JP3745572B2 - 走行車両のロプス装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラクタ等の走行車両のロプス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
運転席をガードするトラクタのロプス装置(安全フレーム)は、トラクタ車体の後部に左右突出状に設けた左右後車軸ケースに取付け台を設け、この取付け台に防振体を介在してロプス支柱下端を対面させ、このロプス支柱下端と取付け台とをボルト等の留め具で連結しており、防振体によってトラクタの振動がロプスに伝播されるのを防止しており、また、ロプス支柱の過大な揺動を規制する規制具を設けて、トラクタの転倒等によってロプス支柱に負荷(衝撃)が加わったときに、ロプスの正規の機能を確保しかつ前記防振体の圧搾を防止できるようにしている(特開平10−218020号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来技術の規制具は、ロプス支柱下端から前方へ離れた位置で取付け台に角材を設けて構成されており、ロプス支柱に後方から負荷が加わった時のみ作用し、防振体の圧搾を防止できるが、前方から負荷が加わったときに作用する規制具がなく、ロプス支柱下端と取付け台との防振体対向面の一定以上の拡大を規制することが困難になっており、防振体が上下に引っ張られて変形、破損する可能性があった。防振体は圧縮よりも引っ張りの方が破損し易く、その引っ張りに対する防止策が施されていなかった。
【0004】
この問題は、後側にも規制体を設けることにより解決できるが、後側規制具を前側規制具と同様に設けると、これらの部分が不必要に大きくなり、また、後輪との干渉を回避するため後輪より内方(トラクタ車体側)に配置する必要が生じて、左右ロプス支柱間隔を設定する上での制約になったりする。
また、前記ロプス支柱に負荷が加わったときに留め具に引っ張り力が作用するが、その総てを留め具で支持しなくてはならなく、その留め具の補強はなされていなかった。
【0005】
本発明は、このような従来技術の問題点を解決できるようにした走行車両のロプス装置を提供することを目的とする。
本発明は、ロプス支柱下端と取付け台との間に、防振体対向面の一定以上の拡大を規制する規制具を設けることにより、引っ張りによる防振体の変形、破損を防止し、かつ留め具の補強ができるようにした走行車両のロプス装置を提供することを目的とする。
本発明は、ロプス支柱下端と取付け台との間に、防振体対向面の拡縮を規制する規制具を設け、留め具から前規制具までの距離を後規制具までの距離より長くして、トラクタ後方転倒時のロプスの耐久性をより向上できるようにした走行車両のロプス装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明における課題解決のための第1の具体的手段は、車体2後部に左右一対の取付け台3を設け、この取付け台3に防振体4を介在してロプス支柱5下端を対面させ、このロプス支柱5下端と取付け台3とを留め具6で連結し、前記ロプス支柱5の負荷揺動による2つの防振体対向面の一定以上の拡大を規制する規制具7を、ロプス支柱5下端と取付け台3との間に設けていることである。
これによって、ロプス支柱5が負荷を受けて揺動しても2つの防振体対向面の拡大側で規制でき、ロプスのガード機能を維持しながら防振体4の破損を防止し、かつ留め具6の補強をする。
【0007】
本発明における課題解決のための第2の具体的手段は、第1の具体的手段に加えて、前記ロプス支柱5の負荷揺動による2つの防振体対向面の縮小を規制する規制具7を、ロプス支柱5下端と取付け台3との間に設けていることである。
これによって、2つの防振体対向面の拡大の規制と縮小の規制とができ、ロプスのガード機能、防振体4の破損防止機能を向上する。
本発明における課題解決のための第3の具体的手段は、第1又は2の具体的手段に加えて、前記ロプス支柱5下端に防振体4を介在して取付け台3上面と対面するブラケット8を設け、このブラケット8の前後部と取付け台3上部との間に前記規制具7を前後一対設けていることである。
【0008】
これによって、前後一対の規制具7によってロプス支柱5の前後方向の負荷に対する一定以上の揺動を確実に規制する。
本発明における課題解決のための第4の具体的手段は、第1〜3のいずれかの具体的手段に加えて、前記留め具6は、ロプス支柱5と前後方向でオーバラップしていて、ブラケット8と取付け台3上面と防振体4とを貫通してロプス支柱5の負荷揺動支点となる支点ボルト12を有することである。
これによって、取付け台3に対してロプス支柱5を防振状態でかつ確実に取付けておくことが可能になる。
【0009】
