JP2004522396A - 包囲ハウジング内に収容された単相または多相開閉装置 - Google Patents

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Abstract

絶縁されるように固体絶縁体の補助により載置される1以上のスイッチ並びにレールシステム、コネクタなどのような関連するライブ部品を備える単相または多相開閉装置。スイッチと関連するライブ部品は前記スイッチとライブ部品を包囲するハウジングに収納される。包囲ハウジングは低水分含有量の空気で満たされ、その内部空間は、ハウジング中に存在する空気が汚染されず露点に達しないように包囲ハウジングの周りの外部空間に対して密封されている。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、絶縁されるように固体絶縁体を用いて載置される1以上のスイッチ並びにレールシステム、コネクタなどのような関連するライブ部品(live component)を備える単相(single phase)または多相開閉装置(polyphase switchgear)であって、スイッチと関連するライブ部品の両方が、前記スイッチとライブ部品を囲包するハウジング中に収納されている開閉装置に関する。
【背景技術】
【0002】
このタイプの開閉装置は、特許文献1に開示されている。この公知の開閉装置は、接触しても安全である信頼性のある、安定したハウジングが、比較的単純で軽量のハウジング構造により得られるという利点を有する。
【0003】
非特許文献1から理解され得るように、様々の環境条件(主に塵埃と湿度)が空気と固体により絶縁されているそのようなスイッチの操作上の信頼性に対して長期的には悪影響を有し得ることもまた一般的に公知である。
【0004】
空間がますます不足する結果として、空気により全体が絶縁される開閉装置は、その比較的大きな寸法のためにますます考慮されなくなっている。固体絶縁材または固体/空気絶縁材が用いられるよりコンパクトな構造の開閉装置もまた土地のコストの増加のために魅力がなくなってきている。
【0005】
上記の観点から、現在、六フッ化硫黄(SF6 )が、絶縁剤として、そしてときにまた、開閉装置が収納されているチャンバの消炎剤として通常用いられている。この気体は、大きな絶縁耐力、良好な冷却特性およびその反応の遅さのようなこの気体の様々の有益な特性に基づいて選択された。上記開閉装置と比較して、開閉装置の寸法の減少が、同じ性能(例えば電圧および電流値)でこの手段により達成され得る。
【0006】
SF6 がそれ自体毒性を持つことはまだ確定していないけれども、SF4 、S2 4 、S2 10、SOF2 、SO2 2 、HFおよびSO2 のようなSF6 の分解生成物がきわめて毒性が高いことはわかっている。加えて、SF6 は、京都での世界環境会議で特に取り上げられた温室効果の大きな原因である6種の気体の1つでもある。それらの根拠の下に、可能であればSF6 の使用を回避することはきわめて重要である。
【0007】
現在まで用いられたSF6 はまた、この気体の開閉装置への充填が、開閉装置に存在する空気がそこから完全に除去されねばならないような方式で実施されねばならないと言う欠点を有する。加えて、開閉装置が収納されている外囲器は、外部への気体の漏れ並びに屋外の空気の侵入を防止するために完全な気密構造のものでなくてはならない。内部の空間がSF6 で完全に満たされたままであることを保証することを可能とするために、前記の気密の封止(hermetic scaling)にもかかわらず、実際に用いられる構造では常に回避し得ない最小限の漏れを長期間補償することを可能とするために、いくらか過圧の気体が用いられる。さらに、開閉装置の中の前記気体の圧力を監視するために、圧力計もまたしばしば設置される。
【0008】
内部で発生する電気アークの結果は、概して、SF6 気体がその分解生成物とともに遊離するということであり、その結果として、当該開閉装置は、高度の個人向け保護装備無しでは接近し得ない。そのような機能不全の後は、開閉装置は通常もはや使用不能であるが、しかし、たとえ開閉装置を修復し得ても、少なくとも完全な再排出とそれに続くSF6 の再充填が実施されなければならないであろう。同じ操作は、閉じた空間の中の部材により引き起こされる他の機能不全の場合と設置後のメンテナンスの仕事の間、例えば、水分などにより汚染されたSF6 の予防処置的置換の場合に実施されねばならない。
【0009】
非特許文献2は、1996年でさえSF6 に対する良好な代替品が存在せず、SF6 ガスのリサイクルを可能な限り行われねばならず、十分な空間が入手可能であるときには、空気が誘電体として好ましいであろうと言う条件でSF6 の使用に関連する不利益のために契約更新された者もいることを報告する。
