JP2799507B2 - 障害復旧制御方式 - Google Patents

障害復旧制御方式

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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 ネットワークの障害回線に対する迂回回線を設定して
障害復旧を行う障害復旧制御方式に関し、 障害復旧処理時に於けるメッセージ量を削減し且つ障
害復旧時間を短縮することを目的とし、 ネットワークのノードに、フェーズ毎に更新する識別
番号を付加した復旧メッセージを送出する送受信手段
と、該復旧メッセージを受信して前記識別番号を記憶す
る記憶手段と、前記識別番号の比較手段とを設け、前記
ネットワークの障害回線の両端の一方のノードから他方
のノードに復旧メッセージを送出し、該復旧メッセージ
を中継送出する中継候補ノードは、前記識別番号を前記
記憶手段に記憶し、前記他方のノードは、前記復旧メッ
セージの識別番号と前記記憶手段に記憶された識別番号
とを比較して、比較不一致の場合に、確認メッセージを
前記一方のノードに向けて送出し、該確認メッセージを
中継送出した前記中継候補ノードを中継ノードとして中
継回線を設定し、次のフェーズに於ける復旧メッセージ
を中継送出する中継候補ノードは、前記記憶手段に記憶
された前回の識別番号と、今回の識別番号とを比較し、
比較不一致の場合は、前記記憶手段の記憶内容を今回の
識別番号に更新して前回のフェーズを終了するように構
成した。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ネットワークの障害回線に対する迂回回線
を設定して障害復旧を行う障害復旧制御方式に関するも
のである。
ネットワークに於ける回線障害時に、その障害回線の
両端のノード間で復旧メッセージ及び確認メッセージの
送受信を行って、障害回線に対する迂回回線を設定する
ものであり、復旧メッセージを中継したノードのうち、
確認メッセージを受信していないノードは、確認メッセ
ージの受信待ち状態となっているから、この取消しを行
う必要があり、この処理を行う為に障害復旧時間が比較
的長くなるものであった。従って、障害復旧時間を短縮
することが要望されている。
〔従来の技術〕
第8図(a)〜(c)は従来例の説明図であり、ノー
ドA,B,C,D,Eを有するネットワークの一例を示し、ノー
ドA,B間の回線に障害が発生したとすると、その障害回
線の両端のノードA,Bの何れか一方の例えばAから他方
のノードのBに対して、復旧メッセージを空き回線を
有するノードC,E側に送出する。ノードC,Eは、それぞれ
空き回線を有する側に復旧メッセージを中継送出し、
確認メッセージの受信待ちとする。
第8図の(a)は、ノードAからの復旧メッセージ
が、ノードC,Dを経由して、ノードBに最初に到着した
状態を示す。
ノードBは、第8図の(b)に示すように、最初に到
着した復旧メッセージに対して直ちに確認メッセージ
を送出する。ノードDは、中継送出した復旧メッセー
ジに対する確認メッセージの受信待ち状態となってい
るから、ノードBからの確認メッセージを受信するこ
とにより、最初の復旧メッセージを受信した側のノー
ドCに向けて確認メッセージを中継送出し、且つノー
ドB,C間の回線を設定する。ノードCに於いても確認メ
ッセージの受信待ち状態であるから、その確認メッセー
ジを受信すると、ノードAに向けて中継送出し、且つ
ノードC,D間の回線を設定し、ノードAはノードCを介
して確認メッセージを受信することにより、ノードA,
C間に回線を設定する。
従って、ノードA,C,D,Bの経路の迂回回線がノードA,B
間の障害回線に対して第8図の(c)の点線で示すよう
に設定されることになる。
その場合、ノードEは復旧メッセージを中継送出
し、確認メッセージの受信待ち状態となっており、ノー
ドBからの確認メッセージは、ノードDからノードE
には中継送出されないので、その受信待ち状態を取消す
必要がある。その為に、ノードAは、第8図の(c)に
示すように取消メッセージを送出する。
ノードA,B間の障害回線数が多く、前述の処理により
総ての障害回線についての迂回回線を設定できない場合
は、再度復旧メッセージを送出し、空き回線を有する
ノードに於いて復旧メッセージを中継送出し、それに
対する確認メッセージを受信中継した時に、迂回回線
を設定し、確認メッセージを受信できないノードは、
次の取消メッセージにより受信待ち状態を取消すこと
になる。
