JPH11105826A - 煙草用ヒンジ蓋付きパケットの製造方法および製造装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】煙草用ヒンジ蓋付きパケットの製造方法および
製造装置 【解決手段】ブランクの堆積層は、包装機に運搬される
前に、ブランクの堆積層の四方の直立側部に作用する整
合部材によって正確な相対位置に整合される。別体の整
合部材、すなわちスライド部材が下の不正位置にあるブ
ランクを整合させる機能を行う。このスライド部材は、
前からある上部の部分堆積層を持ち上げることによっ
て、ブランクの堆積層の残存堆積層の区域において有効
に作用する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、薄いカードボー
ド等から作られた予備形成されたブランクから、パケッ
ト、特に、ヒンジ蓋付きタイプのパケットを製造する方
法および装置に関し、前記の予備形成されたブランク
は、ブランク堆積層用のコンベヤーによってブランクの
堆積層として運搬され、包装機へと導かれる。

【０００２】

【従来の技術】ヒンジ蓋付きパケットは、煙草包装に関
しあまねく普及したタイプである。ヒンジ蓋付きパケッ
トは特徴的に、（薄い）カードボード製の区画されたブ
ランクからなる。ブランクの堆積層は一般的には、これ
を包装機に移送するために、パレット面に載置され、運
搬される。ブランクの堆積層は、左右に並んだ複数の列
をなし、また上下に重なった層をなしてパレット面に配
置される。前記の層と層の間には１つの中間ブランクが
存在し、その中間ブランクの面にそれぞれ上部層が載置
される。

【０００３】ブランクの堆積層を、１枚ずつまたはグル
ープ別にパレットまたは前記の中間ブランクから持ち上
げてブランク堆積層用のコンベヤーに移送するために、
様々な種類の持ち上げ装置が知られている。この持ち上
げ装置の有利な設計は、ブランクの各層を、それらをパ
レットまたは中間ブランク面から持ち上げて直立側部に
置き、ブランク堆積層用のコンベヤー面に降すことであ
る。

【０００４】（工場において）パレットにブランクの堆
積層が搭載され、前記ブランクを運搬し、これらをパレ
ットから取り除く間、一つの堆積層から個々のまたは複
数枚のブランクが横方向に移動し、ブランクの一部がブ
ランク堆積層の外面に突出することを防止することは不
可能である。このことは、ブランク堆積層の下部と上部
の区域、すなわち、ブランク堆積層の下部と上部のブラ
ンクの場合に特に事実である。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】この点から出発し、包
装機の区域で取り扱い易いブランク堆積層を準備するこ
とがこの発明の目的である。

【０００６】

【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明の方法は、ブランクの各堆積層が、包装機
に運搬される前にブランク全体の正確な相対位置に関し
て整合される点に特徴を有する。

【０００７】この発明の基本は、正確に整合しないブラ
ンクの堆積層、特に最上部と底部において乱れたブラン
クの堆積層が包装機の誤った非効率的な作動の原因をな
すという認識である。

【０００８】この発明の装置においては、一瞬の静止時
間内にブランクの各堆積層が整合され、次いで、これら
のブランク堆積層用のコンベヤーによって包装機に案内
される。好都合なことに、ブランクの堆積層と接する４
つの整合部材が、向き合う両側部、すなわち、長手方向
両側部と横断方向両側部とに設けられ、ブランク同士を
整合する。この場合４つの整合部材のうちの１つは、整
合部材であると同時に、整合したブランクの堆積層をブ
ランク堆積層用のコンベヤーに向かって押すスライド部
材として機能する。

【０００９】特に重要なのは、ブランク堆積層のうち下
側のブランクを整合するこの発明の手段であり、この手
段はブランク堆積層の外面に明確に突出することもあ
る。これらのブランクを整合するために、ブランクの下
側の一部の区域が圧力から、すなわちブランク堆積層の
上側部を相対的に起立させることによって、圧力から解
放される。ブランクの堆積層の下側残存部が、残存ブラ
ンクを層のこの区域内に押し込むことを容易にする。

