JPH057721U - 床面清掃車 - Google Patents

床面清掃車

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JPH057721U
JPH057721U JP5259691U JP5259691U JPH057721U JP H057721 U JPH057721 U JP H057721U JP 5259691 U JP5259691 U JP 5259691U JP 5259691 U JP5259691 U JP 5259691U JP H057721 U JPH057721 U JP H057721U
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JP
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flap
dust box
dust
plate
controller
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JP5259691U
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Inventor
恒 一条
智宏 高橋
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】床面清掃車に関し、ダストボックス内の塵埃を
選別して投棄すること目的とする。 【構成】メインブラシ5によって掃き上げられた塵埃を
収容するダストボックス2と、そのダストボックス2に
開閉可能に設けられた第2フラップ板17bとを備え、
前記ダストボックス2を上動させるとともに、第2フラ
ップ板17bを回動させてダストボックス2を開口させ
ることによって該ダストボックス2内の塵埃を投棄する
ようにしてなる床面清掃車において、前記ダストボック
ス2に対して開閉可能に設けられた第1フラップ板17
aを前記第2フラップ板17bに対して並設した構成と
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は床面清掃車に係り、詳しくはダストボックス内の砂や土等の塵埃と、 紙屑等の塵埃とをそれぞれ区別して投棄する床面清掃車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の床面清掃車は、車両の底部にてメインブラシが回転し、床面の塵埃を走 行しながら掃き上げることができる。そして、掃き上げられた塵埃はダストボッ クス内に収容される。又、運転席に設けられた操作レバーによってリンク機構が 動作し、前記メインブラシが床面から離れて上昇するようになっている。これに より、車両が床面を清掃しない状態で走行するとき、メインブラシを床面から離 間させた状態にて走行させることができる。更に、ダストボックスの入口にはフ ラップ板が配設され、このフラップ板はフラップシリンダによって回動するよう になっている。そして、運転席に設けられた操作スイッチを操作することにより 、フラップシリンダが作動してフラップ板が回動し、ダストボックスの入口を開 放又は閉塞するようになっている。
【0003】 そのため、ダストボックスの入口をフラップ板により閉塞すればダストボック ス内の塵埃が外部に落ちないようになっている。従って、床面を清掃しない状態 で車両を走行させる場合には、操作レバーによりリンク機構を動作させてメイン ブラシを床面から上昇させる。一方、操作スイッチによりフラップシリンダを作 動してフラップ板を回動させ、ダストボックスの入口を閉塞する。このような状 態にして車両を走行させれば、ダストボックス内の塵埃が車両の振動によって車 両外部に落ちることを防止することができる。
【0004】 更に、油圧シリンダスイッチを操作することにより油圧シリンダを介してダス トボックスを上昇させる。そして、前記操作スイッチを操作してフラップ板を動 作させ、ダストボックスの入口を開放するとダストボックス内の塵埃を投棄する ことができるようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記油圧シリンダを動作させてダストボックスを上昇させ、該 ダストボックス内の塵埃を投棄するとき、砂や土、紙屑等が混ざり合った塵埃が 同時に投棄されてしまう。そのため、砂等の重量物と紙屑等とを別々に区分けし て投棄することができなく、投棄する場所の条件にそぐわない場合がある。
