JPH0577287B2 - - Google Patents
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- JPH0577287B2 JPH0577287B2 JP62092678A JP9267887A JPH0577287B2 JP H0577287 B2 JPH0577287 B2 JP H0577287B2 JP 62092678 A JP62092678 A JP 62092678A JP 9267887 A JP9267887 A JP 9267887A JP H0577287 B2 JPH0577287 B2 JP H0577287B2
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Landscapes
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Drying Of Semiconductors (AREA)
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この発明は、半導体装置の製造方法に関し、詳
しく言えば、エツチング処理の改良に関する。
しく言えば、エツチング処理の改良に関する。
(ロ) 従来の技術
エツチングは、被エツチング層より不要な部分
を除去する技術として、各種半導体装置の製造に
おいて、大きな役割を果している。このエツチン
グ技術としては、従来よりウエツトエツチング、
プラズマエツチングが用いられている。しかし、
これらのエツチング技術は、等方性のエツチング
であり、パターンの微細化(例えば1MBのメモ
リチツプ)には追従できない。
を除去する技術として、各種半導体装置の製造に
おいて、大きな役割を果している。このエツチン
グ技術としては、従来よりウエツトエツチング、
プラズマエツチングが用いられている。しかし、
これらのエツチング技術は、等方性のエツチング
であり、パターンの微細化(例えば1MBのメモ
リチツプ)には追従できない。
そこで、微細加工を可能とするエツチング技術
として、反応性イオンエツチング(RIE:
Reactive Ion Etching)、イオンビームエツチン
グが開発された。これらのエツチング技術は、イ
オンの入射方向にエツチングが進む、いわゆる異
方性のエツチングであり、微細な加工を可能とす
るものである。第3図及び第4図は、RIEを適用
したエツチング例を示している。
として、反応性イオンエツチング(RIE:
Reactive Ion Etching)、イオンビームエツチン
グが開発された。これらのエツチング技術は、イ
オンの入射方向にエツチングが進む、いわゆる異
方性のエツチングであり、微細な加工を可能とす
るものである。第3図及び第4図は、RIEを適用
したエツチング例を示している。
第3図は、シリコン(Si)基板21上に形成さ
れた二酸化ケイ素(SiO2)絶縁層22に、コン
タクトホール26を形成する場合を示している。
れた二酸化ケイ素(SiO2)絶縁層22に、コン
タクトホール26を形成する場合を示している。
まず、SiO2絶縁層22上に均一にホトレジス
ト23を塗布し、これをホトマスク(図示せず)
を使用して露光・現像し、コンタクトホールに対
応する部分23aのホトレジストを除去する〔第
3図a参照〕。
ト23を塗布し、これをホトマスク(図示せず)
を使用して露光・現像し、コンタクトホールに対
応する部分23aのホトレジストを除去する〔第
3図a参照〕。
次に、RIEを施して、SiO2絶縁層22にコンタ
クトホール26を形成する〔第3図b参照〕。コ
ンタクトホール26は、RIEの異方性により、内
面26aの垂直に切立つたシヤープな形状となつ
ている。
クトホール26を形成する〔第3図b参照〕。コ
ンタクトホール26は、RIEの異方性により、内
面26aの垂直に切立つたシヤープな形状となつ
ている。
第4図は、絶縁層33上に配線34aをパター
ニング形成する場合を示している。まず、絶縁層
33上に全面に亘りアルミニウム(Al)層34
をスパタリングにより形成する。そして、Al層
34上にホトレジスト層を形成し、これを先と同
様ホトマスク(図示せず)を使用して露光・現像
し、配線34aを形成したい部分にのみホトレジ
スト層35を残す〔第4図a参照〕。
ニング形成する場合を示している。まず、絶縁層
33上に全面に亘りアルミニウム(Al)層34
をスパタリングにより形成する。そして、Al層
34上にホトレジスト層を形成し、これを先と同
様ホトマスク(図示せず)を使用して露光・現像
し、配線34aを形成したい部分にのみホトレジ
スト層35を残す〔第4図a参照〕。
そして、RIEにより、配線34aを残してAl層
34を除去する〔第4図b参照〕。この場合も、
RIEの異方性のため、配線34aの断面形状は側
面の切立つたシヤープなものとなる。
34を除去する〔第4図b参照〕。この場合も、
RIEの異方性のため、配線34aの断面形状は側