【特許文献1】欧州特許出願EP0393733A1
【非特許文献1】エレクトリッツィテットスビルトシャフト第79巻(1980年)第22号として出版された、ベグバーグのカール−ハインツ・シーベルによる「平均応力プラント及びステーション、絶縁および消火剤としてのSF6 の使用の下での新規の負荷時タップ切換装置の出現(Mittelspannugs Anlagen und Stationen,die neue Lastschaltergeneration unter Einsatz von SF6 als Isolier und Loeschmittel)」と言う表題の記事
【非特許文献2】エレクトリツィテットスビルトシャフト、第95巻(1996年)、第8号、512〜514ページとして出版された、ホルスト・ペーターとロルフ・ザルトリウスによる「SF6 −1つの環境問題?」と言う表題の記事
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明の目的は、上記のタイプの開閉装置の利点を保持しながら、SF6 開閉装置のコンパクトさに適合し、SF6 に関連する上記不利益が回避される前文に記述したタイプの開閉装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
前記目的は、包囲ハウジングが少ない水分含量を有する空気により満たされ、ハウジング中に存在する空気が汚染されておらず、露点に達しないように包囲ハウジングの周りの外部空間に対してハウジングの内部空間を密封すると言うことにより、本発明により達成される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
このようにして、凝縮の生成が慣行の操作温度範囲では発生し得ず、したがって、低水分含量を有する空気の電気絶縁特性が開閉装置の寿命の間一定に保たれ、また、塵埃により影響され得ないことが保証されるので、中電圧や高電圧範囲でも同様に廉価でコンパクトな開閉装置を構築することが可能となる。湿度は、単純で廉価な湿度計を用いてモニターされ得るし、例えば、起こり得る小さな漏れの結果として包囲ハウジング中の空気の湿度があまりに高いときには、通常の方式で、単純で廉価な手段を用いることにより、単に空気から水分を除去することだけが必要である。湿度計は、それがハウジングの窓を通して見えるように包囲ハウジング中に配置され得る。例えば、色彩により様々の湿分レベルを示す色彩式湿度計は、使用可能であり、明晰な指示装置である。
【0013】
前記密封により達成されることは、大気の湿度、温度および塵埃のような開閉設備に対して悪影響を有する大気条件が悪影響を及ぼし得なくすることである。
【0014】
露点には、最低の操作温度でも達してはならないこともまた指摘される。
【0015】
また、包囲ハウジングの気密的シーリングの点で課される要求がSF6 気体の使用の場合ほど厳格ではない場合に本発明を用いることを可能とするために、そして、湿度の連続モニターと水分の抽出のために採用しなければならないいずれかの手段についての必要を回避するために、本発明はまた、水分吸収剤が包囲ハウジング中に配置される開閉装置を提供し、前記水分吸収剤の量は、包囲ハウジングの漏れの結果として侵入する水分が開閉装置の寿命の間完全に吸収される程度である。
【0016】
本発明による開閉装置の場合には、開閉装置の製造の間もしくは障害が発生した後もしくはオーバーホールの後のいずれかに開閉装置全体を真空にする必要はもはやない。
【0017】
本発明の更なる展開において、例えば絶縁隔壁またはスイッチのハウジング上の絶縁層の形態の絶縁バリアは、包囲ハウジングの内部の開閉装置の様々の相のライブ部品の間に配置される。
【0018】
少ない水分含有量の清浄な空気の使用の結果として、汚染と凝縮が起こらず、それゆえ、単に廉価で商業的に入手可能なプラスチックが隔壁または絶縁層のために適切になる。
【0019】
大気の影響による凝縮と汚染はもはや生じないと言う事実は、絶縁隔壁で生じるライブ部品による電界強度分布に対して有益な影響を有し、その結果としてコンパクトな構造が可能となり、試験電圧およびサージ電圧に耐える能力の点での開閉装置についての現在の要求にもまた合致する。
【0020】
EP0393733A1からスイッチを封入することが公知であることが指摘される。しかしながら、絶縁についてと同様に、この封入もまた金属ハウジング中にスイッチを支持するために用いられ、この理由のためにその封入は、大きな重量の構造物となる。さらに、この構造では、公知のスイッチは、封入が廉価な隔壁により置換される本発明によるスイッチほどコンパクトではない。
【0021】
本発明の更なる態様において、絶縁バリアもまた、包囲ハウジング中の相の様々のライブ部品の機械的固定と配置のために用いられる。
【0022】