【0006】 本考案は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的はダス トボックス内の塵埃を投棄する場所の条件に合わせて投棄することができる床面 清掃車を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記問題点を解決するため、メインブラシによって掃き上げられた塵 埃を収容するダストボックスと、そのダストボックスに開閉可能に設けられた閉 塞板とを備え、前記ダストボックスを上動させるとともに、閉塞板を回動させて ダストボックスを開口させることによって該ダストボックス内の塵埃を投棄する ようにしてなる床面清掃車において、前記ダストボックスに対して開閉可能に設 けられた網状フラップ板を前記閉塞板に対して並設したことをその要旨とする。
【0008】
【作用】
ダストボックスを上動させた状態で、閉塞板と網状フラップ板を回動させて該 ダストボックスを開口させることにより、メインブラシによって掃き上げられた ダストボックス内の塵埃を全て外部に投棄することができる。又、ダストボック スを上動させた状態で、閉塞板板のみを回動させてダストボックスを網状フラッ プ板のみによって閉塞すれば、網状フラップ板を通過する塵埃のみが外部に投棄 され、網状フラップ板を通過することができない塵埃はダストボックス内に残る 。これにより、塵埃を区別して投棄することができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を具体化した一実施例を図1〜図5に従って説明する。 図2に示すように、床面清掃車は車両1とその前面に設けられたダストボック ス2とから構成されている。前記ダストボックス2は側面略L字状に形成されて おり、その下部側面(図1において車両1側)には開口(入口)部3が形成され ている。又、前記車両1の底部中央には車両1の幅方向(図1において紙面と直 交する方向)にはダストカバー4が配設されている。このダストカバー4は床面 側と前記ダストボックス2の開口部3側とがそれぞれ開口するように形成されて いる。
【0010】 そして、前記ダストカバー4内にはメインブラシ5が回転可能に配設されてい る。従って、メインブラシ5により掃き上げられた塵埃を開口部3を介してダス トボックス2内に収容することができる。又、前記メインブラシ5は図示しない ワイヤー及びリンク機構を介して車両1の運転席に設けられた操作レバー6に接 続されている。従って、操作レバー6の操作によりワイヤーを介してリンク機構 が動作し、メインブラシ5が二点鎖線に示す位置に上動する。つまり、操作レバ ー6によってメインブラシ5を床面から離間したり、接地したりすることができ る。
【0011】 図2,図3に示すように、前記ダストボックス2の背面両側には支持片7a, 7bが突出形成されている。又、前記車両1の前面上部両側には一対の支持部材 8が設けられ、該支持部材8に挿通支持される支持軸9に前記ダストボックス2 の支持片7a,7bが回動可能に支持されている。従って、前記ダストボックス 2は支持軸9を中心に回動可能に支持されている。
【0012】 前記ダストボックス2の背面両側には一対の接続片10が固着され、この接続 片10には車両1に揺動可能に支持された油圧シリンダ11のピストン12がピ ン15によって接続されている。そして、後述する油圧シリンダスイッチ11a を操作することにより、図示しない油圧装置を介して油圧シリンダ11のピスト ン12が伸長する。これにより、ダストボックス2が支軸9を中心に時計方向へ 回動して上昇し、該ダストボックス2内の塵埃を投棄することができるようにな っている。
【0013】 図3,図4に示すように、前記ダストボックス2の背面中央には支持ブロック 35が固着されている。そして、前記支持片7aと支持ブロック35との間、支 持片7bと支持ブロック35との間のダストボックス2にはそれぞれ接続金具1 3a,13bが固着され、この接続金具13a,13bには第1,2フラップシ リンダ14a,14bがそれぞれ揺動可能に支持されている。
【0014】 又、前記支持片7aと支持ブロック35との間、支持片7bと支持ブロック3 5との間のダストボックス2には車両1の長手方向に延びる透孔16a,16b がそれぞれ形成されている。更に、前記支持片7aと支持ブロック35との間、 支持片7bと支持ブロック35との間には固定軸19a,19bが設けられ、該 固定軸19a,19bにはパイプ20a,20bが回動可能に挿通支持されてい る。