又取消メッセージにより受信待ち状態を取消す代わ
りに、復旧メッセージを中継送出した後に、一定時間
経過しても確認メッセージを受信できない場合に、タ
イムアウトとして受信待ち状態を取消すように制御する
こともできる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ネットワークの構成が複雑化し、障害回線の回線数が
多い場合には、全回線について迂回回線を設定して障害
復旧を行う為には、復旧メッセージと、確認メッセー
ジと、取消メッセージとを繰り返し送受信する必要
がある。その為、ネットワーク内に伝送される復旧メッ
セージ等の制御メッセージの量が著しく多くなり、各ノ
ードの処理負担が増大する欠点がある。
又復旧メッセージを中継送出し、それに対する確認
メッセージを受信できない中継候補ノードの受信待ち
状態を取消す為に、取消メッセージを送出する必要が
あり、全回線の復旧が終了していない場合は、取消メッ
セージを送出した後に、一定時間をおいて再度復旧メ
ッセージを送出することになる。従って、障害回線数
が多い場合の障害復旧時間が長くなる欠点があった。
又取消メッセージを送出しないで、設定時間経過に
より受信待ち状態を取消す場合、ネットワークの規模や
各ノード間の条件等に応じて、監視時間を設定すること
になる。その場合、確認メッセージの伝送遅延時間よ
り長い監視時間を設定することが必要となるが、ノード
間の距離により伝送遅延時間が異なり、ネットワークに
於ける最大伝送遅延時間を基に設定する必要がある。従
って、再度復旧メッセージを送出する場合に、設定した
監視時間が経過するまで待たなければならず、障害復旧
時間が長くなる欠点がある。
本発明は、障害復旧処理時に於けるメッセージ量を削
減し且つ障害復旧時間を短縮することを目的とするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の障害復旧制御方式は、繰り返し復旧メッセー
ジを送出する場合に、取消メッセージを送出する必要を
なくしたものであり、第1図を参照して説明する。
ネットワークのノード1−1〜1−nに、復旧メッセ
ージと確認メッセージとの送受信を1フェーズとし、各
フェーズ毎に更新する識別番号を付与した復旧メッセー
ジを送出する送受信手段2と、この復旧メッセージを受
信して識別番号を記憶する記憶手段3と、識別番号を比
較する比較手段4とを設けて、障害が発生した場合、そ
の障害回線の両端の一方のノード1−iから他方のノー
ド1−jに、障害回線を除く他の回線を介して復旧メッ
セージを送受信手段2から送出する。
この復旧メッセージを中継送出する中継候補ノード
は、識別番号を記憶手段3に記憶し、又他方のノード1
−jは、復旧メッセージの識別番号と記憶手段3に記憶
された識別番号とを比較し、比較不一致の場合は、確認
メッセージを一方のノード1−iに向けて送受信手段2
から送出する。
この確認メッセージを中継送出した中継候補ノード
は、中継ノードとして中継回線を設定する。又次のフェ
ーズに於ける復旧メッセージを中継送出する中継候補ノ
ードは、記憶手段3に記憶された前回の識別番号と、今
回の識別番号とを比較手段4により比較して、比較不一
致の場合は、記憶手段3の記憶内容を更新して、前回の
フェーズを終了するものである。
〔作用〕
ノード1−i,1−j間の回線に障害が発生した場合、
ノード1−iからノード1−jに向けて障害回線以外の
空き回線を介して復旧メッセージを送受信手段2から送
出する。その場合、復旧メッセージの送出と確認メッセ
ージの受信とを1フェーズとし、フェーズ毎に更新する
識別番号を復旧メッセージに付加するものである。
ノード1−i,1−j以外のネットワークのノードが復
旧メッセージを受信すると、その復旧メッセージに付加
された識別番号を記憶手段3に記憶し、空き回線側のノ
ードに復旧メッセージを中継送出して、確認メッセージ
の受信待ち状態の中継候補ノードになる。
又ノード1−jが復旧メッセージを受信すると、記憶
手段3に記憶された識別番号と今回の識別番号とを比較
手段4により比較し、比較不一致の場合に、その復旧メ
ッセージに対する確認メッセージをノード1−iに向け
て送出する。最初の復旧メッセージの場合は、前回の識
別番号は記憶されていないから比較不一致となり、確認
メッセージを送出することになる。
この確認メッセージを受信した中継候補ノードは、回
線を設定して中継ノードとなり、先に復旧メッセージを
受信した側のノードに対して確認メッセージを中継送出
する。
この確認メッセージを受信したノード1−iは、回線
