JP2002081552A - ブラシシール装置 - Google Patents
ブラシシール装置Info
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- JP2002081552A JP2002081552A JP2000266769A JP2000266769A JP2002081552A JP 2002081552 A JP2002081552 A JP 2002081552A JP 2000266769 A JP2000266769 A JP 2000266769A JP 2000266769 A JP2000266769 A JP 2000266769A JP 2002081552 A JP2002081552 A JP 2002081552A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 分割面の吹き抜け状態を防止し、分割部分に
おけるシール機能の確保することができるブラシシール
装置を得ることを目的とする。 【解決手段】 このブラシシール装置は、周方向に分割
された複数のセグメント7を有するシールリングを備え
たブラシシール装置において、前記セグメント7の周方
向の端面に、この端面と向かい合う他方のセグメントの
端面の方向へ向けて延びるブラシ9を設け、このブラシ
9の周方向の長さを、向き合った前記他方のセグメント
7の端面と前記ブラシ9の先端とが接触状態を保てるよ
うに設定し、前記セグメント間の周方向の隙間を前記ブ
ラシで塞ぐようにしている。
おけるシール機能の確保することができるブラシシール
装置を得ることを目的とする。 【解決手段】 このブラシシール装置は、周方向に分割
された複数のセグメント7を有するシールリングを備え
たブラシシール装置において、前記セグメント7の周方
向の端面に、この端面と向かい合う他方のセグメントの
端面の方向へ向けて延びるブラシ9を設け、このブラシ
9の周方向の長さを、向き合った前記他方のセグメント
7の端面と前記ブラシ9の先端とが接触状態を保てるよ
うに設定し、前記セグメント間の周方向の隙間を前記ブ
ラシで塞ぐようにしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転機器に用いら
れるブラシシール装置に関する。特に回転軸のごとき回
転体が圧力隔壁を貫通する部分に設けられるブラシシー
ル装置で、円周方向に複数に分割されているものに関す
る。
れるブラシシール装置に関する。特に回転軸のごとき回
転体が圧力隔壁を貫通する部分に設けられるブラシシー
ル装置で、円周方向に複数に分割されているものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、周方向に分割したブラシシールと
しては図28に示すようなものが知られている。この図
において、回転軸101のごとき回転体が圧力隔壁10
2を貫通しているような回転機器で、上記隔壁と回転体
との間の環状間隙を通過し流体が流出することを防止す
るために、ブラシシール装置を設けることがある。
しては図28に示すようなものが知られている。この図
において、回転軸101のごとき回転体が圧力隔壁10
2を貫通しているような回転機器で、上記隔壁と回転体
との間の環状間隙を通過し流体が流出することを防止す
るために、ブラシシール装置を設けることがある。
【0003】上記ブラシシール装置は比較的細いワイヤ
素線103を束ね、回転軸の外周シール部にワイヤ素線
が放射状になるように配置し、そのワイヤ素線の束を回
転軸が貫通する隔壁に取付板105に固定された保持板
104を介して固定し、その回転軸101に対してワイ
ヤ素線の先端を接触させるかあるいはごくせまい間隙を
もたせる様にしたものであって、上記ワイヤ素線の束に
よって回転軸にそって流体が流れることをさえぎる。
素線103を束ね、回転軸の外周シール部にワイヤ素線
が放射状になるように配置し、そのワイヤ素線の束を回
転軸が貫通する隔壁に取付板105に固定された保持板
104を介して固定し、その回転軸101に対してワイ
ヤ素線の先端を接触させるかあるいはごくせまい間隙を
もたせる様にしたものであって、上記ワイヤ素線の束に
よって回転軸にそって流体が流れることをさえぎる。
【0004】ところが、多くの回転機器の場合、回転軸
を囲む軸受、ケーシングなどを、回転軸の周方向に2分
割またはそれ以上に分割できる構造にし、製造時あるい
は運用に入ってからの点検時に機器を分解し、内部の回
転軸101を取り出しやすくしている。
を囲む軸受、ケーシングなどを、回転軸の周方向に2分
割またはそれ以上に分割できる構造にし、製造時あるい
は運用に入ってからの点検時に機器を分解し、内部の回
転軸101を取り出しやすくしている。
【0005】ブラシシール装置においても回転軸101
を周方向に囲む形状であるため、機器の組立、分解のし
やすさを考慮すると、周方向に2分割あるいはそれ以上
に分割しておくほうがよい。
を周方向に囲む形状であるため、機器の組立、分解のし
やすさを考慮すると、周方向に2分割あるいはそれ以上
に分割しておくほうがよい。
【0006】そこでワイヤ素線束103を固定した保持
板104を複数に切断し、セグメント状に分割すること
が行われている。各セグメントの切断した端面は機械加
工を行うが分解組み立てを可能にするために端面間には
若干隙間が生ずる。
板104を複数に切断し、セグメント状に分割すること
が行われている。各セグメントの切断した端面は機械加
工を行うが分解組み立てを可能にするために端面間には
若干隙間が生ずる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ブラシ
シール装置を分割するために切断するワイヤ素線束は、
その切断方向をワイヤ素線の長手方向に沿わせるため、
分割部分の互いの面で吹き抜けの状態が生じ、シール機
能が損なわれてしまう問題がある。
シール装置を分割するために切断するワイヤ素線束は、
その切断方向をワイヤ素線の長手方向に沿わせるため、
分割部分の互いの面で吹き抜けの状態が生じ、シール機
能が損なわれてしまう問題がある。
【0008】またブラシシール装置の組立、分解性およ
び製造時の加工性を良くするためには、分割面の間隙を
比較的大きくし、分割面の間隙の管理を高精度にしない
ほうよいが、その反面分割部分のシール機能の管理がし
にくくなる問題がある。
び製造時の加工性を良くするためには、分割面の間隙を
比較的大きくし、分割面の間隙の管理を高精度にしない
ほうよいが、その反面分割部分のシール機能の管理がし
にくくなる問題がある。
【0009】また分割部分の間隙の管理を厳しくおこな
っても、経年的に分割面の侵食あるいは摩耗によって間
隙が変化し、シール機能が損なわれ、長期間にわたるシ
ール機能の確保が困難になる問題がある。
っても、経年的に分割面の侵食あるいは摩耗によって間
隙が変化し、シール機能が損なわれ、長期間にわたるシ
ール機能の確保が困難になる問題がある。
【0010】本発明はこのような問題に対して、分割し
たブラシシール装置の分割面を単純な平面とはせず、回
転軸の軸長手方向に対してブラシシール装置の分割面を
お互いがはまりあう段付きの分割面としてシール部に吹
き抜け状態を生じ難くすることができる。
たブラシシール装置の分割面を単純な平面とはせず、回
転軸の軸長手方向に対してブラシシール装置の分割面を
お互いがはまりあう段付きの分割面としてシール部に吹
き抜け状態を生じ難くすることができる。
【0011】また、分割面の端面に周方向にワイヤ素線
束を植え込み、隣あうブラシシールセグメントとの間に
ブラシシール装置を配置し、分割面の吹き抜け状態を防
止し、分割部分におけるシール機能の確保することがで
きるブラシシール装置を得ることを目的とする。
束を植え込み、隣あうブラシシールセグメントとの間に
ブラシシール装置を配置し、分割面の吹き抜け状態を防
止し、分割部分におけるシール機能の確保することがで
きるブラシシール装置を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
周方向に分割された複数のセグメントを有するシールリ
ングを備えたブラシシール装置において、前記セグメン
トの周方向の端面に、この端面と向かい合う他方のセグ
メントの端面の方向へ向けて延びるブラシを設け、この
ブラシの周方向の長さを、向き合った前記他方のセグメ
ントの端面と前記ブラシの先端とが接触状態を保てるよ
うに設定し、前記セグメント間の周方向の隙間を前記ブ
ラシで塞ぐようにしたことを特徴とする。
周方向に分割された複数のセグメントを有するシールリ
ングを備えたブラシシール装置において、前記セグメン
トの周方向の端面に、この端面と向かい合う他方のセグ
メントの端面の方向へ向けて延びるブラシを設け、この
ブラシの周方向の長さを、向き合った前記他方のセグメ
ントの端面と前記ブラシの先端とが接触状態を保てるよ
うに設定し、前記セグメント間の周方向の隙間を前記ブ
ラシで塞ぐようにしたことを特徴とする。
【0013】請求項2に係る発明は、周方向に分割され
た複数のセグメントを有するシールリングを備えたブラ
シシール装置において、一方の前記セグメントの周方向
の端面と、この端面と向かい合う他方のセグメントの周
方向の端面に、それぞれ相手側の端面に向かって延びる
ブラシを設け、これらブラシの長さを、これらブラシの
先端が互いに接触するか、あるいは先端部が差し込まれ
た状態を保てるようになし、前記セグメント間の周方向
の隙間を塞ぐようにしたことを特徴とする。
た複数のセグメントを有するシールリングを備えたブラ
シシール装置において、一方の前記セグメントの周方向
の端面と、この端面と向かい合う他方のセグメントの周
方向の端面に、それぞれ相手側の端面に向かって延びる
ブラシを設け、これらブラシの長さを、これらブラシの
先端が互いに接触するか、あるいは先端部が差し込まれ
た状態を保てるようになし、前記セグメント間の周方向
の隙間を塞ぐようにしたことを特徴とする。
【0014】請求項3に係る発明は、周方向に分割され
た複数のセグメントを有するシールリングを備えたブラ
シシール装置において、隣り合う前記セグメントの周方
向に向かい合う端面の隙間に、周方向に短い扇型のブロ
ック配置し、このブロックの周方向両端面に、これらの
両端面と向かい合うそれぞれのセグメントの端面に向け
て延びるブラシを設け、このブラシの長さを、その先端
が前記セグメントの端面に接触した状態を保てるように
し、前記セグメント間の周方向の隙間を塞ぐようにした
ことを特徴とする。
た複数のセグメントを有するシールリングを備えたブラ
シシール装置において、隣り合う前記セグメントの周方
向に向かい合う端面の隙間に、周方向に短い扇型のブロ
ック配置し、このブロックの周方向両端面に、これらの
両端面と向かい合うそれぞれのセグメントの端面に向け
て延びるブラシを設け、このブラシの長さを、その先端
が前記セグメントの端面に接触した状態を保てるように
