JPH0575409A - パルス遅延回路 - Google Patents

パルス遅延回路

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JPH0575409A
JPH0575409A JP3262985A JP26298591A JPH0575409A JP H0575409 A JPH0575409 A JP H0575409A JP 3262985 A JP3262985 A JP 3262985A JP 26298591 A JP26298591 A JP 26298591A JP H0575409 A JPH0575409 A JP H0575409A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遅延時間の設定精度が良好であって、比較的
長い遅延時間が容易に設定し得るパルス遅延回路を提供
するものである。 【構成】 入力パルスを互いに位相の反転したパルスを
得る入力回路2と、該入力回路から得られる夫々の出力
パルスを積分する第1と第2の積分器3A とそれらの積
分出力を同じ基準電圧と比較して所定の時間で出力を反
転させる第1と第2の比較器3B とからなる遅延時間設
定回路3と、該入力回路から得られる出力パルスと該遅
延時間設定回路からの出力パルスの何れかを切換手段に
よって所定の遅延時間を得る波形整形回路4とからな
り、遅延時間設定回路と波形整形回路が少なくとも一組
が設けられたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パルス遅延回路に関す
るものであって、比較的長い遅延時間を精度良く設定し
得るパルス遅延回路に係るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、パルス遅延回路は、複数のコイ
ルとコンデンサで構成されており、遅延時間を調整する
のは困難である。可変型のパルス遅延回路の一例として
は、図4に示す回路がある。図4のパルス遅延回路は、
時定数回路10と比較器11から構成されている。時定
数回路10は、トランジスタQ30のエミッタに接続され
た抵抗R10乃至Rnと、それらの抵抗の他端にコレクタ
が接続されたトランジスタQ32〜Qn と、これらのトラ
ンジスタの共通接続されエミッタに接続されたコンデン
サC10とによって構成されている。比較器11は、基準
電圧源ER と差動増幅器A0 とその出力段にエミッタホ
ロワ接続されたトランジスタQ31と負荷抵抗とによって
構成されている。時定数の調整は、夫々重み付けが行わ
れた抵抗R10乃至Rn に接続されているトランジスタQ
32乃至Qn の何れかを選択することによって設定され、
遅延時間が調整されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図4のパルス遅延回路
は、抵抗R10乃至Rn が、通常、半導体基板に作り込ま
れており、微妙な遅延時間の設定を行う為には、数多く
の抵抗を半導体基板に焼付けねばならなく、現実的でな
い。又、これらの抵抗は固定抵抗である為に微妙な遅延
時間の調整が困難である。又、トランジスタQ32乃至Q
n を作動させて遅延時間を調整しようとすると、抵抗R
10乃至Rn の抵抗値が切り換わる毎にそれらのトランジ
スタに流れる動作電流が異なる為に、そのトランジスタ
の相互コンダクタンスが変化して、時定数の正確な設定
が困難となる欠点がある。更に、遅延時間を長く設定し
たい場合には、コンデンサを大きくする必要があり、誤
差が発生し易い欠点がある。又、遅延時間を所定の値に
設定し、出力パルスのパルス幅を入力パルスのパルス幅
と等しく設定できるパルス遅延回路を形成しようとする
と容易なものではない。
【0004】本発明は、上述の如き欠点に鑑みてなされ
たもので、その主な目的は、遅延時間の設定が精度良く
達成し得ると共に、比較的長い遅延時間が容易に設定し
得るパルス遅延回路を提供するものである。又、本発明
の他の目的は、遅延時間の設定が精度良く達成し得ると
共に、入力パルスのパルス幅と等しいパルス幅の出力パ
ルスが得られるパルス遅延回路を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のパルス遅延回路
は、入力パルスを互いに位相の反転したパルスとする入
力回路2と、該入力回路から得られる夫々の出力パルス
を積分する第1と第2の積分器3A と該第1と該第2の
