JP2002283479A - 伸縮性物品及びこれを用いた下着 - Google Patents

伸縮性物品及びこれを用いた下着

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JP2002283479A
JP2002283479A JP2001084556A JP2001084556A JP2002283479A JP 2002283479 A JP2002283479 A JP 2002283479A JP 2001084556 A JP2001084556 A JP 2001084556A JP 2001084556 A JP2001084556 A JP 2001084556A JP 2002283479 A JP2002283479 A JP 2002283479A
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underwear
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JP2001084556A
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Hiroyuki Tanji
浩之 丹治
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Unicharm Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 柔軟性に優れ、所望の形状を維持しやすく、
且つ製造が容易な伸縮性物品を提供すること。 【解決手段】 本発明の伸縮性物品は、伸縮性を有する
シートと、前記シートに接合される弾性部材とを備え
る。そして、前記シートは、少なくとも前記弾性部材の
主要伸縮方向と同一の方向に伸縮可能であり、前記弾性
部材と前記シートとは、接着剤を使用することなく接合
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛生材料や衣料品
などに使用する伸縮性物品及びこれを用いた下着に関す
る。
【0002】
【従来の技術】使い捨ての衣類や衛生材料の分野におい
ては、伸縮性を必要とする部分には、接着剤を使用して
ゴム等の弾性部材を固定している。この場合の接着剤と
しては、ホットメルトを使用するケースが多い。また、
接着剤は弾性部材に塗工する場合と生地(不織布等)側
に塗工する場合がある。
【0003】現在の衛生材料においては、肌に当たるシ
ートとしては、非伸縮性の不織布を使用するケースが多
い。非伸縮性の不織布にゴムなどの弾性部材を固定する
場合には、当該弾性部材を伸張した状態で接着剤により
不織布に貼り合わせている。弾性部材を伸張状態で不織
布に貼り付けているため、未使用時の状態では、伸縮部
分(弾性部材)がシワを作りながら収縮する。接着剤を
使用するのは、弾性部材を伸長状態で非伸縮性不織布に
搭載するには、当該弾性部材を強く接着させる必要があ
るためである。接着力が弱い場合には、弾性部材が伸縮
性物品から抜けてしまう。以下、「弾性部材」はゴムな
どの弾性力を有する弾性材料自体を示し、「伸縮性物
品」は当該弾性部材と生地(シート)等の他の物品を合
わせて製造される物品を示すものとする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
伸縮性物品においては、未使用時の状態では、シワを作
りながら収縮するため、その部分が硬くなってしまう。
また、接着剤自体も比較的硬いため、人体に着用する下
着や衛生材料においては、肌へのフィット性及び肌触り
が悪くなる。更には、シワの存在によりアピアランス性
(意匠性)を損なう事となる。
【0005】また、弾性部材を接着する接着剤は、温度
や経時的な理由により特性に変化が起こり易いため、保
管・使用環境に相当の注意を払う必要がある。更に、接
着剤は被着体であるシートの目付ムラや穴などから浸み
出す等の問題をひきおこし易い。
【0006】本発明は上記のような状況に鑑みて成され
たものであり、柔軟性に優れ、所望の形状を維持しやす
く、且つ製造が容易な伸縮性物品を提供することを第1
の目的とする。
【0007】本発明の第2の目的は、柔軟性に優れ、所
望の形状を維持しやすく、且つ製造が容易な下着を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様である請求項1に記載の伸縮性
