JPH057422U - アキユムレータ用ブラダ成形金型 - Google Patents

アキユムレータ用ブラダ成形金型

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Publication number
JPH057422U
JPH057422U JP6162891U JP6162891U JPH057422U JP H057422 U JPH057422 U JP H057422U JP 6162891 U JP6162891 U JP 6162891U JP 6162891 U JP6162891 U JP 6162891U JP H057422 U JPH057422 U JP H057422U
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JP
Japan
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elastic material
mold
layer
bladder
accumulator
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Pending
Application number
JP6162891U
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English (en)
Inventor
田 義 之 栗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Publication date
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Publication of JPH057422U publication Critical patent/JPH057422U/ja
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】予備成形で作製された弾性材料上層および弾性
材料下層の間にガス遮蔽層を積層して本成形により接合
しようとするとき、ガス遮蔽層と弾性材料上層あるいは
弾性材料下層との間から空気が閉じ込められてしまうこ
とを回避する。 【構成】中型(12)の成形表面(12A,12B) に対し凸条およ
び凹条(12a,12b) の少なくとも一方を中心部から周縁部
に向けて形成する。 【効果】予備成形で作製された弾性材料上層および弾性
材料下層とガス遮蔽層との間に本成形に際して空気の案
内通路を確保でき、空気が閉じ込められることを抑制で
きる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】
本考案は、上型および下型と中型とで未加硫ゴムを予備成形して作製された弾 性材料上層および弾性材料下層の間にガス遮蔽層を積層して本成形することによ りアキュムレータ用ブラダを作製してなるアキュムレータ用ブラダ成形金型に関 し、特に、中型の成形表面に対し凸条および凹条のうちの少なくとも一方を中心 部から周縁部に向けて形成してなるアキュムレータ用ブラダ成形金型に関するも のである。
【0003】
【従来の技術】
従来、この種のアキュムレータ用ブラダ成形金型としては、上型および下型と 中型とで未加硫ゴムを予備成形して弾性材料上層および弾性材料下層を作製した のち、中型を除去し、上型に保持された弾性材料上層と下型に保持された弾性材 料下層との間にガス遮蔽層を積層して本成形 (すなわち加硫成形) することによ り、アキュムレータ用ブラダを作製してなるものが提案されていた。
【0004】
【解決すべき問題点】
しかしながら、従来のアキュムレータ用ブラダ成形金型では、中型の成形表面 が凸条あるいは凹条を有していなかったので、(i) 予備成形で作製された弾性材 料上層および弾性材料下層の間にガス遮蔽層を積層して本成形により接合しよう としたとき、ガス遮蔽層と弾性材料上層あるいは弾性材料下層との間に空気が閉 じ込められてしまい易い欠点があり、ひいては(ii)ガス遮蔽層と弾性材料上層あ るいは弾性材料下層との間を十分に接合できない欠点があり、結果的に(iii) 不 良品の発生率を改善できない欠点があった。
【0005】 そこで、本考案は、これらの欠点を除去する目的で、中型の成形表面に対し凸 条および凹条の少なくとも一方を中心部から周縁部に向けて形成してなるアキュ ムレータ用ブラダ成形金型を提供せんとするものである。
【0006】
【考案の構成】
【0007】
【問題点の解決手段】
本考案により提供される問題点の解決手段は、 「上型および下型と中型とで未加硫ゴムを予備成形して弾性材料上層および 弾性材料下層を作製し中型を除去したのち上型に保持された弾性材料上層と 下型に保持された弾性材料下層との間にガス遮蔽層を積層して本成形するこ とによりアキュムレータ用ブラダを作製してなるアキュムレータ用ブラダ成 形金型において、中型の成形表面(12A,12B) に対して凸条および凹条(12a,1 2b) のうちの少なくとも一方を中心部から周縁部に向けて形成してなること を特徴とするアキュムレータ用ブラダ成形金型」 である。
【0008】
【作用】
