JP2013183828A - 使い捨ておむつ及び使い捨ておむつの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】「フルート構造」を持つウエストギャザー14を形成するにあたり、アウターシート11に対しクッション形成シート12が接合される領域11aと、アウターシートに対しウエスト伸縮部材13が接合される領域11bの間に、一又は複数の折返部23を並列して形成することで、クッション形成シートが接合されたアウターシートを、当該折返部23に沿って折り返し易くする。
【選択図】図4
Description
パンツ型の使い捨ておむつは、前身頃と後身頃の両側部が予め接合されたタイプの使い捨ておむつである。パンツ型の使い捨ておむつとしては、吸収性本体が載置される外装体が前身頃から後身頃に掛けて一体となった一体型のもの(特許文献1)や、外装体が前身頃及び後身頃で分離され、前身頃外装体と後身頃外装体の間に吸収性本体が架橋された架橋型のもの(特許文献2)が知られている。
また、テープ型の使い捨ておむつは、前身頃又は後身頃の両側部に接着テープが取り付けられ、着用時に接着テープを利用して前身頃と後身頃を接着させるタイプの使い捨ておむつである(特許文献3)。
例えば、ウエスト開口部を形成するシートにホットメルトを塗布し、ウエスト伸縮部材をそこに固定することができる。しかし、シートにホットメルトを直接塗布すると、ホットメルトが塗られる範囲が広くなるため、シートが硬くなって、不織布の風合いが悪くなってしまう。
一方、ホットメルトが塗られる範囲を小さくするために、ウエスト伸縮部材にホットメルトを直接塗布して、ウエスト開口部を形成するシートに固定することもできる。しかし、一般的に、伸縮弾性体の固定に適するホットメルトは、常温での変形性に乏しい硬いものが使用される傾向があるため、シート越しに伸縮弾性体に絡まったホットメルトの硬さが着用者に伝わり、不織布の風合いを損ねてしまいやすい。
まず、図12(a)に示されるように、ウエスト開口部近傍には、外装体を形成するアウターシート11´とインナーシート15´が設けられる。アウターシート11´とインナーシート15´の間には複数のタミー伸縮部材16´が挟持固定されている。また、アウターシート11´は、インナーシート15´よりも長く、ウエスト開口部の方向に延びて形成されており、この長く延びたアウターシート11´の部分には、複数のウエスト伸縮部材13´が固定されている。また、アウターシート11´の長く延びた部分であって、複数のウエスト伸縮部材13´よりも先端方向に位置する部分には、クッション形成シート12´が取り付けられる。このとき、アウターシート11´の先端部分と、クッション形成シート12´は、ウエスト伸縮部材13´の伸長方向に沿って、接合部と非接合部が連続するように間欠的に接合されている。そして、図12(a)に示された折線F1の位置、すなわちアウターシート11´に固定された複数のウエスト伸縮部材13´とクッション形成シート12´の境界の位置で、クッション形成シート12´が取り付けられたアウターシート11´を肌当接面側に折り返す。そして、クッション形成シート12´を複数のウエスト伸縮部材13´の当接面側に接合する。このようにして、クッション形成シート12´によりウエスト開口部近傍に「フルート構造」を形成することができる。
具体的に本発明は、以下の構成を有する。
本発明の使い捨ておむつは、前身頃1と、後身頃2と、前身頃1と後身頃2の間に位置する股下部3から構成される。
本発明の使い捨ておむつは、前身頃1及び後身頃2の両方又はいずれか一方に配置され、前身頃1側及び後身頃2側の両方又はいずれか一方の先端部分が肌当接面側に折り返されたアウターシート11を有する。
アウターシート11は、クッション形成領域11aと、伸縮部材接合領域11bと、折返領域11cを有する。
クッション形成領域11aは、アウターシート11の前身頃1側及び後身頃2側の両方又はいずれか一方の先端部分に位置し、クッション形成シート12が接合される領域である。伸縮部材接合領域11bは、クッション形成領域11aよりも股下部3寄りに位置し、一又は複数のウエスト伸縮部材13が固定される領域である。折返領域11cは、クッション形成領域11aと伸縮部材接合領域11bの間に位置し、アウターシート11のクッション形成領域11aの折返線が形成される領域である。