し、前記セグメント間の周方向の隙間を塞ぐようにした
ことを特徴とする。
【0015】請求項4に係る発明は、周方向に分割され
た複数のセグメントを有するシールリングを備えたブラ
シシール装置において、隣り合う前記セグメントの周方
向に向かい合う端面の隙間に、周方向に短い扇型のブロ
ック配置し、このブロックの一方の周方向端面と、この
端面と向かい合う一方のセグメントの周方向の端面と
に、それぞれ相手側の端面に向けて延びるブラシを設
け、これらブラシの長さは、互いのブラシの先端が接触
するか、あるいは差し込まれた状態となるようにして、
前記ブロックと前記一方のセグメントとの間の周方向の
間隙を塞ぐようにし、さらに前記ブロックの他方の周方
向端面と、この端面と向かい合う他方のセグメントの周
方向の端面とに、それぞれ相手側の端面に向けて延びる
ブラシを設け、これらブラシの長さは、互いのブラシの
先端が接触するか、あるいは差し込まれた状態となるよ
うにして、前記ブロックと前記他方のセグメントとの間
の周方向の間隙を塞ぐようにしたことを特徴とする。
た複数のセグメントを有するシールリングを備えたブラ
シシール装置において、隣り合う前記セグメントの周方
向に向かい合う端面の隙間に、周方向に短い扇型のブロ
ック配置し、このブロックの一方の周方向端面と、この
端面と向かい合う一方のセグメントの周方向の端面と
に、それぞれ相手側の端面に向けて延びるブラシを設
け、これらブラシの長さは、互いのブラシの先端が接触
するか、あるいは差し込まれた状態となるようにして、
前記ブロックと前記一方のセグメントとの間の周方向の
間隙を塞ぐようにし、さらに前記ブロックの他方の周方
向端面と、この端面と向かい合う他方のセグメントの周
方向の端面とに、それぞれ相手側の端面に向けて延びる
ブラシを設け、これらブラシの長さは、互いのブラシの
先端が接触するか、あるいは差し込まれた状態となるよ
うにして、前記ブロックと前記他方のセグメントとの間
の周方向の間隙を塞ぐようにしたことを特徴とする。
【0016】請求項5に係る発明は、周方向に分割され
た複数のセグメントを有するシールリングを備えたブラ
シシール装置において、前記セグメントの周方向の端部
であって軸方向の側面に、前記セグメントとは別体に設
けられ前記セグメントに隣り合うセグメントに向かって
延びるブラシを有するブラシモジュールを設け、前記セ
グメント間の周方向の隙間を前記ブラシで塞ぐようにし
たことを特徴とする。
た複数のセグメントを有するシールリングを備えたブラ
シシール装置において、前記セグメントの周方向の端部
であって軸方向の側面に、前記セグメントとは別体に設
けられ前記セグメントに隣り合うセグメントに向かって
延びるブラシを有するブラシモジュールを設け、前記セ
グメント間の周方向の隙間を前記ブラシで塞ぐようにし
たことを特徴とする。
【0017】請求項6に係る発明は、前記のブラシの延
びる方向を、周方向に向かうにしたがい回転軸表面に向
かうように傾斜させたことを特徴とする。
びる方向を、周方向に向かうにしたがい回転軸表面に向
かうように傾斜させたことを特徴とする。
【0018】請求項7に係る発明は、前記のブラシモジ
ュールが、前記隣り合ったセグメントの向かい合った端
部の両方にそれぞれ固定されていることを特徴とする。
ュールが、前記隣り合ったセグメントの向かい合った端
部の両方にそれぞれ固定されていることを特徴とする。
【0019】請求項8に係る発明は、前記の向かい合っ
た一対のブラシモジュールのブラシの延びる方向を、共
に周方向に向かうにしたがい回転軸表面に向かうように
傾斜させたことを特徴とする。
た一対のブラシモジュールのブラシの延びる方向を、共
に周方向に向かうにしたがい回転軸表面に向かうように
傾斜させたことを特徴とする。
【0020】請求項9に係る発明は、前記の向かい合っ
た一対のブラシモジュールのブラシの延びる方向を、一
方のブラシモジュールは周方向に向かうにしたがい回転
軸表面に向かうように傾斜させ、他方のブラシモジュー
ルは、周方向に向かうにしたがい回転軸表面から離間す
るように傾斜させたことを特徴とする。
た一対のブラシモジュールのブラシの延びる方向を、一
方のブラシモジュールは周方向に向かうにしたがい回転
軸表面に向かうように傾斜させ、他方のブラシモジュー
ルは、周方向に向かうにしたがい回転軸表面から離間す
るように傾斜させたことを特徴とする。
【0021】請求項10に係る発明は、前記ブラシモジ
ュールを、前記セグメントの上流側と下流側のそれぞれ
の側面に設けたことを特徴とする。
ュールを、前記セグメントの上流側と下流側のそれぞれ
の側面に設けたことを特徴とする。
【0022】請求項11に係る発明は、前記セグメント
の周方向端面に、この端面と向かい合う他方のセグメン
トの端面の方向へ向けて延びるブラシを設け、このブラ
シの周方向の長さを、向き合った前記他方のセグメント
の端面と前記ブラシの先端とが接触状態を保てるように
したことを特徴とする。
の周方向端面に、この端面と向かい合う他方のセグメン
トの端面の方向へ向けて延びるブラシを設け、このブラ
シの周方向の長さを、向き合った前記他方のセグメント
の端面と前記ブラシの先端とが接触状態を保てるように
したことを特徴とする。
【0023】請求項12に係る発明は、周方向に分割さ
れた複数のセグメントを有するシールリングを備えたブ
ラシシール装置において、隣り合う前記セグメントの周
方向に向かい合う端面の隙間に、周方向に短い扇型のブ
ロック配置し、このブロックの周方向両端部であって軸
方向の側面に、前記ブロックとは別体に設けられ前記ブ
ロックに隣り合うセグメントに向かって延びるブラシを
有するブラシモジュールそれぞれ設け、前記ブロックと
このブロックの両隣の前記セグメントとの間の周方向の
隙間を前記ブラシで塞ぐようにしたことを特徴とする。
れた複数のセグメントを有するシールリングを備えたブ
ラシシール装置において、隣り合う前記セグメントの周
方向に向かい合う端面の隙間に、周方向に短い扇型のブ
ロック配置し、このブロックの周方向両端部であって軸
方向の側面に、前記ブロックとは別体に設けられ前記ブ
ロックに隣り合うセグメントに向かって延びるブラシを
有するブラシモジュールそれぞれ設け、前記ブロックと
このブロックの両隣の前記セグメントとの間の周方向の
隙間を前記ブラシで塞ぐようにしたことを特徴とする。
【0024】請求項13に係る発明は、前記のブラシモ
ジュールを、前記ブロックの上流側と下流側のそれぞれ
の側面に設けたことを特徴とする。
ジュールを、前記ブロックの上流側と下流側のそれぞれ
の側面に設けたことを特徴とする。
【0025】請求項14に係る発明は、前記ブロックの
周方向端面とこの端面に向かい合うセグメントの端面と
の間にブラシを設けたことを特徴とする。
周方向端面とこの端面に向かい合うセグメントの端面と
の間にブラシを設けたことを特徴とする。
【0026】請求項15に係る発明は、周方向に分割さ
れた複数のセグメントを有するシールリングを備えたブ
ラシシール装置において、前記セグメントは、セグメン
ト本体と、このセグメント本体の周方向端面に設けら
れ、周方向長さ(弧角)を調節しうる周方向長さ調節機
構と、この周方向長さ調節装置の周方向端面に設けられ
た可動セグメントとを有していることを特徴とする。
れた複数のセグメントを有するシールリングを備えたブ
ラシシール装置において、前記セグメントは、セグメン
ト本体と、このセグメント本体の周方向端面に設けら
れ、周方向長さ(弧角)を調節しうる周方向長さ調節機
構と、この周方向長さ調節装置の周方向端面に設けられ
た可動セグメントとを有していることを特徴とする。
【0027】請求項16に係る発明は、前記セグメント
本体の前記周方向長さ調節機構側の端部の軸方向側面
と、前記可動セグメントの前記周方向長さ調節機構側の
端部の軸方向側面とには、それぞれ前記セグメント本
体、前記可動セグメントとは別体に設けられたブラシモ
ジュールを装着し、このブラシモジュールは回転軸表面
の方向に傾斜して延びるブラシを有していることを特徴
とする。
本体の前記周方向長さ調節機構側の端部の軸方向側面
と、前記可動セグメントの前記周方向長さ調節機構側の
端部の軸方向側面とには、それぞれ前記セグメント本
体、前記可動セグメントとは別体に設けられたブラシモ
ジュールを装着し、このブラシモジュールは回転軸表面
の方向に傾斜して延びるブラシを有していることを特徴
とする。
【0028】請求項17に係る発明は、周方向に分割さ
れた複数のセグメントを有するシールリングを備えたブ
ラシシール装置において、軸方向に上流側シールリング
と下流側シールリングとを重ねて配置し、前記上流側シ
ールリングにおける前記セグメントの分割位置と、前記
下流側シールリングにおける前記セグメントの分割位置
とを周方向にずらし、流体が上流側分割位置の間隙から
下流側分割位置の間隙を通って通り抜けないようにした
ことを特徴とする。
れた複数のセグメントを有するシールリングを備えたブ
ラシシール装置において、軸方向に上流側シールリング
と下流側シールリングとを重ねて配置し、前記上流側シ
ールリングにおける前記セグメントの分割位置と、前記
下流側シールリングにおける前記セグメントの分割位置
とを周方向にずらし、流体が上流側分割位置の間隙から
下流側分割位置の間隙を通って通り抜けないようにした
ことを特徴とする。
【0029】請求項18に係る発明は、周方向に分割さ
れた複数のセグメントを有するシールリングを備えたブ
ラシシール装置において、軸方向に上流側シールリン
グ、中流側シールリング、下流側シールリングとを重ね
て配置し、前記上流側シールリングにおける前記セグメ
ントの分割位置と、前記中流側シールリングにおける前
記セグメントの分割位置と、前記下流側シールリングに
おける前記セグメントの分割位置とを周方向にずらし、
流体が上流側分割位置、中流側分割位置、下流側分割位
置のそれぞれの間隙を通って通り抜けないようにしたこ
とを特徴とする。
れた複数のセグメントを有するシールリングを備えたブ
ラシシール装置において、軸方向に上流側シールリン
グ、中流側シールリング、下流側シールリングとを重ね
て配置し、前記上流側シールリングにおける前記セグメ
ントの分割位置と、前記中流側シールリングにおける前
記セグメントの分割位置と、前記下流側シールリングに
おける前記セグメントの分割位置とを周方向にずらし、
流体が上流側分割位置、中流側分割位置、下流側分割位
置のそれぞれの間隙を通って通り抜けないようにしたこ
とを特徴とする。
【0030】請求項19に係る発明は、請求項1に記載
するブラシシール装置を軸方向に2つ重ねて配置し、上
流側を上流側ブラシシール装置、下流側を下流側ブラシ
シール装置とし、前記上流側ブラシシール装置の前記セ
グメントの分割位置と前記下流側ブラシシール装置の前
記セグメントの分割位置を周方向にずらして配設したこ
とを特徴とする。
するブラシシール装置を軸方向に2つ重ねて配置し、上
流側を上流側ブラシシール装置、下流側を下流側ブラシ
