JPH0577904B2 - - Google Patents

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JPH0577904B2
JPH0577904B2 JP58119771A JP11977183A JPH0577904B2 JP H0577904 B2 JPH0577904 B2 JP H0577904B2 JP 58119771 A JP58119771 A JP 58119771A JP 11977183 A JP11977183 A JP 11977183A JP H0577904 B2 JPH0577904 B2 JP H0577904B2
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JP
Japan
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clutch
diaphragm
load
case
seal
Prior art date
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Application number
JP58119771A
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English (en)
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JPS6011780A (ja
Inventor
Shiro Sakakibara
Kazuhisa Ozaki
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Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP58119771A priority Critical patent/JPS6011780A/ja
Publication of JPS6011780A publication Critical patent/JPS6011780A/ja
Publication of JPH0577904B2 publication Critical patent/JPH0577904B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/50Sealings between relatively-movable members, by means of a sealing without relatively-moving surfaces, e.g. fluid-tight sealings for transmitting motion through a wall
    • F16J15/52Sealings between relatively-movable members, by means of a sealing without relatively-moving surfaces, e.g. fluid-tight sealings for transmitting motion through a wall by means of sealing bellows or diaphragms
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/54Other sealings for rotating shafts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Sealing Of Bearings (AREA)
  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
  • Diaphragms And Bellows (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、流体伝動装置に関し、特に、ケース
内に流体継手と動力遮断クラツチとを内包し、外
部から動力遮断クラツチを操作する流体伝動装置
に関する。 〔従来の技術〕 車両の手動変速機は、そのクラツチ操作に熟練
を要し、特にクラツチ係合をペダル操作で行うこ