ここで、クッション形成領域11aには、肌当接面側又は肌非当接面側に、クッション形成シート12が、おむつの幅方向に沿って接合部21と非接合部22が連続するように間欠的に接合されている。
また、伸縮部材接合領域11bには、肌当接面側に、一又は複数のウエスト伸縮部材13が、おむつの幅方向に沿って伸長状態で固定されている。
また、折返領域11cには、アウターシート11を厚み方向に押し込む、切り込む、又はその両方を行うことにより形成された一又は複数の折返部23が、おむつの幅方向に沿った直線上に並んで、連続的又は間欠的に設けられている。すなわち、折返部23は、アウターシート11を厚み方向に押し込むことによって形成された凹部であってもよいし、アウターシート11を厚み方向に切り込むことによって形成された切込部であってもよいし、凹部と切込部が同時に形成されたものであってもよい。
そして、アウターシート11は、折返領域11cに設けられた折返部23に沿って、肌当接面側に向かって折り返されている。
これにより、本発明の使い捨ておむつでは、間欠的に接合されたクッション形成領域11a及びクッション形成シート12と、伸縮部材接合領域11bとの間に、ウエスト伸縮部材13が挟持されている。
本発明の製造方法では、前身頃1と、後身頃2と、前身頃1と前記後身頃2の間に位置する股下部3から構成され、前身頃1及び後身頃2の両方又はいずれか一方に配置されたアウターシート11を有し、アウターシート11が、前身頃1及び後身頃2の両方又はいずれか一方の先端部分に位置するクッション形成領域11aと、クッション形領域11aよりも股下部3寄りに位置する伸縮部材接合領域11bと、クッション形成領域11aと伸縮部材接合領域11bの間に位置する折返領域11cと、を有する使い捨ておむつを製造する。
本発明の製造方法においては、アウターシート11の折返領域11cにおけるおむつの幅方向に沿った直線上に、アウターシート11を厚み方向に対して間欠的又は連続的に、押し込む、切り込む、又はその両方を行うことにより一又は複数の折返部23を形成する工程を行う。
また、アウターシート1のクッション形成領域11aにおける肌当接面側又は肌非当接面側に、おむつの幅方向に沿って接合部21と非接合部22が連続するように、クッション形成シート12を、間欠的に接合する工程を行う。
また、アウターシート11の伸縮部材接合領域11bにおける肌当接面側に、おむつの幅方向に沿った伸長状態で、一又は複数のウエスト伸縮部材13を固定する工程を行う。
上記折返部23を形成する工程と、間欠的に接合する工程と、ウエスト伸縮部材13を固定する工程を行う順序は、特に限定されない。
そして、その後、クッション形成シート12が間欠的に接合されたアウターシート11を、折返領域11cに設けられた折返部23に沿って、肌当接面側に向かって折り返す工程を行う。
これにより、本発明の製造方法では、間欠的に接合された伸縮部材接合領域11b及びクッション形成シート12と、伸縮部材接合領域11bの間に、ウエスト伸縮部材13が挟持される。
そして、折返部23を形成する工程は、間欠的に接合する工程と同時に、エンボス装置によって、アウターシート11の折返領域11cに、折返部23を形成する工程であることが好ましい。
本願明細書において、「肌当接面側」とは、使い捨ておむつが組み上がった状態で、使い捨ておむつが着用者に装着された際に、着用者の肌に当接する面の方を意味する。また、「肌非当接面側」とは、使い捨ておむつが組み上がった状態で、使い捨ておむつが着用者に装着された際に、着用者の肌に当接しない面の方であり、「肌当接面側」の反対側の面を意味する。
また、本願明細書において、「A〜B」とは、「A以上B以下」であることを意味する。
本発明は、ウエスト端部にウエストギャザーが形成された使い捨ておむつに関する。本発明は、例えば、公知のパンツ型の使い捨ておむつや、テープ型の使い捨ておむつに広く適用可能である。パンツ型の使い捨ておむつは、前身頃と後身頃の両側部が予め接合されたタイプの使い捨ておむつである。パンツ型の使い捨ておむつとしては、吸収性本体が載置される外装体が前身頃から後身頃に掛けて一体となった一体型のものであってもよいし、外装体が前身頃及び後身頃で分離され、前身頃外装体と後身頃外装体の間に吸収性本体が架橋された架橋型のものであってもよい。また、テープ型の使い捨ておむつは、前身頃又は後身頃の両側部に接着テープが取り付けられ、着用時に接着テープを利用して前身頃と後身頃を接着させるタイプの使い捨ておむつである。
