすぎ、毛髪を極端に柔軟にするなど、感
触上不都合が生じることになる。
【0038】本発明のシャンプーは、上記コラーゲン誘
導ペプチドの第4級アンモニウム誘導体、アミノ酸系ア
ニオン性界面活性剤またはコラーゲン誘導ペプチドのア
シル化物もしくはその塩およびカチオン性界面活性剤を
必須成分とし、これらを水または水に適宜な溶剤を加え
た液に含有させることによって調製されるが、これらの
必須成分以外にも本発明の効果を損なわない範囲で適宜
他の成分を添加することができる。
【0039】そのような成分としては、たとえばラウリ
ル硫酸アンモニウム、ラウリル硫酸エタノールアミン、
ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノール
アミンなどのアルキル硫酸塩、ポリオキシエチレン (2
EO) ラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミン、ポ
リオキシエチレン (3EO) アルキル (炭素数11〜1
5のいずれかまたは2種以上の混合物) エーテル硫酸ナ
トリウムなどのポリオキシエチレンアルキルエーテル硫
酸塩、ラウリルベンゼンスルホン酸ナトリウム
【0040】、ラウリルベンゼンスルホン酸トリエタノ
ールアミンなどのアルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリ
オキシエチレン (3EO) トリデシルエーテル酢酸ナト
リウムなどのポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸
塩、エーテル硫酸アルカンスルホン酸ナトリウム、硬化
ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム、ウンデシレノ
イルアミドエチルスルホコハク酸二ナトリウム、オクチ
ルフェノキシジエトキシエチルスルホン酸ナトリウム、
オレイン酸アミドスルホコハク酸二ナトリウム、
【0041】スルホコハク酸ジオクチルナトリウム、ス
ルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、ポリオキシエチレ
ンアルキル(炭素数12〜15)エーテルリン酸(8〜
10EO)ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸
ナトリウム、ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸
ナトリウム、ポリオキシエチレンスルホコハク酸ラウリ
ル二ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル
リン酸ナトリウム、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、テ
トラデセンスルホン酸ナトリウムなどのアニオン
【0042】性界面活性剤、2−アルキル−N−カルボ
キシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベ
タイン、ウンデシルヒドロキシエチルイミダゾリニウム
ベタインナトリウム、ウンデシル−N−ヒドロキシエチ
ル−N−カルボキシメチルイミダゾリニウムベタイン、
ステアリルジヒドロキシエチルベタイン、ステアリルジ
メチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油アルキルベタイン、
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油アルキル
−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチル
【0043】イミダゾリニウムベタインナトリウム、ヤ
シ油アルキル−N−カルボキシエトキシエチル−N−カ
ルボキシエチルイミダゾリニウムジナトリウムヒドロキ
シド、ヤシ油アルキル−N−カルボキシメトキシエチル
−N−カルボキシメチルイミダゾリニウムジナトリウム
ラウリル硫酸、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−アルギニ
ンエチル・DL−ピロリドンカルボン酸塩などの両性界
面活性剤、ポリオキシエチレンアルキル(炭素数12〜
14)エーテル (7EO)、ポリオキエチレンオ
【0044】クチルフェニルエーテル、ポリオキシエチ
レンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンオレイン酸
