JPH0577956A - 自動シート紙送り装置 - Google Patents

自動シート紙送り装置

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JPH0577956A
JPH0577956A JP3338275A JP33827591A JPH0577956A JP H0577956 A JPH0577956 A JP H0577956A JP 3338275 A JP3338275 A JP 3338275A JP 33827591 A JP33827591 A JP 33827591A JP H0577956 A JPH0577956 A JP H0577956A
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paper
roller
separation
separating
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JP3338275A
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Inventor
Yasuo Sakurai
靖夫 桜井
Ichirou Kondou
伊智朗 近藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 片側基準で、かつ、分離コロを用いた自動シ
ート紙送り装置の分離部機構の簡素化、および、分離コ
ロのトルク調整の容易化。 【構成】 一本の固定軸に、それぞれ固定された間隔
で、それぞれ回転自在な状態で取付けられた複数の分離
コロを、継動手段を用いて、任意の閾値内のトルクで、
固定軸に係止して、給紙ローラで搬送されるシート紙の
重送を防止する分離コロ組を、片側基準の自動シート紙
送り装置に設け、基準位置を規制する基準ガイドに沿っ
てセットされた複数枚のシート紙を、分離コロを用いて
分離し、かつ、分離コロの給紙ローラとの連れ回りを制
御する分離コロトルク調整機構を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機や、ファクシミ
リ、および、スキャナなど、シート紙を利用する機器に
装備され、それらの機器に、複数枚のシート紙を、一枚
ずつ分離して送り出す自動シート紙送り装置に係わり、
特に、各シート紙のサイズ、および、重さなどに対応し
て、効率良くシート紙を分離して送り出すのに好適な自
動シート紙送り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機やファクシミリなど、多くのOA
機器では、原稿、または、記録紙として、シート紙を用
いている。これらの機器では、複数枚まとめてセットさ
れたシート紙を、一枚一枚、自動的に供給する自動シー
ト紙送り装置を具備することにより、操作者のシート紙
のセットに係わる作業負荷を、大幅に軽減している。自
動シート紙送り装置は、様々なサイズのシート紙を取扱
えるようにするために、シート紙のセット状態を揃える
ためのガイド部材を、使用するシート紙のサイズに合わ
せて移動して、シート紙の曲がりを矯正し、正確な分離
と搬送ができるようにしている。そして、自動シート紙
送り装置におけるシート紙のセット位置は、実際にシー
ト紙を必要とする複写機や、ファクシミリなどの機器に
対応して決定されている。すなわち、センター基準か、
もしくは、片側基準である。
【0003】図8は、センター基準の自動シート紙送り
装置の分離機構部分の構成の概略を示す上面図である。
センター基準の自動シート紙送り装置は、図8(a)で
示すように、シート紙を中央にセットして、小さいサイ
ズのシート紙81から、大きいサイズのシート紙82ま
でを、両サイドのガイド83、84を、中央に対称に移
動して、シート紙の側端部をガイドする。そして、給紙
ローラ85や分離コロ86などからなる給紙・分離機構
も、中央に設けている。このように、ガイド83、84
で位置決めされたシート紙81、82は、給紙ローラ8
5に当接して搬送される。そして、図8(b)で示され
るように、分離コロ86に当接する上側のシート紙87
は、下側のシート紙88との摩擦係数が小さいためにす
べり、分離コロ86により搬送が阻止される。このよう
にして、シート紙は分離され、一枚ずつ搬送される。例
えば、ファクシミリは、シート原稿を搬送しながら、原
稿の画像情報を読みとるのが一般的であるため、ファク
シミリの原稿用の自動シート紙送り装置にはセンター基
