JPH057399Y2 - - Google Patents

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JPH057399Y2
JPH057399Y2 JP1986068435U JP6843586U JPH057399Y2 JP H057399 Y2 JPH057399 Y2 JP H057399Y2 JP 1986068435 U JP1986068435 U JP 1986068435U JP 6843586 U JP6843586 U JP 6843586U JP H057399 Y2 JPH057399 Y2 JP H057399Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、開窓度調整用の緩衝機器を下框に
内設した横開き回転窓の擺動装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来、窓開閉用の緩衝機器としては開放時の付
勢力を油圧または発条などで保有して常に速度を
コントロールしながら開窓し、全開時にはロツド
(伸縮杆)がステーとなる作動装置(一般には自
動車のライトバンのような後部突出しドアーに広
く使用されている慣用手段)が多用されてきた。
しかしながら、上記緩衝機器は一端が窓側に他
端が固定枠側の表面に添着された状態が多いた
め、外観上余り好評とは云えず、さらにロツドの
伸長運動を随時随所で制止させる付加機能もない
ため、開窓時の任意停止は、不可能であり、僅か
に先行技術として開示された実開昭59−6172号公
報に記載のレツグステーでは、上蓋が半開および
全開時にのみ停止するべくアームの端部に係止部
を2ケ所形成して上蓋を制止させるよう試みては
いるが、所詮前記慣用手段と同様シリンダーとロ
ツドが開放時に露出して美感を損い、かつロツド
の任意停止は全開と半開時に限定される(慣用手
段では全開まで)ノンストツプ)などの難点があ
り、開放の微調整を必要とする窓周辺の付加設備
には不適である。
(考案が解決しようとする問題点) 回転窓およびその周辺に、一見して緩衝機器や
その関聯部材と判別できるものが露呈して人目に
触れるのでは窓周辺の景観上好ましくないという
問題点が生じるし、また該緩衝機器を作動させる
位置は飽くまで容易に手の届く範囲内で、しかも
複雑な操作でなく至つて単純なタツチ操作が好ま
しいうえ、任意の位置で窓が確実に停止できる機
能を備え、且つ窓開閉時に何等妨害されないとす
る諸条件に適合させないと到底需要に供せないと
いう問題点が起り、加へて需要層に対し低廉で経
済負担を与えることなく、しかも堅牢にして適確
に作動するメリツトの多い擺動装置の開発こそが
サツシ業界に課せられた懸案の問題点となつてい
た。
(考案の目的) 本願考案と同一考案人によつて先願されたステ
イダンパーに付設する伸長制動装置(実願昭61−
21954号)の緩衝機器を窓およびその周辺(下框)
に内設して外部より隠蔽することで、景観条件と
操作位置の適正化、および押釦による簡易操作条
件の至便性と迅速化の向上、さらに任意の位置で
開窓を制止させる機能を兼備させて成る回転窓の
擺動装置を廉価堅牢に提供することにより、前述
した開発のテーマとなつている多数の問題点の解
消を計ることを目的とする。
(問題点を解消するための手段) この考案による回転窓の擺動装置は、窓W開口
部の下框Sに内設され、室内側に突出した操作釦
によつて任意にロツド2の延伸および制止ができ
る様にした開窓度調整装置つきの緩衝機器1より
出没するロツド2に継手4を介して枢着した腕杆
3の端部を窓Wの下縁D内に定着した凸座6に回
動自在に枢着したことを特徴とするものである。
(作用) (1) 開窓 窓開口部の下框に内設した緩衝機器には、制動
板の先端に冠着した操作釦が壁面上(室内側)に
僅小幅突出しているため、押圧によつて第5図示
の矢印方向に押しこめば、該操作釦に一体となつ
ている制動板は傾動されて孔のかどぶちとロツド
との圧接は離反するため、ロツドは緩衝機器の一
要部であるシリンダー内の弾機復元作用で延伸す
る、したがつて該ロツドに継手を介して枢着した
腕杆も連動して前進するから、該腕杆の端部を止
螺によつて凸座に枢着された窓の下縁も亦押進さ
れることとなるから、垂直軸を支点として横開き
回転するように構成された窓は、前述操作釦を押
し続ける限りロツドが最大限延伸するまで開放す
るものである。
(2) 開窓中の任意停止 下框の壁面側より突出している操作釦を押圧中
は開窓が続いているが、一旦操作釦の押圧を止め
ると緩衝機器の制動板はスプリングの反発力で正
常位置に復帰して孔のかどぶちがロツドに対し強
く圧接するから、該ロツドの延伸運動は即刻停止
しその腕杆により接続された回動窓の開放運動も
直ちに停止する。
(3) 閉窓 開放した窓の把手を持つて閉鎖方向(室内側)
に引き寄せると、窓は腕杆を介してロツドをシリ
ンダー内に没入させながら全閉する、斯かる際制
動板の孔のかどぶちはロツドの後退運動方向に移
行して第7図示の仮線状態のように変化しようと
するから、必然的にロツドに対するかどぶちの圧
接度は解消されるため、シリンダー内の弾圧を押
し込める程度の荷重で閉窓が行われる。実験では
該ロツドの後退時操作釦が没入方向に微動するこ
とが確認されたものであるが、これは制動板のか
どぶちがロツドの後退時に若干傾動する状態が反
映しているためである。
(実施例) 第1図は、この考案の一実施例を示す全体図で
あり、1は本願考案と同一出願により先願の伸張
制動装置つき緩衝機器(ステイダンパー)で、窓
開口部の下框Sに内設されている。