積分器の積分出力を同じ基準電圧と比較して所定の時間
で出力を反転させる第1と第2の比較器3B とからなる
遅延時間設定回路3と、該入力回路から得られるパルス
と該遅延時間設定回路からの出力パルスの何れかを切換
手段によって得る波形整形回路4と、前記切換回路5を
制御する遅延時間制御回路6とからなり、前記遅延時間
設定回路と波形整形回路が少なくとも一組が設けられた
ものである。
【0006】
【作用】本発明のパルス遅延回路は、入力回路を介して
入力パルスを互いに位相の反転したパルスとし、それら
のパルスを積分し、その積分出力を比較器に供給して所
定の遅延時間を設定する手段と、入力回路からのパルス
を遅延させることなく出力する手段とを組み合わせるこ
とによって、遅延時間を精度良く設定するものである。
【0007】
【実施例】図1は、本発明のパルス遅延回路の一実施例
を示すブロック図である。図に於いて、1は入力端子、
2は入力回路、31 〜3n は遅延時間設定回路、41
4n は波形整形回路、51 〜5n は切換回路、6は遅延
時間制御回路、7は出力端子である。D1 〜Dn の夫々
は、遅延時間設定回路と波形整形回路を一組として構成
した遅延回路であり、それらの遅延回路が数段に直列接
続されている。波形整形回路41 〜4n には、遅延時間
制御回路6からの制御信号が供給される切換回路51
n が接続されている。入力回路2は電路L1 を通して
遅延時間設定回路31 に接続されると共に、電路L2
通して波形整形回路41 に接続されている。波形整形回
路41 の出力端子は、遅延時間設定回路32 と波形整形
回路42 に接続され、最終段の遅延回路Dn へと接続さ
れ、波形整形回路4n に出力端子7が接続されている。
波形整形回路41 〜4n には、切換回路51〜5n が接
続され、切換回路51 〜5n は電路M1 〜Mn を通して
遅延時間制御回路6と接続されている。
【0008】本発明のパルス遅延回路の動作について図
1に基づき説明する。入力パルスは入力端子1から入力
回路2に供給され、互いに位相の反転したパルスが電路
1 を通して遅延時間設定回路31 に供給されると共
に、電路L2 を介して波形整形回路41 に供給される。
パルスが遅延時間設定回路31 に供給されると、パルス
幅が遅延時間分だけ変わり、波形整形回路41 に供給さ
れ、その出力パルスが、次段の遅延回路D2 に供給さ
れ、更に次段の遅延回路へと供給される。このようにし
て出力端子7から所定の時間遅延された出力パルスが得
られる。遅延時間制御回路6から電路M1 〜Mn を通じ
て切換回路51 〜5n に制御信号が印加されることによ
って、各波形整形回路41 〜4n が制御される。各段の
遅延時間設定回路で設定された遅延時間tdが加算されて
所定の遅延時間が設定される。因に、遅延時間制御回路
6から電路M1 を除いて電路M2 〜Mn を介して遅延解
除信号を供給したとすると、遅延回路D1 のみが動作し
て、他の遅延回路D2 〜Dn はスルー状態(遅延動作を
行わない状態)となり、出力端子7からは、遅延回路D
1 で設定された遅延時間tdの出力パルスが得られる。
【0009】因に、波形整形回路41,2 に遅延時間を
設定する為の制御信号を印加すると共に、他の波形整形
回路43 〜4n はスルー状態とする遅延解除の為の制御
信号が印加されたとすると、遅延回路D1 ,D2 はオン
状態となり、他の遅延回路D3 乃至Dn はスルー状態と
なる。この場合、遅延回路D1 で遅延されたパルスが遅
延回路D2 に供給され、更に、遅延された出力パルスが
遅延回路D3 乃至Dn をすり抜けて出力端子7から出力
される。従って、遅延回路D1,2 の遅延時間が夫々t
d であるとすると、この出力パルスの遅延時間は2td
に設定されることになる。
【0010】図2は、本発明のパルス遅延回路の最小の
構成単位である遅延時間設定回路3と波形整形回路4で
構成された遅延回路Dを示す一実施例である。遅延時間
設定回路3は、積分回路3A と比較器3B で構成されて
いる。積分回路3A は、互いに位相反転した出力パルス
がバッフア回路A1 を通してそれらのベースに供給され
るトランジスタQ1,2 と、そのエミッタに夫々並列接
続された抵抗R1 とコンデンサC1 及び抵抗R2 とコン
デンサC2とから構成されている。比較器3B は差動増
幅器A2,3 と基準電圧源E1 とによって構成されてい
る。トランジスタQ1,2 のエミッタは差動増幅器A2,
3 の入力端子に接続され、差動増幅器A1,2 の夫々
