JPH0577808A - タイルの箱詰方法 - Google Patents

タイルの箱詰方法

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JPH0577808A
JPH0577808A JP26316591A JP26316591A JPH0577808A JP H0577808 A JPH0577808 A JP H0577808A JP 26316591 A JP26316591 A JP 26316591A JP 26316591 A JP26316591 A JP 26316591A JP H0577808 A JPH0577808 A JP H0577808A
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JP
Japan
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plate
box
tiles
aligned
tile
Prior art date
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Pending
Application number
JP26316591A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyasu Okuda
信泰 奥田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OUMI KAGAKU TOKI KK
Original Assignee
OUMI KAGAKU TOKI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by OUMI KAGAKU TOKI KK filed Critical OUMI KAGAKU TOKI KK
Priority to JP26316591A priority Critical patent/JPH0577808A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Container Filling Or Packaging Operations (AREA)
  • Wrapping Of Specific Fragile Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 タイルは重くかつ割れやすくしかも寸法バラ
ツキ等の欠点があるため自動的に箱詰することは大へん
困難であったという問題点を解決しようとするもので、
タイルの箱詰を自動的に行い省力化と能率化が達成でき
る方法を開発すること。 【構成】 内底面が平坦でかつ側面板の一方が開いて倒
れている未完成の箱体pに、この開放された側面から、
整列タイル群tを乗せている往復移動板gを差入れ、整
列タイル群tの後に昇降板eを降下させ、整列タイル群
tの脱出を防止しながら往復移動板gを後退させ、昇降
板eを上げてから側面板を立てて接着し箱体pを完成品
にしてタイル梱包を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建築材料であるタイルの
箱詰方法に関するもので、タイルをダンボール箱等に自
動的に梱包する方法に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】タイルは陶器であるため重くかつ割れや
すく、さらには焼成時の収縮により寸法にバラツキがあ
るなど、この製品の多数を箱内に収納するには大変な注
意が必要で自動梱包することは非常に困難なことである
とされて来た。したがって現在でもなお、運送用等の目
的で行われるタイルの箱詰は、手作業によって行われて
おり能率が悪く、しかも作業者の手首に多大の負担をか
け手首の故障が多発している現状となっている。
【0003】従来からこのタイルの箱詰を自動化するた
めに種々なる試みがなされている。例えば完成した箱に
詰めて行く方式や展開した箱に載せて包み込む方式など
が検討されたが、前記したタイルの特質のためにどうし
ても問題点を残し、まだ実用化には至っていないのであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来から手
作業でもって行われているタイルの箱詰を自動的な手段
で行う方法を開発することを目的としてなされたもので
あり、省力化と能率化を達成できるタイルの箱詰方法を
提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに種々検討した結果、箱体を未完成の半製品、つまり
側面板の一方が開いて倒れた状態となっている箱体を使
用し、この箱体の開放側面からタイル群を乗せた往復移
動板を差入れ、このタイル群の後に脱出防止用の昇降板
を降下させてから往復移動板だけを後退させるようにす
れば、非常に好適な結果が得られ自動梱包が可能となる
ことを見い出したのである。
【0006】すなわち本発明は、内底面が平坦でかつ側
面板の一方が開いて倒れた状態となっている未完成の箱
体に、前記開放された側面から、多数のタイルを整列し
た状態で乗せている往復移動板を前記箱体内に差入れ、
ついで前記整列タイル群の後に脱出防止用の昇降板を降
下させてから前記往復移動板を後退させて前記整列タイ
ル群を箱体内に残し、しかる後に前記昇降板を上昇させ
て前記側面板を立てて妻面ノリシロ部と接着することを
特徴とするタイルの箱詰方法、を要旨とするものであ
る。
【0007】本発明を実施例をあげながら図面を参照し
て説明する。図1は本発明に使用する未完成の箱体
(p)の1実施例の斜視図である。この図の様に箱体
(p)の内底面(1)は平坦であって凸状物などはな
く、また側面板(2)の一方が開いて倒れた状態となっ
ているのである。なお図1では側面板(2)に継続して
天面板(3)が設けられている実施例となっているが、
この場合、倒れている方では天面板(3)も側面板
(2)と同様に内底面(1)と同一平面に倒れているこ
とは勿論である。図1における(4)は妻面板であり、
(5)は妻面ノリシロ部であり、また破線は折れ目を示
している。
【0008】上記の様な未完成の箱体(p)を、コンベ
ヤベルトなどの移動装置に乗せて、連続的または断続的
に移動させながら、この箱体(p)内へタイル群を収納
し、箱詰するのである。図2は断続的に移動するコンベ