物品は、伸縮性を有するシートと、前記シートに接合さ
れる弾性部材とを備える。そして、前記シートは、少な
くとも前記弾性部材の主要伸縮方向と同一の方向に伸縮
可能であり、前記弾性部材と前記シートとは、接着剤を
使用することなく接合されている。なお、本出願の「特
許請求の範囲」の各請求項において、「接合」とは接着
剤を使用しないで、部材同士を所定の状態に固定又は係
合することを意味する。
【0009】また、本発明の第2の態様である請求項1
5に記載の下着は、長尺状の伸縮性物品と、前記伸縮性
物品を必要箇所に備えた下着本体部とを有する。そし
て、前記伸縮性物品は、伸縮性を有するシートと、前記
シートに接合される弾性部材とを備え;前記シートは、
少なくとも前記弾性部材の主要伸縮方向と同一の方向に
伸縮可能であり;前記弾性部材と前記シートとは、接着
剤を使用することなく接合されている。下着としては、
例えば、要部開口部と脚部開口部とに前記伸縮性物品を
配したパンツがある。
【0010】上記のような請求項1及び15に記載の発
明においては、伸縮性を有するシートを用いているた
め、伸縮性物品を製造する際に弾性部材を伸張状態にし
て当該シートに接合する必要が無い。例えば、シートの
上にフリーの状態(非伸張状態)の弾性部材を置いて両
者をエンボス加工等により接合するだけで、伸縮性物品
を製造することが可能となる。このため、未使用時にお
ける不要なシワの発生を抑制できる。
【0011】また、接着剤を使用していないため、伸縮
性物品の柔軟性が向上して肌触りが良くなると同時に、
製造工程の簡素化を図ることも期待できる。また、伸縮
性物品の柔軟性が向上することにより、下着や衛生材料
に使用した際に、皮膚の伸びや体の動きにリアルに追従
し、フィット性が高く、装着中の体に対するズレが発生
し難くなる。更に、温度変化や経時変化に敏感な接着剤
を使用していないため、保管条件や使用条件に対して神
経質になる必要がない。すなわち、取り扱いが容易にな
る。
【0012】更には、弾性部材の固定に接着剤を使用し
ないことにより、洗濯をした場合にも弾性部材が剥がれ
難くなり、繰り返し使用する事が可能となる。また、接
着剤の浸み出しを心配することもなく、皮膚刺激性及び
安全性が向上する。更に、弾性部材の接着性能(接着し
易いか否か)を考慮する必要がなく、伸縮特性の優れた
弾性部材を使用することができ、弾性部材の選択の幅が
広がる。加えて、伸縮性不織布と弾性部材の組み合わせ
で伸縮性物品を構成しているため、伸縮特性の調整範囲
が広がるというメリットもある。
【0013】請求項2及び17においては、前記弾性部
材と前記シートとを、ウルトラソニック又はヒートシー
ルにより断続的に接合している。このため、接合部の硬
化を抑制できるとともに、接合部に立体的にシールパタ
ーンを形成することも可能となる。
【0014】請求項3及び18においては、前記弾性部
材と前記シートとを接合するシールパターンは、前記弾
性部材を完全に破断させない間隔をもって配置されてい
る。本発明においては、弾性部材とシートとのシールパ
ターンの設計が重要であり、弾性部材の種類によって
は、シールパターンの設計時に当該弾性部材の破断を考
慮する必要が生じる。
【0015】請求項4及び19においては、前記伸縮性
シートを伸縮性不織布とする。これにより、材料にかか
るコストの低減や取り扱いの容易さなどのメリットを得
ることが可能となる。伸縮性不織布としては、例えば、
請求項5及び20に記載のように、少なくとも2層から
なり、伸長性あるいは伸縮性を有する外層と、前記外層
に接合された内層が伸縮性を有する不織布を使用する。
【0016】請求項6及び21においては、弾性部材と
して、シート状、糸状、フィルム状、フォーム状、網状
のいずれかの形態を有し、かつ天然ゴム、合成ゴム、熱
可塑性合成樹脂等のエラストマーからそれぞれ選択され
る材料を使用する。
【0017】請求項7及び22においては、弾性部材と
して、厚さ0.01〜1.0mmのシート状エラストマ
ーを使用する。そして、当該シート状エラストマーの長
手方向に対して直行する方向の幅をW、シート状エラス
トマーと前記シートとの接合部の前記シート状エラスト
マーの長手方向に対して直行する方向における間隔をD
とした場合に、D/Wを0.3〜0.98とする。更に
好ましくは、請求項8及び23に記載のように、D/W
の値を、0.7〜0.9とする。このように、比較的薄