【0015】 そして、図1〜図4に示すように、前記ダストボックス2内における開口部3 付近には、網状フラップ板としての第1フラップ板17a及び閉塞板としての第 2フラップ板17bがそれぞれ回動可能に並設されている。つまり、前記第1フ ラップ板17aの左側上部側面に設けられた連結金具21aが前記ダストボック ス2の透孔16aを介して前記パイプ20aに固着されている。これにより、フ ラップ板17aは連結金具21a及びパイプ20aを介して固定軸19aを中心 に回動するようになっている。同様に、前記第2フラップ板17bの左側上部側 面に設けられた連結金具21bが前記ダストボックス2の透孔16bを介して前 記パイプ20bに固着されている。これにより、フラップ板17bは連結金具2 1b及びパイプ20bを介して固定軸19bを中心に回動するようになっている 。
【0016】 そして、前記第1フラップ板17aの左側上部上面に形成された連結片22a が前記透孔16aを介して外部に突出され、前記接続金具13aに接続された第 1フラップシリンダ14aのピストン14cに接続されている。従って、図4に 示すように、第1フラップシリンダ14aのピストン14cを二点鎖線にて示す ところまで収縮させることにより、前記第1フラップ板17aを固定軸19aを 中心に二点鎖線にて示すところまで回動させることができる。これにより、第1 フラップ板17aによりダストボックス2の開口部3を開放することができる。
【0017】 又、第1フラップシリンダ14aのピストン14cを実線位置に伸長させると 、第1フラップ板17aが固定軸19aを中心に実線位置まで回動する。このと き、ダストボックス2の下部に設けられたゴム製のリップ23に第1フラップ板 17aの先端を当接させることができる。これにより、第1フラップ板17aに よりダストボックス2の開口部3を閉塞することができる。
【0018】 又、図1,図3に示すように、前記第2フラップ板17bの左側上部上面に形 成された連結片22bが前記透孔16bを介して外部に突出され、前記接続金具 13bに接続された第2フラップシリンダ14bのピストン14cに接続されて いる。従って、第4図に示すように、第2フラップシリンダ14bのピストン1 4cを二点鎖線にて示すところまで収縮させることにより、前記第2フラップ板 17bを固定軸19bを中心に二点鎖線にて示すところまで回動させることがで きる。これにより、ダストボックス2の開口部3を開放することができる。
【0019】 又、図2,図3に示すように、前記支持片7aの内側と支持ブロック35の左 側とにはリミットスイッチ24a,25aがそれぞれ設けられている。一方、前 記パイプ20aの両側には押圧板26a,27aが固着されており、押圧板26 aは前記リミットスイッチ24aのアクチュエータ24cを、押圧板27aは前 記リミットスイッチ25aのアクチュエータ25cをそれぞれ押圧することがで きるようになっている。
【0020】 即ち、前記第1フラップシリンダ14aの動作により第1フラップ板17aを 実線の位置に位置させたとき、つまり第1フラップ板17aにより開口部3を閉 塞した状態においては、前記押圧板27aがリミットスイッチ25aのアクチュ エータ25cを押圧して該リミットスイッチ25aをオンさせる。又、前記第1 フラップシリンダ14aの動作により第1フラップ板17aを二点鎖線の位置に 位置させたとき、つまり第1フラップ板17aにより開口部3を開放した状態に おいては、前記押圧板26aはリミットスイッチ24aのアクチュエータ24c を押圧して該リミットスイッチ24aをオンさせる。従って、前記リミットスイ ッチ24a,25aの状態検出信号によって第1フラップ板17aの状態、即ち 第1フラップ板17aによってダストボックス2の開口部3を閉塞しているか否 かの状態検出を行うことができるようになっている。
【0021】 同様に、前記支持片7bの内側と支持ブロック35と右側とにはリミットスイ ッチ24b,25bがそれぞれ設けられている。一方、前記パイプ20bの両側 には押圧板26b,27bが固着されており、押圧板26bは前記リミットスイ ッチ24bのアクチュエータ24cを、押圧板27bは前記リミットスイッチ2 5bのアクチュエータ25cをそれぞれ押圧することができるようになっている 。
