JPH0577936A - 気体圧力により搬送されるばら積み貨物の為の管の分岐部 - Google Patents

気体圧力により搬送されるばら積み貨物の為の管の分岐部

Info

Publication number
JPH0577936A
JPH0577936A JP4058032A JP5803292A JPH0577936A JP H0577936 A JPH0577936 A JP H0577936A JP 4058032 A JP4058032 A JP 4058032A JP 5803292 A JP5803292 A JP 5803292A JP H0577936 A JPH0577936 A JP H0577936A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
plastic material
rotating body
plastic
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4058032A
Other languages
English (en)
Inventor
Dieter Heep
ヘープ デイエタ
Gottfried Isopp
イソツプ ゴツトフリート
Willi Puppitz
プピツツ ヴイリ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mootan Fueafuaarensutehiniku & Co GmbH
MOTAN VERFAHRENSTECHNIK
Motan Verfahrenstechnik & Co GmbH
Original Assignee
Mootan Fueafuaarensutehiniku & Co GmbH
MOTAN VERFAHRENSTECHNIK
Motan Verfahrenstechnik & Co GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mootan Fueafuaarensutehiniku & Co GmbH, MOTAN VERFAHRENSTECHNIK, Motan Verfahrenstechnik & Co GmbH filed Critical Mootan Fueafuaarensutehiniku & Co GmbH
Publication of JPH0577936A publication Critical patent/JPH0577936A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G53/00Conveying materials in bulk through troughs, pipes or tubes by floating the materials or by flow of gas, liquid or foam
    • B65G53/34Details
    • B65G53/52Adaptations of pipes or tubes
    • B65G53/56Switches

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)
  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】気密効果が改善されるか或いは、少なくとも気
密効果を低下させることなしに製造コストを著しく低減
できる、気体圧力により搬送されるばら積み貨物のため
の管の分岐部を提供する。 【構成並びに効果】管出口を備えた支持体内に、管部を
備えた回転体が配置されており、前記回転体は、支持体
に対し、パッキング効果を備えている気体の圧力により
搬送されるばら積み貨物のための管の分岐部において、
必要とされるパッキング効果を得るために、回転体及び
支持体は、プラスチック材からなる被覆を備えており、
プラスチック材を伴う部分は、完全にプラスチック材か
ら形成されているか、又は、金属とプラスチックとの組
合せである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は気体圧力により搬送され
るばら積み貨物の為の管の分岐部に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】この種の分岐部は、DE37
30419A1、GM11639、DE3817349
A1、DE3911424A1、P4009218.
6、P4102008.1から既知のものであり、これ
らはすべて気送管路系内でばら積み貨物を収集又は分配
する目的のための用いられている。
【0003】更に詳細に考察すれば、このプロセス工学
の重要な要素は、特にパイプの出入口における、内側回
転部分、もしくは回転体と、ハウジング、もしくは支持
体との間の密閉性にある。気密性に関する課題が静的パ
ッキング型材又は加圧パッキング型材のいずれにより解
決されようと同じであるが、その場合、ハウジングに見
られるパイプ出口周囲、もしくは内側回転部分のパイプ
周囲のいずれかにパッキングを受容する為の溝を必要と
しており、該溝をハウジングのパイプ出口周囲に設ける