以下では、これらの種々のタイプの使い捨ておむつのうち、外装体が前身頃から後身頃に掛けて一体となった一体型のパンツ型の使い捨ておむつを例に挙げて、本発明の内容を具体的に説明する。
次に、使い捨ておむつ100の各部構成について説明する。
図3は、図2の展開図に示されたY−Y線において、使い捨ておむつ100を長手方向に切断した状態の例を示す断面図である。図3では、上下方向が、使い捨ておむつの長手方向となる。また、図3では、右側が肌当接面側であり、左側が肌非当接面側である。通常、使い捨ておむつを構成する各種シート部材は極めて薄いものであるが、図3の断面図においては、各種のシート部材に概念的な厚みを持たせて描画している。
使い捨ておむつ100の外装体10は、吸収性本体30を着用者の身体にあてがった状態で保持するための部材である。図2や図3に示されるように、外装体10は、基本的に、アウターシート11と、クッション形成シート12と、複数のウエスト伸縮部材13と、インナーシート15と、複数のタミー伸縮部材16と、複数のレッグ伸縮部材18とを有している。
ウエストギャザー14は、複数のウエスト伸縮部材13の収縮作用により、使い捨ておむつのウエスト開口部5近傍のウエスト端部に形成されるギャザーである。本実施の形態において、ウエストギャザー14は、前身頃1側と後身頃2側のそれぞれに形成される。ただし、ウエストギャザー14は、少なくとも、前身頃1側と後身頃2側のいずれか一方に形成されるものであればよい。
続いて、本発明による「フルート構造」について、図面を参照して具体的に説明する。「フルート構造」とは、伸長状態の弾性伸縮部材に接合された2層のシート間を、弾性伸縮部材の伸長方向に沿って間欠的に接合することにより、弾性伸縮部材が収縮した際に、この2層のシート間に空間が生じる構造を意味する。
まず、図4(a)は、アウターシート11にクッション形成シート12が接合され、アウターシート11が折り返される前の状態を示したものである。
図4(a)に示されるように、おむつの肌非当接面側の最外層に位置するアウターシート11は、折り返される前の状態において、ウエスト開口部側の先端縁から順に、クッション形成領域11a、折返領域11c、及び伸縮部材接合領域11bを有している。クッション形成領域11aを形成する範囲は、おむつの長手方向において、少なくとも伸縮部材接合領域11bと同じ長さであり、好ましくは伸縮部材接合領域11bよりも長く形成する。例えば、クッション形成領域11aが形成される範囲は、20mm〜60mm、25mm〜55mm、30mm〜50mm、又は35mm〜45mmとすればよい。また、折返領域11cは、クッション形成領域11aと伸縮部材接合領域11bの間に多少幅設けられればよく、例えば、0.5mm〜10mm、1mm〜8mm、2mm〜6mm、又は3mm〜4mmとすればよい。また、伸縮部材接合領域11bが形成される範囲は、ウエスト伸縮部材13を固定する本数やウエスト伸縮部材13を配置する間隔に応じて適宜設計でき、例えば20mm〜60mm、25mm〜55mm、30mm〜50mm、又は35mm〜45mmとすればよい。
まず、図5(a)は、ウエスト伸縮部材13が伸長状態にあり、アウターシート11及びクッション形成シート12が、張り詰めた状態の例を示している。図5(a)に示されるように、アウターシート11は、ウエスト開口端縁に相当する折返線Fにおいて折り返され、クッション形成領域11aと伸縮部材接合領域11bが形成されている。そして、図5(a)に示されるように、アウターシート11のクッション形成領域11aとクッションシート12は、ウエスト伸縮部材13の長手方向に沿って、間欠的に接合されている。すなわち、クッション形成領域11aとクッションシート12の間には、ウエスト伸縮部材13の伸長方向(おむつ幅方向)に沿って、接合部21と非接合部22が交互に連続して形成されている。
次に、図6及び図7を参照して、本発明における、アウターシート11のクッション形成領域11aに形成される接合部21と、折返領域11cに形成される折返部23のパターンについて説明する。図6及び図7では、アウターシート11のクッション形成領域11aにクッション形成シート12が接合され、アウターシート11が折り返される前の状態を示している。
図6は、基本的に、接合部21の一部が折返部23として機能する例を示しており、図7は、基本的に、接合部21と折返部23が別に設けられた例を示している。