面の切立つたシヤープなものとなる。
(ハ) 発明の解決しようとする問題点
異方性エツチングは、上述のようにシヤープな
加工が行え、パターンの微細化を可能とすること
ができる反面、加工のシヤープさの故に以下のよ
うな不都合が生じる。
加工が行え、パターンの微細化を可能とすること
ができる反面、加工のシヤープさの故に以下のよ
うな不都合が生じる。
第3図に示す、コンタクトホール26の場合に
は、配線27を形成した時に、コンタクトホール
26内面26aが垂直に切立つ段となつているた
め、この段で配線27が途切れる、すなわちステ
ツプカバレツジが低下する不都合があつた〔第3
図c参照〕。
は、配線27を形成した時に、コンタクトホール
26内面26aが垂直に切立つ段となつているた
め、この段で配線27が途切れる、すなわちステ
ツプカバレツジが低下する不都合があつた〔第3
図c参照〕。
第4図に示す場合には、配線34aの断面形状
が垂直に切立つているため、ステツプカバレツジ
が問題になると共に、上層の絶縁層37を形成し
た時に配線34aのエツジeにより、上層絶縁層
37にクラツクcが生じる〔第4図c参照〕。ク
ラツクc生じると、洗浄の際に水が、このクラツ
クcより浸入し、半導体装置の信頼性が低下する
不都合があつた。
が垂直に切立つているため、ステツプカバレツジ
が問題になると共に、上層の絶縁層37を形成し
た時に配線34aのエツジeにより、上層絶縁層
37にクラツクcが生じる〔第4図c参照〕。ク
ラツクc生じると、洗浄の際に水が、このクラツ
クcより浸入し、半導体装置の信頼性が低下する
不都合があつた。
この発明は、上記に鑑みなされたものであり、
ステツプカバレツジの向上及び上層のクラツクの
防止を可能とする半導体装置の製造方法の提供を
目的としている。
ステツプカバレツジの向上及び上層のクラツクの
防止を可能とする半導体装置の製造方法の提供を
目的としている。
(ニ) 問題点を解決するための手段
この発明の半導体装置の製造方法は、被エツチ
ング層表面にホトレジスト層を形成し、このホト
レジスト層をホトマスクを使用して露光し、この
露光されたホトレジスト層を現像して、これを部
分的に除去してパターンづけし、被エツチング層
に異方性エツチングを施す方法において、前記露
光は2回に分けて行い、前記ホトレジスト層のパ
ターン境界部には、前記2回の露光の内の1回だ
けを行うものである。
ング層表面にホトレジスト層を形成し、このホト
レジスト層をホトマスクを使用して露光し、この
露光されたホトレジスト層を現像して、これを部
分的に除去してパターンづけし、被エツチング層
に異方性エツチングを施す方法において、前記露
光は2回に分けて行い、前記ホトレジスト層のパ
ターン境界部には、前記2回の露光の内の1回だ
けを行うものである。
(ホ) 作用
この発明の半導体装置の製造方法において、ホ
トレジスト層のパターン境界部は完全には露光し
ていないから、ホトレジスト層を現像した時に完
全に露光した部分(又は全く露光していない部
分)とは反応速度が異なり、パターン境界部には
ホトレジストの一部が残ることとなる。即ち、パ
ターン境界部においては、ホトレジストの層厚が
徐々に変化するテーパ状となる。
トレジスト層のパターン境界部は完全には露光し
ていないから、ホトレジスト層を現像した時に完
全に露光した部分(又は全く露光していない部
分)とは反応速度が異なり、パターン境界部には
ホトレジストの一部が残ることとなる。即ち、パ
ターン境界部においては、ホトレジストの層厚が
徐々に変化するテーパ状となる。
この状態で被エツチング層に異方性エツチング
を施すと、パターン境界部においては、ホトレジ
ストのテーパ形状に倣つてエツチングされる。そ
して、被エツチング層のパターン境界部もテーパ
形状となり、又そのエツジを鈍角にすることが可
能となる。従つて、ステツプカバレツジの向上及
び上層のクラツク防止が可能となる。
を施すと、パターン境界部においては、ホトレジ
ストのテーパ形状に倣つてエツチングされる。そ
して、被エツチング層のパターン境界部もテーパ
形状となり、又そのエツジを鈍角にすることが可
能となる。従つて、ステツプカバレツジの向上及
び上層のクラツク防止が可能となる。
(ヘ) 実施例
実施例 1
この発明の第1実施例を第1図に基づいて以下
に説明する。
に説明する。
この第1実施例は、シリコン(Si)基板1表面
に形成されたSiO2絶縁層(被エツチング層)2
に、コンタクトホール6を本発明方法を適用して
形成する例を示している。このSiO2絶縁層表面
2aには、まずホトレジスト層3が形成される。
ホトレジストは、ポジ型、ネガ型のいずれでもよ
いが、本実施例では、ポジ型レジストを使用して
いる。
に形成されたSiO2絶縁層(被エツチング層)2
に、コンタクトホール6を本発明方法を適用して
形成する例を示している。このSiO2絶縁層表面
2aには、まずホトレジスト層3が形成される。
ホトレジストは、ポジ型、ネガ型のいずれでもよ
いが、本実施例では、ポジ型レジストを使用して
いる。
