JPH0732408Y2 - 包装装置 - Google Patents

包装装置

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JPH0732408Y2
JPH0732408Y2 JP10425688U JP10425688U JPH0732408Y2 JP H0732408 Y2 JPH0732408 Y2 JP H0732408Y2 JP 10425688 U JP10425688 U JP 10425688U JP 10425688 U JP10425688 U JP 10425688U JP H0732408 Y2 JPH0732408 Y2 JP H0732408Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は包装装置、特に予め作成された包装用袋を横向
きにして物品を挿入する給袋式横型の包装装置に関す
る。
(従来の技術) 各種の物品を袋詰めする際に用いられる包装装置として
は、袋を作成しながら物品を袋詰めする製袋式の包装装
置と、予め作成された袋を供給して物品を袋詰めする給
袋式の包装装置とがあり、後者の給袋式の包装装置は、
袋の開口部を上向きにした状態で、その両端部を挟持し
て両側から接近させることにより開口部を開き、この状
態で該開口部から物品を投入するといった構成となって
いる。つまり、従来の給袋式の包装装置は、袋を縦向け
た状態でその上端の開口部から物品を投入するようにな
っているのである。
一方、製袋式の包装装置としては、袋を作成しながら、
これを横向きにした状態で物品を封入するものがある。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上記のような縦型の給袋式包装装置の場合、
物品を袋詰めされる際に上方から袋内に投入されること
になるので、特にガラス製品等の物品を袋詰めする場合
に、その投入時の衝撃で該物品が破損することがあり、
また例えばティーバッグのような物品を多数個袋詰めす
る場合に、これを整然と積み重ねた状態で袋詰めするこ
とができないといった欠点がある。さらに、この縦型の
包装装置の場合、上記のように、袋の上端開口部の両端
部を挟持して該開口部を開くので、挟持している分だけ
開口部が狭くなり、しかもその開口形状が一定しないた
め、袋の容量に対して比較的小さな物品しか袋詰めする
ことができず、例えば上記ティーバッグのような物品を
密に袋詰めすることができないという欠点もある。
一方、横型の製袋式包装装置の場合は、投入時に物品に
衝撃が作用するといったことはないが、この形式の包装
装置の場合は、製袋用の治具が物品に接触して、ガラス
製品等の場合には該物品を損傷させたり、ティーバッグ
のような物品の場合には積み重ねた状態を崩したりし
て、いずれも良好に袋詰めすることができず、また、製
袋時に上記治具が袋の内側に位置するので、上記縦型包
装装置の場合と同様に、物品を密に袋詰めすることがで
きないといった欠点がある。
本考案は、従来の包装装置に関する上記のような実情に
対処するもので、被包装物品がガラス製品のような物品
であっても破損したりすることがなく、またティーバッ
グのような物品の場合には、これを整然と積み重ねた状
態で且つ密に袋詰めすることができる包装装置を実現す
ることを課題とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本考案は次のように構成した
ことを特徴とする。
即ち、本考案に係る包装装置は、一端が開口された包装
用袋を供給する給袋装置と、上記袋に物品を挿入する物
品挿入装置と、物品が挿入された袋の開口部を封鎖する
シール装置とを備えた包装装置において、上記給袋装置
を、包装用袋をその一端の開口部を横向きにして袋詰め
ステーションに供給するように構成すると共に、該ステ
ーションに袋の上下面を離反させて開口部を開放させる
開口手段を設ける。また、上記物品挿入装置には、上記
袋詰めステーションに位置する袋の開口部に向かって前
進して、上記開口手段によって開放された袋の開口部に
角錐体状を呈する頭部の先端が突入されるホッパ部材
と、該ホッパ部材の頭部における先端の左右両側部に備
えられて、該頭部が袋の開口部に突入されたときに左右
に開動することにより、該開口部を所定形状に緊張させ
て開口させる一対のゲート部材と、ホッパ部材の後方に
供給されている物品を開動状態にある上記一対のゲート
部材間を通して上記袋内に押し込む物品押し込み手段と
を備える。