【0022】 即ち、前記第2フラップシリンダ14bの動作により第2フラップ板17bを 実線の位置に位置させたとき、つまり第2フラップ板17bにより開口部3を閉 塞した状態においては、前記押圧板27bがリミットスイッチ25bのアクチュ エータ25cを押圧して該リミットスイッチ25aをオンさせる。又、前記第2 フラップシリンダ14bの動作により第2フラップ板17bを二点鎖線の位置に 位置させたとき、つまり第2フラップ板17bにより開口部3を開放した状態に おいては、前記押圧板26bはリミットスイッチ24bのアクチュエータ24c を押圧して該リミットスイッチ24bをオンさせる。従って、前記リミットスイ ッチ24b,25bの状態検出信号によって第2フラップ板17bの状態、即ち 第2フラップ板17bによってダストボックス2の開口部3を閉塞しているか否 かの状態検出を行うことができるようになっている。
【0023】 図1に示すように、前記第1フラップ板17aの中央には四角形状に形成され た挿通孔18が形成され、該挿通孔18には網板18aが取付られている。この 網板18aの編目はダストボックス内に収容された砂、小石及び土等の塵埃を通 過させることができ、紙屑等の塵埃を通過させることができない大きさとなって いる。又、前記第2フラップ板17bは前記第2フラップ板17aの挿通孔18 の外周縁より若干大きくなるように形成され、該第1フラップ板17bの上面に 載置可能な状態となっている。
【0024】 従って、前記ダストボックス2の開口部3が第1,2フラップ板17a,17 bによって閉塞された状態、つまり前記第2フラップ板17bが第1フラップ板 17aに載置された状態で開口部3を閉塞したときには、前記第2フラップ板1 7bにより第1フラップ板17aにおける網板18aを通過する砂や土等の塵埃 を通過させないようにしている。
【0025】 又、前記第2フラップ板17bを回動させて第1フラップ板17aから離間さ せた状態、つまり第1フラップ板17aだけでダストボックス2の開口部3を閉 塞した状態においては、ダストボックス2内の砂や土等の塵埃を前記第1フラッ プ板17aにおける網板18aを介して外部に放出することができるようになっ ている。
【0026】 更に、前記第1,2フラップ板17a,17bを共に回動させてダストボック ス2の開口部3を開放した状態においては、前記ダストボックス2内の全ての塵 埃を外部に放出することができるようになっている。
【0027】 尚、図2,図4に示すように、ダストボックス2内における上部にはシェーカ モータ28を備えたフィルタ29が配設されており、図示しないブロアを駆動さ せるとその吸引力によりダストボックス2内の浮遊する塵埃を前記フィルタ29 に付着させることができる。又、前記シェーカモータ28を作動させることによ り付着した塵埃をダストボックス2内に落とすことができる。
【0028】 次に、前記第1,2フラップシリンダ14a,14b及び油圧シリンダ11を 駆動制御する電気的構成について説明する。 図5に示すように、前記メインブラシ5にはブラシスイッチ30が設けられ、 メインブラシ5の状態を検出するようになっている。つまり、前記操作レバー6 の操作によりメインブラシ5を昇降させることにより前記ブラシスイッチ30が オン・オフするようになっている。そして、本実施例において操作レバー6の操 作によりメインブラシ5が床面と接地しているときには、前記ブラシスイッチ3 0がオフし、メインブラシ5が操作レバー6の操作により床面と離間していると きには、該ブラシスイッチ30がオンするようになっている。
【0029】 前記ブラシスイッチ30の検出信号はコントローラ31に入力され、この検出 信号に基づいてコントローラ31はメインブラシ5が床面に接地されているか否 かを判断するようになっている。
【0030】 又、前記第1,2フラップ板17a,17bの回動により押圧板26a,26 b,27a,27bを介してリミットスイッチ24a,24b,25a,25b がオン・オフし、この状態検出信号は前記コントローラ31に入力される。そし て、リミットスイッチ24a,24b,25a,25bの状態検出信号に基づい てコントローラ31は前記第1,2フラップ板17a,17bの状態を判断する ことができるようになっている。
【0031】 本実施例において、リミットスイッチ24aがオン、リミットスイッチ25a がオフのとき、コントローラ31は第1フラップ板17aによってダストボック ス2の開口部3が開放されていると判断し、リミットスイッチ24aがオフ、リ ミットスイッチ25aがオンのとき、コントローラ31は第1フラップ板17a によってダストボックス2の開口部3が閉塞されていると判断するように予め設 定されている。
【0032】 又、リミットスイッチ24bがオン、リミットスイッチ25bがオフのとき、 コントローラ31は第2フラップ板17bによってダストボックス2の開口部3 が開放されていると判断し、リミットスイッチ24bがオフ、リミットスイッチ 25bがオンのとき、コントローラ31は第2フラップ板17aによってダスト ボックス2の開口部3が閉塞されていると判断するように予め設定されている。
