JPH0573284A - 作図処理装置及びその方法 - Google Patents

作図処理装置及びその方法

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JPH0573284A
JPH0573284A JP3258633A JP25863391A JPH0573284A JP H0573284 A JPH0573284 A JP H0573284A JP 3258633 A JP3258633 A JP 3258633A JP 25863391 A JP25863391 A JP 25863391A JP H0573284 A JPH0573284 A JP H0573284A
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武邦 江口
Fumiko Matsubara
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ジョブ制御言語で入力されたデータに基づい
て指定された図形を割り出して仕事の手順を示すフロー
チャートを自動的に生成すると共に該フローチャートに
基づいて前記図形と相関関係のあるデータの探索等を容
易に行うこと。 【構成】 ステップテーブル80、入力ファイルテーブ
ル81等を含む作業用テーブル8と、作図テーブル9等
を記憶装置に記憶し、表示部に表示させる頁数からステ
ップ番号を算出して作図テーブル9のアドレスを求め、
この求められたアドレスにデータをあてはめた後、入力
ファイルテーブル81を順次検索して相当するステップ
番号があればデータの前の行に入力ファイルを配置し、
次に出力ファイルテーブル82を順次検索して相当する
ステップ番号があればデータの後の行に出力ファイルを
配置して作図テーブル9を作成し、該作図テーブル9の
データから前記記憶装置に記憶されている所定の図形等
に変換して作図処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータプログラ
ムの動きを指示するジョブ制御言語で入力されたデータ
に基づいて指定された図形を割り出して仕事の手順を示
すフローチャートを自動的に生成すると共に該フローチ
ャートに基づいて前記図形と相関関係のあるデータの探
索等を行うことのできる作図処理装置及びその方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ等を用いて所定の処
理並びに作業を行うためには、該コンピュータを所定の
命令にしたがって作動させるためのプログラムとその動
きを指示するジョブ制御文が必要である。このジョブ制
御文は所定の言語を用いてコンピュータ内にデータ入力
されるが、コンピュータをどのように指令して処理させ
るかを予め設計する必要がある。
【0003】この設計は、分析、システム設計等の各工
程毎に行われるが、これらの設計は図14に示すような
フローチャート作図用のテンプレートを用いてフローチ
ャートが作成される。このテンプレートは、抜き穴形状
の異なるものが複数種類用意されている。
【0004】上記分析工程では、例えばシステムエンジ
ニア等がフリーハンド等によりテレビ、電話等の図形を
記号化せず実際の製品に近い状態で作図してシステム全
体の概略を説明できる程度に設計する。そして、更に詳
細な設計を行いコンピュータ等を用いてどのような処理
並びに作業を行わせるのかを決定する。
【0005】例えば、工務店などの事業遂行のための管
理用システムを設計する場合、どのような種類の管理が
あるのかを予め把握する必要がある。そして、その管理
には、金銭出納、売掛金、未払金等の元帳作成、原価計
算、損益計算等及び決算書の作成等を含む財務管理、資
材等の在庫量を把握するための在庫管理、見積書の作
成、工事台帳への記帳、工事現場別集計、現場別工程表
の作成、個人別、部門別、現場別一覧表等を含む工事管
理並びに個人別、現場別集計表の作成を含む労務管理が
ある。
【0006】そして、上記各管理のうち、例えば、財務
管理についてみると金銭出納、売掛金、未払金等の元帳
作成、原価計算、損益計算等及び決算書の作成等の複数
の仕事がある。ここで、仕事とは、金銭出納、売掛金、
未払い金等の作業を実行するための作業の単位をいう。
売掛金回収処理の仕事を例にとれば、この作業をコンピ
ュータに指示する場合、図16のようなジョブ制御文を
用いる。図15は図16をジョブフローチャートにした
ものであり、上から順に「入金情報の確認」「消し込
み」「データの並べ換え」「作表」という4つのプログ
ラムを表す箱形が並んでいる。図15に示す101及び
102は「入金情報の確認」で使う入金情報ファイル
と、その照合に必要な得意先マスターを示している。そ
