JPH0578170U - 小型モータ - Google Patents
小型モータInfo
- Publication number
- JPH0578170U JPH0578170U JP1363692U JP1363692U JPH0578170U JP H0578170 U JPH0578170 U JP H0578170U JP 1363692 U JP1363692 U JP 1363692U JP 1363692 U JP1363692 U JP 1363692U JP H0578170 U JPH0578170 U JP H0578170U
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- JP
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- motor
- substrate
- lead wire
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- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 モータのハンドリングの際にリード線が邪魔
になり易く、リード線に誤って無理な力がかかる等の問
題を解消することができると共に、コネクタとモータ本
体の中心との距離を小さくすることができ、モータを小
型化することができる上に、片面基板を使用することが
できて、安価に製作することができる小型モータを提供
することを目的とする。 【構成】 モータ本体11の回転軸に沿った方向に向け
た状態で基板115に設けられたコネクタ16の連結口
161によって、容易に外部コネクタが該連結口161
に連結されると共に、コネクタ16とモータ本体11の
中心との距離が小さくなり、かつ基板115への端子1
14及びコネクタ16の接続が一方の面だけですむ。
になり易く、リード線に誤って無理な力がかかる等の問
題を解消することができると共に、コネクタとモータ本
体の中心との距離を小さくすることができ、モータを小
型化することができる上に、片面基板を使用することが
できて、安価に製作することができる小型モータを提供
することを目的とする。 【構成】 モータ本体11の回転軸に沿った方向に向け
た状態で基板115に設けられたコネクタ16の連結口
161によって、容易に外部コネクタが該連結口161
に連結されると共に、コネクタ16とモータ本体11の
中心との距離が小さくなり、かつ基板115への端子1
14及びコネクタ16の接続が一方の面だけですむ。
Description
【0001】
本考案は、例えば、エアコンディショナーの空気吹き出し口に設けられた風向 板を回転させるためのステッピングモータ等の小型モータに関する。
【0002】
従来、この種の小型モータにおいては、モータ本体のボビンに巻かれている巻 線と外部電源とを接続するために、図9に示すように、モータ本体1から引き出 された端子2を接続した基板3に、コネクタ4付きのリード線5を半田付けによ って接続したものや、図10に示すように、上記端子2に、直接、コネクタ4付 きのリード線5を半田付けしたものが知られている。
【0003】
しかしながら、上記従来のようにリード線5を小型モータ側に接続した構造に あっては、一旦接続したリード線の長さは変更がきかないために、利用者の要望 に沿って、各種の長さのリード線5を接続した小型モータを用意しておかなけれ ばならないという問題があると共に、当該小型モータを取り扱う際にリード線が 邪魔になり易く、リード線に誤って無理な力がかかる等のおそれがあった。そこ で、上記問題を解決するために、図11に示すように、基板3にコネクタ6を立 設して、このコネクタ6に、両端にコネクタ4を接続したリード線5を着脱自在 に連結するものが考えられるが、この場合には、立設しているコネクタ6とモー タ本体1の中心との距離Lが大きくなるため、全体としての小型モータが占める スペースが増大するという問題があると共に、図11に示す基板3は、端子2と コネクタ6の突き出す方向が逆になるために、スルーホールを有する両面基板を 使用する必要があり、製造費が嵩むという問題がある。
【0004】 本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、リー ド線じか付けによる問題、すなわち、モータのハンドリングの際にリード線が邪 魔になり易く、リード線に誤って無理な力がかかる等の問題を解消することがで きると共に、コネクタとモータ本体の中心との距離を小さくすることができ、モ ータを小型化することができる上に、片面基板を使用することができて、安価に 製作することができる小型モータを提供することにある。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案は、モータ本体と、このモータ本体を収納 する容器と、この容器に形成された開口部において上記モータ本体から引き出さ れた端子に接続された基板とを具備した小型モータであって、上記基板に、上記 端子と接続されるコネクタが、相対する外部コネクタとの連結口を上記モータ本 体の回転軸に沿った方向に向けて設けられたものである。
【0006】
本考案の小型モータにあっては、モータ本体の回転軸に沿った方向に向けた状 態で基板に設けられたコネクタの連結口によって、容易に外部コネクタが該連結 口に連結されると共に、コネクタとモータ本体の中心との距離が小さくなり、か つ基板への端子及びコネクタの接続が一方の面だけですむ。
【0007】
以下、図1ないし図8に基づいて本考案の実施例を説明する。