(作用) 上記の構成によれば、予め作成された包装用袋が給袋装
置によって袋詰めステーションに供給されて、一端の開
口部が開口手段によって開かれると、その開口部に向か
ってホッパ部材が前進して、その頭部が該袋の開口部に
突入され、さらにホッパ部材の頭部両側に備えられた一
対のゲート部材が開動して、上記袋の開口部を緊張した
状態で所定形状に開口させることになる。そして、この
状態で、上記ホッパ部材の後方に供給されている物品が
物品押し込み手段により上記一対のゲート部材の間を通
って袋内に押し込まれる。このようにして、物品が袋詰
めされることになるが、その場合に、袋は開口部を横向
きにした姿勢とされて、この袋内に物品が横方向に押し
込まれるので、開口部を上向きにした袋に上方から物品
を投入する場合のような衝撃が物品に作用することがな
い。また、袋の開口部は一対のゲート部材によって所定
形状に緊張した状態で開口されているので、その形状を
袋詰めする物品の形状に対応させておくことにより、該
物品を密に袋詰めすることが可能となる。また、ティー
バッグのような物品を袋詰めする場合に、積み重ねられ
た多数個のティーバッグを、角錐体状を呈する頭部の内
壁面により、上記袋の緊張開口部の形状に一致させるよ
うに上記ティーバッグの左右及び上下を揃えるように誘
導しながら上記ゲート部材の間を通して袋内に押し込む
ことが可能となる。その結果、上記左右一対のゲート部
材の開動による袋における開口部の緊張保持効果と、角
錐体状を呈する頭部の内壁面による物品の緊張開口部へ
の誘導効果とが相俟って、上記物品を多数個積み重ねた
状態のまゝ、袋の開口縁部に引っ掛けたりすることな
く、しかも袋の開口部の形状とほゞ同じ断面形状とした
状態で物品を密に、かつスムーズに詰め込むことが可能
となる。
(実施例) 以下、本考案に係る包装装置の実施例について説明す
る。
まず、本実施例に係る包装装置の全体の構成を第1、2
図により説明すると、該包装装置1は、主たる構成要素
として、本体10と、該本体10の手前側一側部に設けられ
た給袋ユニット20と、本体10の中間部の奥側に設けられ
た物品挿入装置40とを有する。
上記本体10の上面には、一定間隔で多数の受皿11…11を
取り付けてなる袋搬送用コンベア12が配設されており、
該コンベア12をA方向に間欠的に走行させることによ
り、上記受皿11…11ないしこれらに保持された袋X…X
を右端の第1ステーションS1から左端の第7ステーショ
ンS7に順次タクト搬送するようになっている。
また、上記給袋ユニット20は、架台21上に配設されてロ
ッドレスシリンダ22により上記袋搬送用コンベア12の走
行方向と平行にスライドされ、且つ上面の2箇所に袋保
持部23a,23aが設けられた袋保持台23と、該保持台23に
おけるいずれか一方の保持部23aから1枚の袋Xを取っ
て、上記本体10の第1ステーションS1に位置する受皿11
に受渡す袋受渡し装置24とを有する。この袋受渡し装置
24は、シリンダ25によって袋移送板26を下降させて、そ
の下面に取り付けた吸盤27…27により上記袋保持部23a
に積み重ねられている袋X…Xの最上部のものを吸着保
持すると共に、この状態で上記袋移送板26をロッドレス
シリンダ28によって上記第1ステーションS1上に移送
し、且つこの位置で上記吸盤27…27による保持を解除し
て、袋Xを第1ステーションS1に位置する受皿11に受渡
すようになっている。
ここで、本体10の図面上、左端部には製品排出部30が設
けられ、該排出部30にロッドレスシリンダ31によって手
前側に突出される排出用プッシャ32が備えられて、この
プッシャ32によって第7ステーションS7に位置する受皿
11上の袋(物品を袋詰めした製品)X′を本体10の手前
側に設けられている排出シュート33上に押し出すように
なっている。
一方、上記物品挿入装置40は、本体10における第3ステ
ーションS3に対応させて配置されており、次に、この物
品挿入装置40の構成を第3図以下の図面によって説明す
る。
第3、4図に示すように、物品挿入装置40は、架台41上
に上記袋搬送用コンベア12と直行する方向に配設され
て、B方向に駆動される物品搬入コンベア42を有する。
そして、その中間部から上記架台41の後端部にかけて左
右一対の物品ガイド板43,43が立設されていると共に、
これらのガイド板43,43の前方にはホッパ部材44が配設
されている。このホッパ部材44は、第5,6図に拡大して
示すように、上記物品搬入コンベア42の前端部両側に位
置する左右の側板45,45と、その前端部に固着されて、
