JP2020137312A - モータ - Google Patents
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Abstract
【課題】モータ本体に取り付けた第1カバーに第2カバーを容易に取り付けることのできるとともに、端子ピンとリード線との電気的な接続部分の信頼性を高めることができるモータを提供すること。【解決手段】モータ1において、モータ本体1aには、端子台35を径方向外側から覆う第1カバー8が保持され、第1カバー8には、端子ピン6の第2部分62およびリード線10の一部を径方向外側から覆う第2カバー9が保持されている。第2カバー9は、第2部分62を周方向から覆う側板部91と、リード線10を径方向内側に変形させるリード線押圧部97とが形成されている。第2カバー9を反出力側L1から出力側L2にスライドさせると、第1カバー8の第1被係合部891および第2被係合部892に第2カバー9の第1係合部991および第2係合部992が係合する。【選択図】図2
Description
本発明は、コイルボビンに設けられた端子台に端子ピンが保持されたモータに関するものである。
コイル線が胴部に巻回されたコイルボビン、およびコイルボビンを内側に収容するモータケースを備えたモータ本体を有するモータにおいて、コイルボビンのフランジ部の径方向外側に設けられた端子台によって端子ピンを保持した構造が提案されている。かかるモータにおいて、端子ピンは、径方向外側に突出した第1部分と、第1部分の径方向外側の端部でモータ軸線方向に沿うように屈曲した第2部分とを有しており、第1部分は端子台に保持されている。モータ本体の径方向外側には端子台を覆うカバーが設けられており、カバーは、端子ピンの第1部分を径方向外側に突出させる開口部が設けられた隔壁部と、隔壁部に径方向外側から被さるハウジング部とが設けられている。従って、隔壁部とハウジング部との間は、端子ピンの第2部分が位置するコネクタ挿入部として構成される。
しかしながら、特許文献1に記載のモータのように、コネクタを用いた場合、コストが嵩むとともに、電気的な接続部分の信頼性が低いという問題点がある。一方、端子ピンにリード線を半田等によって接続した構造とする場合、リード線を接続する際、第2部分が開放状態にあることが必要となる。このため、カバーを、隔壁部に相当する第1カバーと、ハウジング部に相当する第2カバーとに分割する必要がある。従って、モータ本体に第1カバーを取り付けた後、第1カバーに第2カバーを取り付ける必要があるため、組立に手間がかかるという問題点がある。また、リード線を用いた場合には、リード線に外力が加わった際に、リード線と端子ピンと接続部分に大きな力が加わるため、電気的な接続部分の信頼性が低下するという問題点がある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、モータ本体に取り付けた第1カバーに第2カバーを容易に取り付けることのできるとともに、端子ピンとリード線との電気的な接続部分の信頼性を高めることができるモータを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るモータは、コイル線が胴部に巻回されたコイルボビン、および前記コイルボビンを内側に収容するモータケースを備えたモータ本体と、前記コイルボビンのフランジ部の径方向外側に設けられた端子台と、前記端子台から径方向外側に突出するように前記端子台に保持された第1部分、および前記第1部分の径方向外側の端部からモータ軸線方向の一方側に屈曲した第2部分を備え、前記コイル線が接続された端子ピンと、前記端子台を径方向外側から覆うように前記モータ本体に保持され、前記第2部分を径方向外側に突出させる開口部が設けられた第1カバーと、前記第1カバーに径方向内側から支持され、前記第2部分に電気的に接続されたリード線と、前記第2部分および前記リード線の一部を径方向外側から覆う第2カバーと、を有し、前記第2カバーは、前記第2部分を径方向外側から覆う端板部と、前記第2部分より前記一方側で前記端板部から径方向内側に突出したリード線押圧部と、前記第2部分より前記一方側で
前記第1カバーに形成された凹部または凸部からなる第1被係合部と係合する第1係合部と、前記第2部分より前記モータ軸線方向の他方側で前記第1カバーに形成された凹部または凸部からなる第2被係合部と係合する第2係合部と、を有し、前記第2カバーを前記一方側から前記他方側にスライドさせたとき、前記リード線押圧部が前記リード線を径方向内側に撓ませ、前記第1係合部が前記第1被係合部と係合し、前記第2係合部が前記第2被係合部と係合することを特徴とする。
前記第1カバーに形成された凹部または凸部からなる第1被係合部と係合する第1係合部と、前記第2部分より前記モータ軸線方向の他方側で前記第1カバーに形成された凹部または凸部からなる第2被係合部と係合する第2係合部と、を有し、前記第2カバーを前記一方側から前記他方側にスライドさせたとき、前記リード線押圧部が前記リード線を径方向内側に撓ませ、前記第1係合部が前記第1被係合部と係合し、前記第2係合部が前記第2被係合部と係合することを特徴とする。