【0008】 図1ないし図6は、本考案の第1実施例を示すもので、これらの図において符 号10は、有底円筒状のカップ100とこのカップ100を閉塞する取付板10 1とからなる容器であり、この容器10の内部には、回転自在に設けられたロー タとこのロータの外周に設けられたステータ110とから構成されたモータ本体 11及び上記ロータの回転軸に連結された減速歯車群12が収納されている。そ して、上記容器10の取付板101の両端にはU字状の耳部102が形成されて おり、これらの耳部102に挿し込まれた取付ネジ13が、エアコンディショナ ーの取付突起14にねじ込まれて固定されている(図3参照)。また、上記減速 歯車群12の、上記取付板101から突出した出力軸120が、カップリング1 5に介して、エアコンディショナーの風向板に連結されている。さらに、上記ス テータ110は、多数の磁極となる歯を有する複数のヨーク111と上記カップ 100の底部に形成されかつ磁極となる歯と一対のボビン112とから構成され ており、各ボビン112にはそれぞれコイル巻線113が巻回され、そこから引 き出されたコイル巻線113の末端はそれぞれ所定の端子114に接続されてい る。そして、これらの各端子114は、基板115に挿し込まれて基板115の 外面側において半田付けされており、この基板115は、上記容器10のカップ 100の上面に形成されている開口部116に露出されている。
【0009】 上記基板115には、コネクタ16に挿通された複数のL字状のピン160が 、基板115に挿し込まれて基板115の外面側において半田付けされており、 上記コネクタ16の連結口161には、外部コネクタ17が着脱自在に装着され るようになっている。そして、この外部コネクタ17に接続されたリード線18 の先端は電源(図示せず)へと接続されている。また、上記コネクタ16の裏面 には、係止突起162が形成されており、この係止突起162の裏面163は、 上記ボビン112に巻回されたコイル巻線113を避けるために、円周面状に形 成されている。そして、上記コネクタ16の係止突起162は、上記両ボビン1 12のフランジ部112a及びこれらの間の一対のヨーク111(ヨーク部Yと 称する)に係合されている。さらに、上記基板115とコネクタ16のまわりに は、カバー19の3つの側壁からなるカバー本体190が設けられており、この カバー本体190は、上記モータ本体11のボビン112とカップ100とに挟 持されている。そして、上記カバー本体190の対向する一対の側壁には、それ ぞれ、係合溝191と係合孔192と係止凸部193が形成されると共に、該対 向する一対の側壁間を連結する側壁には一対の係合孔194が形成されている。 さらにまた、上記カバー本体190の両係合溝191には、L字状のフタ195 の一対の係合突条196が嵌め込まれ、かつ上記カバー本体190の各係合孔1 92,194には、上記フタ195の4つの係合爪197,198が係止されて 、上記カバー本体190に上記フタ195が着脱自在に装着されるようになって おり、上記カバー19によって、上記容器10のカップ100の開口部116に 露出している基板115及びコネクタ16が被覆されるようになっている。そし て、上記カバー本体190の両係止凸部193には、上記コネクタ16が係合さ れていると共に、上記カバー本体190は上記容器10の取付板101に支持さ れている。
【0010】 上記のように構成された小型モータにあっては、まず、上記容器10の取付板 101の両端に形成された耳部102に挿し込んだ取付ネジ13を、エアコンデ ィショナーの取付突起14にねじ込んで固定すると共に、カバー19のフタ19 5を外した状態で、基板115に取り付けられたコネクタ16の連結口161に 外部コネクタ17を挿し込んで、両者を連結する。この際、外部コネクタ17が 、コネクタ16をモータ本体11の軸線に沿って押圧するが、コネクタ16が係 止凸部193を介してカバー本体190に支持され、かつこのカバー本体190 が上記取付板101に支持されているために、コネクタ16に加わる力が基板1 15にかかることがなく、従って、基板115及び端子114に大きな負担が加 わることがない。また、上記コネクタ16から外部コネクタ17を外す必要が生 じた場合にも、コネクタ16に加わる力を、コネクタ16の係止突起162に係 合している上記ヨーク部Yが受けるから、コネクタ16に加わる力が基板115 にかかることがない。次いで、カバー本体190の両係合溝191に、L字状の フタ195の一対の係合突条196を嵌め込んで摺動させ、上記カバー本体19 0の各係合孔192,194に、上記フタ195の4つの係合爪197,198 を係止して、上記カバー本体190に上記フタ195を装着する。これにより、 上記カバー19によって、上記容器10のカップ100の開口部116に露出し ている基板115及びコネクタ16が被覆されるから、結露によって上方から滴 下する水滴やエアコンディショナー組立時に誤って加わる外力に対して確実にカ バー19の内部の基板115、端子114及びコネクタ16等を保護することが できる。このようにして、必要に応じて小型モータ側のコネクタ16に外部コネ クタ17を連結するようにしたから、小型モータを取り付けた後、所望の長さの リード線18を有する外部コネクタ18を接続することができるので、モータ取 付時にリード線18に無理な力がかかることがないと共に、モータの取付場所に 柔軟に対応できる。また、基板115に取り付ける端子114及びコネクタ16 のピン160が、何れも基板115の外面側において半田付けされているから、 基板115を片面基板にすることができ、安価に製作することができる。さらに 、上記コネクタ16に対して、外部コネクタ17を上記モータ本体11の軸線に 沿って挿脱するように構成したから、操作性が良好な上に、コネクタ16とモー タ本体11の軸線との距離を小さくすることができ、モータを小型化することが できる。
【0011】 なお、コネクタ16に対して、外部コネクタ17を上記モータ本体11の軸線 に沿って挿脱するように構成するという点からみると、図7に示すように、2ヶ 所で直角に折り曲げられたピン160を基板115上に半田付けすると共に、コ ネクタ16の固定突起164を基板115の貫通孔に装着し、かつこの基板11 5をヨーク部Yに設けた支持部材20に当接するようにしてもよい。また、図8 に示すように、直棒状のピン160を基板115上に半田付けすると共に、コネ クタ16の裏面をヨーク部Yに当接するようにしてもよい。
【0012】
