JPH0574041U - 二重化通信制御装置 - Google Patents

二重化通信制御装置

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JPH0574041U
JPH0574041U JP1179092U JP1179092U JPH0574041U JP H0574041 U JPH0574041 U JP H0574041U JP 1179092 U JP1179092 U JP 1179092U JP 1179092 U JP1179092 U JP 1179092U JP H0574041 U JPH0574041 U JP H0574041U
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JP
Japan
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communication
bus status
station
bus
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Application number
JP1179092U
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English (en)
Inventor
隆 水守
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】二重化された通信回線と各通信ステーションと
の間の障害に対して、その影響を最小限に抑えて、信頼
性を高くする。 【構成】各通信ステーションに、第1,第2の通信バス
に接続されている各通信ステーションが、第1,第2の
通信バスを用いて通信が可能か否かを示すバスステータ
ス情報からなるバスステータス・リストと、第1,第2
の通信バス上を送られてくるフレームを監視していて各
通信ステーションが第1,第2の通信バスを用いて通信
が可能か否かを検出し、バスステータス・リストの内容
を更新するリスト更新手段と、二重化された通信回線の
いずれか一方をバスステータス・リストに基づき選択
し、通信を行う送受信手段とを備えて構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、二重化された通信回線(ネットワーク)に接続された通信装置に適 用される二重化通信制御装置に関し、さらに詳しくは、二重化された通信回線に 接続される通信ステーションが、通信権(トークン)を持ち回ることで互いに通 信を行うようにした二重化通信制御装置であって、二重化通信回線に接続される 個所において障害が発生しているような場合であっても、他の通信ステーション がその影響を受けないで正常に通信が行えるようにした二重化通信制御装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
高い信頼性を要求される分散形制御システムにおいては、制御を担当する制御 ステーションやこれらが接続される通信回線をそれぞれ二重化構成とし、一方が 故障した場合には他方によってバックアップできるようにした二重化構成がとら れている。
【0003】 図3は、従来のこの種のシステムに適用されている二重化通信制御装置の構成 概念図である。 図において、ST1,ST2…ST4は、通信ステーションで、前述した分散 配置されている制御ステーションが相当する。BS1,BS2は、二重化された 通信回線である。
【0004】 このようなシステムにおいて、通信ステーションが、図示する二重化構成の通 信回線に接続される×印のA点,B点でそれぞれ障害が発生している場合、例え ば、通信ステーションST1にトークンが回ってきたとき、通信ステーションS T1がはじめに第1の通信回線BS1を用いて通信ステーションST2に向けて 送信を行うものとすると、A点個所の障害によりその送信が失敗となる。従って 、続いて、第2の通信回線BS2を用いて送信を実行し、それが成功することと なる。
【0005】 この場合、通信ステーションST1は、第1の通信回線BS1の障害(フェイ ル)をブロードキャストする。これを受けた全ての通信ステーションは、第1の 通信バスBS1を用いての通信機能を停止し、以後は第2の通信回線BS2を用 いて通信を継続するようになっている。ここで、例えば通信ステーションST2 が自分のところにトークンが回ってきたとき、通信ステーションST3に対して 通信を行おうとすれば、第2の通信回線BS2を用いて通信を行うことになるが 、B点個所の障害により、その送信は失敗となる。
【0006】 この為に、通信ステーションST2は、第2の通信回線BS2の障害をブロー ドキャストする。これを受けた全ての通信ステーションは、今度は、第2の通信 回線BS2を用いての通信機能をも停止することになり、結果的に全ての通信ス テーションで通信が不可能の状態となる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来装置によれば、A点,B点の各個所の障害が、 通信ステーションの送受信部の障害であって、第1,第2の通信回線BS1,B S2の幹線上の障害でないにもかかわらず、全ての通信ステーションの間の通信 が不可能になってしまうという不具合いがある。
【0008】 本考案は、この様な点に鑑みてなされたもので、第1,第2の通信回線BS1 ,BS2の幹線上の障害でない場合には、引き続いて、送受信部で障害のない通 信ステーション相互間での通信が継続できるようにした信頼性の高い二重化通信 制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成する本考案は、 二重化された第1,第2の通信回線に接続された複数の通信ステーションの間 でデータの送受信(伝送)を通信権(トークン)を持ち回ることで行うようにし た通信制御装置であって、 各通信ステーションは、 前記第1,第2の通信回線に接続されている各通信ステーションが前記第1, 第2の通信回線を用いて通信が可能か否かを示すバスステータス情報を格納する バスステータス・リストと、 前記第1,第2の通信回線上にブロードキャストされるバスステータス情報を 受け、自分のバスステータス・リストの内容を更新するリスト更新手段と、 二重化された通信回線のいずれか一方を前記バスステータス・リストに基づき 選択し通信を行う送受信手段と を備えたことを特徴とする二重化通信制御装置である。
【0010】
【作用】
各通信ステーションにおいて、リスト更新手段は、通信回線上にブロードキャ ストされる各通信ステーションからのバスステータス情報を監視していて、自分 の持つバスステータス・リストの内容をアップトーデイトに更新する。 送受信手段は、自分のステーションにトークンが回ってきたとき、バスステー タス・リストの内容を参照し、フェイルしていない方のラインを用いて通信を行 う。
【0011】
【実施例】
以下図面を用いて本考案の実施例を詳細に説明する。 図1は本考案の一実施例を示す構成概念図である。図において、L1,L2は 二重化された第1,第2の通信回線、ST1,ST2…は、これらの二重化通信 回線にそれぞれ接続された複数の通信ステーションで、これらは例えば分散配置 された制御ステーションや、制御操作や監視を行うオペレータステーションが相 当しており、各通信ステーションは、データの送受信(伝送)通信を通信権(ト ークン)を持ち回ることで行うようにしている。