本発明では、コイルボビンのフランジ部の径方向外側に設けられた端子台に保持された端子ピンのうち、モータ軸線方向の一方側に屈曲した第2部分にリード線が電気的に接続されている。このため、コネクタを用いる場合より、コストを低減することができるとともに、電気的な接続部分の信頼性を高めることができる。また、モータ本体には第1カバーが保持され、第1カバーの開口部を介して端子ピンの第2部分が径方向外側に突出している。また、リード線は、第1カバーによって径方向内側から支持されている。このため、リード線の端部を端子ピンの第2部分に位置合わせしやすい。従って、端子ピンにリード線を効率よく接続することができる。また、第2カバーをモータ軸線方向の一方側から他方側にスライドさせた際、第1カバーの第1被係合部と第2カバーの第1係合部とが係合し、第1カバーの第2被係合部と第2カバーの第2係合部とが係合する。従って、モータ本体に取り付けた第1カバーに第2カバーを容易に取り付けることができる。また、第2カバーをモータ軸線方向の一方側から他方側にスライドさせた際、第2カバーのリード線押圧部がリード線に当接し、リード線を径方向内側に撓ませる。このため、リード線に外力が加わっても、かかる力が端子ピンとリード線との電気的な接続部分に伝わりにくいので、電気的な接続部分の信頼性を高めることができる。
本発明において、前記第2カバーは、前記第2部分を周方向から覆う側板部を備え、前記第1係合部および前記第2係合部は、前記側板部に設けられている態様を採用することができる。かかる態様によれば、端子ピンとリード線との接続部分を側板部によって保護することができる。
本発明において、前記第2被係合部は、前記周方向に向けて開口した凹部であり、前記第2係合部は、周方向から前記第2被係合部に係合したフックである態様を採用することができる。かかる態様によれば、第2カバーの周方向の寸法を小さくすることができる。
本発明において、前記第2被係合部が周方向の内側に向けて開口した側壁を備え、前記第2係合部は、周方向の内側から前記第2被係合部内に進入する態様を採用することができる。
本発明において、前記第1カバーは、前記モータ軸線方向における前記第2部分と前記リード線押圧部との間で径方向外側に突出したリード線支持部を備え、前記リード線支持部が前記リード線を径方向内側から支持している態様を採用することができる。かかる態様によれば、リード線のうち、端子ピンと接続される部分の径方向の位置を第2部分と接続可能な位置とすることができる。
本発明において、前記第2カバーは、前記モータ軸線方向における前記第2部分と前記リード線押圧部との間で前記リード線の絶縁被覆層を前記リード線支持部に向けて押し付けるリード線押さえ部を備えている態様を採用することができる。かかる態様によれば、リード線のうち、第2カバーに外力が加わっても、かかる力が端子ピンとリード線との電気的な接続部分に伝わりにくいので、電気的な接続部分の信頼性を高めることができる。
本発明では、コイルボビンのフランジ部の径方向外側に設けられた端子台に保持された
端子ピンのうち、モータ軸線方向の一方側に屈曲した第2部分にリード線が電気的に接続されている。このため、コネクタを用いる場合より、コストを低減することができるとともに、電気的な接続部分の信頼性を高めることができる。また、モータ本体には第1カバーが保持され、第1カバーの開口部を介して端子ピンの第2部分が径方向外側に突出している。また、リード線は、第1カバーによって径方向内側から支持されている。このため、リード線の端部を端子ピンの第2部分に位置合わせしやすい。従って、端子ピンにリード線を効率よく接続することができる。また、第2カバーをモータ軸線方向の一方側から他方側にスライドさせた際、第1カバーの第1被係合部と第2カバーの第1係合部とが係合し、第1カバーの第2被係合部と第2カバーの第2係合部とが係合する。従って、モータ本体に取り付けた第1カバーに第2カバーを容易に取り付けることができる。また、第2カバーをモータ軸線方向の一方側から他方側にスライドさせた際、第2カバーのリード線押圧部がリード線に当接し、リード線を径方向内側に撓ませる。このため、リード線に外力が加わっても、かかる力が端子ピンとリード線との電気的な接続部分に伝わりにくいので、電気的な接続部分の信頼性を高めることができる。
端子ピンのうち、モータ軸線方向の一方側に屈曲した第2部分にリード線が電気的に接続されている。このため、コネクタを用いる場合より、コストを低減することができるとともに、電気的な接続部分の信頼性を高めることができる。また、モータ本体には第1カバーが保持され、第1カバーの開口部を介して端子ピンの第2部分が径方向外側に突出している。また、リード線は、第1カバーによって径方向内側から支持されている。このため、リード線の端部を端子ピンの第2部分に位置合わせしやすい。従って、端子ピンにリード線を効率よく接続することができる。また、第2カバーをモータ軸線方向の一方側から他方側にスライドさせた際、第1カバーの第1被係合部と第2カバーの第1係合部とが係合し、第1カバーの第2被係合部と第2カバーの第2係合部とが係合する。従って、モータ本体に取り付けた第1カバーに第2カバーを容易に取り付けることができる。また、第2カバーをモータ軸線方向の一方側から他方側にスライドさせた際、第2カバーのリード線押圧部がリード線に当接し、リード線を径方向内側に撓ませる。このため、リード線に外力が加わっても、かかる力が端子ピンとリード線との電気的な接続部分に伝わりにくいので、電気的な接続部分の信頼性を高めることができる。