とが難しいため、このような操作上の煩わしさを
避け、熟練を要することなく走行性能を十分に発
揮させるべく自動変速機が広く用いられている。 一方、クラツチのみを自動化して発進と変速と
を容易化し、比較的安価に構成可能な半自動変速
機も開発されている。このような変速機のクラツ
チに変わるべき発進装置は、流体継手と動力遮断
クラツチとを組み合わせ、これらを同一ケース内
に軸方向に直列して配設するか(自動車工学全書
編集委員会編、自動車工学全書第9巻 動力伝達
装置、株式会社山海堂、昭和56年12月20日、
P.254参照)、それぞれ個別のケースに収容して軸
方向に直列して配設する構成(上記文献のP.255
−256)とされている。 しかしながら、上記従来の発進装置は、流体継
手と動力遮断クラツチとが直列配置であるため軸
方向寸法が長くなり、従来の手動変速機のクラツ
チ収容スペースに配置可能な発進装置とはなつて
いない。 そこで、流体継手と動力遮断クラツチとを内外
周配置として軸方向寸法の増加を防ぐ方法が考え
られるが、これらの収容ケースを共通化し、動力
遮断クラツチのサーボ機構を機械的なものとする
場合、サーボ機構の途中に介在してケースの内外
をシールとして流体継手の作動油の流出を防ぐシ
ール構造が不可欠である。 従来、圧油など加圧流体が入れられたケース内
とケース内とを回転または/および往復運動軸な
どの要素で連結する場合、第1図に示す如く回転
軸91とケース92に設けた穴93の内周壁との
間にオイルシール94を介在させるか、または第
2図に示す如く中心部に往復動軸95が連結され
たダイヤフラム96を利用していた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかるに、オイルシール94は回転軸91が偏
心運動したり軸方向に往復運動したりする場合に
シール性および耐久性が悪い欠点があり、ダイヤ
フラムの場合は第2図に示す如くA室とB室を確
実にシールするためにダイヤフラムの内径がわを
プレート97,98で挾み、往復運動軸95の頭
部をリベツトの如くつぶしてプレート97,98
とダイヤフラム96を圧着してシールしなくては
ならない欠点があつた。 そこで、本発明は、流体継手と動力遮断クラツ
チとを1つのユニツトに構成して、装置の軸方向
寸法を短縮するために、簡単な構成で外部との可
動連結部を大きな変形を許容しつつシールするこ
とのできる流体伝動装置を提供することを目的と
する。 〔問題点を解決するための手段〕 上記目的を達成するため、本発明の流体伝動装
置は、大気中に配設されるリンク機構190と、
該リンク機構190により操作される荷重伝達部
材5,196と、該荷重伝達部材5,196によ
り係脱される動力遮断クラツチ13と流体継手1
1が内包されたケース1A,7と、該ケース1
A,7の径方向内側でシール連結されたダイヤフ
ラム4と、該ダイヤフラム4の径方向内側に配設
された係止手段2,2′と、該係止手段2,2′と
前記荷重伝達部材5.196との間に配設された
シール手段3とからなるダイヤフラム付オイルシ
ール100とからなり、前記ケース1A,7内に
油を保持してなる流体伝動装置において、 前記係止手段2,2′は、前記荷重伝達部材5,
196によつて大気中から与えられる荷重を油中
の動力遮断クラツチ13へ伝えるべく径方向に延
びた側壁部21と、外周面が前記荷重伝達部材
5,196の内周面に嵌合支持され、前記側壁部
21から前記荷重伝達部材側に軸方向に延びた内
筒部24と、該内筒部24と同軸的に前記側壁部
21から前記荷重伝達部材側に軸方向に延び、外
周面が前記ダイヤフラム4の内周にシール固着さ
れた筒状部22とを有し、前記シール手段3は、
前記筒状部22の内周面にシール固着されて前記
筒状部22と前記荷重伝達部材5,196との間
に配設されるとともに、前記荷重伝達部材5,1
96の外周面に当接するシール畝部31を有する
ことを特徴とする。 〔作用及び発明の効果〕 このように構成した本発明の流体伝動装置にあ
つては、ケース内の油を保持するためのケースと
荷重伝達部材との間のシールはダイヤフラム付オ
イルシールにより行なわれ、該ダイヤフラム付オ
イルシールは外周がケースにシール連結されたダ
イヤフラムと、ダイヤフラムの内周にシール固着
された係止手段と、係止手段の筒状部にシール固