場合には、特殊な機械によりフライス加工しなければな
らない。金属材料によっては著しいフライス加工時間を
要し、フライスが磨滅している場合、特に静的パッキン
グにおいては、稼働時に分岐部における漏れの原因とな
っている。膨らまし可能なパッキングにおいて、駆動制
御弁と気密制御弁との適合性が良好でない場合、通常1
mm間隔の管円周と溝円周とは完全に排気されていない
パッキングを調整時にはさみ込んだ際、パッキングを切
断しがちである。
【0004】これを排除する為の空気制御又は電気制御
に要するコストは非常に高い。
【0005】更に、膨らまし可能なパッキングの製造も
しくは加硫は、シリコンの硬化時間24時間は別にして
も非常に困難である。なぜならば、グルテンは、稼働時
間と共に軟化剤の浸出により脆くなる傾向があり、裂け
るからである。形材の直径が小さい場合、圧縮空気供給
用の短い継ぎ管の接続が非常に困難である。
【0006】既知のパイプ分岐部の製造に要するコスト
は、非常に高い。なぜならば、金属材料製の回転体は、
面倒な作業工程において加工されなければならないから
である。
【0007】
【発明の概要】本発明の目的は、気密効果が改善される
か、或いは、少くとも気密効果が変化することなく製造
コストを著しく低減できるようにパイプ分岐部を製造す
ることにある。
【0008】この課題を解決するために、本発明は管出
口を備えた支持体内に管部を備えた回転体が配置されて
おり、前記回転体は、前記支持体に対し、パッキング効
果を発揮する手段を備えている気体圧力により搬送され
るばら積み貨物の為の管の分岐部において、前記回転体
(1)又は前記支持体(18)は、プラスチック材から
なる被覆を備えており、前記プラスチック被覆の施され
た部分は、プラスチック単独から形成されているか、又
は金属とプラスチックとの組合わせであることを特徴と
する管の分岐部を提供する。
【0009】本発明の利点はハウジング、又は回転体上
への溝の加工を省略できること、膨らまし可能なパッキ
ングの接着箇所を密接して接着する必要がなくなったこ
と、もしくは漏出圧力の負荷を保持する必要がなくなっ
たこと、小さな型材でも圧縮空気供給口を問題なく取付
け可能であること、圧縮空気電気監視装置を備えた独立
した気密制御弁を省略できることである。コスト削減の
為に、可動内側部分のまる味付け仕上げも省かれる。
【0010】本発明の主な特徴は、対向して位置してい
る2つの部分の一方、つまり、回転体もしくは、回転体
に対向した支持体のどちらか一方がプラスチック材で作
られている結果、面倒なしかるべき平面の金属加工が省
かれることにある。
【0011】本発明の良好な構造に基づけば、回転体に
は、しかるべきプラスチック被覆が施されており、プラ
スチック被覆の施された回転体に対向して金属製支持体
が位置している。
【0012】本発明の概念に類似した利用方法において
は、本発明とは逆の構造、つまり、支持体のしかるべき
内側被覆がプラスチック材で被覆されており、この支持
体のプラスチック被覆に対向して回転体のしかるべき金
属被覆が位置している構造も包含される。
【0013】本発明の第3実施形態に於ては、支持手段
がプラスチック材の内側被覆を備えており、回転体も、
プラスチック材の外側被覆を備えている。
【0014】本発明の範囲に於ては、一般に1つ又は2
つの対向して位置しているプラスチック被覆の装着に対
し権利が主張される。
【0015】つまり3つの異った実施形態があり、それ
らが本発明に包含される。つまり、プラスチック被覆の
施された回転体と、該回転体に対向して金属被覆の施さ
れた支持体が位置しているか、又は、プラスチックの内
側被覆を備えた支持体に対向して金属被覆の施された回
転体が位置しているか、もしくは、プラスチック被覆の
施された回転体に対向して、しかるべきプラスチック製
の内側被覆の施された支持体が配置されている。
【0016】1つ又は複数のプラスチック被覆を用いる
ことにより、面倒な金属処理加工を省くことができると
いう大きな利点が得られる。導入部において既述の如
く、金属被覆のまる味仕上げには高い要求が課せられる
べきであり、更に、金属被覆上において膨らまし可能な
パッキングを省略した場合、処理加工には最上級の品質
が求められる。金属被覆は、極めてわずかなパッキング
スリットが支持体の金属被覆と、回転体の金属被覆との
間に存するような小さな許容差で加工処理されなければ
ならない。このようなパッキングスリットを意のままに
することは困難であり、特に、パイプの分岐部に熱スト
レスが加わる場合困難であり、相互に対応する金属面の
パッキング効果は不満足なものであり、非常に高い製造
コストをかけてのみ満足度が得られることが判明した。
【0017】本発明は、相互に対向して位置している被
覆の少くとも一方、つまり、回転体の被覆もしくは支持
体の被覆のどちらか一方がプラスチック製であり、その
場合、発明の重要ポイントとして、プラスチック被覆の
施された部分が、完全にプラスチック製構造を呈してい
るかもしくは、金属とプラスチックの組合わされた部分
から構成されていることを請求意図の中に含んでいるこ
とをここで加えておく。
【0018】プラスチック被覆を使用する場合、型中へ