【００１０】この発明の別の細部と利点は、添付図面を
援用して以下に詳細に説明する。

【００１１】

【発明の実施の形態】例示され、図示される具体例は、
ヒンジ蓋付きタイプの（煙草）パケットを製造するため
のブランク１１で構成する堆積層１０の取り扱いに関す
る。ブランク１１は薄いカードボードからなる。パケッ
トすなわちヒンジ蓋付きパケットの特別な設計は、ブラ
ンク１１の特徴的な外形と、それから形成されるブラン
クの堆積層１０を生じる。ブランク１１は、一方の側に
長方形の突起１２を、他方の側に台形の凹部１３を備え
るほぼ長方形の形状に展開される。突起１２は、ヒンジ
蓋付きパケットの蓋の内側フラップが形成される結果と
して生じる。凹部１３は、ヒンジ蓋付きパケットの前部
壁の上部閉鎖縁部と両側部フラップの区域内の隣接傾斜
縁部が設けられる結果として生じる（図３、４参照）。
ブランク１１のこの設計は、ブランク７の堆積層１０の
幅の狭い、直立した横断方向両側部１４、１５を形成す
る。長い方の両側面１６、１７は、大きい平坦面をなし
互いに平行である。

【００１２】ブランクの堆積層１０は、特にパレット面
において多数のパケットを製造するために利用される。
パレット面においては、ブランクの堆積層１０が互いに
並んだ複数列をなすとともに、上下に重なった複数の層
をなして配置される。各層の中間には、紙、箔などの１
枚の中間ブランクが一般に配置される。ブランクの堆積
層１０は、個別にまたはグループをなしてパレットから
取り除かれる。現具体例においては、ブランクの堆積層
１０が、個別にパレットから降ろされる。

【００１３】ブランクの堆積層１０は、ブランクの堆積
層用のコンベヤー１８に運搬され、このコンベヤーがブ
ランクの堆積層１０を（図示しない）包装機またはブラ
ンクのマガジンへと運搬する。ブランクの堆積層用のコ
ンベヤー１８は、この場合は、１つの収集用ローラーコ
ンベヤーとして形成される。

【００１４】ブランクの堆積層１０は、包装機に運搬さ
れる前に、個々のブランク１１の相対位置を矯正し整合
するために処理される。この目的で、ブランクの堆積層
１０は、それぞれ、ブランクの堆積層用のコンベヤー１
８の前方に配置された整合ステーション１９に運搬され
る。ブランクの堆積層１０は、暫時ベースすなわちプラ
ットフォーム２０の面で静止する（図２、４等参照）。
このプラットフォーム２０は、ブランクの堆積層用のコ
ンベヤー１８の運搬方向を横断する長手方向延出部を備
える長方形状に形成される。展開されたブランク１１の
堆積層は、プラットフォーム２０の面に対応して配列さ
れる。プラットフォーム２０の支持面は、ブランクの堆
積層がプラットフォーム２０の四方から突出するように
ブランクの堆積層２０の外輪郭の大きさよりも僅かに大
きい。

【００１５】整合ステーション１９の区域における整合
部材は、ブランクの堆積層１０を整合したり、不正位置
にあるすべてのブランク１１の位置を矯正する機能を遂
行する。これらの整合部材は、直立位置において、ブラ
ンクの堆積層１０の側部に向かって横方向に移動するプ
レート状の形状を有し、ブランク１１の相対位置を矯正
する。

【００１６】現具体例では、１つの整合部材が、ブラン
クの各直立側部１４、１５、１６、１７と関連する。ブ
ランクの堆積層用のコンベヤー１８から遠い側にある側
部１７に、この側部１７を横断する方向に移動する長い
整合部材２１が設けられる。この部材は、直立したプレ
ート状をなし、今の場合はピストンロッドを備えない付
勢シリンダー２２によって水平面内で駆動される。この
装置は、整合ユニット２３を備える付勢シリンダー２２
が、水平面内で進退するように移動するものである。こ
の場合、付勢シリンダー２２は、固定案内部材２４内を
走行する。付勢シリンダー２２から横方向に可動な（図
示しない）キャッチ部材が、付勢シリンダー２２内のピ
ストンに衝撃が発生したときに、前記シリンダーが整合
ユニット２３とともに前後いずれか一方の方向に動くよ
うに、この案内部材２４に接続される。

【００１７】長い整合部材２１は、ブランクの積層体１
０の対向側面と向き合う整合ユニット２３の一部として
駆動される。その反対側すなわち側部１６の側には、ブ
ランクの堆積層１０が、対向部材すなわち直立プレート
状のカウンター整合部材２５と向き合って載置されてい
る。

