JP7212432B2 - 伸縮性シートの製造方法 - Google Patents
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Description
第1シート部と第2シート部と第3シート部とが積層され、前記第1シート部と前記第2シート部との間に糸ゴムが配された伸縮性シートの製造方法であって、
アンビルロールの外周方向の第1位置にて、前記第3シート部を前記第1シート部又は前記第2シート部に圧着することなく前記第1シート部と前記第2シート部とを圧着して互いに接合し、かつ、前記糸ゴムの伸縮方向の位置を規制する複数の第1接合部を形成する第1接合部形成工程と、
前記アンビルロールの前記外周方向の第2位置にて、前記第1シート部と前記第2シート部と前記第3シート部とを圧着して互いに接合する複数の第2接合部を形成する第2接合部形成工程と、を有することを特徴とする伸縮性シートの製造方法である。
第1シート部と第2シート部と第3シート部とが積層され、前記第1シート部と前記第2シート部との間に糸ゴムが配された伸縮性シートの製造方法であって、アンビルロールの外周方向の第1位置にて、前記第1シート部と前記第2シート部とを圧着して互いに接合し、かつ、前記糸ゴムの伸縮方向の位置を規制する複数の第1接合部を形成する第1接合部形成工程と、前記アンビルロールの前記外周方向の第2位置にて、前記第1シート部と前記第2シート部と前記第3シート部とを圧着して互いに接合する複数の第2接合部を形成する第2接合部形成工程と、を有することを特徴とする伸縮性シートの製造方法。
<伸縮性シート10の構成>
本実施形態に係る伸縮性シートの一例として伸縮性シート10について説明する。図1は、伸長状態の伸縮性シート10の概略平面図及び断面図である。同図1における「伸長状態」とは、伸縮性シート10を皺無く伸長させた状態、具体的には、伸縮性シート10を構成する各部材(例えば、後述する第1シート部11や弾性部材15等)の寸法がその部材単体の寸法と一致又はそれに近い長さになるまで伸長した状態のことを言う。
続いて、伸縮性シート10の製造方法について説明する。図3は、伸縮性シート10を製造するための製造装置100の概略側面図である。同図3では、第1接合部51及び第2接合部52を形成する工程について、CD方向から見たときの状態について表している。
伸縮性シート10を製造するための製造装置100は以下のように変形しても良い。
図5は、製造装置100の第1変形例について表す概略側面図である。第1変形例では、搬送方向において、アンビルロール110と、搬送機構131,135との間にセーラー機構140が設けられている。セーラー機構140は、搬送方向(MD方向)に搬送されているシート部材の連続体(連続シート)を、搬送しながらCD方向に折り曲げる機構である。セーラー機構140自体については公知であるため、詳細な説明は省略する。
第2実施形態では、製造装置200を用いて伸縮性シート10を製造する方法について説明する。図8は、第2実施形態における製造装置200の概略側面図である。製造装置200の基本的な構成は、第1実施形態の製造装置100と略同様であるが(図3参照)、ローリングホーン120が2つ設けられている点が異なる。具体的に、製造装置200は、アンビルロール110の外周方向の第1位置にて、アンビルロール110の外周面110Sと対向するように配置された第1ローリングホーン121と、アンビルロール110の外周方向において第1位置よりも搬送方向(アンビルロール110の外周方向)の下流側の第2位置にて、アンビルロール110の外周面110Sと対向するように配置された第2ローリングホーン122と、を有している。第1ローリングホーン121及び第2ローリングホーン122自体は、それぞれ第1実施形態で説明したローリングホーン120と同様の構成・機能を有している。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱すること無く、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのは言うまでも無い。例えば、以下に示すような変形が可能である。
11 第1シート部、11a 連続シート、11ec 端、
12 第2シート部、12a 連続シート、12ec 端、
13 第3シート部、13a 連続シート、13ec 端、
15 弾性部材(糸ゴム)、15a 弾性部材連続体、
50 接合部、
51 第1接合部、51S 接合部対、51cl 列、
52 第2接合部、52ml 第2接合部列、
100 製造装置(第1実施形態)、
110 アンビルロール、110S 外周面、
111 凸部、111a 溝部、111b 突起部、
120 ローリングホーン、120S 外周面、
121 第1ローリングホーン、122 第2ローリングホーン、
131 搬送機構、131R 搬送ローラー、
132 搬送機構、132R 搬送ローラー、
133 搬送機構、133R 搬送ローラー、
135 搬送機構、135R ニップロール、
140 セーラー機構、
200 製造装置(第2実施形態)