図面を参照して、本発明を適用したモータを説明する。本形態において、モータ1はギアードモータとして構成されている。かかるモータ1では、ロータ5の回転中心軸線、および出力軸50の回転中心軸線が存在するが、以下の説明では、出力軸50の回転中心軸線をモータ軸線Lとして説明する。モータ軸線Lが延在している方向(モータ軸線L方向)のうち、出力軸50が突出している側とは反対側である反出力側にL1を付し、出力軸50が突出している側である出力側にL2を付して説明する。また、以下の実施形態では、「モータ軸線L方向の一方側」が反出力側L1に相当し、「モータ軸線L方向の他方側」が出力側L2に相当する。
また、以下の説明では、第1カバー8等を説明するにあたって、その向きが分かりやすいように、互いに直交する3方向を示すX軸、Y軸およびZ軸を図示してある。X軸方向は、第1カバー8においてモータ本体1aの周方向に沿う幅方向に相当し、Y軸方向は、第1カバー8においてモータ本体1aの径方向に相当する。Z軸方向は、モータ軸線Lに沿う方向である。また、以下に参照する図面には、X軸方向の一方側にX1を付し、X軸方向の他方側にX2を付し、Y軸方向の一方側にY1を付し、Y軸方向の他方側にY2を付し、Z軸方向の一方側にZ1を付し、Z軸方向の他方側にZ2を付して説明する。ここで、Y軸方向の一方側Y1は径方向内側に相当し、Y軸方向の他方側Y2は径方向外側に相当する。また、Z軸方向の一方側Z1はモータ軸線L方向の一方側(反出力側L1)に相当し、Z軸方向の他方側Z2はモータ軸線L方向の他方側(出力側L2)に相当する。
(全体構成)
図1は、本発明を適用したモータ1の全体構成の一態様を示す説明図であり、モータ1を出力側L2からみた斜視図である。図2は、図1に示すモータ1の分解斜視図である。図3は、図1に示すモータ1をモータ軸線Lを通る面で切断したYZ断面図である。
図1は、本発明を適用したモータ1の全体構成の一態様を示す説明図であり、モータ1を出力側L2からみた斜視図である。図2は、図1に示すモータ1の分解斜視図である。図3は、図1に示すモータ1をモータ軸線Lを通る面で切断したYZ断面図である。
図1、図2および図3に示すモータ1は、ステッピングモータを用いたギアードモータである。モータ1において、モータ本体1aは、有底円筒形の金属製のモータケース20、モータケース20の内側に配置された円筒状のステータ3、およびステータ3の内側に配置されたロータ5等を有している。
ステータ3は、A相用の第1コイルを構成する第1コイル線48が巻回された第1コイルボビン31と、B相用の第2コイルを構成する第2コイル線49が巻回された第2コイルボビン32とを備えており、第1コイルボビン31と第2コイルボビン32とは、モータ軸線L方向で重なるように配列されている。第1コイルボビン31は、出力側L2に配置され、第2コイルボビン32は、反出力側L1に配置されている。
第1コイルボビン31は、樹脂成形品であり、第1コイル線48が巻回された円筒状の胴部310の両端部に一対のフランジ部311、312を備えている。第2コイルボビン32も、第1コイルボビン31と略同様な樹脂成形品であり、第2コイル線49が巻回された円筒状の胴部320の両端部に一対のフランジ部321、322を備えている。
ステータ3において、第1コイルボビン31のフランジ部311に重なるようにA相用の外ステータコア41が配置され、第1コイルボビン31のフランジ部312に重なるようにA相用の内ステータコア42が配置されている。外ステータコア41および内ステータコア42では、フランジ状の円環部の内周縁からモータ軸線L方向に向けて複数の極歯45が屈曲しており、外ステータコア41の極歯45と内ステータコア42の極歯45は、第1コイルボビン31の内周面に沿って周方向に交互に配置されている。また、第2コイルボビン32のフランジ部321に重なるようにB相用の外ステータコア43が配置され、第2コイルボビン32のフランジ部322に重なるようにB相用の内ステータコア44が配置されている。B相用の外ステータコア43および内ステータコア44でも、A相用の外ステータコア41および内ステータコア42と同様、モータ軸線L方向に複数の極歯46が屈曲しており、外ステータコア43の極歯46と内ステータコア44の極歯46は、第2コイルボビン32の内周面に沿って周方向に交互に配置されている。本形態において、外ステータコア43は、モータケース20の底板部205からなり、底板部205には、反出力側L1からシール部材25が貼られている。
ステータ3の内側には、外周面に永久磁石53が固定されたロータ5が配置され、ロータ5は、支軸511によって回転可能に支持されている。ロータ5の出力側L2端部の外周面にはピニオン510が形成されている。支軸511は、モータケース20の底板部205と、モータケース20の出力側L2の開口端を塞ぐ端板28とに支持されている。底板部205とロータ5との間には板バネ21が配置され、ロータ5は出力側L2に付勢されている。
