JPH0576901U - スイッチエスカッション - Google Patents
スイッチエスカッションInfo
- Publication number
- JPH0576901U JPH0576901U JP1769492U JP1769492U JPH0576901U JP H0576901 U JPH0576901 U JP H0576901U JP 1769492 U JP1769492 U JP 1769492U JP 1769492 U JP1769492 U JP 1769492U JP H0576901 U JPH0576901 U JP H0576901U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- escutcheon
- present
- membrane
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 内装部品に取付けられるパワーウインドース
イッチ等のスイッチエスカッションを簡単かつ確実に内
装部品に取付けることができ、かつ内装部品の強度の低
下を防止することを目的とする。 【構成】 スイッチエスカッション20を、2枚のフレ
キシブルシート21,22をベースとして、このフレキ
シブルシート21,22の対向面に接点30,40を設
けるとともに、両フレキシブルシート21,22間に絶
縁シート50を介挿したメンブレンスイッチ60として
形成する。
イッチ等のスイッチエスカッションを簡単かつ確実に内
装部品に取付けることができ、かつ内装部品の強度の低
下を防止することを目的とする。 【構成】 スイッチエスカッション20を、2枚のフレ
キシブルシート21,22をベースとして、このフレキ
シブルシート21,22の対向面に接点30,40を設
けるとともに、両フレキシブルシート21,22間に絶
縁シート50を介挿したメンブレンスイッチ60として
形成する。
Description
【0001】
この考案は、自動車用内装部品に取付けられるスイッチエスカッションに関す るもので、特に、内装部品の強度低下をもたらすことがなく、しかも内装部品に 簡単に取付けられるスイッチエスカッションに関する。
【0002】
図8,図9は内装部品の一例であるドアトリムに装着されるスイッチユニット を示すもので、このスイッチユニット1は、ドアトリム2のアームレスト2aの 上面に開設される開口2bを通じてドアトリム2内部に嵌め込み固定される。
【0003】 そして、このスイッチユニット1の構成は、ユニット本体3と、ユニット本体 3内部のスイッチ機構を作動させる操作用つまみ4と、ユニット本体3の表面側 を覆うエスカッションパネル5とから構成されている。
【0004】 さらに詳しくは、ユニット本体3内部には、接点6a,6bを含むスイッチ機 構6およびサーキット7等が内蔵されており、このスイッチ機構6は操作用つま み4の操作により開閉する。
【0005】 また、操作用つまみ4はエスカッションパネル5に開設された開口5aを通し て室内側にその表面が臨むように取付けられている。
【0006】
このように従来のスイッチユニット1においては、ドアトリム2の開口2bに 嵌め込み固定する構成であり、ドアトリム2に開口2bを形成するため、ドアト リム2の強度が低下し、所望の剛性が確保できないという不具合が指摘されてい る。
【0007】 さらに、エスカッションパネル5周縁部とドアトリム2との間の隙間にゴミが たまりやすく、体裁上、並びに衛生上好ましくないとともに、車室内の環境温度 の変動により、エスカッションパネル5の取付が緩み、ガタついたりするという 不具合も同時に指摘されている。
【0008】 この考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、本考案の目的とすると ころは、スイッチエスカッションの内装部品への取付を簡単かつ確実に行なうこ とができ、しかも内装部品の強度低下を招くことがない実用価値の高いスイッチ エスカッションを提供することにある。
【0009】
上記目的を達成するために、本考案は、内装部品の表面側所定箇所に取付けら れるスイッチエスカッションにおいて、 前記スイッチエスカッションは、絶縁シートを介挿した2枚のフレキシブルシ ートの対向面に接点が設置されてなるメンブレンスイッチが形成されていること を特徴とする。
【0010】 さらに、メンブレンスイッチは、一連の接点群を連続的にスライド操作するこ とにより段階的に作動することを特徴とする。
【0011】 また、本考案は、表側のフレキシブルシートのメンブレンスイッチ設定箇所に 凹部が形成されていることを特徴とする。
【0012】
以上の構成から明らかなように、内装部品の表面側に取付けられるスイッチエ スカッションにメンブレンスイッチを形成したため、このスイッチエスカッショ ンと別体のスイッチサーキットとを接続するだけでよいため、従来内装部品に開 設していた取付用開口が廃止できる。
【0013】 さらに、スイッチエスカッションは2枚のフレキシブルシートをベースとして いるため、内装部品の曲面形状に容易に追従する。
【0014】 加えて、メンブレンスイッチを一連の接点群により構成すれば、スイッチの誤 動作を未然に防止できる。