いシート状エラストマーの場合には、ある程度、シート
状エラストマー上に接合部を重ねておかないと、シート
状エラストマーの固定が充分に出来ない。逆に、エンボ
ス(接合部)とシート状エラストマーとの重なりが大き
すぎると、伸張時に切断する可能性が高くなる。
【0018】請求項9及び24においては、弾性部材と
して、厚さ1.0mm以上のシート状エラストマーを使
用する。そして、シート状エラストマーの長手方向に対
して直行する方向の幅をW、シート状エラストマーと前
記シートとの接合部の前記シート状エラストマーの長手
方向に対して直行する方向における間隔をDとした場合
に、D/Wを0.5〜1.2とする。更に好ましくは、
請求項10及び25に記載のように、D/Wの値を、
0.8〜1.0とする。シート状エラストマーの厚みが
大きい場合は、設計時にシート状エラストマーと接合部
との間に隙間があっても、実際には不織布をエンボスが
引っ張ってくる格好となり、シート状エラストマーを締
め付けて固定するようになる。
【0019】請求項11及び26においては、弾性部材
として、厚さ1.0〜10.0mmのシート状エラスト
マーを使用する。そして、シート状エラストマーと前記
シートとの接合部が1列毎に半ピッチずれた千鳥格子状
に配列され、前記シート状エラストマーの長手方向に対
して直行する方向の幅をW、前記シート状エラストマー
の長手方向に対して直行する方向における前記接合部の
間隔をDとした場合に、D/Wを0.5〜1.0とす
る。更に好ましくは、請求項12及び27に記載のよう
に、D/Wの値を、0.8〜0.95とする。エンボス
(接合部)が千鳥配置の場合、厚みの厚い物でもそのエ
ンボスの間隔により、弾性部材が避けるように若干曲が
りながら加工されるため、対向配置に比べて、接合部の
間隔を若干狭く設定する。
【0020】請求項13及び28においては、弾性部材
として、太さ11〜3730dtexの糸状エラストマ
ーを使用する。そして、糸状エラストマーと前記シート
との接合部が前記弾性部材の長手方向に対して直行する
方向において完全に横切るように設定する。糸状エラス
トマーを用いる場合、断面が円形のため、僅かな外力で
も容易に転がってしまうため、少しだけエンボスを掛け
る(接合部を重ねる)ということは、ほぼ不可能であ
る。そこで、糸状エラストマーに完全に被さるような大
きな面積のシールパターンを使用する。また、エンボス
の先端に微少な突起を設けるなどの工夫により、糸状エ
ラストマーに圧力が掛かっても切断しないように設計す
ることが好ましい。
【0021】請求項14及び29においては、弾性部材
として、伸縮性フィルム、伸縮フォーム又は伸縮ネット
を使用する。そして、弾性部材とシートとの接合部の面
積が、当該弾性部材の2〜80%とする。弾性部材とし
て伸縮性フィルム、伸縮フォーム又は伸縮ネットを使用
すると、自由にエンボスパターンの設定が可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、不織布からなる使い捨てパンツ用の伸縮性物品を例
にとって説明する。なお、本発明の伸縮性物品は、実施
例のような使い捨てパンツ用に限らず、他の形態の下着
や、使い捨ておむつ等の衛生材料等に広く適用できるも
のである。
【0023】図1は、本発明の実施例に係る伸縮性物品
10を示し、(A)が平面図であり、(B)が断面図
(側面図)である。伸縮性物品10は、シート状エラス
トマーなどの弾性部材12と、これを覆う伸縮性不織布
14とから構成されている。複数の弾性部材12を平行
に並べ、伸縮性不織布14を折り畳む様にして、弾性部
材12を挟み込む様になっている。
【0024】図2は、実施例に係る伸縮性物品10の表
面シートとして使用される伸縮性不織布14の構造を示
す。伸縮性不織布14は、少なくとも外層15a、及び
内層17との2層で構成され、本実施例では外層15
a、外層15b及び内層17の3層から構成されてい
る。外層15a、外層15bとしては、スパンレース、
スパンボンド、メルトブローン、ポイントボンド等の伸
長性あるいは伸縮性を有する不織布を使用することが好
ましい。不織布に使用する繊維については、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等のオレフィン系繊維、ポリエステ
ル系繊維等の熱可塑性合成繊維やパルプ、レーヨン、ア
セテート、コットン等の吸収性繊維を混綿して使用する
ことができる。また外層15a、及び外層15bの目付