【0033】 更に、前記コントローラ31には第1操作スイッチ36及び第2操作スイッチ 37がそれぞれ接続されている。前記コントローラ31は前記第1,2操作スイ ッチ36,37の操作に基づいて第1,2フラップシリンダ14a,14bを介 して第1,2フラップ板17a,17bを開閉するようになっている。
【0034】 つまり、コントローラ31はリミットスイッチ24aがオン、リミットスイッ チ25aがオフで、リミットスイッチ24bがオン、リミットスイッチ25bが オフの場合、第1,2フラップ板17a,17bによってダストボックス2の開 口部3が閉塞されていると判断する。この状態で第1操作スイッチ36をオンす るとコントローラ31は第1,2フラップ板17a,17bを共に回動させてダ ストボックス2の開口部3を開放すべく、第1,2フラップシリンダ14a,1 4bのピストン14cを伸縮させるようになっている。
【0035】 そして、上記の状態から第1操作スイッチ36をオフすると、コントローラ3 1は第1,2フラップ板17a,17bを共に回動させてダストボックス2の開 口部3を閉塞すべく、第1,2フラップシリンダ14a,14bのピストン14 cを伸長させるようになっている。
【0036】 又、コントローラ31はリミットスイッチ24aがオン、リミットスイッチ2 5aがオフで、リミットスイッチ24bがオン、リミットスイッチ25bがオフ の場合、第1,2フラップ板17a,17bによってダストボックス2の開口部 3が閉塞されていると判断する。この状態で第2操作スイッチ37をオンすると コントローラ31は第2フラップ板17bのみを回動させるべく、第2フラップ シリンダ14bのピストン14cを伸縮させるようになっている。これにより、 てダストボックス2の開口部3を第1フラップ板17aのみにて閉塞するように なっている。
【0037】 そして、上記の状態から第2操作スイッチ37をオフすると、コントローラ3 1は第2フラップ板17bのみを回動させてダストボックス2の開口部3を第1 ,2フラップ板17a,17bによって閉塞すべく、第2フラップシリンダ14 bのピストン14cを伸長させるようになっている。
【0038】 又、リミットスイッチ24a,24b,25a,25b及びブラシスイッチ3 0の各検出信号に基づいて前記コントローラ31は第1,2フラップシリンダ1 4a,14bを作動させ、第1,2フラップ板17a,17bを適切な位置に回 動制御するようになっている。つまり、ブラシスイッチ30がオフの場合にはコ ントローラ31はこの検出信号に基づいてメインブラシ5が床面に対して接地さ れいると判断する。このとき、コントローラ31はリミットスイッチ24a,2 4b,25a,25bの状態検出信号に基づいて第1,2フラップ板17a,1 7bがダストボックス2の開口部3を閉塞しているか否かを判断する。
【0039】 そして、リミットスイッチ24a,24b,25a,25bの状態検出信号に 基づいてコントローラ31は第1,2フラップ板17a,17bによって開口部 3が閉塞していると判断すると、該コントローラ31は第1,2フラップシリン ダ14a,14bを作動してピストン14cを収縮し、第1,2フラップ板17 a,17bを二点鎖線にて示す位置まで回動させて開口部3を開放するようにな っている。
【0040】 又、逆にブラシスイッチ30がオン状態の場合にはコントローラ31はこの検 出信号に基づいてメインブラシ5が床面に対して離間されいると判断する。この とき、コントローラ31はリミットスイッチ24a,24b,25a,25bの 状態検出信号に基づいて第1,2フラップ板17a,17bがダストボックス2 の開口部3を閉塞しているか否かを判断する。そして、リミットスイッチ24a ,24b,25a,25bの状態検出信号に基づいてコントローラ31は第1, 2フラップ板17a,17bによって開口部3が開口していると判断すると、該 コントローラ31は第1,2フラップシリンダ14a,14bを作動してピスト ン14cを伸長し、第1,2フラップ板17a,17bを実線にて示す位置まで 回動させて開口部3を閉塞するようになっている。
【0041】 又、前記油圧シリンダスイッチ11aはコントローラ31に接続され、この油 圧シリンダスイッチ11aをオンすることにより、コントローラ31は油圧シリ ンダ11を介してダストボックス2を上昇させることができるようになっている 。
