JPH0348548A - 障害復旧制御方式 - Google Patents

障害復旧制御方式

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JPH0348548A
JPH0348548A JP1182630A JP18263089A JPH0348548A JP H0348548 A JPH0348548 A JP H0348548A JP 1182630 A JP1182630 A JP 1182630A JP 18263089 A JP18263089 A JP 18263089A JP H0348548 A JPH0348548 A JP H0348548A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 ネットワークの障害回線に対する迂回回線を設定して障
害復旧を行う障害復旧制御方式に関し、障害復旧処理時
に於けるメッセージ量を削減し且つ障害復旧時間を短縮
することを目的とし、ネソトワークのノードに、フェー
ズ毎に更新する識別番号を付加した復旧メノセージを送
出する送受信手段と、該復旧メッセージを受信して前記
識別番号を記憶する記憶手段と、前記識別番号の比較手
段とを設け、前記ネソトワークの障害回線の両端の一方
のノードから他方のノードに復旧メッセージを送出し、
該復旧メッセージを中継送出する中継候補ノードは、前
記識別番号を前記記憶手段に記憶し、前記他方のノード
は、前記復旧メッセージの識別番号と前記記憶手段に記
憶された識別番号とを比較して、比較不一敗の場合に、
確認メッセージを前記一方のノードに向けて送出し、該
確認メッセージを中継送出した前記中継候補ノードを中
継ノードとして中継回線を設定し、次のフェーズに於け
る復旧メッセージを中継送出する中継候補ノードは、前
記記憶手段に記憶された前回の識別番号と、今回の識別
番号とを比較し、比較不一致の場合は、前記記憶手段の
記憶内容を今回の識別番号に更新して前回のフェーズを
終了するように構戒した。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ネットワークの障害回線に対する迂回回線を
設定して障害復旧を行う障害復旧制御方式に関するもの
である。
ネットワークに於ける回線障害時に、その障害回線の両
端のノード間で復旧メッセージ及び確認メッセージの送
受信を行って、障害回線に対する迂回回線を設定するも
のであり、復旧メッセージを中継したノードのうち、確
認メッセージを受信していないノードは、確認メノセー
ジの受信待ち状態となっているから、この取消しを行う
必要があり、この処理を行う為に障害復旧時間が比較的
長くなるものであった。従って、障害復旧時間を短縮す
ることが要望されている。
〔従来の技術] 第8図Tal〜(C)は従来例の説明図であり、ノード
A,B,C,D,Eを有するネソトワークの一例を示し
、ノードA.B間の回線に障害が発生したとすると、そ
の障害回線の両端のノードA.Bの何れか一方の例えば
Aから他方のノードのBに対して、復旧メッセージ■を
空き回線を有するノードC,E側に送出する。ノードC
,Eは、それぞれ空き回線を有する側に復旧メッセージ
のを中継送出し、確認メッセージの受信待ちとする。
第8図の(a)は、ノードAからの復旧メノセージのが
、ノードC,Dを経由して、ノーFBに最初に到着した
状態を示す。
ノードBは、第8図の(b)に示すように、最初に到着
した復旧メッセージ■に対して直ちに確認メッセージ■
を送出する。ノードDは、中継送出した復旧メッセージ
■に対する確認メッセージの受信待ち状態となっている
から、ノードBからの確認メッセージ■を受信すること
により、最初の復旧メッセージのを受信した側のノード
Cに向けてlii認メッセージ■を中継送出し、且つノ
ードB,C間の回線を設定する。ノードCに於いても確
認メッセージの受信待ち状態であるから、その6奮認メ
ッセージ■を受信すると、ノードAに向けて中継送出し
、且つノードC,  D間の回線を設定し、ノードAは
ノードCを介して確認メッセージ■を受信することによ
り、ノードA,  C間に回線を設定する。
従って、ノードA,C,D,Bの経路の迂回回線がノー
ドA.B間の障害回線に対して第8図の(Clの点線で
示すように設定されることになる。
その場合、ノードEは復旧メッセージのを中継送出し、
6I i=メッセージの受信待ち状態となっており、ノ
ードBからの確認メッセージ■は、ノードDからノード