としては5〜50g/mの範囲のものを使用すること
ができる。本実施例においては、ポリプロピレン系のメ
ルトブローン不織布を採用する。
【0025】内層17には、伸縮性を有する不織布及び
フィルムが選択される。不織布及びフィルムに使用され
る樹脂としては、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポ
リオレフィン系、スチレンジブロック系等から選ばれ、
透湿性を有するフィルムや通気性を有する開孔フィルム
や不織布が使用される。内層17の目付としては20〜
150g/mの範囲のものを使用することができる。
なお、外層15a及び外層15bをウェブ状のまま、内
層17(エラストマー層)とともに積層し、水流交絡処
理やヒートエンボス処理してもよいし、外層15a、1
5bを不織布として成形したものと、内層17とを組み
合わせて接合する事も可能である。
【0026】弾性部材12は、天然ゴムや合成ゴム、熱
可塑性合成樹脂等のエラストマー材料で構成することが
好ましい。形態としては、例えば、シート状、糸状、フ
ィルム状、フォーム状、網状のエラストマーを使用する
ことができる。合成ゴムとしては、スチレンブチレンゴ
ム、ブチレンゴム、イソプレンゴム、ウレタンゴム等が
使用することができる。熱可塑性合成樹脂としては、ポ
リオレフィン系、ポリエステル系、スチレンジブロック
系、ポリウレタン系等のものを使用することができる。
弾性部材12は主に長手方向(図1の左右方向)に伸縮
する構成とし、これに合わせて、伸縮性不織布14は少
なくとも同方向に伸縮可能とする。
【0027】図3は、実施例に係る伸縮性物品10の製
造工程を示す説明図である。実施例に係る長尺状の伸縮
性物品10を製造する際には、広げた状態の伸縮性不織
布14の下半分に、複数本のシート状あるいは糸状エラ
ストマー等の弾性部材12を平行に間隔を空けて並べ
る。次に、伸縮性不織布14を製品の端部となる位置を
中心にして弾性部材12を挟み込むようにし、伸縮性不
織布14が2層の場合には内層17を内側にして折り返
す。そして、エンボスロール16を用い、断続したパタ
ーンのウルトラソニックシール又はヒートシールによ
り、伸縮性不織布14を部分的に溶融させて、弾性部材
12と伸縮性不織布14とを接合する。
【0028】弾性部材12と伸縮性不織布14を接合す
るシールパターンは、非連続で間隔を持った細密なパタ
ーンとし、そのパターンは幾何学模様又は、キャラクタ
ー等を象徴的に表した模様等を採用することができる。
このような断続的な接合のため、非シール部分とシール
部分との厚み差により、接合模様を立体的な模様とする
ことも可能である。また、シールパターンは、弾性部材
12を完全に破断させないように、ドット状を基本とし
て設計することが好ましい。
【0029】上述したように、伸縮性不織布14は、少
なくとも長手方向(MD)に伸張可能とする。不織布1
4の巾方向(CD)に伸縮可能な素材であっても良い
が、実際に使用される必要な伸縮方向が長手方向(M
D)となるため、伸縮率をMD>CDとする。
【0030】図4は、伸縮性物品10を他の不織布18
に接合する様子を示す説明図である。他の不織布18と
しては、使い捨て下着の本体生地などがある。伸縮性物
品10を不織布18に接合する場合には、接着剤を使用
することもできるが、エンボスロール20を用いて、断
続したパターンのウルトラソニックシール又はヒートシ
ールにより接合することが好ましい。この場合の不織布
18は、伸縮性不織布14と同じものを使用することが
好ましい。
【0031】図5は、上述した伸縮性物品10を用いた
使い捨てパンツ24の構造を示す平面図(正面図)であ
る。この使い捨てパンツ24は、伸縮性不織布からなる
本体部30と、ウエスト部26と、脚部開口部28a、
28bとを備えている。上述した伸縮性物品10は、ウ
エスト部26と、脚部開口部28a、28bとに使用さ
れる。伸縮性物品10をウエスト部26と、脚部開口部
28a、28bに接合するには、図4に示すように、断
続したパターンのウルトラソニックシール又はヒートシ
ールを行う。
【0032】上記のように、本実施例においては、接着
剤を使用することなく弾性部材12の固定を行っている
ため、伸縮性物品10の柔軟性が向上して肌触りが良く
なると同時に、未使用時における不要なシワの発生を抑
制できる。また、接着剤を使用しないため、製造工程の
簡素化を図ることも期待できる。また、伸縮性物品10