先端側が細くなった角錐体状の頭部部材46と、該頭部部
材46の先端部両側に備えられた左右一対のゲート部材4
7,47とで構成されている。そして、側板45,45の後端部
が上記ガイド板43,43の前端部にオーバーラップされ、
このオーバーラップ部をガイドとして前後にスライド可
能とされていると共に、側板45,45の外側にそれぞれ固
着されたブラケット48,48の後面にシリンダ49,49のロッ
ド49a,49aが連結されて、これらのシリンダ49,49によっ
て該ホッパ部材44の全体が第5図に示す位置から第6図
に示す位置まで、一定ストロークだけスライドされるよ
うになっている。なお、該ホッパ部材44の頭部46はロー
ラ46aによって下方からスライド可能に支持されている
(第4図参照)。
また、上記ブラケット48,48の前面には上記ゲート部材4
7,47の開閉用のシリンダ50,50が取り付けられて、その
ロッド50a,50aがリンク部材51,51を介してゲート部材4
7,47に連結されており、これらのシリンダ50,50によっ
て、一対のゲート部材47,47が、第5図に示すようにホ
ッパ部材頭部46内で先端側が狭くなるように傾斜した閉
鎖姿勢から、第6図に示すように互いに平行となる開放
姿勢に揺動されるようになっている。
さらに、この物品挿入装置40には、第3,4図に示すよう
に、上記物品搬入コンベア42を跨ぐように第1プッシャ
駆動部材52が配設されている。この駆動部材52の一端は
2本のガイドロッド53,53に、他端は1本のガイドロッ
ド54にそれぞれ支持されて上記コンベア42と平行にスラ
イド可能とされていると共に、これをスライドさせるロ
ッドレスシリンダ55が備えられている。そして、この第
1プッシャ駆動部材52の中間部には、プッシャ昇降用シ
リンダ56が立設されていると共に、該シリンダ56のロッ
ド56aが下方に突出されて、その先端に第1プッシャ57
の後端部が連結されている。この第1プッシャ57は、上
記昇降用シリンダ56によって第4図に実線で示す上方の
待避位置から鎖線aで示すコンベア42の中間部真上位置
に下降されると共に、上記ロッドレスシリンダ55によっ
て駆動部材52が前進されたときに該部材52と共に前進
し、鎖線bで示すように先端部57aが上記ホッパ部材52
の頭部46内ないし開放状態にある上記一対のゲート部材
47,47間を通って前方に突出するようになっている。
また、第1プッシャ駆動部材52の後方には第2プッシャ
駆動部材58が配設されている。この第2プッシャ駆動部
材58も、一端が2本のガイドロッド59,59に、他端が1
本のガイドロッド60に支持されて前後方向にスライド可
能とされていると共に、これをスライドさせるロッドレ
スシリンダ61が備えられている。そして、該第2プッシ
ャ駆動部材58の中間部には第2プッシャ昇降用のシリン
ダ62が立設され、その下方に突出するロッド62aの先端
に第2プッシャ63が連結されて、該プッシャ63が上記昇
降用シリンダ62によって実線で示す上方の待避位置から
鎖線cで示す下方の位置に下降され、さらに上記ロッド
レスシリンダ61によって駆動部材58と共に鎖線dで示す
物品搬入コンベア42の後端部真上位置まで前進されるよ
うになっている。ここで、上記コンベア42の後方は適宜
手段によって物品が搬入される物品搬入部Cとされてい
る。
一方、この物品挿入装置40における上記ホッパ部材44の
前方には、本体10の第3ステーションS3における受皿11
に支持された袋Xの開口部を開くための開口機構64が設
けらている。この開口機構64は、上記架台41にブラケッ
ト65を介して上向きに支持された複数の第1吸盤66…66
と、その真上方に位置するように支持板67の下面に下向
きに取り付けられた複数の第2吸盤68…68と、上記架台
41にブラケット69を介して支持されて上記支持板67を昇
降させるシリンダ70とで構成されている。そして、該シ
リンダ70によって支持板67が下降されたときに、上記第
3ステーションS3の受皿11に支持されている袋Xの上下
面を第1、第2吸盤66…66,68…68によってそれぞれ吸
着保持すると共に、この状態で第2吸盤68…68が支持板
67と共に上記シリンダ70によって上昇されることによ
り、袋Xの開口部が上下に開かれるようになっており、
またこの状態で、上記ホッパ部材44が前進したときに、
その頭部46の先端が該袋Xの開口部に突入されるように
なっている。
尚、第1,2図に示すように、第2ステーションS2には受
皿11に支持された袋Xに日付等を捺印する捺印装置71が