Eには中継送出されないので、その受信待ち状態を取消
す必要がある。その為に、ノードAは、第8図の(Cl
に示すように取消メッセージ■を送出する。
ノードA.B間の障害回線数が多く、前述の処理により
総ての障害回線についての迂回回線を設定できない場合
は、再度復旧メッセージ■を送出し、空き回線を有する
ノードに於いて復旧メッセージのを中継送出し、それに
対する確認メッセージ■を受信中継した時に、迂回回線
を設定し、確認メッセージ■を受信できないノードは、
次の取消メッセージ■により受信待ち状態を取消すこと
になる。
又取消メッセージ■により受信待ち状態を取消す代わり
に、復旧メッセージ■を中継送出した後に、一定時間経
過しても確認メッセージ■を受信できない場合に、タイ
ムアウトとして受信待ち状態を取消すように制御するこ
ともできる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ネットワークの構戒が複雑化し、障害回線の回線数が多
い場合には、全回線について迂回回線を設定して障害復
旧を行う為には、復旧メッセージ■と、確認メッセージ
■と、取消メッセージ■とを繰り返し送受信する必要が
ある。その為、ネットワーク内に伝送される復旧メッセ
ージ等の制御メッセージの量が著しく多くなり、各ノー
ドの処理負担が増大する欠点がある。
又復旧メッセージ■を中継送出し、それに対する確認メ
ッセージ■を受信できない中継候補ノードの受信待ち状
態を取消す為に、取消メッセージ■を送出する必要があ
り、全回線の復旧が終了していない場合は、取消メッセ
ージ■を送出した後に、一定時間をおいて再度復旧メッ
セージ■を送出することになる。従って、障害回線数が
多い場合の障害復旧時間が長くなる欠点があった。
又取消メッセージ■を送出しないで、設定時間経過によ
り受信待ち状態を取消す場合、ネソトワークの規模や各
ノード間の条件等に応じて、監視時間を設定することに
なる。その場合、TivE’Qメッセージ■の伝送遅延
時間より長い監視時間を設定することが必要となるが、
ノード間の距離により伝送遅延時間が異なり、ネソトワ
ークに於ける最大伝送遅延時間を基に設定する必要があ
る。従って、再度復旧メッセージを送出する場合に、設
定した監視時間が経過するまで待たなければならず、障
害復旧時間が長くなる欠点がある。
本発明は、障害復旧処理時に於けるメッセージ量を削減
し且つ障害復旧時間を短縮することを目的とするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の障害復旧制御方式は、繰り返し復旧メッセージ
を送出する場合に、取消メッセージを送出する必要をな
くしたものであり、第1図を参照して説明する。
ネットワークのノード1−1〜1−nに、フ工一ズ毎に
更新する識別番号を付加した復旧メッセージを送出する
送受信手段2と、この復旧メッセージを受信して識別番
号を記憧する記憶手段3と、識別番号を比較する比較手
段4とを設けて、障害が発生した場合、その障害回線の
両端の一方のノードl−iから他方のノード1−jに、
障害回線を除く他の回線を介して復旧メッセージを送受
信手段2から送出する。
この復旧メッセージを中継送出する中継候補ノードは、
識別番号を記憶手段3に記憶し、又他方のノード1−j
は、復旧メッセージの識−別番号と記憶手段3に記憶さ
れた識別番号とを比較し、比較不一致の場合は、確認メ
ッセージを一方のノード1−iに向けて送受信手段2か
ら送出する。
この確認メッセージを中継送出した中継候補ノードは、
中継ノードとして中継回線を設定する。
又次のフェーズに於ける復旧メッセージを中継送出する
中継候補ノードは、記憶手段3に記憶された前回の識別
番号と、今回の識別番号とを比較手段4により比較して
、比較不一致の場合は、記憶手段3の記憶内容を更新し
て、前回のフェーズを終了するものである。
〔作用〕
ノード1−i,  l−j間の回線に障害が発生した場
合、ノード1−iからノード1−jに向けて障害回綿以
外の空き回線を介して復旧メッセージを送受信手段2か
ら送出する。その場合、復旧メッセージの送出と確認メ
ッセージの受信とを1フェーズとし、フェーズ毎に更新
する識別番号を復旧メッセージに付加するものである。
ノード1=,X=以外のネットワークのノードが復旧メ
ッセージを受信すると、その復旧メッセージに付加され
た識別番号を記憶手段3に記憶し、空き回線側のノード
に復旧メッセージを中継送出して、確認メッセージの受
信待ち状態の中継候補ノードになる。