本発明における課題解決のための第5の具体的手段は、車体2後部に左右一対の取付け台3を設け、この取付け台3に防振体4を介在させてロプス支柱5下端を対面させ、このロプス支柱5下端と取付け台3とを留め具6で連結し、前記ロプス支柱5の前後負荷揺動による2つの防振体対向面の拡縮を規制する規制具7を前後一対設け、前記留め具6から前規制具7Fまでの距離を後規制具7Rまでの距離より長く設定していることである。
これによって、ロプス支柱5に後方向からの負荷だけでなく前方向から負荷が加わっても、一定以上の過大揺動を規制することができ、しかも後転時等のより重要でかつ可能性の高い負荷を受ける側をそうでない側より強固にし、耐久性を高め、そうでない側を小さく形成できるようにする。
【0010】
本発明における課題解決のための第6の具体的手段は、第5の具体的手段に加えて、前記取付け台3を車体2後部の後車軸ケース9から後上方に突出させていることである。
これによって、留め具6から前規制具7Fまでの距離を後規制具7Rまでの距離より長く設定しても、ロプス支柱5を留め具6近傍に配置でき、取付け台3を後車軸ケース9から前方向へ大きく突出させないで配置可能になる。
本発明における課題解決のための第7の具体的手段は、第5又は6の具体的手段に加えて、前記ロプス支柱5下端に防振体4を介在して取付け台3上面と対面するブラケット8を設け、前記後車軸ケース9に支持された後車軸10に設けられた後輪11のタイヤ11Aを、取付け台及びブラケット8のロプス支柱5下端より外側方部分と左右方向にオーバラップさせていることである。
これによって、取付け台3及びブラケット8をタイヤ11Aと干渉しないように配置して、ロプス支柱5をタイヤ11Aに近づけて配置可能になり、左右ロプス支柱5の間隔を可及的に大きくでき、安定性を向上できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図2において、14は農用トラクタで、エンジン15及びミッションケース16を直結し、エンジン15から前方へ前車軸フレーム17を突出し、ミッションケース16の左右後部から後車軸ケース9を突出して車体2が構成され、前輪18と後輪11とを2輪駆動又は4輪駆動可能にしている。
ミッションケース16の後上方には運転席19が搭載され、運転席19の左右には後輪フェンダ20が、前方には操縦部21がそれぞれ配置されており、運転席19をガードする正面視門型のロプス装置1を車体2に装備している。
【0012】
このロプス装置1は、門型の上部枠材24と、この上部枠材24の左右両端を連結支持する左右一対のロプス支柱5と、左右ロプス支柱5の下端を車体2に対して取付ける取付け台3とを有する。
前記上部枠材24は、左右ロプス支柱5の上端に固定の屈曲連結体25及び連結ピン26等を介してロプス支柱5に対して折畳み可能に連結されており、圃場作業では図2実線で示す作用姿勢にして、トラクタ転倒時にガード機能を発揮できるようにし、果樹園等では2点鎖線で示す折畳み姿勢にして、枝折り回避状態にする。
【0013】
図1〜3において、後車軸ケース9には後車軸10が回転自在に支持されており、後車軸ケース9から突出した後車軸10の先端に後輪11のリム11Bがボルト固定され、このリム11Bにタイヤ11Aが設けられており、このタイヤ11Aはロプス支柱5に近接しており、ロプス支柱5の取付け部分はタイヤ11Aと左右方向にオーバラップしている。
左右各ロプス支柱5は円形又は角形のパイプ材等で形成されており、その上端から中途部は略垂直に配置され、中途部で屈曲していて下端にかけては前下向きに傾斜しており、その下端には略水平に配置されるブラケット8が固着され、前後補強板27で補強されている。
【0014】
後車軸ケース9には、前後板28a、28bの上部に水平板29を略水平状態に固着して形成された取付け台3がボルト固定されている。この取付け台3の前記前後板28a、28bが後車軸ケース9から後上向きに突出しており、水平板29の前部は前板28aより前方に突出している。
前記ブラケット8の下面と取付け台3の水平板29の上面とは対面しており、両者の間には防振体4が介在されており、留め具6によって両者が連結固定されている。
【0015】
防振体4は平面視略円形で、円筒状芯体4aの外周にゴム又は合成樹脂等の弾性体4bを固着して形成されており、水平板29に形成した取付け孔29aに嵌入して、弾性体4bの外周の周溝4cを水平板29に係合することにより、取付け台3に対して装着している。
前記留め具6は、ロプス支柱5と前後方向にオーバラップする位置に、ブラケット8及び防振体4を貫通しかつロプス支柱5の揺動支点となる支点ボルト12を有し、ブラケット8と座板31とで防振体4を挟持し、ナット32を螺合して取付けており、取付け台3に対してロプス支柱5を防振体4を介在して取付け、車体2側からロプス装置1への振動伝播を減衰するようにしている。
【0016】
