JPH0450553A - ダイアフラムの製造方法 - Google Patents

ダイアフラムの製造方法

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JPH0450553A
JPH0450553A JP15929990A JP15929990A JPH0450553A JP H0450553 A JPH0450553 A JP H0450553A JP 15929990 A JP15929990 A JP 15929990A JP 15929990 A JP15929990 A JP 15929990A JP H0450553 A JPH0450553 A JP H0450553A
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JP
Japan
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mold
diaphragm
reinforcing material
reinforcer
diaphragm material
Prior art date
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Pending
Application number
JP15929990A
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English (en)
Inventor
Katsushi Ando
安藤 勝志
Tatsuo Kobayashi
辰男 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Publication date
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  • Diaphragms And Bellows (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野] この発明はダイアフラムの製造方法に関し、特に、補強
材入りダイアフラムの製造方法に関するものである。
〔従来技術およびその問題点〕
−Cに、基布等の補強材入りダイアフラムを製造する方
法としては第5図に示すような方法が知られている。
すなわち、第5図に示す補強材入りダイアフラムの製造
方法は、まず、シート状の補強材22とシート状のゴム
生地等のダイアフラム素材23をはり合わせて未加硫シ
ート21を製造しく第6図参照)、次に、この未加硫シ
ート21を加硫成形機24内に送り込んで加硫成形し、
その後、加硫成形機24内において加硫成形した加硫シ
ート26をプレス機等により所望の形状・寸法に打ち抜
くことによって、所望の形状・寸法の補強材入りダイア
フラムを連続して製造するようにしたものであり、この
場合、製品を打ち抜いた後の残材は巻取り機25で巻き
取るようになっている。
しかしながら、上記のような方法によって補強材入りダ
イアフラムを製造する場合には、シート状の補強材22
とシート状のダイアフラム素材23をはり合わせた未加
硫シート21を予め製造しておかなければならないため
に、その製造に手間がかかるとともに、その製造のため
の工程を余分に設けなければならず、作業効率が悪くな
る。
また、未加硫シート21から所望の形状・寸法に打ち抜
いて製品を製造するようになっているために、製品の形
状によっては残材が多量に発生してしまい、歩留りが悪
化する。
したがって、製造コストが高くなってしまい1、安価な
製品を提供することができなくなってしまう。
また、複雑な形状の製品や絞り込み量の深い製品等を製
造する場合には、加硫成形機24による加硫成形時に、
未加硫シート21のダイアフラム素材23の粘度に部分
的に低いところと高いところが発生し、そのため、粘度
の低い部分においてはダイアフラム素材23が補強材2
2の反対側に流れ過ぎてしまっていわゆる裏ヌケ現象が
発生し、製造される製品の品質が低下してしまう。
さらに、製品のシール性を向上させるために部分的にシ
ール用のビートを付加した場合には、部分的に生地不足
による欠肉不良が生じてしまって製品の品質が不安定と
なってしまう。
この場合、シール用のビートの部分に予めダイアフラム
素材23を肉盛りしておく方法もあるが、その場合には
その肉盛り作業の分だけ工程数が増加してしまうために
、生産性が悪くなってしまうという問題点を有していた
この発明は上記のような従来のもののもつ問題点を解決
したものであって、残材を最小限に抑えることによって
歩留りを向上させるとともに、作業工程数を最小限に抑
えることによって作業効率を向上させ、これらによって
、製造コストを著しく低減させて安価な製品を提供し、
さらに、加硫成形時におけるいわゆる裏ヌケ現象やシー
ル用のビートを使用した場合における生地不足による欠
肉不良等の発生を完全に阻止することによって、常に、
安定した優れた品質の補強材入りダイアフラムを提供す
ることを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するためにこの発明は、水平方向に
