JPH0574268U - 魚釣用リール - Google Patents
魚釣用リールInfo
- Publication number
- JPH0574268U JPH0574268U JP2196392U JP2196392U JPH0574268U JP H0574268 U JPH0574268 U JP H0574268U JP 2196392 U JP2196392 U JP 2196392U JP 2196392 U JP2196392 U JP 2196392U JP H0574268 U JPH0574268 U JP H0574268U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive shaft
- way clutch
- rolling
- fitted
- fishing reel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 転がり式一方向クラッチを利用した逆転防止
機構を備えた魚釣用リールにおいて、一方向クラッチの
製造コストの低減と製造時の組立操作を容易にする。 【構成】 ハンドル7を有する駆動軸8に転がり部材1
1を有する一方向クラッチ12の内側筒部13を軸方向
自在及び回転可能に嵌合すると共に該内側筒部13の一
側に形成した係止部15を、リール本体1に支持されか
つ駆動軸8に回り止め嵌合された軸受部材16に形成さ
れた係合部17に係合して、駆動軸8の逆転を防止する
ものであり、一方向クラッチ12の内側筒部13は駆動
軸8に断面円形孔で嵌合するだけにして一方向クラッチ
の製造コストの低下と駆動軸への組込み性を向上させ
る。
機構を備えた魚釣用リールにおいて、一方向クラッチの
製造コストの低減と製造時の組立操作を容易にする。 【構成】 ハンドル7を有する駆動軸8に転がり部材1
1を有する一方向クラッチ12の内側筒部13を軸方向
自在及び回転可能に嵌合すると共に該内側筒部13の一
側に形成した係止部15を、リール本体1に支持されか
つ駆動軸8に回り止め嵌合された軸受部材16に形成さ
れた係合部17に係合して、駆動軸8の逆転を防止する
ものであり、一方向クラッチ12の内側筒部13は駆動
軸8に断面円形孔で嵌合するだけにして一方向クラッチ
の製造コストの低下と駆動軸への組込み性を向上させ
る。
Description
【0001】
本考案は転がり式一方向クラッチによる逆転防止機構を備えた魚釣用リールの 改良に関する。
【0002】
魚釣用リールにおいて転がり式一方向クラッチを利用してハンドルの逆転を防 止するようにすることは例えば実開平3ー10767号公報に見られるように知 られている。
【0003】
しかしながら前記従来方式は転がり部材に摩擦接触する内側筒部の内周部の断 面は非円形に形成されてハンドルの回転に連動回転する駆動軸に回り止め嵌合さ れているために、機能上に要求される硬度、強度、耐久性及び精度等の諸点から 製造コストが高くなると共に製造時の組立作業も面倒である等の欠陥がある。本 考案はこれらの欠陥を改善した転がり式一方向クラッチによる逆転防止機構を備 えた魚釣用リールを提供することを目的とするものである。
【0004】
本考案は前記目的を達成するために、ハンドルの回転に連動回転する駆動軸と リール本体との間に転がり式一方向クラッチを介在せしめて駆動軸の逆転を防止 するようにした魚釣用リールにおいて、前記転がり式一方方向クラッチの転がり 部材の内側に接触嵌合する内側筒部を駆動軸に軸方向自在及び回転可能に嵌合し 、該内側筒部の一側に係止部を形成すると共に前記駆動軸に軸方向移動可能に回 り止め嵌合し、かつリール本体に回転自在に支持された軸受部材の一側に形成さ れた係合部を前記内側筒部の係止部に回り止め係止したものである。
【0005】
【作用】 転がり式一方向クラッチの内側筒部は駆動軸に対し回転及び軸方向自在に嵌合 し、該内側筒部の一側部と回り止め係止した軸受部材が駆動軸と一体的に結合す ることにより、転がり式一方向クラッチ作用ににより駆動軸の逆転を阻止する。
【0006】
本考案の実施例を図面について説明すると、リール本体1のフレーム2・3間 に支持されたスプール4を設けたスプール軸5には公知のようにピニオン6がク ラッチ機構で係脱自在に設けられると共に該ピニオン6はハンドル7を設けた駆 動軸8のドラグ機構9を有する駆動歯車10と噛合している。
【0007】 前記駆動歯車10の外側における駆動軸8には転がり部材11を有する転がり 式一方向クラッチ12が設けられ、該転がり式一方向クラッチ12の転がり部材 11の内側を接触嵌合する内側筒部13は駆動軸8に回転かつ軸方向可能に嵌合 し、また外側筒部14はリール本体1に支承されており、更に前記内側筒部13 の外側に形成された係止部15はリール本体1に回動自在に支持されかつ駆動軸 8に軸方向自在に回り止め嵌合された軸受部材16の一側に形成された係合部1 7に回り止め係止されている。