【００１８】このカウンター整合部材２５は、ブランク
堆積層用のコンベヤー１８の始端部の区域内、すなわ
ち、その端部の前に直接設けられる。カウンター整合部
材２５は、ブランク堆積層用のコンベヤー１８とプラッ
トフォーム２０との間の間隙内を持ち上げ部材２６によ
って昇降する（図２参照）。このカウンター整合部材２
５は、図２に示す上部整合位置への整合サイクルを行う
間だけ動かされる。その後で、すなわちブランク１０の
堆積層をブランクの堆積層１０用のコンベヤー１８の面
に押し出すために、ブランク１０の堆積層の移動面の下
側の位置に下降する。

【００１９】ブランクの堆積層１０を整合する整合する
工程は、この堆積層の側部１４、１５（図４）にも及
ぶ。この目的で、横断方向の整合部材２７、２８が設け
られ、これらの部材は、前記横断側部１４、１５に向か
う対応する相対移動によって移動されることができ、そ
の一部の区域に、これらの横断側部と一致する形状を備
える。前記横断側部１４と関連するこの横断整合部材２
７は、直角に曲がった断面を備えるプレートである。１
つの自由な端部アーム２９が、ブランクの堆積層１０の
突起１２によって形成される面に接する。反対側の整合
部材２８も同様に、直角に曲がったプレート状をなし、
大きくオフセットしている。１つの端部アーム３０が、
ブランク堆積層の凹部１３内に進入しブランク１１の前
部壁の閉鎖縁部によって形成される一部の面と接する。

【００２０】横断方向整合部材２７、２８は、整合ユニ
ット２３に取り付けられており、長手方向に沿う整合部
材２１の図４の退去位置から、図７、９の整合位置に向
かう移動に対応して、整合ユニット２３とともに移動す
ることができる。横断方向整合部材２７、２８は、図
７、図９において、先ず初めに横断側部１４、１５との
接触部から離間したところに位置を占める。ブランクの
堆積層１０に向かう、すなわち、互いに近付き合う移動
によって、横断方向整合部材２７、２８は、それぞれの
横断部１４、１５の端部アーム２９、３０と接触するま
で移動する。（殆ど無圧で）ブランクの堆積層１０と接
する位置を占めることによって、前記堆積層１０のブラ
ンク１１は、横断方向整合部材２７、２８の直立部によ
って正確に整合する。

【００２１】横断方向整合部材２７、２８は、（横断方
向に）移動するために整合ユニット２３に取り付けられ
ている。整合ユニット２３において、案内部材３１、３
２が横断整合部材２７、２８と関連する。この案内部材
の内部において、それぞれの横断整合部材２７、２８に
接続された案内ロッド３３、３４が移動される。案内ロ
ッド３３、３４の付勢部材は、自明であるから図示しな
い。整合ユニット２３の部材の移動は、図４において双
方向矢印によって表される。

【００２２】ブランクの堆積層１０が包装機に運搬され
るときは、ブランクの堆積層１０の１層がプラットフォ
ーム２０の面に下降され、その後で、整合部材によって
四方の側部に整合が施され、ブランクの堆積層用のコン
ベヤー１８に運搬される。この目的で、先ず始めに、カ
ウンター整合部材２５が下降される。整合ユニット２３
またはその長手方向整合部材２１は、ブランクの堆積層
１０用のスライド部材として作用する。ブランクの堆積
層１０に向かう整合ユニット２３または長手方向整合部
材２１の移動が引き続いて行われ、それによって、ブラ
ンクの堆積層１０がプラットフォーム２０から押し出さ
れて、ブランクの堆積層用のコンベヤー１８に運搬され
る。

【００２３】図６ー７に示すブランク堆積層１０の整合
過程から１つの重要な特徴が発生する。それは、ブラン
ク堆積層１０の下部区域またはその底部に不正に配置さ
れるブランク１１の取り扱いという問題である。図６お
よび図７においては、ブランクの堆積層１０の輪郭を明
らかに越えて突出するブランク堆積層１０の一枚のブラ
ンク１１が、堆積層の下に示される。このブランク１１
を正しい位置に押すことは、その上に載置されるブラン
ク堆積層１０の死荷重があるので問題である。そのため
に、下の一枚のブランク１１が正しい位置に押されるよ
うにするためにブランク堆積層１０のブランクの重量を
減らすようにする。