【0015】 また、メンブレンスイッチ設定箇所に凹部が設定されていれば、ポジショニン グが容易となる。
【0016】
以下、本考案によるスイッチエスカッションの実施例について、添付図面を参 照しながら詳細に説明する。
【0017】 図1,図2は本考案によるスイッチエスカッションの第1実施例を示すもので 、図1はスイッチエスカッションの外観図、図2はスイッチエスカッションの構 成を示す断面図である。さらに、図3,図4は本考案によるスイッチエスカッシ ョンの別実施例を示すもので、図3はメンブレンスイッチ設定箇所の構成を示す 断面図、図4は図3に示すスイッチ操作による窓ガラスの昇降状態を示す説明図 である。また、図5は本考案によるスイッチエスカッションの別実施例を示す斜 視図、図6は同スイッチエスカッションの断面図、図7は本考案によるスイッチ エスカッションのさらに別実施例の構成を示す断面図である。
【0018】 まず、図1,図2において本考案の第1実施例について説明する。
【0019】 図1において、ドアトリム10のアームレスト11の上面に本考案によるスイ ッチエスカッション20が両面テープにより接着固定されている。
【0020】 そして、本考案によるスイッチエスカッション20には、窓ガラスを昇降させ るパワーウインドー用スイッチおよびドアロック用スイッチがそれぞれメンブレ ンスイッチとして構成されていることが特徴である。
【0021】 すなわち、図2に示すように、スイッチエスカッション20は、ポリエステル 樹脂等のフレキシブルシート21,22をベースとして、このフレキシブルシー ト21,22の対向面に接点30,40が形成されており、そして、通常、この 接点30,40が接触しないように2枚のフレキシブルシート21,22間には 絶縁シート50が接点部分に開口51を繰り抜いた形で介挿されている。
【0022】 このようにフレキシブルシート21,22に接点30,40を形成してなるメ ンブレンスイッチ60を設けたことにより、スイッチエスカッション20をアー ムレスト11上面に固定した後、ドアトリム10内部のスイッチユニット70に 対してハーネス71を接続するだけで、簡単に取付けられる。
【0023】 したがって、従来のようにドアトリム10にユニット取付用開口を開設する必 要がないため、内装部品の強度低下を招くことがなく、所望の剛性が得られる利 点がある。
【0024】 さらに、スイッチエスカッション20の周縁部分に隙間が生じることがないた め、ゴミ等がたまることがなく、体裁上、並びに衛生上も好ましい。
【0025】 加えて、従来のように、取付バラツキや成形収縮等によりユニットがガタつく ことがなく、長期使用によっても確実な取付強度が得られるとともに、スイッチ エスカッション20はフレキシブルシート21,22をベースとしているため、 ドアトリム10の任意な曲面形状に容易に追従できる。
【0026】 また、従来のように、操作用ノブが室内側に突出することがないため、アーム レスト11上面に手をのせた場合、違和感を与えないとともに、外観もシンプル である。
【0027】 尚、表側のフレキシブルシート21の表面に装飾シートを貼着すれば、装飾性 を高めることができるとともに、メンブレンスイッチ20の設定箇所にマーキン グを印刷等により形成すれば、スイッチの操作性が向上する。
【0028】 次いで、図3,図4は本考案によるスイッチエスカッション20の第2実施例 を示すものであり、図3はメンブレンスイッチの操作状態、図4はパワーウイン ドーの昇降状態をそれぞれ示す説明図である。
【0029】 本実施例におけるメンブレンスイッチ60は、フレキシブルシート21,22 に複数の接点群31,32,…36、41,42,…46が形成されており、図 3に示すように、メンブレンスイッチ60を連続的にスライド操作することによ り、接点31,41の閉成、接点32,42の閉成…と連続的に各接点を開成す ることにより、図4に示すように、ウインドーガラス80の昇降位置をA,B, C…Fの如く、段階的に調整するように工夫されており、このことにより誤動作 による手,首等の挟み込みが防止でき、安全上好ましいという付随的な効果があ る。
【0030】 次いで、図5,図6は本考案によるスイッチエスカッション20のさらに別実 施例を示すもので、本実施例では、表側のフレキシブルシート21のメンブレン スイッチ60設定箇所に凹部90が設定されているため、この凹部90形状に沿 って指をガイドすれば、スイッチの操作性が向上するとともに、夜間使用時に特 に使い勝手に優れるという効果がある。
【0031】 次いで、図7は本考案によるスイッチエスカッション20の別実施例を示すも ので、視認性を高めるために、メンブレンスイッチ60設定箇所にLED(発光 ダイオード)91を設定して、ポジショニングを容易にした実施例である。
【0032】
以上説明した通り、本考案によるスイッチエスカッションは、以下に記載する 格別の作用効果を有する。
【0033】 (1)本考案はスイッチエスカッションにメンブレンスイッチを設けたものであ るから、従来のようにユニットを取付けるための取付用開口を内装部品に開設す る必要がないため、内装部品の強度が低下することがなく、所望の剛性が得られ るという効果を有する。