準のものが多い。
【0004】図9は、片側基準の自動シート紙送り装置
の分離機構部分の構成の概略を示す上面図である。片側
基準の自動シート紙送り装置は、図9(a)で示される
ように、片側のガイド93を基準の位置に固定して、も
う一方のガイド94を移動して、小さいサイズのシート
紙91、および、大きいサイズのシート紙92の端部を
ガイドする。そして、給紙・分離機構には、使用可能な
最大サイズのシート紙を含むそれぞれのサイズのシート
紙に対応して、複数個の給紙ローラ95や分離パッド9
6が設けられている。シート紙のセットを片側基準で行
う場合には、シート紙の分離部材として、分離コロでは
なく、主に、分離パッドを用いる。そして、図9(b)
で示されるように、分離パッド96により、上側のシー
ト紙97は、搬送が阻止され、下側のシート紙98の一
枚のみが搬送される。例えば、複写機やイメージスキャ
ナでは、ブックタイプの原稿も用いられ、原稿は、原稿
台の定められた位置にセットされる。そして、印字装置
の紙送り機構との関連や、ブック原稿のセットの容易さ
を考慮した関係で、原稿は、原稿台のセンターではな
く、一方の角に寄せてセットされるものが多い。このよ
うな場合、自動シート紙送り装置で送る原稿も、同様
に、一方の角に寄せてセットさせなければならず、片側
基準が用いられる。
【0005】片側基準の給紙・分離機構では、利用する
シート紙の最大幅に合わせて、分離部材を用意する必要
があり、1ヶ所のコストが安価な分離パッドを、各原稿
のサイズに合わせた位置に、複数個、設けている。しか
し、分離パッド96は、給紙ローラ95と常に同じ部分
が接するために、寿命が短い。分離パッド3の寿命を伸
ばすために、図8に示すような分離コロ方式がある。す
なわち、図8において、分離コロ86は、給紙ローラ8
5と接する面が回転して変わるため、寿命が伸びる。し
かし、分離パッドと同数の分離コロを用いるのは、コス
トアップになってしまう。
【0006】このような問題を解決するための従来技術
には、例えば、特開昭61−119528号公報に記載
のものがある。図10は、従来の分離コロを用いた片側
基準の自動シート紙送り装置の構成の概略を示す上面図
である。固定されたガイド103に、最小サイズのシー
ト紙104、および、最大サイズのシート紙105の側
端部を合わせてセットし、移動可能なガイド101を、
シート紙のサイズに合わせて移動して、シート紙のもう
一方の側を規制する。このガイド101の移動に伴い、
唯一の分離コロである分離コロ102を移動し、分離コ
ロ102の中心とシート紙の中心とが常に一致した位置
で、分離動作を行うようにしたものである。このように
することにより、片側基準の自動シート紙送り装置にお
いて、一つの分離コロで、摩耗の少ない分離機構を構成
することができる。しかし、この技術では、分離コロユ
ニットが、移動可能なガイドと連動しているために、複
雑な機構となり、コストアップとなる。
【0007】尚、図8に示した分離コロ86が、原稿を
正しく分離するためには、次の図11に示すような機構
が必要である。図11は、分離コロのトルクを制御する
機構の構成を示す正面図である。この制御機構は、当接
する分離コロ111との摩擦力により、分離コロ111
のトルクを規制する摩擦板116とスプリングとからな
るトルク規制部材を有し、このトルク規制部材は、分離
コロ111を回転自在に支える分離軸113に取付けら
れている。スプリング114の一端は、スプリング固定
部材112を介して、分離軸113に固定され、他端で
は、摩擦板116を、分離コロ111の側面に押し当て
ている。分離コロ111の横方向の動きは、分離軸11
3のEタイプリング115で規制されており、分離コロ
111と摩擦板116との間には、スプリング114に
よる押しつけにより、摩擦力が起きる。この摩擦力によ
り、分離コロ111の分離軸113上でのトルクが規制
される。分離コロ111は、当接する給紙ローラで連れ
回りするが、スプリング114による押しつけ力が強す
ぎる場合には、連れ回りしない場合や、異常な摩擦音を
発生してしまう。また、分離コロ111は、複数の原稿
の最上部と当接して、その原稿と共に停止するが、スプ
リング114による押しつけ力が弱すぎる場合には、最
上部の原稿を停止させることができなくなり、原稿の重
送を引き起こしてしまうし、スプリング114による押
しつけ力が強すぎる場合には、最後の原稿に大きな負荷
をかけ、原稿斜め送りや、破損を起こす。このような問
題を回避するために、スプリング114による分離コロ