図7(a)に示された実施形態において、各折返部23は、アウターシート11を厚み方向に押し込むことによって形成された凹部であってもよいし、アウターシート11を厚み方向に切り込むことによって形成された切込部であってもよいし、凹部と切込部が同時に形成されたものであってもよい。
なお、クッション形成領域11aにおける各接合部21は、おむつの長手方向に沿った破線状である。また、各折返部23は、各接合部21と比較し、おむつの幅方向における間隔が狭くなっている。このため、図7(a)に示されるように、各接合部21が折返領域11cにまで多少延在している場合であっても、各接合部21の端部ではなく、幅方向の間隔が狭い各折返部23によって形成される折返線Fに沿って、アウターシート11が折り返し易くなっている。
特に、図7(b)に示された実施形態において、折返部23は切込部であることが好ましい。そして、切込部としての折返部23は、幅方向に隣接する各接合部21の長手方向の延長線の間に位置するように、設けられていることが好ましい。このように、切込部としての折返部23を、各接合部21の長手方向の延長線の間に設けることにより、フルート構造のウエスト端部側の頂点部分において、通気孔として機能する。従って、この切込部を設けることにより、フルート構造内の空気がウエスト端部を上下に通気するようになるため、アウターシート11を折り返しやすくなるとともに、フルート構造を持つウエストギャザーの通気性を向上させることができる。
まず、図8(a)示された例において、折返部23は、アウターシートを厚み方向に押し込むことによって形成された凹部23aと、アウターシートを厚み方向に切り込むことによって形成された切込部23bを有している。凹部23aは、アウターシートが厚み方向に押圧されることにより窪んだ部分であり、例えば略矩形状に形成される。また、切込部23bは、略円形状の孔となっており、アウターシートの肌当接面側から肌非当接面側まで貫通して形成されている。切込部23bは、凹部23aが形成された領域内の中央に位置する。
また、図8(b)に示された例では、凹部23aが形成された領域内に、略矩形状に形成された切込部23bが形成されている。図8(b)に示された例において、凹部23aは、切込部23bよりも長くかつ幅広となっており、切込部23bの周囲を囲うように形成されている。
図9は、上記図3等に示された第1の実施形態とは異なる第2の実施形態を説明するための図である。図9は、使い捨ておむつの断面の前身頃側を拡大して示した拡大断面図である。図9に示された第2の実施形態では、例えば図3に示された第1の実施形態とは異なり、アウターシート11のクッション形成領域11aには、その肌当接面側に、クッション形成シート12が接合されている。クッション形成領域11aの肌当接面側と、クッション形成シート12は、ウエスト伸縮部材13の伸長方向に沿って接合部と非接合部が交互に連続するように、間欠的に接合される。また、アウターシート11の折返領域11cには、一又は複数の折返部23が、おむつの幅方向に沿った直線上に並んで、連続的又は間欠的に設けられている。
図9に示されるように、本発明は、アウターシート11におけるクッション形成領域11aの肌非当接面側に、クッション形成シート12を間欠的に接合する形態だけでなく、アウターシート11におけるクッション形成領域11aの肌当接面側に、クッション形成シート12を間欠的に接合する形態も含む。
吸収性本体30は、外装体10の股下部3を中心に前身頃1及び後身頃2にかけて配置され、使い捨ておむつ100の着用時おいて、着用者の股下に当接して尿などの液体を吸収保持する。図2の展開図や図3の断面図に示されるように、吸収性本体30は、吸収体31と、トップシート32と、バックシート33と、立体ギャザー34を基本構成としている。
続いて、本発明に係る使い捨ておむつの製造方法について、図10及び図11を参照して説明する。なお、以下では、例えば「原アウターシート」という表現を使用するが、この「原アウターシート」等は、使い捨ておむつの製造ラインにおいて切断加工されることにより、後に、使い捨ておむつのアウターシート等となる部材を意味する。
