JP2007112233A - 作業車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】前後方向において重量バランスを欠く、農業用クローラ式作業車両において、装着前後における車両本体の、重量バランスの変化を最小限に抑止し、且つ、有効的に走行部の接地面圧を均等化させる、バランスウエイトの配設方法を提供する。
【解決手段】クローラ式走行装置1により走行し、後部に作業機を装着可能とする作業車両において、機体前後略中央部、且つ、左右両側にバランスウエイト24を着脱可能とするウエイト装着部51を設ける。
【選択図】図4
【解決手段】クローラ式走行装置1により走行し、後部に作業機を装着可能とする作業車両において、機体前後略中央部、且つ、左右両側にバランスウエイト24を着脱可能とするウエイト装着部51を設ける。
【選択図】図4
Description
本発明は、作業車両にバランスウエイトを取り付けるための構成に関し、より詳細には、クローラ式作業車両において、その機体前後中央部にバランスウエイトを取り付けるための技術に関する。
農業用作業車両は、機体後部に作業機を装着した場合、後部が重くなるために、畦越えや上り坂を走行する時に前部が浮き上がることがあり、また、作業時においても、後部が下がり前部が上がる結果、操向性が悪くなり進行方向が定まりにくく、直進性が悪くなることがある。その対策として、機体フレームの前方(作業機を前部に装着した場合には後方)にバランスウエイトを配設することが知られている。例えば、バンパーにバランスウエイトを着脱可能に構成したり、車体前方下部に箱状の荷受台を配設し、該荷受台にバランスウエイトを保持させたりする技術(特許文献1参照)が公知となっている。
特開2005−35382号公報
ところで、クローラ式作業車両は、ホイール式と比較して、その地面との接地部について大きく異なる。即ち、ホイール式のトラクタの接地位置は、前輪と後輪の中心下方が接地位置となり、図1に示すクローラトラクタをホイール式とすれば、駆動軸下方と従動軸下方に位置する。一方、クローラ式走行装置の場合、前部の駆動輪の外周下端は地表面よりも上方に位置して、クローラの前下部に離床角を設けて、地面に凹凸があっても容易に乗り越えられるようにしている。よって、クローラ前部の接地位置の前端はホイール式の前輪の接地位置よりも後方に位置する。
上述のように、クローラ式走行装置の場合、離床角を設けているため、前端の接地位置は機体前後中心に近いため、機体前端にバランスウエイトを取り付けた場合には、後部に作業機を装着しない場合などでは、クローラベルトの前部と後部で接地圧が異なる状態が生じる。そして、作業機が軽い場合などでは、前端の接地位置を支点として後側が浮き上がり易くなり、安定性が悪くなっていた。
従って本発明は、上記の点を踏まえたうえで、装着前後の作業車両において、重量バランスの変化を最小限に抑止し、且つ有効的なバランスウエイトの配設方法の提供を課題とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、クローラ式走行装置により走行し、後部に作業機を装着可能とする作業車両において、機体前後略中央部、かつ、左右両側にバランスウエイトを着脱可能とするウエイト装着部を設けたものである。
請求項2においては、前記ウエイト装着部は、運転部のダッシュボード両側のステップ前部上に設けたものである。
請求項3においては、前記ウエイト装着部は、クローラベルト接地面前端よりも後方であって、クローラ式走行装置の前後中央部よりも前方に配置したものである。
請求項4においては、前記ウエイト装着部は、底部上面にクッション材を配設し、ウエイト設置時の防振機能を有したものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、バランスウエイトが機体前後中央部の両側に配設されるため、前部にバランスウエイトを装着し、作業機を装着しない場合に、後部が持ち上げられるようなことがなく、クローラ走行部の接地面圧を増加させることができ、牽引力を増加して安定した作業ができ、また、前後の接地圧に差ができることなく操向性能も向上できる。また、バランスウエイトが前方に突出することがなく、旋回半径を大きくすることがない。また、着脱可能なため、作業機の重量に合わせてウエイトの重量を調整することができる。
請求項2においては、バランスウエイトを装着しても、乗降の邪魔にならず、機体よりはみ出すこともなく装着することが可能となる。また、バランスウエイトを装着するときには、バランスウエイトをステップ上やクローラベルト上に一旦置くことが可能となり、作業者がステップ上やクローラベルト上に乗りながら装着作業ができるため、腕だけで持ち上げるよりも体全体を用いて装着作業ができ、労力の負担を小さくすることができる。
請求項3においては、クローラベルトの接地面の上方にバランスウエイトが配置されることになり、確実に接地圧を高めることができ、作業機と反対側の前部にバランスウエイトが配置されるため、作業時の安定性を向上して、牽引力を増加することができる。