111への押しつけ力は、微妙に調整される必要があ
り、使用される原稿の厚さや重さなどの種別によって
は、外装部分を取り外して、異なるスプリングに取替え
なければならない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の分離コロを用いた片側基準の自動シート紙
送り装置は、構造が複雑であり、コストを十分に下げる
ことができない点と、分離コロのトルクの調整が困難で
あり、分離コロの機能を最大限に利用できない点であ
る。本発明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、
分離コロからなる簡素な構造の分離機構を用いて、片側
基準でセットされた様々なサイズのシート紙を、一枚ず
つ正確に送り出すことが可能で、さらに、分離コロのト
ルクの調整を容易として、小型で低価格、かつ、高性能
な自動シート紙送り装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の自動シート紙送り装置は、(1)当接する
シート紙を搬送する給紙ローラと、この給紙ローラで搬
送されるシート紙と重なっているシート紙の先端に当接
し、この重なっているシート紙の重送を防止する複数の
分離コロを、それぞれ固定された間隔で有する分離コロ
組と、給紙ローラで搬送されるシート紙の側端部に沿っ
て当接して、このシート紙の搬送方向を、予め定められ
た基準位置で規制する基準ガイドと、シート紙のサイズ
に対応して操作者が移動した位置で、基準ガイドに相対
して、シート紙の側端部に沿って当接して、このシート
紙の搬送方向を規制する可変ガイドとからなり、基準ガ
イドで規制される位置を基準として置かれる複数枚のシ
ート紙を、分離コロを用いて分離する片側基準の分離・
給紙部を設けたことを特徴とする。また、(2)上記
(1)に記載の自動シート紙送り装置において、分離コ
ロ組は、複数の分離コロを、一本の固定軸に、それぞれ
回転自在な状態で取付けてなることを特徴とする。ま
た、(3)上記(2)に記載の自動シート紙送り装置に
おいて、分離コロ組は、重なっているシート紙に当接し
ている分離コロを、任意の閾値内のトルクで固定軸に係
止する継動部を具備することを特徴とする。また、
(4)当接するシート紙を搬送する給紙ローラと、この
給紙ローラとの連れ回りを、給紙ローラで搬送されるシ
ート紙と重なっているシート紙に当接して停止する分離
コロとを具備し、給紙ローラで搬送される複数枚のシー
ト紙を、一枚ずつ分離して送り出す自動シート紙送り装
置であり、分離コロの側面に当接して、この分離コロと
の摩擦力により分離コロの給紙ローラとの連れ回りを規
制する摩擦部材と、この摩擦部材を分離コロの側面に押
しつける押し圧付与部材と、この押し圧付与部材の摩擦
部材に対する押しつけ力を、人手を介して変化させる押
し圧調整部材とからなる分離コロトルク調整機構を設け
ることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明においては、分離コロ組は、利用するシ
ート紙のサイズに対応して必要となる最低数の数の分離
コロを、一本の固定軸に、それぞれ固定された間隔で、
かつ、それぞれ回転自在な状態で取付けて構成される。
さらに、それぞれの分離コロを、任意の閾値内のトルク
で、固定軸に係止するトルクリミッタ(継動部)を有
し、分離コロの給紙ローラやシート紙との連れ回りを制
動する。すなわち、シート紙と当接する分離コロは、当
接した二枚目以降のシート紙と共に停止し、シート紙と
当接しない分離コロは、給紙ローラと連れ回りする。こ
のような構成にすることにより、分離コロの位置を、片
側基準でセットされたシート紙のサイズに対応して動か
す必要がなく、構造が簡素になる。また、押し圧付与部
材と押し圧調整部材などとからなる分離コロトルク調整
機構により、操作者は、摩擦部材と分離コロとの摩擦力
を変化させ、分離コロの給紙コロとの連れ回りを制御す
るトルクを容易に調整することができ、使用する原稿の
種類に応じた最適な状態で、分離動作を行なうことがで
きる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明を施した自動シート紙送り装
置の本発明に係わる給紙・分離機構の一実施例を示す斜
視図である。本実施例の給紙・分離機構は、給紙軸7に
設けられた二個の給紙ローラ1a、1bと、給紙ローラ
1a、1bのそれぞれに当接して連れ回りする二個の分
離コロ2a、2bを、一本の固定軸である分離軸6に設