【００２４】図に示す解決策では、上側にある一部の大
きなブランクの堆積層３５が、少量の残存堆積層３６が
プラットフォーム２０の面に残るように、プラットフォ
ーム２０の区域において持ち上げられる。残存堆積層３
６は少量なので、下に突出するブランク１１は、対応す
る方向に移動されるスライド部材によって堆積層の正し
い位置に移動されることができる。スライド部材３７も
また、今の場合は、整合ユニット２３に設けられてお
り、案内部材の内部をその下方区域に下降する。スライ
ド部材３７は、それに固有の、例えば（図示しない）シ
リンダーと接しつつ移動する。

【００２５】図６ー９によれば、この過程は、ブランク
の堆積層１０がプラットフォーム２０の面に載置され、
先ず最初に、カウンター整合部材２５が駆動されて上昇
移動して整合位置に達する（図７）。その後で整合ユニ
ット２３は、長手方向整合部材２１が、ブランクの堆積
層１０の対面側部１７と接するように前進する。この具
体例においては、長手方向整合部材２１は、ブランク堆
積層の１０の上方の高さの一部を僅かに越えて、つまり
上部の部分堆積層３５に対応する高さを僅かに越えて突
出する。前記の部分堆積層３５は、側部１７において、
長手方向整合部材２１の接触圧によってグリップされ把
持有効手段によって保持される。

【００２６】長手方向整合部材２１によって把持されな
い下部の残存堆積層３６は、プラットフォーム２０が残
存堆積層３６とともに対応して降下することによって上
部の部分堆積層３５から分離される（図７の位置参
照）。横に突出する下のブランク１１は、今や負荷から
自由になる。スライド部材が、ブランク堆積層１０また
は残存堆積層３６に向かって付勢される。ここに、突出
したブランク１１はブランクの堆積層１０の側に押され
る。次いでスライド部材は後退する。残存堆積層３６
は、プラッとフォーム２０を持ち上げることによって部
分堆積層３５に再び付加される。整合ユニット２３の全
体が後退する（図８）。反対側への移動によって、ブラ
ンクの整合した堆積層１０は次にプラッとフォーム２０
から、ブランクの堆積層用のコンベヤー１８へと押し出
される。

【００２７】横断方向整合部材２７、２８は、この方策
の中で異なる態様において貢献的効用を有する。好みに
よっては、横断方向整合部材２７、２８が整合位置から
後退、すなわち、図７、８から生じる方策が実行される
前に、ブランクの堆積層１０と接触する位置から後退し
ても差し支えない。しかしながら、整合部材２７、２８
を、これらが上部の部分堆積層３５を把持または保持す
るための部材としての長手方向整合部材２１と同様な態
様で機能するような形状にすることも可能である。ブラ
ンクの堆積層１０をブランクの堆積層用のコンベヤー１
８に押し出す移動の間に、横断方向整合部材２７、２８
が、図４に示す位置に後退する。この場合は、下部スラ
イド部材３７が、長手方向整合部材２１の延出部として
作用し、この延出部とともに一体のユニットとして移動
される。

【００２８】上部の部分堆積層３５を一時静止させるた
めに、長手方向整合部材２１は、その下方縁部に圧力部
材、すなわち、加圧ストリップ３９を備える（図５参
照）。この加圧ストリップは、弾性素材、特に、気泡ゴ
ムで構成される。この加圧ストリップ３９は局部的に、
すなわち、部分堆積層３５の下部区域に、部分堆積層３
５がしっかりと保持されるような増大する接触圧を創出
する。代替的に、部分堆積層３５は、相対的な横断方向
の移動によって分割されることができ、このようにして
負荷から解放されることもできる。

【００２９】別の特徴は図１および２に示される。

【００３０】もしも、個々のブランク１１が、ブランク
堆積層１０に対して極端に逸脱した位置にあるために、
整合ステーション１９の区域において保持することがで
きず、自重で落下する場合は、そのようなブランクは収
集容器４０によって捕捉される。収集容器４０は、整合
ステーション１９から僅かにオフセットして配置され
る。下に向かって傾斜する１つの案内板が、落下するブ
ランク１１を収集容器４０内に導く。