他の入力端子には基準電圧源E1 が接続されている。比
較器3B を構成する差動増幅器A2,3 の出力端子は、
トランジスタQ3,4 のベースに接続され、それらのエ
ミッタには電流源回路I1,2 が接続されると共に、夫
々波形整形回路4に接続されている。
【0011】波形整形回路4は、切換回路5の制御信号
によって、スイッチ動作する差動増幅器4A,B で構成
されたフリップ・フロップ回路である。差動増幅器4A
は、共通接続されたエミッタに電流源回路I3 が接続さ
れたトランジスタQ7,8 からなるトランジスタ差動対
5 と、電路L2 を通して入力回路3と接続されたベー
スと、負荷抵抗が接続されたコレクタをもつトランジス
タQ5,6 からなるトランジスタ差動対A4 と、トラン
ジスタQ8 のコレクタに共通接続されたエミッタが接続
されたトランジスタQ9,10, 11とによって構成され
ている。差動増幅器4B は、共通接続されたエミッタに
電流源回路I5 が接続されたトランジスタQ16, 17
らなるトランジスタ差動対A6 と、トランジスタQ16
コレクタに共通接続されたエミッタが接続されたトラン
ジスタQ13, 14, 15とで構成されている。それらの
差動増幅器4A,B の出力段はトランジスタQ12, 18
とそれらのエミッタに接続された電流源回路I4,6
らなり、トランジスタQ12のベースはトランジスタQ6,
9,10のコレクタに接続され、そのエミッタは、電流
源回路I4 とトランジスタQ14のベースに接続されてい
る。トランジスタQ18のベースはトランジスタQ5,
13, 14のコレクタに接続され、そのエミッタは電流源
回路I6 に接続されると共にトランジスタQ10のベース
に接続されている。トランジスタQ7,Q17のベースに
は、バイアス電圧源E2 が接続されると共に切換回路5
のスイッチ5A に接続される。又、トランジスタQ8,
16のベースは、切換回路5のスイッチ5B を介してバイ
アス電圧源E3 に接続されている。トランジスタQ11,
15のベースには、バイアス電圧源E4 が接続され、ト
ランジスタQ12, 18のエミッタは夫々出力端子71,
2 に接続されている。
【0012】遅延時間制御回路6によって制御されてい
る切換回路5は、トランジスタ等の電子スイッチで構成
され、スイッチ5A,B は互いに連動している。スイッ
チ5A,B をオン状態とすると、出力端子71,2 から
入力パルスとパルス幅が等しく所定の遅延時間tdのパ
ルスが出力される。トランジスタQ7,17のベースが、
スイッチ5A を介して接地され、且つトランジスタQ8,
16のベースが、スイッチ5B を介してバイアス電圧源
3 に接続されることにより、遅延時間が設定される。
【0013】以下、本発明に係るパルス遅延回路の動作
について図2と図3に基づき説明する。図2の実施例に
於いて、入力回路2に入力パルスが印加されると、図3
(A)(B)に示されるように互いに位相の反転したパルスが
電路L1 とバッファ回路A1 を通して遅延時間設定回路
3に供給されると共に、電路L2 を介して波形整形回路
4に夫々供給される。バッファ回路A1 を介してトラン
ジスタQ1,2 のベースにパルスが夫々供給され、抵抗
1 とコンデンサC1及び抵抗R2 とコンデンサC2
らなる積分器3A に供給される。トランジスタQ1,2
の出力は、トランジスタQ1,2 のベースに供給される
パルスがHレベルからLレベルに反転したとすると、図
3(C)(D)に示されるようにコンデンサC1,2 に充電さ
れた電荷が徐々に抵抗R1,2 を介して放電してトラン
ジスタQ1,2のエミッタの電位はLレベルとなる。ト
ランジスタQ1,2のベースの電位がHレベルとなる
と、再び、エミッタ電位はHレベルに反転する。コンデ
ンサC1,2 及び抵抗R1,2 は夫々等しい回路定数と
なっているので、略同一の放電曲線を描いて減衰する。
この積分器3A の出力が夫々比較器3B に供給される
と、比較器3B には、基準電圧の電位の可変が可能な基
準電圧源E1 から所定の電位の基準電圧が供給されてお
り、積分器の電位が低下して基準電圧源E1 の電位に達
すると、基準電圧源E1 と差動増幅器A2,3 からなる
比較器の出力が反転してトランジスタQ3,4 のエミッ
タからは、図3(E)(F)に示されるようにパルス幅が遅延
時間分tdだけ変化したパルスが出力される。尚、基準電
圧源E1 の電圧を調整することで遅延時間tdの微調整が
できる。
【0014】波形整形回路4は切換回路5によってスル
ー状態に設定することができると共に、切換回路5から