の鋳込みが非常に容易で、好都合に硬化可能なプラスチ
ック材料、例えばポリウレタン、エポキシ樹脂、ポリラ
ウリンラクタム樹脂、ポリアミド樹脂及びそれらに類似
したものが使用できるという大きな利点がある。
【0019】鋳型へ鋳込む場合、プラスチック被覆は高
精密度で流し込まれるが、その精密度は鋳型に左右され
る。唯一の鋳型から、面倒なプラスチック材の後処理を
必要とすることなく多数の高精密度のプラスチック被覆
が作られることがここから明らかである。
【0020】プラスチック材を使用することによるその
他の主な利点は、プラスチック材が硬化する際に収縮す
る傾向が見られ、このわずかな収縮が望ましい。鋳型に
プラスチック材が銕込まれると、プラスチック被覆は、
そのラジアル方向において一定量収縮する結果、組立て
の完了した回転体において、支持体の内壁とプラスチッ
ク被覆の外円周との間に所望の間隔が生ずる。
【0021】ここで重要なことは、支持体と、回転体と
の間の気密効果が回転体のプラスチック被覆の外円周と
支持体の内円周との間に生じた隙間領域に生ずるのでは
なく、気密効果がパイプ分岐部の排出口領域にのみ生ず
ることである。
【0022】既知の方法により、支持体のハウジングに
は1つ又は複数のフランジ付支持手段が貫通しており、
回転体においては、連結管が配置されているが、該連結
管は、回転体の回転位置に応じて支持体の入り口側フラ
ンジ付支持手段と出口側フランジ付支持手段との間を連
結している。
【0023】本発明に基づき、回転体と支持体との間の
気密効果は、回転体側の管の外円周領域においてのみ得
られるよう意図している。つまり気密効果の保持に対し
ては、この領域にしかるべきパッキングを配置し、パッ
キングすき間の寸法を小さくすることで十分であり、回
転体の他の外側円周全体において支持体方向に向けてこ
の種の気密効果は必要としないことを示している。プラ
スチックは、その熱の変化により、生じている隙間にお
いて作用する一方、回転体側の管部と支持体側の連結支
持手段との間の所望のパッキング領域においてパッキン
グすき間を比較的小さく保持することにより利点が得ら
れる。これは、この領域においてのみ、相前後して接合
する管支持手段の正面が正確に金属処理加工されてお
り、それにより所望の気密効果が得られることにより得
られる。
【0024】本発明に基づくパイプ分岐部を製造する際
製造コストを著しく低減できるという大きな利点があ
る。その理由は、気密効果を得るためには、回転体の管
部の金属端と、これに対応する支持体の管端とを正確に
加工処理する一方、残りのすべての面は、正確な加工処
理を必要としないからである。
【0025】この種のパイプ分岐部の機能は、回転体と
支持体との間のパイプ支持連結手段領域内に付加的なパ
ッキングが意図されていない場合にはすでに備わってい
る。
【0026】本発明の他の構造においては、相前後して
接触する回転体のパイプ支持手段と支持体のパイプ支持
手段との間の周囲領域に付加的にパッキング素子を配置
することを意図している。このような付加的なパッキン
素子の装着は、13バールより大きな搬送圧を用いて気
送することになっいる場合には特に好都合である。
【0027】この付加的パッキング素子の構造について
は、種々の異った実施形態があるが、すべて発明の本質
をなすものとして権利を主張する。
【0028】第1の良好な実施形態においては、プラス
チック材中に管が埋込まれているが、該管は、膨らまし
可能な弾性材料から形成されている。この種の管は、例
えば、ゴム又はシリコン管である。
【0029】その場合、各管支持手段は回転体上におい
てリング状にこの種の管で囲まれていることが好まし
く、この管は、しかるべき単位体の管を介して圧縮空気
管網に接続されていることが好ましい。この管中への圧
縮空気を送り込むことにより、管容積は拡大するが、そ
の際搬送圧よりも約2バール大きな膨らまし圧力を用い
ることが好ましい。例えば搬送圧が3バールの場合、パ
ッキング管を膨らますために5バールの膨らまし圧力が
用いられる。パッキング管の容積を自在に拡大させるこ
とにより、この容積拡大は同時に、該管をすべての側に
おいて包囲しているプラスチック材に伝達される結果、
該プラスチック材は、プラスチック材中に管が埋込まれ
ている領域において外側へ向けて放射状に伸張する。
【0030】プラスチック被覆が回転体の内側金属被覆
上で支持された後、プラスチック被覆の外側へ向けた放
射状の変形が始まる。
【0031】この種の変形を更に強化するために、異っ
た硬度のプラスチック材で回転体の被覆を形成すること
が意図されている。
【0032】その際、回転体は異った鋳込みゾーンに分
けられ、鋳込みゾーン相互間はしかるべき金属ブリッジ
で区切られている結果、第1作業プロセスにおいては、
例えば比較的硬いプラスチック材が、パッキング機能を
意図していない回転体の箇所に対し使用され、比較的軟
らかいプラスチック材が、パッキング機能を所望する管
支持手段の周囲領域において使用される。
【0033】膨らまし可能な管がこの比較的軟らかなプ
ラスチック材中に埋込まれている場合、この比較的軟ら
かなプラスチック材は更に良好に外側へ向けて放射状に
変形可能である。
【0034】この種の膨らまし可能なパッキングは既知