このホトレジスト層3は、まず第1のホトマス
ク4を使用して、50%だけ紫外線露光される〔第
1図a参照〕。ホトマスク4は、SiO2絶縁層2の
コンタクトホール形成部2b上に、透光部4aを
有している。透光部4aを透過した紫外線は、コ
ンタクトホール形成部2b直上のホトレジスト層
3の一部3aに、50%の感光反応を生じさせる。
ク4を使用して、50%だけ紫外線露光される〔第
1図a参照〕。ホトマスク4は、SiO2絶縁層2の
コンタクトホール形成部2b上に、透光部4aを
有している。透光部4aを透過した紫外線は、コ
ンタクトホール形成部2b直上のホトレジスト層
3の一部3aに、50%の感光反応を生じさせる。
さらに、ホトレジスト層3は、第2のホトマス
ク5を使用して、残りの50%紫外線露光される
〔第1図b参照〕。ホトマスク5の透光部5aは、
ホトマスク4の透光部4aよりも透光面積が小さ
くされる。透光部5aを透過した紫外線は、ホト
レジスト層3の一部3bに50%の感光反応を生じ
させる。この3bの部分は、前記3aの部分の一
部であり、3bの部分は100%露光されたことに
なる。また、3aの部分に属するが、3bの部分
には属さない部分(パターン境界部)3cは、50
%だけ露光されたことになる。
ク5を使用して、残りの50%紫外線露光される
〔第1図b参照〕。ホトマスク5の透光部5aは、
ホトマスク4の透光部4aよりも透光面積が小さ
くされる。透光部5aを透過した紫外線は、ホト
レジスト層3の一部3bに50%の感光反応を生じ
させる。この3bの部分は、前記3aの部分の一
部であり、3bの部分は100%露光されたことに
なる。また、3aの部分に属するが、3bの部分
には属さない部分(パターン境界部)3cは、50
%だけ露光されたことになる。
2回の露光の終了したホトレジスト層3は、現
像される。ホトレジスト層3の3b部分は、100
%感光しているため、完全になくなり、SiO2絶
縁層表面2aが露出する〔第1図c参照〕。また、
3c部分は、50%だけ露光しているため、3bの
部分よりも現像反応速度が遅く、ホトレジストが
残り、上方に拡がるテーパ3dが形成される。
像される。ホトレジスト層3の3b部分は、100
%感光しているため、完全になくなり、SiO2絶
縁層表面2aが露出する〔第1図c参照〕。また、
3c部分は、50%だけ露光しているため、3bの
部分よりも現像反応速度が遅く、ホトレジストが
残り、上方に拡がるテーパ3dが形成される。
続いて、RIEが施され、コンタクトホール6が
SiO2絶縁層2に形成される〔第1図d参照〕。
RIEの反応ガスとしては、三フツ化メタン
(CHF3)等が使用される。このコンタクトホー
ル6の内面6aは、ホトレジストテーパ部3dに
対応するテーパ状となる。
SiO2絶縁層2に形成される〔第1図d参照〕。
RIEの反応ガスとしては、三フツ化メタン
(CHF3)等が使用される。このコンタクトホー
ル6の内面6aは、ホトレジストテーパ部3dに
対応するテーパ状となる。
さらに第1図dには、SiO2絶縁層表面2aに
形成される配線7を示している。この配線7は、
アルミニウム(Al)よりなり、スパツタリング
により形成される。コンタクトホール内面6a
は、テーパ状であるので、この内面6aにもアル
ミニウム(Al)がよく付着し、配線7が切れる
ことはない。
形成される配線7を示している。この配線7は、
アルミニウム(Al)よりなり、スパツタリング
により形成される。コンタクトホール内面6a
は、テーパ状であるので、この内面6aにもアル
ミニウム(Al)がよく付着し、配線7が切れる
ことはない。
実施例 2
この発明の第2の実施例を第2図に基づいて説
明する。
明する。
この第2実施例は、MOS−ICのゲート電極形
成(ポリシリコン配線)に本発明を適用したもの
である。Si基板12表面には、SiO2膜13a,
13b,13cが形成されており、またSi基板1
2表面の一部は、ソース拡散層12a、ドレイン
拡散層12bとされている〔第2図a参照〕。
成(ポリシリコン配線)に本発明を適用したもの
である。Si基板12表面には、SiO2膜13a,
13b,13cが形成されており、またSi基板1
2表面の一部は、ソース拡散層12a、ドレイン
拡散層12bとされている〔第2図a参照〕。
上述のSi基板12には、CVD(chemical
vapor deposition)により、表面全体に亘り、ポ
リシリコン層14が形成される。ポリシリコン層
14上には、さらにポジ形ホトレジストよりなる
ホトレジスト層15が、塗布形成される。
vapor deposition)により、表面全体に亘り、ポ
リシリコン層14が形成される。ポリシリコン層
14上には、さらにポジ形ホトレジストよりなる
ホトレジスト層15が、塗布形成される。
このSi基板12上には、ホトマスク16が置か
れて紫外線が照射され、ホトレジスト層15が50
%露光される。ホトマスク16の遮光部16aの
幅W1は、SiO2層13bの幅W2より小さくされて
いる。この遮光部16aは、SiO2膜13b上に