そして前記緩衝機器1の一要部であるシリンダ
ー内に出没するロツド2先端部には、回動自在の
腕杆3が枢着され、その端部は窓Wの下縁D内に
定着された凸座6に回動自在に枢着されており窓
(可動体)と下框(固定体)を連係する主要部材
となつている。
詳細には第4,5,6図示(拡大図)の如く、
両端に耳孔を有した緩衝機器1は下框Sの室内寄
りに固着されているが、開窓時は窓Wの下縁Dで
隠蔽されるも、開窓時には下框S上面側に露出す
るため制動板5とロツド2の一部および緩衝機器
1の全長に亘つてカバー(図示せず)を覆設する
のが好ましい。
そして、ロツド2の先端が螺止嵌着された継手
4の他側に止ピン8で枢着された腕杆の先端側
は、窓Wの下縁D内に定着されたハツト形状の凸
座に止螺9で回動自在に枢着されている。
この考案に用いる横開き回転窓は、上下2ケ所
の垂直軸をヒンジとして建物外に開放する所謂外
開き型式のものが使用上からも最適であるが、止
むを得ず内開き型式の回転窓に用いた場合は操作
釦の近傍に人が接近する関係上、危険回避のため
別個に遠隔操作によつて緩衝機器1の操作釦7が
作動するような装置を設けることは容易に勘案で
きるものである。
また、下框Sより室内側に突出する操作釦7
は、緩衝機器1に付設されたロツド2の延伸を制
止する制動板5の折曲先端側に固着されて下框S
の小孔を挿通して室内に突出したものであるか
ら、その位置が何人にも一早く発見できるよう銘
板乃至は着色塗装を施しておくと至便である。
(考案の効果) この考案によれば、操作釦のみが閉窓時下框側
の一部に露呈するだけで、擺動装置全体が窓の下
縁と下框に夫々内設されて完全隠蔽の状態となつ
ているから、窓周辺の景観を損わず、かつ開窓お
よびその一時停止が随時適確に何人によらず至つ
て簡便なワンタツチ操作で行えるうえ、装置その
ものが頗る簡単な構造であるため、需要層に対し
経済負担を与えないなどの実用的効果が期待でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す閉窓時の全
体図、第2図は同上のA−A視横断面図、第3図
は開窓時の斜視図、第4図は第1図のB−B視縦
断面図、第5図はこの考案の構成状態を示す拡大
平面図、第6図は同上の側面図、第7図は要部制
動板とロツドの圧接状態を示す拡大平面図であ
る。 図において、1は緩衝機器、2はロツド、3は
腕杆、4は継手、6は凸座、Wは窓、Sは下框、
Dは下縁である。なお、各図中同一符号は同一ま
たは相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 窓W開口部の下框Sに内設され、室内側に突出
    した操作釦によつて任意にロツド2の延伸および
    制止ができる様にした開窓度調整装置つきの緩衝
    機器1、この緩衝機器より出没するロツド2に継
    手4を介して枢着した腕杆3、この腕杆の端部を
    窓Wの下縁D内に定着した凸座6に回動自在に枢
    着したことを特徴とする回転窓の擺動装置。
JP1986068435U 1986-05-07 1986-05-07 Expired - Lifetime JPH057399Y2 (ja)

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JP1986068435U JPH057399Y2 (ja) 1986-05-07 1986-05-07

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JP1986068435U JPH057399Y2 (ja) 1986-05-07 1986-05-07

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Publication Number Publication Date
JPS62180169U JPS62180169U (ja) 1987-11-16
JPH057399Y2 true JPH057399Y2 (ja) 1993-02-24

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ID=30908251

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH069274Y2 (ja) * 1988-03-31 1994-03-09 和明 安藤 窓開閉用腕杆の制動装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS596172B2 (ja) * 1979-10-04 1984-02-09 デンカエンジニアリング株式会社 含水原料の焼成方法及び装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS596172U (ja) * 1982-07-06 1984-01-14 有限会社桜井金具製作所 レツグステ−

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JPS596172B2 (ja) * 1979-10-04 1984-02-09 デンカエンジニアリング株式会社 含水原料の焼成方法及び装置

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JPS62180169U (ja) 1987-11-16

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