本発明の製造方法では、まず、図示しない原反ロールから原アウターシート111が繰り出されて、おむつの製造ラインに導入される(ステップS1)。原アウターシート111は、製造工程の流れ方向に沿う方向が長手方向となり、製造工程の流れ方向に直交する方向が幅方向となっている。原アウターシート111は、幅方向の一端側が、製造される使い捨ておむつの前身頃側に相当し、幅方向の他端側が、製造される使い捨ておむつの後身頃側に相当する。
なお、ここにいう「高さ」とは、ロール本体211の回転軸に直交する方向の高さを意味する。
なお、このとき、三角形状に形成された各凸部213の底辺部分を、刃状に尖らせることにより、各凸部213の底辺部分が接触した原アウターシート111の箇所に、切込部としての折返部123を形成することも可能である。
以上の工程により、吸収性本体130を保持するための原外装体シート110が得られる。
以上の工程により、外装体が前身頃から後身頃に掛けて一体となったタイプのパンツ型の使い捨ておむつを製造することができる。
例えば、上記製造方法は、外装体が前身頃から後身頃にかけて一体となったタイプのパンツ型使い捨ておむつだけでなく、外装体が前身頃と後身頃において分離したタイプのパンツ型使い捨ておむつや、その他、前身頃又は後身頃の両側部に接着テープが取り付けられたタイプのテープ型使い捨ておむつの製造方法にも応用可能である。
また、上記実施形態では、原アウターシート111と原クッション形成シート112を間欠的に接合する工程と、原アウターシート111の折返領域に凹部123を形成する工程を同時に行うこととしているが、これらの工程は、別々の工程であってもよい。すなわち、原アウターシート111と原クッション形成シート112を間欠的に接合するためのエンボス装置と、原アウターシート111の折返領域に凹部123を形成するエンボス装置が、別々に設けられたものであってもよい。
また、上記実施形態では、原アウターシート111と原クッション形成シート112の接合手段として、エンボスロールとソニックホーンの組み合わせによるエンボス装置を例にあげて説明したが、エンボスロールとアンビルロールの組み合わせによる熱融着方式のエンボス装置を採用することも可能である。
2 後身頃
3 股下部
5 ウエスト開口部
6 脚部周り開口部
10 外装体
11 アウターシート
11a クッション形成領域
11b 伸縮部材接合領域
11c 折返領域
12 クッション形成シート
13 ウエスト伸縮部材
14 ウエストギャザー
15 インナーシート
16 タミー伸縮部材
17 タミーギャザー
18 レッグ伸縮部材
19 レッグギャザー
21 接合部
22 非接合部
23 凹部
30 吸収性本体
31 吸収体
32 トップシート
33 バックシート
34 立体ギャザー
35 上側コアラップシート
36 下側コアラップシート
37 立体ギャザー伸縮部材
100 使い捨ておむつ
106 原脚部周り開口部
107 サイドシール
110 原外装体
111 原アウターシート
112 原クッション形成シート
113 原ウエスト伸縮部材
115 原インナーシート
116 原タミー伸縮部材
118 原レッグ伸縮部材
121 接合部
123 凹部
130 吸収性本体
200 エンボス装置
210 エンボスロール
211 ロール本体
212 ブロックパターン
213 凸部
220 ソニックホーン
221 ホーン部
Claims (8)
- 前身頃(1)と、後身頃(2)と、前記前身頃(1)と前記後身頃(2)の間に位置する股下部(3)から構成される使い捨ておむつにおいて、
前記前身頃(1)及び前記後身頃(2)の両方又はいずれか一方に配置され、前記前身頃(1)側及び前記後身頃(2)側の両方又はいずれか一方の先端部分が前記肌当接面側に折り返されたアウターシート(11)を有し、
前記アウターシート(11)は、前記先端部分が肌当接面側に折り返される前の状態において、
前記先端部分に位置するクッション形成領域(11a)と、
前記クッション形領域(11a)よりも前記股下部(3)寄りに位置する伸縮部材接合領域(11b)と
前記クッション形成領域(11a)と前記伸縮部材接合領域(11b)の間に位置する折返領域(11c)と、を有し、
前記クッション形成領域(11a)には、肌当接面側又は肌非当接面側に、クッション形成シート(12)が、おむつの幅方向に沿って接合部(21)と非接合部(22)が連続するように間欠的に接合されており、
前記伸縮部材接合領域(11b)には、肌当接面側に、一又は複数のウエスト伸縮部材(13)が、おむつの幅方向に沿って伸長状態で固定されており、