着されて筒状部と荷重伝達部材との間に配設さ
れ、荷重伝達部材の周面に当接するシール畝部を
有するシール手段からなる。 そして、リンク機構によつて荷重伝達部材が操
作され、該荷重伝達部材からの荷重が係止手段を
介して動力遮断クラツチに伝えられて、動力遮断
クラツチの係脱が行なわれる。 この際、荷重伝達部材に偏心などの運動が発生
した場合には、荷重伝達部材の偏心運動が荷重伝
達部材に嵌合支持される内筒部によつて係止手段
に伝えられ、係止手段の筒状部の外周面にシール
固着されたダイヤフラムを変形させるので、筒状
部の内周面にシール固着されているシール手段の
シール畝部には、、荷重伝達部材からの偏心など
の運動による偏荷重が直接作用することがない。 よつて、軸方向寸法を短縮するために、流体継
手と動力遮断クラツチをケース内に組込み、外部
から動力遮断クラツチを操作する場合において、
荷重伝達部材に偏心運動等が発生しても、常にシ
ール畝部は荷重伝達部材の周面に均一な力で当接
し、十分なシール機能を果たすことができる。 〔実施例〕 次に、本発明を第3図〜第7図、第9図〜第1
1図に示す実施例に基づき説明する。 第3図〜第5図は本発明の流体伝動装置のダイ
ヤフラム付オイルシールの第1実例を示す。 100は本発明にかかるダイヤフラム付オイル
シールを示し、係止手段を構成する金属板製係止
環2と、ゴム、プラスチツクなど弾性材製シール
3と、同じく弾性材製ダイヤフラム4とが一体に
形成されている。 係止環2は、側壁部21と、該側壁部21の外
周端から軸方向に延長された筒状部22と、該筒
状部の先端から半径方向外方に展長されたフラン
ジ部23と、前記側壁部21の内周部から前記筒
状部22と同方向に延長された内筒部24からな
り、断面は略コ字状を呈する。 ダイヤフラム4は、前記係止環2のフランジ部
23の外径とほぼ同等の内径を有する内周部4
1、装着されるケースの穴に対応した外径を有す
る外周部42、該外周部42に形成された多数の
締結穴43、および前記締結穴43を含み締め代
となる外周部42を挾んで固着され前記締結穴4
3に対して締結穴44が形成されたシール材45
とからなる。 シール手段を構成するシール3は係止環2にモ
ールド成型して固着され本実施例では筒状部22
の内周に半径方向内方に畝状に突出して周設され
たシール畝部31と、前記フランジ部23の外周
とダイヤフラムの内周部41の内周とを接合させ
て接着するとともにシールしダイヤフラム4を係
止環2に固着するダイヤフラム固着部32とから
なる。 第5図は第3図および第4図に示したダイヤフ
ラム付オイルシール100の使用状態を示す。 5は主に軸方向に往復動する荷重伝達部材であ
る中空軸(スリーブ)、7は内部7Aに加圧流体
が入れられたケース、71は該ケースに設けられ
た穴、72は該穴の周囲に設けられた締結具取付
用穴である。ダイヤフラム付オイルシール100
は、係止環2が前記中空軸5の先端部51に嵌着
され、シール畝31は中空軸先端部51の外周面
51Aに圧接され、前記ダイヤフラムの外周はシ
ール材45に覆われ前記締結具取付用穴72に対
応した穴73が設けられた環状押え板74を介し
てリベツトなど締結具75で固着されて装着され
るとともにシールされる。この構成により中空軸
は、軸心方向にダイヤフラム4の許容範囲内でケ
ース内の圧力流体のシールを保持しながら往復動
可能となる。またダイヤフラム4がゴムなど柔軟
性の高い材質の場合はダイヤフラム4の許容範囲
内で偏心運動、回転方向への変位が可能である。
さらにシール3と中空軸外周面との回転が許容さ
れるので軸5とケースとのゆるやかな相対回転運
動ができる。ダイヤフラム4が金属板で形成され
ているときは、前記軸心方向に往復動可能である
とともに中空軸5とケース7との急速な相対回転
運動を許容する。このようにダイヤフラム4を金
属製とする場合は係止環2とダイヤフラム4とを
一枚の板金のプレス成型で一体に形成しても良
い。 第6図はダイヤフラム付オイルシールの第2実
施例を示す。 本実施例ではシール3とダイヤフラム4とが一
体成型されるとともにシール3は係止環2の筒状
部22の先端がわから側壁部21方向に延長され
てなるオイルシールのごときリツプ34を有す
る。このリツプ34により耐圧性が向上する。 第7図はダイヤフラム付オイルシールの第3実
施例を示す。 本実施例では第2実施例においてリツプ34の