の柔軟性が向上することにより、下着(24)や衛生材
料に使用した際に、皮膚の伸びや体の動きにリアルに追
従し、フィット性が高く、装着中の体に対するズレが発
生し難くなる。また、弾性部材12の固定に、温度変化
に左右され、経時変化を起こし易い接着剤を使用してい
ないため、保管条件や使用条件に対して神経質になる必
要がない。すなわち、取り扱いが容易になる。
【0033】更には、弾性部材12の固定に接着剤を使
用しないことにより、洗濯をした場合にも弾性部材12
が伸縮性不織布14から剥がれ難くなり、繰り返し使用
する事が可能となる。また、接着剤の浸み出しを心配す
ることもなく、皮膚刺激性及び安全性が向上する。更
に、弾性部材12の接着性能(接着し易いか否か)を考
慮する必要がなく、伸縮特性の優れた弾性部材12を使
用することができ、弾性部材12の選択の幅が広がる。
加えて、伸縮性不織布14と弾性部材12の組み合わせ
で伸縮性物品10を構成しているため、伸縮特性の調整
範囲が広がるというメリットもある。
【0034】図6(A),(B),(C)は、各々、実
施例に係る伸縮性物品10の弾性部材12としてシート
状エラストマーを使用した場合における、当該弾性部材
12とエンボスによるシールパターンとの位置関係を示
す。弾性部材12としてシート状エラストマーを使用す
る場合には、弾性部材12(32a,32b,32c)
の流れ方向中心を軸として、対向する位置又は、千鳥配
置にエンボス加工を施すことができる。
【0035】シート状エラストマー32aの厚みが、
0.01〜1.0mmの場合には、図6(A)に示すよ
うに、エンボス(接合部)34a間の距離(D)/弾性
部材巾(W)=0.3〜0.98、更に望ましくは、D
/W=0.7〜0.9となるように設定する。このよう
に、比較的薄いシート状エラストマー32aの場合に
は、ある程度、シート状エラストマー32a上にエンボ
ス34aを重ねておかないと、シート状エラストマー3
2aの固定が充分に出来ない。逆に、エンボス(接合
部)34aとシート状エラストマー32aとの重なりが
大きすぎると、伸張時に切断する可能性が高くなる。
【0036】シート状エラストマー32bの厚みが、
1.0〜10.0mmであり、かつエンボス(接合部)
34bが千鳥配置の場合には、図6(B)に示すよう
に、エンボス(接合部)34b間の距離(D)/弾性部
材巾(W)=0.5〜1.0、更に望ましくは、D/W
=0.8〜0.95となるように設定する。エンボス
(接合部)34bが千鳥配置の場合、厚みの厚い物でも
そのエンボスの間隔により、シート状エラストマー32
bが避けるように若干曲がりながら加工されるため、対
向配置よりも若干狭く設定する。
【0037】シート状エラストマー32cの厚みが1.
0mm以上で、エンボス(接合部)34cが対向配置の
場合には、図6(C)に示すように、エンボス(接合
部)34c間の距離(D)/弾性部材巾(W)=0.5
〜1.2、更に望ましくは、D/W=0.8〜1.0と
なるように設定する。シート状エラストマー32cの厚
みが大きい場合は、シート状エラストマー32cと接合
部34cとの間に若干の隙間があっても、使用時にはシ
ート状エラストマー32c及び不織布14が同時に伸長
されてそれぞれの巾が小さくなる(ネックイン)。この伸
長状態において、シート状エラストマー32cの巾(W)
よりも、エンボス(接合部)34c間の距離が小さくなる
ため、エンボス(接合部)34cが、シート状エラストマ
ー32cを締め付けて固定するようになる。
【0038】図7(A),(B)は、各々、伸縮性物品
10の弾性部材12として糸状エラストマーを使用した
場合における、当該弾性部材12とエンボスによるシー
ルパターンとの位置関係を示す平面図である。弾性部材
12として、糸状エラストマーを使用する場合には、太
さの範囲を11〜3730dtexとする。糸状エラス
トマーを用いる場合、断面が円形のため、僅かな外力で
も容易に転がってしまうため、少しだけエンボスを掛け
る(重ねる)ということは、ほぼ不可能である。そこ
で、糸状エラストマー36に完全に被さるような大きな
面積のエンボスパターン38a、38bを使用する。ま
た、ドーム型のエンボスやエンボスの先端に微少な突起
を設けるなどの工夫により、糸状エラストマー36に圧
力が掛かっても切断しないようにする。
【0039】図8(A),(B)は、各々、実施例に係
る伸縮性物品10の弾性部材12として伸縮シート又は