又ノード1−jが復旧メッセージを受信すると、記憶手
段3に記憶された識別番号と今回の識別番号とを比較手
段4により比較し、比較不一致の場合に、その復旧メッ
セージに対する確認メッセージをノード1−iに向けて
送出する。最初の復旧メッセージの場合は、前回の識別
番号は記憶されていないから比較不一致となり、確認メ
ッセージを送出することになる。
この確認メッセージを受信した中継候補ノードは、回線
を設定して中継ノードとなり、先に復旧メッセージを受
信した側のノードに対して確認メッセージを中継送出す
る。
このlIi!認メッセージを受信したノード1−iは、
回線を設定して1フェーズ終了となるが、この回線設定
によっても障害回線の回線数に満たない場合は、再度復
旧メッセージを送出する。その場合に識別番号を前回に
対して+1等により更新する。
確認メッセージを受信できないことにより、中継候補ノ
ードの状態のノードが、復旧メッセージを受信すると、
前回の識別番号と今回の識別番号とを比較手段4により
比較し、比較一致の場合は前の状態を維持し、比較不一
致の場合は記憶手段3の記憶内容を今回の識別番号に更
新し、前回のフェーズは取消メッセージを受信しなくて
も終了とするものである。即ち、空き回線が分散してい
ることにより、繰り返して復旧メッセージを送出する場
合に、識別番号が異なることから、その都度取消メッセ
ージを送出することなく、前回のフ工一ズを終了とする
ことができるものである。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の実施例について詳細に説明
する。
第2図は本発明の実施例のノードのブロソク図であり、
l1はクロスコネクト・スイノチ、12はスイソチ制御
部、13はプロセソサ、14はメモリ、15.16は通
信インタフェース部、17〜20は回線である。回線1
7〜20は点線で示す制御チャネルを含めて多重化され
ており、他のノードに接続されて、不・ノトワークを構
成している。
又第1図に於ける送受信手段2は、プロセソサ13と通
信インタフェース部15.16とを含む構成により実現
することができ、記憶手段3はメモリl4或いはブロセ
ソサl3の内部メモリにより実現することができる。又
比較手段4は、プロセノサ13の演算処理機能により実
現することができる。
又クロスコネクト・スイノチ1lは、スーfノチ制御部
12により回線17〜20間の切替接続制御を行うもの
であり、回線の使用状況はプロセノサ13により管理さ
れている。又通信インタフェース15.16を介して送
受信されるメッセージは、例えば、第3図に示すように
、自ノードアドレスと、相手ノードアドレスと、回線数
と、識別番号(ID)と、メッセージタイプとを含み、
メッセージタイプにより、復旧メッセージ,確認メッセ
ージ,取消メッセージを表すことになり、例えば、マル
チフレームのフォーマットで送受信することができる。
又復旧メッセージの送出とf,M LIJメ・7セージ
の受信とを1フェーズとし、フェーズ毎に識別番号(I
D)を歩進するものである。
次に第4図を参照して動作を説明する。第4図のfat
に於けるノードA,B間の回線に障害が発生したとする
と、その障害回線の両端の例えばノードAからノードB
に向けて、復旧メッセージ■を障害回線を除く他の空き
回線を有するノードC,E側に送出する。その場合、自
ノードアドレスシこノートAのアドレス、相手ノードア
ドレスにノードBのアドレス、回線数にノードA,B間
の障害回線の回線数、識別番号に第1回目の復旧メッセ
ージであるから例えば「l」、メノセージタイプに復旧
をそれぞれ挿入し、通信インタフェース部15.16か
ら障害回線を除く空き四捺を有するノード側に送出する
このような復旧メノセージの送出は、プロセノサ13の
制御により行うことができる。又送出制御の一部を通信
インタフェース部1.5.16に於いて行うように構或
することも可能である。
ノードC.  Eがこの復旧メノセージを受信し、Fロ
手ノートアドレスによりノードBを識別し、プロセノサ
13の回線管理機能によりノードB側の空き回線の有無
を判断し、ノードB {!I!Jの空き回線がある場合
は、ブロセソサl3の制御によりそれぞれ復旧メッセー
ジの自ノードアドレスをノードC,Eのアドレスとして
復旧メッセージを中継送出する。その場合、メモリl4
に識別番号と受信側ノードBのアドレスと送出側ノード
Aのアドレスとを記憶して、確認メッセージの受信待ち
状態の中継候補ノードとなる。ノードDに於いても同様
に動作し、復旧メッセージをノードB側に中継送出して