けてなる分離コロ組4とにより構成されている。そし
て、分離コロ組4においては、分離コロ2a、2bは、
それぞれ、分離軸6に対して回転自在な状態であり、か
つ、Eタイプリング9により、固定の位置間隔で取付け
られている。さらに、分離コロ2a、2bのそれぞれに
は、スプリング8の押し付けトルクにより、摩擦板10
が押し付けられている。スプリング8の一端は、摩擦板
10に取付けられているが、逆の一端は、分離軸6に固
定されたスプリング固定部材5に取付けられている。こ
のことにより、分離コロ2a、2bのそれぞれの回転
は、摩擦板10との摩擦力で制動される。以下、このよ
うな構成の給紙・分離機構の本発明に係わる動作を説明
する。
【0012】搬送の対象となるシート紙3が、小サイズ
((A5)、(A6))の時は、片方の分離コロ2a
は、給紙ローラ1bの回転により連れ回りする。その
時、シート紙3を止めている側の分離コロ2bが回転す
ると、シート紙3の全てがまとめて搬送され、いわゆ
る、ダブルフィード(重送)を発生させてしてしまう。
このようなトラブルを避けるために、分離コロ2bは、
回転しないようにする必要がある。分離コロ2aと分離
コロ2bとの動きを別々にするために、分離コロ2a、
2bのそれぞれを支えている分離軸6を二分割して、軸
と分離コロを一つの組単位として、二個の分離コロ組を
構成する方法が考えられる。しかし、このような構成で
は、部品や、組み付け時のバラツキにより、それぞれの
軸の中心がずれ、分離コロ2aと分離コロ2bとの分離
力のバランスが相違し、大きなサイズのシート紙を分離
する際には、分離コロ2a、2bの分離力の相違によ
り、シート紙の搬送スキュー(曲がり)が発生する。本
実施例の分離コロ組4では、分離軸6に、分離コロ2
a、2bを取り付け、軸を同一(分離軸6の一本)にし
ている。そして、スプリング8と摩擦板10との組によ
るトルクリミッタを継動部として用い、分離コロ2aの
回転と、分離コロ2bの回転を、別々に制御している。
すなわち、スプリング8の力により、左右二個の分離コ
ロ2a、2bには、同一のトルクF1が与えられる。分
離コロ2aは、給紙ローラ1aに当接しており、給紙ロ
ーラ1aの回転力Nにより、連れ回りする(N>
1)。また、分離コロ2b側では、給紙ローラ1bの
回転力Nにより、最下部のシート紙に、給紙力Faが与
えられている。しかし、二枚以降のシート紙は、スプリ
ング8の力によるトルクF1と、シート紙間の摩擦力F
bの関係に基づき(F1>Fb)、停止している。この
ようにして、本実施例の分離コロ組4においては、二個
の分離コロ2a、2bは、同一の軸上に構成されている
が、別々の動きをする。そして、シート紙3が搬送され
る側の分離コロ2bは、停止して、給紙ローラ1bに当
接して搬送されるシート紙以外のシート紙の重送を防止
する。
【0013】以下、このような構成の給紙・分離機構と
組合せて用いる、本発明に係わるガイド部材に関して説
明する。図2は、本発明を施した片側基準の自動シート
紙送り装置のガイド機構の一実施例を示す上面図であ
る。本図は、図1で説明した給紙ローラ1a、1bと分
離コロ2a、2bからなる給紙・分離機構と、この給紙
・分離機構で分離、給紙される(A6)〜(A3)、
(B6)の各サイズのシート紙11〜15と、これらの
シート紙11〜15の両側端部を揃える基準ガイド16
と可変ガイド17のそれぞれの位置関係を示している。
基準ガイド16と、給紙ローラ1a、1b、および、分
離コロ2a、2bのそれぞれの位置は固定である。特
に、基準ガイド16は、各シート紙11〜15を利用す
る図示していない機器の原稿セット基準ライン上に位置
し、操作者は、各シート紙11〜15の一端を、この基
準ガイド16に当接させてセットする。(A4)サイズ
および(A3)サイズなどの大きなシート紙14、15
は、給紙ローラ1a、1bと分離コロ2a、2bにより
分離、給紙されるが、(A6)、(B6)、(A5)な
どの小さなシート紙11〜13は、給紙ローラ1bと分
離コロ2bのみで、分離、給紙される。このような異な
るサイズのシート紙をセットする場合、操作者は、可変
ガイド17をスライド(移動)させて、シート紙11〜
15に当接させる。このようにして、シート紙11〜1
5は、基準ガイド16と可変ガイド17により、給紙ロ
ーラ1a、1bと分離コロ2a、2bからなる給紙・分
離機構による給紙時のスキューが防止される。
【0014】尚、複写機やスキャナなど各シート紙11
〜15を利用する機器によっては、(B6)や(A6)
サイズなど、特に小さなシート紙に関しては、原稿と記