のものであるが、実際には、膨らまし可能な管が金属材
料の溝中へ挿入されている。明細書の導入部において既
述の如く、この溝を回転体の球状被覆上に設ける為に
は、極めて多額の加工処理コストを要する。
【0035】更に、この管は、既知の開放形金属溝中に
非常に正確に密接して接着されなければならない。なぜ
ならば、比較的長い作業時間の間に、管の加硫箇所が変
質し、管の気密性が失われるという欠点を伴うからであ
る。
【0036】この問題は、本発明に基づき極めて容易に
克服できる。なぜならば、管がプラスチック材中にすっ
ぽりと埋められた場合、管の漏れは圧力損失を促すこと
ができず、パッキング効果がそのまま保持されるからで
ある。
【0037】管の使用を止め、鋳型中に空の溝を設ける
ことも可能である。この種の空の溝は、例えば、分解鋳
型としてロープ状のワックス型を用いて得られるが、こ
のロープ状ワックスは、鋳型中に挿入され、プラスチッ
ク材で被覆される。プラスチック材を加熱すると、ワッ
クスが流れ出し、溝が残るが、この溝は、容易に圧力源
へ接続可能である。
【0038】当然のことながら、半開放形の溝が軟らか
いプラスチック材中に設けられていることは、本発明に
包括されている。しかし、本発明に基づき、この半開放
形の溝は、欠点として既述したフライス加工により設け
られるのではなく、単純に、鋳型中に中心部分を挿入す
ることにより成形されるが、その場合、鋳型中にはしか
るべき金属中心部分があり、該中心部分は、プラスチッ
ク材を鋳込む際に、プラスチック材中に半開放形溝を残
しており、この半開放形溝中に膨らまし可能な管を挿入
するか、又は交換可能なリップパッキンが挿入される
が、これらのパッキンは、非常に容易に交換可能であ
る。
【0039】リップパッキンは、高価な球状型を介して
鋳造される必要はなく、比較的割安なコストで製造可能
なリップパッキンをこの成形された球状溝中へ挿入でき
るという更なる利点もある。
【0040】上述の及び後述の発明の詳細な説明におい
ては、簡略化の点で、実施例についてのみ記載してい
る。つまり、回転体の外側円周がプラスチック材で形成
されている回転体について記載している。本発明には、
運動学上の逆転も包括されている。つまり、支持体の内
円周が、上述のパッキング素子をプラスチック被覆内に
選択により備えられうるようなプラスチック被覆を備え
ていることも包括している。
【0041】本発明においては、容積を拡大可能なパッ
キング素子が問題になっている以上、本発明の範囲に
は、同じく容積の拡大を目的とした他のパッキング素子
も包括されている。
【0042】本発明の他の重要な形態においては、容積
を拡大可能な管の代りに容積を拡大可能なプラスチック
材は、例えば、適切な加熱により容積が拡大されてお
り、前述の管の箇所に記載されているような同じ方法で
容積の拡大が達成されている。この種のプラスチック材
が用いられているが、該プラスチック材は、例えば、電
気的に、又は流動媒質量により拡大可能に構成されてい
る。この種のプラスチック材の容積拡大を電流の流れて
いるペルチェ素子により得ることも可能である。一方向
においてペルチェ素子を電流が流れる場合、プラスチッ
ク材は加熱され、容積が膨脹する一方、このペルチェ素
子を反対方向において電流が流れる場合、このペルチェ
素子は冷却され、プラスチック材も収縮し、パッキング
効果が失われるであろう。
【0043】容積の膨脹が可能なあらゆるパッキングに
とって重要なことは、回転体が支持体に対向して位置す
る際、これら2つの部分間に相対運動を生ずることな
く、常時容積の拡大が得られることになっていることで
ある。回転体が支持体に応じてねじ曲ると、容積拡大可
能なパッキングの容積は減少する結果、このパッキング
領域においては、回転体面と支持体面との間の接触が回
避されることになっている。
【0044】容積拡大可能なパッキングの他の形態にお
いては、例えば、電流の流れる永久磁石が埋込まれてお
り、該永久磁石は、相互に反発しあう結果、この永久磁
石の反発効果により、同じく外側へ向けて放射状にプラ
スチック材の変形が得られる。
【0045】本発明の発明対象物は、個々の請求項の主
題から生じたもののみではなく、個々の請求項の組合わ
せによるものでもある。
【0046】要約も含めてすべての資料において明らか
にされている記載事項及び特徴、特に、図示の構造は、
それらが単独で、又は組合わせにおいて技術水準に比し
て新規なものである限りにおいては発明の本質として権
利を主張するものである。
【0047】
【実施例】次に本発明の実施例を図面を参照しながら詳
細に説明する。ここでは、図面及び発明の詳細な説明か
ら本発明の他の本質的特徴及び利点が読み取れる。
【0048】図1に基づけば、回転体1は、本発明に基
づきほぼ回転軸対称な1つの部分から形成されており、
該部分は、その内円周に沿って金属被覆2を備えてい
る。金属被覆2は、その放射状の外側領域がプラスチッ
ク被覆11で囲まれ、該プラスチック被覆11は、2つ
の異なったプラスチック材に区分されている。プラスチ
ック被覆11の異なった組合せを保証するために、ここ
では、プラスチック被覆11の異なったプラスチック材
ゾーンが分離細片12により相互に区分されている。第