を設定して1フェーズ終了となるが、この回線設定によ
っても障害回線の回線数に満たない場合は、再度復旧メ
ッセージを送出する。その場合に識別番号を前回に対し
て+1等により更新する。
確認メッセージを受信できないことにより、中継候補
ノードの状態のノードが、復旧メッセージを受信する
と、前回の識別番号と今回の識別番号とを比較手段4に
より比較し、比較一致の場合は前の状態を維持し、比較
不一致の場合は記憶手段3の記憶内容を今回の識別番号
に更新し、前回のフェーズは取消メッセージを受信しな
くても終了とするものである。即ち、空き回線が分散し
ていることにより、繰り返して復旧メッセージを送出す
る場合に、識別番号が異なることから、その都度取消メ
ッセージを送出することなく、前回のフェーズを終了と
することができるものである。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の実施例について詳細に説
明する。
第2図は本発明の実施例のノードのブロック図であ
り、11はクロスコネクト・スイッチ、12はスイッチ制御
部、13はプロセッサ、14はメモリ、15,16は通信インタ
フェース部、17〜20は回線である。回線17〜20は点線で
示す制御チャネルを含めて多重化されており、他のノー
ドに接続されて、ネットワークを構成している。
又第1図に於ける送受信手段2は、プロセッサ13と通
信インタフェース部15,16とを含む構成により実現する
ことができ、記憶手段3はメモリ14或いはプロセッサ13
の内部メモリにより実現することができる。又比較手段
4は、プロセッサ13の演算処理機能により実現すること
ができる。
又クロスコネクト・スイッチ11は、スイッチ制御部12
により回線17〜20間の切替接続制御を行うものであり、
回線の使用状況はプロセッサ13により管理されている。
又通信インタフェース15,16を介して送受信されるメッ
セージは、例えば、第3図に示すように、自ノードアド
レスと、相手ノードアドレスと、回線数と、識別番号
(ID)と、メッセージタイプとを含み、メッセージタイ
プにより、復旧メッセージ,確認メッセージ,取消メッ
セージを表すことになり、例えば、マルチフレームのフ
ォーマットで送受信することができる。又復旧メッセー
ジの送出と確認メッセージの受信とを1フェーズとし、
フェーズ毎に識別番号(ID)を歩進するものである。
次に第4図を参照して動作を説明する。第4図の
(a)に於けるノードA,B間の回線に障害が発生したと
すると、その障害回線の両端の例えばノードAからノー
ドBに向けて、復旧メッセージを障害回線を除く他の
空き回線を有するノードC,E側に送出する。その場合、
自ノードアドレスにノードAのアドレス、相手ノードア
ドレスにノードBのアドレス、回線数にノードA,B間の
障害回線の回線数、識別番号に第1回目の復旧メッセー
ジであるから例えば「1」、メッセージタイプに復旧を
それぞれ挿入し、通信インタフェース部15,16から障害
回線を除く空き回線を有するノード側に送出する。
このような復旧メッセージの送出は、プロセッサ13の
制御により行うことができる。又送出制御の一部を通信
インタフェース部15,16に於いて行うように構成するこ
とも可能である。
ノードC,Eがこの復旧メッセージを受信し、相手ノー
ドアドレスによりノードBを識別し、プロセッサ13の回
線管理機能によりノードB側の空き回線の有無を判断
し、ノードB側の空き回線がある場合は、プロセッサ13
の制御によりそれぞれ復旧メッセージの自ノードアドレ
スをノードC,Eのアドレスとして復旧メッセージを中継
送出する。その場合、メモリ14に識別番号と受信側ノー
ドBのアドレスと送出側ノードAのアドレスとを記憶し
て、確認メッセージの受信待ち状態の中継候補ノードと
なる。ノードDに於いても同様に動作し、復旧メッセー
ジをノードB側に中継送出して、中継候補ノードとな
る。
ノードBは復旧メッセージを受信すると、メモリ14
に記憶された識別番号と、受信復旧メッセージに付加さ
れた識別番号とを比較し、比較不一致の場合は、その受
信復旧メッセージに対する確認メッセージを送出す
る。最初の復旧メッセージを受信した場合は、メモリ14
に記憶された識別番号は「0」であり、「1」の識別番
号とは相違するから、メモリ14の記憶内容を更新し、且
つ前述のように確認メッセージを送出する。
又その後に、ノードEから中継送出した復旧メッセー
ジをノードDが受信すると、その識別番号とメモリ14
に記憶した識別番号とを比較し、比較一致の場合はその
復旧メッセージを無視し、相違する場合のみその復旧メ