シール装置とし、前記上流側ブラシシール装置の前記セ
グメントの分割位置と前記下流側ブラシシール装置の前
記セグメントの分割位置を周方向にずらして配設したこ
とを特徴とする。
【0031】請求項20に係る発明は、請求項2に記載
するブラシシール装置を軸方向に2つ重ねて配置し、上
流側を上流側ブラシシール装置、下流側を下流側ブラシ
シール装置とし、前記上流側ブラシシール装置の前記セ
グメントの分割位置と前記下流側ブラシシール装置の前
記セグメントの分割位置を周方向にずらして配設したこ
とを特徴とする。
するブラシシール装置を軸方向に2つ重ねて配置し、上
流側を上流側ブラシシール装置、下流側を下流側ブラシ
シール装置とし、前記上流側ブラシシール装置の前記セ
グメントの分割位置と前記下流側ブラシシール装置の前
記セグメントの分割位置を周方向にずらして配設したこ
とを特徴とする。
【0032】請求項21に係る発明は、請求項3に記載
するブラシシール装置を軸方向に2つ重ねて配置し、上
流側を上流側ブラシシール装置、下流側を下流側ブラシ
シール装置とし、前記上流側ブラシシール装置の前記セ
グメントの分割位置と前記下流側ブラシシール装置の前
記セグメントの分割位置を周方向にずらして配設したこ
とを特徴とする。
するブラシシール装置を軸方向に2つ重ねて配置し、上
流側を上流側ブラシシール装置、下流側を下流側ブラシ
シール装置とし、前記上流側ブラシシール装置の前記セ
グメントの分割位置と前記下流側ブラシシール装置の前
記セグメントの分割位置を周方向にずらして配設したこ
とを特徴とする。
【0033】請求項22に係る発明は、請求項4に記載
するブラシシール装置を軸方向に2つ重ねて配置し、上
流側を上流側ブラシシール装置、下流側を下流側ブラシ
シール装置とし、前記上流側ブラシシール装置の前記セ
グメントの分割位置と前記下流側ブラシシール装置の前
記セグメントの分割位置を周方向にずらして配設したこ
とを特徴とする。
するブラシシール装置を軸方向に2つ重ねて配置し、上
流側を上流側ブラシシール装置、下流側を下流側ブラシ
シール装置とし、前記上流側ブラシシール装置の前記セ
グメントの分割位置と前記下流側ブラシシール装置の前
記セグメントの分割位置を周方向にずらして配設したこ
とを特徴とする。
【0034】請求項23に係る発明は、周方向に分割さ
れた複数のセグメントを有するシールリングを備えたブ
ラシシール装置において、軸方向に上流側シールリング
と下流側シールリングとを重ねて配置し、前記上流側シ
ールリングにおける前記セグメントの分割位置と、前記
下流側シールリングにおける前記セグメントの分割位置
とを周方向にずらして配設し、前記上流側と下流側のセ
グメントの合わせ面において、上流側と下流側のいずれ
かのセグメントの一部に、このセグメントに対向するセ
グメントに向かって延びるブラシを設けたことを特徴と
する。
れた複数のセグメントを有するシールリングを備えたブ
ラシシール装置において、軸方向に上流側シールリング
と下流側シールリングとを重ねて配置し、前記上流側シ
ールリングにおける前記セグメントの分割位置と、前記
下流側シールリングにおける前記セグメントの分割位置
とを周方向にずらして配設し、前記上流側と下流側のセ
グメントの合わせ面において、上流側と下流側のいずれ
かのセグメントの一部に、このセグメントに対向するセ
グメントに向かって延びるブラシを設けたことを特徴と
する。
【0035】請求項24に係る発明は、周方向に分割さ
れた複数のセグメントを有するシールリングを備えたブ
ラシシール装置において、軸方向に上流側シールリング
と下流側シールリングとを重ねて配置し、前記上流側シ
ールリングにおける前記セグメントの分割位置と、前記
下流側シールリングにおける前記セグメントの分割位置
とを周方向にずらして配設し、前記上流側と下流側のセ
グメントの合わせ面において、上流側と下流側のいずれ
かのセグメントの全面に、このセグメントに対向するセ
グメントに向かって延びるブラシを設けたことを特徴と
する。
れた複数のセグメントを有するシールリングを備えたブ
ラシシール装置において、軸方向に上流側シールリング
と下流側シールリングとを重ねて配置し、前記上流側シ
ールリングにおける前記セグメントの分割位置と、前記
下流側シールリングにおける前記セグメントの分割位置
とを周方向にずらして配設し、前記上流側と下流側のセ
グメントの合わせ面において、上流側と下流側のいずれ
かのセグメントの全面に、このセグメントに対向するセ
グメントに向かって延びるブラシを設けたことを特徴と
する。
【0036】請求項25に係る発明は、周方向に分割さ
れた複数のセグメントを有するシールリングを備えたブ
ラシシール装置において、軸方向に上流側シールリング
と下流側シールリングとを重ねて配置し、前記上流側シ
ールリングにおける前記セグメントの分割位置と、前記
下流側シールリングにおける前記セグメントの分割位置
とを周方向にずらして配設し、前記上流側のセグメント
と前記下流側のセグメントの合わせ面の全面に、それぞ
れのセグメントに対向するセグメントに向かって延びる
ブラシを設けたことを特徴とする。
れた複数のセグメントを有するシールリングを備えたブ
ラシシール装置において、軸方向に上流側シールリング
と下流側シールリングとを重ねて配置し、前記上流側シ
ールリングにおける前記セグメントの分割位置と、前記
下流側シールリングにおける前記セグメントの分割位置
とを周方向にずらして配設し、前記上流側のセグメント
と前記下流側のセグメントの合わせ面の全面に、それぞ
れのセグメントに対向するセグメントに向かって延びる
ブラシを設けたことを特徴とする。
【0037】請求項26に係る発明は、周方向に分割さ
れた複数のセグメントを有するシールリングを備えたブ
ラシシール装置において、軸方向に上流側シールリング
と下流側シールリングとを重ねて配置し、前記上流側シ
ールリングにおける前記セグメントの分割位置と、前記
下流側シールリングにおける前記セグメントの分割位置
とを周方向にずらし、前記上流側シールリングの前記セ
グメントの分割間隙に前記下流側シールリングのセグメ
ントから上流方向に突出して入り込んだ上流突出ブロッ
クを設け、この上流突出ブロックの周方向両端面に、こ
れら端面と向かい合うセグメントの端面に向かって延び
るブラシをそれぞれ設け、前記下流側シールリングの前
記セグメントの分割間隙に前記上流側シールリングのセ
グメントから下流方向に突出して入り込んだ下流突出ブ
ロックを設け、この下流突出ブロックの周方向両端面
に、これら端面と向かい合うセグメントの端面に向かっ
て延びるブラシをそれぞれ設けたことを特徴とする。
れた複数のセグメントを有するシールリングを備えたブ
ラシシール装置において、軸方向に上流側シールリング
と下流側シールリングとを重ねて配置し、前記上流側シ
ールリングにおける前記セグメントの分割位置と、前記
下流側シールリングにおける前記セグメントの分割位置
とを周方向にずらし、前記上流側シールリングの前記セ
グメントの分割間隙に前記下流側シールリングのセグメ
ントから上流方向に突出して入り込んだ上流突出ブロッ
クを設け、この上流突出ブロックの周方向両端面に、こ
れら端面と向かい合うセグメントの端面に向かって延び
るブラシをそれぞれ設け、前記下流側シールリングの前
記セグメントの分割間隙に前記上流側シールリングのセ
グメントから下流方向に突出して入り込んだ下流突出ブ
ロックを設け、この下流突出ブロックの周方向両端面
に、これら端面と向かい合うセグメントの端面に向かっ
て延びるブラシをそれぞれ設けたことを特徴とする。
【0038】
【発明の実施の形態】以下添付図を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1及び図2は本発明の第1の実施
形態を示す斜視図である。図1において、符号1は回転
軸表面を示し、この回転軸は圧力隔壁2を貫通してい
る、圧力隔壁2の高圧室側には、取付板105が設けら
れており、この取付板105には、周方向に分割された
保持板3が固定されている。この保持板3には、その内
周側にブラシ4が設けられており、このブラシ4は、回
転軸の表面に対して直角になるように半径方向に、溶
接、接着、挟み込むなどの手段で植え込まれている。こ
のブラシ4によって圧力隔壁の高圧側5から低圧側6へ
の流体の吹き抜けを遮っている。図2において、周方向
に複数に分割されたセグメント7の周方向の端面8に
は、ブラシ9が設けられており、このブラシ9は、周方
向に延びており植え込まれおり、溶接、接着、等の方法
で固定されている。ブラシ9の先端は隣り合うセグメン
ト10の周方向の端面11に接触している。こうするこ
とによって、ブラシシールのセグメント(分割片)の周
方向分割面間の隙間を通して、高圧室5から低圧室6へ
吹き抜けようとする流れを遮るようになっている。
施形態を説明する。図1及び図2は本発明の第1の実施
形態を示す斜視図である。図1において、符号1は回転
軸表面を示し、この回転軸は圧力隔壁2を貫通してい
る、圧力隔壁2の高圧室側には、取付板105が設けら
れており、この取付板105には、周方向に分割された
保持板3が固定されている。この保持板3には、その内
周側にブラシ4が設けられており、このブラシ4は、回
転軸の表面に対して直角になるように半径方向に、溶
接、接着、挟み込むなどの手段で植え込まれている。こ
のブラシ4によって圧力隔壁の高圧側5から低圧側6へ
の流体の吹き抜けを遮っている。図2において、周方向
に複数に分割されたセグメント7の周方向の端面8に
は、ブラシ9が設けられており、このブラシ9は、周方
向に延びており植え込まれおり、溶接、接着、等の方法
で固定されている。ブラシ9の先端は隣り合うセグメン
ト10の周方向の端面11に接触している。こうするこ
とによって、ブラシシールのセグメント(分割片)の周
方向分割面間の隙間を通して、高圧室5から低圧室6へ
吹き抜けようとする流れを遮るようになっている。
【0039】図3は、本発明の第2の実施形態を示す部
分斜視図であり、周方向に複数に分割されたセグメント
7の周方向の端面8に周方向に長手方向をむけブラシ9
の溶接、接着、等の方法で固定させる。一方隣り合うセ
グメント10の周方向の端面11に同様に周方向へ向け
てブラシ12を同様に固定している。お互いのブラシ9
とブラシ12は向き合うように配置して、その先端はお
互いに接触しているかあるいはブラシの先端が差し込ま
れる状態にしている。このようにすることによって、圧
力隔壁の高圧側から低圧側へ、セグメントの周方向端面
8と周方向端面11の隙間から吹き抜けようとする流れ
をより確実に遮り、減少するようにしてある。
分斜視図であり、周方向に複数に分割されたセグメント
7の周方向の端面8に周方向に長手方向をむけブラシ9
の溶接、接着、等の方法で固定させる。一方隣り合うセ
グメント10の周方向の端面11に同様に周方向へ向け
てブラシ12を同様に固定している。お互いのブラシ9
とブラシ12は向き合うように配置して、その先端はお