外周にコイルスプリング環35が外嵌され、リツ
プ部のシール効果を向上させている。 第8図はケース7内にある作動部(本実施例で
は中空軸5の先端により被動される皿ばね75)
をスリーブ5で作動させる場合の従来例を示す。
この例においてスリーブ5を図示右方に変位させ
て皿ばね75の内周76を図示右方に押圧するた
めにはスリーブ5外周にオイルシール94との摺
動面55が必要となる。このため軸方向寸法が増
大する。またオイルシール94は偏心に対する許
容量が極めて少ない。 これに対し第9図に示すダイヤフラム付オイル
シールの第4実施例の如く、係止環2′の側壁2
1外面にL字状のフツク27を突設した係合環2
0を有するダイヤフラム付オイルシールを用いる
ことにより前記摺動面は不用で軸方向寸法が短縮
できる。 第10図はダイヤフラム付オイルシールの第5
実施例を示す。 本実施例では、第4実施例においてシールのリ
ツプにコイルスプリング環35を外嵌した第7図
に示すダイヤフラム付オイルシールを用いその係
止環2の側壁部外面に皿ばねまたはダイヤフラム
スプリングを内周と係合させるフツク27を突設
させている。 第11図はダイヤフラム付オイルシールの第6
実施例を示す。 本実施例では係止環2は断面コ字形を呈し、内
筒部24の外周にシール3がモールド成型して形
成されている。また係止環2とダイヤフラム4の
内周部41とは該内周部41を係止環側壁部21
に当接させると共にシール3と一体にモールド成
型して固着されている。これによりシールが第5
図の場合と逆にスリーブ5の内周面にてなされ
る。 第11図はダイヤフラム付ダイヤフラム第7実
施例を示す。 本実施例ではダイヤフラム4の内周部41およ
び外周部42の両方に係止環2を取付けている。 この場合は同軸に配置された2つの中空軸のス
リーブ端に取付けて使用される。いれか一方の係
止環2の方向を逆にしても良い。 第12図は、本発明にかかる流体伝動装置を3
軸式車両変速機に使用した場合を示し、発進装置
として流体伝動装置1、前進4速後進1速用の歯
車変速機6、図示しないデイフアレンシヤル機
構、およびこれらを収容した変速機ケース10と
からなる。 変速機ケース10は、エンジンの締
結面10Aが開口し歯車変速機6がわ(図示左が
わ、以下左がわという)には側壁10Bが形成さ
れ前記伝動装置1が収納された殻状の発進装置ケ
ース10Cと、該両端面が開口し一方の端面は発
進装置ケース10Cの側壁10Bに締結され歯車
変速機が収納された筒状の歯車変速機ケース10
Dと、該歯車変速機ケース10Dの左がわ端面に
締結された歯車変速機ケースカバー10Eとから
なる。 流体伝動装置1は、前記発進装置ケース10C
内に設けられ、本発明のケースである伝動装置ケ
ース1Aと、該伝動装置ケース1A内の外周部に
設けられた流体継手であるブリユイドカツプリン
グ(以下カツプリンクという)11と、伝動装置
ケース内でツプリング11の半径方向内側に設け
られた動力遮断用クラツチ(以下という)13
と、カツプリング11の外周がわで本実施例では
エンジンがわ(図示右がわ、以下右がわという)
に設けられ直結クラツチ15と、カツプリング1
1の入力部材と出力部材との間に設けられたオイ
ルポンプ17と、伝動装置ケース1Aの内がわで
前記クラツチ13の左がわ側方に設けられたダイ
ヤフラムスプリング197、および該伝動装置ケ
ース1Aと発進装置ケース10Cの側壁10Bと
の間に設けられた前記ダイヤフラムスプリングの
リンク機構190を有するクラツチ13のサーボ
機構19とからなる。 カツプリング11は、エンジンのクランク軸に
連結された伝動装置の入力軸101にドライブプ
レート102を介して連結されているフロントカ
バー111、および該フロンカバー111の左が
わに外周で溶接された円環板状のリアカバー11
0からなる前記伝動装置ケース1Aと、該リアカ
バーの内周壁面の外側部に周状に固着された断略
L字状の円環状ポンプジエル112と、該ポンプ
シエル112内壁に周設されたポンプブレード1
13と、該ポンプブレードに対向して配置された
タービンブレード114と、該タービンブレード
114を保持しているタービンシエル115とを
備える。前記フロントカバー111の中心にはエ
ンジンがわ大径部が入力軸101の端面中心に設
けられたパイロツト穴104に嵌合するパイロツ
