JPH0576769U - 感光性平版印刷版用ガム液塗布装置 - Google Patents

感光性平版印刷版用ガム液塗布装置

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JPH0576769U
JPH0576769U JP1541992U JP1541992U JPH0576769U JP H0576769 U JPH0576769 U JP H0576769U JP 1541992 U JP1541992 U JP 1541992U JP 1541992 U JP1541992 U JP 1541992U JP H0576769 U JPH0576769 U JP H0576769U
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JP
Japan
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gum solution
gum
pipe
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discharge port
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JP1541992U
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仁志 戸川
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Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガム液吐出用パイプの吐出口を詰まりにくく
する。 【構成】 ガム液塗布装置は、感光性平版印刷版にガム
液を塗布するガム液塗布装置であり、ガム液供給パイプ
6と、回動機構31とを備えている。ガム液供給パイプ
6には、ガム液吐出口6bが形成されている。回動機構
31は、吐出口6bが下方に配置された第1姿勢と上方
に配置された第2姿勢との間でガム液供給パイプ6を回
動させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は塗布装置に関し、特に、現像処理後の感光性平版印刷版にガム液を塗 布するためのガム液塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
画像が焼き付けられた感光性平版印刷版は、自動現像装置内で搬送ラインに沿 って搬送されながら連続的に処理される。すなわち、感光性平版印刷版は現像部 で現像液により現像処理され、水洗部で水洗液により水洗処理された後に、リン ス処理部でリンス液によりリンス処理される。
【0003】 続いて、感光性平版印刷版はガム液塗布装置に供給され、ガム液塗布処理が施 される。ガム液塗布装置内には、感光性平版印刷版にガム液を供給するものとし て、ガム液吐出用パイプが設けられている。ガム液吐出用パイプの下部には複数 のガム液吐出口が形成されており、供給されたガム液を吐出口から滴下させて、 下方の印刷版にガム液を塗布する。
【0004】 塗布終了後には、ガム液吐出用パイプ内に残ったガム液が、吐出口を詰まらせ てしまうことがある。すると、次回にガム液塗布作業を行う際に、ガム液の供給 を良好に行うことができない。 そこで、実開平1−166346号公報では、ガム液吐出用パイプを一方の端 部が他方の端部より下方に位置するように傾斜して配置し、下方の端部にドレン 口を設けている。その装置では、ガム液塗布作業終了後に、ドレン口を開けてパ イプ内部のガム液を排出する。
【0005】 しかし、前記従来のガム液塗布装置では、パイプの傾斜角をそれほど大きくす ることができないので、パイプ下部に形成されたガム液吐出口にはガム液が残留 し易い。 本考案の目的は、ガム液吐出用パイプの吐出口を詰まりにくくすることにある 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るガム液塗布装置は、感光性平版印刷版にガム液を塗布するガム液 塗布装置である。この装置は、ガム液吐出用パイプと、回動手段とを備えている 。前記ガム液吐出用パイプにはガム液吐出口が形成されている。前記回動手段は 、吐出口が下方に配置された第1姿勢と上方に配置された第2姿勢との間でパイ プを回動させる。
【0007】
【作用】