して図15の103、すなわち図16に示すSTEP0
01 EXEC(実行) PGM001が処理実行され
ると、104乃至107に示すような出力が得られるこ
とがわかる。
【0007】「入金情報の確認」すなわちSTEP00
1は、売掛金回収処理という全体の仕事から見るとその
一部分に過ぎない。STEP002、SORTも同様で
ある。このように、いくつかのプログラムが決められた
順序で実行されてはじめて目的とする結果(たとえば
『売掛金残高回収週報』など)が得られる場合、その仕
事全体を『ジョブ』という。また、STEP001、S
TEP002のように、ジョブを構成するプログラムの
単位を『ジョブステップ』(以下、ステップとも呼
ぶ。)という。図16のジョブ制御文では、S1、S2
がこのジョブステップに相当する。
【0008】図15に示すジョブフローチャートの他に
更に具体的なプログラムを実行するためのフローチャー
ト(図示せず)があるが、図15ではそのようなフロー
チャートを示さず、それよりも上位の概念が示されてい
る。すなわち、図15ではジョブの流れを示し、しかも
各ファイルがどのジョブステップで実行されどのファイ
ルが必要かということ並びに入力ファイル,出力ファイ
ル等の相関関係が直ちにわかる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ような複数種類のテンプレートを用いて行うジョブ設計
には以下のような欠点がある。すなわち、
【0010】第一に、従来のジョブ設計ではシステム
エンジニア等が複数種類のテンプレートを用いて作図
し、しかも手作業で行うためシステムエンジニア等の個
性により統一したジョブ設計がなされず、設計されたジ
ョブフローチャートに個人差が出て同一品種のジョブフ
ローチャートを提供することができない欠点がある。し
たがって、設計されたジョブフローチャートに慣れてい
ないシステムエンジニアの場合には理解するまでに時間
がかかり、しかも該ジョブフローチャートを修正等する
場合にも時間がかかり作業効率が悪いという欠点があ
る。
【0011】第二に、従来ジョブ設計が複雑なもので
ない場合には図15に示すようなジョブフローチャート
を作成せずに直ちに図16に示すようなデータを作成す
ることがあり、このように作成されたデータを該ジョブ
設計に携わった以外のシステムエンジニアが修正するよ
うな場合には、修正時若しくは修正後に各仕事の上位及
び下位、すなわち入力ファイル、出力ファイル等の関係
がよくわからないため新たに図15に示すようなジョブ
フローチャートを作成しなければならない場合がある。
【0012】第三に、従来、データから各ジョブステ
ップに関係するファイルを探す場合や作成されたフロー
チャートから関係するジョブステップ及びファイルを探
す場合には、図15及び図16に示すようなジョブフロ
ーチャート又はデータを目視により探してピックアップ
する必要がある。しかしながら、膨大なデータからこの
ような作業を行うことは非常に困難であるという欠点が
ある。
【0013】第四に、従来、システムエンジニア等が
ジョブフローチャートを作成している際にファイルが初
めて出てきたものかどうか知りたい時にもすぐに確認す
ることができず、既に1度出てきたことがわかってもど
のジョブステップで出てきたかがすぐにわからないとい
う欠点がある。
【0014】そこで、本発明は上記従来技術の欠点に鑑
みなされたもので、ジョブ制御言語で入力されたデータ
に基づいて指定された図形を割り出して仕事の手順を示
すジョブフローチャートを自動的に生成すると共に該ジ
ョブフローチャートに基づいて前記図形と相関関係のあ
るデータの探索等を容易に行うことのできる作図処理装
置及びその方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、中央処理装置
と、主記憶装置及び補助記憶装置を含む記憶装置と、操
作手段と表示手段と出力手段とを含む周辺装置とで構成
され、前記記憶装置は、少なくともステップ番号を有す
るステップテーブルと、少なくともステップ番号とファ
イルテーブルポインタとを有する入力ファイルテーブル
と、少なくともステップ番号とファイルテーブルポイン
タとを有する出力ファイルテーブルと、少なくともファ
イル名を有するファイルテーブル及びワークテーブルと
からなる作業用テーブルと、該作業用テーブルとは別の
エリア内に所定の大きさで形成された作図テーブルと、
前記ファイル等を表示する図形等を含み、前記中央処理
装置は、前記操作手段からの指令によって前記表示手段
に表示させるべき頁数からステップ番号を算出して前記
作図テーブルのアドレスを求め、この求められたアドレ
スに前記データをあてはめた後、前記入力ファイルテー
