JPH0572242B2 - - Google Patents

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JPH0572242B2
JPH0572242B2 JP60298908A JP29890885A JPH0572242B2 JP H0572242 B2 JPH0572242 B2 JP H0572242B2 JP 60298908 A JP60298908 A JP 60298908A JP 29890885 A JP29890885 A JP 29890885A JP H0572242 B2 JPH0572242 B2 JP H0572242B2
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JP
Japan
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synthetic resin
reinforcing
plate material
plate
heat
Prior art date
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JP60298908A
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English (en)
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JPS62152811A (ja
Inventor
Tatsuo Ino
Toshio Tamakoshi
Takeshi Yoshimura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
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Priority to JP60298908A priority Critical patent/JPS62152811A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、焼成法によつて仕上げ処理されるセ
ラミツクの板材や、その他、各種の高温処理がな
される板材の補強方法に関する。
〔従来の技術〕
この種の板材は、従来の磁器タイルに比較して
軽量で大面積のものが製造できるところから、近
年、特に建築物の仕上げ材として脚光をあびてい
る。しかし、仕上げ材として使用するには、強度
的に弱いため、この板材をいかにして補強するか
が大きな問題であり、従来においては、板材の裏
面に補強用の板材を接着する方法などが提案され
ていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前述した従来方法では、板材の
裏面に補強用の板体が接着されているにすぎぬも
のであるから、換言すると、板材の厚み方向の中
間には何の補強材も介在されていないがために、
補強用の板体を使用する割りには、満足できる補
強効果が得られない欠点があつた。もちろん、補
強用の板体を厚くすれば、満足できる補強効果を
得ることは可能であるが、補強材そのものが多量
に必要となり、特に軽量化を目的として製造した
新素材の板材にあつては、その目的そのものが損
なわれるという欠点があつた。
本発明は、このような従来欠点に着目して完成
したもので、比較的少量の補強材で効果的な補強
を可能にし、しかも、簡単に実施することのでき
る有用な補強方法の提供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本発明による板材の
補強方法は、板材の厚み方向の中間に熱融解性の
合成樹脂を介在させ、この板材に対する熱処理に
よつて前記合成樹脂を融解させて板材の厚み方向
中間に空隙を形成し、その後、この空隙内に補強
用の合成樹脂を注入して固化させることを特徴と
する。
〔作 用〕
このように、板材の厚み方向中間に形成した空
隙内に補強用の合成樹脂を注入して固化させるも
のであるから、固化後においては、補強用の合成
樹脂が板材の厚み方向中間に位置することとな
り、比較的少量の合成樹脂で効果的な補強が可能
となる。そして、補強材が合成樹脂であるから、
経年による錆の発生などがなく、この点からも有
利である。
しかも、前記空隙を形成するにあたつては、板
材の厚み方向中間に熱融解性の合成樹脂を介在さ
せて、それを融解させるだけであるから、例えば
板材の形成時に焼成仕上げしたり、あるいは、そ
の他の高温処理を必要とする場合には、その高温
処理工程をそのまま利用して、簡単に補強用の空
隙を形成することができる。
〔発明の効果〕
その結果、比較的強度の弱いい板材を少量の補
強用合成樹脂で簡単に、かつ効果的に補強でき、
特に軽量化を目的とする新素材の板材にあつて
は、その目的を損なうことなく、外装用としての
使用も可能な丈夫な板材を得ることができる。
〔実施例〕
以下に、図面に基づいて、本発明方法の実施例
を説明する。
第1図はセラミツクによつて製造した仕上げ材
の断面を示している。1は基材となる珪酸カルシ
ウムの一例であるゾノテトライト(Xonotlite:
6CaO・6SiO2・H2O)を主成分とする板材であ
る。また、2は溶融した後に硬化したガラス質の
釉層であり、3は補強用の合成樹脂である。この
板材1は、後述するが、石灰と珪酸とを混合して
反応させた後に成型したもので、その大きさは、
1m×3m程度の平板状のものも作成することが可
能である。そして、この板材1を任意の大きさ及
び形状に切削加工した後、その表面に釉薬を施
し、焼成により仕上げ成形することで、この仕上
げ材が得られる。
次に、その製造工程を説明する。
ゾノトライトを主成分とする板材1の製造工程
を簡単に説明すると、まず、釜4の中に、水
(H2O)(A)、生石灰(CaO)(B)、及び、珪酸
(SiO2)(C)としての珪藻土、珪石、石英等を投入
して混合する(第2図イ参照)。釜4の中では、
生石灰Bと珪酸Cとの水熱反応が生じ、ゲル状の