位置するが、1回目の露光では第2図a紙面右寄
りとされる。
れて紫外線が照射され、ホトレジスト層15が50
%露光される。ホトマスク16の遮光部16aの
幅W1は、SiO2層13bの幅W2より小さくされて
いる。この遮光部16aは、SiO2膜13b上に
位置するが、1回目の露光では第2図a紙面右寄
りとされる。
続いて、2回目の露光が行われるが、これに先
立ちホトマスク16を第2図b紙面左方向に動か
し、遮光部16aが、SiO2層13b直上左寄り
に位置するようにされる。そして、紫外線を照射
して、ホトレジスト層15を残り50%露光させ
る。
立ちホトマスク16を第2図b紙面左方向に動か
し、遮光部16aが、SiO2層13b直上左寄り
に位置するようにされる。そして、紫外線を照射
して、ホトレジスト層15を残り50%露光させ
る。
第2図cは、ホトレジスト層15を現像した後
の状態を示す。ポリシリコン層14上で、SiO2
膜13b直上には、ホトレジスト15aが残留す
る。ホトレジスト15aの中心部15aaは、全
く露光されていないため、均一な厚さで残る。
の状態を示す。ポリシリコン層14上で、SiO2
膜13b直上には、ホトレジスト15aが残留す
る。ホトレジスト15aの中心部15aaは、全
く露光されていないため、均一な厚さで残る。
しかし、ホトレジスト15aの側部(パターン
境界部)15ab,15abは、それぞれ1回露光
されており50%感光している。このため、側部1
5ab,15abは現像反応の速度が遅く、テーパ
状となり、ホトレジスト15aの断面形状は、全
体として上辺の短い台形となる。
境界部)15ab,15abは、それぞれ1回露光
されており50%感光している。このため、側部1
5ab,15abは現像反応の速度が遅く、テーパ
状となり、ホトレジスト15aの断面形状は、全
体として上辺の短い台形となる。
第2図cに示す状態のSi基板12に、RIEを施
すと、SiO2層13bの上に、断面形状が上辺の
短い台形状のポリシリコン配線14aが残される
〔第2図d参照〕。Si基板12上には、リンガラス
(PSG)層17が形成される。ポリシリコン配線
14aの断面形状は、台形であり、PSG層17
により側面14aaも十分に被覆される。また、
ポリシリコン配線14aのエツジe、eは鈍角と
なり、PSG層17はクラツクのはいるおそれは
ない。
すと、SiO2層13bの上に、断面形状が上辺の
短い台形状のポリシリコン配線14aが残される
〔第2図d参照〕。Si基板12上には、リンガラス
(PSG)層17が形成される。ポリシリコン配線
14aの断面形状は、台形であり、PSG層17
により側面14aaも十分に被覆される。また、
ポリシリコン配線14aのエツジe、eは鈍角と
なり、PSG層17はクラツクのはいるおそれは
ない。
PSG層17上には、Al配線18a,18b,
18cが形成される。これらAl配線18a,1
8b,18cは、それぞれソース拡散層12a、
ポリシリコン配線14a、ドレイン拡散層12b
にコンタクトしている。
18cが形成される。これらAl配線18a,1
8b,18cは、それぞれソース拡散層12a、
ポリシリコン配線14a、ドレイン拡散層12b
にコンタクトしている。
なお、上記第1、第2の実施例では、異方性エ
ツチングとして、RIEを行つているが、イオンビ
ームエツチングを行つてもよい。
ツチングとして、RIEを行つているが、イオンビ
ームエツチングを行つてもよい。
また、上記第1、第2の実施例では、ホトレジ
スト層の露光に、紫外線を使用しているが、遠紫
外線やX線を使用してもよく、適宜変更可能であ
る。
スト層の露光に、紫外線を使用しているが、遠紫
外線やX線を使用してもよく、適宜変更可能であ
る。
(ト) 発明の効果
以上説明したように、この発明の半導体装置の
製造方法は、被エツチング層のパターン境界部に
テーパを形成するものであるから、ステツプカバ
レツジを向上できると共に、上層絶縁層のクラツ
クを防止できる利点を有している。
製造方法は、被エツチング層のパターン境界部に
テーパを形成するものであるから、ステツプカバ
レツジを向上できると共に、上層絶縁層のクラツ
クを防止できる利点を有している。
第1図a、第1図b、第1図c及び第1図d
は、それぞれこの発明の第1の実施例を説明する
ためのシリコン基板の要部断面図、第2図a、第
2図b、第2図c及び第2図dは、それぞれこの
発明の第2の実施例を説明するためのシリコン基
板の要部断面図、第3図a、第3図b及び第3図
cは、それぞれ従来技術を説明するためのシリコ
ン基板の要部断面図、第4図a、第4図b及び第
4図cは、それぞれ他の従来技術を説明するため
の要部断面図である。 2:SiO2絶縁層、3,15:ホトレジスト層、
4,5,16:ホトマスク、6:コンタクトホー
ル、14a:ポリシリコン配線。
は、それぞれこの発明の第1の実施例を説明する
ためのシリコン基板の要部断面図、第2図a、第
2図b、第2図c及び第2図dは、それぞれこの
発明の第2の実施例を説明するためのシリコン基