ブルを順次検索して前記データに相当するステップ番号
があれば前記データの前の行に入力ファイルを配置し、
次に出力ファイルテーブルを順次検索して前記データに
相当するステップ番号があれば前記データの後の行に出
力ファイルを配置して作図テーブルを作成し、該作図テ
ーブルのデータから前記記憶装置に記憶されている所定
の図形等に変換して作図処理するように構成したもので
ある。また、本発明は、少なくともステップ番号を有す
るステップテーブルと、少なくともステップ番号とファ
イルテーブルポインタとを有する入力ファイルテーブル
と、少なくともステップ番号とファイルテーブルポイン
タとを有する出力ファイルテーブルと、少なくともファ
イル名を有するファイルテーブル及びワークテーブルと
からなる作業用テーブルと、該作業用テーブルとは別の
エリア内に所定の大きさで形成された作図テーブルと、
前記ファイル等を表示する図形等を含む記憶装置であっ
て、前記操作手段からの指令によって前記表示手段に表
示させるべき頁数からステップ番号を算出して前記作図
テーブルのアドレスを求め、この求められたアドレスに
前記データをあてはめた後、前記入力ファイルテーブル
を順次検索して前記データに相当するステップ番号があ
れば前記データの前の行に入力ファイルを配置し、次に
出力ファイルテーブルを順次検索して前記データに相当
するステップ番号があれば前記データの後の行に出力フ
ァイルを配置して作図テーブルを作成し、該作図テーブ
ルのデータから前記記憶装置に記憶されている所定の図
形等に変換して作図処理するようにしたものである。
【0016】
【実施例】次に、本発明に係る作図処理装置の一実施例
について説明する。
【0017】図1は、本発明に係る作図処理装置の構成
の概要を示す図である。この作図処理装置は、演算処理
手段としての中央処理装置(CPU)1と、記憶装置と
してのハードディスク2と、操作手段としてのキーボー
ド3a及びマウス3b,表示手段としてのディスプレイ
3c,出力手段としてのプリンタ3d等を含む周辺装置
3とで構成されている。
【0018】CPU1は、いわゆるマイクロコンピュー
タ等で構成され各種演算処理を行うものであり、記憶装
置2は、主記憶装置及び補助記憶装置を含み、CPU1
で演算処理を行うために必要なファイルやテーブル並び
に図15に示すようなフローチャートを作成するための
ディスク,テープ並びにプリンタなどの種々の図形が予
め用意されてストアされている。キーボード3aは、デ
ータの入力や各指令等を行うためのものであり、マウス
3bはキーボード3aと同様に各指令等を行うことがで
きるが、この指令はディスプレイ3cの画面上のカーソ
ルを移動させて行う。プリンタ3dは、帳票等の出力を
行う。また、この作図処理装置には、作図システムを起
動するプログラム(Operating System=OS) が装置本
体内に予め組み込まれている。したがって、この作図処
理装置は、図2のフローチャートで示すように図1に示
す作図処理装置のハードウェアの電源をオン(ON)す
ると、OSが起動されて種々の処理を行うためのプログ
ラムが起動される。即ち、作図システムが起動されて所
定の画面が表示されると、後述するメイン処理が実行さ
れて作図システムが終了するとOSを停止させてハード
ウェアの電源をオフ(OFF)し一連の処理が終了す
る。
【0019】次に、図2に示す作図処理6におけるメ
イン処理6cについて以下に説明する。この作図処理
は、図16に示すようなデータから図15に示すような
ジョブフローチャートの作成を行う。この作図処理の流
れを図3を用いて行う。
【0020】図3に示すJCL(JOB CONTROL LANGUAG
E) 7,例えば//JOB,//STEP-A EXECPGM=PGM001,//SYS10
0 DD DSN=file-y 等のデータが図1に示すキーボード3
a等の操作により処理されてCPU1に取り込まれる
と、この取り込まれたシリアルデータよりCPU1は解
析処理を行う。この解析処理によりCPU1は作業用テ
ーブル8を作成する。この作業用テーブル8は、図4に
も示すようにステップテーブル80,入力ファイルテー
ブル81,出力ファイルテーブル82,ファイルテーブ
ル83であり、これらは図1に示す記憶装置2内にスト
アされる。
【0021】ステップテーブル80には、ステップNO
(番号)とステップIDが示されている。このうち少な
くともステップNOは必要とされる。そして、この作図
処理装置では4つのジョブステップまでが1頁となるよ
うに構成されている。したがって、2頁目はジョブステ
ップ番号5から始まる。また、図1に示すディスプレイ
3cには1頁分、即ち4つのジョブステップまで表示さ
れるように構成されている。
【0022】ファイルテーブル83には、少なくともフ
