JPH057280A - 画像読取方式 - Google Patents

画像読取方式

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JPH057280A
JPH057280A JP3156774A JP15677491A JPH057280A JP H057280 A JPH057280 A JP H057280A JP 3156774 A JP3156774 A JP 3156774A JP 15677491 A JP15677491 A JP 15677491A JP H057280 A JPH057280 A JP H057280A
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JP
Japan
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reference mark
signal
area frame
image
image area
Prior art date
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Pending
Application number
JP3156774A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Takahashi
博 高橋
Teruhiko Uno
輝比古 宇野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH057280A publication Critical patent/JPH057280A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、スキャナやOCR等の画像読取装置
において、基準マークの近傍の画像データを簡単なハー
ドウェアで正確に読み取れるようにすることを最も主要
な特徴とする。 【構成】基準マーク領域枠発生ブロック11により、原
稿201上の基準マーク203を含む基準マーク領域枠
202を発生させる。この発生された基準マーク領域枠
202に対し、基準マーク検出ブロック12により上記
基準マーク203の中心点204を検出する。この基準
マーク203の中心点204からの相対位置で、画像領
域枠発生ブロック13が画像領域枠205,206を発
生させるよう構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえばスキャナや
OCRなどにより原稿上の所定領域内の画像を読み取る
場合の画像読取方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スキャナやOCRなどによって原
稿上の所定領域内の画像を読み取る場合、読取基準点あ
るいは原稿の端を原点とする絶対位置により原稿上の読
み取るべき範囲を決定するようになっている。しかし、
この方式では、原稿の位置ずれや傾き、原稿の端から読
み取り位置までの距離などにより、読み取り位置に誤差
が生じやすいという欠点があった。
【0003】また、傾いている原稿より所定の領域を正
確に読み取ることが可能なものとして、たとえば特公昭
53−48059号公報に示される文書走査装置が提案
されている。これは、原稿上に基準マークおよび傾度マ
ークを設け、これらの座標による誤差を補正した位置座
標により、原稿上の正確な位置を読み取るようにしたも
のである。
【0004】しかしながら、この文書走査装置の場合、
原稿の傾きを補正すべく照射するビーム光の走査角度を
コントロールするものであったため、ハードウェアが複
雑となり、処理に時間がかかるという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
においては、傾いている原稿を読み取る際の読み取り位
置の正確性に欠けたり、ハードウェアが複雑となって処
理に時間がかかるなどの欠点があった。
【0006】そこで、この発明は、原稿上の読み取るべ
き領域の画像を、簡単なハードウェアにより正確に読み
取ることが可能な画像読取方式を提供することを目的と
している。 [発明の構成]
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の画像読取方式にあっては、原稿からの
反射光あるいは透過光により画像を読み取る装置におい
て、前記原稿上の読み取るべき画像の近傍に設けられた
基準マークを含む基準マーク領域を、読取基準点からの
絶対位置で発生させる発生手段と、この発生手段で発生