伸縮フォームを使用した場合における、当該弾性部材1
2とエンボスによるシールパターン42a,42bとの
位置関係を示す平面図である。弾性部材12に伸縮フィ
ルム又は伸縮フォーム40を使用する場合には、図8
(A)、(B)に示すように、幅広のフィルム又はフォ
ーム40(例えば、巾2mm以上)に対し、自由にエン
ボスパターン42a,42bの設定が可能である。この
場合、弾性部材40上においてエンボス(接合部)42
a(42b)が占める面積率は、例えば、2〜80%の
範囲とする。
【0040】図9(A),(B)は、各々、実施例に係
る伸縮性物品10の弾性部材12として伸縮ネット44
を使用した場合における、当該弾性部材44とエンボス
によるシールパターン46a,46bとの位置関係を示
す平面図である。弾性部材12に伸縮ネット44を使用
する場合には、図9(A)、(B)に示すように、自由
にエンボスパターン46a,46bの設定が可能であ
る。この場合、弾性部材44上においてエンボス(接合
部)46a(46b)が占める面積率は、例えば、2〜
80%の範囲とする。
【0041】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請
求の範囲に示された技術的思想の範囲内で適宜設計変更
可能であることは言うまでもない。
【0042】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、伸縮性を有するシートを用いているため、伸縮
性物品を製造する際に弾性部材を伸張状態にして当該シ
ートに接合する必要が無い。すなわち、実質的に非伸長
状態で弾性部材を伸縮性シートに搭載し、弾性部材をエ
ンボス等によって接合(固定)することができるため、弾
性部材と伸縮性シートとを溶融接合させなくても、使用
時における弾性部材の抜けを防止することができる。こ
のように、接着剤を使用することなく弾性部材の固定を
行っているため、伸縮性物品の柔軟性が向上して肌触り
が良くなると同時に、未使用時における不要なシワの発
生を抑制できる。また、接着剤を使用しないため、製造
工程の簡素化を図ることも期待できる。すなわち、柔軟
性に優れ、所望の形状を維持しやすく、且つ製造が容易
な伸縮性物品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例に係る伸縮性物品を示
し、(A)が平面図であり、(B)が断面図(側面図)
である。
【図2】図2は、実施例に係る伸縮性物品の表面シート
として使用される伸縮性不織布の構造を示す断面図であ
る。
【図3】図3は、本発明の実施例に係る伸縮性物品の製
造工程を示す説明図である。
【図4】図4は、実施例に係る伸縮性物品を不織布に接
合する様子を示す説明図である。
【図5】図5は、実施例に係る伸縮性物品を用いた使い
捨てパンツの構造を示す平面図(正面図)である。
【図6】図6(A),(B),(C)は、各々、実施例
に係る伸縮性物品の弾性部材として平ゴムを使用した場
合における、当該弾性部材とエンボスによるシールパタ
ーンとの位置関係を示す平面図である。
【図7】図7(A),(B)は、各々、実施例に係る伸
縮性物品の弾性部材として糸ゴム又は弾性糸を使用した
場合における、当該弾性部材とエンボスによるシールパ
ターンとの位置関係を示す平面図である。
【図8】図8(A),(B)は、各々、実施例に係る伸
縮性物品の弾性部材として伸縮シート又は伸縮フォーム
を使用した場合における、当該弾性部材とエンボスによ
るシールパターンとの位置関係を示す平面図である。
【図9】図9(A),(B)は、各々、実施例に係る伸
縮性物品の弾性部材として伸縮ネットを使用した場合に
おける、当該弾性部材とエンボスによるシールパターン
との位置関係を示す平面図である。
【符号の説明】
10 伸縮性物品 12 弾性部材 14 伸縮性不織布 24 使い捨てパンツ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D04H 1/42 D04H 1/42 W Z Fターム(参考) 3B028 EA01 EB23 EB31 EC12 3B029 HA00 HB00 4F100 AK01B AK04 AK41 AK51 AK73 AL09B AN01B AN02B AR00A AR00B BA02 BA03 BA05 BA10A BA10B BA32 DC11B DC16B DG15A DG15C DJ01B EC03 EJ25 GB72 JB16B JK07B JK08A JK08C JK13 JL02 YY00B 4L047 AA08 AA12 AA14 AA21 AA25 CA05 CB01 CC01 CC03