コンパクトな開閉装置を得るために取られる手段は、特に、開閉装置のライブ部品に向けられる。しかしながら、富士電機レビュー第40巻第2号46〜51ページ1994年として刊行されたM.ツツミ、T.フジおよびY.トビヤミによる「気体絶縁開閉装置の操作機構と制御回路の信頼性の改善(Reliability improvements in the operating mechanism and control circuit of the gas−insulated switchgear)」と言う表題の記事で指摘されたように、開閉装置の駆動機構もまたしばしば欠陥を生じるものである。それゆえ、SF6 開閉設備の場合には、駆動機構もまた通常、SF6 で満たされた囲いの外部に位置する。この手段の結果として、上記全ての関連する不利益の原因となる、囲いを空にし、それをSF6 で再充填する必要がなくなり、それぞれの使用時に駆動機構は修復され、またはメンテナンスが実施される。
【0023】
駆動機構のそれらの欠点は、通常、可動部品の腐食と汚染を生じる大気の影響を原因とすることが上記の記事から理解され得る。
【0024】
以上のことを改善するために、本発明の更なる展開によれば、駆動機構はまた、外部の空間に対する密封を提供し、少ない水分含量を有する空気を含む同じ囲いの中に収納される。
【0025】
本発明は、図面を参照して以後より詳細に説明される。
【0026】
図1では、本発明による開閉装置の1態様がスイッチを通る断面として示されている。
【0027】
本発明による開閉装置は、主導線と分岐導線との間の接続を切換する働きをし得る。この主導線は、例えば、12kVの電圧を運ぶ中電圧導線である。
【0028】
負荷遮断スイッチまたは電力スイッチの一部としての切換部品は、例えば、真空回路遮断器であり得る。切換部品は、関連するライブ部品とともに、包囲ハウジング中に収納される。この包囲ハウジングは、水分含有量が少ない空気で満たされ、このハウジングの内部空間は、大気の影響がなく、最悪の条件の下で開閉装置の寿命全体にわたってハウジング中に存在する空気が汚染されず、露点に達し得ないように外部空間に対して密封される。それゆえ好ましくは、水分吸収剤は、包囲ハウジング中に配置され、その水分吸収剤の量は、包囲ハウジングの漏れの結果として侵入する水分が開閉装置の寿命の間完全に吸収される程度である。
【0029】
現在までに公知のSF6 ガスで満たされた開閉装置と比較して、低水分含量の空気を使用する結果として高電圧についても良好な絶縁が達成され得、結果として、比較的小さな寸法の開閉装置も設計し得ることが見出されている。
【0030】
包囲ハウジング中のライブ部品の周りの絶縁バリアの使用の結果として、当該技術の現状から公知の固体絶縁材料からなる封入を省略しても、電力性能を維持し、サージ電圧およびフラッシュオーバーに耐える能力のような要求に合致しながら、開閉装置の大きさをさらに小さくすることができる。
【0031】
本発明による開閉装置の可能な態様の断面が図1に例示されている。ここでは、3相態様が示されており、単相の1つのスイッチ、すなわち真空回路遮断器のみが断面の中に見ることができる。この真空回路遮断器は、装備のハウジングまたはキャビネット2の中に開閉装置の他の部品とともに収納されている。真空回路遮断器1は、固定されたスイッチ接触部4と接触部4からおよび接触部4に向かって移動しうるスイッチ接触部5が収納されている真空管(3)からなる。真空回路遮断器1は、可能な限り密封されており、好ましくは金属で作られている包囲ハウジング7のなかの鋳物(casting)6により支持されている。この包囲ハウジング7は、壁8、9、10、11、12および13を有する。固定されたスイッチ接触部4は、鋳物14によりケーブル接続15について気密式に外部に結合している。
【0032】
可動式スイッチ接触部5は、駆動ロッド17により操作され得る接触ロッド16上に固定されている。この駆動ロッド17は、今度は、ブロックとして模式的に示されている駆動機構18に結合している。レール19〜21を有するレールシステムもまた包囲ハウジング7の中に収納されている。レールシステムと真空スイッチ1の可動スイッチ接触部5との間に切換駆動ロッド23を介して駆動機構18によってもまた操作され得る切換スイッチ22が存在する。
【0033】
密封された包囲ハウジング7は低水分含有量の空気で満たされ、低水分含有量の空気は露点に達し得ないことが重要である。この目的のために、包囲ハウジング7のシーリングは、最悪の環境条件の下でも低水分含有量の空気が露点に達し得ないようにしなければならない。
【0034】
例えば、低水分含有量の空気は、最大でも、予想される最低の操作温度に対応する温度で95%の相対湿度を有する空気中に存在する水分の量を含む。
【0035】