1領域20には硬質プラスチック材が用いられ、第2領
域には、比較的軟らかいプラスチック材が用いられてお
り、パッキングゾーン10を形成している。
【0049】パッキングゾーン10を形成しているプラ
スチック材は、比較的弾性を備えており、圧力作用の下
で変形可能である。
【0050】領域20に見られる他のプラスチック材
は、比較的硬い弾性であり、比較的大きな支え硬度を備
えている。
【0051】異なったプラスチック材を用いて異なった
ゾーンに区分されている回転体1のプラスチック被覆1
1は、パッキングゾーン10を形成している硬いプラス
チック材を新しいものと交換できる一方、ゾーン20の
硬質プラスチック材は、新しいものに交換する必要性が
ないという利点を備えている。
【0052】パッキングゾーン10を形成している比較
的軟らかなプラスチック材を新しいものに交換するため
に、分離細片12間のプラスチック材は容易に剥ぎ取り
可能であり、回転体1は再び分離細片12間のこの領域
に比較的軟らかなプラスチック材を注入することができ
る。
【0053】回転体1は、ここではほぼラジアル方向に
管部5が貫通しているが、該管部5中を搬送される媒体
が通過する。
【0054】発明に基づき、回転体の管部5の外側円周
に沿って比較的軟らかなプラスチック材を用いてパッキ
ングゾーン10が形成されている。
【0055】ここで重要なことは、このパッキングゾー
ン10が、回転体の管部5の外側円周を各々完全に囲ん
でおり且つ圧力の下にその容積を拡大可能なしかるべき
管13により外側へ向けて放射状に付加的に容積を拡大
できることである。
【0056】空気圧が管13へ加えられると、パッキン
グゾーン10の領域に見られる比較的軟らかなプラスチ
ック材は、外側へ向けて放射状に変形し、それにより、
支持体18の内側面に沿って理想的に密接するパッキン
グゾーン10が完成する。
【0057】回転体1は、通常、更に中心軸4を1本備
えており、該中心軸から放射状にスポーク3が延びてい
るが、該スポークは、金属被覆2を軸4と連結してい
る。
【0058】軸4中には接続部17が備わっているが、
該接続部を介して空気圧が管15及びT部材21を通っ
て連結管22へ供給される。この連結管22は、管構造
を呈しており、領域20に見られる比較的硬いプラスチ
ック材中へ埋込まれている。連結管22は、管13へ合
流しており、各管13は、管部5の各正面側を完全に包
囲しており、その結果パッキングゾーン10が形成され
ている。
【0059】図2からは、2つの異なった領域に区別さ
れているプラスチック被覆11が認められる。つまり領
域20には、比較的硬いプラスチック材が注入されてお
り、分離細片12は、比較的軟らかなプラスチック材を
分離しているが、該軟らかなプラスチック材は、各分離
細片12と、回転体の管部5の管被覆との間の空間に注
入されている。パッキングゾーン10の領域内には管1
3が配置されている。
【0060】回転体の管部5は、精密加工の施された金
属正面6を備えており、該正面は、精密加工の施された
支持体の管8の金属正面7に対向して位置している。こ
れらの2つの正面6、7は、0.5mmよりも小さな相
互間の遊びを伴って対向して位置している。ここで重要
なことは、パッキング効果を得るためには、既知の如
く、支持体の内側円周全体及びそれに対応する回転体の
外側円周を精密に加工処理することなく、回転体の管部
5と、それに対応する支持体の管部8の正面側6、7だ
けを加工処理すればよいことである。
【0061】回転体1と支持体18との間のすき間に見
られる正面6、7において最善のパッキング効果を得る
ために、前述のパッキングゾーン10が意図されてい
る。このパッキングゾーン10領域には、前述の容積を
拡大可能な管13が配置されている。管13を膨らませ
ると、パッキングゾーン10領域に見られるプラスチッ
ク材が外側へ向けて放射状に矢印方向14へ変形し、そ
れに伴い支持体18の内側円周に密接する。
【0062】図5及び6は、図1乃至4に基づく実施形
態の運動学的に逆転した構造を示しているがプラスチッ
ク被覆11は回転体1の外側円周にそって配置されてい
るのではなく、支持体18の内側円周に沿って配置され
ている。ここでも、前述の如く同じ方法で管13がプラ
スチック被覆11内に埋込まれており、前述のパッキン
グゾーン10を形成している。
【0063】図7は、他の実施形態を示しているが、こ
こでは、プラスチック被覆11が回転体の外側円周に沿
っても、また支持体18の内側円周に沿っても配置され
ていないことが認められる。
【0064】ここでは、2つの部分1,18の間に連結
管9が配置されており、該管がプラスチック被覆を備え
ている。この連結管9は、しっかりと固定されるか、又
は回転自在に配置されており、支持体18に固定されて
いるか、回転体1に固定されている。連結管9は、主に
2つのプラスチック被覆11から形成されており、分離
壁19により相互に分けられている。各プラスチック被
覆11内には、前述の方法で管13が埋込まれている
が、管13の容積が拡大することにより、一方の放射状
に内側へ向うプラスチック被覆11が放射状に内側へ向
けて変形し回転体に沿ってハッキング効果を発揮する。