【0042】 次に、上記のように構成された床面清掃車の作用について説明する。 第1,2フラップ板17a,17bがダストボックス2の開口部3を閉塞して いる状態において、砂や土等の重量物となる塵埃のみをダストボックス2から投 棄する場合、油圧シリンダスイッチ11aのオンによりコントローラ31は油圧 シリンダ11を介してダストボックス2を上昇させる。この状態で、第2操作ス イッチ37をオンすると、コントローラ31は第2フラップシリンダ14bのみ を動作させる。すると、第2フラップ板17bが回動してリミットスイッチ24 bはオフからオン、リミットスイッチ25bはオンからオフになる。この切り換 わりをコントローラ31が検出し、該コントローラ31は第1フラップ板17a のみによってダストボックス2の開口部3を閉塞していると判断する。そのため 、コントローラ31は第2フラップシリンダ14bの動作を停止させる。
【0043】 従って、前記第2フラップ板17bの開放により、前記ダストボックス2内の 砂や土等の重量物となる塵埃のみが第1フラップ板17aの網板18aを介して 外部に投棄され、紙屑等の塵埃は第1フラップ板17aの網板18aによってダ ストボックス2内に残る。
【0044】 そして、第2操作スイッチ37をオフすると、コントローラ31は第2フラッ プシリンダ14bを動作させる。すると、第2フラップ板17bが回動してリミ ットスイッチ24bはオンからオフ、リミットスイッチ25bはオフからオンに なる。この切り換わりをコントローラ31が検出し、該コントローラ31は第1 ,2フラップ板17a,17bによってダストボックス2の開口部3を閉塞して いると判断する。そのため、コントローラ31は第2フラップシリンダ14bの 動作を停止させる。
【0045】 次に、車両1を走行させて紙屑等の塵埃を投棄する場所に停止させた後、前記 第1操作スイッチ36をオンすると、コントローラ31は第1,2フラップシリ ンダ14a,14bを動作させる。すると、第1,2フラップ板17a,17b が回動してリミットスイッチ24a,24bはオフからオン、リミットスイッチ 25a,25bはオンからオフになる。この切り換わりをコントローラ31が検 出し、該コントローラ31は第1,2フラップ板17a,17bによってダスト ボックス2の開口部3を閉塞していると判断する。そのため、コントローラ31 は第1,2フラップシリンダ14a,14bの動作を停止させる。
【0046】 この結果、ダストボックス2内に残った紙屑等の塵埃を外部に投棄することが できる。この結果、第1,2フラップ板17a,17bのそれぞれの開閉操作を 行うことにより、ダストボックス2内の砂や土等の重量物の塵埃と紙屑等の塵埃 をそれぞれ区別して外部に投棄することができる。そして、前記第1操作スイッ チ36をオフすると、コントローラ31は第1,2フラップシリンダ14a,1 4bを動作させる。すると、第1,2フラップ板17a,17bが回動してリミ ットスイッチ24a,24bはオンからオフ、リミットスイッチ25a,25b はオフからオンになる。この切り換わりをコントローラ31が検出し、該コント ローラ31は第1,2フラップ板17a,17bによってダストボックス2の開 口部3を閉塞していると判断する。そのため、コントローラ31は第2フラップ シリンダ14bの動作を停止させる。
【0047】 この状態で、油圧シリンダスイッチ11aをオフすると、コントローラ31は 油圧シリンダ11を介してダストボックス2を降下させ、該ダストボックス2を 図2に示すようなて元の状態に復帰させる。
【0048】 本実施例においては、前記操作1,2スイッチ36,37の操作により第1, 2フラップ板17a,17bを開閉制御したが、1つの第1スイッチ36によっ て第1,2フラップ板17a,17bを開閉制御するように構成してもよい。
【0049】 本実施例においては、前記操作1,2スイッチ36,37の操作により第1, 2フラップ板17a,17bを開閉制御して砂や土等の重量物の塵埃と紙屑等の 塵埃をそれぞれ区別して外部に投棄したが、前記第1,2フラップ板17a,1 7bをそれぞれワイヤーを介して操作レバーに接続し、それぞれの操作レバーを 操作して第1,2フラップ板17a,17bを開閉することも可能である。これ によっても、ダストボックス2内の砂や土等の重量物の塵埃と紙屑等の塵埃をそ れぞれ区別して外部に投棄することができる。