請求項4においては、ウエイトブラケットの底部上面にクッション材を配設することによって、バランスウエイトを装着する時だけでなく、装着後に凹凸のある地表面を走行した場合の衝撃を緩和し、作業機本体へのダメージを削減することができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施例に係る、機体中央部の左右両方向にウエイトブラケットを配設した、クローラ式トラクタの全体的な構成を示した側面図、図2は同じくクローラ式トラクタの正面図、図3は同じくクローラ式トラクタの平面図、図4はバランスウエイト取付け時における装着個所を、前方左上部から見た斜視図、図5はバランスウエイト取外し時における装着個所を、前方左上部から見た斜視図である。図6は本発明に係る、作業車両においてのウエイトブラケットの配設個所を示した、平面図である。図7はウエイトブラケットを前方左方向から見た斜視図、図8は作業車両前方から見た時の、ウエイトブラケットに係る正面図、図9は図8に示した、ウエイトブラケットに係る側面図、図10は図8に示した、ウエイトブラケットに係る平面図、図11は本発明に利用するバランスウエイトを前方左方向から見た斜視図である。
図1は本発明の一実施例に係る、機体中央部の左右両方向にウエイトブラケットを配設した、クローラ式トラクタの全体的な構成を示した側面図、図2は同じくクローラ式トラクタの正面図、図3は同じくクローラ式トラクタの平面図、図4はバランスウエイト取付け時における装着個所を、前方左上部から見た斜視図、図5はバランスウエイト取外し時における装着個所を、前方左上部から見た斜視図である。図6は本発明に係る、作業車両においてのウエイトブラケットの配設個所を示した、平面図である。図7はウエイトブラケットを前方左方向から見た斜視図、図8は作業車両前方から見た時の、ウエイトブラケットに係る正面図、図9は図8に示した、ウエイトブラケットに係る側面図、図10は図8に示した、ウエイトブラケットに係る平面図、図11は本発明に利用するバランスウエイトを前方左方向から見た斜視図である。
[全体構成]
まず、本発明に係る、ウエイトブラケットを機体中央部の左右両方向に配設した、作業車両の概略構成について、作業車両をクローラ式トラクタとした実施例について以下に概説する。
図1乃至図3に示すように、機体前後略中央下部にクローラ式走行装置1が配設され、このクローラ式走行装置1の前部上方にエンジン(図略)が配設され、後部上にミッションケース(図略)が配設されている。エンジンは、左右下方のメインフレーム4間に固設され、ボンネット5で覆われている。ボンネット5の後方には、運転部20が構成され、運転部20におけるボンネット5の後部にダッシュボード6が設けられている。このダッシュボード6内に図示せぬステアリングコラムが設けられ、このステアリングコラムに支持されたハンドル軸の上端には、走行操作を行う丸型のステアリングハンドル7や、機体の前後進を切り替えるための図示せぬレバー等が側方から突出するように配設されている。
まず、本発明に係る、ウエイトブラケットを機体中央部の左右両方向に配設した、作業車両の概略構成について、作業車両をクローラ式トラクタとした実施例について以下に概説する。
図1乃至図3に示すように、機体前後略中央下部にクローラ式走行装置1が配設され、このクローラ式走行装置1の前部上方にエンジン(図略)が配設され、後部上にミッションケース(図略)が配設されている。エンジンは、左右下方のメインフレーム4間に固設され、ボンネット5で覆われている。ボンネット5の後方には、運転部20が構成され、運転部20におけるボンネット5の後部にダッシュボード6が設けられている。このダッシュボード6内に図示せぬステアリングコラムが設けられ、このステアリングコラムに支持されたハンドル軸の上端には、走行操作を行う丸型のステアリングハンドル7や、機体の前後進を切り替えるための図示せぬレバー等が側方から突出するように配設されている。
ステアリングハンドル7の後方にシート(図略)が配設され、該シートの近傍に主変速レバーや副変速レバーやTPO変速レバーが配設されている。ダッシュボード6とシートとの間の下方にステップ12が配設され、シートの側方位置であって機体左右両側方に燃料タンク21が設けられている。該燃料タンク21はフェンダ40の外側面に取り付けられており、該フェンダ40はホイール仕様とした場合にも使用できるものであり、クローラ仕様とホイール仕様と共通の部品としてコスト低減化を図っている。
また、運転部20の外周がアウターフレーム22によって枠組みされ、機体後端部には、各種作業機を装着するための三点リンク式の装着装置13が設けられている。但し装着構成は限定するものではない。
また、運転部20の外周がアウターフレーム22によって枠組みされ、機体後端部には、各種作業機を装着するための三点リンク式の装着装置13が設けられている。但し装着構成は限定するものではない。