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伸縮性を有するシートと、前記シートに接
    合される弾性部材とを備え、 前記シートは、少なくとも前記弾性部材の主要伸縮方向
    と同一の方向に伸縮可能であり、 前記弾性部材と前記シートとは、接着剤を使用すること
    なく接合されていることを特徴とする伸縮性物品。
  2. 【請求項2】前記弾性部材と前記シートとは、ウルトラ
    ソニック又はヒートシールにより断続的に接合されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の伸縮性物品。
  3. 【請求項3】前記弾性部材と前記シートとを接合するシ
    ールパターンは、前記弾性部材を完全に破断させない間
    隔をもって配置されていることを特徴とする請求項2に
    記載の伸縮性物品。
  4. 【請求項4】前記シートは、伸縮性不織布であることを
    特徴とする請求項1,2又は3に記載の伸縮性物品。
  5. 【請求項5】前記伸縮性不織布は、少なくとも2層から
    なり、伸長性あるいは伸縮性を有する外層と、前記外層
    に接合された内層が伸縮性を有することを特徴とする請
    求項4に記載の伸縮性物品。
  6. 【請求項6】前記弾性部材は、シート状、糸状、フィル
    ム状、フォーム状、網状のいずれかの形態を有し、かつ
    天然ゴム、合成ゴム、熱可塑性合成樹脂等のエラストマ
    ーからそれぞれ選択される材料によって構成されること
    を特徴とする請求項1,2,3,4又は5に記載の伸縮
    性物品。
  7. 【請求項7】前記弾性部材として、厚さ0.01〜1.
    0mmのシート状エラストマーを使用し;前記弾性部材
    の長手方向に対して直行する方向の幅をW、前記弾性部
    材と前記シートとの接合部の前記弾性部材の長手方向に
    対して直行する方向における間隔をDとした場合に、D
    /Wを0.3〜0.98とすることを特徴とする請求項
    6に記載の伸縮性物品。
  8. 【請求項8】前記D/Wの値を、0.7〜0.9とする
    ことを特徴とする請求項7に記載の伸縮性物品。
  9. 【請求項9】前記弾性部材として、厚さ1.0mm以上
    のシート状エラストマーを使用し;前記弾性部材の長手
    方向に対して直行する方向の幅をW、前記弾性部材と前
    記シートとの接合部の前記弾性部材の長手方向に対して
    直行する方向における間隔をDとした場合に、D/Wを
    0.5〜1.2とすることを特徴とする請求項6に記載
    の伸縮性物品。
  10. 【請求項10】前記D/Wの値を、0.8〜1.0とす
    ることを特徴とする請求項9に記載の伸縮性物品。
  11. 【請求項11】前記弾性部材として、厚さ1.0〜1
    0.0mmのシート状エラストマーを使用し;前記弾性
    部材と前記シートとの接合部が1列毎に半ピッチずれた
    千鳥格子状に配列され、前記弾性部材の長手方向に対し
    て直行する方向の幅をW、前記弾性部材の長手方向に対
    して直行する方向における前記接合部の間隔をDとした
    場合に、D/Wを0.5〜1.0とすることを特徴とす
    る請求項6に記載の伸縮性物品。
  12. 【請求項12】前記D/Wの値を、0.8〜0.95と
    することを特徴とする請求項11に記載の伸縮性物品。
  13. 【請求項13】前記弾性部材として、太さ11〜373
    0dtexの糸状エラストマーを使用し;前記弾性部材
    と前記シートとの接合部が前記弾性部材の長手方向に対
    して直行する方向において完全に横切るように設定され
    ていることを特徴とする請求項6に記載の伸縮性物品。
  14. 【請求項14】前記弾性部材として、前記伸縮性フィル
    ム、前記伸縮フォーム又は前記伸縮ネットを使用し;前
    記弾性部材と前記シートとの接合部の面積が、当該弾性
    部材の2〜80%であることを特徴とする請求項6に記
    載の伸縮性物品。
  15. 【請求項15】長尺状の伸縮性物品と、前記伸縮性物品