ステータ3の出力側L2の端面には、円環状の地板26が重ねて配置されている。地板26の端部からは、出力側L2に向けて2本の支持板部261が突出しており、支持板部261は、モータケース20の開口縁とともに端板28を支持している。端板28には円形の貫通穴285が形成されており、貫通穴285は、出力軸50の端部を出力側L2に向けて突出させている。貫通穴285の周りには、出力軸50を回転可能に支持する円筒部286が形成されている。端板28には、モータ1をモータ機器に取り付けるための突部288と、支軸511を支持する受け部284とが形成されている。
第1コイルボビン31のフランジ部311に対して出力側L2には、地板26と端板28とに挟まれた空間に、ロータ5の回転を減速して出力軸50に伝達する歯車伝達機構7が配置されている。このため、端板28には、複数の軸穴281が形成されている一方、地板26には、歯車伝達機構7の複数の歯車71を回転可能に支持する支軸72を軸穴281とともに保持する軸穴(図示せず)が複数形成されている。このようにして、第1コイルボビン31の出力側L2のフランジ部311に対して出力側L2に歯車伝達機構7が配置されている。
(端子台35等の構造)
図4は、図1に示すモータ1の端子台35付近を拡大したYZ断面図である。図5は、図4等に示す端子台35を径方向外側からみたときの斜視図である。図6は、図5に示す端子台35を第1カバー8で覆った状態を径方向外側からみたときの斜視図である。図7は、図4等に示す端子台35を径方向内側からみたときの斜視図である。図8は、図7に示す端子台35を第1カバー8で覆った状態を径方向内側からみたときの斜視図である。図9は、図7に示す端子台35に第1カバー8および第2カバー9を取り付けた状態を径方向内側からみたときの斜視図である。
図4は、図1に示すモータ1の端子台35付近を拡大したYZ断面図である。図5は、図4等に示す端子台35を径方向外側からみたときの斜視図である。図6は、図5に示す端子台35を第1カバー8で覆った状態を径方向外側からみたときの斜視図である。図7は、図4等に示す端子台35を径方向内側からみたときの斜視図である。図8は、図7に示す端子台35を第1カバー8で覆った状態を径方向内側からみたときの斜視図である。図9は、図7に示す端子台35に第1カバー8および第2カバー9を取り付けた状態を径方向内側からみたときの斜視図である。
図2、図3、および図4に示すように、本形態のモータ1では、第1コイルボビン31の出力側L2のフランジ部311の径方向外側(Y軸方向の他方側Y2)に端子台35が形成されている。端子台35には複数の端子ピン6が保持されており、複数の端子ピン6には、図2および図3に示す第1コイル線48および第2コイル線49の端部が各々、接続されている。端子ピン6は、X軸方向(幅方向)に沿って所定の間隔で5本、配列されており、5本の端子ピン6にはコモン用の端子ピンが含まれている。
図5、図7、図8および図9に示すように、端子台35は、フランジ部311の径方向外側の端部で出力側に突出した凸部350と、凸部350のX軸方向の両側で径方向内側(Y軸方向の一方側Y1)、および径方向外側に突出した第1板部356とを有している。第1板部356の径方向内側の端部には、凸部350とは反対側に屈曲した第2板部357が形成されている。
凸部350の径方向内側は、複数の端子保持穴36が開口する平面になっている一方、凸部350の径方向外側は、モータ軸線L方向に延在する複数の凸条部37がX軸方向に配列されている。凸条部37の径方向外側の部分は凸曲面になっている。凸部350では、複数の凸条部37が設けられた位置を径方向に貫通する端子保持穴36が形成されている。複数の凸条部37の間、および凸条部37と第1板部356との間は各々、モータ軸線L方向に延在する溝状のガイド部38になっている。
端子ピン6は、端子保持穴36の内側で径方向外側に延在する第1部分61と、第1部分61のうち、凸部350から径方向外側に突出した径方向外側端部で出力側L2(モータ軸線L方向の一方側)に屈曲した第2部分62とを有している。端子ピン6は、第1部分61は端子保持穴36に圧入あるいはインサート成形により保持されている。端子ピン6は、第1部分61のうち、凸部350から径方向内側に突出した径方向内側端部で出力側L2に屈曲した第3部分63を有している。本形態において、第2部分62は第1部分61に対して約90°の角度で屈曲し、第3部分63は、第1部分61に対して約60°の角度で屈曲している。
かかる構成は、例えば、直線的に延在する金属ピン(図示せず)を端子保持穴36に固定した後、金属ピンを屈曲させることによって実現できる。具体的には、金属ピンを端子保持穴36に圧入あるはインサート成形により固定した後、端子保持穴36から径方向外
側に突出した部分を反出力側L1に屈曲させて第2部分62を構成する。また、金属ピンにおいて、端子保持穴36から径方向内側に突出した部分を約90°の角度で出力側L2に折り曲げて第3部分63を形成した後、第1コイル線48および第2コイル線49を溝状のガイド部38を経由して第3部分63に巻き付け、その後、第3部分63を第1部分61に対して約60°の角度を成すように屈曲させる。その結果、第1コイル線48および第2コイル線49には弛みを付与されるので、断線が発生しにくい。