備えられており、また、第5ステーションS5には、袋の
整形皺取りと、脱気シールとを行う整形シール装置72が
備えられており、さらに本体10の一端部奥方にはこの包
装装置1の作動を制御する制御ボックス73が配設されて
いる。
次に、この包装装置1の作動について説明する。
まず、第1,2図に示すように、給袋ユニット20における
保持台23の袋保持部23a,23aに一端が開口した袋X…X
を重ねた状態で載置すると共に、いずれかの袋保持部23
aが袋受渡し装置24における袋移送板26の下方に位置す
るように保持台23をセットする。この状態で、上記受渡
し装置24における袋移送板26をシリンダ25によって下降
させて、該移送板26の下面の吸盤27…27によって上記保
持部23aに積み重ねられている袋X…Xの最も上部のも
のを吸着保持すると共に、該移送板26をロッドレスシリ
ンダ28によって本体10側にスライドさせ、さらに該本体
10における第1ステーションS1の上方で吸盤27…27によ
る保持を解除することにより、袋Xを第1ステーション
S1に位置する受皿11に受け渡す。そして、この動作を本
体10における各受皿11…11のA方向のタクト移動と同期
させて繰り返し行うことにより、各受皿11…11に袋X…
Xを1枚づつ供給する。その場合に、各袋Xは開口部が
本体10の奥側を向くように供給する。
このようにして、第1ステーションS1で袋Xが供給され
た受皿11が次に第2ステーションS2に移送されると、捺
印装置71によって該受皿11に支持されている袋Xに日付
等が押印されると共に、さらに第3ステーションS3で、
この袋Xに物品を詰め込む動作が次のようにして行われ
る。
つまり、まず、袋Xが第3ステーションS3まで移送され
ると、該ステーションS3に設けられている開口機構64が
作動し、第4図に示すように、該袋Xの開口部の下面が
下方に配置された第1吸盤66…66に吸着されると共に、
その上方に位置する吸盤支持板67がシリンダ70によって
下降されて該支持板67の下面に配設されている第2吸盤
68…68が上記袋Xの開口部の上面を吸着する。そして、
その後、上記支持板67がシリンダ70によって上動される
ことにより、袋Xの開口部の上、下面が離反されて該開
口部が開かれる。
一方、この動作と相前後して、物品挿入装置40において
は、第4図に鎖線c,dで示すように、まず第2プッシャ6
3がシリンダ62,61によって下降され且つ前進されること
により、物品搬入コンベア42の後方の物品搬入部Cに搬
入されている物品Yが前方へ押し出されて上記コンベア
42上に載置され、次いで該コンベア42が前方(B方向)
へ走行して上記物品Yが該コンベア42の前端部まで搬送
される。また、この動作と並行して、ホッパ部材44がシ
リンダ49,49によって所定ストローク前進され、その頭
部46が上記第3ステーションS3の受皿11に支持され且つ
開口機構64によって開口部が開放されている袋内に該開
口部から突入されると共に、第6図に示すように、該頭
部46の両側のゲート部材47,47がシリンダ50,50によって
開動されることにより、上記袋Xの開口部がゲート部材
47,47の形状や寸法によって定まる所定の形状に緊張し
た状態で開口されることになる。そして、その後、第4
図に鎖線a,bで示すように、第1プッシャ57がシリンダ5
6,55によって下降され且つ前進されることにより、上記
コンベア42によってその前端部まで搬送されている物品
Yが該第1プッシャ57によってさらに前方へ押し出さ
れ、上記のように開動状態にある一対のゲート部材47,4
7間を通過して、袋X内に押し込まれることになる。
このようにして、第3ステーションS3で物品Yが詰め込
まれた袋Xは、第5ステーションS5で整形シール装置72
によって皺取整形され且つ脱気シールされると共に、さ
らに第7ステーションS7まで搬送されたときに排出用プ
ッシャ32によって受皿11上から排出シュート33上に押し
出され、これにより所定の物品を袋詰めしてなる製品が
得られることになる。
そして、特にこの包装装置1によれば、上記物品挿入装
置40において、物品Yが開口部を横向きにした袋X内に
横方向に押し込まれるので、開口部を上向きにした袋内
に上方から物品を投入する場合のような衝撃が物品に作
用することがなく、また袋Xの開口部は一対のゲート部
材によって所定形状に緊張した状態に開口されるので、
物品Yをスムーズに、しかも密に袋詰めすることができ
るのである。
さらに、ティーバックのような物品を袋詰めする場合に