された前記基準マーク領域より前記基準マークを検出す
る検出手段と、この検出手段で検出された前記基準マー
クを読取原点とする相対位置により、前記読み取るべき
画像の範囲を決定する決定手段とから構成されている。
【0008】
【作用】この発明は、上記した手段により、基準マーク
を読取原点とし、この読取原点からの相対位置で読み取
るべき画像の範囲を決定できるようになるため、原稿が
傾いている場合にも走査角度を変更したりすることなし
に読み取りを行うことが可能となるものである。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、本発明の画像読取方式にかか
る要部の概略構成を示すものである。
【0010】すなわち、原稿に付されている基準マーク
(後述する)を検出し、これを読取原点とする相対位置
により読み取るべき画像の範囲を決定するものであり、
たとえば読取基準点からの絶対位置で基準マーク領域枠
を発生させる基準マーク領域枠発生ブロック11と、上
記基準マーク領域枠から基準マークの位置を特定する基
準マーク検出ブロック12と、上記基準マークからの相
対位置で画像領域枠を発生させる画像領域枠発生ブロッ
ク13とから構成されている。図2は、上記した基準マ
ーク領域枠発生ブロック11の構成を概略的に示すもの
である。
【0011】この基準マーク領域枠発生ブロック11
は、X方向絶対アドレスカウンタ110、X方向基準マ
ーク領域枠発生回路111、Y方向絶対アドレスカウン
タ112、Y方向基準マーク領域枠発生回路113、お
よび論理積回路114により構成されている。
【0012】X方向絶対アドレスカウンタ110は、ク
ロック信号としての画像データ読み取りの基本クロック
信号XCLK1とクリア信号としてのX方向の有効領域
信号LINENA1とから、X方向絶対アドレス信号X
AADRSを発生するものである。
【0013】X方向基準マーク領域枠発生回路111
は、あらかじめ作成された基準マーク領域のレイアウト
情報を記憶しており、上記X方向絶対アドレスカウンタ
110からのX方向絶対アドレス信号XAADRSをも
とに、X方向基準マーク領域枠信号MKX1を発生する
ものである。
【0014】Y方向絶対アドレスカウンタ112は、ク
ロック信号としての1ライン画像の同期信号HSYNC
1とクリア信号としてのY方向の有効領域信号PAGE
NA1とから、Y方向絶対アドレス信号YAADRSを
発生するものである。
【0015】Y方向基準マーク領域枠発生回路113
は、あらかじめ作成された基準マーク領域のレイアウト
情報を記憶しており、上記Y方向絶対アドレスカウンタ
112からのY方向絶対アドレス信号YAADRSをも
とに、Y方向基準マーク領域枠信号MKY1を発生する
ものである。
【0016】論理積回路114は、上記X方向基準マー
ク領域枠発生回路111からのX方向基準マーク領域枠
信号MKX1とY方向基準マーク領域枠発生回路113
からのY方向基準マーク領域枠信号MKY1とから基準
マーク領域枠信号MKENA0を発生するものである。
この基準マーク領域枠信号MKENA0は、基準マーク
領域を読み取る間はLOWレベルとなる。図3は、上記
した基準マーク検出ブロック12の構成を概略的に示す
ものである。
【0017】この基準マーク検出ブロック12は、ラッ
チ回路120、2値化回路121、プルアップ抵抗12
2、1ライン分のシフトレジスタ123a,123b,
123c,〜,123n、論理積回路124、シフトレ
ジスタ125、論理積回路126、ラッチ回路127
a,127b、比較器128、およびフリップフロップ
回路129により構成されている。
【0018】ラッチ回路120は、上記基準マーク領域
枠発生ブロック11からの基準マーク領域枠信号MKE
NA0がLOWレベルのとき、画像データ信号IMGD
ATをラッチし、画像信号IMGLDATを後段の2値
化回路121に出力するようになっている。
【0019】ここで、上記の基準マーク領域枠信号MK
ENA0がHIGHレベルのとき、ラッチ回路120の
出力はハイインピーダンスとなる。しかし、プルアップ
抵抗122により、画像データはすべてHIGHレベル
(たとえば、4bitデータの場合には「15」)とな
るようになっている。本実施例の場合、画像データは4
bit、2値化のしきい値は「8」としているので、画
像データが「0〜7」ならば黒(基準マーク)、「8〜
15」ならば白(基準マーク以外)となる。
【0020】2値化回路121は、上記ラッチ回路12
0からの画像信号IMGLDATを前述のしきい値
「8」で2値化することにより、2値化データ信号SH
Y1を発生するものである。
【0021】シフトレジスタ123a,123b,12