グリセリル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、
ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレ
ンセチルステアリルジエーテル、ポリオキシエチレンソ
ルビトール・ラノリン (40EO) 、ポリオキシエチレ
ンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオ
キシプロピレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンポ
リオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル
【0045】、ポリオキシエチレンラノリン、ポリオキ
シエチレンラノリンアルコール、ポリオキシプロピレン
ステアリルエーテルなどのノニオン性界面活性剤、カチ
オン化セルロース、カチオン化グアーガム、ポリ(塩化
ジアリルジメチルアンモニウム)、ポリビニルピロリド
ン、ポリエチレンイミンなどのカチオン性ポリマー、両
性ポリマー、アニオン性ポリマーなどの合成ポリマー、
イソステアリン酸ジエタノールアミド、ウンデシレン酸
モノエタノールアミド、オレイン酸ジエタノールアミ
ド、牛脂肪酸モノエタノールアミド、硬化牛脂肪酸ジエ
タノールアミド、ス
【0046】テアリン酸ジエタノールアミド、ステアリ
ン酸ジエチルアミノエチルアミド、ステアリン酸モノエ
タノールアミド、ミリスチン酸ジエタノールアミド、ヤ
シ油脂肪酸エタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノー
ルアミド、ラウリン酸イソプロパノールアミド、ラウリ
ン酸エタノールアミド、ラウリン酸ジエタノールアミ
ド、ラノリン脂肪酸ジエタノールアミドなどの増粘剤、
ワックス、パラフィン、脂肪酸エステル、グリセライ
ド、動植物油などの油脂類、動植物抽出物、動植物由
【0047】来のタンパク加水分解ペプチドのN−第4
級アンモニウム誘導体類でトリメチルアンモニオ−2−
ヒドロキシプロピル誘導体、トリエチルアンモニオ−2
−ヒドロキシプロピル誘導体、ジエチルメチルアンモニ
オ−2−ヒドロキシプロピル誘導体などアルキル鎖が1
〜7の第4級アンモニウム誘導体、ポリサッカライドま
たはその誘導体、鎖状または環状メチルポリシロキサ
ン、メチルフェニルポリシロキサン、ジメチルポリシロ
キサンポリエチレングリコール共重合体、ジメチ
【0048】ルポリシロキサンポリプロピレン共重合
体、アミノ変性シリコンオイル、第4級アンモニウム変
性シリコンオイルなどのシリコンオイル、プロピレング
リコール、1,3−ブチレングリコール、エチレングリ
コール、グリセリン、ポリエチレングリコールなどの湿
潤剤、エタノール、メタノール、プロピルアルコール、
イソプロピルアルコールなどの低級アルコール類、セチ
ルアルコール、ステアリルアルコール、オレイルアルコ
ール、ベヘニルアルコールなどの高級アルコール類
【0049】、L−アスパラギン酸、L−アスパラギン
酸ナトリウム、DL−アラニン、L−アルギニン、グリ
シン、L−グルタミン酸、L−システイン、L−スレオ
ニンなどのアミノ酸、グリチルリチン酸、カルベノキソ
ロン二ナトリウムをはじめとする甘草誘導体、アライト
イン、グアイアズレン、アロエ、α−ビザボロールなど
の消炎剤、サリチル酸、ジンクピリチオン、ピロクトオ
ラミン、イオウ、硫化セ
【0050】レン、トリクロサン、レゾルシン、ビタミ
ンA、ビタミンB6などのふけ防止剤、コラーゲン、ケ
ラチン、シルク、カゼイン、大豆、小麦などの動植物由
来のタンパク加水分解物およびそのエステル類などを挙
げることができる。
【0051】
【発明の効果】本発明のシャンプーは、毛髪に対するコ
ンディショニング作用が良好であり、かつ繰り返し洗浄
による毛髪の損傷が少ない。
【0051】また、本発明のシャンプーは、洗髪中の泡
立ちが良く、かつ泡がきめ細かく、しかも洗浄力が優れ
ている。
【0052】本発明のシャンプーが、繰り返し使用した
場合でも毛髪の損傷が少ないのは、次の理由によるもの
と考えられる。
【0053】(a) 洗浄力を発揮する主成分のアミノ
酸系アニオン性界面活性剤またはコラーゲン誘導ペプチ
ドのアシル化物もしくはその塩が毛髪のタンパク変性を
引き起こすことが少なく、頭皮に対して低刺激性であ
る。
【0054】(b) コラーゲン誘導ペプチドの第4級
アンモニウム誘導体が毛髪に吸着して毛髪の損傷を防止