ァイル名が示されている。即ち、図4に示すようにファ
イル番号(ポインタ)1は、file−a,ファイル番
号(ポインタ)2はfile−b・・・である。入力フ
ァイルテーブル81には、少なくともステップNOとフ
ァイルテーブルポインタが示される。例えば、図4の破
線で示すステップNOが1でポインタ1の時は入力ファ
イルとしてfile−aが関係し、またステップNOが
1でポインタ3の時は入力ファイルとしてfile−y
が関係していることがわかる。出力ファイルテーブル8
2には、少なくともステップNOとファイルテーブルポ
インタが示されており、例えばステップ番号2の時は、
ファイルテーブルポインタは7であるから、ステップN
O2の出力ファイルとしてfile−rが関係している
ことがわかる。以上のような作業用テーブルがJCL7
のデータから作成されてストアされる。
【0023】作業用テーブル8が作成された後は、ジョ
ブフローチャート作成のためのフロー配置処理を行う。
【0024】このフロー配置処理は、図3に示す作図テ
ーブル9を図1に示す記憶装置2内に用意する。この作
図テーブル9は、図3に示すように横が13列で縦に1
行目から連続させて行と列で構成される升目が複数形成
され、この形成された升目内にデータが当てはめられ
る。この複数の升目は図1に示すディスプレイ3c(並
びにプリンタ3d)の画面に対応するように決められて
いる。
【0025】この作図テーブル9に作業用テーブル8の
情報を書き込み、更に図6に示すフローチャート作成ま
での流れを説明する。なお、図5は画面に表示できる1
頁分の4ステップまでのデータが割り当てられている。
【0026】a)図1に示すディスプレイ3cの画面に
表示させるべき頁番号から作図を開始させるステップN
Oを割り出す。画面1頁に対して4ステップまでが表示
されることは予め決められているので、例えば1頁目の
場合は1ステップから、2頁目の場合は、(2頁−1
頁)×4ステップ+1ステップ=5ステップ・・・5ス
テップ目からが作図の対象となる。
【0027】b)次に、図4のステップテーブル80の
データを図3及び図5に示す作図テーブル9の升目に当
てはめて書き込む。つまり、ステップNOから作図テー
ブル9のアドレスを次の計算式によりCPU1で演算処
理して割り出す。 行={ステップ番号−(頁番号−1)×4}×3 列=2・・・固定 したがって、例えばステップ番号1で頁番号1の時は、
{1−(1−1)×4}×3=3となり、3行目で2列
目の升目内に割り当てられることとなる。また、上記列
=2の固定は、後述するファイルが11以上ある場合の
処理を行うために作図テーブル9の2列目から作図する
ように構成されている。
【0028】c)次に、図4に示す入力ファイルテーブ
ル81を先頭から検索して該当するステップNOを持つ
データがあれば、それを作図テーブル9に書き込む。入
力ファイルは上記ステップテーブル80のジョブステッ
プの前の行に配置されるので、 行=b)の行−1 列=2から順に図3及び図5に示す作図テーブル9の右
側に埋めるように書き込む。この処理により、例えば図
4に示す入力ファイルテーブル81のステップNO1の
「STEP−A」が割り当てられる行は3であるから、
3−1は2となり図5に示す2行目の升目内にfile
−aとfile−yが作図テーブル9に割り当てられ
る。
【0029】d)次に、出力ファイルテーブル82を先
頭から検索し、該当するステップNOを持つデータがあ
れば、それを作図テーブル9に書き込む。そして、出力
ファイルは入力ファイルとは逆にステップテーブル80
のステップの後の行に配置されるので、 行=b)の行+1 列=2から順に図3及び図5に示す作図テーブル9の右
側に埋めるように書き込む。
【0030】e)CPU1は記憶装置2内に作図された
作図テーブル9の種々の修正を行う。即ち、図5に示す
ように作図テーブル9の1ステップの4行目にはファイ
ルが何も配置されていないので、この行の削除を行う。
また、3ステップの10行目と4ステップの11行目に
は、file−yがあり、出力ファイルが次のステップ
の入力ファイルとなっているので、2行を1行にまとめ
る。また、ファイルが11以上ある時は後述する。これ
らの処理により記憶装置2内の容量を多くすることが可
能となる。
【0031】f)上記作図テーブル9の配置にしたがっ
て図1の記憶装置2内にストアされている所定の図形が
読み出されて図6に示すジョブフローチャートが作図さ
れる。そして、それぞれの図形に対応して所定の文字等
が図15等に示すように上書きされる。これらの文字等
は図形上に上書きさせないようにすることも可能であ
る。以上の処理により図2に示す作図処理6が行われ
る。
【0032】次に、図7及び図8に示すようにファイ
