JPH0574322A - ガス絶縁ヒユーズユニツト - Google Patents

ガス絶縁ヒユーズユニツト

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JPH0574322A
JPH0574322A JP23066091A JP23066091A JPH0574322A JP H0574322 A JPH0574322 A JP H0574322A JP 23066091 A JP23066091 A JP 23066091A JP 23066091 A JP23066091 A JP 23066091A JP H0574322 A JPH0574322 A JP H0574322A
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JP
Japan
Prior art keywords
gas
fuse unit
attached
slip
bushing
Prior art date
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Pending
Application number
JP23066091A
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English (en)
Inventor
Masaru Miyagawa
勝 宮川
Kazuhito Horikiri
和仁 堀切
Yasufumi Nagata
恭文 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH0574322A publication Critical patent/JPH0574322A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コンパクト化を図ると共に耐環境フリーおよび
メンテナンスフリーを実現する。 【構成】上下両端に設けた作業用の開口部21a,21aを
それぞれカバー21g,21gで気密に閉止し、内部にSF
6 ガスを封入した金属製密閉容器21に、一端にヒューズ
ホルダ1aを取付け、他端にマルチラムネンバンド25を
取付けた導体26をエポキシがい管24に一体に注型して成
るスリップオン式オス形ブッシング22を気密に取付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス絶縁電気機器に用
いられる電力ヒューズに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の電力ヒューズ(以下、P
Fという)1と、計器用変圧器(以下、PTという)2
を収納した角形ガス絶縁スイッチギヤ(以下、C−GI
S)3の断面図を示す。主回路が3相の場合、一般には
3本のPF1を2台のPT2の一次側にがいし4とヒュ
ーズホルダ1aを用いて固定接続し、これらを台車5に
取付けている。この台車5の主回路とC−GIS3の主
回路の接続は、ガス気中ブッシング6を介して図示しな
いフィンガにより行っている。この台車5を前後に移動
することにより、PF1とPT2を主回路から切り離す
ことができ、C−GIS3の気中部3aには、断路位置
7を設けている。一方、他のC−GISと電気的に接続
されたケーブル母線8がT形ブッシング9に接続され、
このT形ブッシング9のガス中部3b側には、主回路導
体10が接続され、この主回路導体10がガス気中ブッシン
グ6に接続され、PF1とPT2に電気的に接続されて
いる。なお、C−GIS3のガス中部3bは、気密され
た金属性の箱体を構成しており、内部にSF6 ガス11が
充填されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
構成によるC−GIS3においては、T形ブッシング9
からガス気中ブッシング6までの間を、SF6 ガス11を
用いることによって耐環境フリー、メンテナンスフリー
および大幅なコンパクト化を図っているにもかかわら
ず、PF1とPT2が気中絶縁となっているため、これ
らが湿度や塵埃等の周囲環境の影響を受け、絶縁物沿面
が劣化する恐れがある。このため、初期性能を満足させ
るには、清掃点検等のメンテナンスが必要になってく
る。さらに、気中絶縁を用いているので、せっかくSF
6 ガス11でコンパクト化を図っても、PF1とPT2、
ガス気中ブッシング6の部分が大きくなり、全体として
はコンパクト化が図れなくなっている。そこで、本発明
の目的は、コンパクト化を図ると共に耐環境フリーおよ
びメンテナンスフリーを実現できるガス絶縁ヒューズユ
ニットを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、接地可能とし
内部に絶縁ガスを封入した気密容器と、この気密容器に
収納した電力ヒューズと、この電力ヒューズを支持する
と共に外部の主回路と摺動接触する導体部とから構成し
たものである。
【0005】
【作用】電力ヒューズが絶縁ガスを封入した気密容器中
に収納されユニット化されているので、C−GISへの
装着が容易で現地における交換の際にもガス処理が不要
となって保守作業を容易とし、さらに耐環境フリー,メ
ンテナンスフリーおよび信頼性の向上を図ることができ
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は、本発明の一実施例を示す断面図であ