し、損傷した毛髪を回復させる。また、コラーゲン誘導
ペプチドの第4級アンモニウム誘導体が、カチオン性界
面活性剤の過剰吸着による毛髪の損傷を防止する。
【0055】また、本発明のシャンプーが、毛髪のコン
ディショニング効果が優れているのは、次の理由による
もの考えられる。
【0056】(c) コラーゲン誘導ペプチドの第4級
アンモニウム誘導体が毛髪に吸着して、毛髪を柔軟に
し、かつ毛髪をなめらかにして、毛髪のくし通り性を良
好にすると共に、毛髪に艶、潤いを付与する。
【0057】特にコラーゲン誘導ペプチドの第4級アン
モニウム誘導体は保湿性が優れており、しかも毛髪中に
浸透して保湿性を保つので、毛髪の潤いが長期間保たれ
る。
【0058】(d) カチオン性界面活性剤がコラーゲ
ン誘導ペプチドの第4級アンモニウム誘導体以上に毛髪
に吸着して、毛髪を柔軟にし、かつ毛髪をなめらかにす
る。また、毛髪に艶、潤いを与える。
【0059】また、カチオン性界面活性剤は、毛髪上に
吸着し、毛髪上に被膜を形成して、毛髪中に浸透したコ
ラーゲン誘導ペプチドの第4級アンモニウム誘導体の優
れた保湿性を長期間保持させる。
【0060】本発明のシャンプーが泡立ちが良く、かつ
泡がきめ細かく、しかも洗浄力が優れているのは、次の
理由によるものと考えられる。
【0061】(e) アミノ酸系アニオン性界面活性剤
またはコラーゲン誘導ペプチドのアシル化物もしくはそ
の塩がそのような性質を有していて、その主要因になる
が、コラーゲン誘導ペプチドの第4級アンモニウム誘導
体が泡をきめ細かくする作用をする。
【0062】(f) カチオン性界面活性剤が泡立ちが
良くし、洗浄力を向上させる。
【0063】
【実施例】つぎに実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明する。
【0064】実施例1および比較例1〜2 表2に示す組成の3種類のシャンプーを調製し、それぞ
れのシャンプーを用いた場合の洗髪中の泡のきめ細か
さ、くし通りの軽さおよび洗髪後の毛髪のまとまりやす
さ、潤い、艶、くし通り性を調べた。
【0065】実施例1においては、コラーゲン誘導ペプ
チドの第4級アンモニウム誘導体としてN−(3−ステ
アリルジメチルアンモニオ−2−ヒドロキシプロピル)
コラーゲン誘導ペプチド(n=10)が用いられてお
り、アミノ酸系アニオン性界面活性剤としてはヤシ油脂
肪酸メチルタウリンナトリウムを用い、カチオン性界面
活性剤としては塩化ステアリルジメチルベンジルアンモ
ニウムを用いている。
【0066】なお、コラーゲン誘導ペプチドの第4級ア
ンモニウム誘導体の後に括弧書きで示すnは、コラーゲ
ン誘導ペプチドを表す一般式中においてアミノ酸の数を
示すnのことである。
【0067】また、表2中の各成分の配合量は重量基準
によるものであり、配合量が固形分量でないものについ
ては成分名のあとに括弧書きで固形分濃度を示してい
る。
【0068】
【表2】
【0069】(注) ※1:トーレシリコーン社製のジ
メチルポリシロキサン・メチル(ポリオキシメチレン)
シロキサン・メチル(ポリオキプロピレン)シロキサン
共重合体の商品名 ※2:ヘキスト社製のピロクトンオラミンの商品名 ※3:成和化成社製のパラオキシ安息香酸エステル・フ
ェノキシエタノール混合物からなる防腐剤の商品名
【0070】つぎに、上記3種類のシャンプーを2gず
つ用い、長さ15cmで重さ1gの毛束を洗浄した。こ
の洗浄を10回繰り返し、洗髪中の泡立ち、泡のきめ細
かさ、くし通りの軽さおよび洗髪後の毛髪(洗浄を10
回繰り返した後の毛髪)のまとまりやすさ、潤い、艶、
くし通り性を10人の女性パネラーにより評価させた。
【0071】評価基準は、3種類のシャンプー中の最も
良いものを〔2点〕にし、次に良いものを〔1点〕、最
も悪いものを〔0点〕にし、その結果を表3に10人の
平均値で示している。
【0072】
【表3】
【0073】表3に示す結果から明らかなように、実施
例1のシャンプーは、洗髪中の泡のきめ細かさ、くし通
りの軽さとも良好であり、10回洗髪を繰り返したあと
も、毛髪がまとまりやすく、毛髪が潤い、艶を有してお
り、毛髪のくし通り性が良好であって、実施例1のシャ
ンプーが毛髪へのコンディショニング作用が良好であ
り、かつ繰り返し洗浄による毛髪の損傷が少ないことを
示していた。
【0074】実施例2および比較例3〜4 表4に示す組成の3種類のシャンプーを調製し、それぞ
れのシャンプーを用いて10人の女性パネラーに洗髪を
してもらい、洗髪中の泡立ち、泡のきめ細かさ、くし通