クローラ式走行装置1においては、トラックフレーム14の前端部に図示せぬフロントアクスルケースが固設され、このフロントアクスルケースに支持された駆動軸15に駆動スプロケット16が支持されている。一方、トラックフレーム14の後端部には、アイドラ(従動スプロケット)17が回転自在に支持されている。駆動スプロケット16とアイドラ17との間において、トラックフレーム14に転輪18・18・・・が回転自在に支持され、駆動スプロケット16とアイドラ17と転輪18・18・・・との周囲がクローラベルト19で巻回されている。
次に、バランスウエイトの取付について説明する。
バランスウエイト24は図1、図2、図3に示すように、機体前部左右両側と機体前後中央左右両側であって、機体左右最大幅内に装着可能に構成している。
前部バランスウエイト装着部50はメインフレーム(エンジンフレーム)4前端の左右両側よりウエイトブラケット45を側方に突設し、該ウエイトブラケット45にバランスウエイト24を装着可能としている。本実施例では後述するバランスウエイト24のフック部材32を係止するようにし、クローラ式走行装置1の前方に配置している。
このように構成することにより、バンパー前端にバランスウエイト24を装着するよりも全長が長くならず、旋回半径を大きくすることがなく、また、バランスウエイト24を多く装着することが可能となる。更に、機体前端に装着する作業機が左右偏心して装着される場合などでは、バランスウエイト24の数を調整して、左右の重量バランスを均衡させることも可能となる。
バランスウエイト24は図1、図2、図3に示すように、機体前部左右両側と機体前後中央左右両側であって、機体左右最大幅内に装着可能に構成している。
前部バランスウエイト装着部50はメインフレーム(エンジンフレーム)4前端の左右両側よりウエイトブラケット45を側方に突設し、該ウエイトブラケット45にバランスウエイト24を装着可能としている。本実施例では後述するバランスウエイト24のフック部材32を係止するようにし、クローラ式走行装置1の前方に配置している。
このように構成することにより、バンパー前端にバランスウエイト24を装着するよりも全長が長くならず、旋回半径を大きくすることがなく、また、バランスウエイト24を多く装着することが可能となる。更に、機体前端に装着する作業機が左右偏心して装着される場合などでは、バランスウエイト24の数を調整して、左右の重量バランスを均衡させることも可能となる。
次に、本発明に係る側部バランスウエイト装着部51の構成について説明する。
側部ウエイト装着部51は作業車両の機体前後略中央部の左右両側に配置され、該ウエイト装着部はウエイトブラケット23により構成され、クローラ式走行装置1よりも側方にはみ出ないように配置している。
図1及び図2に示すように、作業車両の前後方向略中央に位置する、運転部20において、その下面に左右方向にフロアを設けて、その両側にステップ12が配置され、該ステップ12の前部にウエイトブラケット23を着脱可能に固設している。以下、その詳細を説明する。
図4において、ステップ12は運転部20のシートの前方下部及びフェンダー40の前端下部と、ダッシュボード6の下部との間に左右方向に配置されるフロアの左右両側に配置され、該ステップ12はクローラベルト19の上方に位置して乗降を容易としている。該ステップ12は直方体形状に構成され、後端は前記フェンダー40の前部に固設され、前部はステップブラケット39の上面に固設される。該ステップブラケット39はメインフレーム4の側面に固設される。
側部ウエイト装着部51は作業車両の機体前後略中央部の左右両側に配置され、該ウエイト装着部はウエイトブラケット23により構成され、クローラ式走行装置1よりも側方にはみ出ないように配置している。
図1及び図2に示すように、作業車両の前後方向略中央に位置する、運転部20において、その下面に左右方向にフロアを設けて、その両側にステップ12が配置され、該ステップ12の前部にウエイトブラケット23を着脱可能に固設している。以下、その詳細を説明する。
図4において、ステップ12は運転部20のシートの前方下部及びフェンダー40の前端下部と、ダッシュボード6の下部との間に左右方向に配置されるフロアの左右両側に配置され、該ステップ12はクローラベルト19の上方に位置して乗降を容易としている。該ステップ12は直方体形状に構成され、後端は前記フェンダー40の前部に固設され、前部はステップブラケット39の上面に固設される。該ステップブラケット39はメインフレーム4の側面に固設される。
そして、ステップ12の上面の前部に、ウエイトブラケット23を固設するための固定部12aを形成している。該固定部12aはダッシュボード6下部の側方に位置し、ウエイトブラケット23を固定してバランスウエイト24を装着した状態において、バランスウエイト24とフェンダー40の間に十分な空間を有し乗降の邪魔にならないように配置される。但し、ウエイトブラケット23はステップブラケット39またはメインフレーム4に固定する構成とすることも可能である。更に、ウエイトブラケット23に装着したバランスウエイト24の前後方向の位置は、クローラベルト19の接地面の前端(図1のL2)、つまり、最前部に位置する転輪18よりも後部に位置し、かつ、クローラ式走行装置1の前後方向中央(図1のL1)よりも前方に配置し、上側のクローラベルト19にできるだけ近い位置に配置している。つまり、クローラベルト19の接地面前端近傍の上方であって、できるだけ低い位置であり、機体の左右両端に近い位置にバランスウエイト24・24が位置するように構成されている。