る。同図において、ガス絶縁ヒューズユニット(以下、
ヒューズユニットという)20は、PF1と、このPF1
を収納しSF6 ガス11を封入した金属製密閉容器(以
下、容器という)21と、この容器21に気密に取付けられ
た一対のスリップオン式オス形ブッシング22,22で構成
される。しかして、容器21は、上下両端に作業用の開口
部21a,21aおよびOリング23,23を挿入する溝21b,
21bをそれぞれ設け、中間部の一側(同図の左側)には
容器21の内部(特に、PF1の溶断表示)が外部から見
られるようにした覗窓21cを設け、中間部の他側には一
対のスリップオン式オス形ブッシング22,22を取付ける
ための開口部21d,21dを設け、この側の上下両端にヒ
ューズユニット20をC−GIS3に固定するための固定
板21e,21fを設け、上下両端の開口部21a,21aには
それぞれOリング23,23および図示しないボルトを介し
てカバー21g,21gを気密に取付ける。ここで、上部側
の固定板21eは、水平部(上部側)と垂直部とから成
り、水平部に後述する断路器操作機構のインターロック
棒が挿入する孔21hを設けると共に垂直部にヒューズユ
ニット20をC−GISに固定するボルトの貫通孔21iを
設ける。下部側の固定板21fにはヒューズユニット20を
C−GISに固定するボルトの貫通孔21iを設ける。ま
た、スリップオン式オス形ブッシング22は、ねじ孔を有
する埋金24aを埋設したエポキシがい管24と、このエポ
キシがい管24に一体に注型され、一側(容器21側)の端
部にヒューズホルダ1aを取付け、他側の端部にマルチ
ラムネンバンド(マルチコンタクト社の商品名)25を取
付けた導体26と、エポキシがい管24の外周に同軸で設け
た半導電性ゴム24bおよび絶縁ゴム24cで構成され、容
器21の開口部21dにねじ27および図示しないパッキング
(またはOリング)を介して気密に取付けられる。ここ
で、半導電性ゴム24bおよび絶縁ゴム24cは、外周が裁
頭円錐状に形成される。
【0007】図2は、C−GIS3に取付けるスリップ
オン式メス形ブッシング30に、上記したヒューズユニッ
ト20を嵌合(接続)した状態を示す。スリップオン式メ
ス形ブッシング30は、ヒューズユニット20のスリップオ
ン式オス形ブッシング22が挿入される凹部31aを形成
し、ねじ孔を有する埋金(図示しない)を埋設したエポ
キシがい管31と、このエポキシがい管31に一体に注型さ
れ、一側に上記したマルチラムネンバンド25が摺動しな
がら挿入され嵌合(接続)される凹部32aを設け、他側
に主回路導体10を接続可能とした導体32で構成されてい
る。したがって、通電は、C−GIS側となる導体32と
ヒューズユニット20側の導体26を、マルチラムネンバン
ド25の接触により行っている。また、絶縁は、スリップ
オン式メス形ブッシング30のエポキシがい管31の凹部31
aの内面と、スリップオン式オス形ブッシング22の半導
電性ゴム24bおよび絶縁ゴム24cの外面を圧着させるこ
とにより保持している。
【0008】次に、上記したヒューズユニット20を装着
したC−GISの構成を図3を参照して説明する。C−
GIS3には、ガス中部3b側の上部に断路器35を取付
け、中間部に上記したヒューズユニット20の一対のスリ
ップオン式オス形ユニット22がそれぞれ嵌合(接続)で
きる位置に一対のスリップオン式メス形ブッシング30,
30を取付け、下部にPT2を取付ける。ここで、ガス中
部3bは、断路器35のガス室,スリップオン式メス形ブ
ッシング30のガス室,PT2のガス室の3つにスペーサ
36,36を介して仕切られている。これはあるガス室で発
生した事故を他のガス室に波及させないようにするため
である。そして、これらの各ガス室にはSF6 ガス11が
封入され絶縁されている。また、C−GIS3の気中部
3aには、上部に断路器35を開閉操作する断路器操作機
構37を取付け、中間部にガス中部3b側に取付けた一対
のスリップオン式メス形ブッシング30,30に一対のスリ
ップオン式オス形ブッシング22,22をそれぞれ嵌合(接
続)させ、固定板21e,21fおよびボルト(図示しな
い)を介してヒューズユニット20を取付ける。断路器操
作機構37には、断路器35が開状態のとき下方に移動し、
断路器35が閉状態のとき上方に移動するインターロック
棒37aが設けられ、断路器35の閉状態のときインターロ
ック棒37aが固定板21eの孔21hに挿入され、断路器35
の開状態のときインターロック棒37aが孔21hから外れ
るようになっている。一方、ケーブル母線8に対し、T
形ブッシング9,断路器35,スペーサ36,スリップオン
式メス形ブッシング30,ヒューズユニット20,スリップ
オン式メス形ブッシング30,スペーサ36およびこれらを
接続する主回路導体10を介して接続される。
【0009】したがって、以上のように構成することに
より、断路器35が開状態のときインターロック棒37aが
上方に移動し、ヒューズユニット20の固定板21eの孔21
hからインターロック棒37aが外れる。そこで、固定板
21e,21fを固定しているボルトを取外すと、ヒューズ
ユニット20をC−GIS3から取外すことができる。こ
のとき、SF6 ガス11は、C−GIS3とヒューズユニ
ット20にそれぞれ密封されているので、外部に漏れるこ
とはない。また、PF1が溶断すると、溶断表示がPF
1の上部に出るので、覗窓21cから目視で確認すること
ができる。