、中継候補ノードとなる。
ノードBは復旧メッセージのを受信すると、メモリl4
に記憶された識別番号と、受信復旧メッセージに付加さ
れた識別番号とを比較し、比較不一致の場合は、その受
信復旧メッセージに対する確認メッセージ■を送出する
。最初の復旧メッセージを受信した場合は、メモリ14
に記憶された識別番号は「0」であり、「1」の識別番
号とは相違するから、メモリl4の記憶内容を更新し、
且つ前述のように確認メッセージ■を送出する。
又その後に、ノードEから中継送出した復旧メッセージ
■をノードDが受信すると、その識別番号とメモリ14
に記憶した識別番号とを比較し、比較一致の場合はその
復旧メッセージを無視し、相違する場合のみその復旧メ
ッセージを中継送出すると共に、メモリ14の記憶内容
を更新する。
又ノードBに於いても、伝送遅延で遅れて到着した復旧
メッセージがあった場合、その識別番号とメモリ14に
記憶した識別番号と一致するから、その復旧メッセージ
を無視することになる。
確認メッセージ■は、第3図に於いて、自ノードアドレ
スにノードBのアドレス、相手ノードアドレスにノード
Aのアドレス、回線数にノーFBD間の空き回線数、識
別番号に受信復旧メノセージの識別番号、メッセージタ
イプに確認をそれぞれ挿入したものとなる。
この確認メッセージ■を第4図の(b)に示すようにノ
ードBからノードDに向けて送出し、中継候補ノードD
が受信し、メモリl4に記憶した識別番号と同一の6!
認メッセージであることを判別すると、プロセッサ13
からスイッチ制御部12を介してクロスコネクト・スイ
ソチ11を制御し、回線17〜20間の切替接続を行う
もので、それにより、ノードB,D間の回線を点線で示
すように設定し、自ノードアドレスをノードDのアドレ
スとし、回線数にノードD,C間の空き回線数を挿入し
て、ノードC {!1.11に送出する。
ノードCに於いてもノードDと同様に動作し、確;忍メ
ッセージ■をノードAに中継送出する。ノードAは、こ
の確認メッセージ■を受信し、確認メッセージ中の回線
数が、ノードA,  B間の障害回線の回線数と等しい
場合には、lフェーズにより障害復旧制御が終了したこ
とにより、中継候補ノードのままのノードEに対して取
消メッセージを送出する。
又確認メ7セージ中の回線数が、障害回線の回線数より
少ない場合は、取消メッセージを送出することなく、次
のフェーズに移行し、識別番号を「1」から「2」に歩
進し、この識別番号を付加した復旧メッセージのを、第
4図の(C)に示すように、ノードA.C間に空き回線
がないとすると、空き回線を有するノードE側に送出す
る。ノードEは、メモリ14に記憶した識別番号「1」
と、今回受信した復旧メッセージの識別番号「2」とを
比較すると比較不一致となるから、識別番号を「2」に
更新し、第1フェーズは終了したものとする。即ち、取
消メッセージを受信しなくても、復旧メッセージの識別
番号が相違する場合は、前のフェーズは終了したものと
する。そして、空き回線を有するノードC,D側に復旧
メッセージを中継送出し、前述の動作を繰り返すことに
なる。
第5図は復旧メノセージを送出する送出側ノード、第6
図は復旧メッセージを受信する受信側ノード、第7図は
中継ノードのそれぞれフローチャートを示す。送出側ノ
ードに於いては、第5図に示すように、障害発生により
識別番号IDを0として初期化し■、識別番号IDを+
1して■、復旧メノセージを送出する■。即ち、第1フ
ェーズに於いては識別番号IDをrlJとして復旧メッ
セージを送出する。
そして、確認メッセージ待ち■の状態となり、確認メノ
セージを受信した場合には、復旧回線の残りの有無を判
定し■、復旧回線の残りがある場合には、ステップ■に
移行し、復旧回線の残りがなければ、障害復旧処理は終
了となって、送信側ノードは通常状態となる。この場合
、中継候補ノード状態のままのノードを通常状態に戻す
為に、時間監視機能を用いるか或いは送信側ノードから
取消メッセージを送出するものである。
又受信側ノードに於いては、第6図に示すように、障害
発生により識別番号IDを「0」として初期化し■、復
旧メッセージを受信すると■、その復旧メッセージの識
別番号と、メモリl4に記憶した識別番号(第1フェー
ズに於いてはステップ■により初期化されて「0」とな
っている)とを比較して同一か否か判定する■。同一の
場合はその復旧メッセージを無視し、同一でない場合は
、メモリ14に記憶した識別番号を受信復旧メッセージ
の識別番号に更新し■、確認メッセージを送出する[相