こうして、該ウエイトブラケット23にバランスウエイト24・24を設置することで、クローラ部の接地面圧を増加させることができ、走行操作を安定させることが可能となり、後部に装着した作業機の昇降動作に対しても機体は安定した状態となり、牽引力も増加させることができるので、作業性の向上も図ることができる。更に、ウエイトブラケット23は低い位置で両側にあるため、重量調整のための着脱操作も容易に行なうことができる。
また、前部または後部に装着する作業機の重量に合わせて、前記前部バランスウエイトと側部バランスウエイトを組み合わせて装着することにより、更に重量バランスを良好にし、接地圧も高めて作業性を向上させることができるのである。
また、前部または後部に装着する作業機の重量に合わせて、前記前部バランスウエイトと側部バランスウエイトを組み合わせて装着することにより、更に重量バランスを良好にし、接地圧も高めて作業性を向上させることができるのである。
そして、前記ステップ12の固定部12aには複数個の螺子孔が開口されており、上面と前面に螺子孔が開口さている。ウエイトブラケット23は、掛止部材28を運転部側(機体左右中央側)へ向けた状態で、該ステップ12の前上面に載置してボルトにより固定する。(尚、ウエイトブラケット23の構造については、後述する。)即ち、図6に示すように、該ウエイトブラケット23・23は、ダッシュボード6を挟んで互いに対峙するように配置され、ボルトにより着脱可能に取り付けられる。但し、ボルトの位置は限定するものではなく、また、ステップ12とウエイトブラケット23とステップブラケット39を一体的に固定する構成であっても良い。また、前記螺子孔は図5に示すように、ウエイトブラケット24を離脱した場合には専用キャップ36等で塞ぐことにより、美観の維持及び異物の侵入を防ぐことができる。
[ウエイトブラケット]
次に、本発明に係るウエイトブラケット23・23は左右対称に構成されるため、その構造を進行方向左側に取り付けられるウエイトブラケット23について説明する。
図7は、ウエイトブラケット23の外形を示す斜視図であり、図7における矢印方向を前方として以下説明する。
次に、本発明に係るウエイトブラケット23・23は左右対称に構成されるため、その構造を進行方向左側に取り付けられるウエイトブラケット23について説明する。
図7は、ウエイトブラケット23の外形を示す斜視図であり、図7における矢印方向を前方として以下説明する。
ウエイトブラケット23は、前後対峙して配設する板材25・26と、両板材25・26の下部を連結固定する下板27と、該下板27の上面に固着されたクッション材29と、該板材25・26の上部に横設されるフック材28と、バランスウエイト24装着時の離脱防止用ロックピン30と、により構成される。但し、ウエイトブラケット23の構成は本実施例に限定するもではなく、バランスウエイトを装着できる構成であればよい。
板部材25・26は前後平行に配置して、その間にバランスウエイト24を装着できるようにし、正面視略三角形状に構成して、上部を機体左右中央側に膨出させて、右側にフック材28と離脱防止用ロックピン30を上部に、下板27を下部に前後水平方向に横設している。このとき、板部材25は前位置に、板部材26は後位置に配設され、該板部材25と該板部材26とは、上部を同一形状とし、下部は板部材25が板部材26よりも下方に長く構成している。なお、板部材25の下部にはステップ12に固定するための螺子孔が開口されている。
下板27は、平面視略矩形の板材からなり、板部材25の下部側面と板部材26の下面に架設し、ステップ12の上面に載置固定するように、後部に螺子孔が開口されている。該板部材25・26の間の下板27の上面にクッション材29が貼設され、バランスウエイト24のセット時における、衝撃を吸収するようにしている。
フック28は側面視矩形の板部材からなり、板部材25・26の上部右側において、平面部を前後方向に向けて垂設され、後述するバランスウエイト24の掛止用部材として利用される。
フック28は側面視矩形の板部材からなり、板部材25・26の上部右側において、平面部を前後方向に向けて垂設され、後述するバランスウエイト24の掛止用部材として利用される。
ロックピン30は、棒状部材で構成され、前記板部材25・26の上端左部において、挿脱可能に配設される。このロックピン30はバランスウエイト24を前記フック28に掛止した状態で、板部材25・26間に横架することで、バランスウエイト24の右上部が係止されて、バランスウエイト24が離脱しないようにしている。また、ロックピン30の前後一側端部に圧縮コイルバネ41が配設され、前後他側のロックピン30先端部に、貫通孔が設けられている。こうして、ロックピン30装着時においては、該圧縮コイルバネ41による、抜き方向への外力を常に付加させると同時に、該貫通孔にスナップピン35を挿入することで、該ロックピンの脱離を防ぐ構造が設けられてる。