互いに接触しているかあるいはブラシの先端が差し込ま
れる状態にしている。このようにすることによって、圧
力隔壁の高圧側から低圧側へ、セグメントの周方向端面
8と周方向端面11の隙間から吹き抜けようとする流れ
をより確実に遮り、減少するようにしてある。
【0040】図4は、本発明の第3の実施形態を示す部
分斜視図であり、周方向に複数に分割されたセグメント
7の周方向の端面8と隣り合うセグメント10の周方向
の端面11の間に周方向に隙間を設け、ここに周方向に
短い円弧状のブロック13を配置し、セグメント7の端
面8と向き合うブロックの周方向の端面14に周方向へ
向けてブラシ15を固定する。同様にセグメント10の
端面11と向き合うブロック13の周方向の端面16に
周方向へむけてブラシ17を固定している。ブロックに
固定したブラシ15、17の先端は各々向き合っている
セグメントの周方向の端面8、11に接触した状態にし
ている。こうすることによって、圧力隔壁の高圧側から
低圧側へ、セグメントの周方向端面8と11の隙間から
吹き抜けようとする流れを遮り、減少するようにしてあ
る。
分斜視図であり、周方向に複数に分割されたセグメント
7の周方向の端面8と隣り合うセグメント10の周方向
の端面11の間に周方向に隙間を設け、ここに周方向に
短い円弧状のブロック13を配置し、セグメント7の端
面8と向き合うブロックの周方向の端面14に周方向へ
向けてブラシ15を固定する。同様にセグメント10の
端面11と向き合うブロック13の周方向の端面16に
周方向へむけてブラシ17を固定している。ブロックに
固定したブラシ15、17の先端は各々向き合っている
セグメントの周方向の端面8、11に接触した状態にし
ている。こうすることによって、圧力隔壁の高圧側から
低圧側へ、セグメントの周方向端面8と11の隙間から
吹き抜けようとする流れを遮り、減少するようにしてあ
る。
【0041】図5は、第4の実施形態を示す部分斜視図
であり、周方向に複数に分割されたセグメント7の周方
向の端面8と隣り合うセグメント10の周方向の端面1
1の間に周方向に隙間を設け、ここに周方向に短い円弧
状のブロック13を配置し、セグメント7の端面8と向
き合うブロックの周方向の端面14の全面に周方向へ向
けてブラシ15を固定する。更にセグメントの端面8の
全面にブラシ18を周方向にブロックの一方の周方向の
端面14へむけて固定する。同様にセグメント10の端
面11と向き合うブロックの周方向の端面16の全面に
周方向へ向けてブラシ17を固定する。さらにセグメン
ト10の端面11の全面にもブラシ19を固定する。向
き合った端面8と14、11と16に固定されたブラシ
15と18、17と19はその先端が互いに接触してい
るか、または互いに差し込まれた状態にしている。こう
することによって、圧力隔壁の高圧側から低圧側へ、セ
グメントの周方向端面8と11の隙間から吹き抜けよう
とする流れをより確実に遮り、減少するようにしてあ
る。
であり、周方向に複数に分割されたセグメント7の周方
向の端面8と隣り合うセグメント10の周方向の端面1
1の間に周方向に隙間を設け、ここに周方向に短い円弧
状のブロック13を配置し、セグメント7の端面8と向
き合うブロックの周方向の端面14の全面に周方向へ向
けてブラシ15を固定する。更にセグメントの端面8の
全面にブラシ18を周方向にブロックの一方の周方向の
端面14へむけて固定する。同様にセグメント10の端
面11と向き合うブロックの周方向の端面16の全面に
周方向へ向けてブラシ17を固定する。さらにセグメン
ト10の端面11の全面にもブラシ19を固定する。向
き合った端面8と14、11と16に固定されたブラシ
15と18、17と19はその先端が互いに接触してい
るか、または互いに差し込まれた状態にしている。こう
することによって、圧力隔壁の高圧側から低圧側へ、セ
グメントの周方向端面8と11の隙間から吹き抜けよう
とする流れをより確実に遮り、減少するようにしてあ
る。
【0042】図6は、第5の実施形態を示す部分斜視図
であり、周方向に複数に分割されたセグメントを更に流
体の吹き抜け流れ方向に2個配列し、上流側のセグメン
ト20と下流側のセグメント21に分割している。上流
側のセグメントの周方向の分割位置22と下流側のセグ
メントの周方向の分割位置23が周方向に一致しないよ
うに下流側のセグメントのグループを周方向に回転させ
た位置に固定している。また各セグメントの流れ方向の
合わせ面24はあらかじめ精度良く平らに加工してお
く。このようなセグメントグループは、図1に示すよう
に圧力隔壁の内周側に固定されたブラシシールホルダー
に固定されており上流側のセグメントは高圧側にあるた
め下流側のセグメントに流体の圧力によって押し付けら
れ各セグメント間の流れ方向の隙間25はなくなる。し
たがって、上流側のセグメントの周方向隙間をふき向け
ようとする流れが下流側のセグメントの流れ方向の合わ
せ面24で遮られるため、吹き抜け量を減少させる。
であり、周方向に複数に分割されたセグメントを更に流
体の吹き抜け流れ方向に2個配列し、上流側のセグメン
ト20と下流側のセグメント21に分割している。上流
側のセグメントの周方向の分割位置22と下流側のセグ
メントの周方向の分割位置23が周方向に一致しないよ
うに下流側のセグメントのグループを周方向に回転させ
た位置に固定している。また各セグメントの流れ方向の
合わせ面24はあらかじめ精度良く平らに加工してお
く。このようなセグメントグループは、図1に示すよう
に圧力隔壁の内周側に固定されたブラシシールホルダー
に固定されており上流側のセグメントは高圧側にあるた
め下流側のセグメントに流体の圧力によって押し付けら
れ各セグメント間の流れ方向の隙間25はなくなる。し
たがって、上流側のセグメントの周方向隙間をふき向け
ようとする流れが下流側のセグメントの流れ方向の合わ
せ面24で遮られるため、吹き抜け量を減少させる。
【0043】図7は、第6の実施形態を示す部分斜視図
であり、周方向に複数に分割されたセグメントを更に流
体の吹き抜け流れ方向に多数配列し、上流側のセグメン
トの周方向の分割位置22と中流側のセグメントの周方
向の分割位置26と下流側のセグメントの周方向の分割
位置23が周方向に一致しないようにより下流側のセグ
メントのグループを周方向に回転させた位置に固定して
いる。上流側のセグメントの周方向隙間をふき抜けよう
とする流れがより下流側のセグメントの流れ方向の合わ
せ面で遮られるため、吹き抜け量を減少させる。
であり、周方向に複数に分割されたセグメントを更に流
体の吹き抜け流れ方向に多数配列し、上流側のセグメン
トの周方向の分割位置22と中流側のセグメントの周方
向の分割位置26と下流側のセグメントの周方向の分割
位置23が周方向に一致しないようにより下流側のセグ
メントのグループを周方向に回転させた位置に固定して
いる。上流側のセグメントの周方向隙間をふき抜けよう
とする流れがより下流側のセグメントの流れ方向の合わ
せ面で遮られるため、吹き抜け量を減少させる。
【0044】図8は、第7の実施形態を示す部分斜視図
であり、上流側のセグメント20と下流側のセグメント
21を配列し、上流側のセグメントの周方向の分割位置
22の一方のセグメントの周方向の端面27の全面に周
方向にブラシ28を固定する。ブラシ28の先端は分割
位置22の他方のセグメントの端面29に接触してい
る。同様に下流側のセグメントの周方向の分割位置23
の一方の周方向の端面30の全面に周方向にブラシ31
を固定する。ブラシ31の先端は分割位置23の周方向
に向かい合う他方のセグメントの周方向の端面32に接
触している。こうすることにより上流側のセグメントの
周方向隙間をふき向けようとする流れはブラシ28に遮
られ、かつ下流側のセグメントの流れ方向の合わせ面2
4で遮られるため、さらにブラシ31に遮られるため、
各セグメントの周方向の隙間を吹き抜ける量を減少させ
る。
であり、上流側のセグメント20と下流側のセグメント
21を配列し、上流側のセグメントの周方向の分割位置
22の一方のセグメントの周方向の端面27の全面に周
方向にブラシ28を固定する。ブラシ28の先端は分割
位置22の他方のセグメントの端面29に接触してい
る。同様に下流側のセグメントの周方向の分割位置23
の一方の周方向の端面30の全面に周方向にブラシ31
を固定する。ブラシ31の先端は分割位置23の周方向
に向かい合う他方のセグメントの周方向の端面32に接
触している。こうすることにより上流側のセグメントの
周方向隙間をふき向けようとする流れはブラシ28に遮
られ、かつ下流側のセグメントの流れ方向の合わせ面2
4で遮られるため、さらにブラシ31に遮られるため、
各セグメントの周方向の隙間を吹き抜ける量を減少させ
る。
【0045】図9は、第8の実施形態を示す部分斜視図
であり、第7の実施形態の上流側のセグメントの周方向
の分割位置22の一方のセグメントの周方向の端面27
の全面に周方向にブラシ28を固定し更に他方のセグメ
ントの周方向の端面29の全面にブラシ33固定をす
る。ブラシ28とブラシ33の先端は互いに接触または
差し込まれた状態にしている。同様に下流側のセグメン
トの周方向の分割位置23の一方のセグメントの周方向
の端面30の全面に周方向にブラシ31を固定し更に他
方のセグメントの周方向の端面34の全面にブラシ35
固定をする。ブラシ31とブラシ35の先端は互いに接
触または差し込まれた状態にしている。こうすることに
より上流側のセグメントの周方向隙間をふき向けようと
する流れはブラシ28と33に遮られ、かつ下流側のセ
グメントの流れ方向の合わせ面24で遮られるため、さ
らにブラシ31と35に遮られるため、各セグメントの
周方向の隙間を吹き抜ける量をより減少させる。
であり、第7の実施形態の上流側のセグメントの周方向
の分割位置22の一方のセグメントの周方向の端面27
の全面に周方向にブラシ28を固定し更に他方のセグメ
ントの周方向の端面29の全面にブラシ33固定をす
る。ブラシ28とブラシ33の先端は互いに接触または
差し込まれた状態にしている。同様に下流側のセグメン
トの周方向の分割位置23の一方のセグメントの周方向
の端面30の全面に周方向にブラシ31を固定し更に他
方のセグメントの周方向の端面34の全面にブラシ35
固定をする。ブラシ31とブラシ35の先端は互いに接
触または差し込まれた状態にしている。こうすることに
より上流側のセグメントの周方向隙間をふき向けようと
する流れはブラシ28と33に遮られ、かつ下流側のセ
グメントの流れ方向の合わせ面24で遮られるため、さ
らにブラシ31と35に遮られるため、各セグメントの
周方向の隙間を吹き抜ける量をより減少させる。
【0046】図10は、第9の実施実施の形態を示す部
分斜視図であり、上流側のセグメント20と下流側のセ
グメント21に分割し、上流側のセグメントの周方向の
分割位置22に周方向に隙間を設け、ここに周方向に短
い円弧状のブロック36を配置し、一方のセグメントの