3c,〜,123nは、上記2値化回路121からの2
値化データ信号SHY1を順にY方向に1ライン分シフ
トするものである。
【0022】論理積回路124は、上記した各シフトレ
ジスタ123a,123b,123c,〜,123nで
順にシフトされた2値化データ信号SHY1,SHY
2,SHY3,〜,SHYnの論理積をとるものであ
る。そして、nライン連続で黒データが入力されて初め
て基準マークを検出したことを知らせる検出信号SHX
1を出力するようになっている。
【0023】シフトレジスタ125は、上記論理積回路
124からの検出信号SHX1を入力し、上記Y方向と
同様に、X方向にシフトされた2値化データ信号SHX
2,SHX3,SHX4,〜,SHXnを得るものであ
る。このシフトレジスタ125は、前記したクロック信
号としての画像データ読み取りの基本クロック信号XC
LK1で駆動されるようになっている。
【0024】論理積回路126は、上記シフトレジスタ
125でX方向にシフトされた2値化データ信号SHX
2,SHX3,SHX4,〜,SHXnの論理積をとる
ものである。そして、n画素連続で黒データが入力され
て初めて基準マークを検知したことを知らせる基準マー
ク検知信号MKXCNT1を発生するようになってい
る。
【0025】ラッチ回路127aは、上記論理積回路1
26からの基準マーク検知信号MKXCNT1をラッチ
し、基準マーク1つに対して1回だけLOWからHIG
Hにレベルが変位する信号MKCNT1を発生するもの
である。本実施例では、この信号MKCNT1を読取原
点を示す原点信号としている。
【0026】ラッチ回路127bは、上記MKCNT1
信号が発生したときの読取原点のX方向絶対アドレス信
号XAADRSを保持するための回路であり、上記ラッ
チ回路127aからの原点信号MKCNT1をもとにア
ドレス値LOUTを発生するようになっている。
【0027】比較器128は、上記ラッチ回路127b
からのアドレス値LOUTとX方向絶対アドレス信号X
AADRSとを比較するものである。そして、基準マー
クを検知して以降、毎ラインX方向の絶対アドレス信号
XAADRSがアドレス値LOUTとなる点、つまり基
準マークの中心点のX座標に相当する位置でHIGHレ
ベルとなる信号CMOUT1を発生するようになってい
る。
【0028】フリップフロップ回路129は、上記比較
器128からの信号CMOUT1を原稿のX方向の有効
領域信号LINENA1により1ラインごとにリセット
し、信号MKXST1を得るものである。
【0029】図4は、基準マークの中心点を読取原点と
し、この読取原点からの相対位置で画像領域枠を発生さ
せる画像領域枠発生ブロック13の構成を概略的に示す
ものである。
【0030】この画像領域枠発生ブロック13は、論理
積回路130,131、X方向画像領域枠カウンタ13
2、X方向画像領域枠発生回路133、Y方向画像領域
枠カウンタ134、Y方向画像領域枠発生回路135、
および論理積回路136,137により構成されてい
る。
【0031】論理積回路130は、前記した基本クロッ
ク信号XCLK1、原点信号MKCNT1、およびフリ
ップフロップ回路129からの信号MKXST1の論理
積をとるものである。論理積回路131は、前記した1
ライン画像の同期信号HSYNC1と原点信号MKCN
T1との論理積をとるものである。
【0032】X方向画像領域枠カウンタ132は、上記
の論理積回路130の出力をクロック信号として入力
し、X方向の有効領域信号LINENA1をクリア信号
として入力することにより、X方向相対アドレス信号X
RADRSを発生するものである。
【0033】X方向画像領域枠発生回路133は、あら
かじめ作成された画像領域のレイアウト情報が記憶され
ており、上記したX方向画像領域枠カウンタ132から
のX方向相対アドレス信号XRADRSをもとに、たと
えばX方向画像領域枠信号MKRX1,MKSX1を発
生するものである。
【0034】Y方向画像領域枠カウンタ134は、上記
の論理積回路131の出力をクロック信号として入力
し、Y方向の有効領域信号PAGENA1をクリア信号
として入力することにより、画像領域枠Y方向アドレス
信号YRADRSを発生するものである。
【0035】Y方向画像領域枠発生回路135は、あら
かじめ作成された画像領域のレイアウト情報が記憶され
ており、上記したY方向画像領域枠カウンタ134から
のY方向アドレス信号YRADRSをもとに、たとえば
Y方向画像領域枠信号MKRY1,MKSY1を発生す
るものである。
【0036】論理積回路136は、上記したX方向画像
領域枠発生回路133からのX方向画像領域枠信号MK
