JPH0578216A - 屋内用殺ダニ剤 - Google Patents
屋内用殺ダニ剤Info
- Publication number
- JPH0578216A JPH0578216A JP3301378A JP30137891A JPH0578216A JP H0578216 A JPH0578216 A JP H0578216A JP 3301378 A JP3301378 A JP 3301378A JP 30137891 A JP30137891 A JP 30137891A JP H0578216 A JPH0578216 A JP H0578216A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mites
- phenothrin
- miticide
- synergist
- pyrethroid
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Abstract
(57)【要約】
【構成】フェノトリンと、ピレスロイド用共力剤及び害
虫忌避剤の１種又は２種を含有する屋内用殺ダニ剤。 【効果】本発明の屋内用殺ダニ剤は屋内で安全に使用で
き、しかも相乗効果により配合薬剤の処理量が低減化さ
れ、経済性にもすぐれている。
虫忌避剤の１種又は２種を含有する屋内用殺ダニ剤。 【効果】本発明の屋内用殺ダニ剤は屋内で安全に使用で
き、しかも相乗効果により配合薬剤の処理量が低減化さ
れ、経済性にもすぐれている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、フェノトリンと、ピレ
スロイド用共力剤及び害虫忌避剤の１種又は２種を含有
する屋内用殺ダニ剤に関するものである。
スロイド用共力剤及び害虫忌避剤の１種又は２種を含有
する屋内用殺ダニ剤に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】地球上には極めて多種のダニ類が生息
し、例えば植物に寄生するミカンハダニ、ナミハダニ類
等は、農作物に多大な被害を与えている。これら農業用
途を目的とした殺ダニ剤は、古くから開発が進められ、
最近新しい有望な化合物が次々と発見されている。一
方、近年居住環境の変化から家庭内に、コナダニ、チリ
ダニ、ホコリダニ等が発生し、不快感を与えるばかりで
なく、アレルギー性喘息や皮疹を惹起する等の問題を生
じている。スミチオンやダイアジノンのような有機リン
剤がこれら屋内に発生するダニ類に効果があることは知
られていたが、人畜に対する安全性や抵抗性問題のため
実用化には障害があり、的確な駆除方法の確立が切望さ
れるようになった。
し、例えば植物に寄生するミカンハダニ、ナミハダニ類
等は、農作物に多大な被害を与えている。これら農業用
途を目的とした殺ダニ剤は、古くから開発が進められ、
最近新しい有望な化合物が次々と発見されている。一
方、近年居住環境の変化から家庭内に、コナダニ、チリ
ダニ、ホコリダニ等が発生し、不快感を与えるばかりで
なく、アレルギー性喘息や皮疹を惹起する等の問題を生
じている。スミチオンやダイアジノンのような有機リン
剤がこれら屋内に発生するダニ類に効果があることは知
られていたが、人畜に対する安全性や抵抗性問題のため
実用化には障害があり、的確な駆除方法の確立が切望さ
れるようになった。
【０００３】
【発明が解決しようする課題】本発明は、上記現状に鑑
み、屋内で安全に使用でき、経済的にもすぐれた殺ダニ
剤の開発を目的としてなされたものである。
み、屋内で安全に使用でき、経済的にもすぐれた殺ダニ
剤の開発を目的としてなされたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明者らは鋭意研究を続けた結果、フェノトリン
に、ＩＢＴＡ，Ｓ−４２１、ピペロニルブトキサイド，
サイネピリン２２２，サイネピリン５００，リーセン３
８４のようなピレスロイド用共力剤及びディート，ベン
ジルベンゾエートのような害虫忌避剤の１種又は２種を
加えた組成物が、コナダニ、チリダニ、ホコリダニ等に
極めて高い殺ダニ効果を示すことを見い出し本発明を完
成した。
め、本発明者らは鋭意研究を続けた結果、フェノトリン
に、ＩＢＴＡ，Ｓ−４２１、ピペロニルブトキサイド，
サイネピリン２２２，サイネピリン５００，リーセン３
８４のようなピレスロイド用共力剤及びディート，ベン
ジルベンゾエートのような害虫忌避剤の１種又は２種を
加えた組成物が、コナダニ、チリダニ、ホコリダニ等に
極めて高い殺ダニ効果を示すことを見い出し本発明を完
成した。
【０００５】
【作用】ところで、フェノトリンは高い殺虫力と広い殺
