JPH05717U - 貼り薬の基材 - Google Patents

貼り薬の基材

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JPH05717U
JPH05717U JP5766691U JP5766691U JPH05717U JP H05717 U JPH05717 U JP H05717U JP 5766691 U JP5766691 U JP 5766691U JP 5766691 U JP5766691 U JP 5766691U JP H05717 U JPH05717 U JP H05717U
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intersection
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JP5766691U
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晃 仲田
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有限会社トーワ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、消炎剤等の貼り薬用基材の改良さ
れたものを提供することを目的としている。 【構成】 メッシュ2と不織布1を貼り合わせて構成さ
れる貼り薬の基材において、メッシュ2の交点部分3に
小孔4を開設して、該交点部分3の面積を縮小調節する
ようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、消炎剤等の外皮用薬を貼り薬として使うための基材に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような貼り薬の基材として皮膚の曲面に馴染み易くしかも通気性を 持たせるために、不織布上にメッシュを重ね貼り合わせた構造のものが知られて いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来から知られるメッシュと不織布の貼り合わせで 構成されるものは、伸縮性に乏しく皮膚に貼着した状態で、体の動きに追随でき ず、しかも基材が剥離したりして満足できるような使用ができないと共に柔軟な 感触が得られないものであった。 それ故に本考案の目的は、このような課題を解決して、皮膚に貼着した状態で 体の動きに追随して伸縮できるようにすることにより使用時に剥離することを完 全に解消した貼り薬の基材を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、メッシュと不織布を貼り合わせて構成される貼り薬の基材において 、メッシュの交点部分に小孔を開設することを特徴としている。
【0005】
【作用】
メッシュは、交点部分の面積が該交点部分に開設した小孔によって縮小調節さ れ、伸縮性を持たせることにより使用時に剥離することを防止すると共に、柔軟 な感触を持たせることができる。
【0006】
【実施例】
以下に本考案の一実施例を図面と共に説明する。図において1はポリプロピレ ン樹脂繊維およびレーヨン繊維を混紡した不織布であり、この不織布1上にメッ シュ2を貼り合わせて貼り薬の基材を形成する。 メッシュ2はポリエチレン樹脂に、可塑剤としてエチレン酢酸ビニル共重合体 を混合したものを材料とし、レースの製造と同様に製造することによりメッシュ 2の各交点部分3に小孔4を開設している。
【0007】 図2に各種形状のメッシュ2が示してあり、図3にこれらのメッシュ2の交点 部分3が拡大して示してある。即ち、図2(a)に示す菱形の目をしたメッシュ 2のX形状をなす交点部分3に図3(a)に示すように2個の小孔4,4を開設 している。また、図2(b)に示す亀甲形の目をしたメッシュ2の三つ又状をな す交点部分3と、図2(c)に示す煉瓦積み形の目をしたメッシュ2のT形状を なす交点部分3には夫々図3(b)及び図3(c)に示すように1個の小孔4を 開設している。
【0008】 このように、各交点部分3に小孔4を設けてその面積を縮小調節することによ り、メッシュ2は各交点部分3も弾性変形するようになり、このメッシュ2と不 織布1を貼り合わせた基材は、伸縮性を持ち剥離するおそれを解消すると共に、 柔軟な感触を増加させることができる。
【0009】
【考案の効果】
以上に述べたように本考案の貼り薬の基材は、メッシュの各交点部分に開設し た小孔により該各交点部分の面積を縮小調節することができ、これによってメッ シュと不織布を貼り合わせた基材に伸縮性を持たせ、しかも柔軟さを増加させる ことができ、貼り薬を塗布して皮膚に貼着した使用時に、体の曲面によく馴染ん で動きに追随して、自由に伸縮でき基材の剥離を解消すると共に肌に対して違和 感のない満足できる着用感が得られる。また小孔は、メッシュを成形するときに 製品の型くずれ防止の効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を破断して示す基材の斜視図である。
【図2】(a)は菱形の目をしたメッシュの平面図、
(b)は亀甲形の目をしたメッシュの平面図、(c)は
煉瓦積み形の目をしたメッシュの平面図である。
【図3】(a)は菱形の目をしたメッシュの交点部分の
拡大図、(b)は亀甲形の目をしたメッシュの交点部分
の拡大図、(c)は煉瓦積み形の目をしたメッシュの交
点部分の拡大図である。
【符号の説明】
1 不織布 2 メッシュ 3 交点部分 4,4 小孔

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 メッシュと不織布を貼り合わせて構成さ
    れる貼り薬の基材において、メッシュの交点部分に小孔
    を開設して該交点部分の面積を縮小調節したことを特徴
    とする貼り薬の基材。
JP5766691U 1991-06-26 1991-06-26 貼り薬の基材 Expired - Lifetime JPH0643130Y2 (ja)

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JPH0643130Y2 JPH0643130Y2 (ja) 1994-11-09

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52107465U (ja) * 1976-02-12 1977-08-16
JPS5350280U (ja) * 1976-09-30 1978-04-27
JPWO2004066985A1 (ja) * 2003-01-28 2006-05-18 帝國製薬株式会社 薄型水性貼付剤
JP2013017698A (ja) * 2011-07-12 2013-01-31 Arts:Kk 貼り薬貼り具

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