Claims (10)
- 第1シート部と第2シート部と第3シート部とが積層され、前記第1シート部と前記第2シート部との間に糸ゴムが配された伸縮性シートの製造方法であって、
アンビルロールの外周方向の第1位置にて、前記第3シート部を前記第1シート部又は前記第2シート部に圧着することなく前記第1シート部と前記第2シート部とを圧着して互いに接合し、かつ、前記糸ゴムの伸縮方向の位置を規制する複数の第1接合部を形成する第1接合部形成工程と、
前記アンビルロールの前記外周方向の第2位置にて、前記第1シート部と前記第2シート部と前記第3シート部とを圧着して互いに接合する複数の第2接合部を形成する第2接合部形成工程と、を有することを特徴とする伸縮性シートの製造方法。 - 請求項1に記載の伸縮性シートの製造方法であって、
前記第1シート部と前記第2シート部と前記第3シート部とが搬送される搬送方向において、
前記第1位置と前記第2位置とが同じ位置である、ことを特徴とする伸縮性シートの製造方法。 - 請求項1に記載の伸縮性シートの製造方法であって、
前記第1シート部と前記第2シート部と前記第3シート部とが搬送される搬送方向において、
前記第1位置は前記第2位置よりも上流側に位置している、ことを特徴とする伸縮性シートの製造方法。 - 請求項1~3のいずれか1項に記載の伸縮性シートの製造方法であって、
前記アンビルロールの外周面には、前記アンビルロールの半径方向の外側に突出した複数の凸部が設けられており、
前記凸部は、前記外周方向に沿った溝部を有している、ことを特徴とする伸縮性シートの製造方法。 - 請求項4に記載の伸縮性シートの製造方法であって、
前記第1接合部形成工程において、前記糸ゴムの少なくとも一部は、前記溝部に配置されている、ことを特徴とする伸縮性シートの製造方法。 - 請求項1~5のいずれか1項に記載の伸縮性シートの製造方法であって、
前記第1シート部と前記第2シート部と前記第3シート部とが搬送される搬送方向に沿ったMD方向と、前記MD方向と交差するCD方向とを有し、
前記伸縮性シートは、複数の前記第2接合部が前記MD方向に沿って断続的に並んだ第2接合部列を有し、
前記第2接合部列のうち少なくとも一部は、厚さ方向に重複している前記第1シート部及び前記第2シート部及び前記第3シート部のうち、前記厚さ方向の最も外側に配置されたシート部材の前記CD方向の端を跨いで配置されている、ことを特徴とする伸縮性シートの製造方法。 - 請求項1~6のいずれか1項に記載の伸縮性シートの製造方法であって、
前記第1シート部と前記第2シート部と前記第3シート部とが搬送される搬送方向に沿ったMD方向と、前記MD方向と交差するCD方向とを有し、
前記伸縮性シートにおいて、前記CD方向に隣り合って並ぶ複数の前記第1接合部を繋げた線を延長した線上に、前記第2接合部が設けられている、ことを特徴とする伸縮性シートの製造方法。 - 請求項1~7のいずれか1項に記載の伸縮性シートの製造方法であって、
前記第1シート部と前記第2シート部と前記第3シート部とが搬送される搬送方向に沿ったMD方向と、前記MD方向と交差するCD方向とを有し、
前記第1シート部と前記第2シート部とは一体のシート部材であり、
前記アンビルロールよりも前記MD方向の上流側に、前記第1シート部を前記MD方向に搬送しつつ前記CD方向に折り曲げるセーラー機構が設けられており、
前記第1シート部が前記セーラー機構によって折り曲げられた後、前記第3シート部が積層され、前記第2接合部形成工程が行われる、ことを特徴とする伸縮性シートの製造方法。 - 請求項1~7のいずれか1項に記載の伸縮性シートの製造方法であって、
前記第1シート部と前記第2シート部と前記第3シート部とが搬送される搬送方向に沿ったMD方向と、前記MD方向と交差するCD方向とを有し、
前記第1シート部と前記第2シート部とは一体のシート部材であり、
前記アンビルロールよりも前記MD方向の上流側に、前記第1シート部を前記MD方向に搬送しつつ前記CD方向に折り曲げるセーラー機構が設けられており、
前記第3シート部を挟み込むようにして前記第1シート部が前記セーラー機構によって折り曲げられた後、前記第2接合部形成工程が行われる、ことを特徴とする伸縮性シートの製造方法。 - 請求項1~9のいずれか1項に記載の伸縮性シートの製造方法であって、
前記第2接合部の接合強度は、前記第1接合部の接合強度よりも強い、ことを特徴とする伸縮性シートの製造方法。
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JP2017113194A (ja) | 2015-12-22 | 2017-06-29 | 花王株式会社 | パンツ型吸収性物品の製造方法 |
WO2018154680A1 (ja) | 2017-02-23 | 2018-08-30 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品に係るシート状部材の製造方法、製造装置、及び吸収性物品 |
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