以上説明したように、本考案は、モータ本体と、このモータ本体を収納する容 器と、この容器に形成された開口部において上記モータ本体から引き出された端 子に接続された基板とを具備した小型モータであって、上記基板に、上記端子と 接続されるコネクタが、相対する外部コネクタとの連結口を上記モータ本体の回 転軸に沿った方向に向けて設けられたものであるから、上記コネクタの連結口に 外部コネクタが連結されると共に、コネクタとモータ本体の中心との距離が小さ くなり、かつ基板への端子及びコネクタの接続が一方の面だけですむことにより 、リード線じか付けによる問題、すなわち、モータのハンドリングの際にリード 線が邪魔になり易く、リード線に誤って無理な力がかかる等の問題を解消するこ とができると共に、外部コネクタに接続するリード線の長さを適宜選択すること で、モータの取付場所に柔軟に対応できる一方、コネクタとモータ本体の中心と の距離を小さくすることができ、モータを小型化することができる上に、片面基 板を使用することができて、安価に製作することができる。
【図1】本考案の第1実施例を示す断面図である。
【図2】カバー部を示す分解斜視図である。
【図3】モータの取付部を示す斜視図である。
【図4】コネクタの一例を示す正面図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】図4の下面図である。
【図7】本考案の第2実施例を示す断面図である。
【図8】本考案の第3実施例を示す断面図である。
【図9】従来の基板にリード線を半田付けによって接続
した状態の説明図である。
した状態の説明図である。
【図10】従来の端子に直接リード線を半田付けした状
態の説明図である。
態の説明図である。
【図11】基板に立設されたコネクタに外部コネクタを
連結する状態の説明図である。
連結する状態の説明図である。
10 容器 11 モータ本体 16 コネクタ 17 外部コネクタ 114 端子 115 基板 116 開口部 161 連結口
Claims (1)
- 【請求項1】 モータ本体と、このモータ本体を収納す
る容器と、この容器に形成された開口部において上記モ
ータ本体から引き出された端子に接続された基板とを具
備した小型モータであって、上記基板に、上記端子と接
続されるコネクタが、相対する外部コネクタとの連結口
を上記モータ本体の回転軸に沿った方向に向けて設けら
れたことを特徴とする小型モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992013636U JP2579737Y2 (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 小型モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992013636U JP2579737Y2 (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 小型モータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0578170U true JPH0578170U (ja) | 1993-10-22 |
JP2579737Y2 JP2579737Y2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=11838726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992013636U Expired - Lifetime JP2579737Y2 (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 小型モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2579737Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0992381A (ja) * | 1995-09-22 | 1997-04-04 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | モータ用ケーブルの接続構造および接続方法 |
WO2017082096A1 (ja) * | 2015-11-09 | 2017-05-18 | 株式会社デンソー | モータ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS644897U (ja) * | 1987-06-23 | 1989-01-12 | ||
JPS6416166U (ja) * | 1987-07-15 | 1989-01-26 | ||
JP3048347U (ja) * | 1997-10-24 | 1998-05-06 | 株式会社ジャパンテレホン | ボイス機能付きの携帯可能な電話機 |
-
1992
- 1992-03-16 JP JP1992013636U patent/JP2579737Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS644897U (ja) * | 1987-06-23 | 1989-01-12 | ||
JPS6416166U (ja) * | 1987-07-15 | 1989-01-26 | ||
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WO2017082096A1 (ja) * | 2015-11-09 | 2017-05-18 | 株式会社デンソー | モータ |
JP2017093102A (ja) * | 2015-11-09 | 2017-05-25 | 株式会社デンソー | モータ |
CN108352758A (zh) * | 2015-11-09 | 2018-07-31 | 日本电产三协株式会社 | 电动机 |
US10734861B2 (en) | 2015-11-09 | 2020-08-04 | Denso Corporation | Motor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2579737Y2 (ja) | 1998-08-27 |
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Legal Events
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