本考案にかかるアキュムレータ用ブラダ成形金型は、上述の[問題点の解決手 段]の欄に明示したごとく、上型および下型と中型とで未加硫ゴムを予備成形し て弾性材料上層および弾性材料下層を作製し中型を除去したのち上型に保持され た弾性材料上層と下型に保持された弾性材料下層との間にガス遮蔽層を積層して 本成形することによりアキュムレータ用ブラダを作製してなるアキュムレータ用 ブラダ成形金型であって、特に、中型の成形表面に対して凸条および凹条のうち の少なくとも一方を中心部から周縁部に向けて形成しているので、 (i) 予備成形で作製された弾性材料上層および弾性材料下層とガス遮蔽 層との間に本成形に際して空気の案内通路を確保し空気が閉じ込め られることを抑制する作用 をなし、ひいては (ii) ガス遮蔽層と弾性材料上層および弾性材料下層との間の本成形に伴 なう接合を改善する作用 をなし、結果的に (iii) 不良品の発生率を低減する作用 をなす。
【0009】
【実施例】
次に、本考案にかかるアキュムレータ用ブラダ成形金型について、その好まし い実施例を挙げ、添付図面を参照しつつ、具体的に説明する。
【0010】 しかしながら、以下に説明する実施例は、本考案の理解を容易化ないし促進化 するために記載されるものであって、本考案を限定するために記載されるもので はない。
【0011】 換言すれば、以下に説明される実施例において開示される各部材は、本考案の 精神ならびに技術的範囲に属する全ての設計変更ならびに均等物置換を含むもの である。
【0012】(添付図面の説明)
【0013】 図1は、本考案にかかるアキュムレータ用ブラダ成形金型の一実施例を示すた めの部分破断立面図であって、下型11,中型12および上型13が互いに離間されて いる状態を示している。
【0014】 図2は、図1に示した実施例の動作を示すための立断面図であって、下型11お よび中型12の間と中型12および上型13の間とに収容された未加硫ゴムを予備成形 して弾性材料下層21および弾性材料上層22を作製している状態を示している。
【0015】 図3は、図1に示した実施例の動作を示すための部分破断立面図であって、未 加硫ゴムを予備成形し作製した弾性材料下層21および弾性材料上層22がそれぞれ 中型12の成形表面12A,12B から分離され下型11の成形表面11A および上型13の成 形表面13A に保持された状態を示している。
【0016】 図4は、図1に示した実施例の動作を示すための部分破断立面図であって、下 型11の成形表面11A に保持された弾性材料下層21と上型13の成形表面13A に保持 された弾性材料上層22との間にガス遮蔽層23を配設して下型11および上型13を互 いに接近せしめようとしている状態を示している。
【0017】 図5は、図1に示した実施例の動作を示すための立断面図であって、下型11の 成形表面11A に保持された弾性材料下層21と上型13の成形表面13A に保持された 弾性材料上層22との間にガス遮蔽層23を挟持して本成形しアキュムレータ用ブラ ダ20を作製している状態を示している。
【0018】 図6は、図1に示した実施例によって作製されたアキュムレータ用ブラダを示 すための立断面図である。
【0019】(実施例の構成)
【0020】 まず、図1および図6を参照しつつ、本考案にかかるアキュムレータ用ブラダ 成形金型の一実施例について、その構成を詳細に説明する。
【0021】 10は、本考案にかかるアキュムレータ用ブラダ成形金型であって、アキュムレ ータ用ブラダ20の弾性材料下層21を作製するための成形表面11A が一表面に形成 された下型11を備えている。
【0022】 本考案にかかるアキュムレータ用ブラダ成形金型10は、また、下型11の成形表 面11A に対向する一表面にアキュムレータ用ブラダ20の弾性材料下層21を作製す るための成形表面12A が形成されかつ成形表面12A の形成された一表面に平行す る他表面にアキュムレータ用ブラダ20の弾性材料上層22を作製するための他の成 形表面12B が形成されており予備成形に際し下型11に対して積層して使用される 中型12を備えている。ここで、中型12の成形表面12A,12B には、それぞれ、複数 の凸条および凹条の少なくとも一方 (ここでは凹条;以下同様)12a,12bが、中心 部から周縁部に向けて適当数 (たとえば8つ) だけ適当な角度間隔 (たとえば等 角度間隔) を持って形成されている。
【0023】 本考案にかかるアキュムレータ用ブラダ成形金型10は、更に、中型12の成形表 面12B の形成された他表面に対向する一表面にアキュムレータ用ブラダ20の弾性 材料上層22を作製するための成形表面13B が形成されており予備成形に際し中型 12に対して積層して使用されかつ本成形に際し下型11に対して積層して使用され る上型13を備えている。
【0024】(実施例の作用)
【0025】 更に、図1ないし図6を参照しつつ、本考案にかかるアキュムレータ用ブラダ 成形金型の一実施例について、その作用を詳細に説明する。
【0026】 本考案にかかるアキュムレータ用ブラダ成形金型10では、下型11の成形表面11 A および上型13の成形表面13A と中型12の成形表面12A,12B との間にそれぞれ適 当量の未加硫ゴムを収容し、下型11,中型12および上型13を互いに接近せしめる ことにより、未加硫ゴムを予備成形し、アキュムレータ用ブラダ20の弾性材料下 層21および弾性材料上層22を同時に作製する (図1〜図3参照) 。予備成形によ って作製された弾性材料下層21および弾性材料上層22には、中型12の成形表面12 A,12B に形成された凹条12a,12b に対応して凸条21a,22a が中心部から周縁部に 向けて適度の角度間隔をもって形成されている (図3参照) 。