一方放射状に外側へ向うプラスチック被覆11は、放射
状に外側へ向けて変形し、連結管9と支持体18の内側
内周との間においてパッキング効果を発揮する。
【0065】管13には共通の管15を通って空気圧が
供給される。
【0066】図4に見られるのと同様にここでも管15
は孔16を介して軸4内に位置している連結部17へ気
密を保って連結されている。
【0067】前述においては、1つのパッキングゾーン
が回転体の管部5の周囲領域に設けられていることを記
載したが、このパッキングゾーンは、比較的軟らかで自
在に変形可能なプラスチック材により形成されており、
該プラスチック材内に見られる閉鎖型の又は開放型の溝
中には、しかるべく容積を拡大可能な素子が配置されて
いる。
【0068】ここで重要なことは、この種のパッキング
ゾーン10が回転体の管部5の周りの周囲領域に配置可
能なだけではなく、回転体の盲支持手段が、これに対応
する支持体の管部をぴったりとカバーしたいということ
が問題になっている所謂盲領域においても配置可能であ
るということである。比較的硬いプラスチック材の領域
20内に更にパッキングゾーンを設けることも可能であ
るが、その場合も同じく、パッキングゾーン10の比較
的軟らかなプラスチック材を領域20の比較的硬いプラ
スチック材と分離するために分離細片が備わっているこ
とが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく回転体の部分図。
【図2】対向して位置している支持体を備えた回転体の
貫流領域を切断した部分断面図。
【図3】図2の線III −III に沿って切断した断面図。
【図4】図1の線IV−IVに沿って切断した断面図。
【図5】図2のバリエーション形態を示しており、プラ
スチック被覆が支持体内に配置されている。
【図6】図5の線VI−VIに沿って切断した断面図。
【図7】プラスチック被覆が回転体と支持体との間の連
結部分内に配置されている他のバリエーション形態を示
す図。
【符号の説明】
1 回転体 2 金属被覆 3 スポーツ 4 中心軸 5 管部 6 金属正面 7 金属正面 8 管部 9 連結管 10 パッキングゾーン 11 プラスチック被覆 12 分離細片 13 管 14 矢符 15 管 16 孔 17 接続部 18 支持体 19 分離壁 20 第1領域 21 T部材 22 連結管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴイリ プピツツ ドイツ デー−7981 オーベレシヤハ フ ルタ シユトラーセ 10

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管出口を備えた支持体内に管部を備えた回
    転体が配置されており、前記回転体は、前記支持体に対
    し、パッキング効果を発揮する手段を備えている気体圧
    力により搬送されるばら積み貨物の為の管の分岐部にお
    いて、前記回転体(1)又は前記支持体(18)は、プ
    ラスチック材からなる被覆を備えており、前記プラスチ
    ック被覆の施された部分は、プラスチック単独から形成
    されているか、又は金属とプラスチックとの組合わせで
    あることを特徴とする管の分岐部。
  2. 【請求項2】前記プラスチック被覆は、2つの異なった
    プラスチック材に区分されており、前記異なったプラス
    チックゾーンは、分離細片(12)により相互に分離さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の管の分岐
    部。
  3. 【請求項3】第1領域(20)には比較的硬いプラスチ
    ック材が用いられ、第2領域には、比較的軟いプラスチ
    ック材が使用されており、前記比較的軟らかなプラスチ
    ック材は、前記回転体の管部(5)においてパッキング
    ゾーン(10)を形成していることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の管の分岐部。
  4. 【請求項4】前記パッキングゾーン(10)は、外側へ
    向けて放射状に容積を拡大可能な構造を有しており、膨
    らまし可能な管(13)が前記プラスチック材中に埋込
    まれており、前記ゾーン(10)は回転体の管部(5)
    の外側円周を囲んでいることを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれか1つに記載の管の分岐部。
  5. 【請求項5】前記回転体(1)は、前記パッキング領域
    (10、20)を備えたプラスチック被覆を備えてお
    り、前記回転体(1)に対向して金属製の支持体(1
    8)が位置していることを特徴とする請求項1乃至4の
    いずれか1つに記載の管の分岐部。
  6. 【請求項6】前記支持体(18)の内側被覆はプラスチ
    ック被覆としての構造を有しており、前記内側被覆に対
    向して、前記回転体(1)のしかるべき金属被覆が位置
    していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1
    つに記載の管の分岐部。