端面27と向き合うブロックの周方向の端面37に周方
向へ向けてブラシ38を固定する。同様に他方のセグメ
ントの端面29と向き合うブロックの周方向の端面39
に周方向へむけてブラシ40を固定している。ブロック
に固定したブラシ38、40の先端は各々向き合ってい
るセグメントの周方向の端面27、29に接触した状態
にしている。
分斜視図であり、上流側のセグメント20と下流側のセ
グメント21に分割し、上流側のセグメントの周方向の
分割位置22に周方向に隙間を設け、ここに周方向に短
い円弧状のブロック36を配置し、一方のセグメントの
端面27と向き合うブロックの周方向の端面37に周方
向へ向けてブラシ38を固定する。同様に他方のセグメ
ントの端面29と向き合うブロックの周方向の端面39
に周方向へむけてブラシ40を固定している。ブロック
に固定したブラシ38、40の先端は各々向き合ってい
るセグメントの周方向の端面27、29に接触した状態
にしている。
【0047】同様に下流側のセグメントの周方向の分割
位置23に周方向に隙間を設け、ここに周方向に短い円
弧状のブロック41を配置し、一方のセグメントの端面
30と向き合うブロックの周方向の端面42に周方向へ
向けてブラシ43を固定する。同様に他方のセグメント
の端面34と向き合うブロックの周方向の端面44に周
方向へむけてブラシ45を固定している。ブロックに固
定したブラシ43、45の先端は各々向き合っているセ
グメントの周方向の端面30、34に接触した状態にし
ている。
位置23に周方向に隙間を設け、ここに周方向に短い円
弧状のブロック41を配置し、一方のセグメントの端面
30と向き合うブロックの周方向の端面42に周方向へ
向けてブラシ43を固定する。同様に他方のセグメント
の端面34と向き合うブロックの周方向の端面44に周
方向へむけてブラシ45を固定している。ブロックに固
定したブラシ43、45の先端は各々向き合っているセ
グメントの周方向の端面30、34に接触した状態にし
ている。
【0048】こうすることにより上流側のセグメントの
周方向隙間をふき向けようとする流れはブラシ38と4
0に遮られ、かつ下流側のセグメントの流れ方向の合わ
せ面24で遮られる、さらにブラシ43、45に遮られ
るため、各セグメントの周方向の隙間を吹き抜ける量を
減少させる。
周方向隙間をふき向けようとする流れはブラシ38と4
0に遮られ、かつ下流側のセグメントの流れ方向の合わ
せ面24で遮られる、さらにブラシ43、45に遮られ
るため、各セグメントの周方向の隙間を吹き抜ける量を
減少させる。
【0049】図11は、第10の実施形態を示す部分斜
視図であり、上流側のセグメント20と下流側のセグメ
ント21に分割し、上流側のセグメントの周方向の分割
位置22に周方向に隙間を設け、ここに周方向に短い円
弧状のブロック36を配置し、一方のセグメントの端面
27と向き合うブロックの周方向の端面37に周方向へ
向けてブラシ38を固定する。さらにセグメントの端面
27の全面に周方向にブラシ46を固定する。ここでブ
ラシ38と46の先端は接触しているかあるいは互いに
差し込んだ状態にしている。同様に他方のセグメントの
端面29と向き合うブロックの周方向の端面39の全面
に周方向へむけてブラシ40を固定している。さらにセ
グメントの端面29の全面に周方向にブラシ47を固定
する。ここでブラシ40と47の先端は接触しているか
あるいは互いに差し込んだ状態にしている。
視図であり、上流側のセグメント20と下流側のセグメ
ント21に分割し、上流側のセグメントの周方向の分割
位置22に周方向に隙間を設け、ここに周方向に短い円
弧状のブロック36を配置し、一方のセグメントの端面
27と向き合うブロックの周方向の端面37に周方向へ
向けてブラシ38を固定する。さらにセグメントの端面
27の全面に周方向にブラシ46を固定する。ここでブ
ラシ38と46の先端は接触しているかあるいは互いに
差し込んだ状態にしている。同様に他方のセグメントの
端面29と向き合うブロックの周方向の端面39の全面
に周方向へむけてブラシ40を固定している。さらにセ
グメントの端面29の全面に周方向にブラシ47を固定
する。ここでブラシ40と47の先端は接触しているか
あるいは互いに差し込んだ状態にしている。
【0050】同様に下流側のセグメントの周方向の分割
位置23に周方向に隙間を設け、ここに周方向に短い円
弧状のブロック48を配置し、一方のセグメントの端面
30と向き合うブロックの周方向の端面42に周方向へ
向けてブラシ43を固定する。さらにセグメントの端面
30の全面に周方向にブラシ48を固定する。ここでブ
ラシ42と48の先端は接触しているかあるいは互いに
差し込んだ状態にしている。同様に他方のセグメントの
端面34と向き合うブロックの周方向の端面44の全面
に周方向へむけてブラシ45を固定している。さらにセ
グメントの端面32の全面に周方向にブラシ49を固定
する。ここでブラシ45と49の先端は接触しているか
あるいは互いに差し込んだ状態にしている。
位置23に周方向に隙間を設け、ここに周方向に短い円
弧状のブロック48を配置し、一方のセグメントの端面
30と向き合うブロックの周方向の端面42に周方向へ
向けてブラシ43を固定する。さらにセグメントの端面
30の全面に周方向にブラシ48を固定する。ここでブ
ラシ42と48の先端は接触しているかあるいは互いに
差し込んだ状態にしている。同様に他方のセグメントの
端面34と向き合うブロックの周方向の端面44の全面
に周方向へむけてブラシ45を固定している。さらにセ
グメントの端面32の全面に周方向にブラシ49を固定
する。ここでブラシ45と49の先端は接触しているか
あるいは互いに差し込んだ状態にしている。
【0051】こうすることにより上流側のセグメントの
周方向隙間をふき向けようとする流れはブラシ38と4
6および40と47に遮られ、かつ下流側のセグメント
の流れ方向の合わせ面24で遮られ、さらに下流側のセ
グメントの周方向の隙間を吹き抜けようとする流れはブ
ラシ43、48および45、49に遮られるため、各セ
グメントの周方向の隙間を吹き抜ける量を減少させる。
周方向隙間をふき向けようとする流れはブラシ38と4
6および40と47に遮られ、かつ下流側のセグメント
の流れ方向の合わせ面24で遮られ、さらに下流側のセ
グメントの周方向の隙間を吹き抜けようとする流れはブ
ラシ43、48および45、49に遮られるため、各セ
グメントの周方向の隙間を吹き抜ける量を減少させる。
【0052】図12は、第11の実施形態を示す部分斜
視図であり、上流側のセグメント20と下流側のセグメ
ント21に分割し、上流側のセグメントの周方向の分割
位置に周方向に隙間を設ける。一方下流側のセグメント
21の流れ方向の合わせ面24bに周方向に短い円弧状の
棚50を配置する。上流側のセグメント20と51は下
流側のセグメント21の棚50を端面27と端面29で
挟むように配置する。ここで棚50の周方向端面には上
流側端面27と29の両方に面に向かってブラシ52と
53を固定する。
視図であり、上流側のセグメント20と下流側のセグメ
ント21に分割し、上流側のセグメントの周方向の分割
位置に周方向に隙間を設ける。一方下流側のセグメント
21の流れ方向の合わせ面24bに周方向に短い円弧状の
棚50を配置する。上流側のセグメント20と51は下
流側のセグメント21の棚50を端面27と端面29で
挟むように配置する。ここで棚50の周方向端面には上
流側端面27と29の両方に面に向かってブラシ52と
53を固定する。
【0053】同様に下流側のセグメントの周方向の分割
位置に周方向に隙間を設け、上流側のセグメント20の
流れ方向の合わせ面24aに周方向に短い円弧状の棚54
を配置する。下流側のセグメントの周方向の端面で上流
側のセグメント51の棚54を挟むように配置してい
る。ここで棚54の周方向端面には各々向き合う下流側
のセグメントの端面に向かってブラシ55と56を固定
する。
位置に周方向に隙間を設け、上流側のセグメント20の
流れ方向の合わせ面24aに周方向に短い円弧状の棚54
を配置する。下流側のセグメントの周方向の端面で上流
側のセグメント51の棚54を挟むように配置してい
る。ここで棚54の周方向端面には各々向き合う下流側
のセグメントの端面に向かってブラシ55と56を固定
する。
【0054】こうすることにより上流側のセグメントの
周方向隙間をふき向けようとする流れはブラシ52と5
3に遮られ、かつ下流側のセグメントの流れ方向の合わ
せ面24で遮られる、さらに下流側のブラシ55、56
に遮られるため、各セグメントの周方向の隙間を吹き抜
ける量を減少させる。
周方向隙間をふき向けようとする流れはブラシ52と5
3に遮られ、かつ下流側のセグメントの流れ方向の合わ
せ面24で遮られる、さらに下流側のブラシ55、56
に遮られるため、各セグメントの周方向の隙間を吹き抜
ける量を減少させる。
【0055】図13は、第12の実施形態を示す部分斜
視図であり、周方向に複数に分割されたセグメントを更
に流体の吹き抜け流れ方向に2分割し、上流側のセグメ
ント20と下流側のセグメント21に分割している。上
流側のセグメントの周方向の分割位置22と下流側のセ
グメントの周方向の分割位置23が周方向に一致しない
ように下流側のセグメントのグループを周方向に回転さ
せた位置に固定している。また各セグメントの流れ方向
の合わせ面はあらかじめ精度良く平らに加工しておく。
さらに上流側のセグメントの流れ方向の分割面57の一
部に半径方向に帯状の範囲にブラシ58をブラシの先端
を下流方向に向けて固定する。ブラシの先端は下流側の
セグメントの流れ方向の分割面に接触している。したが
って、上流側のセグメントの周方向隙間をふき向けさら
に上流側セグメントと下流側セグメントの合わせ面を半
径方向へすり抜けようとする流れが上流側のセグメント
の流れ方向の合わせ面に固定したブラシ58で遮られる
ため、吹き抜け量を減少させる。
視図であり、周方向に複数に分割されたセグメントを更
に流体の吹き抜け流れ方向に2分割し、上流側のセグメ
ント20と下流側のセグメント21に分割している。上
流側のセグメントの周方向の分割位置22と下流側のセ
グメントの周方向の分割位置23が周方向に一致しない
ように下流側のセグメントのグループを周方向に回転さ
せた位置に固定している。また各セグメントの流れ方向
の合わせ面はあらかじめ精度良く平らに加工しておく。
さらに上流側のセグメントの流れ方向の分割面57の一
部に半径方向に帯状の範囲にブラシ58をブラシの先端
を下流方向に向けて固定する。ブラシの先端は下流側の
セグメントの流れ方向の分割面に接触している。したが
って、上流側のセグメントの周方向隙間をふき向けさら
に上流側セグメントと下流側セグメントの合わせ面を半
径方向へすり抜けようとする流れが上流側のセグメント
の流れ方向の合わせ面に固定したブラシ58で遮られる
ため、吹き抜け量を減少させる。
【0056】図14は、第13の実施形態を示す部分斜