虫スペクトラムを有し、安全性の高い殺虫剤として家庭
用、農業用に広く使用されているものであるが、ミカン
ハダニ、ナミハダニ類に対する殺ダニ力は極めて弱く、
従来、ダニ類全般にその適用は困難とされていた。しか
るに本発明者らは、ミカンハダニ、ナミハダニ等植物に
つくダニ類と、コナダニ、チリダニ等屋内に発生するダ
ニ類に生態的に何らかの差があるものと考え、種々の化
合物について後者のダニ類に対する効果を検討した結
果、フェノトリンが屋内に生育するダニ類に高い殺ダニ
効力を有すること、そして最近殺ハダニ活性が優れてい
ると発表されたいくつかの新ピレスロイドが必ずしも屋
内に生育するダニ類に有効でないことを発見した。更
に、フェノトリンのアルコール部のベンジル位にシアノ
基を導入した化合物はもとの化合物に較べ一般に殺虫
力、殺ハダニ活性は優れているのであるが、屋内に生育
するダニ類に対しては逆に活性の低下を示すことが明ら
かとなった。これらの発見は従来の知見からは全く予期
しえないものであり、又、フェノトリンが人畜に対して
安全な殺虫剤として広く実用に供されていることを考慮
すれば、屋内用殺ダニ剤の開発をめざすうえで極めて有
用性が高い。なお、フェノトリンの酸部には２つの不斉
炭素が存在し、４つの光学異性体が可能であるが、それ
らの各々あるいは任意の混合物ももちろん本発明に含ま
れる。
虫スペクトラムを有し、安全性の高い殺虫剤として家庭
用、農業用に広く使用されているものであるが、ミカン
ハダニ、ナミハダニ類に対する殺ダニ力は極めて弱く、
従来、ダニ類全般にその適用は困難とされていた。しか
るに本発明者らは、ミカンハダニ、ナミハダニ等植物に
つくダニ類と、コナダニ、チリダニ等屋内に発生するダ
ニ類に生態的に何らかの差があるものと考え、種々の化
合物について後者のダニ類に対する効果を検討した結
果、フェノトリンが屋内に生育するダニ類に高い殺ダニ
効力を有すること、そして最近殺ハダニ活性が優れてい
ると発表されたいくつかの新ピレスロイドが必ずしも屋
内に生育するダニ類に有効でないことを発見した。更
に、フェノトリンのアルコール部のベンジル位にシアノ
基を導入した化合物はもとの化合物に較べ一般に殺虫
力、殺ハダニ活性は優れているのであるが、屋内に生育
するダニ類に対しては逆に活性の低下を示すことが明ら
かとなった。これらの発見は従来の知見からは全く予期
しえないものであり、又、フェノトリンが人畜に対して
安全な殺虫剤として広く実用に供されていることを考慮
すれば、屋内用殺ダニ剤の開発をめざすうえで極めて有
用性が高い。なお、フェノトリンの酸部には２つの不斉
炭素が存在し、４つの光学異性体が可能であるが、それ
らの各々あるいは任意の混合物ももちろん本発明に含ま
れる。
【０００６】また、ＩＢＴＡ，Ｓ−４２１，ピペロニル
ブトキサイド，サイネピリン２２２，サイネピリン５０
０，リーセン３８４のようなピレスロイド用共力剤及び
ディート，ベンジルベンゾエートのような害虫忌避剤に
も若干の殺ダニ効果があることが明らかとなり、更にフ
ェノトリンに上記共力剤及び害虫忌避剤の１種又は２種
を加えた組成物が相加的以上の極めて高い殺ダニ効果を
示すことが確認された。
ブトキサイド，サイネピリン２２２，サイネピリン５０
０，リーセン３８４のようなピレスロイド用共力剤及び
ディート，ベンジルベンゾエートのような害虫忌避剤に
も若干の殺ダニ効果があることが明らかとなり、更にフ
ェノトリンに上記共力剤及び害虫忌避剤の１種又は２種
を加えた組成物が相加的以上の極めて高い殺ダニ効果を
示すことが確認された。
【０００７】フェノトリンが他のピレスロイド剤に比
べ、屋内に発生するコナダニ、チリダニ類に駆除効果が
高い理由についてはなお不明な点が多いが、この種のダ
ニが無気門類に属し、一方植物につくハダニ類が前気門
類であるという形態上の違いが一部関連しているものと
考えられる。ピレスロイド用共力剤は、それ自体殺虫力
はなく、ピレスロイドと共に用いられた時昆虫体内にお
けるピレスロイドの代謝分解を抑えてその殺虫力を向上
させることが知られているが、屋内に発生するダニ類に
対してはそれ自体若干の殺ダニ力を示し、昆虫とダニ類
における作用機作の違いを示唆している。一方、ディー
ト、ベンジルベンゾエートは、蚊、ハエ等の忌避剤とし
て広く実用に供されている化合物であるが、殺ダニ効果
を示したことは興味深く、これを含む本発明組成吻は、
不快害虫の忌避、ダニ類の駆除を含めた多目的組成物と
して使用できる。而して、フェノトリンとピレスロイド
用共力剤、害虫忌避剤の混合組成物が高い相乗効果を示
したことは、後者が非常に安価であることから実用上の
価値が高い。
べ、屋内に発生するコナダニ、チリダニ類に駆除効果が
高い理由についてはなお不明な点が多いが、この種のダ