りの軽さおよび洗髪後の毛髪のまとまりやすさ、潤い、
艶、くし通り性を評価させた。評価基準は、3種類のシ
ャンプー中の最も良いものを〔2点〕にし、次に良いも
のを〔1点〕、悪いものを〔0点〕にし、その結果を表
5に10人の平均値で示している。
【0075】この実施例2では、コラーゲン誘導ペプチ
ドの第4級アンモニウム誘導体としてN−(3−ラウリ
ルジメチルアンモニオ−2−ヒドロキシプロピル)コラ
ーゲン誘導ペプチド(n=5)を用い、コラーゲン誘導
ペプチドのアシル化物の塩としてヤシ油脂肪酸コラーゲ
ン誘導ペプチド(n=5)のカリウム塩(成和化成社製
プロモイスECP)、カチオン性界面活性剤として塩化
ベヘニルトリメチルアンモニウムを用いている。
【0076】表4中の各成分の配合量は重量基準による
ものであり、固形分量でないものについては成分名の後
に固形分濃度を括弧書きで示している。
【0077】
【表4】
【0078】
【表5】
【0079】表5に示す結果から明らかなように、実施
例2のシャンプーは、洗浄中の泡立ち、泡のきめ細か
さ、くし通りの軽さとも良好であり、洗髪後の毛髪もま
とまりやすく、毛髪に潤い、艶を有しており、くし通り
性も良好であって、実施例2のシャンプーが毛髪へのコ
ンディショニング作用が良好で、かつ繰り返し洗浄によ
る毛髪の損傷が少ないことを示していた。
【0080】実施例3および比較例5〜6 表6に示す組成の3種類のシャンプーを調製し、実施例
2と同様に、10人の女性パネラーに洗髪してもらい、
洗髪中の泡立ち、泡のきめ細かさ、くし通りの軽さおよ
び洗髪後の毛髪のまとまりやすさ、潤い、艶、くし通り
性を評価させた。
【0081】評価基準は、3種類のシャンプー中の最も
良いものを〔2点〕にし、次に良いものを〔1点〕、悪
いものを〔0点〕にし、その結果を表7に10人の平均
値で示している。
【0082】この実施例3では、コラーゲン誘導ペプチ
ドの第4級アンモニウム誘導体としてN−(3−ステア
リルジメチルアンモニオ−2−ヒドロキシプロピル)コ
ラーゲン誘導ペプチド(n=5)を用い、アミノ酸系ア
ニオン性界面活性剤としてラウロイルサルコシントリエ
タノールアミン、カチオン性界面活性剤として塩化セチ
ルトリメチルアンモニウムを用いている。
【0083】各成分の配合量は重量基準によるものであ
り、固形分量でないものについては成分名の後に固形分
濃度を括弧書きで示している。
【0084】
【表6】
【0085】
【表7】
【0086】表7に示す結果から明らかなように、実施
例3のシャンプーは洗浄中の泡立ち、泡のきめ細かさ、
くし通りの軽さとも良く、洗髪後も毛髪がまとまりやす
く、潤い、艶を有しており、くし通り性が良好であっ
て、実施例3のシャンプーが毛髪へのコンディショニン
グ作用が良好で、かつ繰り返し洗浄による毛髪の損傷が
少ないことを示していた。
【0087】実施例4 コラーゲン誘導ペプチドの第4級アンモニウム誘導体と
してN−(3−ヤシ油アルキルジメチルアンモニオ−2
−ヒドロキシプロピル)コラーゲン誘導ペプチド(n=
5)を用い、アミノ酸系アニオン性界面活性剤としてN
−ラウロイル−N−メチル−β−アラニンナトリウムを
用い、カチオン性界面活性剤として塩化オレイルベンジ
ルジメチルアンモニウムを用い、下記組成のシャンプー
を調製した。各成分の配合量は重量基準によるものであ
り、配合量が固形成分でないものについては成分名の後
に固形分濃度を括弧書きで示している。
【0088】 N−(3−ヤシ油アルキルジメチルアンモニオ−2− 3.3 ヒドロキシプロピル)コラーゲン誘導ペプチド(n=5)(30%) N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニンナトリウム 7.5 塩化オレイルベンジルジメチルアンモニウム 0.8 カチオン化ヒドロキシエチルセルロース(ライオン社製 0.3 レオガードMLP) 2−アルキル−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチル 15.0 イミダゾリウムベタイン(30%) ベヘニルアルコール 0.5 水添牛脂アルキルアミンオキサイド 0.5 パルミチン酸モノエタノールアミド 2.4 ソルビタンジオレエート 0.8 ジグリセリン 1.2 パラオキシ安息香酸エステル・フェノキシエタノール混合物 0.5 香料 適 量 着色料 適 量 滅菌イオン交換水 計100とする
【0089】上記シャンプーを用いて洗髪したところ、
洗髪中のきめ細かさ、くし通りの軽さとも良好であり、