視図であり、周方向に複数に分割されたセグメントを更
に流体の吹き抜け流れ方向に2分割し、上流側のセグメ
ント20と下流側のセグメント21に分割している。上
流側のセグメントの周方向の分割位置22と下流側のセ
グメントの周方向の分割位置23が周方向に一致しない
ように下流側のセグメントのグループを周方向に回転さ
せた位置に固定している。また各セグメントの流れ方向
の合わせ面24はあらかじめ精度良く平らに加工してお
く。さらに上流側のセグメントの流れ方向の分割面57
の全面にブラシ59をブラシの先端を下流方向に向けて
固定する。ブラシの先端は下流側のセグメントの流れ方
向の分割面に接触している。したがって、上流側のセグ
メントの周方向隙間を吹き抜けようとする流れが上流側
のセグメントの流れ方向の合わせ面に固定したブラシ5
9で遮られるため、吹き抜け量を減少させる。
視図であり、周方向に複数に分割されたセグメントを更
に流体の吹き抜け流れ方向に2分割し、上流側のセグメ
ント20と下流側のセグメント21に分割している。上
流側のセグメントの周方向の分割位置22と下流側のセ
グメントの周方向の分割位置23が周方向に一致しない
ように下流側のセグメントのグループを周方向に回転さ
せた位置に固定している。また各セグメントの流れ方向
の合わせ面24はあらかじめ精度良く平らに加工してお
く。さらに上流側のセグメントの流れ方向の分割面57
の全面にブラシ59をブラシの先端を下流方向に向けて
固定する。ブラシの先端は下流側のセグメントの流れ方
向の分割面に接触している。したがって、上流側のセグ
メントの周方向隙間を吹き抜けようとする流れが上流側
のセグメントの流れ方向の合わせ面に固定したブラシ5
9で遮られるため、吹き抜け量を減少させる。
【0057】図15は、第14の実施形態を示す部分斜
視図であり、周方向に複数に分割されたセグメントを更
に流体の吹き抜け流れ方向に2分割し、上流側のセグメ
ント20と下流側のセグメント21に分割している。上
流側のセグメントの周方向の分割位置22と下流側のセ
グメントの周方向の分割位置23が周方向に一致しない
ように下流側のセグメントのグループを周方向に回転さ
せた位置に固定している。また各セグメントの流れ方向
の合わせ面24はあらかじめ精度良く平らに加工してお
く。さらに上流側のセグメントの流れ方向の分割面57
の全面にブラシ59をブラシの先端を下流方向に向けて
固定する。また下流側のセグメントの流れ方向の分割面
60の全面にブラシ61をブラシの先端を下流方向に向
けて固定する。ブラシ59と61の先端は接触している
かあるいは互いに差し込まれた状態にしている。こうす
ることによって、上流側のセグメントの周方向隙間を吹
き抜けようとする流れが上流側のセグメントに固定した
ブラシ59と下流側のセグメントに固定したブラシ61
で遮られるため、吹き抜け量を減少させる。
視図であり、周方向に複数に分割されたセグメントを更
に流体の吹き抜け流れ方向に2分割し、上流側のセグメ
ント20と下流側のセグメント21に分割している。上
流側のセグメントの周方向の分割位置22と下流側のセ
グメントの周方向の分割位置23が周方向に一致しない
ように下流側のセグメントのグループを周方向に回転さ
せた位置に固定している。また各セグメントの流れ方向
の合わせ面24はあらかじめ精度良く平らに加工してお
く。さらに上流側のセグメントの流れ方向の分割面57
の全面にブラシ59をブラシの先端を下流方向に向けて
固定する。また下流側のセグメントの流れ方向の分割面
60の全面にブラシ61をブラシの先端を下流方向に向
けて固定する。ブラシ59と61の先端は接触している
かあるいは互いに差し込まれた状態にしている。こうす
ることによって、上流側のセグメントの周方向隙間を吹
き抜けようとする流れが上流側のセグメントに固定した
ブラシ59と下流側のセグメントに固定したブラシ61
で遮られるため、吹き抜け量を減少させる。
【0058】図16は、第15の実施形態を示す部分斜
視図である。第1の実施形態における分割端面のブラシ
9の代わりに、セグメントとは別体のブラシモジュール
62をセグメント端面付近の側面に固定し、隣り合うセ
グメント端面付近の側面にはブラシを受けるブロック6
3を固定する。これにより、ブラシシールのセグメント
の周方向分割面間隙間を通って、圧力隔壁の高圧側から
低圧側へ吹き抜けようとする流れを遮り、シール部の漏
れ量を少なくするという第1の発明と同様の効果を得る
ことができる。また、周方向のブラシがセグメントとは
別体であるため、内周側のブラシと周方向のブラシの寿
命が異なっている場合でも、それぞれを別に交換するこ
とができるため経済性にも優れている。
視図である。第1の実施形態における分割端面のブラシ
9の代わりに、セグメントとは別体のブラシモジュール
62をセグメント端面付近の側面に固定し、隣り合うセ
グメント端面付近の側面にはブラシを受けるブロック6
3を固定する。これにより、ブラシシールのセグメント
の周方向分割面間隙間を通って、圧力隔壁の高圧側から
低圧側へ吹き抜けようとする流れを遮り、シール部の漏
れ量を少なくするという第1の発明と同様の効果を得る
ことができる。また、周方向のブラシがセグメントとは
別体であるため、内周側のブラシと周方向のブラシの寿
命が異なっている場合でも、それぞれを別に交換するこ
とができるため経済性にも優れている。
【0059】図17は、第16の実施形態を示す部分斜
視図である。第15の実施形態におけるブラシモジュー
ル62の周方向のブラシ繊維方向を、周方向に向かうに
したがい回転軸表面の方向に向かうように傾斜させてあ
る。これにより、セグメント分割面間の回転軸表面付近
にできる隙間もブラシによってふさぐことができ、この
隙間を通り抜ける流れを遮り、漏れ量をより少なくする
ことができる。
視図である。第15の実施形態におけるブラシモジュー
ル62の周方向のブラシ繊維方向を、周方向に向かうに
したがい回転軸表面の方向に向かうように傾斜させてあ
る。これにより、セグメント分割面間の回転軸表面付近
にできる隙間もブラシによってふさぐことができ、この
隙間を通り抜ける流れを遮り、漏れ量をより少なくする
ことができる。
【0060】図18は、第17の実施形態を示す部分斜
視図である。第15の実施形態におけるブラシモジュー
ル62を、隣り合うセグメント端面付近の側面にも固定
し、ブラシシール装置組み立て時に、お互いのブラシの
先端が接触しているかあるいはブラシの先端が差し込ま
れている状態にしている。これにより、ブラシシールの
セグメントの周方向分割面間隙間を通って、圧力隔壁の
高圧側から低圧側へ吹き抜けようとする流れを遮り、シ
ール部の漏れ量を少なくすることができる。
視図である。第15の実施形態におけるブラシモジュー
ル62を、隣り合うセグメント端面付近の側面にも固定
し、ブラシシール装置組み立て時に、お互いのブラシの
先端が接触しているかあるいはブラシの先端が差し込ま
れている状態にしている。これにより、ブラシシールの
セグメントの周方向分割面間隙間を通って、圧力隔壁の
高圧側から低圧側へ吹き抜けようとする流れを遮り、シ
ール部の漏れ量を少なくすることができる。
【0061】図19は、第18の実施形態を示す部分斜
視図である。第17の実施形態における隣り合うセグメ
ント端面付近に取り付けられた、ブラシモジュール62
のブラシ繊維方向を、両方とも回転軸表面の方に傾斜さ
せてある。これにより、セグメント分割面間の回転軸表
面付近にできる隙間もブラシによってふさぐことがで
き、この隙間を通り抜ける流れを遮り、漏れ量をより少
なくすることができる。
視図である。第17の実施形態における隣り合うセグメ
ント端面付近に取り付けられた、ブラシモジュール62
のブラシ繊維方向を、両方とも回転軸表面の方に傾斜さ
せてある。これにより、セグメント分割面間の回転軸表
面付近にできる隙間もブラシによってふさぐことがで
き、この隙間を通り抜ける流れを遮り、漏れ量をより少
なくすることができる。
【0062】図20は、第19の実施形態を示す部分斜
視図である。第17の実施形態における隣り合うセグメ
ント端面付近に取り付けられた、ブラシモジュール62
のブラシ繊維方向を、一方は回転軸表面の方に、もう一
方はその逆方向に傾斜させてある。ブラシシール装置組
み立て時に、お互いのブラシの先端が差し込まれている
状態にすることにより、セグメント分割面間の隙間をブ
ラシによってふさぐことができ、この隙間を通り抜ける
流れを遮り、漏れ量をより少なくすることができる。
視図である。第17の実施形態における隣り合うセグメ
ント端面付近に取り付けられた、ブラシモジュール62
のブラシ繊維方向を、一方は回転軸表面の方に、もう一
方はその逆方向に傾斜させてある。ブラシシール装置組
み立て時に、お互いのブラシの先端が差し込まれている
状態にすることにより、セグメント分割面間の隙間をブ
ラシによってふさぐことができ、この隙間を通り抜ける
流れを遮り、漏れ量をより少なくすることができる。
【0063】図21は、第20の実施形態を示す部分斜
視図である。ブラシモジュール62を上流側と下流側の
双方に設けることにより、セグメント分割面の隙間を通
り抜ける漏れ量を一段と少なくすることができる。
視図である。ブラシモジュール62を上流側と下流側の
双方に設けることにより、セグメント分割面の隙間を通
り抜ける漏れ量を一段と少なくすることができる。
【0064】図22は、第21の実施形態を示す部分斜
視図である。周方向に分割されたセグメント7の周方向
端面8にブラシ9を固定すると同時に、端面付近の側面
にブラシモジュール62を固定する。双方のブラシと
も、端面間を通りぬける漏れ量を少なくする効果があ
り、相乗効果で一段と漏れ量を少なくすることができ
る。
視図である。周方向に分割されたセグメント7の周方向
端面8にブラシ9を固定すると同時に、端面付近の側面
にブラシモジュール62を固定する。双方のブラシと
も、端面間を通りぬける漏れ量を少なくする効果があ
り、相乗効果で一段と漏れ量を少なくすることができ
る。
【0065】図23は、第22の実施形態を示す部分斜
視図である。周方向に分割されたセグメントの周方向端
面と隣り合うセグメントの周方向端面の間に、短い円弧
状のブロック13を配置し、ブロック13の側面にブラ
シモジュール62を固定する。また、両方のセグメント
側面には、ブラシモジュール62のブラシが接触する位
置に、ブロック63を固定する。これにより、ブラシシ
ールのセグメントの周方向分割面間隙間を通って、圧力
隔壁の高圧側から低圧側へ吹き抜けようとする流れを遮
り、シール部の漏れ量を少なくすることができる。
視図である。周方向に分割されたセグメントの周方向端
面と隣り合うセグメントの周方向端面の間に、短い円弧
状のブロック13を配置し、ブロック13の側面にブラ
シモジュール62を固定する。また、両方のセグメント
側面には、ブラシモジュール62のブラシが接触する位
置に、ブロック63を固定する。これにより、ブラシシ