【0027】 中型12を除去したのち、下型11の成形表面11A に保持された弾性材料下層21と 上型13の成形表面13A に保持された弾性材料上層22との間に別途作製されたガス 遮蔽層23を配置し、下型11と上型13とを互いに接近せしめ、本成形を実行し、ア キュムレータ用ブラダ20を作製する (図3〜図5参照) 。下型11と上型13の接近 に際し、弾性材料下層21および弾性材料上層22とガス遮蔽層23とが互いに接触し たとき、弾性材料下層21の凸条21a および弾性材料上層22の凸条22a が、弾性材 料下層21および弾性材料上層22とガス遮蔽層23との間に空気の案内通路を確保す る。このため、本考案によれば、弾性材料下層21および弾性材料上層22とガス遮 蔽層23との間に空気が閉じ込められることを抑制でき、ひいてはその間の接合を 改善でき、結果的に不良品の発生率を低減できる。
【0028】 最終的に、下型11および上型13を除去することにより、アキュムレータ用ブラ ダ20を得ることができる (図6参照) 。
【0029】
【考案の効果】
上述より明らかなように、本考案にかかるアキュムレータ用ブラダ成形金型は 、[問題点の解決手段]の欄に明示したごとく、上型および下型と中型とで未加 硫ゴムを予備成形して弾性材料上層および弾性材料下層を作製し中型を除去した のち上型に保持された弾性材料上層と下型に保持された弾性材料下層との間にガ ス遮蔽層を積層して本成形することによりアキュムレータ用ブラダを作製してな るアキュムレータ用ブラダ成形金型であって、特に、中型の成形表面に対して凸 条および凹条のうちの少なくとも一方を中心部から周縁部に向けて形成している ので、 (i) 予備成形で作製された弾性材料上層および弾性材料下層とガス遮蔽 層との間に本成形に際して空気の案内通路を確保でき空気が閉じ込 められることを抑制できる効果 を有し、ひいては (ii) ガス遮蔽層と弾性材料上層あるいは弾性材料下層との間の本成形に 伴なう接合を改善できる効果 を有し、結果的に (iii) 不良品の発生率を低減できる効果 を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるアキュムレータ用ブラダ成形金
型の一実施例を示すための部分破断立面図である。
【図2】図1に示した実施例の動作を示すための立断面
図である。
【図3】図1に示した実施例の動作を示すための部分破
断立面図である。
【図4】図1に示した実施例の動作条態を示すための部
分破断立面図である。
【図5】図1に示した実施例の使用条態を示すための立
断面図である。
【図6】図1に示した実施例によって作製されたアキュ
ムレータ用ブラダを示すための立断面図である。
【符号の説明】10・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ アキュムレータ用ブラダ成形金
型 11・・・・・・・・・・・・・・・・・・下型 11A ・・・・・・・・・・・・・・成形表面 12・・・・・・・・・・・・・・・・・・中型 12A,12B ・・・・・・・・・・成形表面 12a,12b ・・・・・・・・・・凹条 13・・・・・・・・・・・・・・・・・・上型 13A ・・・・・・・・・・・・・・成形表面20・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ アキュムレータ用ブラダ 21・・・・・・・・・・・・・・・・・・弾性材料下層 21a ・・・・・・・・・・・・・・凸条 22・・・・・・・・・・・・・・・・・・弾性材料上層 22a ・・・・・・・・・・・・・・凸条 23・・・・・・・・・・・・・・・・・・ガス遮蔽層

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】上型および下型と中型とで未加硫ゴムを予
    備成形して弾性材料上層および弾性材料下層を作製し中
    型を除去したのち上型に保持された弾性材料上層と下型
    に保持された弾性材料下層との間にガス遮蔽層を積層し
    て本成形することによりアキュムレータ用ブラダを作製
    してなるアキュムレータ用ブラダ成形金型において、中
    型の成形表面(12A,12B) に対して凸条および凹条(12a,1
    2b) のうちの少なくとも一方を中心部から周縁部に向け
    て形成してなることを特徴とするアキュムレータ用ブラ
    ダ成形金型。
JP6162891U 1991-07-10 1991-07-10 アキユムレータ用ブラダ成形金型 Pending JPH057422U (ja)

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JP (1) JPH057422U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009541088A (ja) * 2006-06-21 2009-11-26 ウォン パク,ジャン 発泡体の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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