トボス105とされ、左がわは先端がオイルポン
プ17のドライブ軸106とされ、中間は後記す
る直結クラツチ15のデイスクプレートを軸方向
および回転方向に摺動自在に支持するデイスクプ
レート保持軸107とされた中心軸108が貫設
されている。またフロントカバー111の外周部
には軸に対して直交する円環状の直結クラツチフ
エイス面111Aおよび内周スプライン111B
が形成された筒状部111Cが連設されている。
前記タービンシエル115は、該タービンシエル
115と軸方向のほぼ同一区間内で半径方向の内
がわに配置されたクラツチ13を介して伝動装置
の出力軸103に連結されている。 クラツチ13は、左がわ端に半径方向に展設さ
れたフランジ部131を備え、前記タービンシエ
ル115の内周に設けられたハブ状部116を摺
動自在に支持し、右がわ端に半径方向に締設され
た支壁132が後記する直結クラツチ15のデイ
スクプレートに溶接され、内周にインナスプラン
133が形成された筒状のクラツチプレートケー
ス134と、前記伝動装置の出力軸103にスプ
ライン嵌合されたハブ部135、前記クラツチプ
レートケース134のインナスプライン133と
対応位置に外周スプライン136が形成されたク
ラツチドラム部137、および前記ハブ部135
とドラム部137とを連結するデイスク部138
からなるクラツチデイスクホイール139と、外
周が前記クラツチプレートケース134にスプラ
イン嵌合された複数のクラツチプレート141
と、内周が前記クラツチデイスクホイール139
のドラム部にスプライン嵌合され、前記クラツチ
プレート141と交互に重ねられたクラツチデイ
スクの143とからなる。 直結クラツチ15は、外周に前記フロントカバ
ー111の筒状部内周スプライン111Bにスプ
ライン嵌合された複数のクラツチプレート151
と、前記タービンシエル115の外周部に固着さ
れた円環状の直結クラツチ押圧板152と、該押
圧板152から円周状に軸方向に突設された多数
のクラツチデイスク保持腕153と該保持腕15
3に内周がスプライン嵌合され前記クラツチプレ
ート151と交互に重ねられた複数のクラツチデ
イスク154と、中心のハブ部155が前記中心
軸108のデイスクプレート保持軸107にメタ
ルベアリングを介して回転可能に支持され、外周
156はダンパ157を介して前記保持腕153
に係合され、さらにフロントカバー111内がわ
中心部に挿入されたスプリング159によりスラ
ストベアリング160を介して歯車変速装置方向
に押圧されているデイスクプレート158とから
なる。 オイルポンプ17は、本実施例では内接歯車ポ
ンプが使用され、クラツチデイスクホイール13
9内で前記クラツチプレートとクラツチデイスク
ホイールのデイスク部138との間に設けられて
いる。このオイルポンプ17は、外周部において
前記デイスクプレート158に固着され内周が前
記伝動装置の出力軸103の先端小径部103B
にオイルシール175を介して遊嵌されスラスト
ベアリング176を介してクラツチデイスクホイ
ールのデイスク部138に当接されたケーシング
170と、該ケーシング170のエンジンがわに
設けられたギヤルーム内に回転自在に嵌め込まれ
た内歯歯車172と前記中心軸Y108の先端に
スプライン嵌合された外歯歯車171と、出力軸
103の中心に形成された油路103Aに連結し
てケーシング170に設けられた吸入口174
と、デイスクプレート158に形成されたデイス
クプレート158とフロントカバー111との間
と連絡した吐出口173とからなる。 クラツチ13のサーボ機構19は、伝動装置ケ
ース内に設けられた前記ダイヤフラムスプリング
197および伝動装置ケース外に設けられた前記
リンク機構190とからなる。リンク機構190
は、運転席に設けられたクラツチペダル、または
吸気管負圧あるいは油圧等の自動給排によつて作
動するサーボ機構(図示せず)に連結された連結
棒191と、後端は該連結棒に連結され、発進装
置ケース10Cの周壁に形成された穴10Hから
伝動装置ケース1Aの左がわに挿入され側壁10
Bに突設された支点193まわりに回転されるク
ラツチレバー192と、該クラツチレバー192
の先端192Aに係合されたフランジ194Aを
有するベアリングケース194と、該ベアリング
ケース194に内嵌されたベアリング195と、