ールのセグメントの周方向分割面間隙間を通って、圧力
隔壁の高圧側から低圧側へ吹き抜けようとする流れを遮
り、シール部の漏れ量を少なくすることができる。
【0066】図24は、第23の実施形態を示す部分斜
視図である。ブロック13側面のブラシモジュール62
を上流側と下流側の双方に設けることにより、セグメン
ト分割面の隙間を通り抜ける漏れ量を一段と少なくする
ことができる。
視図である。ブロック13側面のブラシモジュール62
を上流側と下流側の双方に設けることにより、セグメン
ト分割面の隙間を通り抜ける漏れ量を一段と少なくする
ことができる。
【0067】図25は、第24の実施形態を示す部分斜
視図である。周方向に分割されたセグメント7の周方向
端面8にブラシ9を固定すると同時に、セグメントの周
方向端面と隣り合うセグメントの周方向端面の間に配置
した短い円弧状のブロック13の側面にブラシモジュー
ル62を固定する。双方のブラシとも、端面間を通りぬ
ける漏れ量を少なくする効果があり、相乗効果で一段と
漏れ量を少なくすることができる。
視図である。周方向に分割されたセグメント7の周方向
端面8にブラシ9を固定すると同時に、セグメントの周
方向端面と隣り合うセグメントの周方向端面の間に配置
した短い円弧状のブロック13の側面にブラシモジュー
ル62を固定する。双方のブラシとも、端面間を通りぬ
ける漏れ量を少なくする効果があり、相乗効果で一段と
漏れ量を少なくすることができる。
【0068】図26は、第25の実施形態を示す部分斜
視図である。周方向に分割されたセグメントに長さ(弧
角)を調整できる機構をそなえることにより、ブラシシ
ール装置組み立て後に、長さ(弧角)調整により隣り合
ったセグメントと、周方向端面を密着させることがで
き、隣り合ったセグメントとの隙間をなくすことが可能
となる。図26では、空気ベローズ64により長さ調整
を行う。これは、空気口65から高圧の空気を送ること
により空気ベローズ64を延び縮みさせ、長さ調整を行
おうとするものである。この機構により、セグメント間
の隙間をなくすことができるため、シールの漏れ量を少
なくすることが可能となる。
視図である。周方向に分割されたセグメントに長さ(弧
角)を調整できる機構をそなえることにより、ブラシシ
ール装置組み立て後に、長さ(弧角)調整により隣り合
ったセグメントと、周方向端面を密着させることがで
き、隣り合ったセグメントとの隙間をなくすことが可能
となる。図26では、空気ベローズ64により長さ調整
を行う。これは、空気口65から高圧の空気を送ること
により空気ベローズ64を延び縮みさせ、長さ調整を行
おうとするものである。この機構により、セグメント間
の隙間をなくすことができるため、シールの漏れ量を少
なくすることが可能となる。
【0069】図27は、第26の実施形態を示す部分斜
視図である。この実施形態では、空気ベローズ64など
の長さ調整機構量横のセグメント側面にブラシモジュー
ル62を固定している。ブラシモジュール62のブラシ
は繊維の方向を回転軸表面の方に傾斜させてあり、長さ
調整機構と回転軸表面の間にできた隙間をブラシでふさ
ぐことができ、シール部の漏れ量を少なくすることが可
能となる。
視図である。この実施形態では、空気ベローズ64など
の長さ調整機構量横のセグメント側面にブラシモジュー
ル62を固定している。ブラシモジュール62のブラシ
は繊維の方向を回転軸表面の方に傾斜させてあり、長さ
調整機構と回転軸表面の間にできた隙間をブラシでふさ
ぐことができ、シール部の漏れ量を少なくすることが可
能となる。
【0070】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明に係わるブ
ラシシールは、摺動による摩耗でワイヤ素線の先端が短
くなるかあるいは回転軸の表面が窪み隙間ができ、吹き
抜けの状態が生じ、シール機能を損なわれ、長期間にわ
たってシールの性能を確保できなくなった場合において
も、当初の製作時の機能に復旧することができる。また
シール部に圧力差がある場合、ワイヤ素線束全体が高圧
側から圧力を受け、低圧側に変形を生じて倒れ、ワイヤ
素線先端と回転体表面との間に隙間が生じ、吹き抜け状
態が生じようとする場合に、ワイヤ素線束の変形を減少
させ吹き抜け状態を最小限にすることができ、さらにシ
ール部の差圧力をより大きくすることができる。
ラシシールは、摺動による摩耗でワイヤ素線の先端が短
くなるかあるいは回転軸の表面が窪み隙間ができ、吹き
抜けの状態が生じ、シール機能を損なわれ、長期間にわ
たってシールの性能を確保できなくなった場合において
も、当初の製作時の機能に復旧することができる。また
シール部に圧力差がある場合、ワイヤ素線束全体が高圧
側から圧力を受け、低圧側に変形を生じて倒れ、ワイヤ
素線先端と回転体表面との間に隙間が生じ、吹き抜け状
態が生じようとする場合に、ワイヤ素線束の変形を減少
させ吹き抜け状態を最小限にすることができ、さらにシ
ール部の差圧力をより大きくすることができる。
【図1】本発明の第1の実施形態を示す一部切り欠き斜
視図。
視図。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す部分斜視図。
【図3】本発明の第2の実施形態を示す部分斜視図。
【図4】本発明の第3の実施形態を示す部分斜視図。
【図5】本発明の第4の実施形態を示す部分斜視図。
【図6】本発明の第5の実施形態を示す部分斜視図。
【図7】本発明の第6の実施形態を示す部分斜視図。
【図8】本発明の第7の実施形態を示す部分斜視図。
【図9】本発明の第8の実施形態を示す部分斜視図。
【図10】本発明の第9の実施形態を示す部分斜視図。
【図11】本発明の第10の実施形態を示す部分斜視
図。
図。
【図12】本発明の第11の実施形態を示す部分斜視
図。
図。
【図13】本発明の第12の実施形態を示す部分斜視
図。
図。
【図14】本発明の第13の実施形態を示す部分斜視
図。
図。
【図15】本発明の第14の実施形態を示す部分斜視
図。
図。
【図16】本発明の第15の実施形態を示す部分斜視
図。
図。
【図17】本発明の第16の実施形態を示す部分斜視
図。
図。
【図18】本発明の第17の実施形態を示す部分斜視
図。
図。
【図19】本発明の第18の実施形態を示す部分斜視
図。
図。
【図20】本発明の第19の実施形態を示す部分斜視
図。
図。
【図21】本発明の第20の実施形態を示す部分斜視
図。
図。
【図22】本発明の第21の実施形態を示す部分斜視
図。
図。
【図23】本発明の第22の実施形態を示す部分斜視
図。
図。
【図24】本発明の第23の実施形態を示す部分斜視
図。
図。
【図25】本発明の第24の実施形態を示す部分斜視
図。
図。
【図26】本発明の第25の実施形態を示す部分斜視
図。
図。
【図27】本発明の第26の実施形態を示す部分斜視
図。
図。
【図28】従来の周方向分割型ブラシシールを示す一部
切り欠き斜視図。
切り欠き斜視図。
1 回転軸表面 4 ブラシ 7 セグメント 8 周方向の端面 9 ブラシ 10 セグメント 11 周方向の端面 12 ブラシ 13 ブロック 14 ブロックの周方向の端面 15 ブラシ 16 ブロックの周方向の端面 17 ブラシ 18 ブラシ 19 ブラシ 20 上流側セグメント 21 下流側セグメント 22 上流側のセグメントの周方向の分割位置 23 下流側のセグメントの周方向の分割位置 24 セグメントの流れ方向の合わせ面 24a 上流側セグメントの流れ方向の合わせ面 24b 下流側セグメントの流れ方向の合わせ面 25 セグメントの流れ方向の隙間 26 中流側のセグメントの周方向の分割位置 27 セグメントの周方向の端面 28 ブラシ 29 セグメントの周方向の端面 30 セグメントの周方向の端面 31 ブラシ 32 セグメントの周方向の端面 33 ブラシ 34 セグメントの周方向の端面 35 ブラシ 36 ブロック 37 ブロックの周方向の端面 38 ブラシ 39 ブロックの周方向の端面 40 ブラシ 41 周方向に短い円弧状のブロック 42 周方向のブロックの端面 43 ブラシ 44 周方向のブロックの端面 45 ブラシ 46 ブラシ 47 ブラシ 48 ブラシ 49 ブラシ 50 棚 51 上流側セグメント 52 ブラシ 53 ブラシ 54 棚 55 ブラシ 56 ブラシ 57 セグメントの流れ方向の分割面 58 ブラシ 59 ブラシ 60 下流側のセグメントの流れ方向の分割面 61 ブラシ 62 ブラシモジュール 63 ロック 64 空気ベローズ
Claims (26)
- 【請求項1】周方向に分割された複数のセグメントを有
するシールリングを備えたブラシシール装置において、
前記セグメントの周方向の端面に、この端面と向かい合
う他方のセグメントの端面の方向へ向けて延びるブラシ
を設け、このブラシの周方向の長さを、向き合った前記
他方のセグメントの端面と前記ブラシの先端とが接触状
態を保てるように設定し、前記セグメント間の周方向の
隙間を前記ブラシで塞ぐようにしたことを特徴とするブ
ラシシール装置。 - 【請求項2】周方向に分割された複数のセグメントを有
するシールリングを備えたブラシシール装置において、
一方の前記セグメントの周方向の端面と、この端面と向
かい合う他方のセグメントの周方向の端面に、それぞれ
相手側の端面に向かって延びるブラシを設け、これらブ
ラシの長さを、これらブラシの先端が互いに接触する
か、あるいは先端部が差し込まれた状態を保てるように
なし、前記セグメント間の周方向の隙間を塞ぐようにし
たことを特徴とするブラシシール装置。 - 【請求項3】周方向に分割された複数のセグメントを有
するシールリングを備えたブラシシール装置において、
隣り合う前記セグメントの周方向に向かい合う端面の隙
間に、周方向に短い扇型のブロック配置し、このブロッ
クの周方向両端面に、これらの両端面と向かい合うそれ
ぞれのセグメントの端面に向けて延びるブラシを設け、
このブラシの長さを、その先端が前記セグメントの端面
に接触した状態を保てるようにし、前記セグメント間の
周方向の隙間を塞ぐようにしたことを特徴とするブラシ
シール装置。 - 【請求項4】周方向に分割された複数のセグメントを有
するシールリングを備えたブラシシール装置において、
隣り合う前記セグメントの周方向に向かい合う端面の隙
間に、周方向に短い扇型のブロック配置し、このブロッ
クの一方の周方向端面と、この端面と向かい合う一方の
セグメントの周方向の端面とに、それぞれ相手側の端面
に向けて延びるブラシを設け、これらブラシの長さは、
互いのブラシの先端が接触するか、あるいは差し込まれ
た状態となるようにして、前記ブロックと前記一方のセ
グメントとの間の周方向の間隙を塞ぐようにし、さらに
前記ブロックの他方の周方向端面と、この端面と向かい
合う他方のセグメントの周方向の端面とに、それぞれ相
手側の端面に向けて延びるブラシを設け、これらブラシ
の長さは、互いのブラシの先端が接触するか、あるいは
差し込まれた状態となるようにして、前記ブロックと前