ルが一つの行に11以上ある場合の処理について説明す
る。なお、図7に示すジョブフローチャートは、図6及
び図15に示すデータとは同一ではなく、説明のために
示したものである。
【0033】本発明に係る作図処理装置では図8(a)
に示すように図1に示すディスプレイ3cの画面上には
11列まで表示されるように画面上の升目が割り当てら
れているが、記憶装置2内の作図テーブル9の升目は1
3列までのファイルが割り当てできるように構成されて
いる。しかして、この作図処理装置では作図テーブル9
に一旦データが埋め込まれた後CPU1内の判定手段
(図示せず)が作図テーブルの12列目及び13列目の
ファイルをみてその行のファイル数が12列目若しくは
12列目及び13列目間でファイルが配置されているか
どうかを判定する。
【0034】図8(a)のケース1及びケース2の場合
をみると、ファイルが11列目までに配置されており、
12列目及び13列目にファイルが埋め込まれていない
ので、そのまま画面上に表示されて何らの処理もなされ
ない。また、ケース3の場合には12列目にファイルk
があるので、そのままではファイルがjまでしか表示さ
れないことになるが、この作図処理装置ではファイルの
配置は既にb)で述べたように1列目の升目が空欄にな
っている。したがって、図8(b)のケース3で示すよ
うにファイルa乃至kの各ファイルを1つずつ左にシフ
トさせてファイルa乃至kの全てのファイルを画面上に
表示させる処理を行う。また、ケース4の場合には、1
2列目及び13列目にファイルk及びlが配置されてい
るので、ケース3と同様の処理を行うことができない。
したがって、ケース4の場合にはファイルjまでを画面
上に表示させ、1列目の升目内に図7及び図8に示すよ
うな空のファイルSを表示させる処理がなされる。な
お、図7にてわかるようにファイルが配置される升目を
示す枠等は画面上に図示されないが、このような升目等
を区画する枠等を表示させることも任意に設定すること
ができる。
【0035】また、この作図処理装置では、図7に示
すようにファイルの頂部に斜線で示すファイルが用いら
れているが、このファイルは入力又は出力データとして
初めて出てきたことを示すものである。そして、本実施
例ではこの図形は記憶装置2内に予め用意されており、
図5に示す作図テーブル9より図6に示す作図処理を行
う時に前記記憶装置2内から読み出して所定の位置に割
り当てられる。このような処理により図7に示すジョブ
フローチャートをみればファイルが初めて出てきたもの
かどうかを容易に知ることができる。
【0036】次に、クロスファイル表の作成処理につ
いて説明する。このクロスファイル表とは、図9に示す
ようにステップNOを横,ファイルテーブル名を縦に設
けてファイル名とステップNOとの入力と出力との相関
関係を示すものである。この表により、ファイルがどの
ジョブステップで使用されているか等の情報を容易に得
ることができる。
【0037】まず、図4に示す記憶装置2内の入力ファ
イルテーブル81を先頭から検索し、ファイルテーブル
ポインタを縦のアドレスとして前記クロスファイル表上
に入力「I」(Input) と表示させ、また出力ファイルテ
ーブル82を先頭から検索し、ファイルテーブルポイン
タを縦のアドレスとしてクロスファイル表上に出力
「O」(Output)と表示させる。このような処理によって
図9に示すようなクロスファイル表が作成されると、例
えばステップ1ではfile−aとfile−yが入力
として使用されていることを直ちに確認することができ
る。
【0038】次に、図10は図1のディスプレイ3c
の画面左側にJCL7,右側にジョブフローチャートが
表示された状態が示されている。この作図処理装置で
は、操作手段としてのマウス3bを用いて画面上のカー
ソルを移動させ、図10に示すように例えば、file
−aの位置で所定の操作を行うと画面内に更に小さな枠
で形成されたウインドーWを開くことができる。そし
て、このウィンドーWには、file−aが関係するス
テップNOとステップIDが表示される。
【0039】図11は、上記ウィンドーW内の検索処理
の方法を説明するための図である。まず、入力ファイル
テーブル81を先頭から順に検査し、ファイルテーブル
ポインタを元にファイルテーブル83のファイル名を参
照して「file−a」であればステップNOをワーク
テーブル84に書き込む。これと同様に出力ファイルテ
ーブル82も先頭から検査して「file−a」であれ
ばステップNOをワークテーブル84に書き込む。そし
て、ワークテーブル84の内容を画面、ウィンドーWに
表示させる。この時ステップNOと一緒にステップID
も表示させる。このステップIDはステップNOを元に
ステップテーブル80から表示する。