−20℃の最低操作温度を仮定すると、上に述べたことは、内部空間中に存在する空気は、体積でm3 当り約0.8グラムの水を含み得ることを意味する。一般的に受け入れられている公知の目録によれば、この水の量では、−21℃で露点に達する。切換装置が通常操作される操作温度ははるかに高く、したがって、露点は−20℃を超える温度では内部空間中では到達せず、または凝縮が内部空間では起こらないこともまた保証される。
【0036】
しかしながら、実際には、囲いは完全に密封され得ず、特に長期的には温度、圧力および電圧の様々の変化の結果として、小さいとはいえ、ある程度の漏れがハウジングについて生じ得ることが見出されている。
【0037】
囲いについて貧弱な質のシーリングで事足りることができることが所望される場合には、上記漏れを補償することが可能であり、また、本発明を用いることが可能であるために、本発明はまた、装置の内部空間に水分吸収剤の設置も提供する。この場合、水分吸収剤の量は、装置の寿命の間侵入する全ての水分が吸収されるようにならなければならない。それゆえ、特に、寿命、漏れおよび水分吸収剤の量の間には関係が存在する。本発明によれば、この関係は、以下のように表現され得る、すなわち:D=(L×V×Y+I×J)×100/O+S×F×100/O。
【0038】
この式において、Dは、m3 での1日当りの漏れLの具体的な量を想定してのグラム単位での要求される乾燥剤の量である。さらに、Vは、特定の温度で貫通し得る周囲空気のm3 当りのグラム単位での水分含有量であり、Yは、日単位での装置の予想される寿命であり、Iは、m3 単位でのハウジングの内部空間の容量であり、そしてJは、同様に、m3 当りのグラム単位での特定の温度における製造の間に内部空間に存在する空気の水分含有量である。水分吸収剤の吸収度(absorbency)もまた上記式に組み込まれている。これは、製造者により特定され、含まれる水分の重量による量と水分吸収剤の重量による量との間の比を与える比である。この比は、水分吸収剤の周りで即座に空気の相対湿度によってもまた影響を受ける。製造者は通常、表の形式でそれらの必要なデータを提供する。
【0039】
内部空間中に存在し得る水分含有材料もまた前記内部空間中の相対湿度に対して影響を有し得るので、このこともまた本発明による上記式の中で考慮されることである。
【0040】
上記式において、Sは、グラム単位での水分含有材料の重量による量を示し、Fは、比としての材料中の水分含有量を示す。
【0041】
例えば、実施例は、以下の具体的なデータを与える。
【0042】
L=0.5l/日=5×10-43 /日、
V=40℃の温度で50.7グラム、
Y=25年=9125日、
I=0.25m3
J=15グラム/m3
O=20%、
S=10kg=10000グラム
F=0.2。
【0043】
上記のデータから、1275グラムの吸収剤が、装置の寿命について通常の操作条件の下で露点未満に相対湿度を維持するのに十分であることが理解されうる。
【0044】
状態調整された内部空間の使用の結果として、真空回路遮断器と関連するライブ部品の周りの固体絶縁体は、コンパクトで小さな寸法を保持しながら2つの相の間でサージ電圧と放電に耐える能力のようなこのタイプの切換システムに課される更なる要求に応じることが可能である絶縁バリアにより、真空回路遮断器および関連するライブ部品の周りの包囲ハウジング7の中に配置される絶縁バリアにより置換され得る。図1に示される態様において、それらの絶縁バリアは、絶縁材料で作られている隔壁24、25、26、27、28、29、30、31、32からなる単相囲いにより形成される。
【0045】
絶縁バリアは、低水分含有量の空気の使用及び大気の影響に対する防御なしでSF6 により慣行されているようなコンパクトな寸法では適切でないことがわかっている。と言うのは、水分と塵埃による汚染の結果として、フラッシュオーバーが、関連する短絡問題または爆発とともに絶縁バリアまたは隔壁の表面に沿って発生し得るからである。低水分含有量の空気と大気の影響に対する防御の使用の結果として、廉価な絶縁材料が絶縁バリアとして十分であることが可能となる。
【0046】
絶縁バリアまたは隔壁はまた、レール19〜21のような、相の様々の部品を支持するためにも用いられ得る。
【0047】
包囲ハウジング中の空気の水分含有量を低く維持するための水分吸収剤は、カートリッジ33のようなカートリッジとして収容され得る。包囲ハウジング7は、カバーにより閉じられ得るものであり、カバーを開けた後カートリッジへのアクセスを与える図に示されていない開孔を備えている。開孔を備える包囲ハウジング7の壁は、好ましくは開閉装置の外部環境に隣接する。前記開孔は、包囲ハウジング7の壁の弱体化された部分の一体的部分であり得、その部分は、例えば、開孔を取り囲む。もしあまりに高い圧力が包囲ハウジング中に形成されるならば、この部分は、爆発が制御された方式で起こるように吹き飛ばされるであろう。この部分は、好ましくは、それが吹き飛ぶとき、解放された気体が開閉装置の近辺の人々に向かわないように配向される。例えば、弱体化された部分は、後部壁の底部のどこかに配置される。