【0012】 各通信ステーションST1,ST2…において、11は第1,第2の通信回線 との通信インターフェース、12は各通信ステーションが第1,第2の通信回線 を用いて通信が可能か否かを示すバスステータス情報を格納したバスステータス ・リスト、13は各通信ステーションが第1,第2の通信回線L1,L2上にブ ロードキャストするバスステータス情報を監視していて、バスステータス・リス ト12の内容を更新するリスト更新手段、14は二重化された通信回線L1,L 2のいずれか一方を、バスステータス・リスト12に基づき選択し、フェイルし ていない方の通信回線を用いて通信を行う送受信手段で、自分のステーションに トークンが回ってきたときに、相手先のステーションアドレスやデータ、各種の 情報を設定した通信フレームを指定された方の通信回線上に送信するように構成 してある。
【0013】 このように構成した装置の動作を次に説明する。 図2は、各通信ステーション内に設けられているバスステータス・リスト12 の構成概念図である。 各通信ステーションにおいて、リスト更新手段13は、第1,第2の各通信回 線L1,L2上にブロードキャストされる各通信ステーションからのバスステー タス情報を監視していて、図2に示すように、各通信ステーションST1,ST 2…において、第1,第2の通信回線BS1,BS2に繋がるバスが正常である ば、該当する個所を正常を示す情報(〇印)とし、異常である場合は、それを示 す情報(×印)とするように、更新している。
【0014】 このようなバスステータス・リスト12の内容の更新は、全ての通信ステーシ ョンで行われていて、各通信ステーションでのバスステータス・リスト12の内 容は、いずれも一致したものとなっている。 各通信ステーションにおいて、送受信手段14は、自分のステーションにトー クン(通信権)が回ってきたとき、相手の通信ステーションに向けて通信フレー ムを送出する。この時、送受信手段14は、第1,第2の通信回線L1,L2の どちら側の通信回線を使用するかは、バスステータス・リスト12の内容を参照 して選択する。すなわち、通信ステーションST1から通信ステーションST2 に送信を行おうとすれば、バスステータス・リスト12の通信ステーションST 2のバスステータスを参照し、ここでは、第1の通信回線BS1側が異常を示し ているので、第2の通信回線BS2を選択し、第2の通信回線BS2側に通信フ レームを送信する。この通信フレームを受信した通信ステーションST2は、そ れに対する返信信号を、同じく自分の持つバスステータス・リスト12の内容を 参照し、第2の通信回線BS2を選択して送信することとなる。
【0015】 また、通信ステーションST1が通信ステーションST3に送信を行う場合に は、今度は第2の通信回線BS2側が異常を示しているので、第1の通信回線B S1を用いて、通信フレームを送信することとなる。通信ステーションST1が 通信ステーションST4に送信を行う場合には、バスステータス・リスト12の 内容から、第1,第2の通信回線のいずれも正常を示しているので、あらかじめ 決められた方の通信回線、例えば第1の通信回線BS1を選択して送信を行うこ とになる。
【0016】 この場合において、第1の通信回線BS1を用いて通信を実行したところ、新 たに第1の通信回線BS1側に異常が発生したような場合、通信フェイルとなる 。この場合は、通信ステーションST1は、通信ステーションST4における第 1の通信回線BS1が異常であることをブロードキャストし、各通信ステーショ ンにおけるバスステータス・リスト12の内容更新を促す。これにより、各通信 ステーションのバスステータス・リスト12の内容は、常に最新の状態を示すよ うに更新・維持される。
【0017】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案によれば、二重化された通信回線と各通信 ステーションとの間の障害に対して、その影響を最小限に抑えることが可能とな り、信頼性の高い二重化通信制御装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例を示す構成概念図である。
【図2】各通信ステーション内に設けられているバスス
テータス・リストの構成概念図である。
【図3】従来のこの種の二重化通信制御装置の構成概念
図である。
【符号の説明】
L1,L2 第1,第2の通信回線 ST1,ST2 通信ステーション 11 通信インターフェース 12 バスステータス・リスト 13 リスト更新手段 14 送受信手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】二重化された第1,第2の通信回線に接続
    された複数の通信ステーションの間でデータの送受信
    (伝送)を通信権(トークン)を持ち回ることで行うよ
    うにした二重化通信制御装置であって、 各通信ステーションは、 前記第1,第2の通信回線に接続されている各通信ステ
    ーションが前記第1,第2の通信回線を用いて通信が可
    能か否かを示すバスステータス情報を格納するバスステ
    ータス・リストと、 前記第1,第2の通信回線上にブロードキャストされる
    バスステータス情報を受け、自分のバスステータス・リ
    ストの内容を更新するリスト更新手段と、 二重化された通信回線のいずれか一方を前記バスステー
    タス・リストに基づき選択し通信を行う送受信手段とを
    備えたことを特徴とする二重化通信制御装置。
JP1179092U 1992-03-10 1992-03-10 二重化通信制御装置 Pending JPH0574041U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1179092U JPH0574041U (ja) 1992-03-10 1992-03-10 二重化通信制御装置

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JP1179092U JPH0574041U (ja) 1992-03-10 1992-03-10 二重化通信制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0574041U true JPH0574041U (ja) 1993-10-08

Family

ID=11787719

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1179092U Pending JPH0574041U (ja) 1992-03-10 1992-03-10 二重化通信制御装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61251341A (ja) * 1985-04-30 1986-11-08 Yokogawa Electric Corp 通信制御システム
JPS63211837A (ja) * 1987-02-27 1988-09-02 Hitachi Ltd デ−タ伝送制御方式

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61251341A (ja) * 1985-04-30 1986-11-08 Yokogawa Electric Corp 通信制御システム
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