【0008】 本考案の実施例は上記のように構成されているので、スプール軸5の逆転はピ ニオン6、駆動歯車10及び駆動軸8を介して該駆動軸8と一体的の軸受部材1 6を逆転しようとするが、転がり式一方向クラッチ12により駆動軸8の逆転は 防止されるものである。図6に示す実施例は軸受部材16の外周に別個更に含油 メタル軸受や樹脂軸受16′を設けたものである。
【0009】
本考案は転がり式一方向クラッチを利用した逆転防止機構を有する魚釣用リー ルにおいて、転がり式一方向クラッチの転がり部材の内側に接触嵌合する内側筒 部は断面円形孔に形成して駆動軸に嵌合し、該内側筒部の一側の係止部をリール 本体に支持された軸受部材に回り止め係合するようにしたので、転がり式一方向 クラッチの内側筒部は多少のガタをもたせて駆動軸に嵌合するだけでたり、従来 のような駆動軸に係合させるための非円形断面形状の形成、寸法精度の向上及び 使用材料等に特別の配慮を払う必要がなく、製造コストを低減できると共に製造 時の組立操作も容易にできる優れた特徴と実用性を有する。
【図1】本考案の一部切欠正面図。
【図2】同要部の縦断正面図。
【図3】図2A−A線断面図。
【図4】図2B−B線断面図。
【図5】本考案要部の分解斜視図。
【図6】本考案の別実施例の縦断正面図。
1 リール本体 7 ハンドル 8 駆動軸 11 転がり部材 12 転がり式一方向クラッチ 13 内側筒部 15 係止部 16 軸受部材 17 係合部
Claims (1)
- 【請求項1】 ハンドルの回転に連動回転する駆動軸と
リール本体との間に転がり式一方向クラッチを介在せし
めて駆動軸の逆転を防止するようにした魚釣用リールに
おいて、前記転がり式一方方向クラッチの転がり部材の
内側に接触嵌合する内側筒部を駆動軸に軸方向自在及び
回転可能に嵌合し、該内側筒部の一側に係止部を形成す
ると共に前記駆動軸に軸方向移動可能に回り止め嵌合
し、かつリール本体に回転自在に支持された軸受部材の
一側に形成された係合部を前記内側筒部の係止部に回り
止め係止したことを特徴とする魚釣用リール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2196392U JPH0574268U (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 魚釣用リール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2196392U JPH0574268U (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 魚釣用リール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0574268U true JPH0574268U (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=12069719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2196392U Pending JPH0574268U (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 魚釣用リール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0574268U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002335826A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-26 | Shimano Inc | 釣り用リールのワンウェイクラッチ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3129070B2 (ja) * | 1993-12-27 | 2001-01-29 | 株式会社イトーキクレビオ | 自動倉庫における物流システム |
-
1992
- 1992-03-13 JP JP2196392U patent/JPH0574268U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3129070B2 (ja) * | 1993-12-27 | 2001-01-29 | 株式会社イトーキクレビオ | 自動倉庫における物流システム |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002335826A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-26 | Shimano Inc | 釣り用リールのワンウェイクラッチ |
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