移動可能、かつ位置決め可能な中型と、上下方向に移動
可能であるとともに、前記中型の上面に対して接離可能
な上型と、上下方間に移動可能であるとともに、前記中
型の下面に対して接離可能な下型とを具え、前記上型の
中型への当接時に両者の間で形成されるキャビティ内に
ダイアフラム素材を挿入するとともに、前記下型の中型
への当接時に両者の間で形成されるキャビティ内に補強
材を挿入して前記ダイアフラム素材および前記補強材の
予備成形を同時に行い、°その後、前記上型にダイアフ
ラム素材を、また前記下型に補強材をそれぞれ保持した
状態で上型および下型を前記中型から離隔させ、これと
ともに前記中型を水平方向に移動させ、さらにその後、
前記上型と下型とを当接させて型締めをし、これによっ
て前記ダイアフラム素材と前記補強材とを圧着して加硫
本成形を行うことを特徴とするダイアフラムの製造方法
を採用したものであり、前記正型にはそれと前記中型と
の間で形成されるキャビティ内にダイアフラム素材を注
入するための注入孔が設けられている手段を採用したも
のである。
[作用〕 この発明は上記の手段を採用したことにより、上型と中
型との間で形成されるキャビティ内にダイアフラム素材
を挿入するとともに、中型と下型との間で形成されるキ
ャビティ内に補強材を挿入してダイアフラム素材および
補強材の予備成形を同時に行い、その後、上型および下
型を中型から離型させるとともに、中型を水平方間に移
動させ、さらにその後、上型と下型とを型締めしてダイ
アフラム素材と補強材とを圧着して加硫本成形すること
によって、補強材入りダイアフラムが製造されることに
なる。
(実施例〕 以下、図面に示すこの発明の実施例について説明する。
第1図〜第3図にはこの発明によるダイアフラムの製造
方法の一実施例が示されていて、この実施例に示すダイ
アフラムの製造方法は、基布等の補強材入りダイアフラ
ムを製造する方法である。
すなわち、このダイアフラムの製造方法は、第1図に示
すように、上型1と下型3と中型2とからなる成形型を
用いて製造する方法であり、この場合、前記中型2は水
平方向に移動可能、かつ位置決め可能に配設されており
、この中型2の上方には上下方向に移動可能であるとと
もに、前記中型2の上面に対して接離可能に上型1が配
設され、さらに、前記中型2の下方には上下動可能であ
るとともに、前記中型2の下面に対して接離可能に下型
3が配設されている。
そして、上記のように構成される成形型を用いて補強材
入りダイアフラムを製造するには、まず、第1図に示す
ように、中型2と上型1との間で形成されるキャビティ
4内にゴム生地等のダイアフラム素材6を挿入して上型
1を中型2に当接させて型締めするとともに、中型2と
下型3との間で形成されるキャビティ5内に基布等の補
強材7を挿入して下型3を中型2に当接させて型締めし
、この状態で前記ダイアフラム素材6および補強材7の
予備成形を同時に行う。
次に、第2図に示すように、上型lおよび下型3を中型
2から離隔して型開きをし、前記ダイアフラ”ム素材6
を上型1偏に、前記補強材7を下型3側に保持し、この
状態で中型2を水平方向に移動させ、この後、第3図に
示すように、上型1と下型3とを再び閉じて型締めをし
、予備成形の完了しているダイアフラム素材6と補強材
7とを圧着して加硫本成形を行い、所望の形状・寸法の
補強材入りダイアフラム8が製造されるようになってい
る。
なお、上記の場合、上型1と下型3を開く際に予備成形
したダイアフラム素材6および補強材7が中型2の上面
および下面に付着しないように、中型2の上面および下
面に付着防止用のコーティング処理を施したり、エアー
ベントを設けたり、離型剤を塗布したりしておいてもよ
いものである。
また、上記の場合、第4図に示すように、上型1にダイ
アフラム素材6注入用の孔9を穿設してこの注入孔9を
介してダイアフラム素材6を注入するようにしてもよい
ものである。
そして、上記のようにして補強材入りダイアフラムを製
造する場合には、ダイアフラム素材6と補強材7を直接
成形型のキャビティ4.5内に挿入して予備成形を行っ
た後に、同一の成形型で加硫本成形を行うことができる
ので、製造が容易にできることになり、したがって、従
来のように、未加硫シートを製造するための工程を余分
に設ける必要がなくなり、工程数を少なくすることがで
きて作業効率を著しく向上させることができることにな
る。
また、予め必要量のダイアフラム素材6と補強材7をキ
ャビティ4.5内に挿入しておくことによって、加硫成
形後の残材の発生を最小限に抑えることができることに
なり、したがって、未加硫シートを使用した従来の場合
に比較して歩留りを著しく向上させることができること
になる。
したがって、製造コストを著しく低減させることができ
て安価な製品を提供することができることになる。
さらに、予備成形と加硫本成形を同一の成形型で行うこ
とにより、ダイアフラム素材6および補強材7を成形型
の所定の位置に確実に位置させることができることにな
り、したがって、加硫成形時に補強材7の位置がずれて
しまって品質が低下したり、加硫成形時にダイアフラム
素材7の粘度にばらつきが発生していわゆる稟ヌケ等の
現象が発生することが完全になくなり、したがって、製