記他方のセグメントとの間の周方向の間隙を塞ぐように
したことを特徴とするブラシシール装置。 - 【請求項5】周方向に分割された複数のセグメントを有
するシールリングを備えたブラシシール装置において、
前記セグメントの周方向の端部であって軸方向の側面
に、前記セグメントとは別体に設けられ前記セグメント
に隣り合うセグメントに向かって延びるブラシを有する
ブラシモジュールを設け、前記セグメント間の周方向の
隙間を前記ブラシで塞ぐようにしたことを特徴とするブ
ラシシール装置。 - 【請求項6】前記のブラシの延びる方向を、周方向に向
かうにしたがい回転軸表面に向かうように傾斜させたこ
とを特徴とする請求項5に記載のブラシシール装置。 - 【請求項7】前記のブラシモジュールが、前記隣り合っ
たセグメントの向かい合った端部の両方にそれぞれ固定
されていることを特徴とする請求項5に記載のブラシシ
ール装置。 - 【請求項8】前記の向かい合った一対のブラシモジュー
ルのブラシの延びる方向を、共に周方向に向かうにした
がい回転軸表面に向かうように傾斜させたことを特徴と
する請求項7に記載のブラシシール装置。 - 【請求項9】前記の向かい合った一対のブラシモジュー
ルのブラシの延びる方向を、一方のブラシモジュールは
周方向に向かうにしたがい回転軸表面に向かうように傾
斜させ、他方のブラシモジュールは、周方向に向かうに
したがい回転軸表面から離間するように傾斜させたこと
を特徴とする請求項7に記載のブラシシール装置。 - 【請求項10】前記ブラシモジュールを、前記セグメン
トの上流側と下流側のそれぞれの側面に設けたことを特
徴とする請求項5ないし9のいずれかに記載のブラシシ
ール装置。 - 【請求項11】前記セグメントの周方向端面に、この端
面と向かい合う他方のセグメントの端面の方向へ向けて
延びるブラシを設け、このブラシの周方向の長さを、向
き合った前記他方のセグメントの端面と前記ブラシの先
端とが接触状態を保てるようにしたことを特徴とする請
求項5ないし10のいずれかに記載のブラシシール装
置。 - 【請求項12】周方向に分割された複数のセグメントを
有するシールリングを備えたブラシシール装置におい
て、隣り合う前記セグメントの周方向に向かい合う端面
の隙間に、周方向に短い扇型のブロック配置し、このブ
ロックの周方向両端部であって軸方向の側面に、前記ブ
ロックとは別体に設けられ前記ブロックに隣り合うセグ
メントに向かって延びるブラシを有するブラシモジュー
ルそれぞれ設け、前記ブロックとこのブロックの両隣の
前記セグメントとの間の周方向の隙間を前記ブラシで塞
ぐようにしたことを特徴とするブラシシール装置。 - 【請求項13】前記のブラシモジュールを、前記ブロッ
クの上流側と下流側のそれぞれの側面に設けたことを特
徴とする請求項12に記載のブラシシール装置。 - 【請求項14】前記ブロックの周方向端面とこの端面に
向かい合うセグメントの端面との間にブラシを設けたこ
とを特徴とする請求項12又は13に記載のブラシシー
ル装置。 - 【請求項15】周方向に分割された複数のセグメントを
有するシールリングを備えたブラシシール装置におい
て、前記セグメントは、セグメント本体と、このセグメ
ント本体の周方向端面に設けられ、周方向長さ(弧角)
を調節しうる周方向長さ調節機構と、この周方向長さ調
節装置の周方向端面に設けられた可動セグメントとを有
していることを特徴とするブラシシール装置。 - 【請求項16】前記セグメント本体の前記周方向長さ調
節機構側の端部の軸方向側面と、前記可動セグメントの
前記周方向長さ調節機構側の端部の軸方向側面とには、
それぞれ前記セグメント本体、前記可動セグメントとは
別体に設けられたブラシモジュールを装着し、このブラ
シモジュールは回転軸表面の方向に傾斜して延びるブラ
シを有していることを特徴とする請求項15に記載のブ
ラシシール装置。 - 【請求項17】周方向に分割された複数のセグメントを
有するシールリングを備えたブラシシール装置におい
て、軸方向に上流側シールリングと下流側シールリング
とを重ねて配置し、前記上流側シールリングにおける前
記セグメントの分割位置と、前記下流側シールリングに
おける前記セグメントの分割位置とを周方向にずらし、
流体が上流側分割位置の間隙から下流側分割位置の間隙
を通って通り抜けないようにしたことを特徴とするブラ
シシール装置。 - 【請求項18】周方向に分割された複数のセグメントを
有するシールリングを備えたブラシシール装置におい
て、軸方向に上流側シールリング、中流側シールリン
グ、下流側シールリングとを重ねて配置し、前記上流側
シールリングにおける前記セグメントの分割位置と、前
記中流側シールリングにおける前記セグメントの分割位
置と、前記下流側シールリングにおける前記セグメント
の分割位置とを周方向にずらし、流体が上流側分割位
置、中流側分割位置、下流側分割位置のそれぞれの間隙
を通って通り抜けないようにしたことを特徴とするブラ
シシール装置。 - 【請求項19】請求項1に記載するブラシシール装置を
軸方向に2つ重ねて配置し、上流側を上流側ブラシシー
ル装置、下流側を下流側ブラシシール装置とし、前記上
流側ブラシシール装置の前記セグメントの分割位置と前
記下流側ブラシシール装置の前記セグメントの分割位置
を周方向にずらして配設したことを特徴とするブラシシ
ール装置。 - 【請求項20】請求項2に記載するブラシシール装置を
軸方向に2つ重ねて配置し、上流側を上流側ブラシシー
ル装置、下流側を下流側ブラシシール装置とし、前記上
流側ブラシシール装置の前記セグメントの分割位置と前
記下流側ブラシシール装置の前記セグメントの分割位置
を周方向にずらして配設したことを特徴とするブラシシ
ール装置。 - 【請求項21】請求項3に記載するブラシシール装置を
軸方向に2つ重ねて配置し、上流側を上流側ブラシシー
ル装置、下流側を下流側ブラシシール装置とし、前記上
流側ブラシシール装置の前記セグメントの分割位置と前
記下流側ブラシシール装置の前記セグメントの分割位置
を周方向にずらして配設したことを特徴とするブラシシ
ール装置。 - 【請求項22】請求項4に記載するブラシシール装置を
軸方向に2つ重ねて配置し、上流側を上流側ブラシシー
ル装置、下流側を下流側ブラシシール装置とし、前記上
流側ブラシシール装置の前記セグメントの分割位置と前
記下流側ブラシシール装置の前記セグメントの分割位置
を周方向にずらして配設したことを特徴とするブラシシ
ール装置。 - 【請求項23】周方向に分割された複数のセグメントを
有するシールリングを備えたブラシシール装置におい
て、軸方向に上流側シールリングと下流側シールリング
とを重ねて配置し、前記上流側シールリングにおける前
記セグメントの分割位置と、前記下流側シールリングに
おける前記セグメントの分割位置とを周方向にずらして
配設し、前記上流側と下流側のセグメントの合わせ面に
おいて、上流側と下流側のいずれかのセグメントの一部
に、このセグメントに対向するセグメントに向かって延
びるブラシを設けたことを特徴とするブラシシール装
置。 - 【請求項24】周方向に分割された複数のセグメントを
有するシールリングを備えたブラシシール装置におい
て、軸方向に上流側シールリングと下流側シールリング
とを重ねて配置し、前記上流側シールリングにおける前
記セグメントの分割位置と、前記下流側シールリングに
おける前記セグメントの分割位置とを周方向にずらして
配設し、前記上流側と下流側のセグメントの合わせ面に
おいて、上流側と下流側のいずれかのセグメントの全面
に、このセグメントに対向するセグメントに向かって延
びるブラシを設けたことを特徴とするブラシシール装
置。 - 【請求項25】周方向に分割された複数のセグメントを
有するシールリングを備えたブラシシール装置におい
て、軸方向に上流側シールリングと下流側シールリング
とを重ねて配置し、前記上流側シールリングにおける前
記セグメントの分割位置と、前記下流側シールリングに
おける前記セグメントの分割位置とを周方向にずらして
配設し、前記上流側のセグメントと前記下流側のセグメ
ントの合わせ面の全面に、それぞれのセグメントに対向
するセグメントに向かって延びるブラシを設けたことを
特徴とするブラシシール装置。 - 【請求項26】周方向に分割された複数のセグメントを
有するシールリングを備えたブラシシール装置におい
て、軸方向に上流側シールリングと下流側シールリング
とを重ねて配置し、前記上流側シールリングにおける前
記セグメントの分割位置と、前記下流側シールリングに
おける前記セグメントの分割位置とを周方向にずらし、
前記上流側シールリングの前記セグメントの分割間隙に
前記下流側シールリングのセグメントから上流方向に突
出して入り込んだ上流突出ブロックを設け、この上流突
出ブロックの周方向両端面に、これら端面と向かい合う
セグメントの端面に向かって延びるブラシをそれぞれ設
け、前記下流側シールリングの前記セグメントの分割間
隙に前記上流側シールリングのセグメントから下流方向
に突出して入り込んだ下流突出ブロックを設け、この下
流突出ブロックの周方向両端面に、これら端面と向かい
合うセグメントの端面に向かって延びるブラシをそれぞ
れ設けたことを特徴とするブラシシール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000266769A JP2002081552A (ja) | 2000-09-04 | 2000-09-04 | ブラシシール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000266769A JP2002081552A (ja) | 2000-09-04 | 2000-09-04 | ブラシシール装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002081552A true JP2002081552A (ja) | 2002-03-22 |
Family
ID=18753806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000266769A Withdrawn JP2002081552A (ja) | 2000-09-04 | 2000-09-04 | ブラシシール装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002081552A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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2000
- 2000-09-04 JP JP2000266769A patent/JP2002081552A/ja not_active Withdrawn
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