ッセージを中継送出すると共に、メモリ14の記憶内容を
更新する。又ノードBに於いても、伝送遅延で遅れて到
着した復旧メッセージがあった場合、その識別番号とメ
モリ14に記憶した識別番号と一致するから、その復旧メ
ッセージを無視することになる。
確認メッセージは、第3図に於いて、自ノードアド
レスにノードBのアドレス、相手ノードアドレスにノー
ドAのアドレス、回線数にノードB,D間の空き回線数、
識別番号に受信復旧メッセージの識別番号、メッセージ
タイプに確認をそれぞれ挿入したものとなる。
この確認メッセージを第4図の(b)に示すように
ノードBからノードDに向けて送出し、中継候補ノード
Dが受信し、メモリ14に記憶した識別番号と同一の確認
メッセージであることを判別すると、プロセッサ13から
スイッチ制御部12を介してクロスコネクト・スイッチ11
を制御し、回線17〜20間の切替接続を行うもので、それ
により、ノードB,D間の回線を点線で示すように設定
し、自ノードアドレスをノードDのアドレスとし、回線
数にノードD,C間の空き回線数を挿入して、ノードC側
に送出する。
ノードCに於いてもノードDと同様に動作し、確認メ
ッセージをノードAに中継送出する。ノードAは、こ
の確認メッセージを受信し、確認メッセージ中の回線
数が、ノードA,B間の障害回線の回線数と等しい場合に
は、1フェーズにより障害復旧制御が終了したことによ
り、中継候補ノードのままのノードEに対して取消メッ
セージを送出する。
又確認メッセージ中の回線数が、障害回線の回線数よ
り少ない場合は、取消メッセージを送出することなく、
次のフェーズに移行し、識別番号を「1」から「2」に
歩進し、この識別番号を付加した復旧メッセージを、
第4図の(c)に示すように、ノードA,C間に空き回線
がないとすると、空き回線を有するノードE側に送出す
る。ノードEは、メモリ14に記憶した識別番号「1」
と、今回受信した復旧メッセージの識別番号「2」とを
比較すると比較不一致となるから、識別番号を「2」に
更新し、第1フェーズは終了したものとする。即ち、取
消メッセージを受信しなくても、復旧メッセージの識別
番号が相違する場合は、前のフェーズは終了したものと
する。そして、空き回線を有するノードC,D側に復旧メ
ッセージを中継送出し、前述の動作を繰り返すことにな
る。
第5図は復旧メッセージを送出する送出側ノード、第
6図は復旧メッセージを受信する受信側ノード、第7図
は中継ノードのそれぞれフローチャートを示す。送出側
ノードに於いては、第5図に示すように、障害発生によ
り識別番号IDを0として初期化し、識別番号IDを+1
して、復旧メッセージを送出する。即ち、第1フェ
ーズに於いては識別番号IDを「1」として復旧メッセー
ジを送出する。
そして、確認メッセージ待ちの状態となり、確認メ
ッセージを受信した場合には、復旧回線の残りの有無を
判定し、復旧回線の残りがある場合には、ステップ
に移行し、復旧回線の残りがなければ、障害復旧処理は
終了となって、送信側ノードは通常状態となる。この場
合、中継候補ノード状態のままのノードを通常状態に戻
す為に、時間監視機能を用いるか或いは送信側ノードか
ら取消メッセージを送出するものである。
又受信側ノードに於いては、第6図に示すように、障
害発生により識別番号IDを「0」として初期化し、復
旧メッセージを受信すると、その復旧メッセージの識
別番号と、メモリ14に記憶した識別番号(第1フェーズ
に於いてはステップにより初期化されて「0」となっ
ている)とを比較して同一か否か判定する。同一の場
合はその復旧メッセージを無視し、同一でない場合は、
メモリ14に記憶した識別番号を受信復旧メッセージの識
別番号に更新し、確認メッセージを送出する。
他のノードに於いては、第7図に示すように、受信し
たメッセージが確認メッセージか否か判定し、確認メ
ッセージでない場合は取消メッセージであるか否か判定
し、取消メッセージでもない場合は復旧メッセージと
判定し、その識別番号IDが同一か否か判定し、同一の
場合はその復旧メッセージを無視してステップに移行
し、同一でない場合は、メモリ14に記憶した識別番号ID
を更新し、その復旧メッセージの中継送出を行い、
確認メッセージ待ちの状態となる。即ち、取消メッセ
ージを受信しなくても、識別番号が前回と相違する復旧
メッセージを受信することにより、前のフェーズを終了
として、次のフェーズに移行し、中継候補ノードとな
る。
中継候補ノードとなった後、確認メッセージを受信す
ると、中継ノード確定となる。又取消メッセージを受信