【0050】 又、この他に、床面清掃車のメインブラシ5が二点鎖線にて示す位置にある状 態において、車両1を始動して清掃作業を行う場合には操作レバー6を操作して 図示しないワイヤー及びリンク機構を介してメインブラシ5を実線にて示すよう に床面に対して接地させる。すると、ブラシスイッチ30がオフし、この検出信 号がコントローラ31に入力される。この検出信号に基づいてコントローラ31 はメインブラシ5が接地されたと判断する。このとき、コントローラ31はリミ ットスイッチ24a,24b,25a,25bの状態検出信号に基づいて第1, 2フラップ板17a,17bの状態を判断する。
【0051】 つまり、押圧板26a,26bによりリミットスイッチ24a,24bがオン 、押圧板27a,27bによりリミットスイッチ25がオフしているときには第 1,2フラップ板17a,17bがダストボックス2の開口部3を開口している と判断し、このとき、コントローラ31は第1,2フラップ板17a,17bを 第1,2フラップシリンダ14a,14bを介して動作させない。
【0052】 又、押圧板26a,26bによりリミットスイッチ24a,24bがオフ、押 圧板27a,27bによりリミットスイッチ25a,25bがオンしているとき には第1,2フラップ板17a,17bがダストボックス2の開口部3を閉塞し ていると判断する。すると、コントローラ31は第1,2フラップシリンダ14 a,14bを作動してピストン14cを収縮させる。
【0053】 これにより、第1,2フラップ板17a,17bは連結金具21a,21b及 びパイプ20a,20bを介して固定軸19a,19bを中心に反時計方向に二 点鎖線に示す位置まで回動する。そのため、パイプ20a,20bに設けられた 押圧板26a,26bはリミットスイッチ24a,24bのアクチュエータ24 cを押圧し、押圧板27a,27bはリミットスイッチ25a,25bのアクチ ュエータ25aから離間する。従って、リミットスイッチ24a,24bはオン 、リミットスイッチ25a,25bはオフする。この状態検出信号に基づいてコ ントローラ31は第1,2フラップ板17a,17bがダストボックス2の開口 部3を開放したと判断し、第1,2フラップシリンダ14a,14bの駆動を停 止する。
【0054】 この状態により、車両1を走行させてメインブラシ5を回転させると、床面の 塵埃を開口部3を介してダストボックス2内に掃き上げる走行清掃作業を行うこ とができる。この結果、メインブラシ5を床面に接地させることにより第1,2 フラップ板17a,17bがコントローラ31によって自動制御され、開口部3 を開口するのでメインブラシ5によって掃き上げられた塵埃をダストボックス2 内に収容することができる。
【0055】 そして、清掃作業が終了し、メインブラシ5を操作レバー6の操作により二点 鎖線にて示すように床面から離間させると、ブラシスイッチ30がオンする。こ の検出信号に基づいてコントローラ31はメインブラシ5が離間されたと判断す る。このとき、コントローラ31はリミットスイッチ24a,24b,25a, 25bの状態検出信号に基づいて第1,2フラップ板17a,17bの状態を判 断する。従って、この状態においては押圧板26a,26bによりリミットスイ ッチ24a,24bがオン、押圧板27a,27bによりリミットスイッチ25 a,25bがオフしているため、第1,2フラップ板17a,17bがダストボ ックス2の開口部3を開放していると判断する。
【0056】 すると、コントローラ31は第1,2フラップシリンダ14a,14bを作動 してピストン14cを伸長させる。これにより、第1,2フラップ板17a,1 7bは連結金具21a,21b及びパイプ20a,20bを介して固定軸19a ,19bを中心に時計方向に実線に示す位置まで回動し、該第1フラップ板17 aの先端がリップ23の当接する。又、パイプ20a,20bに設けられた押圧 板26a,26bはリミットスイッチ24a,24bのアクチュエータ24cか ら離間し、押圧板27a,27bはリミットスイッチ25a,25bのアクチュ エータ25cを押圧する。従って、リミットスイッチ24a,24bはオフ、リ ミットスイッチ25a,25bはオンする。この状態検出信号に基づいてコント ローラ31は第1,2フラップ板17a,17bがダストボックス2の開口部3 を閉塞したと判断し、第1,2フラップシリンダ14a,14bの駆動を停止す る。
【0057】 従って、ダストボックス2の開口部3が第1,2フラップ板17a,17bに よって閉塞されるので、ダストボックス2内に収容された塵埃が車両外部に落ち ることがない。これにより、この状態で車両1を走行させて車両1が振動しても ダストボックス2内に収容された塵埃を車両外部に落とすことを防止することが できる。