の信号によって、遅延されたパルスの波形整形がなされ
る。波形整形回路4には、遅延時間設定回路3の接続点
1,2 からは、図3(E)(F)に示されるパルスと、図3
(A)(B)に図示されるパルスが電路L2 を介して供給され
る。切換回路5のスイッチ5A,B がオン状態である
と、トランジスタQ7,17のベースはスイッチ5A を介
して接地され、トランジスタQ8,16のベースは、スイ
ッチ5B を介して電圧源E3 に接続される。従って、ト
ランジスタQ7,17はオフ状態となり、トランジスタQ
5,6 からなるトランジスタ差動対A4 は遮断状態にな
る。従って、電路L2 を介して入力回路2から供給され
るパルスは、遮断された状態となる。。
【0015】又、切換回路5のスイッチ5B がオン状態
であると、トランジスタQ8,16のベースにスイッチ5
B を介して電圧源E3 が接続された状態となり、トラン
ジスタQ8,16はバイアス電圧が印加された状態とな
る。トランジスタQ13,Q9 のベースには、接続点P1,
2 から図3(E)(F)に示されるようなパルスが夫々供給
され、トランジスタQ9 のベースにLレベルの電位が印
加されると、トランジスタQ12はオン状態となり、出力
端子71 はHレベルに設定される(図3(H))。同時
にトランジスタQ14のベースはHレベルの電位に保持さ
れているので、トランジスタQ14はオン状態となってい
る。トランジスタQ13のベースには、Hレベルの電位が
印加され、トランジスタQ13はオン状態となっており、
従って、トランジスタQ18はオフ状態に設定され、出力
端子72 はLレベルに設定されている(図3(G))。
【0016】一方、トランジスタQ9 のベースはLレベ
ルの電位が印加され、トランジスタQ12がオン状態であ
る場合、接続点P1 からトランジスタQ13のベースにL
レベルの電位が印加されると、トランジスタQ14のベー
スがHレベルの電位が印加されているので、トランジス
タQ18はオフ状態を維持しており、出力端子72 はLレ
ベルに保持されている。次に、トランジスタQ9 のベー
スにHレベルの電位が印加されると、トランジスタQ10
がオフ状態に設定されているので、トランジスタQ
12は、オフ状態となり、出力端子71 は、Hレベルから
Lレベルに反転する。このようにして出力端子71 から
図3(H) に示すようなパルスが得られると共に、出力端
子72 から図3(G) に示すような出力パルスが得られ
る。又、出力パルスのパルス幅は、図3(G)(H)に示され
るように入力パルスのパルス幅と等しいパルスが出力さ
れる。差動増幅器4A,B のトランジスタQ10,
14は、夫々他方の差動増幅器の出力によって制御されて
おり、これらのトランジスタがオフ状態に設定されてい
ない限り、出力端子71,2 の電位は反転しない。
【0017】切換回路5のスイッチ5A,B がオフ状態
となったとすると、トランジスタQ7,17のベースにバ
イアス電圧源E2 が接続されてオン状態となり、トラン
ジスタQ8,16がオフ状態となるので、遅延時間設定回
路3からのパルスは遮断され、差動対トランジスタA4
が作動状態となり、入力回路2から供給されるパルスが
遅延されることなくトランジスタQ12, 18を介して出
力される。所謂、波形整形回路はスルー状態に設定され
る。従って、遅延時間tdを設定したものと、設定しなか
った遅延回路との組合せて比較的長い遅延時間が設定で
きる。
【0018】
【発明の効果】本発明のパルス遅延回路は、遅延時間設
定回路と波形整形回路を一組とする遅延回路が少なくと
も一つ具えられており、遅延時間設定回路に具えられて
いる比較器に供給される基準電圧の電位を調整すること
によって、個々の遅延回路の遅延時間が設定される。更
に、切換回路からの制御信号に基づいて波形整形回路を
制御するようになされており、所定の遅延回路に供給さ
れるパルスは遅延され、他の遅延回路に供給されるパル
スはスルー状態に制御され、短い遅延時間から比較的長
い遅延時間を精度よく且つ容易に設定できる利点があ
る。又、本発明のパルス遅延回路は、出力パルスのパル
ス幅が入力パルスと等しい値に設定することができる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパルス遅延回路の一実施例を示す回路
図である。
【図2】本発明のパルス遅延回路のより具体化した一実
施例を示す回路図である。
【図3】本発明に係るパルス遅延回路の動作波形を示す
回路図である。