品の品質を著しく同上させることができることになる。
また、シール性を向上させるためにシール用のビートを
付加した場合においても、予め必要量のダイアフラム素
材6を成形型のキャビティ4内に挿入しておくことによ
って、部分的な生地不足による欠肉不良の発生を阻止す
ることができることになり、したがって、生地不足のた
めにダイアフラム素材6を後から補充することがなくな
るので、ダイアフラム素材6の加硫成形時における流動
がなくなり2.補強材7の目くずれ等を防止できること
になり、品質を安定させることができることとなる。
[発明の効果] この発明は前記のように構成したことにより、ダイアフ
ラム素材と補強材を直接成形型に挿入して予備成形、加
硫本成形を連続して行うことができることになり、した
がって、作業効率を著しく向上させることができるとと
もに、加硫成形後の残材の発生を最小限に抑えることが
できて歩留りを向上させることができることになり、こ
れによって、製造コストを低減させることができて安価
な補強材入りダイアフラムを提供することができること
になる。
また、同一の成形型によって予備成形、加硫本成形を行
うことにより、加硫成形時における補強材の位置のずれ
やダイアフラム素材の粘度のばらつきによる所謂裏ヌケ
現象や目くずれ等を完全に阻止することができることに
なり、したがって、常に安定した優れた品質の補強材入
りダイアフラムを提供することができることになるなど
の優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの発明によるダイアフラムの製造方
法に使用する成形型の一実施例を示し、第1図は予備成
形の状態を示す説明図、第2図は予備成形から加硫本成
形に移る途中の過程を示す説明図、第3図は加硫本成形
を示す説明図、第4図はこの発明によるダイアフラムの
製造方法の他の実施例を示す説明図、第5図および第6
図は従来のダイアフラムの製造方法を示す説明図である
。 4.5・・・・・・キャビティ 6.23・・・・・・ダイアフラム素材(ゴム生地)7
.22・・・・・・補強材(基布) 8・・・・・・補強材入りダイアフラム9・・・・・・
注入孔 21・・・・・・未加硫シート 24・・・・・・加硫成形機 25・・・・・・巻取り機 26・・・・・・加硫シート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水平方向に移動可能、かつ位置決め可能な中型(
    2)と、上下方向に移動可能であるとともに、前記中型
    (2)の上面に対して接離可能な上型(1)と、上下方
    向に移動可能であるとともに、前記中型(2)の下面に
    対して接離可能な下型(3)とを具え、前記上型(1)
    の中型(2)への当接時に両者の間で形成されるキャビ
    ティ(4)内にダイアフラム素材(6)を挿入するとと
    もに、前記下型(3)の中型(2)への当接時に両者の
    間で形成されるキャビティ(5)内に補強材(7)を挿
    入して前記ダイアフラム素材(6)および前記補強材(
    7)の予備成形を同時に行い、その後、前記上型(1)
    にダイアフラム素材(6)を、また前記下型(3)に補
    強材(7)をそれぞれ保持した状態で上型(1)および
    下型(3)を前記中型(2)から離隔させ、これととも
    に前記中型(2)を水平方向に移動させ、さらにその後
    、前記上型(1)と下型(3)とを当接させて型締めを
    し、これによって前記ダイアフラム素材(6)と前記補
    強材(7)とを圧着して加硫本成形を行うことを特徴と
    するダイアフラムの製造方法。
  2. (2)前記上型(1)にはそれと前記中型(2)との間
    で形成されるキャビティ(4)内にダイアフラム素材(
    6)を注入するための注入孔(9)が設けられている請
    求項1記載のダイアフラムの製造方法。
JP15929990A 1990-06-18 1990-06-18 ダイアフラムの製造方法 Pending JPH0450553A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0732365A (ja) * 1993-07-22 1995-02-03 Arai Pump Mfg Co Ltd ゴム成型品の製造方法
US7101503B2 (en) * 2002-02-15 2006-09-05 R + S Technik Gmbh Molding method and apparatus with plural cooperating mold tools for forming interior trim components for motor vehicles
CN102785308A (zh) * 2012-08-31 2012-11-21 宁波乔士橡塑有限公司 气室橡胶隔膜的一次定型成型模具及成型工艺
CN105058755A (zh) * 2015-07-20 2015-11-18 东莞劲胜精密组件股份有限公司 一种多色固态硅胶产品的制作方法和制作设备

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