側に突出した部分を反出力側L1に屈曲させて第2部分62を構成する。また、金属ピンにおいて、端子保持穴36から径方向内側に突出した部分を約90°の角度で出力側L2に折り曲げて第3部分63を形成した後、第1コイル線48および第2コイル線49を溝状のガイド部38を経由して第3部分63に巻き付け、その後、第3部分63を第1部分61に対して約60°の角度を成すように屈曲させる。その結果、第1コイル線48および第2コイル線49には弛みを付与されるので、断線が発生しにくい。
本形態では、図5〜図9等を参照して以下に説明するように、端子台35を径方向外側から覆うように、第1カバー8をモータ本体1aに取り付けた後、端子ピン6の第2部分62にリード線10を接続し、その後、第2部分62、およびリード線10の一部を径方向外側から覆うように、第2カバー9を第1カバー8に取り付ける。
(第1カバー8の構成)
図2に示すように、モータ本体1aにおいて、モータケース20には、モータ軸線L方向に延在する切り欠き201が形成されており、モータ本体1aには、切り欠き201を塞ぐように、樹脂製の第1カバー8が取り付けられる。
図2に示すように、モータ本体1aにおいて、モータケース20には、モータ軸線L方向に延在する切り欠き201が形成されており、モータ本体1aには、切り欠き201を塞ぐように、樹脂製の第1カバー8が取り付けられる。
図5および図7に示すように、第1カバー8は、端子台35および切り欠き201を径方向外側から覆う底壁部81を有している。底壁部81の反出力側L1の端部には円弧状の板部801が形成されており、板部801に対して出力側L2には、板部801より径方向外側に、周方向に突出した板部802が形成されている。従って、第1カバー8を切り欠き201を覆うように配置すると、板部801は、切り欠き201からモータケース20の内側に進入してモータケース20の内周面に当接し、板部802は、モータケース20の外周面に当接する。また、底壁部81の周方向の両側において、板部802より出力側L2には、径方向内側に突出した板部803が形成されており、板部803は、フランジ部311に出力側L2から当接するとともに、切り欠き201からモータケース20の内側に進入してモータケース20に内周面に当接する。また、板部803に形成された係合爪804が端子台35の第2板部357に径方向内側から係合する。この状態で、第1カバー8は、モータ本体1aに保持される。
底壁部81には、端子台35を径方向外側から覆うように第1カバー8をモータ本体1aに取り付けた際、端子ピン6の第2部分62を底壁部81より径方向外側に突出させる開口部810が形成されている。開口部810は、モータ軸線L方向に延在するスリットであり、開口部810は、端子ピン6の第1部分61および第2部分62に径方向で重なっている。従って、第1カバー8を径方向外側から端子台35に重ねると、第2部分62は、開口部810を通り抜けて底壁部81より径方向外側に突出する。また、開口部810のうち、フランジ部311より出力側L2に位置する部分には、端子台35が径方向内側から重なる。
底壁部81の径方向内側の面には、開口部810が形成されている部分の途中に傾斜面819が形成されており、開口部810は、傾斜面819より反出力側L1まで延在している。底壁部81の径方向外側において、開口部810より反出力側L1に位置する部分には、径方向外側に突出した受け部82が形成されている。受け部82の径方向外側の面には、モータ軸線L方向に延在する複数の板状の隔壁部84が径方向外側に突出しており、隔壁部84は、幅方向に沿って等間隔に複数形成されている。このため、隣り合う隔壁部84の間は、リード線10をモータ軸線L方向に延在する状態で収容する溝状のリード線収容溝840になっており、リード線収容溝840において径方向内側に位置する底部は、リード線10を径方向内側から支持するリード線支持部85になっている。
リード線10は、金属線11の周りに可撓性の絶縁被覆層12が設けられており、リー
ド線支持部85は、リード線10の絶縁被覆層12を径方向内側から支持する。その結果、リード線10の金属線11は、端子ピン6の第2部分62と重なる位置に配置される。従って、リード線10を第2部分62に半田により容易に接続することができる。本形態において、端子ピン6の第2部分62の幅は、金属線11の外径より広い。従って、金属線11を第2部分62に効率よく適正に接続することができる。
ド線支持部85は、リード線10の絶縁被覆層12を径方向内側から支持する。その結果、リード線10の金属線11は、端子ピン6の第2部分62と重なる位置に配置される。従って、リード線10を第2部分62に半田により容易に接続することができる。本形態において、端子ピン6の第2部分62の幅は、金属線11の外径より広い。従って、金属線11を第2部分62に効率よく適正に接続することができる。