【0040】また、図10に示すウィンドーW内の
「(6)SCRATCH」の上でマウス3bの操作が行
われると、ワークテーブル84の3番目に入っている
「6」というステップNOでステップテーブル80のテ
ーブルフォーマット(図示せず)に記録されているre
c−no(JCL7の該当行)を参照し、これを元に図
10に示す左側のJCL画面の該当行を例えば図10に
Aで示す部分を反転表示させる。この反転表示により右
側のフローチャートとJCL7との対応関係を直ちに確
認することが可能となる。
【0041】また、図2に示す作図処理6によりジョ
ブフローチャートが作成されると、この作図処理装置で
は図10に示す左側のJCL7の画面を用いてコメント
を作成し、該コメントを図12に示すようにジョブフロ
ーチャート表示欄右側に表示させることができる(図1
3の説明文付加機能参照)。このコメントは、本実施例
では4ステップまでが一つの表示画面内に表示すること
ができるので、各ステップ毎に使用可能な行数に割り当
てられるようにされているが、所定のジョブステップの
み重点的にコメントを付したい場合にはそのように割り
当てることもできる。
【0042】上記のように本発明に係る作図処理装置で
は、図13に示すように上記処理を含む種々の機能を備
えている。図13に示すイ〜トまでの機能のうち主要な
ものは既に述べたものであるが、ロのフロー再生成は、
JCL7のデータを修正した場合などに直ちに修正後の
フローチャートを再生成することができ、ハの印刷は図
1に示すプリンタ3dにより所望の情報を出力すること
ができるものである。これらの選択は図10の上部に示
す選択部及びキーボード3a用いて選択することができ
る。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る作図
処理装置では以下に示すような効果がある。すなわち、 本発明によれば、データ解析により該データに基づい
てジョブフローチャートが容易に作成可能であり、ジョ
ブフローチャート作成時間が短縮され作業効率が向上す
る効果がある。 本発明によれば、データが修正された場合や、既存の
データであっても新たなジョブフローチャートを容易に
作成することができ、ファイル間の上位及び下位、入力
及び出力等の相関関係が直ちに理解できるという効果が
ある。 本発明によれば、データとジョブフローチャートとの
相関関係を検索により直ちに知ることができるので作業
効率が向上するという効果もある。 本発明によれば、作図テーブルの升目内に配置された
データが表示手段に表示可能な個数以上である場合に
は、該表示手段で表示可能な列の次の列以下を検査して
該表示手段に表示可能な範囲で繰り上げて表示できるよ
うにしたので、データが1つの行に予め決められた数以
上のデータがあることを直ちに知ることができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る作図処理装置のシステム
の構成の概略を示す図である。
【図2】図2は、本発明に係る作図処理装置を起動させ
て終了させるまでのフローチャートである。
【図3】図3は、図2に示す作図処理のメイン処理の流
れを示す説明図である。
【図4】図4は、図3に示す作業用テーブルの詳細を示
す図である。
【図5】図5は、図3に示す作図テーブルの詳細を説明
する図である。
【図6】図6は、図5に示す作図テーブルにジョブフロ
ーチャートが作図された状態を示す図である。
【図7】図7は、実際に作図されたジョブフローチャー
トの例を示すと共にファイルが11以上ある場合に空の
ファイルSで識別された状態を示す図である。
【図8】図8は、図7に示すファイルが11以上ある場
合の処理方法を説明する説明図である。
【図9】図9は、クロスファイル表を説明する図であ
る。
【図10】図10は、表示画面にウィンドーを開いた状
態を示す図である。
【図11】図11は、図10に示すウィンドー内に表示
するデータの処理方法を説明する図である。
【図12】図12は、作成されたジョブフローチャート
に対応させて説明文が付加された状態を示す図である。
【図13】図13は、本発明に係る作図処理装置を用い
て行う処理の流れを示すフローチャートである。
【図14】図14は、従来のプログラムを作成するため
のテンプレートを示す図である。
【図15】図15は、図14に示す従来のテンプレート
等を用いて作成されたジョブフローチャートを示す図で
ある。
【図16】図16は、従来のプログラムデータを示す図
である。
【符合の説明】
1 中央処理装置(CPU) 2 記憶装置(=主記憶装置,補助記憶装置) 3 周辺装置 6 作図処理 7 JCL 8 作業用テーブル 9 作図テーブル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置と、主記憶装置及び補助記