RX1とY方向画像領域枠発生回路135からのY方向
画像領域枠信号MKRY1とにより、読み取るべき画像
の範囲を示す画像領域枠信号MKR1を発生するもので
ある。
【0037】論理積回路137は、たとえば上記したX
方向画像領域枠発生回路133からのX方向画像領域枠
信号MKSX1とY方向画像領域枠発生回路135から
のY方向画像領域枠信号MKSY1とにより、読み取る
べき画像の範囲を示す画像領域枠信号MKS1を発生す
るものである。次に、上記した構成における動作につい
て説明する。図5は、本方式により読み取るべき原稿の
一例を示すものである。
【0038】すなわち、原稿201には、たとえば原稿
原点(読取基準点)207からX方向に100〜180
番地、Y方向に200〜280番地で示される範囲(基
準マーク領域枠202)内に基準マーク203が設けら
れている。また、この基準マーク203よりX方向に5
0〜100番地、Y方向に100〜150番地で示され
る範囲(画像領域枠205)、およびX方向に200〜
250番地、Y方向に250〜300番地で示される範
囲(画像領域枠206)にそれぞれ読み取るべき画像が
あるものとする。
【0039】たとえば今、上記した原稿201の読み取
りを行う場合、まず基準マーク領域枠発生ブロック11
のX方向絶対アドレスカウンタ110に、画像データ読
み取りの基本クロック信号XCLK1がクロック信号と
して与えられ、X方向の有効領域信号LINENA1が
クリア信号として入力される。すると、このX方向絶対
アドレスカウンタ110からは、X方向絶対アドレス信
号XAADRSが発生される。
【0040】このX方向絶対アドレス信号XAADRS
は、X方向基準マーク領域枠発生回路111に供給され
る。これにより、X方向基準マーク領域枠発生回路11
1からは、たとえば図6に示す如く、アドレス100番
地から179番地まで、X方向基準マーク領域枠信号M
KX1が発生される。
【0041】一方、Y方向絶対アドレスカウンタ112
には、1ライン画像の同期信号HSYNC1がクロック
信号として与えられ、Y方向の有効領域信号PAGEN
A1がクリア信号として入力される。すると、このY方
向絶対アドレスカウンタ112からは、Y方向絶対アド
レス信号YAADRSが発生される。
【0042】このY方向絶対アドレス信号YAADRS
Yは、方向基準マーク領域枠発生回路113に供給され
る。これにより、方向基準マーク領域枠発生回路113
からは、X方向と同様に、たとえば図7に示す如く、ア
ドレス200番地から279番地まで、Y方向基準マー
ク領域枠信号MKY1が発生される。
【0043】こうして、X方向基準マーク領域枠信号M
KX1とY方向基準マーク領域枠信号MKY1とが発生
されることにより、論理積回路114より、基準マーク
領域を読み取るあいだだけLOWレベルとなる基準マー
ク領域枠信号MKENA0が発生される。これにより、
図5に示した基準マーク領域枠202が発生されること
になる。
【0044】次いで、基準マーク領域枠発生ブロック1
1の出力、つまり基準マーク領域枠信号MKENA0は
基準マーク検出ブロック12のラッチ回路120に入力
される。すると、この基準マーク領域枠信号MKENA
0がLOWレベルのとき、ラッチ回路120により画像
データ信号IMGDATがラッチされる。そして、画像
信号IMGLDATが後段の2値化回路121に出力さ
れる。上記画像信号IMGLDATは、2値化回路12
1にて、前述のしきい値「8」で2値化されることによ
り、2値化データ信号SHY1となって出力される。
【0045】この2値化データ信号SHY1は、たとえ
ば図7に示す如く、シフトレジスタ123a,123
b,123c,〜,123nを順にY方向にシフトされ
る。そして、各シフトレジスタ123a,123b,1
23c,〜,123nの出力SHY1,SHY2,SH
Y3,〜,SHYnの論理積が論理積回路124により
求められる。
【0046】これにより、論理積回路124からは、n
ライン連続で黒データが入力されて初めて基準マークを
検出したことを知らせる検出信号SHX1が出力され
る。この場合、たとえば図8に示すように、基準マーク
203を検出し始めるラインを1ライン目、マーク20
3自身のライン数を2nとすると、上記検出信号SHX
1の発生するタイミングはnライン目から2nライン目
までとなる。
【0047】上記検出信号SHX1は、前述の基本クロ
ック信号XCLK1で駆動されるシフトレジスタ125
に入力され、上記Y方向と同様にX方向にシフトされ
る。そして、このシフトされた2値化データ信号SHX
2,SHX3,SHX4,〜,SHXnの論理積が、論