このように、本形態のモータ1では、第1コイルボビン31の出力側L2のフランジ部311の径方向外側に設けられた端子台35に保持された端子ピン6のうち、モータ軸線L方向の反出力側L1に屈曲した第2部分62にリード線10が半田により接続されている。このため、コネクタを用いる場合より、コストを低減することができるとともに、電気的な接続部分の信頼性を高めることができる。また、モータ本体1aには第1カバー8が保持され、第1カバー8は、リード線10を径方向内側から支持している。従って、リード線10を第2部分62に半田により接続する際、リード線10の取扱い等が容易である。
また、第1カバー8には、第2部分62を径方向外側に突出させるスリット状の開口部810が形成され、第2部分62は第1部分61の径方向外側の端部から反出力側L1に屈曲している。このため、開口部810は、第1部分61より反出力側L1に延在している。従って、第2部分62が上方に位置するように、モータ軸線Lを水平にした状態で、第2部分62にリード線10を半田により接続した際、半田粒が開口部810を介して落下した場合でも、半田粒は、モータ本体1a側に落下する。それ故、出力側L2のフランジ部311に対して出力側L2の歯車伝達機構7が設けられている空間に半田粒が落下することを抑制することができる。よって、半田粒が原因で歯車伝達機構7に不具合が発生することを抑制することができる。
また、開口部810は、径方向外側からみたとき、第2部分62と重なっている。このため、第2部分62を第1カバー8の開口部810を介して径方向外側に突出させやすいので、第1カバー8を設けやすい。
(リード線支持部85の詳細構成)
図3および図4に示すように、リード線支持部85は、反出力側L1(モータ軸線L方向の一方側)の第1端部851、および出力側L2(モータ軸線L方向の他方側)の第2端部852のうち、少なくとも一方は、リード線10の絶縁被覆層12と接触する部分850から径方向内側に向かう部分が凸曲面または傾斜面になっている。
図3および図4に示すように、リード線支持部85は、反出力側L1(モータ軸線L方向の一方側)の第1端部851、および出力側L2(モータ軸線L方向の他方側)の第2端部852のうち、少なくとも一方は、リード線10の絶縁被覆層12と接触する部分850から径方向内側に向かう部分が凸曲面または傾斜面になっている。
本形態においては、リード線支持部85の反出力側L1の第1端部851、および出力側L2の第2端部852の双方が、リード線10の絶縁被覆層12と接触する部分850から径方向内側に向かう部分が凸曲面または傾斜面になっている。なお、本形態では、第1端部851および第2端部852が凸曲面になっている場合を例示してあるが、第1端部851および第2端部852は傾斜面であってもよい。
このような構成によれば、リード線10は、凸曲面または傾斜面に沿って変形可能である。このため、リード線10のうち、リード線支持部85と接していない部分を径方向内側に変形させても、リード線10に大きな負荷が加わりにくい。
例えば、リード線10の位置が端子ピン6の第2部分62に対して径方向外側にずれている場合に、リード線10の出力側L2の端部を径方向内側に曲げたときでも、リード線10は、凸曲面または傾斜面からなる第2端部852に沿って曲がることになる。従って、リード線10およびリード線支持部85に大きな負荷が加わることを抑制することができる。
また、リード線10のうち、リード線支持部85より反出力側L1に位置する部分を径方向内側に変形させたときでも、リード線10は凸曲面または傾斜面からなる第1端部851に沿って曲がることになる。従って、リード線10およびリード線支持部85に大きな負荷が加わることを抑制することができる。
(第2カバー9の構成)
図2、図3および図4に示すように、本形態では、リード線10を第2部分62に半田により接続した後、第2カバー9を第2部分62、およびリード線10の一部を径方向外側から覆うように、樹脂製の第1カバー8に取り付ける。従って、第2カバー9によって、リード線10と第2部分62との接続部分を保護することができる。
図2、図3および図4に示すように、本形態では、リード線10を第2部分62に半田により接続した後、第2カバー9を第2部分62、およびリード線10の一部を径方向外側から覆うように、樹脂製の第1カバー8に取り付ける。従って、第2カバー9によって、リード線10と第2部分62との接続部分を保護することができる。
図6および図8に示すように、第2カバー9は、端子ピン6の第2部分62およびリード線10の一部を径方向外側から覆う端板部90と、端板部90の周方向の端部から径方向内側に突出して第2部分62を周方向から覆う側板部91と、端板部90の反出力側L1の端部から径方向内側に突出したリード線押圧部97とを有しており、リード線押圧部97は、端子ピン6の第2部分62および第1カバー8のリード線支持部85より反出力側L1に位置する。従って、リード線支持部85は、モータ軸線L方向で第2部分62とリード線押圧部97との間に位置する。なお、端板部90の出力側L2の端部901と第1カバー8の底壁部81との間には隙間が空いている。
(第1カバー8と第2カバー9との係合機構等の構成)
