JP2001028859A - 小型モータ - Google Patents

小型モータ

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JP2001028859A
JP2001028859A JP11197555A JP19755599A JP2001028859A JP 2001028859 A JP2001028859 A JP 2001028859A JP 11197555 A JP11197555 A JP 11197555A JP 19755599 A JP19755599 A JP 19755599A JP 2001028859 A JP2001028859 A JP 2001028859A
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JP
Japan
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connector
cover
motor
locking
board
Prior art date
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Pending
Application number
JP11197555A
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English (en)
Inventor
Michio Yamamoto
道雄 山本
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Nidec Material Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials CMI Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials CMI Corp filed Critical Mitsubishi Materials CMI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カバーの肉厚を必要以上に厚くすることな
く、外部コネクタと係止部の係合強度を向上させること
ができる小型モータを提供する。 【解決手段】 モータ本体4と、このモータ本体4を収
納する容器3と、この容器3に形成された開口部16に
おいてモータ本体4から引き出された端子14に接続さ
れた基板15とを具備した小型モータであって、基板1
5に、端子14と接続されたコネクタ17が設けられ、
開口部16に、コネクタ17の外表面及び基板15を覆
うカバー30Bが設けられると共に相対する外部コネク
タ20の基端面に係合する係止部51を有する係止部材
50が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、エアコン
ディショナーの空気吹き出し口に設けられた風向板を回
転させるために使用される小型モータに関する。
【0002】
【従来の技術】モータ本体と、このモータ本体を収納す
る容器と、この容器に形成された開口部においてモータ
本体から引き出された端子に接続された基板とを具備し
た小型モータにおいて、基板に設けられたコネクタとこ
のコネクタに相対する外部コネクタとを連結した場合
に、簡単に外れることがなくて、十分な抜け強度を確保
することができる小型モータが、実用新案登録番号第2
569274において開示されている。
【0003】この小型モータは、図3乃至図4に示すよ
うに、有底円筒状のカップ1とこのカップ1を閉塞する
取付板2とからなる容器3の内部に、モータ本体4のロ
ータ(図示せず)が回転自在に設けられている。このロ
ータの外周にはステータ5が設けられており、ロータの
回転軸には減速歯車群6が連結されている。そして、容
器3の取付板2の両端にはU字状の耳部7が形成されて
おり、これらの耳部7に挿し込まれた取付ネジ8が、エ
アコンディショナーの取付突起9にねじ込まれて固定さ
れている(図7参照)。また、減速歯車群6の、取付板
2から突出した出力軸10が、カップリング11Aを介
して、エアコンディショナーの風向板に連結されてい
る。さらに、上記ステータ5は、多数の磁極となる歯を
有する複数のヨーク11と、底部に磁極となる歯を形成
した上記カップ1と、一対のボビン12a,12bとか
ら構成されており、各ボビン12a,12bにはそれぞ
れコイル巻線13が巻回され、そこから引き出されたコ
イル巻線13の末端はそれぞれ所定の端子14に接続さ
れている。そして、これらの各端子14は、基板15に
挿し込まれて基板15の外面側において半田付けされて
おり、この基板15は、容器3のカップ1の上面に形成
されている開口部16に露出されている。さらにまた、
基板15に形成された装着孔には、ボビン12aの装着
突起12cが装着されると共に、ボビン12aの凸部1
2dに基板15が当接させられており、これらのボビン
12aの装着突起12c及び凸部12dによって基板1
5が支持されている。
【0004】基板15には、コネクタ17に挿通された
複数のピン18が、基板15に垂直に挿し込まれて基板
15の外面側において半田付けされている。これらのピ
ン18は鈍角に折曲されており、コネクタ17の連結口
19及びこのコネクタ17内のピン18は、モータ本体
4の回転軸に対して鋭角に(例えば13度程度)傾斜し
て設けられている。そして、コネクタ17の連結口19
には、外部コネクタ20が着脱自在に装着されるように
なっており、この外部コネクタ20に接続されたリード