【図4】従来のパルス遅延回路の一例を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 入力端子 2 入力回路 3 積分回路3A と比較器3B からなる遅延時間設定回
路 4 差動増幅回路4A,B からなる波形整形回路 5 スイッチ5A,B からなる切換回路 6 遅延時間制御回路 7,71,2 出力端子 A1 バッフア回路 A2,3 差動増幅器 A4,5,6 トランジスタ差動対 C1,2 コンデンサ D, 1 〜Dn 遅延回路 E1 基準電圧源回路 E2 〜E4 バイアス電圧源回路 I1 〜I6 電流源回路 Q1 〜Q18 トランジスタ R1,2 抵抗

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力パルスを互いに位相の反転したパル
    スとして出力する入力回路2と、該入力回路から供給さ
    れる夫々のパルスを積分する第1と第2の積分器と該第
    1と該第2の積分器からの積分出力が入力されると共に
    該積分出力が同じ電位の基準電圧と比較されて所定の遅
    延時間で夫々出力を反転させる第1と第2の比較器とか
    らなる遅延時間設定回路3と、該入力回路と該遅延時間
    設定回路の出力パルスが夫々印加されると共に該遅延時
    間設定回路からの出力パルスの何れかを選択する切換回
    路5を具える波形整形回路4と、前記切換回路を制御し
    て遅延時間を設定する遅延時間制御回路6とからなり、
    前記遅延時間設定回路と波形整形回路が少なくとも一組
    が設けられており、最終段の波形整形回路から該入力パ
    ルスとパルス幅が等しく遅延されたパルスを得ることを
    特徴とするパルス遅延回路。
  2. 【請求項2】 前記波形整形回路が、共通接続されたエ
    ミッタに第1の電流源回路I3 が接続された第1と第2
    のトランジスタからなる第1のトランジスタ差動対
    5 、前記入力回路2から互いに位相の反転したパルス
    が供給される該第1のトランジスタのコレクタに共通接
    続されたエミッタを接続した第3と第4のトランジスタ
    からなる第2のトランジスタ差動対A4 、及び該第2の
    トランジスタのコレクタに共通接続されたエミッタが接
    続された第5乃至第7のトランジスタからなる第1の差
    動増幅器4A と、共通接続されたエミッタに第2の電流
    源回路I5 が接続された第8と第9のトランジスタから
    なる第3のトランジスタ差動対A6 、及び該第8のトラ
    ンジスタのコレクタに共通接続されたエミッタが接続さ
    れた第10乃至第12のトランジスタからなる第2の差
    動増幅器4B と、そのエミッタが第3の電流源回路I4
    と該第11のトランジスタのベースに接続され、そのベ
    ースが前記第3と第5と第6のトランジスタの共通接続
    されたコレクタに接続された第13のトランジスタQ12
    と、そのエミッタが第4の電流源回路I6 と該第6のト
    ランジスタのベースに接続され、そのベースが前記第4
    と第10と第11のトランジスタの共通接続されたコレ
    クタに接続された第14のトランジスタQ18と、前記第
    1と第9のトランジスタのベースに接続された第1のバ
    イアス電圧源E2 と、前記第1と第9のトランジスタの
    ベースを接地する為のスイッチ5A と、前記第2と第8
    のトランジスタのベースに該第1のスイッチと連動する
    第2のスイッチ5B と、該第2のスイッチに接続された
    第2のバイアス電圧源E3 と、前記第7と第12のトラ
    ンジスタのベースに接続された第3のバイアス電圧源E
    4 とからなり、該入力回路2からの位相の反転したパル
    スが該第3と該第4のトランジスタのベースに供給され
    ると共に、前記遅延時間設定回路からのパルスが第5と
    第10のトランジスタのベースに供給されるようになさ
    れたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のパル
    ス遅延回路。
  3. 【請求項3】 前記遅延時間設定回路と波形整形回路の
    一組が数段に直列接続されたことを特徴する特許請求の
    範囲第1項記載のパルス遅延回路。
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