    を必要箇所に備えた下着本体部とを有し、 前記伸縮性物品は、伸縮性を有するシートと、前記シー
    トに接合される弾性部材とを備え;前記シートは、少な
    くとも前記弾性部材の主要伸縮方向と同一の方向に伸縮
    可能であり;前記弾性部材と前記シートとは、接着剤を
    使用することなく接合されていることを特徴とする下
    着。
  16. 【請求項16】前記下着は、要部開口部と脚部開口部と
    に前記伸縮性物品を配したパンツであることを特徴とす
    る請求項15に記載の下着。
  17. 【請求項17】前記伸縮性物品の前記弾性部材と前記シ
    ート、更には、前記伸縮性物品と前記下着本体部とは、
    ウルトラソニック又はヒートシールにより断続的に接合
    されることを特徴とする請求項15又は16に記載の下
    着。
  18. 【請求項18】前記弾性部材と前記シートとを接合する
    シールパターンは、前記弾性部材を完全に破断させない
    間隔をもって配置されていることを特徴とする請求項1
    7に記載の下着。
  19. 【請求項19】前記伸縮性物品を構成する前記シート
    は、伸縮性不織布であることを特徴とする請求項15,
    16,17又は18に記載の下着。
  20. 【請求項20】前記伸縮性不織布は、少なくとも2層か
    らなり、伸長性あるいは伸縮性を有する外層と、前記外
    層に接合された内層が伸縮性を有することを特徴とする
    請求項19に記載の下着。
  21. 【請求項21】前記弾性部材は、シート状、糸状、フィ
    ルム状、フォーム状、網状のいずれかの形態を有し、か
    つ天然ゴム、合成ゴム、熱可塑性合成樹脂等のエラスト
    マーからそれぞれ選択される材料によって構成されるこ
    とを特徴とする請求項15,16,17,18,19又
    は20に記載の下着。
  22. 【請求項22】前記弾性部材として、厚さ0.01〜
    1.0mmのシート状エラストマーを使用し;前記弾性
    部材の長手方向に対して直行する方向の幅をW、前記弾
    性部材と前記シートとの接合部の前記弾性部材の長手方
    向に対して直行する方向における間隔をDとした場合
    に、D/Wを0.3〜0.98とすることを特徴とする
    請求項21に記載の下着。
  23. 【請求項23】前記D/Wの値を、0.7〜0.9とす
    ることを特徴とする請求項22に記載の下着。
  24. 【請求項24】前記弾性部材として、厚さ1.0mm以
    上のシート状エラストマーを使用し;前記弾性部材の長
    手方向に対して直行する方向の幅をW、前記弾性部材と
    前記シートとの接合部の前記弾性部材の長手方向に対し
    て直行する方向における間隔をDとした場合に、D/W
    を0.5〜1.2とすることを特徴とする請求項21に
    記載の下着。
  25. 【請求項25】前記D/Wの値を、0.8〜1.0とす
    ることを特徴とする請求項24に記載の下着。
  26. 【請求項26】前記弾性部材として、厚さ1.0〜1
    0.0mmのシート状エラストマーを使用し;前記弾性
    部材と前記シートとの接合部が1列毎に半ピッチずれた
    千鳥格子状に配列され、前記弾性部材の長手方向に対し
    て直行する方向の幅をW、前記弾性部材の長手方向に対
    して直行する方向における前記接合部の間隔をDとした
    場合に、D/Wを0.5〜1.0とすることを特徴とす
    る請求項21に記載の下着。
  27. 【請求項27】前記D/Wの値を、0.8〜0.95と
    することを特徴とする請求項26に記載の下着。
  28. 【請求項28】前記弾性部材として、太さ11〜373
    0dtexの糸状エラストマーを使用し;前記弾性部材
    と前記シートとの接合部が前記弾性部材の長手方向に対
    して直行する方向において完全に横切るように設定され
    ていることを特徴とする請求項21に記載の下着。
  29. 【請求項29】前記弾性部材として、前記伸縮性フィル
    ム、前記伸縮フォーム又は前記伸縮ネットを使用し;前
    記弾性部材と前記シートとの接合部の面積が、当該弾性
    部材の2〜80%であることを特徴とする請求項28に
    記載の下着。
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