]。
他のノードに於いては、第7図に示すように、受信した
メッセージが確認メッセージか否か判定し0、確認メッ
セージでない場合は取消メッセージであるか否か判定し
@、取消メッセージでもない場合は復旧メッセージと判
定し、その識別番号IDが同一か否か判定し0、同一の
場合はその復日メッセージを無視してステソプ0に移行
し、同一でない場合は、メモリ14に記憶した識別番号
IDを更新し[相]、その復旧メッセージの中継送出を
行い[相]、確認メッセージ待ち[相]の状態となる。
即ち、取消メッセージを受信しなくても、識別番号が前
回と相違する復旧メッセージを受信することにより、前
のフェーズを終了として、次のフェーズに移行し、中継
候補ノードとなる。
中継候補ノードとなった後、確認メッセージを受信する
と、中継ノード確定となる。又取消メッセージを受信し
た場合は、通常状態となる。
本発明は、前述の実施例のみに限定されるものではなく
、種々付加変更することができるものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、ネットワークの障害回
線の両端の一方のノードl−iの送受信手段2から他方
のノード1−jに向けて復旧メッセージを送出し、その
時にて復旧メッセージと確認メッセージとの送受信を1
フェーズとして、フ工一ズ毎に更新する識別番号(ID
)を付加するものであり、復旧メッセージを受信して中
継候補ノードとなった後、次のフェーズの復旧メッセー
ジを受信した場合、記憶手段3に記憶した識別番号と今
回の識別番号とが相違するから、取消メッセージを受信
しなくても前のフェーズは終了したものとし、次のフェ
ーズに入ることができる。
従って、障害回線に対する迂回回線を設定する為に、複
数フェーズを必要とする場合に、フェーズ毎に取消メッ
セージを送出する必要がないから、確認メッセージを受
信したノード1−iは、直ちに次のフェーズに入り、識
別番号を歩進して復旧メッセージを送出することかでき
る。即ち、取消メッセージをその都度送出しないと共に
、次の復旧メッセージを送出する時の待ち時間をとる必
要がないので、障害復旧時間を短縮することができ、且
つネソトワークのメッセージ量を削減することができる
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明の実施例
のノードのブロック図、第3図は本発明の実施例のメッ
セージの説明図、第4図(a)〜(Clは本発明の実施
例の説明図、第5図は送出側ノードのフローチャート、
第6図は受信側ノードのフローチャート、第7図は中継
ノードのフローチャート、第8図(a)〜(Clは従来
例の説明図である。 1−1〜1−nはノード、2は送受信手段、3は記憶手
段、4は比較手段である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  ネットワークのノード(1−1〜1−n)に、フェー
    ズ毎に更新する識別番号を付加した復旧メッセージを送
    出する送受信手段(2)と、該復旧メッセージを受信し
    て前記識別番号を記憶する記憶手段(3)と、前記識別
    番号の比較手段(4)とを設け、 前記ネットワークの障害回線の両端の一方のノード(1
    −i)から他方のノード(1−j)に、該障害回線を除
    く他の回線を介して前記復旧メッセージを前記送受信手
    段(2)から送出し、該復旧メッセージを中継送出する
    中継候補ノードは、前記識別番号を前記記憶手段(3)
    に記憶し、 前記他方のノード(1−j)は、前記復旧メッセージの
    識別番号と前記記憶手段(3)に記憶された識別番号と
    を前記比較手段(4)により比較して、比較不一致の場
    合に、確認メッセージを前記一方のノード(1−i)に
    向けて前記送受信手段(2)から送出し、 該確認メッセージを中継送出した前記中継候補ノードを
    中継ノードとして中継回線を設定し、次のフェーズに於
    ける復旧メッセージを中継送出する中継候補ノードは、
    前記記憶手段(3)に記憶された前回の識別番号と、今
    回の識別番号とを前記比較手段(4)により比較し、比
    較不一致の場合は、前記記憶手段(3)の記憶内容を今
    回の識別番号に更新して前回のフェーズを終了すること
    を特徴とする障害復旧制御方式。
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