かかる構成の第2カバー9を第1カバー8に取り付けるにあたって、第2カバー9は、端子ピン6の第2部分62より反出力側L1で第1カバー8に形成された凹部または凸部からなる第1被係合部891と係合する第1係合部991と、第2部分62よりモータ軸線L方向の出力側L2で第1カバー8に形成された凹部または凸部からなる第2被係合部と係合する第2係合部992とを有している。
かかる構成の第2カバー9を第1カバー8に取り付けるにあたって、第2カバー9は、端子ピン6の第2部分62より反出力側L1で第1カバー8に形成された凹部または凸部からなる第1被係合部891と係合する第1係合部991と、第2部分62よりモータ軸線L方向の出力側L2で第1カバー8に形成された凹部または凸部からなる第2被係合部と係合する第2係合部992とを有している。
本形態において、第1係合部991および第2係合部992は各々、側板部91に設けられている。より具体的には、第1カバー8の受け部82の反出力側L1の端部には、周方向の両端部の各々に切り欠き822が形成されており、受け部82と底壁部81との間には、切り欠き822によって、反出力側L1および周方向の外側に開口した凹部からなる第1被係合部891が形成されている。これに対して、第2カバー9の側板部91には、周方向の両端部の各々に出力側L2に向けて突出した凸部からなる第1係合部991が形成されている。
また、第1カバー8において、底壁部81の径方向外側の面には、出力側L2の端部から周方向に延在する前壁部816と、前壁部816の周方向の両端部の各々から反出力側L1に延在する一対の側壁部817とが形成されており、一対の側壁部817の各々に、周方向に開口した凹部からなる第2被係合部892が形成されている。これに対して、第2カバー9は、側板部91から出力側L2に突出したフック940を有しており、フック940は、第2被係合部892に周方向から進入して係合する凸部からなる第2係合部992を有している。本形態において、第2被係合部892は、周方向の内側に向けて開口しており、第2係合部992は、フック940の周方向の外側に突出している。従って、フック940の第2係合部992は、第2被係合部892に周方向の内側から進入し、係合する。
それ故、本形態では、第2カバー9を反出力側L1から出力側L2にスライドさせたとき、第1係合部991が第1被係合部891と係合し、第2係合部992が第2被係合部892と係合する。ここで、フック940は周方向に弾性変形可能である。それ故、第1
カバー8に第2カバー9を容易に取り付けることができる。
カバー8に第2カバー9を容易に取り付けることができる。
また、第2カバー9を反出力側L1から出力側L2にスライドさせたとき、リード線押圧部97は、リード線10に径方向外側から当接し、リード線10を径方向内側に撓ませる。このため、リード線10のうち、第2カバー9より反出力側L1に延在している部分に、径方向外側への外力が加わっても、かかる力は端子ピン6とリード線10との電気的な接続部分に伝わりにくいので、電気的な接続部分の信頼性を高めることができる。
(リード線押さえ部99の構成)
図8に示すように、第2カバー9の端板部90の径方向内側の面は、リード線10に径方向外側から重なる部分がリード線10の延在方向(モータ軸線L方向)に延在するリード線押さえ部99になっており、リード線押さえ部99の間が溝98になっている。本形態において、リード線押さえ部99および溝98は、リード線押圧部97の内面まで延在している。従って、第1カバー8をモータ軸線L方向にスライドさせて第2カバー9を重ねる際、リード線押さえ部99が第1カバー8のリード線収容溝840(図5参照)に嵌ってリード線10の絶縁被覆層12をリード線支持部85に向けて押し付け、溝98には、第1カバー8の隔壁部84(図5参照)が嵌る。
図8に示すように、第2カバー9の端板部90の径方向内側の面は、リード線10に径方向外側から重なる部分がリード線10の延在方向(モータ軸線L方向)に延在するリード線押さえ部99になっており、リード線押さえ部99の間が溝98になっている。本形態において、リード線押さえ部99および溝98は、リード線押圧部97の内面まで延在している。従って、第1カバー8をモータ軸線L方向にスライドさせて第2カバー9を重ねる際、リード線押さえ部99が第1カバー8のリード線収容溝840(図5参照)に嵌ってリード線10の絶縁被覆層12をリード線支持部85に向けて押し付け、溝98には、第1カバー8の隔壁部84(図5参照)が嵌る。
それ故、図3および図4に示すように、リード線10のうち、端子ピン6との接続部分の付近に位置する部分は、リード線押さえ部99とリード線支持部85との間で保持される。このため、リード線10に外力が加わっても、リード線10と端子ピン6との接続部分に応力が加わりにくいので、リード線10と端子ピン6との電気的な接続部分の信頼性を高めることができる。
[他の実施の形態]
上記実施の形態では、モータ軸線L方向の一方側が反出力側L1である場合を例示したが、モータ軸線L方向の一方側が出力側L2であるモータに本発明を適用してもよい。すなわち、上記実施形態では、端子ピン6の第2部分62が反出力側L1に屈曲していたが、端子ピン6の第2部分62が出力側L2に屈曲しているモータに本発明を適用してもよい。本発明は、ステッピングモータに限らず、他の種類のモータに適用してもよい。