ニが無気門類に属し、一方植物につくハダニ類が前気門
類であるという形態上の違いが一部関連しているものと
考えられる。ピレスロイド用共力剤は、それ自体殺虫力
はなく、ピレスロイドと共に用いられた時昆虫体内にお
けるピレスロイドの代謝分解を抑えてその殺虫力を向上
させることが知られているが、屋内に発生するダニ類に
対してはそれ自体若干の殺ダニ力を示し、昆虫とダニ類
における作用機作の違いを示唆している。一方、ディー
ト、ベンジルベンゾエートは、蚊、ハエ等の忌避剤とし
て広く実用に供されている化合物であるが、殺ダニ効果
を示したことは興味深く、これを含む本発明組成吻は、
不快害虫の忌避、ダニ類の駆除を含めた多目的組成物と
して使用できる。而して、フェノトリンとピレスロイド
用共力剤、害虫忌避剤の混合組成物が高い相乗効果を示
したことは、後者が非常に安価であることから実用上の
価値が高い。
【０００８】本発明の殺ダニ剤は、上記有効成分をその
まま適用することも可能であるが、通常好ましくは適当
な担体その他の配合剤を用いて、使用目的に応じ各種の
形態例えば乳剤、水和剤、粉剤、油剤、エアゾール剤等
として使用される。液状の担体としては例えば、水、ア
ルコール類（メチルアルコール，エチルアルコール，エ
チレングライコール等）、ケトン類（アセトン，メチル
エチルケトン，シクロヘキサノン等）、エーテル類（エ
チルエーテル，ジオキサン，セロソルブ類等）、脂肪族
炭化水素類（ガソリン，ケロシン，灯油等）、芳香族炭
化水素類（ベンゼン，トルエン，キシレン，メチルナフ
タレン等）、ハロゲン化炭化水素類（ジクロルメタン，
トリクロルベンゼン等）、エステル類、酸アミド類、ニ
トリル類などの溶媒が適当であり、そしてこれらの１種
又は２種以上の混合物が使用される。また、固体の担体
としては、例えば粘土類（カオリン，ベントナイト
等）、タルク類、シリカ類、アルミナ粉末、活性炭類、
植物性粉末等が適当であり、そしてこれらの１種または
２種以上の混合物が使用される。また、配合剤としては
乳化剤、分散剤、展着剤、浸透剤、界面活性剤、安定剤
等が適当であり、これらの１種又は２種以上の混合物が
使用される。あるいはまた、本発明有効成分の活性を阻
害する惧れのない他の殺ダニ剤、酸化防止剤、殺虫剤、
殺菌剤、防黴剤、着香料、着色料を配合してもよい。
まま適用することも可能であるが、通常好ましくは適当
な担体その他の配合剤を用いて、使用目的に応じ各種の
形態例えば乳剤、水和剤、粉剤、油剤、エアゾール剤等
として使用される。液状の担体としては例えば、水、ア
ルコール類（メチルアルコール，エチルアルコール，エ
チレングライコール等）、ケトン類（アセトン，メチル
エチルケトン，シクロヘキサノン等）、エーテル類（エ
チルエーテル，ジオキサン，セロソルブ類等）、脂肪族
炭化水素類（ガソリン，ケロシン，灯油等）、芳香族炭
化水素類（ベンゼン，トルエン，キシレン，メチルナフ
タレン等）、ハロゲン化炭化水素類（ジクロルメタン，
トリクロルベンゼン等）、エステル類、酸アミド類、ニ
トリル類などの溶媒が適当であり、そしてこれらの１種
又は２種以上の混合物が使用される。また、固体の担体
としては、例えば粘土類（カオリン，ベントナイト
等）、タルク類、シリカ類、アルミナ粉末、活性炭類、
植物性粉末等が適当であり、そしてこれらの１種または
２種以上の混合物が使用される。また、配合剤としては
乳化剤、分散剤、展着剤、浸透剤、界面活性剤、安定剤
等が適当であり、これらの１種又は２種以上の混合物が
使用される。あるいはまた、本発明有効成分の活性を阻
害する惧れのない他の殺ダニ剤、酸化防止剤、殺虫剤、
殺菌剤、防黴剤、着香料、着色料を配合してもよい。
【０００９】本発明殺ダニ剤中の有効成分量及びその使
用量はその剤型や適用対象、適用方法、適用場所等に応
じて適宜決定される。例えばコナダニ等畳に生息するダ
ニの駆除には１畳あたり、フェノトリンとピレスロイド
用共力剤及び害虫忌避剤の混合組成物として、０．１ｍ
ｇ以上、好ましくは０．０５ｇ〜５ｇ適用される。なお
畳にはシバンムシ類やアリガタバチ類等の害虫が生息し
ているが、本発明組成物はこれらの害虫をも同時に駆除
できうるものである。
用量はその剤型や適用対象、適用方法、適用場所等に応
じて適宜決定される。例えばコナダニ等畳に生息するダ
ニの駆除には１畳あたり、フェノトリンとピレスロイド
用共力剤及び害虫忌避剤の混合組成物として、０．１ｍ
ｇ以上、好ましくは０．０５ｇ〜５ｇ適用される。なお
畳にはシバンムシ類やアリガタバチ類等の害虫が生息し
ているが、本発明組成物はこれらの害虫をも同時に駆除
できうるものである。
【００１０】以下、試験例、実施例により本発明を更に
