JP2539057B2 - エンジンマウントセンタメンバ - Google Patents

エンジンマウントセンタメンバ

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JP2539057B2
JP2539057B2 JP1273661A JP27366189A JP2539057B2 JP 2539057 B2 JP2539057 B2 JP 2539057B2 JP 1273661 A JP1273661 A JP 1273661A JP 27366189 A JP27366189 A JP 27366189A JP 2539057 B2 JP2539057 B2 JP 2539057B2
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JP
Japan
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engine mount
center member
pipes
holes
mount center
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP1273661A
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English (en)
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JPH03135828A (ja
Inventor
孝信 井手
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車両のパワーユニットをその下側から支える
エンジンマウントセンタメンバに関するものである。
(従来の技術) 車両のパワーユニットはエンジン及び変速機の結合に
なるものと、変速機及びディファレンシャルギヤを単一
ユニットに構成したトランスアクスルをエンジンに結合
してなるものとがあり、後者のパワーユニットには車体
前後方向へ延設したエンジンマウントセンタメンバによ
り下側から支えるのが常套である。
そしてこのエンジンマウントセンタメンバは通常特開
昭64−22623号公報に記載の如く一対のパイプを並置
し、これらパイプを相互に接した箇所は直接、又相互に
離間した箇所は補強板により一体結合して構成する。
ところで、かかるエンジンマウントセンタメンバは塗
装中パイプ内に塗料が出入りするための通孔を必要と
し、この通孔を従来は上記文献に記載の如く各パイプの
外側に明けるのが普通であった。
(発明が解決しようとする課題) しかしかかる構成では、パワーユニットからバッファ
ロッドを経てエンジンマウントセンタメンバに入力され
る力が、このメンバに車体上下方向の曲げ応力を生じさ
せる時、パイプの下側に通孔を設けた場合に比べて、上
下の負荷による曲げ応力に対するエンジンマウントセン
タメンバの強度は向上するものの、エンジンマウントセ
ンタメンバの実用中、跳ね上げ泥水等が上記の通孔を経
てパイプ内に浸入し易く、パイプを内部から腐蝕させて
耐久性を損なう。
本発明は通孔の位置及び補強板の位置を変更して上述
の問題を解消することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この目的のため本発明は、一対のパイプを並置して補
強板により一体結合し、各パイプに通孔を有するエンジ
ンマウントセンタメンバにおいて、 前記通孔を両パイプの隣接し合う管壁に形成し、これ
ら通孔を形成した箇所において両パイプの下側に前記補
強板を配置したものである。
(作 用) かかるエンジンマウントセンタメンバは各パイブに設
けた通孔を経てパイプ内までをも塗装することができ、
塗装後の処理液は通孔を経て外部に排除される。
ところで上記の通孔を両パイプの隣接し合う管壁に形
成し、これら通孔を形成した箇所において両パイプの下
側に補強板を配置したため、跳ね上げ泥水が通孔を経て
パイプ内に浸入するのを大幅に緩和することができ、耐
久性を向上させ得る。又、通孔の上記配置によれば、こ
れがパイプの上下方向曲げ強度を低下させることがな
く、バッファロッド入力による車体上下方向曲げ応力を
受けてもパイプに亀裂が入ることはない。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基き詳細に説明する。
第1図は図面下方が車体前方となるよう車体上方から
見た本発明エンジンマウントセンタメンバ10の一実施例
で、第2図は同じくその車体左側から見た図である。
図中11はエンジン、12はトランスアクスルを夫々示
し、これらを面13において相互に結合し、車両用パワー
ユニットとなす。このパワーユニットは車体左右方向へ
横置きにし、該パワーユニットの下方に結合面13の近傍
で車体前後方向へ延在するようエンジンマウントセンタ
メンバ10を配置する。このメンバは両端をボルト14によ
り図示せざる車体に取付け、該メンバ10上にエンジンマ
ウントブラケット15,16を介してパワーユニットの車体
前後方向両側を取付ける。パワーユニットは更に、車体
左右方向両端を夫々エンジンマウントブラケット17,18
により車体に取付ける。
エンジンマウントセンタメンバ10は第3図にも明示す
る如く一対のパイプ21,22を並置し、これらを相互に接
触し合う車体後方半部は直接に、又相互に離間する車体
前方半部を補強板23を介し一体結合して構成する。なお
23a,23bは補強板の端部を示す。そして、各パイプ21,22
には車体前方の端部近くに配して通孔21a,22aを穿設
し、これら通孔を両パイプ21,22の隣接し合う管壁上に
配置する。又補強板23は、通孔21a,22aが形成されたパ
イプ21,22の箇所においてこれらパイプの下側に配置す
る。
通孔21a,22aは夫々、エンジンマウントセンタメンバ1
0の塗装がパイプ21,22内にも及ぶようにするためのもの
で、塗装後パイプ21,22内の処理液は通孔21a,22aから外
部に排除される。
ところで、通孔21a,22aの上記配置及び補強板23の上
記配置によれば、エンジンマウントセンタメンバ10の実
用中における跳ね上げ泥水が通孔21a,22aに至りにくく
なり、この泥水がパイプ21,22内に浸入するのを回避し
て耐久性を向上させることができる。
又、パイプ21,22に通孔21a,22aがあると雖も、これら
通孔の上記配置はパイプ21,22の車体上下方向曲げ強度
を低下させることがなく、バッファロッド入力に対する
パイプ21,22の強度低下を防止することができる。
(発明の効果) かくして本発明エンジンマウントセンタメンバは上述
の如く、塗装用の通孔21a,22aをパイプ21,22の隣接し合
う管壁に形成し、これら通孔に跳ね上げ泥水が直接向か
うことのないよう補強板23を配置したから、跳ね上げ泥
水が通孔21a,22aよりパイプ21,22内に浸入しにくくな
り、その耐久性を向上させ得ると共に、通孔21a,22aの
形成でパイプ21,22の車体上下方向曲げ強度、つまりバ
ッファロッド入力に対する強度が低下するのを回避する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明エンジンマウントセンタメンバの一実施
例を実用状態で示す平面図、 第2図は同じくその側面図、 第3図は第1図のIII−III線上における拡大断面図であ
る。 10……エンジンマウントセンタメンバ 11……エンジン 12……トランスアクスル 15〜18……エンジンマウントブラケット 21,22……パイプ 21a,22a……通孔 23……補強板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対のパイプを並置して補強板により一体
    結合し、各パイプに通孔を有するエンジンマウントセン
    タメンバにおいて、 前記通孔を両パイプの隣接し合う管壁に形成し、これら
    通孔を形成した箇所において両パイプの下側に前記補強
    板を配置したことを特徴とするエンジンマウントセンタ
    メンバ。
JP1273661A 1989-10-23 1989-10-23 エンジンマウントセンタメンバ Expired - Lifetime JP2539057B2 (ja)

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KR101630859B1 (ko) * 2014-10-30 2016-06-20 엄도의 옷을 보관할 수 있는 의자

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