本考案に係るガム液塗布装置では、ガム液供給時には、回動手段がガム液吐出 用パイプを第1姿勢に回動し、吐出口を下方に配置する。一方、ガム液塗布作業 が終われば、回動手段がガム液吐出用パイプを第2姿勢に回動し、吐出口を上方 に配置する。これにより、パイプ内に残留したガム液が吐出口を詰まらせるのを 防ぐことができる。
【0008】
【実施例】
図1には、本考案の一実施例としてのガム液塗布装置が示されている。ガム液 塗布装置は、ガム液塗布部1と、ガム液塗布部1の後段に配置された乾燥部2と から主に構成されている。ガム液塗布部1の図右側には台19が配置されている 。そして、ガム液塗布部1の前側板には、台19から印刷版をガム液塗布部1に 導くための横方向に延びるスリット1aが形成されている。
【0009】 ガム液塗布部1では、スリット1aの近傍に、上下1対のローラ3a,3bか らなる搬送ローラ対3が配置されている。搬送ローラ対3の後方(即ち乾燥部2 側)には、同じく上下1対のローラ4a,4bからなる塗布ローラ対4が配置さ れている。各ローラ対3,4は、印刷版を斜め下方に送り出すようにほぼ同じ角 度で傾斜している。塗布ローラ対4の上側ローラ4aの斜め上方には、ガム液均 一化ローラ5が配置されている。上側ローラ4aとガム液均一化ローラ5との間 の上方には、ガム液供給パイプ6が配置されている。各ローラ3,4,5は、ガ ム液塗布部1の図示しない両側板に支持されており、また図示しない駆動源に連 結されている。
【0010】 搬送ローラ対3の上側ローラ3aと下側ローラ3bとは、図2に示すように、 その軸芯部が軸受16により回転自在に支持されている。塗布ローラ対4の上側 ローラ4aと下側ローラ4bとは、その軸芯部が軸受17により回転自在に支持 されている。また、ガム液塗布部1の側板には、軸受16,17の上側ローラ3 a,4aの下部に対応する部分に、カム孔18aと、カム孔18a内に配置され たカムピン18bとからなるカム機構が配置されている。カムピン18bは、図 示しないレバー機構に連結されており、レバー機構を操作することによりカム孔 18a内を移動して、上側ローラ3a,4aの軸芯部を上方に押し上げることが 可能である。
【0011】 ガム液供給パイプ6には、図示しないガム液タンクからポンプを介して内部に ガム液が供給される。またパイプ6は、下部に設けられた複数のガム液吐出口6 b(図5)から、ガム液を上側ローラ4aとガム液均一化ローラ5に滴下する。 図3に、ガム液供給パイプ6を回動させるための回動機構31を示す。回動機 構31は、連結レバー18とスライダ20とレバー23とによって主に構成され ている。連結レバー18の上端は、ガム液供給ローラ6の軸芯6aに固定されて いる。連結レバー18の他端には、第1ピン22が設けられている。この第1ピ ン22は、スライダ20に形成された上下方向に延びる長孔20a内に挿入され ている。スライダ20は、塗布部1の一方の側板に固定されたスライダガイド2 1により、搬送方向前後(図3の左右)にスライド自在に支持されている。スラ イダ20の搬送方向前部(図3の左側部)には、第2ピン24が固定されている 。このピン24は、レバー23に形成された長孔23a内に挿入されている。レ バー23は中央部の支持部23bを中心に回動可能である。
【0012】 なお、図3の状態では、ガム液供給パイプ6の吐出口6bは、図5に示すよう に下端に配置されている。 乾燥部2では、ガム液塗布部1との連絡口側から、花型ローラ7,8と、花型 ローラ9a,9bからなる花型ローラ対9と、1対のローラ10a,10bから なる排出ローラ対10とが順に配置されている。花型ローラ8と上下花型ローラ 対9との間には、空気スリット11,12が上下に配置されている。花型ローラ 対9と排出ローラ対10との間には、空気スリット13,14が上下に配置され ている。空気スリット11〜14からは熱風が供給され、ガム液塗布後の感光性 平版印刷版の乾燥処理を行うようになっている。
【0013】 次に動作について説明する。 自動現像装置で現像,水洗及びリンス処理が施された感光性平版印刷版は、台 19上に載置され、スリット1aからガム液塗布部1内に挿入される。搬送ロー ラ対3の間に挿入された印刷版は、斜め下方に傾斜して塗布ローラ対4側に送り 出され、さらに乾燥部2側に送り出される。一方、ガム液供給ローラ6のガム液 吐出口6bからガム液が滴下される。このとき、回動機構31は図3の状態であ り、ガム液供給パイプ6は図5に示すように吐出口6bが下方に位置する第1姿 勢になっている。
【0014】 ガム液供給パイプ6からのガム液によって、塗布ローラ対4の上側ローラ4a とガム液均一化ローラ5との間でガム液溜まりが形成される。そして、ガム液均 一化ローラ5が回転することにより、上側ローラ4aの表面にガム液が均一化さ れて供給される。そして、このガム液により、塗布ローラ対4の間を通過する印 刷版の上面の全面にわたってガム液が均一に塗布される。