理積回路126によって求められる。
【0048】これにより、論理積回路126からは、た
とえば図9に示す如く、n画素連続で黒データが入力さ
れて初めて基準マークを検知したことを知らせる基準マ
ーク検知信号MKXCNT1が発生される。この基準マ
ーク検知信号MKXCNT1(HIGHでイネーブル)
は、前記した図8の例では、基準マーク203の中心点
204を読み取ると同時にHIGHレベルとなる。ただ
し、この基準マーク検知信号MKXCNT1は、図8の
領域208において連続してHIGHレベルとなる。そ
こで、論理積回路126からの基準マーク検知信号MK
XCNT1をラッチ回路127aでラッチさせることに
より、基準マーク1つに対して1回だけLOWからHI
GHにレベルが変位する原点信号MKCNT1を発生さ
せるようにしている。
【0049】ラッチ回路127aからの原点信号MKC
NT1は、ラッチ回路127bに入力される。そして、
この信号MKCNT1の立ち上がりで読取原点のX方向
絶対アドレス信号XAADRSが保持されることによ
り、ラッチ回路127bからはアドレス値LOUTが発
生される。このアドレス値LOUTは、図9の例では、
140となっている。
【0050】このアドレス値LOUTは、比較器128
において、上記X方向絶対アドレス信号XAADRSと
比較される。これにより、基準マークを検知して以降、
毎ラインX方向の絶対アドレス信号XAADRSがアド
レス値LOUTとなる点、つまり基準マーク203の中
心点204でHIGHレベルとなる信号CMOUT1が
発生される。
【0051】この信号CMOUT1は、フリップフロッ
プ回路129に供給され、原稿201のX方向の有効領
域信号LINENA1によって1ラインごとにリセット
されることにより、図9に示すような信号MKXST1
に変換されて出力される。
【0052】上記フリップフロップ回路129からの信
号MKXST1は、基準マーク検出ブロック12の出力
として画像領域枠発生ブロック13の論理積回路130
に入力される。
【0053】画像領域枠発生ブロック13は、基準マー
ク203の中心点204を読取原点とし、この読取原点
からの相対位置で画像領域枠205,206を発生させ
るもので、論理積回路130に入力された信号MKXS
T1は前記した基本クロック信号XCLK1および原点
信号MKCNT1との論理積の算出に供される。
【0054】この論理積回路130の出力は、X方向画
像領域枠カウンタ132にクロック信号として入力され
る。このとき、X方向の有効領域信号LINENA1が
クリア信号として入力されることにより、X方向画像領
域枠カウンタ132からはX方向相対アドレス信号XR
ADRSが発生される。
【0055】X方向相対アドレス信号XRADRSは、
X方向画像領域枠発生回路133に入力される。する
と、このX方向画像領域枠発生回路133からは、画像
領域のレイアウト情報にもとづいて、たとえば図10に
示す如く、アドレス50番地から99番地まで、X方向
画像領域枠信号MKRX1が発生される。
【0056】また、複数の画像領域枠が設定されること
により、たとえば図10に示す如く、アドレス200番
地から249番地まで、X方向画像領域枠信号MKSX
1が発生される。
【0057】一方、論理積回路131により、前記した
1ライン画像の同期信号HSYNC1と原点信号MKC
NT1との論理積がとられる。この論理積回路131の
出力は、Y方向画像領域枠カウンタ134に入力され
る。
【0058】また、Y方向画像領域枠カウンタ134に
は、Y方向の有効領域信号PAGENA1がクリア信号
として入力されることにより、画像領域枠Y方向アドレ
ス信号YRADRSが発生される。
【0059】画像領域枠Y方向アドレス信号YRADR
Sは、Y方向画像領域枠発生回路135に入力される。
すると、上記したX方向と同様に、画像領域のレイアウ
ト情報にもとづいて、たとえば図11に示す如く、アド
レス100番地から149番地まで、Y方向画像領域枠
信号MKRY1が発生される。また、複数の画像領域枠
の設定により、たとえば図11に示す如く、アドレス2
50番地から299番地まで、Y方向画像領域枠信号M
KSY1が発生される。
【0060】このようにして、X方向画像領域枠信号M
KRX1とY方向画像領域枠信号MKRY1とが論理積
回路136に入力されることにより、たとえば図5に示
した画像領域枠205を発生するための画像領域枠信号
MKR1が発生される。同様に、X方向画像領域枠信号
MKSX1とY方向画像領域枠信号MKSY1とが論理
積回路137に入力されることにより、たとえば図5に
示した画像領域枠206を発生するための画像領域枠信