ヤベルト上で箱詰される実施例の様子を示した平面略図
である。この図のようにコンベヤベルト(s)のA位置
において箱体(p)を乗せて、ついでA位置からB位置
まで移動させて止め、この停止中にタイル群(t)が整
列した状態で乗せられている往復移動板(g)を、例え
ば上方両脇で出入するシリンダー装置(k)などにより
箱体(p)に向かって進行させ、箱体(p)内へ差入れ
るのである。この場合、箱体(p)の内底面(1)が平
坦であり、かつ、倒れている側面板(2)等も内底面
(1)とフラットであるため、往復移動板(g)の差入
れはスムースに達成できるのである。なお、妻面板
(4)等を少し拡げるための補助装置を設けると一層好
ましいものとなる。
【0009】そして往復移動板(g)の差入れ完了後
に、昇降板(e)を上方からタイル群(t)の後へ降下
させるのである。図3はこの様子を示したもので、図2
のB位置における側面断面略図である。この図のように
コンベヤベルト(s)に乗っている箱体(p)内へ往復
移動板(g)がタイル群(t)を乗せてシリンダー装置
(k)により差入れられると、このタイル群(t)の後
へ、昇降板(e)がシリンダー装置(h)などの作動で
降下して来るのである。そして往復移動板(g)を後退
させると、タイル群(t)は昇降板(e)があるため後
退できずに、箱体(p)内に残ってここに収納された状
態になるのである。
【0010】そして昇降板(e)を上昇させてから、コ
ンベヤベルト(s)を移動させて、この移動中に妻面ノ
リシロ部(5)に接着剤を塗布し、図2のB位置から離
れたC位置で停止させ、そこで側面板(2)を立てると
共にこの側面板(2)を妻面ノリシロ部(5)と接着す
ることにより箱体(p)を完成品にして、さらに続いて
天面板(3)等を折り込んでテープ貼り等により箱詰を
完了するのである。この妻面ノリシロ部(5)に接着剤
を塗って側面板(2)を押し立てて接着させたり、さら
には天面板(3)等を折り込んでテープを貼るなどの作
動は、従来からの自動梱包技術における各種装置を応用
して設計すれば良いものである。
【0011】図面の実施例において、例えば箱体(p)
の大きさを高さ125mm×縦400mm×横240mmに設
計し、ここへ幅60mm×長さ227mm×厚さ13mmの謂
ゆる二丁掛けタイルを収納する場合、別途に整列機によ
りこのタイルを15枚づつ重ねてから結束機によってテ
ープ結束したもの4束(合計60枚)を、2列×2段
(15枚重ねが2列=13×15×2=390mm、タイ
ル幅2段=120mm)に往復移動板(g)に積込んで、
前記の様にして箱詰すると、前後左右や上部に約4〜6
mmづつの余裕があって、タイルの大きさに誤差があって
も箱詰に失敗することはないし、また必要に応じて束間
にクッション板を挿入することもでき、安全上好適とな
るのである。
【0012】本発明における箱体(p)の移動、タイル
の整列と結束、往復移動板(g)への積載、往復移動板
(g)の差入れと後退、昇降板(e)の昇降、側面板
(2)の立上りと接着、天面板(3)の折り込みとテー
プ貼り、などは全部機械設計によって同調させたタイミ
ングにより自動的に作動させることができ、次々と連続
して自動梱包することが可能となるのである。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上のようなものであり、側面
板が開放した状態の未完成の箱体に、この開放した側方
からタイル群を往復移動板に乗せて差入れ、昇降板によ
ってタイル群の脱出を防止しながら往復移動板だけを後
退させてタイル群を箱体内に収納し、その後箱体を完成
品にして梱包を完了するという点に最大の特徴を有する
ものである。その結果、タイルの箱詰が自動的に達成で
きる様になり、従来のような作業者の手首の故障も防止
できるし、省力化が完全に達成できると共に箱詰の能率
が大幅に向上するというすぐれた効果を発揮するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用する未完成の箱体の1実施例の斜
視図である。
【図2】断続的に移動するコンベヤベルト上で箱詰され
る実施例の平面略図である。
【図3】図2のB位置における側面断面略図である。
【符号の説明】
(p) 箱体 (1) 箱体の内底面 (2) 箱体の側面板 (3) 箱体の天面板 (4) 箱体の妻面板 (5) 箱体の妻面ノリシロ部 (s) コンベヤベルト (t) タイル群 (g) 往復移動板 (k) シリンダー装置 (e) 昇降板 (h) シリンダー装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内底面が平坦でかつ側面板の一方が開い
    て倒れた状態となっている未完成の箱体に、前記開放さ
    れた側面から、多数のタイルを整列した状態で乗せてい
    る往復移動板を前記箱体内に差入れ、ついで前記整列タ
    イル群の後に脱出防止用の昇降板を降下させてから、前
    記往復移動板を後退させて前記整列タイル群を箱体内に
    残し、しかる後に前記昇降板を上昇させて前記側面板を
    立てて妻面ノリシロ部と接着することを特徴とするタイ
    ルの箱詰方法。
JP26316591A 1991-09-12 1991-09-12 タイルの箱詰方法 Pending JPH0577808A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103786927A (zh) * 2014-01-18 2014-05-14 彭智勇 一种具有耳片对折功能的瓷砖包装纸箱成型机构
CN105015826A (zh) * 2015-08-11 2015-11-04 淄博巨鼎陶瓷机械有限公司 一种包装机及装盒方法
CN106184877A (zh) * 2016-08-28 2016-12-07 淄博欣科陶瓷机械有限公司 一种墙砖包装机

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CN105015826B (zh) * 2015-08-11 2017-02-01 淄博巨鼎陶瓷机械有限公司 一种包装机及装盒方法
CN106184877A (zh) * 2016-08-28 2016-12-07 淄博欣科陶瓷机械有限公司 一种墙砖包装机
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