詳細に説明するが、本発明はその要旨を越えない限り以
下の例に限定されるもではない。
詳細に説明するが、本発明はその要旨を越えない限り以
下の例に限定されるもではない。
【００１１】
【試験例】供試化合物で処理した粉末飼料１０ｇと約２
５００匹のケナガコナダニを含む粉末飼料１０ｇを混和
し、所定濃度の供試粉末飼料を得た。この粉末飼料を５
ｇずつ直径６ｃｍのシャーレに入れ、温度２５℃、湿度
７５％の条件下に置いた。１週間後及び２週間後に飽和
食塩水浮遊法により飼料０．２ｇの中の生存ダニ数を調
べ、数１に従って繁殖抑制率を計算した。試験は各濃度
につき３回繰り返し行なった。なお、フェノトリンの符
号ａ），ｂ），ｃ），ｄ）はそれぞれ次記の意味を表わ
す。 ａ）；酸部 ｄｌ −ｃｉｓ／ｔｒａｎｓ体 ｂ）；酸部 ｄ−ｃｉｓ／ｔｒａｎｓ体 ｃ）；酸部 ｄｌ−ｃｉｓ体 ｄ）；酸部 ｄ−ｔｒａｎｓ体 結果は表１の如くであった。
５００匹のケナガコナダニを含む粉末飼料１０ｇを混和
し、所定濃度の供試粉末飼料を得た。この粉末飼料を５
ｇずつ直径６ｃｍのシャーレに入れ、温度２５℃、湿度
７５％の条件下に置いた。１週間後及び２週間後に飽和
食塩水浮遊法により飼料０．２ｇの中の生存ダニ数を調
べ、数１に従って繁殖抑制率を計算した。試験は各濃度
につき３回繰り返し行なった。なお、フェノトリンの符
号ａ），ｂ），ｃ），ｄ）はそれぞれ次記の意味を表わ
す。 ａ）；酸部 ｄｌ −ｃｉｓ／ｔｒａｎｓ体 ｂ）；酸部 ｄ−ｃｉｓ／ｔｒａｎｓ体 ｃ）；酸部 ｄｌ−ｃｉｓ体 ｄ）；酸部 ｄ−ｔｒａｎｓ体 結果は表１の如くであった。
【００１２】
【表１】 上記表１中、対照化合物（Ａ）はｄ−シス／トランス−
アレスリンを、対照化合物（Ｂ）はｄ−シス／トランス
−フタルスリンを示す。
アレスリンを、対照化合物（Ｂ）はｄ−シス／トランス
−フタルスリンを示す。
【００１３】上記結果より、本発明組成物すなわち、フ
ェノトリンにピレスロイド用共力剤及び害虫忌避剤の１
種又は２種を加えた組成物はすぐれた殺ダニ剤効果を示
した。一方、フェノトリン単独や、ピレスロイド用共力
剤又は害虫忌避剤単独の活性は不十分で、更に、他のピ
レスロイドではピレスロイド用共力剤又は害虫忌避剤と
を組み合わせても殺ダニ効力の増強は認められず、本発
明組成物の有用性が確認された。
ェノトリンにピレスロイド用共力剤及び害虫忌避剤の１
種又は２種を加えた組成物はすぐれた殺ダニ剤効果を示
した。一方、フェノトリン単独や、ピレスロイド用共力
剤又は害虫忌避剤単独の活性は不十分で、更に、他のピ
レスロイドではピレスロイド用共力剤又は害虫忌避剤と
を組み合わせても殺ダニ効力の増強は認められず、本発
明組成物の有用性が確認された。
【００１４】
【実施例１】ｄ−フェノトリン２．０ｇ、ＩＢＴＡ５．
０ｇを精製灯油に溶解し、エアゾール容器に充填しバル
ブ部分を取り付けた後、該バルブ部分を通じて噴射剤を
加圧充填してエアゾールを得た。ケナガコナダニが繁殖
した６畳の部屋で、上記調製エアゾールを約１／４量畳
に内部注入し、１週間後のコナダニの生息密度を調べた
ところ５％以下に減少していた。
０ｇを精製灯油に溶解し、エアゾール容器に充填しバル
ブ部分を取り付けた後、該バルブ部分を通じて噴射剤を
加圧充填してエアゾールを得た。ケナガコナダニが繁殖
した６畳の部屋で、上記調製エアゾールを約１／４量畳
に内部注入し、１週間後のコナダニの生息密度を調べた
ところ５％以下に減少していた。
【００１５】
【実施例２】実施例１のＩＢＴＡをディートに替えた以
外は全て同様にしてエアゾールを調製し、同様に畳に処
理したところコナダニの生息を抑えることができた。
外は全て同様にしてエアゾールを調製し、同様に畳に処
理したところコナダニの生息を抑えることができた。
【００１６】
【実施例３】フェノトリン０．５部、ベンジルベンゾエ
ート１．０部とクレー９８．５部をよく粉砕混合して粉
剤を得た。コナヒョウヒダニ約３００頭を接種した１０
ｃｍ平方のカーペットに上記調製粉剤を１ｍ２あたり２
０ｇの割合で散布し、２日後に生存コナヒョウダニ数を
調査したところ５頭以下であった。
ート１．０部とクレー９８．５部をよく粉砕混合して粉
剤を得た。コナヒョウヒダニ約３００頭を接種した１０
ｃｍ平方のカーペットに上記調製粉剤を１ｍ２あたり２
０ｇの割合で散布し、２日後に生存コナヒョウダニ数を
調査したところ５頭以下であった。
【００１７】
【発明の効果】本発明は屋内で安全に使用できる殺ダニ
組成物を提供し、しかも、フェノトリンにピレスロイド
用共力剤及び害虫忌避剤を組み合わせたことによる相乗
効果で薬剤処理量が低減化され、経済性にもすぐれてい
る。
組成物を提供し、しかも、フェノトリンにピレスロイド
用共力剤及び害虫忌避剤を組み合わせたことによる相乗