【0010】なお、本発明は、上記した実施例に限定さ
れるものではなく、図4に示すように金属製容器の代り
に絶縁材から形成された容器を用い、この容器にスリッ
プオン式オス形ブッシングを一体に設けるようにしても
よい。すなわち、同図において、ヒューズユニット40
は、PF1を収納する絶縁容器41と、この絶縁容器41内
に封入されたSF6 ガス11で構成される。しかして、絶
縁容器41は、エポキシ材を注型した筒状部42と、この筒
状部42に一体に設けた一対のスリップオン式オス形ブッ
シング部43で構成される。筒状部42は、上下両端に作業
用の開口部42a,42aおよびOリング23,23を挿入する
溝42b,42bをそれぞれ設け、中間部の一側(同図の左
側)には筒状部42の内部(特に、PF1の溶断表示)が
外部から見られるようにした覗窓42cを設け、他側の上
下両端にヒューズユニット40をC−GIS3に固定する
ための固定板42d,42eを設け、上下両端の開口部42
a,42aにはそれぞれOリング23,23および図示しない
ボルトを介してカバー42f,42fを気密に取付け、外周
には破線で示すように接地層44を形成する。ここで、上
部側の固定板42dは、水平部(上部側)と垂直部とから
成り、水平部に断路器操作機構37のインターロック棒37
aが挿入する孔42gを設けると共に垂直部にヒューズユ
ニット40をC−GIS3に固定するボルトの貫通孔42h
を設ける。下部側の固定板42eにはヒューズユニット40
をC−GIS3に固定するボルトの貫通孔42hを設け
る。また、スリップオン式オス形ブッシング部43は、筒
状部42と一体に注型したがい管部45aと、このがい管部
45aの外周に同軸で設け、かつ外周を上記したヒューズ
ユニット20の半導電性ゴム24bおよび絶縁ゴム24cと同
様の裁頭円錐状とした半導電性ゴム45bおよび絶縁ゴム
45cと、筒状部42と一体に注型され、一側(筒状部42
側)の端部にヒューズホルダ1aを取付け、他側の端部
にマルチラムネンバンド(マルチコンタクト社の商品
名)25を取付けた導体26で構成される。以上のように構
成されたヒューズユニット40も、上記したヒューズユニ
ット20と同様に、C−GIS3に取付けられ、スリップ
オン式メス形ブッシング30に嵌合(接続)される。
【0011】また、図5は、以上の構成によるヒューズ
ユニット20または40を装着するC−GIS3の、スリッ
プオン式メス形ブッシング30のガス室をなくし、ガス室
を3室から2室へと1個少なくした構成を示す。すなわ
ち、同図において、50はスペーサ付スリップオン式メス
形ブッシングで、一端は上記したスペーサ36と同様の機
能を有する構成とし、他端は上記したスリップオン式メ
ス形ブッシング30と同様の機能を有する構成としてこれ
らを一体にしたもので、このスペーサ付スリップオン式
メス形ブッシング50,50によりガス中部3bを仕切って
中間を気中部3aとし、ガス室を断路器35のガス室とP
T2のガス室の2個にする。さらに、以上の説明はC−
GIS3にPT2を装着した場合について行ったが、例
えば所内電源用の電力用変圧器を装着した場合にも適用
できる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、P
Fを絶縁ガスが封入された気密容器中に収納し、かつユ
ニット構成としているので、PFおよび変圧器を絶縁ガ
ス中に収納することができ、耐環境フリー,メンテナン
スフリーおよびコンパクト化を達成することができ、ま
た、現地における交換の際にもガス処理が全く不要とな
り、作業時間の短縮と信頼性の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】本発明の一実施例の取合部の構成を示す断面
図。
【図3】本発明の一実施例を角形ガス絶縁スイッチギヤ
に装着した状態を示す断面図。
【図4】本発明の他の実施例を示す断面図。
【図5】本発明のガス絶縁ヒューズユニットを装着した
角形ガス絶縁スイッチギヤの図3と異なる構成を示す断
面図。
【図6】従来の電力ヒューズを装着した角形ガス絶縁ス
イッチギヤの構成を示す断面図。
【符号の説明】
1…電力ヒューズ、2…計器用変圧器、3…角形ガス絶
縁スイッチギヤ、10…主回路導体、11…SF6 ガス、20
…ガス絶縁ヒューズユニット、21…金属製密閉容器、22
…スリップオン式オス形ブッシング、24…エポキシがい
管、25…マルチラムネンバンド、26…導体、30…スリッ
プオン式メス形ブッシング、40…ヒューズユニット、41
…絶縁容器、44…接地層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接地可能とし内部に絶縁ガスを封入した
    気密容器と、この気密容器に収納した電力ヒューズと、
    この電力ヒューズを支持すると共に外部の主回路と摺動
    接触する導体部とから構成したことを特徴とするガス絶
    縁ヒューズユニット。
JP23066091A 1991-09-11 1991-09-11 ガス絶縁ヒユーズユニツト Pending JPH0574322A (ja)

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JP23066091A JPH0574322A (ja) 1991-09-11 1991-09-11 ガス絶縁ヒユーズユニツト

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