線20Aの先端は電源(図示せず)へと接続されてい
る。また、コネクタ17の裏面には、一対の脚部21が
形成されている。そして、これらの脚部21の切欠面2
2がボビン12aの角部に当接され、あるいはコネクタ
17の両脚部21間に形成された凹部23が基板15に
当接されることにより、コネクタ17がボビン12aあ
るいは基板15に対して位置決め固定されるようになっ
ている。さらに、コネクタ17の裏面側には、両ボビン
12a,12bのフランジ部とこれらの間の一対のヨー
ク11とからなるヨーク部Yを覆うように、延出部24
が形成されており、この延出部24に形成された一対の
U字状の溝部25に、ボビン12bに形成された係止突
起12eが係合されるように構成されている。
【0005】基板15とコネクタ17のまわりには、カ
バー30が設けられている。このカバー30は、3つの
側壁31,32,33と、これらの側壁31〜33に連
なる被覆壁34と、各側壁31,32から延出して形成
された延長部35とを主体として構成されている。そし
て、側壁31は取付板2に支持され、また両側壁32,
33には、それぞれボビン12aの係合部12fに係合
する係止部36が形成されている。そして、被覆壁34
の内面はコネクタ17に当接されており、被覆壁34の
内面には、コネクタ17と係合する係止段部37が形成
されている。さらに、被覆壁34には、コネクタ17の
一対の小孔38を露出させる切欠39が形成されてお
り、この切欠39を通して外部から両小孔38を見るこ
とにより、コネクタ17に外部コネクタ20が確実に装
着されたか否かを視認し得るようになっている。さらに
また、延長部35は、コネクタ17の延出部24に当接
して該延出部24を被覆する被覆体35aと、この被覆
体35aに連なる円弧片35bとから構成されている。
被覆体35aの外面の上端部中央部には、係止突起40
が形成されている。そして、コネクタ17の延出部24
の端面が、カバー30の被覆体35aの内面に形成され
た係止部35cに係合されていると共に、延長部35の
外面に形成されている段差部35dが、カップ1の開口
部16に係合されている。なおまた、カバー30は、そ
の係止部36及び円弧片35bをカップ1内に収容し、
かつ側壁31〜33及び被覆壁34と被覆体35aをカ
ップ1の開口部16から露出した状態で容器3(カップ
1及び取付板2)に支持されている。
【0006】この従来の小型モータにおいては、まず、
図7に示すように、カバー30を上側にした状態におい
て、容器3の取付板2の両端に形成された耳部7に挿し
込んだ取付ネジ8を、エアコンディショナーの取付突起
9にねじ込んで固定すると共に、基板15に取り付けら
れたコネクタ17の連結口19に外部コネクタ20を挿
し込んで、両者を連結する。この際、図3に示すよう
に、外部コネクタ20の基端面に、被覆体35aの外面
の上端部中央部に形成された係止突起40が係合して、
両者は強固に連結されて簡単に外れることがない。ま
た、外部コネクタ20の基端面とカバー30の係止突起
40が互いに係合することにより、コネクタ17に外部
コネクタ20が確実に装着されたことを円滑に確認する
ことができ、両コネクタ17,20間の接触不良を確実
に防止することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の小型モータにあっては、カバー30に係止突
起40が一体に設けられているので、係止突起40の弾
性を上げたい場合や、強度を増すために肉厚にした場合
に、カバー30全体を肉厚にする必要があり、材料費の
高騰を招いてしまうという問題がある。特に、カバー3
0が合成樹脂からなる場合には、成形上肉厚を出来る限
り均一にする必要があるためにカバー全体を肉厚にせざ
るを得ない。本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、カバーの肉厚を必要以上に厚くすることなく、外部
コネクタと係止部の係合強度を向上させることができる
小型モータを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の小型モータは、モータ本体と、こ
のモータ本体を収納する容器と、この容器に形成された
開口部において上記モータ本体から引き出された端子に
接続された基板とを具備した小型モータであって、上記
基板に、上記端子と接続されたコネクタが設けられ、上
記開口部に、上記コネクタの外表面及び上記基板を覆う
カバーが設けられると共に相対する外部コネクタの基端
面に係合する係止部を有する係止部材が設けられること
を特徴とするものである。
【0009】請求項1の発明においては、カバーと別個
に外部コネクタの基端面に係合する係止部を有する係止
部材が設けられているので、カバーの肉厚を必要以上に
厚くすることなく係止部材のみを肉厚にして、外部コネ
クタと係止部の係合強度を向上させることが可能であ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の小型モータの一実
施の形態を図1及び図2を参照しつつ説明する。なお、
これらの図において、図3乃至図7と同一構成要素には
同一符号を付してその説明を簡略化する。本実施の形態
においては、上記カバー30と異なり、カバー30Bに
係止突起が形成されておらず、カバー30Bとは別個に
設けられた係止部材50に係止突起(係止部)51が形
成されている。係止突起51は、四角板状の本体52の
中央部から「L」字状に突出するように形成されてい
る。係止部材50は、カップ1とコネクタ17の内側
に、これらとステータ5とにより本体52が挟持されて
固定されており、係止突起51は開口部16から外方へ