該ベアリング195に内嵌され右がわ部は前記リ
アカバー110の内周と出力軸103との間の隙
間から伝動装置ケース1A内に挿入された中空軸
であり本発明の荷重伝達部材であるスライデイン
グスリーブ196と、内周縁が該スライデイング
スリーブ196の右がわ端に係止され、伝動装置
ケース1A内の前記クラツチ13の左がわ側方に
配された前記ダイアフラムスプリング197と、
該ダイヤフラムスプリング197の外周縁に係合
されスラストベアリング198を介して前記クラ
ツチ13を押圧するための押圧環199とからな
り、クラツチ13の解放および摺動(半クラツ
チ)が人動または自動でなされる。また、このク
ラツチ13のサーボ機構19は直結クラツチ15
のサーボ機構も兼ねており、ダイヤフラムスプリ
ング197のばね荷重はクラツチプレートケース
134のフランジ部13およびタービンシエル1
15を介して直結クラツチ押圧板152を押付け
直結クラツチ15を係合させる。リアカバー11
0の穴61とスライデイングスリーブ196の外
周との間の間隙は本発明にかかるダイヤフラム付
オイルシール100で蓋着されケース10Aの圧
油を保持しながらスライデイングスリーブ196
の軸方向の往復動を許容している。 歯車変速機6は公知の構成を有し、前記伝動装
置の出力軸をインプツトシヤフトとし、該インプ
ツトシヤフトに並列されたアウトプツトシヤフト
61、第1速と第2速との切換え用ドツグクラツ
チ62、第3速と第4速との切換え用ドツグクラ
ツチ63、および図示しない後進用ギアを有す
る。 この伝動装置はつぎのように作動する。サーボ
機構19に操作されずダイヤフラムスプリング1
97がクラツチ13および直結クラツチ15にば
ね荷重を付与しているときクラツチ13および直
結クラツチ15はダイヤフラムスプライン197
のばね荷重で係合されている。よつてエンジンは
発進用流体伝動装置および歯車変速機6を介して
車輪に機械的に連結されているため車両はエンジ
ンの摩擦トルクによりパーキング状態が得られ
る。 クラツチ13および直結クラツチ15のサーボ
機構19は、人動または自動で連結棒191が図
示左方向に作動したときクラツチレバー192が
支点193まわりに左回転してベアリング195
を介してスライデイングスリーブ196をエンジ
ン方向に変位させる。これによりスライデイング
スリーブ196はダイヤフラムスプリング197
の中心がわをエンジンがわに膨出させ、ダイヤフ
ラムスプライン197の外周に連結された押圧環
199は図示左方向に変位する。この作用で多板
クラツチ13は解放される。またこのダイヤフラ
ムスプリング197によるクラツチへの押圧力の
解除はクラツチのクラツチデイスクケース13
4、タービンシエル115、デイスクプレート1
【表】 第6図に動力遮断用クラツチ13および直結ク
ラツチ15のそれぞれのトルク容量比(トルク容
量/必要トルク容量)と、サーボ荷重比(サーボ
荷重/動力遮断用クラツチの必要サーボ荷重)と
の関係の一例を示す。 従来、動力遮断用クラツチ13と直結クラツチ
15に常時同じサーボ荷重を作用させる場合に
は、ストール時に直結クラツチの耐久性の低下を
防ぐために、直結クラツチのトルク容量をクラツ
チのトルク容量に比べて小さくして、ストール時
においては動力をフルードカツプリングによつて
伝達することが必要になる。 第5の例では、動力遮断用クラツチのトルク容
量の1/3に直結クラツチのトルク容量を設定した
場合を示しており、このときの各クラツチのトル
ク容量比とサーボ荷重比との関係は表1のaのよ
うになる。すなわちストール時は、サーボ荷重を
サーボ荷重比が1となるように調節して、動力遮
断用クラツチを必要トルク量とし、直結クラツチ
はその1/3のトルク容量となつて直結クラツチは
滑りながらトルク伝達を行い、フルードカツプリ
ングが残り2/3のトルク伝達を行う。この後、直
結クラツチのトルク容量比が1の直結駆動となる
まで、つまり、サーボ荷重比が3となるまでサー
ボ荷重が増大する。このとき動力遮断用クラツチ
のトルク容量比は3、つまり必要トルク容量の3
倍のトルク容量でなる。 このように、従来の例ではサーボ荷重は必要サ
ーボ荷重より大きく(上述の例では3倍)なつて
しまう。 これに対し、本実施例のように対向荷重発生手
段を設けて、フレードカツプリングの動作にした