は、第4図に示すように、これを整然と積み重ねた状態
のまま袋詰めすることができる。この場合、特に、袋X
の開口部は一対のゲート部材47,47によって所定形状に
緊張した状態に開口されている上、積み重ねられた多数
個のティーバックを、角錐体状を呈する頭部部材46の内
壁面により、上記袋Xの緊張開口部の形状に一致させる
ように上記ティーバックの左右及び上下を揃えるように
誘導しながら上記ゲート部材47,47の間を通して袋X内
に押し込むことが可能となる。したがって、上記左右一
対のゲート部材47,47の開動による袋Xにおける開口部
の緊張保持効果と、角錐体状を呈する頭部部材46の内壁
面による物品の緊張開口部への誘導効果とが相俟って、
上記物品を多数個積み重ねた状態のまゝ、袋Xの開口縁
部に引っ掛けたりすることなく、しかも袋Xの開口部の
形状とほゞ同じ断面形状とした状態で物品を密に、かつ
スムーズに詰め込むことが可能となる。
(考案の効果) 以上のように本考案に係る包装装置によれば、開口部を
横向きにした袋に物品が横方向に押し込まれるので該物
品の袋詰め時に衝撃が作用することがなくなり、従って
例えばガラス製品のような物品を包装する場合にも、こ
れを破損させたりすることがなくなると共に、ティーバ
ックのような物品の場合には、これを多数個、整然と積
み重ねた状態のまま袋詰めすることが可能となる。ま
た、上記袋の開口部が一対のゲート部材によって所定形
状に緊張した状態で開口されるので、物品が袋の開口部
の縁に引っ掛ったりすることなくスムーズに挿入される
と共に、上記ゲート部材によって開口部の開口形状を物
品の形状と対応させることにより、該物品を袋内に隙間
を生じることなく密に挿入することが可能となる。特
に、ティーバックのような物品を袋詰めする場合に、積
み重ねられた多数個のティーバックを、角錐体状を呈す
る頭部の内壁面により、上記袋の緊張開口部の形状に一
致させるように上記ティーバックの左右及び上下を揃え
るように誘導しながら上記ゲート部材の間を通して袋内
に押し込むことが可能となる。したがって、上記左右一
対のゲート部材の開動による袋における開口部の緊張保
持効果と、角錐体状を呈する頭部の内壁面による物品の
緊張開口部への誘導効果とが相俟って、上記物品を多数
個積み重ねた状態のまゝ、袋の開口縁部に引っ掛けたり
することなく、しかも袋の開口部の形状とほゞ同じ断面
形状とした状態で物品を密に、かつスムーズに詰め込む
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1,2図は包装装
置の全体正面図及び平面図、第3図は該包装装置におけ
る物品挿入装置の平面図、第4図は第3図IV−IV線で切
断した同縦断側面図、第5,6図は該物品挿入装置におけ
る要部の各作動状態をそれぞれ示す拡大平面図である。 1…包装装置、12,20…給袋装置(袋搬送用コンベア、
給袋ユニット)、40…物品挿入装置、44…ホッパ部材、
46…頭部、47…ゲート部材、55,57…押し込み手段(シ
リンダ、第1プッシャ)、64…開口手段(開口機構)、
X…袋、Y…物品、S3…袋詰めステーション(第3ステ
ーション)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端が開口された包装用袋を供給する給袋
    装置と、上記袋に物品を挿入する物品挿入装置と、物品
    が挿入された袋の開口部を封鎖するシール装置とを有す
    る包装装置であって、上記給袋装置が、包装用袋をその
    一端の開口部を横向きにして袋詰めステーションに供給
    するように構成されていると共に、該ステーションに袋
    の上下面を離反させてその開口部を開放させる開口手段
    が備えられ、且つ上記物品挿入装置が、上記袋詰めステ
    ーションに位置する袋の開口部に向って前進して、上記
    開口手段によって開放された袋の開口部に角錐体状を呈
    する頭部の先端が突入されるホッパ部材と、該ホッパ部
    材の頭部における先端の左右両側部に備えられて、該頭
    部が袋の開口部に突入されたときに左右に開動すること
    により、該開口部を所定形状に緊張させて開口させる一
    対のゲート部材と、ホッパ部材の後方に供給されている
    物品を開動状態にある上記一対のゲート部材間を通して
    上記袋内に押し込む物品押し込み手段とを有することを
    特徴とする包装装置。
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