  7. 【請求項7】前記支持体(18)は、プラスチック材か
    らなる内側被覆を備えており、前記回転体(1)には、
    プラスチック材からなる外側被覆(11)が配置されて
    いることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに
    記載の管の分岐部。
  8. 【請求項8】前記回転体(1)は、1本の管部(5)を
    備えており、前記プラスチック被覆のパッキング効果
    は、前記回転体の管部(5)の外側円周領域において前
    記回転体(1)と前記支持体(18)との間で発揮され
    ている一方、回転体の管部及び支持体の管部の正面
    (6,7)は金属加工処理が施されていることを特徴と
    する請求項1乃至7のいずれか1つに記載の管の分岐
    部。
  9. 【請求項9】前記回転体(1)の管部の支持手段は、管
    (13)により囲まれており、前記管(13)は、しか
    るべき単位体の管を介して圧縮空気供給系へ連結されて
    いることを特徴とする請求項4に記載の管の分岐部。
  10. 【請求項10】前記回転体(1)又は支持体(18)の
    被覆の鋳型中には、空の溝が設けられており、前記空の
    溝は圧力源へ連結されていることを特徴とする請求項1
    に記載の管の分岐部。
  11. 【請求項11】回転体(1)又は支持体(18)の前記
    パッキングゾーン(10)の軟らかいプラスチック材中
    には、半開放型溝が形成されており、前記溝中には、膨
    らまし可能な管又は交換可能なリップパッキングが配置
    されていることを特徴とする請求項1に記載の管の分岐
    部。
  12. 【請求項12】前記回転体(1)又は支持体(18)の
    プラスチック材料は、加熱により容積を拡大可能な材料
    で構成されており、前記プラスチック材料を加熱するた
    めに、電気素子又は流動媒質が適用されていることを特
    徴とする請求項1に記載の管の分岐部。
  13. 【請求項13】回転体(1)及び支持体(18)が相互
    に対向して静止状態に配置されると、前記パッキングゾ
    ーンの容積が拡大することを特徴とする請求項12に記
    載の管の分岐部。
  14. 【請求項14】前記プラスチック材中には永久磁石が埋
    込まれており、前記磁石の反発効果により、前記プラス
    チック被覆が外側へ向けて放射状に変形することを特徴
    とする請求項12に記載の管の分岐部。
JP4058032A 1991-03-15 1992-03-16 気体圧力により搬送されるばら積み貨物の為の管の分岐部 Pending JPH0577936A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4108529A DE4108529A1 (de) 1991-03-15 1991-03-15 Rohrweiche fuer pneumatisch zu foerdernde schuettgueter
DE4108529.9 1991-03-15

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0577936A true JPH0577936A (ja) 1993-03-30

Family

ID=6427417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4058032A Pending JPH0577936A (ja) 1991-03-15 1992-03-16 気体圧力により搬送されるばら積み貨物の為の管の分岐部

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0503281B1 (ja)
JP (1) JPH0577936A (ja)
AT (1) ATE136284T1 (ja)
DE (2) DE4108529A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4237419C2 (de) * 1992-11-05 1995-12-21 Motan Verfahrenstechnik Rohrweiche für pneumatisch zu fördernde Schüttgüter
DE4439620C2 (de) * 1994-11-05 1998-07-16 Reimelt Dietrich Kg Rohrweiche
DE102008016602A1 (de) * 2008-04-01 2009-10-08 Festo Ag & Co. Kg Drehschieberventil
DE102009057650A1 (de) * 2009-12-09 2011-06-16 GESRA Gerätebau GmbH Förderrohrweiche
DE102013215561A1 (de) * 2013-08-07 2015-03-05 Behr Gmbh & Co. Kg Rotor für einen Elektromotor, Elektromotor und Klimaanlage