【0015】 ガム液塗布後の印刷版は、塗布ローラ対4から乾燥部2へと送り出される。印 刷版は、ガム液塗布部1と乾燥部2との間の通過口を通過し、乾燥部2内では、 花型ローラ7,8及び花型ローラ対9により水平に搬送される。このとき、空気 スリット11〜14から熱風が供給されて乾燥処理が行われる。乾燥処理終了後 の印刷版は、排出ローラ対10により外部に排出される。
【0016】 ガム液塗布作業終了後には、レバー23を図3の矢印方向に回動させる。これ により、スライダ20が図3の状態から左方向に移動し、連結レバー18が回動 して、ガム液供給ローラ6が時計方向(矢印方向)に回動する。その結果、吐出 口6bは下方に位置する図5の状態から、図6に示すように約45°回動して上 方に位置する状態(第2姿勢)になる。この結果、ガム液吐出口6bの周辺に付 着したガム液も含めてガム液吐出パイプ6内に残留したガム液はパイプ6の下部 に移動するので、パイプ6内に残留したガム液が吐出口6bを詰まらせるのを防 ぐことができる。
【0017】 〔他の実施例〕 (a) ガム液供給パイプ6を回動させる機構として、図7及び図8に示すラッ ク26とピニオン25とからなる回動機構41を用いてもよい。 ここでは、ガム液供給パイプ6には、その一端にピニオン25が固定されてい る。ピニオン25は、印刷版搬送方向前後にスライド自在なラック26に噛み合 っている。ラック26にはレバー27が連結されている。
【0018】 ガム液塗布終了後に、レバー27を図7の状態から回動させると、ラック26 が左方向にスライドしてピニオン25及びパイプ36を図の時計回りに回動させ る。その結果、図7では下方に配置されていた吐出口6bが約90°回動して、 上方に位置する図8の状態になる。これにより、パイプ6内に残留したガム液が 吐出口6bを詰まらせるのを防ぐことができる。 (b) 前記実施例では、ガム液供給パイプの回転角度を約45°または90° に設定したが、回転角度をこれら以外の角度に設定してもよい。 (c) 前記実施例では、本考案を現像装置から独立したガム液塗布装置に採用 したが、自動現像装置内に一体に組み込まれたガム液塗布装置に採用しても良い 。 (d) 前記実施例では、レバー操作によりパイプを回動したが、パイプを回転 可能に軸支して、直接パイプ端を手で回すようにしてもよい。 (e) 前記実施例では、手動によるレバー操作でパイプを回動したが、モータ やシリンダ等により自動化してもよいし、また作業終了時に自動的にパイプが回 転してもよい。
【0019】
【考案の効果】
本考案に係る感光性平版印刷版用ガム液塗布装置では、回動手段がパイプを回 動させて、吐出口が下方に配置された第1姿勢と上方に配置された第2姿勢を取 らせる。これにより、ガム液塗布作業後にパイプ内に残留したガム液が吐出口を 詰まらせるのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としてのガム液塗布装置の縦
断面概略図。
【図2】図1の拡大部分図。
【図3】パイプ回動機構の正面図。
【図4】パイプ回動機構の一動作を示す図3に相当する
図。
【図5】図3に対応するガム液供給ローラの姿勢を示す
断面図。
【図6】図4に対応するガム液供給ローラの姿勢を示す
断面図。
【図7】別の実施例の図5に相当する図。
【図8】その別の実施例の図6に相当する図。
【符号の説明】
1 ガム液塗布部 6 ガム液供給パイプ 6b ガム液吐出口 31,41 回動機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光性平版印刷版にガム液を塗布するため
    のガム液塗布装置であって、 ガム液吐出口が形成されたガム液吐出用パイプと、 前記吐出口が下方に配置された第1姿勢と上方に配置さ
    れた第2姿勢との間で前記パイプを回動させる回動手段
    と、 を備えた感光性平版印刷版用ガム液塗布装置。
JP1541992U 1992-03-24 1992-03-24 感光性平版印刷版用ガム液塗布装置 Pending JPH0576769U (ja)

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JP1541992U JPH0576769U (ja) 1992-03-24 1992-03-24 感光性平版印刷版用ガム液塗布装置

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