JPH057692U - 車載用タンク取付構造 - Google Patents

車載用タンク取付構造

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JPH057692U
JPH057692U JP5380291U JP5380291U JPH057692U JP H057692 U JPH057692 U JP H057692U JP 5380291 U JP5380291 U JP 5380291U JP 5380291 U JP5380291 U JP 5380291U JP H057692 U JPH057692 U JP H057692U
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JP
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tank
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fixed
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JP5380291U
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恵司 林
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 （修正有） ［構成］タンク４下部の両側方に鍔状の固定部７を突出
させ、その固定部を車体の取付部材１１に重合させ、固
定部と取付部材とを結合部材１７，１８にて固定するよ
うにしたものである。 ［効果］タンクを車体に確実に固定することができるの
で、従来のように走行中にタンクが移動したりタンク固
縛時にタンクが変形する欠点を全て解消することができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案はミキサ車等において洗浄水等を収容したタンクを車体上に搭載する車 両の分野で利用されるものである。
【０００２】
【従来の技術】
一般にミキサ車等のように作業機器を搭載した車両においては、作業後に作業 機器を洗浄するために洗浄水を入れたタンクを搭載している。 ところで従来のタンクの取付けは実開昭５０−３８００７号公報に開示されて いる如く受台上にタンクを載せ、タンクの外周に締着帯を回すとともに締着帯の 両端を受台にボルト止めし、そのボルトを操作して締着帯を締め付けていくこと によりタンクを固定するようになっている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
ところが前記の構造であれば、走行中にタンク内の水が揺動し、その揺動によ る力にてタンクが前後方向に徐々に移動され、タンクが車体上の部品に当ったり 、締着帯が摩耗するという欠点がある。 また上記欠点を解消するため締着帯を強く締め付けるとタンクが合成樹脂にて 成形されているとともに締め付け力がタンクの上面にのみ作用することからタン クが扁平状に変形するという問題がある。
【０００４】 そこで本考案の目的は走行中にタンクが移動するのを確実に防止するとともに タンクの変形を防止するタンク取付構造を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本考案は作業機器を有する車体に搭載されるとともに合成樹脂にて成形された タンクにおいて、前記タンク下部の両側方に鍔状の固定部を突出させ、前記車体 に設けられた取付部材に前記固定部を重合させ、前記固定部を取付部材に結合部 材にて固定するようにしたことを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】
車体に固定された取付部材にタンク下部の両固定部を重合させ、上記固定部と 取付部材とを結合部材にて固定し、タンクを車体に固定状態にする。
【０００７】
【実施例】
以下実施例を図面にて説明すると、１はミキサ車で、該ミキサ車１は車体２上 にミキサドラム３を回転可能に搭載し、更に洗浄水を収容したタンク４を搭載し てある。 前記洗浄水は作業終了後ミキサドラム３や付属部分の洗浄のために使用するも のである。
【０００８】 前記タンク４は図４に示す如く合成樹脂にて台形に形成され、上部中央に注入 口閉鎖用の蓋５を設け、下部中央に排出管６を延出させ、排出管６に接続した水 ポンプ（図示せず）にて洗浄水を圧送するようになっている。 前記タンク４の下部両側方には鍔状の固定部７．７を突出させ、前記固定部７ ．７には孔８…を穿けて、その孔８…に金属製の円管９…を嵌め込み、前記円管 ９…にて固定部７．７を車体２に固定した際に固定部７．７の強度不足を補強す るようになっている。
【０００９】 １０．１０は車体２の一部をなす一対の横桁で、該横桁１０．１０には横桁１ ０．１０に直交状でタンク両固定部７．７と同じ間隔で固定した一対の取付部材 １１．１１を設けてある。 ７．７を挿入できる形状とし、一対の取付部材１１．１１の開放側面を対向さ せるようになっている。
【００１０】 １２はタンク４底部のたるみを防止するための平板状の支持台で、該支持台１ ２の両端を取付部材１１．１１に固定し、中央には排出管６を通過させるために 孔１３を穿けてある。 前記取付部材１１の上面部１４と下面部１５、支持台１２および横桁１０には 、固定部７を取付部材１１に挿入して上・下面部１４．１５間に重合させた際、 固定部７の円管９…に一致する位置にそれぞれ孔１６…を設けてある。
【００１１】 １７．１８は結合部材であるボルトとナットであり、図３の如くボルト１７を 孔１６…および円管９内を通し、ボルト１７にナット１８を螺合させ、ナット１ ８を締めこむことにより固定部７を上・下面部１４．１５にて押圧し、それにて タンク４を車体２に固定するようになっている。 本考案は前記の構造により走行中に洗浄水がタンク４内で揺動しても固定部７ ．７がボルト１７…及びナット１８…にて固定されるとともに取付部材１１の上 ・下面部１４．１５にて押圧されているので移動が確実に阻止される。
【００１２】 またボルト１７…を外すことによりタンク４を簡単に脱着できる。 尚、実施例では取付部材を断面コ次形にしているが、その構造に限定するもの ではなく、固定部と重合し、結合部材にて一体に固定しうる構造であれば同様の 作用効果を有するものである。 またタンクの形状は台形に限定されず、タンク下部に固定部を形成しうる形状 であれば同様の作用効果を有するものである。
【００１３】
【考案の効果】
以上の如く本考案は合成樹脂にて成形されたタンク下部の両側方に鍔状の固定 部を突出させ、この固定部を車体側の取付部材に重合させるとともに結合部材に て固定するようにしたので、タンクを車体に確実に固定することができ、従来の ように走行中にタンクが移動したり、タンク取付時にタンクが変形するという欠 点を全て解消することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】ミキサ車の全体図である。
【図２】タンクの全体図である。
【図３】図２のＡ−Ａ断面図である。
【図４】タンクの取付け状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
４ タンク ７ 固定部 １１ 取付部材 １７ ボルト １８ ナット

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 作業機器を有する車体に搭載されるとと
    もに合成樹脂にて成形されたタンクにおいて、前記タン
    ク下部の両側方に鍔状の固定部を突出させ、前記車体に
    設けられた取付部材に前記固定部を重合させ、前記固定
    部を取付部材に結合部材にて固定するようにした車載用
    タンク取付構造
JP1991053802U 1991-07-11 1991-07-11 車載用タンク取付構造 Expired - Lifetime JP2553260Y2 (ja)

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JPH057692U true JPH057692U (ja) 1993-02-02
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56131635A (en) * 1980-02-14 1981-10-15 Ppg Industries Inc Production of hard plastic transparent body coated with wear resistance polyurethane
JPS5833119U (ja) * 1981-08-31 1983-03-04 日野自動車株式会社 板金品のフランジ構造
JPH024689A (ja) * 1988-06-09 1990-01-09 Nippon Polyester Kk 耐食性容器及びその製造方法

Patent Citations (3)

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JPH024689A (ja) * 1988-06-09 1990-01-09 Nippon Polyester Kk 耐食性容器及びその製造方法

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