前記折返領域(11c)には、前記アウターシート(11)を厚み方向に押し込む、切り込む、又はその両方を行うことにより形成された一又は複数の折返部(23)が、おむつの幅方向に沿った直線上に並んで、連続的又は間欠的に設けられており、
前記アウターシート(11)は、前記折返領域(11c)に設けられた前記折返部(23)に沿って、肌当接面側に向かって折り返されており、
これにより、間欠的に接合された前記クッション形成領域(11a)及び前記クッション形成シート(12)と、前記伸縮部材接合領域(11b)との間に、前記ウエスト伸縮部材(13)が挟持されている
使い捨ておむつ。 - 前記クッション形成領域(11a)における前記接合部(21)は、エンボス接合により形成されたものであり、
前記折返部(23)は、前記接合部(21)が、前記折返領域(11c)における前記直線上まで延在することにより、前記接合部(21)の一部によって形成されたものである
請求項1に記載の使い捨ておむつ。 - 前記接合部(21)のそれぞれは、
前記クッション形成領域(11a)における部分よりも、前記折返領域(11c)の前記直線上における部分の方が、おむつの幅方向に幅広となっている
請求項2に記載の使い捨ておむつ。 - 前記接合部(21)のそれぞれは、
前記折返領域(11c)の前記直線上に底辺が位置し、前記クッション形成シート(12)上に頂角が位置する三角形状で形成されている
請求項3に記載の使い捨ておむつ。 - 前記折返部(23)は、前記接合部(21)とは別に形成されており、
前記折返部(23)は、前記折返領域(11c)の前記直線上に並んで、ドット状に形成されている
請求項1に記載の使い捨ておむつ。 - 前記折返部(23)は、前記接合部(21)とは別に形成されており、
前記折返部(23)は、前記折返領域(11c)の前記直線に沿って、複数行で、間欠的に形成されている
請求項1に記載の使い捨ておむつ。 - 前身頃(1)と、後身頃(2)と、前記前身頃(1)と前記後身頃(2)の間に位置する股下部(3)から構成され、
前記前身頃(1)及び前記後身頃(2)の両方又はいずれか一方に位置し、前記前身頃(1)側及び前記後身頃(2)側の両方又はいずれか一方の先端部分が前記肌当接面側に折り返されたアウターシート(11)を有し、
前記アウターシート(11)が、前記先端部分が肌当接面側に折り返される前の状態において、
前記先端部分に位置するクッション形成領域(11a)と、
前記クッション形領域(11a)よりも前記股下部(3)寄りに位置する伸縮部材接合領域(11b)と、
前記クッション形成領域(11a)と前記伸縮部材接合領域(11b)の間に位置する折返領域(11c)と、を有する
使い捨ておむつの製造方法において、
前記アウターシート(11)の前記折返領域(11c)におけるおむつの幅方向に沿った直線上に、前記アウターシート(11)を厚み方向に対して間欠的又は連続的に、押し込む、切り込む、又はその両方を行うことにより一又は複数の折返部(23)を形成する工程と、
前記アウターシート(1)の前記クッション形成領域(11a)における肌当接面側又は肌非当接面側に、おむつの幅方向に沿って接合部(21)と非接合部(22)が連続するように、クッション形成シート(12)を、間欠的に接合する工程と、
前記アウターシート(11)の伸縮部材接合領域(11b)における肌当接面側に、おむつの幅方向に沿った伸長状態で、一又は複数のウエスト伸縮部材(13)を固定する工程と、を行い、
その後、
前記アウターシート(11)を、前記折返領域(11c)に設けられた前記折返部(23)に沿って、肌当接面側に向かって折り返すことにより、
間欠的に接合された前記伸縮部材接合領域(11b)及び前記クッション形成シート(12)と、前記伸縮部材接合領域(11b)の間に、前記ウエスト伸縮部材(13)を挟持させる工程を行うことを、含む
使い捨ておむつの製造方法。 - 前記間欠的に接合する工程は、エンボス装置により、前記アウターシート(11)のクッション形成領域(11a)と前記クッション形成シート(12)を間欠的にエンボス接合する工程であり、
前記折返部(23)を形成する工程は、前記間欠的に接合する工程と同時に、前記エンボス装置によって、前記アウターシート(11)の前記折返領域(11c)に、前記折返部(23)を形成する工程である
請求項7に記載の使い捨ておむつの製造方法。
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