    憶装置を含む記憶装置と、操作手段と表示手段と出力手
    段とを含む周辺装置とで構成され、 前記記憶装置は、少なくともステップ番号を有するステ
    ップテーブルと、少なくともステップ番号とファイルテ
    ーブルポインタとを有する入力ファイルテーブルと、少
    なくともステップ番号とファイルテーブルポインタとを
    有する出力ファイルテーブルと、少なくともファイル名
    を有するファイルテーブル及びワークテーブルとからな
    る作業用テーブルと、該作業用テーブルとは別のエリア
    内に所定の大きさで形成された作図テーブルと、前記フ
    ァイル等を表示する図形等を含み、 前記中央処理装置は、前記操作手段からの指令によって
    前記表示手段に表示させるべき頁数からステップ番号を
    算出して前記作図テーブルのアドレスを求め、この求め
    られたアドレスに前記データをあてはめた後、前記入力
    ファイルテーブルを順次検索して前記データに相当する
    ステップ番号があれば前記データの前の行に入力ファイ
    ルを配置し、次に出力ファイルテーブルを順次検索して
    前記データに相当するステップ番号があれば前記データ
    の後の行に出力ファイルを配置して作図テーブルを作成
    し、該作図テーブルのデータから前記記憶装置に記憶さ
    れている所定の図形等に変換して作図処理するようにし
    たことを特徴とする作図処理装置。
  2. 【請求項2】 前記作図テーブルは、行と列とで区分さ
    れた升目で構成され、該升目に割り当てられるデータは
    予め決められた列から順次配置されるようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の作図処理装置。
  3. 【請求項3】 前記作図テーブルの升目内に配置された
    データが前記表示手段に表示可能な個数以上である場合
    には、該表示手段で表示可能な列の次の列以下を検査し
    て該表示手段に表示可能な範囲で繰り上げて表示できる
    ようにしたことを特徴とする請求項2記載の作図処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記入力ファイルテーブル及び出力ファ
    イルテーブルを先頭から検索してファイルテーブルポイ
    ンタを縦のアドレスとして入出力の関係を記憶させ、こ
    れをステップ番号と対応させて両者の相関関係を出力で
    きるようにしたことを特徴とする請求項1記載の作図処
    理装置。
  5. 【請求項5】 中央処理装置と、主記憶装置及び補助記
    憶装置とを含む記憶装置と、操作手段と表示手段と出力
    手段とを含む周辺装置とを備え、 少なくともステップ番号を有するステップテーブルと、
    少なくともステップ番号とファイルテーブルポインタと
    を有する入力ファイルテーブルと、少なくともステップ
    番号とファイルテーブルポインタとを有する出力ファイ
    ルテーブルと、少なくともファイル名を有するファイル
    テーブル及びワークテーブルとからなる作業用テーブル
    と、該作業用テーブルとは別のエリア内に所定の大きさ
    で形成された作図テーブルと、前記ファイル等を表示す
    る図形等を含む記憶装置であって、 前記操作手段からの指令によって前記表示手段に表示さ
    せるべき頁数からステップ番号を算出して前記作図テー
    ブルのアドレスを求め、この求められたアドレスに前記
    データをあてはめた後、前記入力ファイルテーブルを順
    次検索して前記データに相当するステップ番号があれば
    前記データの前の行に入力ファイルを配置し、次に出力
    ファイルテーブルを順次検索して前記データに相当する
    ステップ番号があれば前記データの後の行に出力ファイ
    ルを配置して作図テーブルを作成し、該作図テーブルの
    データから前記記憶装置に記憶されている所定の図形等
    に変換して作図処理するようにしたことを特徴とする作
    図処理方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011258248A (ja) * 2011-09-29 2011-12-22 Nec Corp ジョブネットワーク自動生成方式及びプログラム
JP5497210B1 (ja) * 2013-01-23 2014-05-21 中国電力株式会社 ジョブ再実行支援システム

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