録紙それぞれの搬送上の問題などにより、(A5)サイ
ズ以上のシート紙とは異なる位置での読み取りを行う場
合がある。このような場合には、基準ガイド16を、
(B6)や(A6)サイズなどの極小サイズの基準位置
に合わせて移動できる構成とする。すなわち、(A3)
〜(A6)サイズまで対応させるために、基準ガイド1
6を、図中AとBの二つの位置を持つ。(A3)〜(A
5)サイズまでは、基準ガイド16は、Aの位置で、各
シート紙13〜15を規制し、可変ガイド17は、Cの
間を移動して、(A3)〜(A5)サイズのシート紙1
3〜15の側端部を規制する。そして、分離コロ2a、
2b、および、給紙ローラ1a、1bにより、各シート
紙13〜15は、分離、給紙される。また、(B6)お
よび(A6)サイズのシート紙11、12をセットする
場合は、操作者は、基準ガイド16を、Bの位置に移動
し、次に、可変ガイド17を、Cの間で移動して、(A
6)および(B6)サイズのシート紙11、12の側端
部を規制する。そして、分離コロ2b、給紙ローラ1b
で、シート紙11、12は分離、給紙される。このよう
にして、図1で示した分離コロ組4を用いて、片側基準
で、シート紙の自動分離、給紙を行う。
【0015】次に、このような分離コロ組と片側基準の
ガイドを用いた自動シート紙送り装置の利用例を、図3
を用いて説明する。図3は、本発明を施した自動シート
紙送り装置を設けたスキャナ装置の一実施例を示す斜視
図および側断面図である。本実施例の自動シート紙送り
装置18は、スキャナ装置19上に設けられ、原稿台2
0にセットされた複数枚の原稿を、一枚ずつ、スキャナ
装置19の原稿読み取り位置に送りだし、かつ、スキャ
ナ装置19のイメージ情報の読み取り動作終了後に、そ
の原稿を、排出トレー21に排出する。図3(a)で示
すように、原稿台20には、基準ガイド22と可変ガイ
ド23が設けられており、操作者は、まず、原稿を、基
準ガイド22に当接させてセットし、そして、可変ガイ
ド23を、原稿のもう一方の側端部に当接する位置まで
移動して、原稿を揃える。尚、原稿のセット完了状態
は、表示部24に表示される。原稿のセットが完了した
時点で、操作者が、図示していないスタートボタンを押
下すると、図3(b)で示すように、原稿台20にセッ
トされた複数の原稿は、図1で示した給紙・分離機構を
構成する分離コロ25と給紙ローラ26とにより分離、
給紙される。この時、原稿は、基準ガイド22の位置を
基準として給紙され、かつ、基準ガイド22と可変ガイ
ド23で両サイドが規制され、スキューは防止されてい
る。尚、原稿の給紙動作に先立ち、ピックアップローラ
27を用いて、特に、最下部の原稿を優先して、分離コ
ロ25と給紙ローラ26の部分まで送り、分離をより確
実にしている。給紙ローラ26で給紙された原稿は、搬
送・排紙ローラ28a〜28d、および、搬送・排紙コ
ロ29a〜29cにより、原稿ガラス30上に当接しな
がら、排出トレー21に送り出される。自動シート紙送
り装置18を使用する場合には、スキャナ装置19の露
光ランプ31とミラー32a〜32cは、原稿を図中A
で示す原稿読み取り位置で読み取るために、移動して停
止しており、搬送される原稿は、ミラー32a〜32
c、および、レンズ33を介して、CCD(Charg
e Coupled Device、電荷集合素子)3
4を有するイメージ変換部35によりイメージ情報とし
て読み取られる。尚、読み取り対象の原稿が本などから
なり、厚みがあり、自動シート紙送り装置18を使用し
ない場合には、スキャナ装置19の露光ランプ31とミ
ラー32a〜32cが、図中B、C間を移動して、原稿
ガラス30上の図中D部分に置かれた原稿を読み取る。
【0016】以上、図1〜図3を用いて説明したよう
に、本実施例の自動シート紙送り装置では、寿命の長い
分離コロを用いた分離機構で、片側基準の機器に対応し
たシート紙の分離および給紙を行うことができる。特
に、本実施例の自動シート紙送り装置に用いた分離機構
においては、二個の分離コロが、それぞれ別々に動作制
御されており、小サイズのシート紙のダブルフィード
(重送)を防止することができる。また、二つの分離コ
ロを支えている軸が同一のため、それぞれの分離コロの
位置関係が一定しており、スキューの発生を防止するこ
とができる。
【0017】次に、図4〜図7を用いて、図1に示した
分離コロ組4の連れ回りの制御を行なう本発明に係わる
分離コロトルク調整機構に関する説明を行なう。図4
は、本発明の分離コロトルク調整機構の本発明に係わる