板の要部断面図、第3図a、第3図b及び第3図
cは、それぞれ従来技術を説明するためのシリコ
ン基板の要部断面図、第4図a、第4図b及び第
4図cは、それぞれ他の従来技術を説明するため
の要部断面図である。 2:SiO2絶縁層、3,15:ホトレジスト層、
4,5,16:ホトマスク、6:コンタクトホー
ル、14a:ポリシリコン配線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 被エツチング層表面にホトレジスト層を形成
し、このホトレジスト層をホトマスクを使用して
露光し、この露光されたホトレジスト層を現像
し、これを部分的に除去してパターンづけし、被
エツチング層に異方性エツチングを施す半導体装
置の製造方法において、 前記露光は、2回に分けて行い、前記ホトレジ
スト層のパターン境界部には、これら2回の露光
の内の1回だけを行うことを特徴とする半導体装
置の製造方法。 2 前記2回の露光には、互いにパターン境界部
の異なる1対のホトマスクをそれぞれ使用する特
許請求の範囲第1項記載の半導体装置の製造方
法。 3 前記2回の露光は、いずれも同じホトマスク
を使用し、2回目の露光時には、1回目の露光時
の位置よりホトマスクを微小距離ずらす特許請求
の範囲第1項記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62092678A JPS63258022A (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62092678A JPS63258022A (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63258022A JPS63258022A (ja) | 1988-10-25 |
JPH0577287B2 true JPH0577287B2 (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=14061143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62092678A Granted JPS63258022A (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63258022A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005149832A (ja) * | 2003-11-13 | 2005-06-09 | Toray Ind Inc | プラズマディスプレイ用部材の製造方法およびプラズマディスプレイ |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02268416A (ja) * | 1989-04-11 | 1990-11-02 | Matsushita Electron Corp | 半導体装置の製造方法及びそれに使用するフオトマスク |
JPH03266437A (ja) * | 1990-03-16 | 1991-11-27 | Toshiba Corp | 半導体装置の製造方法 |
JP2797854B2 (ja) * | 1992-02-07 | 1998-09-17 | 住友金属工業株式会社 | 半導体装置のコンタクトホール形成方法 |
KR100630415B1 (ko) | 2003-02-28 | 2006-09-29 | 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 | 플라즈마 디스플레이 패널의 제조 방법 |
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JPS6224628A (ja) * | 1985-07-24 | 1987-02-02 | Matsushita Electronics Corp | ホトレジストパタ−ンの形成方法 |
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-
1987
- 1987-04-15 JP JP62092678A patent/JPS63258022A/ja active Granted
Patent Citations (2)
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JP4540968B2 (ja) * | 2003-11-13 | 2010-09-08 | パナソニック株式会社 | プラズマディスプレイパネルの製造方法およびプラズマディスプレイ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63258022A (ja) | 1988-10-25 |
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