号MKS1が発生される。上記したように、基準マーク
203を読取原点とし、この読取原点からの相対位置で
画像領域枠205,206を決定できるようにしてい
る。
【0061】すなわち、原稿上の基準マークを含む基準
マーク領域枠をレイアウトテーブルをもとに原点からの
絶対位置で発生させ、この基準マーク領域枠内の画像デ
ータを分析して前記基準マークを検出し、この基準マー
クを読取原点としてあらかじめ作成したレイアウトテー
ブルをもとに前記読取原点からの相対位置で画像領域枠
を発生するようにしている。これにより、原稿が傾いて
いる場合にも、走査角度を変更したりすることなしに読
み取りを行うことが可能となる。したがって、基準マー
クの近傍の画像データを、簡単なハードウェアにより正
確に読み取ることができるものである。なお、この発明
は上記した実施例に限定されるものではなく、発明の要
旨を変えない範囲において、種々変形実施可能なことは
勿論である。
【0062】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、原稿上の読み取るべき領域の画像を、簡単なハード
ウェアにより正確に読み取ることが可能な画像読取方式
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる要部の概略構成を
示すブロック図。
【図2】同じく、基準マーク領域枠発生ブロックの構成
を概略的に示すブロック図。
【図3】同じく、基準マーク検出ブロックの構成を概略
的に示すブロック図。
【図4】同じく、画像領域枠発生ブロックの構成を概略
的に示すブロック図。
【図5】同じく、原稿上における各領域枠の一例を示す
図。
【図6】同じく、X方向に対する基準マーク領域枠およ
び基準マークの検出にかかる動作を説明するために示す
タイミングチャート。
【図7】同じく、Y方向に対する基準マーク領域枠およ
び基準マークの検出にかかる動作を説明するために示す
タイミングチャート。
【図8】同じく、基準マークの中心部の検出にかかる動
作を説明するために示す図。
【図9】同じく、基準マークの中心部の検出にかかる動
作を説明するために示すタイミングチャート。
【図10】同じく、X方向に対する画像領域枠の発生に
かかる動作を説明するために示すタイミングチャート。
【図11】同じく、Y方向に対する画像領域枠の発生に
かかる動作を説明するために示すタイミングチャート。
【符号の説明】
11…基準マーク領域枠発生ブロック、12…基準マー
ク検出ブロック、13…画像領域枠発生ブロック、11
0…X方向絶対アドレスカウンタ、111…X方向基準
マーク領域枠発生回路、112…Y方向絶対アドレスカ
ウンタ、113…Y方向基準マーク領域枠発生回路、1
21…2値化回路、122…プルアップ抵抗、123
a,123b,123c,〜,123n,125…シフ
トレジスタ、128…比較器、129…フリップフロッ
プ回路、132…X方向画像領域枠カウンタ、133…
X方向画像領域枠発生回路、134…Y方向画像領域枠
カウンタ、135…Y方向画像領域枠発生回路、13
6,137…論理積回路、201…原稿、202…基準
マーク領域枠、203…基準マーク、204…基準マー
クの中心点、205,206…画像領域枠、207…原
稿原点。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 原稿からの反射光あるいは透過光により
    画像を読み取る装置において、前記原稿上の読み取るべ
    き画像の近傍に設けられた基準マークを含む基準マーク
    領域を、読取基準点からの絶対位置で発生させる発生手
    段と、この発生手段で発生された前記基準マーク領域よ
    り前記基準マークを検出する検出手段と、この検出手段
    で検出された前記基準マークを読取原点とする相対位置
    により、前記読み取るべき画像の範囲を決定する決定手
    段とを具備したことを特徴とする画像読取方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6288802B1 (en) 1997-09-26 2001-09-11 Nec Corporation Image scanner

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6288802B1 (en) 1997-09-26 2001-09-11 Nec Corporation Image scanner

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