構成の第1の実施例を示す正面図である。本実施例の分
離コロトルク調整機構は、図1における分離コロ組の回
転制御を行なうものであり、外装40に取付けられた分
離トルク調整ねじ42と、この分離トルク調整ねじ42
の回転により、分離コロ2bの図中右側の停止位置を調
整して、スプリング8による分離コロ2bへの押しつけ
力を、摩擦板10を介して付与する摩擦板押し部材41
を具備してなる。尚、本実施例では、スプリング8が、
本発明の押し圧付与部材を、また、分離トルク調整ねじ
42と摩擦板押し部材41とが、本発明の押し圧調整部
材を構成している。操作者が、分離トルク調整ねじ42
を回転させることにより、摩擦板押し部材41は、図中
A、Bのいずれかに移動する。この摩擦板押し部材41
の移動に伴い、分離コロ2bも移動し、スプリング8が
伸び縮みして、分離コロ2bにかかる負荷が変化する。
そして、分離コロ2bと摩擦板10との摩擦力が変化し
て、分離コロ2bの給紙ローラ1bとの連れ回りを制御
するトルクが変わる。このようにして、操作者は、外装
40の外側から、分離コロ2bのシート紙の分離性能
を、容易に調整することができる。
【0018】図5は、本発明の分離コロトルク調整機構
の本発明に係わる構成の第2の実施例を示す正面図であ
る。本実施例の分離コロトルク調整機構は、図1におけ
る分離コロ組の回転制御を行なうものであり、外装50
に取付けられた本発明の押し圧調整部材としての分離ト
ルク調整ねじ52と、この分離トルク調整ねじ52の回
転により、伸び縮みするバネ53と、このバネ53によ
り、分離コロ2bへの摩擦板10の押し圧力を付与する
摩擦板押し部材51とを具備してなる。この摩擦板押し
部材51とバネ53とにより、本発明の押し圧付与部材
を構成し、図4におけるスプリング8を不要としてい
る。操作者が、分離トルク調整ねじ52を回転させるこ
とにより、バネ53、および、回転軸54を介して摩擦
板押し部材51が図中A、Bのいずれかに移動する。こ
の摩擦板押し部材41の移動に伴い、バネ53による分
離コロ2bにかかる負荷が変化して、分離コロ2bと摩
擦板10との摩擦力が変わる。このようにして、本実施
例でも、分離コロ2bの給紙ローラ1bとの連れ回りを
制御するトルクの調整を、容易に行なうことができる。
さらに、本実施例では、Eタイプリング9により、分離
コロ2bの位置を固定しているので、原稿などのシート
紙の搬送スキューを回避することができる。
【0019】図6は、本発明の分離コロトルク調整機構
の本発明に係わる構成の第3の実施例を示す正面図であ
る。本実施例の分離コロトルク調整機構は、図1におけ
る分離コロ組の回転制御を行なうものであり、外装60
に取付けられた透明なガラスなどからなる目盛窓65
と、外装60に取付けられた本発明の押し圧調整部材と
しての分離トルク調整ねじ62と、この分離トルク調整
ねじ62の回転により、分離コロ2bに、図中右側か
ら、摩擦板10を押しつける力を変化させる本発明の押
し圧付与部材としてのバネ63および摩擦板押し部材6
1と、分離トルク調整ねじ62の回転に伴い移動する目
盛指示板64を具備してなる。尚、分離トルク調整ねじ
62とバネ63は、ワイヤ67を介して接続され、か
つ、ワイヤガイドピン68により、移動方向が変えられ
ている。操作者が、分離トルク調整ねじ62を回転させ
ると、それに伴い、ワイヤ67、バネ63、および、回
転軸66を介して、摩擦板押し部材61が移動し、摩擦
板10と分離コロ2bとの摩擦力が変化する。このこと
により、分離コロ2bの給紙ローラ1bとの連れ回りを
制御するトルクが調整される。この時、操作者は、目盛
窓65で、この時の目盛指示板64の位置を確認するこ
とにより、そのトルクの調整値の強弱を、具体的に判断
することができる。このように、本実施例においては、
図5で説明した分離コロ2bのトルクの調整時に、操作
者は、目盛窓65で、目盛指示板64の位置を確認する
ことができるので、分離コロ2bのトルク調整を、さら
に、容易に行なうことができる。
【0020】図7は、図6における分離コロトルク調整
機構を具備した自動シート紙送り装置の本発明に係わる
構成の一実施例を示す斜視断面図である。本実施例の自
動シート紙送り装置70は、上面外装部71上に、分離
トルク調整ねじ62と、目盛窓65が設けられており、
操作者は、この目盛窓65により、分離トルク調整ねじ
62による分離コロ2bのトルクの調整値を、具体的に
知ることができる。すなわち、自動シート紙送り装置7
0において、例えば、原稿の重送が発生する場合には、