ゾノトライトスラリーSとなる(第2図ロ参照)。
このスラリーSを型に入れ、プレス5により圧力
を掛けて水分を若干滲出させて版1aを形成する
(第2図ハ参照)。このようにして形成した版1a
をを2枚重ね合わせるとともに、間に網目状に形
成した熱融解性の合成樹脂6を介在させて(第2
図ニ参照)、そのままプレス5により圧力を掛け
てさらに水分を滲出させて一体化する(第2図ホ
参照)。その後、炉7の中で180℃〜200℃の熱風
を吹き付けて乾燥させ(第2図ヘ参照)、板材1
を得る。
続いて、この板材1に加工を施す。例えば、所
望の大きさに切断したり、小口に切削加工をした
り、端縁に刳形を付けたり、表面に意匠的な凹凸
や溝等の模様を形成したり、さらには、裏面に取
付金物を固定するための穿孔や切削加工を行つた
りする(第2図ト参照)。そして、この加工後の
板材1に釉をかけた後(第2図チ参照)、850℃〜
1300℃の温度による焼成の仕上げ成形を行うので
あり、その際、850℃〜1300℃の高温によつて合
成樹脂6が融解し、板材1の厚み方向の中間部
に、四方の小口に開口する網目状の空隙8が形成
される(第2図リ参照)。その後、液状の補強用
合成樹脂3の中に板材1の一辺を浸し、図外のコ
ンプレツサなどで上方へ吸引することにより、前
記空隙8内に補強用の合成樹脂3を注入し、(第
2図ヌ参照)、そのまめ固化させて板材1を補強
し、必要に応じて、さらに表面の研磨を行つた
り、小口や裏面の再加工を行う。
なお、空隙8を形成するための熱融解性の合成
樹脂6としては、軟質塩ビ、ポリエチレン、ポリ
スチレンなどが適当である。この熱融解性合成樹
脂6の形状については、必ずしも網目状である必
要はなく、種々の形状のものが使用できる。ま
た、補強用の合成樹脂3としては、ポリアミド
(ナイロン)、ポリアセタール、アイオノマー、エ
ポキシなどが使用できる。
なお、仕上げ材の基材となる板材1の主成分で
ある珪酸カルシウムとしては、ゾノトライトの
他、ネコアイト(Nekoite)やオケナイト
(Okenite)等を用いることも可能である。釉薬
として、200℃程度でガラス質の釉層が得られる
非焼成タイプのものを用いてもよく、この場合に
は、焼成による性能劣化の虞れが少ないので、基
材となる板材1の主成分である珪酸カルシウムと
して、トベルモライト(Tobermorite)を用いる
ことも可能となる。
以上のようにして得られた仕上げ材の施工方法
について若干説明すると、図示はしないが、比較
的大きな面積の板状製品であれば、例えば、天井
面に施工する場合には、一般のボード類や金属板
の場合と同様に軽量鉄骨による天井下地、いわゆ
るLGS下地を組み、これに、仕上げ材側に付設
した取付金物を介して取り付けるようにすればよ
い。また、壁面に施工する場合には、一般のボー
ド類やカーテンウオールの場合と同様に、鉄骨構
造体やLGS下地或いはコンクリート面等に、取
付金物を介して取り付けるようにすればよい。
さらに、比較的小さな製品であれば、例えば、
壁面に施工する場合には、板材1の裏面に、磁器
タイルと同様に突起や溝等の裏足を形成してお
き、タイル張り工事と同様に、圧着張り工法を用
いたり、或いは、コンクリート型枠に予め先付け
してコンクリートと同様に打込む方法を用いれば
よい。また、天井面の施工する場合には、タイル
張りや石張りと同様に、引き金物を埋設してお
き、この引き金物を介して吊り下げ支持とモルタ
ルや接着剤等による接着支持を併用すればよい。
以上、本発明方法の実施例について説明した
が、その実施の態様は種々改変することが可能で
ある。例えば、今まで述べた実施例では、焼成に
よる仕上げ成形時に熱融解性の合成樹脂6を融解
させて空隙8を形成するものを示したが、この合
成樹脂6を選択使用することによつて、180℃〜
200℃の熱風による板材1の乾燥時に融解させる
こともでき、本発明においては、焼成や熱風乾燥
などを含み、熱融解性合成樹脂6を融解させるた
めの処理を熱処理と称する。また、2枚の版1a
を重ね合わせて1枚の板材1を形成したものを示
したが、各版1aの間に熱融解性の合成樹脂6を
介在させ、3枚以上の版1aを重ね合わせて1枚
の板材1を形成することもできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る板材の補強方法の実施例を
示し、第1図は板材の断面図、第2図イ〜ヌは製
造工程を示す概略図である。 1…板材、3…補強用の合成樹脂、6…熱融解
性の合成樹脂、8…空隙。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 板材1の厚み方向の中間に熱融解性の合成樹
    脂6を介在させ、この板材1に対する熱処理によ
    つて前記合成樹脂6を融解させて板材1の厚み方
    向中間に空隙8を形成し、その後、この空隙8内
    に補強用の合成樹脂3を注入して固化させる板材
    の補強方法。 2 前記熱融解性の合成樹脂6が、網目状である
    特許請求の範囲第1項に記載の板材の補強方法。
JP60298908A 1985-12-27 1985-12-27 板材の補強方法 Granted JPS62152811A (ja)

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JP60298908A JPS62152811A (ja) 1985-12-27 1985-12-27 板材の補強方法

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JPH0784789B2 (ja) * 1989-06-29 1995-09-13 ナショナル住宅産業株式会社 多孔質セラミック板

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JPS62152811A (ja) 1987-07-07

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