5回洗髪した後も、毛髪がまとまりやすく、毛髪が潤
い、艶を有しており、毛髪のくし通り性が良好であっ
て、使用した実施例4のシャンプーが毛髪へのコンディ
ショニング作用が良好であり、かつ繰り返し洗浄による
毛髪の損傷が少ないことを示していた。
【0090】実施例5 コラーゲン誘導ペプチドの第4級アンモニウム誘導体と
してN−(3−ステアリルジメチルアンモニオ−2−ヒ
ドロキシプロピル)コラーゲン誘導ペプチド(n=1
0)を用い、アミノ酸系アニオン性界面活性剤としてN
−ヤシ油アルキル−L−グルタミン酸トリエタノールア
ミンを用い、カチオン性界面活性剤としてエチル硫酸ラ
ノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウ
ム(三洋化成社製カチオンLQ)を用いて、下記組成の
シャンプーを調製した。各成分の配合量は重量基準によ
るものであり、配合量が固形分量でないものについては
成分名のあとに固形分濃度を括弧書きで示している。
【0091】 N−(3−ステアリルジメチルアンモニオ−2−ヒドロキシ 4.5 プロピル)コラーゲン誘導ペプチド(n=10)(30%) N−ヤシ油アルキル−L−グルタミン酸トリエタノール 22.0 アミン(30%) エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチル 0.3 ジメチルアンモニウム N−ラウリン酸コラーゲン誘導ペプチドナトリウム(30%) 12.0 ラウリン酸ジエタノールアミド 2.8 ステアリルアルコール 0.8 流動パラフィン 1.2 1,3−ブチレングリコール 1.5 ポリオキシエチレン(6EO)セチルエーテル 0.8 アロエ抽出液 0.7 塩化ナトリウム 0.2 EDTA−2Na 0.1 パラオキシ安息香酸エステル・フェノキシエタノール混合物 0.5 香料 適 量 着色料 適 量 滅菌イオン交換水 計100とする
【0092】上記シャンプーを用いて洗髪したところ、
洗髪中の泡のきめ細かさ、くし通りの軽さとも良好であ
り、5回洗髪を繰り返した後も、毛髪がまとまりやす
く、毛髪が潤い、艶を有しており、毛髪のくし通り性が
良好であって、使用した実施例5のシャンプーが毛髪へ
のコンディショニング作用が良好であり、かつ繰り返し
洗浄による毛髪の損傷が少ないことを示していた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コラーゲン誘導ペプチドの第4級アンモ
    ニウム誘導体と、アミノ酸系アニオン性界面活性剤また
    はコラーゲン誘導ペプチドのアシル化物もしくはその塩
    と、カチオン性界面活性剤とを含有することを特徴とす
    るシャンプー。
  2. 【請求項2】 コラーゲン誘導ペプチドの第4級アンモ
    ニウム誘導体が、下記の一般式(I) 【化1】 (式中、R1 、R2 、R3 は、R1 〜R3 のうち1個も
    しくは2個が炭素数8〜20のアルキル基または炭素数
    8〜20のアルケニル基で、残りは炭素数1〜3のアル
    キル基、炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基またはベ
    ンジル基である。Aは炭素数2〜3のアルキレンまたは
    炭素数2〜3のヒドロキシアルキレンで、R4 はペプチ
    ドを構成するアミノ酸の側鎖であり、nは2〜30であ
    る)で表わされるコラーゲン誘導ペプチドの第4級アン
    モニウム誘導体である請求項1記載のシャンプー。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09136817A (ja) * 1995-11-15 1997-05-27 Ajinomoto Co Inc 毛髪化粧料
JPH10273425A (ja) * 1997-01-30 1998-10-13 Sanyo Chem Ind Ltd 毛髪処理剤
JPH10273426A (ja) * 1997-01-30 1998-10-13 Sanyo Chem Ind Ltd 毛髪処理剤
JP2010519250A (ja) * 2007-03-20 2010-06-03 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー アミンオキシド界面活性剤又は汚れ浸透剤を含有する組成物

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