ロプス支柱5は防振体4に取付けられるために前後・左右方向に僅かに揺動するのが許容されることになり、この揺動が大きくなるのを阻止するために、取付け台3とブラケット8との間に前後規制具7F、7Rが設けられている。
前規制具7Fは、ブラケット8の前部から垂下固着した規制板33に前規制部材(ボルト)34Fを取付け、この前規制部材34Fの先端を取付け台3の水平板29に係合可能にしている。
水平板29の先端には、U字形状部材又は孔を形成した部材35を固着して、前規制部材34Fの先端を貫通し、前規制部材34Fの上方移動と下方移動とで当接係合する前係合部36が形成されており、図1の状態からロプス支柱5が前方向に揺動したとき、前規制部材34Fが前係合部36の下側と当接してロプス支柱5の一定以上の揺動を規制し、ロプス支柱5が後方向に揺動したとき、前規制部材34Fが前係合部36の上側と当接してロプス支柱5の一定以上の揺動を規制する。
【0017】
後規制具7Rは、ブラケット8の後部を下向きに屈曲して形成した規制部37に後規制部材(ボルト)34Rを取付け、この後規制部材34Rの先端を取付け台3の後板28bの上部に係合可能にしている。
後板28bの上部には、後規制部材34Rの先端を貫通する孔を形成して、後規制部材34Rの上方移動と下方移動とで当接係合する後係合部38が形成されており、図1の状態からロプス支柱5が前方向に揺動したとき、後規制部材34Rが後係合部38の上側と当接してロプス支柱5の一定以上の揺動を規制し、ロプス支柱5が後方向に揺動したとき、後規制部材34Rが後係合部38の下側と当接してロプス支柱5の一定以上の揺動を規制する。
【0018】
従って、ロプス支柱5が前方向に揺動したとき、前規制部材34Fが前係合部36の下側と当接可能になると共に後規制部材34Rが後係合部38の上側と当接可能になり、前後規制部材34のどちらか一方又は両方同時に前後係合部36、38と係合し、また、ロプス支柱5が後方向に揺動したとき、前規制部材34Fが前係合部36の上側と当接可能になると共に後規制部材34Rが後係合部38の下側と当接可能になり、前後規制部材34のどちらか一方又は両方同時に前後係合部36、38と係合ロプス支柱5の過大揺動を規制する。
【0019】
前記後規制部材34Rと後係合部38の上側の係合は、ロプス支柱5が前方向に揺動したとき、取付け台3とブラケット8の2つの防振体4対向面の後部が拡大するのを規制し、前記前規制部材34Fと前係合部36の上側の係合は、ロプス支柱5が後方向に揺動したとき、取付け台3とブラケット8の2つの防振体4対向面の前部が拡大するのを規制し、防振体4が引っ張られて変形、破損するのを防止する。
前記取付け台3とブラケット8の2つの防振体4対向面の拡大防止は、留め具6が本来行っているものであり、前後規制部材34F,34Rがこの拡大を規制するということは、留め具6を補助することになり、前後規制部材34F,34Rはロプス支柱5に過大な負荷(衝撃)が加わったときには支持ボルト12の補強をすることができる。
【0020】
前記前後規制具7F、7Rは、取付け台3に取付けた防振体4の上からロプス支柱5のブラケット8を載置し、それらに支持ボルト12を貫通してナット32で締結した後、規制板33に前規制部材34Fを、規制部37に後規制部材34Rを螺合するだけで構成することができる。
前記前後規制具7F、7Rはどちらか一方でもよく、また、部材35を設けずに、前係合部36の上側のみを作用させ、後係合部38の孔を大きくして、その上側のみを作用させるようにしてもよい。
【0021】
前記支持ボルト12から前係合部36までの距離LFは、支持ボルト12から後係合部38までの距離LRより長く設定されており、ロプス支柱5が前後に揺動したときに作用するトルクをより小さい力で受けられるようになっている。特に、車体2が後転したときにロプス支柱5にかかる前方向の衝撃は、スパンの長い前係合部36で受けるようにする方が、支持が強固になる。
前述のように、取付け台3を後車軸ケース9から後上方に傾斜突出することにより、ロプス支柱5の下部の屈曲を緩くして応力集中を減少できるようにしており、そしてそのようにした上で、規制具7に加わる力をより小さくするために、規制具7を防振体4から前後に大きく離れた位置に配置してブラケット8及び水平板29の前後寸法が長くなっても、支持ボルト12を後車軸10より後方にずらして配置しかつ支持ボルト12から前側の部分を長くすることにより、図2に示すように、取付け台3及びブラケット8が側面視において後輪11のリム11Bに完全にオーバラップし、タイヤ11Aとオーバラップする位置から退避させることができ、これにより図3に示すように、正面視においてロプス支柱5より外側部分をタイヤ11Aと左右方向にオーバラップする位置に配置することが可能になり、ロプス支柱5をタイヤ11Aに近づけて配置し、左右ロプス支柱5間隔を可及的に大きくしてその強度向上を図ることが可能になる。
【0022】