【0034】 (2)本考案によるスイッチエスカッションは内装部品の表面所定箇所に簡単に 取付けることができるため、従来のエスカッションパネルのように取付誤差や収 縮誤差等によりグラつくおそれがなく、かつエスカッションパネル周縁と内装部 品との間の隙間にゴミ等がたまらないため、体裁上ならびに衛生上も好ましいと いう効果を有する。
【0035】 (3)本考案によるスイッチエスカッションはフレキシブルシートをベースとし ているため、内装部品の曲面形状に容易に追従することができ、内装部品の造形 自由度を自由に設定できるという効果を有する。
【0036】 (4)請求項2記載の考案によれば、スイッチの誤動作による手,首等の挟み込 みが未然に防止できるため、安全上好ましいという効果を有する。
【0037】 (5)請求項3記載の考案によれば、凹部形状に沿って指をガイドすれば、操作 性が向上するという効果を有する。
【図1】本考案の第1実施例を示すスイッチエスカッシ
ョンの外観図。
ョンの外観図。
【図2】図1中II−II線断面図。
【図3】本考案の第2実施例であるスイッチエスカッシ
ョンの構成を示す断面図。
ョンの構成を示す断面図。
【図4】図3に示すメンブレンスイッチの作動によるウ
インドーガラスの昇降状態を示す説明図。
インドーガラスの昇降状態を示す説明図。
【図5】本考案の第3実施例であるスイッチエスカッシ
ョンを示す斜視図。
ョンを示す斜視図。
【図6】図5中VI−VI線断面図。
【図7】本考案の第4実施例の構成を示すスイッチエス
カッションの断面図。
カッションの断面図。
【図8】従来のユニットパネルをドアトリムに取付ける
状態を示す斜視図。
状態を示す斜視図。
【図9】従来のスイッチユニットの構成を示す断面図。
10 ドアトリム 11 アームレスト 20 スイッチエスカッション 21,22 フレキシブルシート 30(31,32…36),40(41,42…46)
接点 50 絶縁シート 60 メンブレンスイッチ 70 スイッチユニット 71 ハーネス 80 昇降ウインドー 90 凹部 91 LED
接点 50 絶縁シート 60 メンブレンスイッチ 70 スイッチユニット 71 ハーネス 80 昇降ウインドー 90 凹部 91 LED
Claims (3)
- 【請求項1】 内装部品(10)の表面側所定箇所に取
付けられるスイッチエスカッション(20)において、 前記スイッチエスカッション(20)は、絶縁シート
(50)を介挿した2枚のフレキシブルシート(21,
22)の対向面に接点(30,40)が設置されてなる
メンブレンスイッチ(60)が形成されていることを特
徴とするスイッチエスカッション。 - 【請求項2】 1つのメンブレンスイッチ(60)は、
一連の接点群(31,32…,41,42…)を連続的
にスライド操作することにより段階的に作動することを
特徴とする請求項1記載のスイッチエスカッション。 - 【請求項3】 表側のフレキシブルシート(21)のメ
ンブレンスイッチ(60)設定箇所に凹部(90)が設
定されていることを特徴とする請求項1記載のスイッチ
エスカッション。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1769492U JPH0576901U (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | スイッチエスカッション |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1769492U JPH0576901U (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | スイッチエスカッション |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0576901U true JPH0576901U (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=11950917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1769492U Withdrawn JPH0576901U (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | スイッチエスカッション |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0576901U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007505463A (ja) * | 2003-09-09 | 2007-03-08 | レクティセル エヌ.ヴィー. | 電気スイッチモジュール |
-
1992
- 1992-03-30 JP JP1769492U patent/JPH0576901U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007505463A (ja) * | 2003-09-09 | 2007-03-08 | レクティセル エヌ.ヴィー. | 電気スイッチモジュール |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960606 |