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1795683U (de) * 1959-05-25 1959-09-10 Gewerkschaft Reuss Vorrichtung zum wahlweisen ablenken eines durch rohrleitungen gefoerderten gutstromes, insbesondere des blasversatzstromes in unterirdischen grubenbetrieben, in zwei verschiedene richtungen.
DE2148557A1 (de) * 1971-09-29 1973-05-03 Heinrich Jacob Rohrweiche
GB8423382D0 (en) * 1984-09-15 1984-10-17 British Petroleum Co Plc Sealing assembly
DE3730419A1 (de) * 1987-09-11 1989-03-30 Avt Anlagen Verfahrenstech Drehschieber
DE3817349A1 (de) * 1988-05-20 1989-11-23 Waeschle Maschf Gmbh Rohrweiche fuer anlagen zur pneumatischen foerderung von schuettgut
DE3900580A1 (de) * 1988-06-03 1989-12-07 Avt Anlagen Verfahrenstech Dichtungsanordnung
DE8814109U1 (de) * 1988-11-10 1988-12-29 Fa. Bureck + Erlenkötter, 4720 Beckum Vorrichtung zur Seitenentleerung einer pneumatischen Förderrinne
DE9007587U1 (de) * 1990-06-20 1993-04-01 Motan Verfahrenstechnik Gmbh & Co, 88250 Weingarten Zellenradschleuse mit Spaltdichtungen zum Einschleusen von Schüttgut in pneumatische Förderanlagen

Also Published As

Publication number Publication date
DE4108529A1 (de) 1992-09-17
ATE136284T1 (de) 1996-04-15
EP0503281B1 (de) 1996-04-03
EP0503281A1 (de) 1992-09-16
DE4108529C2 (ja) 1993-04-22
DE59205889D1 (de) 1996-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107347250B (zh) 血液泵
US4806080A (en) Pump with shaftless impeller
US5964028A (en) Method for making an encapsulated magnet carrier
JP5340387B2 (ja) 電気機械を製造する方法及びバイブリッド車両のための電気機械
EP0240674B1 (en) Pump
US11909298B2 (en) Housing of an electric machine having an optimized sealing ring
JP2005530107A (ja) 射出被覆されるボールジョイント用の2成分から成る軸受シェル
JPH0771621A (ja) ラビリンス・シール・アセンブリ、ガス・シール及び自由 浮動ラビリンス・ガス・シール
US11489384B2 (en) EC motor with cast armature shaft
US8256450B2 (en) Butterfly valves with undulating sealing surface
JPH0577936A (ja) 気体圧力により搬送されるばら積み貨物の為の管の分岐部
CN101135392B (zh) 闸阀
JPH09217685A (ja) 歯車ポンプ
JPH11257269A (ja) 圧力均衡型インペラ式燃料ポンプ
US3890885A (en) Actuators
JP2002081552A (ja) ブラシシール装置
US5078575A (en) Liquid pump
JPH0373380B2 (ja)
US1271072A (en) Fluid-pump, turbine, and the like.
JP3890756B2 (ja) 密封装置
JPH0582907B2 (ja)
JPS6084479A (ja) オイルシ−ルの製造方法
JPS61185426A (ja) シ−ルリング射出成形装置
JPH07110028A (ja) 動圧型流体軸受
CN217301713U (zh) 一种纺织用转向阀