操作者は、分離トルク調整ねじ71を回転させる。この
分離トルク調整ねじ62の回転に伴い、ワイヤ67を介
してバネ63が伸び縮みして、回転軸66により、摩擦
板押し部材61が移動し、摩擦板10と分離コロ2bと
の摩擦力が変化する。このことにより、分離コロ2bの
給紙ローラ1bとの連れ回りを制御するトルクが調整さ
れる。この時の摩擦板押し部材61の移動値が、目盛指
示板64の移動値で示されれるので、操作者は、分離コ
ロ2bのトルクの調整値を、目盛窓65から見ることが
でき、どのくらいの調整を行なえば良いかなどを、具体
的に知ることができる。
【0021】以上、図4〜図7を用いて説明したよう
に、本実施例の自動シート紙送り装置では、使用するシ
ート紙の種類に応じて、分離コロのトルク調整を容易に
行なうことができる。
【0022】尚、本発明の自動シート紙送り装置は、図
1〜図7で示すものに限定されるものではない。例え
ば、分離トルク調整ねじの回転を、指でできるように摘
みを設けたり、ねじ以外の部材を用いても良い。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、分離コロからなる簡素
な構造の分離機構を用いて、片側基準でセットされた様
々なサイズのシート紙を、一枚ずつ正確に送り出すこと
ができ、片側基準の自動シート紙送り装置を高寿命化、
小型化、および、低価格化し、また、分離コロのトルク
を、外装外から容易に調整することができ、自動シート
紙送り装置の性能を向上させることが可能である。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を施した自動シート紙送り装置の本発明
に係わる給紙・分離機構の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明を施した片側基準の自動シート紙送り装
置のガイド機構の一実施例を示す上面図である。
【図3】本発明を施した自動シート紙送り装置を設けた
スキャナ装置の一実施例を示す斜視図および側断面図で
ある。
【図4】本発明の分離コロトルク調整機構の本発明に係
わる構成の第1の実施例を示す正面図である。
【図5】本発明の分離コロトルク調整機構の本発明に係
わる構成の第2の実施例を示す正面図である。
【図6】本発明の分離コロトルク調整機構の本発明に係
わる構成の第3の実施例を示す正面図である。
【図7】図6における分離コロトルク調整機構を具備し
た自動シート紙送り装置の本発明に係わる構成の一実施
例を示す斜視断面図である。
【図8】センター基準の自動シート紙送り装置の分離機
構部分の構成の概略を示す上面図である。
【図9】片側基準の自動シート紙送り装置の分離機構部
分の構成の概略を示す上面図である。
【図10】従来の分離コロを用いた片側基準の自動シー
ト紙送り装置の構成の概略を示す上面図である。
【図11】分離コロのトルクを制御する機構の構成を示
す正面図である。
【符号の説明】
1a、1b 給紙ローラ 2a、2b 分離コロ 3 シート紙 4 分離コロ組 5 スプリング固定部材 6 分離軸 7 給紙軸 8 スプリング 9 Eタイプリング 10 摩擦板 11〜15 シート紙 16 基準ガイド 17 可変ガイド 18 自動シート紙送り装置 19 スキャナ装置 20 原稿台 21 排出トレー 22 基準ガイド 23 可変ガイド 24 表示部 25 分離コロ 26 給紙ローラ 27 ピックアップローラ 28a〜28d 搬送・排紙ローラ 29a〜29c 搬送・排紙コロ 30 原稿ガラス 31 露光ランプ 32a〜32c ミラー 33 レンズ 34 CCD 35 イメージ変換部 40 外装 41 摩擦板押し部材 42 分離トルク調整ねじ 50 外装 51 摩擦板押し部材 52 分離トルク調整ねじ 53 バネ 54 回転軸 60 外装 61 摩擦板押し部材 62 分離トルク調整ねじ 63 バネ 64 目盛指示板 65 目盛窓 66 回転軸 67 ワイヤ 68 ワイヤガイドピン 70 自動シート紙送り装置 71 上面外装部 81、82 シート紙 83、84 ガイド 85 給紙ローラ 86 分離コロ 87、88 シート紙 91、92 シート紙 93、94 ガイド 95 給紙ローラ 96 分離パッド 97、98 シート紙 101 ガイド 102 分離コロ 103 ガイド 104、105 シート紙 110 給紙ローラ 111 分離コロ 112 スプリング固定部材 113 給紙軸 114 スプリング 115 Eタイプリング 116 摩擦板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚のシート紙を、一枚ずつ分離して