[バランスウエイト]
次に、本発明に使用する、バランスウエイト24の構造について説明する。
図11は、バランスウエイト24の外形を示す斜視図であり、矢印の方向を前方として以下説明する。
次に、本発明に使用する、バランスウエイト24の構造について説明する。
図11は、バランスウエイト24の外形を示す斜視図であり、矢印の方向を前方として以下説明する。
バランスウエイト24は、本体31と、該本体31の左右一側一端に設けられるフック部材32と、上部に配置される取っ手33と、により構成される。
本体31は、略直方体状に構成され、設定重量を具備するよう、一定の厚みを有する。該本体31の上中央部には、凹型の窪みが形状され、該窪みに取っ手33が形成されている。
本体31は、略直方体状に構成され、設定重量を具備するよう、一定の厚みを有する。該本体31の上中央部には、凹型の窪みが形状され、該窪みに取っ手33が形成されている。
フック部材32は、本体31右側上部から右下方へ逆L字状に突設したものであり、本体31とフック部材32の間に、下方に開放して形成される溝部34は前記ウエイトブラケット23のフック28に掛止可能に構成されている。
取っ手33は、円形断面形状を有する棒状部材からなり、前記本体31の上中央部に形成した上方に開放する凹型の窪みの上部に、取っ手33の両端部を挿嵌して固設する構成としている。但し、取っ手33の形状については、特に限定するものではなく、手で握り持ち運ぶことができる構成であればよい。
12 ステップ
23 ウエイトブラケット
24 バランスウエイト
28 掛止部材
40 フェンダー
23 ウエイトブラケット
24 バランスウエイト
28 掛止部材
40 フェンダー
Claims (4)
- クローラ式走行装置により走行し、後部に作業機を装着可能とする作業車両において、機体前後略中央部、かつ、左右両側にバランスウエイトを着脱可能とするウエイト装着部を設けたことを特徴とする作業車両。
- 前記ウエイト装着部は、運転部のダッシュボード両側のステップ前部上に設けたことを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
- 前記ウエイト装着部は、クローラベルト接地面前端よりも後方であって、クローラ式走行装置の前後中央部よりも前方に配置したことを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
- 前記ウエイト装着部は、底部上面にクッション材を配設したことを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005304054A JP2007112233A (ja) | 2005-10-19 | 2005-10-19 | 作業車両 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
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---|---|
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ID=38094824
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JP2005304054A Pending JP2007112233A (ja) | 2005-10-19 | 2005-10-19 | 作業車両 |
Country Status (1)
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8118326B2 (en) | 2010-07-12 | 2012-02-21 | Husqvarna Professional Products, Inc. | Toolless quick detach weight system |
US8613338B2 (en) | 2010-06-18 | 2013-12-24 | Cnh America Llc | Flat plate front frame for a tractor having ballast, bumper, and tow cable connections |
JP2020105866A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-09 | コベルコ建機株式会社 | 作業機 |
JP7436271B2 (ja) | 2020-04-09 | 2024-02-21 | ヤンマーホールディングス株式会社 | トラクタ |
-
2005
- 2005-10-19 JP JP2005304054A patent/JP2007112233A/ja active Pending
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