【図面の簡単な説明】

【図１】ブランク堆積層の処理装置の斜視図。

【図２】図１の装置の側面図。

【図３】図１、２の装置の平面図。

【図４】図３の細部、すなわち、整合ステーションの拡
大図。

【図５】ブランクの堆積層を伴わない図４の細部の側面
図。

【図６】側面図で示すブランク堆積層整合の連続相。

【図７】図６と同様な図。

【図８】図７と同様な図。

【図９】図８と同様な図。

【符号の説明】

１０…ブランクの堆積層，１１…ブランク，１４、１５
…幅の狭い側部，１６，１７…側部，１８…ブランク堆
積層用コンベヤー，１９…整合ステーション，２１…長
手方向整合部材，２５…カウンター整合部材，２７，２
８…横断整合部材，３５…上部の部分堆積層，３６…残
存堆積層，３７…スライド部材。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ブランクの各堆積層(10)は、それが包装
   機に運搬される前、特に、ブランク堆積層用のコンベヤ
   ーに運搬される前に、ブランク堆積層(10)の少なくと
   も、２つの向き合う（直立）側部に作用する面圧によっ
   て、すべてのブランク(11)の正しい相対位置が整合され
   る点に特徴を有し、 前もって形成されたブランク(11)が、ブランクの堆積層
   (10)として運搬されて、ブランク堆積層用のコンベヤー
   (18)を経て包装機に案内される、 薄いカードボード等から前もって形成されたブランク(1
   1)から、パケット、特に、ヒンジ蓋付きタイプの煙草用
   パケットの製造方法。
2. 【請求項２】 相対位置が正しくない場合には、ブラン
   ク堆積層(10)の下部区域にある複数枚のブランク(11)ま
   たは１枚の下部ブランク(11)が、好ましくは、整合対象
   のブランク(11)が（一部）解放される間に、別の整合処
   理によって、正しい整合位置に移動され、 ブランクの堆積層(10)の上部の部分堆積層(35)は、下部
   の残存堆積層(36)を形成して、下部ブランク(11)に作用
   する負荷を解放するために、一時的に分割されることが
   できる点に特徴を有する請求項１記載の方法。
3. 【請求項３】 ブランクの堆積層(10)のブランク(11)を
   正確に整合するために、整合部材がブランク堆積層の直
   立側部と接触し、反対側の側部においてカウンター整合
   部材と関連して作用するまで移動されることが可能な、
   少なくとも１つの整合部材を備える、ブランクの堆積層
   (10)のブランク(11)を正確に整合するための、１つまた
   は複数のブランクの堆積層(10)のための１つの整合ステ
   ーション(19)を特徴とし、 ブランク(11)が、前記堆積層用のコンベヤー(18)によっ
   てブランクの堆積層(10)として包装機に運搬されること
   ができる、 包装機において、（薄い）カードボード等で前もって形
   成されたブランクからパケット、好ましくは、ヒンジ蓋
   付きタイプの煙草パケットを製造する装置。
4. 【請求項４】 ブランクの堆積層(10)の直立側部のそれ
   ぞれが、１つの整合部材と関連する、 すなわち、長手方向整合部材(21)と、これに向き合うカ
   ウンター整合部材(25)とが、ブランクの堆積層(10)の長
   手方向に延出する側部(16,17) と関連し、 横断方向を向く横断整合部材(27,28) が、ブランクの堆
   積層(10)の幅の狭い横断方向側部(27,28) と関連し、 横断方向整合部材(27,28) は、形状において、好ましく
   は関連する横断方向側部(14,15) の形状と適合する点に
   特徴を有する請求項３記載の装置。
5. 【請求項５】 ブランクの堆積層(10)の運搬方向を横断
   して延出する側部(16,17) の面に、昇降移動する１つの
   カウンター整合部材(25)が配置され、これと反対側に
   は、ブランクの堆積層(10)に向かって進退移動すること
   ができる長手方向整合部材(21)とが配置され、 両整合部材(21,25) は、好ましくは平坦なプレート形状
   である点に特徴を有する請求項４記載の装置。
6. 【請求項６】 ブランクの堆積層(10)の下部の一部区域
   を整合するために、残存堆積層(36)を、（上部の）残存
   堆積層(35)に対して下降することにより、大きな上部の
   部分堆積層(35)から分割して引き離すことができる点、
   および、 残存堆積層が分割されて引き離された位置にあるとき、
   １つの整合部材、好ましくは、スライド部材(37)によっ
   て、整合される点に特徴を有する請求項４記載の装置。