上記実施の形態では、モータ軸線L方向の一方側が反出力側L1である場合を例示したが、モータ軸線L方向の一方側が出力側L2であるモータに本発明を適用してもよい。すなわち、上記実施形態では、端子ピン6の第2部分62が反出力側L1に屈曲していたが、端子ピン6の第2部分62が出力側L2に屈曲しているモータに本発明を適用してもよい。本発明は、ステッピングモータに限らず、他の種類のモータに適用してもよい。
1…モータ、1a…モータ本体、3…ステータ、5…ロータ、6…端子ピン、7…歯車伝達機構、8…第1カバー、9…第2カバー、10…リード線、11…金属線、12…絶縁被覆層、20…モータケース、31…第1コイルボビン、32…第2コイルボビン、35…端子台、36…端子保持穴、48…第1コイル線、49…第2コイル線、50…出力軸、53…永久磁石、61…第1部分、62…第2部分、63…第3部分、81…底壁部、82…受け部、84…隔壁部、85…リード線支持部、90…端板部、91…側板部、97…リード線押圧部、99…リード線押さえ部、310、320…胴部、311、312、321、322…フランジ部、350…凸部、810…開口部、816…前壁部、817…側壁部、840…リード線収容溝、850…部分、851…第1端部、852…第2端部、891…第1被係合部、892…第2被係合部、940…フック、991…第1係合部、992…第2係合部、L…モータ軸線、L1…反出力側、L2…出力側
Claims (6)
- コイル線が胴部に巻回されたコイルボビン、および前記コイルボビンを内側に収容するモータケースを備えたモータ本体と、
前記コイルボビンのフランジ部の径方向外側に設けられた端子台と、
前記端子台から径方向外側に突出するように前記端子台に保持された第1部分、および前記第1部分の径方向外側の端部からモータ軸線方向の一方側に屈曲した第2部分を備え、前記コイル線が接続された端子ピンと、
前記端子台を径方向外側から覆うように前記モータ本体に保持され、前記第2部分を径方向外側に突出させる開口部が設けられた第1カバーと、
前記第1カバーに径方向内側から支持され、前記第2部分に電気的に接続されたリード線と、
前記第2部分および前記リード線の一部を径方向外側から覆う第2カバーと、
を有し、
前記第2カバーは、前記第2部分を径方向外側から覆う端板部と、前記第2部分より前記一方側で前記端板部から径方向内側に突出したリード線押圧部と、前記第2部分より前記一方側で前記第1カバーに形成された凹部または凸部からなる第1被係合部と係合する第1係合部と、前記第2部分より前記モータ軸線方向の他方側で前記第1カバーに形成された凹部または凸部からなる第2被係合部と係合する第2係合部と、を有し、
前記第2カバーを前記一方側から前記他方側にスライドさせたとき、前記リード線押圧部が前記リード線を径方向内側に撓ませ、前記第1係合部が前記第1被係合部と係合し、前記第2係合部が前記第2被係合部と係合することを特徴とするモータ。 - 請求項1に記載のモータにおいて、
前記第2カバーは、前記第2部分を周方向から覆う側板部を備え、
前記第1係合部および前記第2係合部は、前記側板部に設けられていることを特徴とするモータ。 - 請求項2に記載のモータにおいて、
前記第2被係合部は、前記周方向に向けて開口した凹部であり、
前記第2係合部は、周方向から前記第2被係合部に係合したフックであることを特徴とするモータ。 - 請求項3に記載のモータにおいて、
前記第1カバーは、前記第2被係合部が周方向の内側に向けて開口した壁部を備え、
前記第2係合部は、周方向の内側から前記第2被係合部内に進入することを特徴とするモータ。 - 請求項1から4までの何れか一項に記載のモータにおいて、
前記第1カバーは、前記モータ軸線方向における前記第2部分と前記リード線押圧部との間で径方向外側に突出したリード線支持部を備え、
前記リード線支持部が前記リード線を径方向内側から支持していることを特徴とするモータ。 - 請求項5に記載のモータにおいて、
前記第2カバーは、前記モータ軸線方向における前記第2部分と前記リード線押圧部との間で前記リード線の絶縁被覆層を前記リード線支持部に向けて押し付けるリード線押さえ部を備えていることを特徴とするモータ。
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JP2019030011A JP2020137312A (ja) | 2019-02-22 | 2019-02-22 | モータ |
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Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
JP2022053045A (ja) * | 2020-09-24 | 2022-04-05 | 株式会社不二工機 | ステータユニットの製造方法及びステータユニット |
-
2019
- 2019-02-22 JP JP2019030011A patent/JP2020137312A/ja active Pending
Cited By (2)
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