【0058】 この結果、操作レバー6によりメインブラシ5を床面から離間させた状態にす れば、コントローラ31の自動制御により第1,2フラップ板17a,17bを 回動させて開口部3を閉塞することができるので、この状態にて走行すれば収容 した塵埃を車両外部に落とすことを確実に防止することができる。
【0059】 更に、操作レバー6の操作によってメインブラシ5を昇降させればコントロー ラ31の自動制御により、第1,2フラップ板17a,17bを適切な位置に設 定することができる。これにより、床面清掃車の設定操作を簡易的にして操作性 を向上させることができる。
【0060】 本実施例においては、メインブラシ5の昇降動作に基づいてブラシスイッチ3 0が動作するようになっていたが、操作レバー6の操作量に基づいてブラシスイ ッチ30が動作するように構成することも可能である。
【0061】 又、リミットスイッチ24a,24b,25a,25bの状態検出信号に基づ いて第1,2フラップ板17a,17bの状態を判断し、所定の位置に第1,2 フラップ板17a,17bが位置しないときに第1,2フラップ板17a,17 bを回動させたが、操作レバー6の操作に基づいて直接第1,2フラップ板17 a,17bを回動させ、リミットスイッチ24a,24b,25a,25bのア ンサー信号に基づいてコントローラ31が第1,2フラップシリンダ14a,1 4bの動作を停止するように構成することも可能である。
【0062】 尚、本実施例の各スイッチ24a,24b,25a,25b,30の具体的な 動作に基づいてメインブラシ5及び第1,2フラップ板17a,17bの状態を 検出したが、この動作設定は任意に変更してもよい。
【0063】 本実施例においては、メインブラシ6の状態を検出するためにブラシスイッチ 30を使用したが、この他に光センサ等を使用して状態を検出することも可能で ある。
【0064】 又、第1,2フラップ板17a,17bを第1,2フラップシリンダ14a, 14bによって駆動したが、この他にプラッジャー等を利用して駆動させること も可能である。更に、第1,2フラップ板17a,17bの状態検出をリミット スイッチ24a,24b,25a,25bによって検出したが、この他に光学的 センサによって状態検出を行うことも可能である。
【0065】 更に、本実施例においては、第1,2フラップ板17a,17bの2重構造と したが、網状フラップ板となる第1フラップ板17aの網目の大きさを変化させ て多重構造にすることもできる。これにより、網目を通過することができる塵埃 別に投棄することができる。
【0066】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案によれば、ダストボックス内の塵埃を投棄する場所 の条件に合わせて投棄することができる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1フラップ板及び第2フラップ板の形状を示
す斜視図である。
【図2】床面清掃車におけるダストボックスの内部構造
を示す側面図である。
【図3】ダストボックスに設けられたリミットスイッチ
を示す背面図である。
【図4】第1フラップ板及び第2フラップ板の取付構造
を示す一部拡大側断面図である。
【図5】ダストボックス、メインブラシ及び第1,2フ
ラップ板を制御する電気的構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
2…ダストボックス、5…メインブラシ、17a…網状
フラップ板としての第2フラップ板、17b…閉塞板と
しての第2フラップ板

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 メインブラシによって掃き上げられた塵
    埃を収容するダストボックスと、そのダストボックスに
    開閉可能に設けられた閉塞板とを備え、 前記ダストボックスを上動させるとともに、閉塞板を回
    動させてダストボックスを開口させることによって該ダ
    ストボックス内の塵埃を投棄するようにしてなる床面清
    掃車において、 前記ダストボックスに対して開閉可能に設けられた網状
    フラップ板を前記閉塞板に対して並設したことを特徴と
    する床面清掃車。
JP5259691U 1991-07-08 1991-07-08 床面清掃車 Pending JPH057721U (ja)

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