効果で薬剤処理量が低減化され、経済性にもすぐれてい
る。
【数１】
Claims (1)
- 【請求項１】フェノトリンと、ピレスロイド用共力剤及
び害虫忌避剤の１種又は２種を含有することを特徴とす
る屋内用殺ダニ剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3301378A JPH0578216A (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 屋内用殺ダニ剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3301378A JPH0578216A (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 屋内用殺ダニ剤 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58245990A Division JPS60142906A (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 屋内ダニ防除用液剤ならびにエアゾール剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0578216A true JPH0578216A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17896158
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3301378A Pending JPH0578216A (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 屋内用殺ダニ剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0578216A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998021955A1 (en) * | 1996-11-21 | 1998-05-28 | Colgate-Palmolive Company | Foam cleaning compositions |
| KR20030035755A (ko) * | 2001-10-30 | 2003-05-09 | 다이니혼 죠츄기쿠 가부시키가이샤 | 실내 진드기 방제용 살(殺)진드기제 |
| GB2405340A (en) * | 2003-08-29 | 2005-03-02 | Donald Henry Yates | Preparation for use against flying insects that bite |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5025727A (ja) * | 1973-07-10 | 1975-03-18 | ||
| JPS57122737A (en) * | 1981-01-19 | 1982-07-30 | Earth Chemical Co | Treating tool of "tatami" |
-
1991
- 1991-09-02 JP JP3301378A patent/JPH0578216A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5025727A (ja) * | 1973-07-10 | 1975-03-18 | ||
| JPS57122737A (en) * | 1981-01-19 | 1982-07-30 | Earth Chemical Co | Treating tool of "tatami" |
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| GB2405340A (en) * | 2003-08-29 | 2005-03-02 | Donald Henry Yates | Preparation for use against flying insects that bite |
| GB2405340B (en) * | 2003-08-29 | 2007-03-28 | Donald Henry Yates | A preparation for use against flying insects that bite |
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