図4は第2の実施の形態を示しており、前規制具7Fには部材35が設けられていなく、前係合部36は前規制部材34Fの上方移動のみを規制しており、水平板29の前上面に前ストッパ40Fが設けられていて、ロプス支柱5が前方向に揺動したときにブラケット8と当接して、取付け台3とブラケット8の2つの防振体4対向面の前部が縮小するのを規制できるようにしている。
後規制具7Rには、水平板29の後上面に後ストッパ40Rが追加して設けられていて、ロプス支柱5が後方向に揺動したときにブラケット8と当接して、取付け台3とブラケット8の2つの防振体4対向面の後部が縮小するのを規制できるようにしている。
【0023】
前記前規制部材34Fと後ストッパ40Rとは、また、後規制部材34Rと前ストッパ40Fとは、どちらか一方を他方より先に作用させるように構成することはできるが、部材にヘタリ等が生じると同時に作用するようになる。
前記第2の実施の形態においても、前後規制具7F、7Rによる取付け台3とロプス支柱5下端との間の拡大は規制され、防振体4の変形及び留め具6の補強は確保されている。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形することができる。例えば、左右各取付け台3とロプス支柱5との間に左右一対の規制具7を設けて、ロプス支柱5の左右方向の揺動を規制するようにしたり、取付け台3をミッションケース16の側面に取付けたりしてもよい。
【0024】
【発明の効果】
以上詳述した本発明によれば、ロプス支柱5が負荷を受けて揺動しても2つの防振体対向面の拡大側で規制でき、ロプスのガード機能を維持しながら防振体4の変形、破損を防止でき、かつ留め具6の補強ができる。
また、ロプス支柱5に後方向からの負荷だけでなく前方向から負荷が加わっても、一定以上の過大揺動を規制することができ、しかも後転時等のより重要でかつ可能性の高い負荷を受ける側をそうでない側より強固にし、耐久性を高め、そうでない側を小さく形成でき、この場合、取付け台及びブラケット8をタイヤ11Aと干渉しないように配置して、ロプス支柱5をタイヤ11Aに近づけて配置できるようにもなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す要部の断面側面図である。
【図2】トラクタ全体の側面図である。
【図3】要部の断面背面図である。
【図4】本発明の第2実施形態を示す断面側面図である。。
【符号の説明】
1 ロプス装置
2 車体
3 取付け台
4 防振体
5 ロプス支柱
6 留め具
7 規制具
7F 前規制具
7R 後規制具
8 ブラケット
9 後車軸ケース
10 後車軸
11 後輪
11A タイヤ
12 支持ボルト
Claims (4)
- 車体後部の後車軸ケースの上方に左右一対の取付け台を設け、左右一対のロプス支柱の下端にブラケットを設け、このブラケットを前記各取付け台の上面に防振体を介在して対面させ、前記ブラケットと取付け台とを防振体も貫通する留め具で連結し、この留め具をロプス支柱下端と前後方向でオーバラップする位置でかつ後車軸ケースの後上方に位置させ、前記取付け台の前部と後部とにブラケットと当接してロプス支柱の前後揺動を規制するストッパを設け、前記留め具から前ストッパまでの距離を後ストッパまでの距離より長く設定し、側面視において前記ブラケットと取付け台とを後車軸ケースに支持された後車軸に設けられた後輪のリムとオーバラップ配置していることを特徴とする走行車両のロプス装置。
- 車体後部の後車軸ケースの上方に左右一対の取付け台を設け、左右一対のロプス支柱の下端にブラケットを設け、このブラケットを前記各取付け台の上面に防振体を介在して対面させ、前記ブラケットと取付け台とを防振体も貫通する留め具で連結し、この留め具をロプス支柱下端と前後方向でオーバラップする位置でかつ後車軸ケースの後上方に位置させ、前記取付け台の前部及び後部とブラケットとの間にロプス支柱の前後揺動を規制する規制具と左右揺動を規制する規制具とを設け、前記留め具から前規制具までの距離を後規制具までの距離より長く設定し、側面視において前記ブラケットと取付け台とを後車軸ケースに支持された後車軸に設けられた後輪のリムとオーバラップ配置していることを特徴とする走行車両のロプス装置。
- 前記左右の取付け台及びブラケットの左右方向外側部分を後輪のリムに近づけてタイヤと左右方向でオーバラップし、ロプス支柱をタイヤに近接配置していることを特徴とする請求項1又は2に記載の走行車両のロプス装置。
- 前記取付け台は後車軸フレームから後上方に突出し、この取付け台の上部の前部はその下部より前方へ突出していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかひとつに記載の走行車両のロプス装置。
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