がつて直結クラツチに作用するサーボ荷重を調節
する場合には表1のbに示すようになる。すなわ
ち動力遮断用クラツチと直結クラツチのサーボ荷
重比とトルク容量比との関係を同等に設定し、ス
トール時はサーボ荷重を必要サーボ荷重する。こ
のとき、動力遮断用クラツチは必要トルク容量と
なるが、直結クラツチはサーボ荷重に対して対向
荷重が発生しており、直結クラツチに作用するサ
ーボ荷重を打消しているため、直結クラツチは係
合せず、フルードカツプリングのみによつてトル
クが伝達される。この後、直結駆動となるまで
は、サーボ荷重比は1のままでフルードカツプリ
ングの滑り量の減少にしたがつて、対向荷重が減
少し、直結クラツチに作用するサーボ荷重が増大
するので、直結クラツチが係合し始めて最後に対
向荷重がほとんど発生しなくなると、直結クラツ
チは必要トルク容量となり直結駆動となる。 このように、本実施例によれば、動力遮断用ク
ラツチと直結クラツチとのトルク容量を同等に設
定でき、余分なサーボ荷重を必要としない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のオイルシールの断面図、第2図
は従来のダイヤフラムの断面図、第3図は本発明
の第1実施例にかかるダイヤフラム付オイルシー
ルの断面図、第4図はその平面図、第5図はその
使用状態を示す断面図、第6図は本発明の第2実
施例にかかるダイヤフラム付オイルシールの断面
図、第7図は本発明の第3実施例にかかるダイヤ
フラム付オイルシールの断面図、第8図は従来の
オイルシールの使用状態を示す断面図、第9図は
本発明の第4実施例にかかるダイヤフラム付オイ
ルシールの使用状態図、第10図は本発明の第5
実施例にかかるダイヤフラム付オイルシールの使
用状態図、第11図は本発明の第6実施例にかか
るダイヤフラム付オイルシールの断面図、第12
図は本発明の流体伝動装置の使用状態図、第13
図はその作動説明のためのグラフである。 図中、1A…伝動装置ケース(ケース)、2,
2′…係止環(係止手段)、3…シール(シール手
段)、4…ダイヤフラム、5…中空軸(動力伝達
部材)、7…ケース、11……フリユイドカツプ
リング(流体継手)、21…側壁部、22…筒状
部、24…内筒部、31…シール畝部、100…
ダイヤフラム付オイルシール、190…リンク機
構、196…スライデイングスリーブ(荷重伝達
部材)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 大気中に配設されるリンク機構と、 該リンク機構により操作される荷重伝達部材
    と、 該荷重伝達部材により係脱される動力遮断クラ
    ツチと流体継手が内包されたケースと、 該ケースの径方向内側でシール連結されたダイ
    ヤフラムと、該ダイヤフラムの径方方向内側に配
    設された係止手段と、該係止手段と前記動力伝達
    部材との間に配設されたシール手段とからなるダ
    イヤフラム付オイルシールとからなり、前記ケー
    ス内に油を保持してなる流体伝動装置において、 前記係止手段は、前記荷重伝達部材によつて大
    気中から与えられる荷重を油中の動力遮断クラツ
    チへ伝えるべく径方向に延びた側壁部と、外周面
    が前記荷重伝達部材の内周面に嵌合支持され、前
    記側壁部から前記荷重伝達部材側に軸方向に延び
    た内筒部と、該内筒部と同軸的に前記側壁部から
    前記荷重伝達部材側に軸方向に延び、外周面が前
    記ダイヤフラムの内周にシール固着された筒状部
    とを有し、 前記シール手段は、前記筒状部の内周面にシー
    ル固着されて前記筒状部と前記荷重伝達部材との
    間に配設されるとともに、前記荷重伝達部材の外
    周面に当接するシール畝部を有することを特徴と
    する流体伝動装置。
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JPS5423862A (en) * 1977-07-20 1979-02-22 Girling Ltd Boots assembled member for preventing invasion of foreign substance

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