突出されている。そして、基板15に取り付けられたコ
ネクタ17の連結口19に、外部コネクタ20が挿し込
まれた際に、外部コネクタ20の基端面に、係止突起5
1が係合するようになっている。カバー30B及び係止
部材50はそれぞれ合成樹脂により形成されているが、
これらを金属素材等をプレスして形成することも可能で
ある。なお、カバー30Bには、カバー30に設けられ
ていた延長部35が設けられていないが、本実施の形態
の小型モータのその他の構成は、図3乃至図7に示した
従来の小型モータと同様に構成されており、従来の小型
モータと同様にエアコンディショナーに取り付けられ
る。
【0011】このように構成された小型モータにあって
は、コネクタ17の連結口19に外部コネクタ20を係
止部材50の係止突起51を押圧しつつ挿し込むと、係
止突起51の先端面が外部コネクタ20の基端面に係合
し、これにより両者は強固に連結されて簡単に外れるこ
とがない。また、外部コネクタ20の基端面と係止突起
51が互いに係合することにより、コネクタ17に外部
コネクタ20が確実に装着されたことを円滑に確認する
ことができ、両コネクタ17,20間の接触不良を確実
に防止することができる。しかも、係止部材50をカバ
ー30Bと別個に設けたので、カバー30Bの肉厚を必
要以上に厚くすることなく、係合部材50のみを肉厚に
すること形成することにより、外部コネクタ20と係止
部51の係合強度を向上させることができるため、材料
費を抑制することができる。また、カバー30Bが合成
樹脂からなる場合は、係止部材50をカバー30Bと別
個に設けたので、従来のようにカバー30に一体に係止
突起40を設けていた場合に比べて、係止突起51の形
状の自由度を高めることができるとともに、成形用金型
の構造上、係止突起を一体に形成できない場合等にも適
用可能であるという利点を有する。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
小型モータによれば、カバーと別個に外部コネクタの基
端面に係合する係止部を有する係止部材を設けることに
より、外部コネクタと係止部の係合強度を向上させるた
めに、カバーの肉厚を必要以上に厚くすることなく係止
部材のみを肉厚にすることができ、したがって材料費を
削減することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す断面図である。
【図2】本実施の形態に係る係止部材を示す斜視図であ
る。
【図3】従来例を示す断面図である。
【図4】図3のカバーを除いた状態の平面図である。
【図5】コネクタの一例を示す斜視図である。
【図6】図3に使用するカバーの一例を示す斜視図であ
る。
【図7】モータの取付部を示す斜視図である。
【符号の説明】 3 容器 4 モータ本体 17 コネクタ 14 端子 15 基板 16 開口部 20 外部コネクタ 30B カバー 50 係止部材 51 係止突起(係止部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ本体と、このモータ本体を収納す
    る容器と、この容器に形成された開口部において上記モ
    ータ本体から引き出された端子に接続された基板とを具
    備した小型モータであって、上記基板に、上記端子と接
    続されたコネクタが設けられ、上記開口部に、上記コネ
    クタの外表面及び上記基板を覆うカバーが設けられると
    共に相対する外部コネクタの基端面に係合する係止部を
    有する係止部材が設けられることを特徴とする小型モー
    タ。
JP11197555A 1999-07-12 1999-07-12 小型モータ Pending JP2001028859A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101612606B1 (ko) 2013-08-06 2016-04-14 지앙수 레일리 모터 코., 엘티디. 단자 연결장치, 이를 응용한 스텝 모터 및 스텝 모터의 조립방법
EP4220916A1 (de) * 2022-01-31 2023-08-02 HELLA GmbH & Co. KGaA Baugruppe eines elektrogeräts mit einem gehäuseteil, einer leiterplatte und einem deckel

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07131951A (ja) * 1993-10-29 1995-05-19 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 小型モータのリード線接続装置

Patent Citations (1)

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KR101612606B1 (ko) 2013-08-06 2016-04-14 지앙수 레일리 모터 코., 엘티디. 단자 연결장치, 이를 응용한 스텝 모터 및 스텝 모터의 조립방법
EP4220916A1 (de) * 2022-01-31 2023-08-02 HELLA GmbH & Co. KGaA Baugruppe eines elektrogeräts mit einem gehäuseteil, einer leiterplatte und einem deckel

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