    送り出す自動シート紙送り装置であり、当接するシート
    紙を搬送する給紙ローラと、該給紙ローラで搬送される
    上記シート紙と重なっているシート紙の先端に当接し、
    該重なっているシート紙の重送を防止する複数の分離コ
    ロを、それぞれ固定された間隔で有する分離コロ組手段
    と、上記給紙ローラで搬送される上記シート紙の側端部
    に沿って当接して、該シート紙の搬送方向を、予め定め
    られた基準位置で規制する基準ガイドと、上記シート紙
    のサイズに対応して操作者が移動した位置で、上記基準
    ガイドに相対して、上記シート紙の側端部に沿って当接
    して、該シート紙の搬送方向を規制する可変ガイドとか
    らなり、上記基準ガイドで規制される位置を基準として
    置かれる上記複数枚のシート紙を、上記分離コロを用い
    て分離する片側基準の分離・給紙手段を設けたことを特
    徴とする自動シート紙送り装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動シート紙送り装置
    において、上記分離コロ組手段は、上記複数の分離コロ
    を、一本の固定軸に、それぞれ回転自在な状態で取付け
    てなることを特徴とする自動シート紙送り装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の自動シート紙送り装置
    において、上記分離コロ組手段は、上記重なっているシ
    ート紙に当接している上記分離コロを、任意の閾値内の
    トルクで上記固定軸に係止する継動手段を具備すること
    を特徴とする自動シート紙送り装置。
  4. 【請求項4】 当接するシート紙を搬送する給紙ローラ
    と、該給紙ローラとの連れ回りを、該給紙ローラで搬送
    されるシート紙と重なっているシート紙に当接して停止
    する分離コロとを具備し、上記給紙ローラで搬送される
    複数枚のシート紙を、一枚ずつ分離して送り出す自動シ
    ート紙送り装置であり、上記分離コロの側面に当接し
    て、該分離コロとの摩擦力により該分離コロの上記給紙
    ローラとの連れ回りを規制する摩擦手段と該記摩擦手段
    を上記分離コロの側面に押しつける押し圧付与手段と、
    該押し圧付与手段の上記摩擦手段に対する押しつけ力
    を、人手を介して変化させる押し圧調整手段とからなる
    分離コロトルク調整手段を設けることを特徴とする自動
    シート紙送り装置。
JP3338275A 1991-07-22 1991-12-20 自動シート紙送り装置 Pending JPH0577956A (ja)

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JP18069191 1991-07-22
JP3-180691 1991-07-22

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JPH0577956A true JPH0577956A (ja) 1993-03-30

Family

ID=16087623

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JP3338275A Pending JPH0577956A (ja) 1991-07-22 1991-12-20 自動シート紙送り装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7847480B2 (en) 2002-05-17 2010-12-07 Ccs, Inc. Light emitting diode unit and method for manufacturing light emitting diode unit

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US7847480B2 (en) 2002-05-17 2010-12-07 Ccs, Inc. Light emitting diode unit and method for manufacturing light emitting diode unit

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