した場合は、通常状態となる。
本発明は、前述の実施例のみに限定されるものではな
く、種々付加変更することができるものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、ネットワークの障害
回線の両端の一方のノード1−iの送受信手段2から他
方のノード1−jに向けて復旧メッセージを送出し、そ
の時に、復旧メッセージと確認メッセージとの送受信を
1フェーズとして、フェーズ毎に更新する識別番号(I
D)を付加するものであり、復旧メッセージを受信して
中継候補ノードとなった後、次のフェーズの復旧メッセ
ージを受信した場合、記憶手段3に記憶した識別番号と
今回の識別番号とが相違するから、取消メッセージを受
信しなくても前のフェーズは終了したものとし、次のフ
ェーズに入ることができる。
従って、障害回線に対する迂回回線を設定する為に、
複数フェーズを必要とする場合に、フェーズ毎に取消メ
ッセージを送出する必要がないから、確認メッセージを
受信したノード1−iは、直ちに次のフェーズに入り、
識別番号を歩進して復旧メッセージを送出することがで
きる。即ち、取消メッセージをその都度送出しないと共
に、次の復旧メッセージを送出する時の待ち時間をとる
必要がないので、障害復旧時間を短縮することができ、
且つネットワークのメッセージ量を削減することができ
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明の実施例
のノードのブロック図、第3図は本発明の実施例のメッ
セージの説明図、第4図(a)〜(c)は本発明の実施
例の説明図、第5図は送出側ノードのフローチャート、
第6図は受信側ノードのフローチャート、第7図は中継
ノードのフローチャート、第8図(a)〜(c)は従来
例の説明図である。 1−1〜1−nはノード、2は送受信手段、3は記憶手
段、4は比較手段である。
フロントページの続き (72)発明者 小倉 孝夫 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 副島 哲男 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−281541(JP,A) 信学技報 CS89−56 Globecom’88 p1549−1554 Globecom’88 p1560−1563 Globecom’87 p1090−1095 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/56

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークのノード(1−1〜1−n)
    に、復旧メッセージと確認メッセージとの送受信を1フ
    ェーズとし、フェーズ毎に更新する識別番号を付加した
    復旧メッセージを送出する送受信手段(2)と、該復旧
    メッセージを受信して前記識別番号を記憶する記憶手段
    (3)と、前記識別番号の比較手段(4)とを設け、 前記ネットワークの障害回線の両端の一方のノード(1
    −i)から他方のノード(1−j)に、該障害回線を除
    く他の回線を介して前記復旧メッセージを前記送受信手
    段(2)から送出し、 該復旧メッセージを中継送出する中継候補ノードは、前
    記識別番号を前記記憶手段(3)に記憶し、 前記他方のノード(1−j)は、前記復旧メッセージの
    識別番号と前記記憶手段(3)に記憶された識別番号と
    を前記比較手段(4)により比較して、比較不一致の場
    合に、確認メッセージを前記一方のノード(1−i)に
    向けて前記送受信手段(2)から送出し、 該確認メッセージを中継送出した前記中継候補ノードを
    中継ノードとして中継回線を設定し、 次のフェーズに於ける復旧メッセージを中継送出する中
    継候補ノードは、前記記憶手段(3)に記憶された前回
    の識別番号と、今回の識別番号とを前記比較手段(4)
    により比較し、比較不一致の場合は、前記記憶手段
    (3)の記憶内容を今回の識別番号に更新して前回のフ
    ェーズを終了する ことを特徴とする障害復旧制御方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Globecom’88 p1549−1554
Globecom’88 p1560−1563
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