【0048】
図1に示される態様では、駆動装置18も同様に、低水分含有量の空気を含む包囲ハウジング中に収容されている。駆動装置18の駆動シャフト34のみが包囲ハウジングから突出し、ハウジングの関連する壁を通して気密にされている。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】本発明による開閉装置の1態様がスイッチを通る断面として示されている。
【符号の説明】
【0050】
1…遮断器、2,7…ハウジング、3…真空管、16,17,23…ロッド、18…駆動機構、34…シャフト

Claims (15)

  1. 絶縁されるように固体絶縁体により載置されている1以上のスイッチ並びにレールシステム、コネクタなどのような関連するライブ部品を備え、スイッチと関連する通電部品とが前記スイッチとライブ部品を包囲するハウジング中に収納されている単段階または多段階開閉装置であって、該包囲ハウジングが低水分含有量の空気で満たされ、その内部空間は、ハウジング中に存在する空気が汚染せず、露点に達しないように包囲ハウジングの周りの外部空間に対して密封されていることを特徴とする開閉装置。
  2. 前記低水分含有量の空気が、最大で、予想される最低操作温度に対応する温度で95%の相対湿度を有する空気中に存在する水分の量を含有することを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
  3. 水分吸収剤が、包囲ハウジング中に配置され、前記水分吸収剤の量は、包囲ハウジングの漏れの結果として侵入する水分が開閉装置の寿命の間吸収される程度であることを特徴とする請求項1または2記載の開閉装置。
  4. 前記吸収剤の量が、式D=(L×V×Y+I×J)×100/O+S×F×100/O(式中、Dは、m3 単位での1日当りの漏れの具体的な量Lを想定してのグラム単位での要求される乾燥剤の量であり、Vは、特定の温度で侵入し得る周囲空気のm3 当りのグラム単位での水分含有量であり、Yは、日単位での装置の予想される寿命であり、Iは、m3 単位でのハウジングの内部空間の容量であり、Jは、m3 当りのグラム単位での、特定温度における製造の間に内部空間中に存在する空気の水分含有量であり、Oは、水分吸収剤の吸収度であり、Sは、グラム単位での内部空間中の水分含有材料の重量による量であり、そしてFは、パーセントでの水分含有材料の水分含有量である)により決定されることを特徴とする請求項3記載の開閉装置。
  5. 電気絶縁バリアが、包囲ハウジング中の相ごとにスイッチの間に配置されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の開閉装置。
  6. 電気絶縁バリアが、絶縁隔壁により形成されていることを特徴とする請求項5記載の開閉装置。
  7. スイッチがそれ自体のスイッチハウジングを備え、電気絶縁バリアもまた電気的にスイッチを完全に収容する包囲ハウジングを形成することを特徴とする請求項5記載の開閉装置。
  8. 電気絶縁バリアもまた、包囲ハウジング中の相の様々のライブ部品の機械的な固定と配置に役割を果たすことを特徴とする請求項5、6または7記載の開閉装置。
  9. 包囲ハウジングの壁の少なくとも1つがカバーにより閉じられ得る開孔を備え、水分吸収剤で充填されたカートリッジへのアクセスを与えることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項記載の開閉装置。
  10. 前記カバーを備える壁が開閉装置の外部環境に直接隣接することを特徴とする請求項9記載の開閉装置。
  11. 前記カバーにより閉じられ得る開孔が、高すぎる圧力が包囲ハウジング中に形成される場合に吹き飛ぶ、弱体化された部分の一体的部分であることを特徴とする請求項9または10記載の開閉装置。
  12. 低水分含有量の空気を含む包囲ハウジングが駆動装置も収容することを特徴とする、駆動装置を備える請求項1ないし11のいずれか1項記載の開閉装置。
  13. 請求項1ないし12のいずれか1項記載の1以上の結合する単相または多相装置で作られている分配装置。
  14. ハウジングの窓から見えるように水分指示装置が包囲ハウジング中に配置されていることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1項記載の開閉装置。
  15. 水分指示装置が色彩式指示装置であることを特徴とする請求項14記載の開閉装置。
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