JPH0571534U - 静油圧式無段変速装置の中立位置保持機構 - Google Patents

静油圧式無段変速装置の中立位置保持機構

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Publication number
JPH0571534U
JPH0571534U JP1071292U JP1071292U JPH0571534U JP H0571534 U JPH0571534 U JP H0571534U JP 1071292 U JP1071292 U JP 1071292U JP 1071292 U JP1071292 U JP 1071292U JP H0571534 U JPH0571534 U JP H0571534U
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JP
Japan
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neutral position
continuously variable
variable transmission
trunnion
hydrostatic continuously
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Pending
Application number
JP1071292U
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English (en)
Inventor
謙三 古賀
基毅 砂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 走行用の静油圧式無段変速装置の操作具を中
立位置で保持する中立位置保持機構のコストの低廉化を
はかる。 【構成】 静油圧式無段変速装置のケース10から突出
のトラニオン軸11に装着のトラニオンレバー12と前
記ケース10との間に、前記操作具13を中立位置で保
持するためのボールデテント機構Bを設けてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、運搬車やトラクタ、又は、乗用芝刈機等の作業車に関し、詳しくは 、走行用の静油圧式無段変速装置の操作具を中立位置で保持する静油圧式無段変 速装置の中立位置保持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、走行用の静油圧式無段変速装置の操作具を中立位置で保持するに当たっ ては、特開平1−317834号公報に示されるように、静油圧式無段変速装置 のケースから突出のトラニオン軸にカム面を備えたトラニオンレバーを装着し、 そのトラニオンレバーのカム面に接当するローラを装着したアームを揺動自在に 設け、前記ローラを常にトラニオンレバーのカム面に圧接すべく前記アームを付 勢するスプリングを設けて、操作具としての変速ペダルを中立位置に保持すべく 構成してあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来構造のものによれば、操作具の全操作範囲内で、前記操作具を中立位 置に復帰させて、その中立位置で操作具を保持しようとする構造のものであるか ら、カム面を備えたトラニオンレバー、ローラを装着したアーム、アームを付勢 するスプリング等を設けなければならず、中立位置保持機構のコストが高く付く 欠点があった。 本考案は、静油圧式無段変速装置の中立位置保持機構を工夫して、コストの低 廉化をはかることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案の特徴構成は、静油圧式無段変速装置のケー スから突出のトラニオン軸に装着のトラニオンレバーと前記ケースとの間に、前 記操作具を中立位置で保持するためのボールデテント機構を設けた点にある。
【0005】
【作用】
静油圧式無段変速装置の操作具を中立位置で保持するに当たっては、操作具を 人為的に中立位置側に操作すると、トラニオンレバーにボールデテント機構が係 合して中立位置で保持される。
【0006】
【考案の効果】
このように、トラニオンレバーに対して中立位置で直接係合するボールデテン ト機構を設けることによって、トラニオンレバーの製作加工の容易化、並びに、 ローラを装着したアームの不要化により、中立位置保持機構のコストの低廉化を はかることができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を運搬車に付いて説明する。 図5に示すように、クローラ走行装置1を備えた車体フレーム2の前部に油圧 シリンダ3によって昇降駆動自在なダンプ荷台4を配設すると共に、車体フレー ム2の後部に操縦部5を設けて運搬車を構成してある。 前記運搬車は、図4及び図5に示すように、エンジン6からベルト伝動装置7 を介して静油圧式無段変速装置Hに伝動し、その静油圧式無段変速装置Hから走 行ミッションケース8内のギア伝動装置を介してクローラ走行装置1の駆動スプ ロケット1aを駆動すべく構成してある。 前記静油圧式無段変速装置Hの入力軸9の延長部にファンFを設けて、前記フ ァンFによって機体横側部から外気を吸引して前記静油圧式無段変速装置Hを冷 却して後、機体後方のエンジン6の周囲を通過させて機体後方に排出すべく構成 してある。 前記静油圧式無段変速装置Hは、図1及び図2に示すように、静油圧式無段変 速装置Hのケース10から突出の斜板角変更用のトラニオン軸11に製作加工容 易な矩形のトラニオンレバー12を装着し、そのトラニオンレバー12と、操縦 部に設けた操作具としての変速レバー13とをロッド等の連係機構14を介して 連係して、前記変速レバー13の前方側への操作によって前進増速可能、後方側 への操作によって後進増速可能に構成してある。 そして、前記トラニオンレバー12と前記ケース10との間に、前記変速レバ ー13を中立位置Nで保持するためのボールデテント機構Bを設けてある。 前記ボールデテント機構Bは、図2に示すように、ボール15内装用の筒状部 材16が、ケース10にボルトbを介して装着されるプレート17に溶接固着さ れており、プレート17に形成の長孔18を介してトラニオンレバー12を中立 位置Nで固定できるように位置調節可能に構成されている。
【0008】 〔別実施例〕 上記実施例においては、走行用の静油圧式無段変速装置を備えた運搬車に付い て例示したが、走行用の静油圧式無段変速装置を備えたトラクタや乗用芝刈機で あってもよい。 また、操作具としてはレバーに限らずペダルでもよい。
【0009】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】静油圧式無段変速装置の一部を示す正面図
【図2】ボールデテント機構を示す一部破断平面図
【図3】トラニオンレバーとボールデテント機構との分
解斜視図
【図4】伝動系の概略図
【図5】運搬車全体を示す一部破断側面図
【符号の説明】
10 ケース 11 トラニオン軸 12 トラニオンレバー 13 操作具 B ボールデテント機構 H 静油圧式無段変速装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行用の静油圧式無段変速装置(H)の
    操作具(13)を中立位置で保持する機構であって、静
    油圧式無段変速装置のケース(10)から突出のトラニ
    オン軸(11)に装着のトラニオンレバー(12)と前
    記ケース(10)との間に、前記操作具(13)を中立
    位置で保持するためのボールデテント機構(B)を設け
    てある静油圧式無段変速装置の中立位置保持機構。
JP1071292U 1992-03-04 1992-03-04 静油圧式無段変速装置の中立位置保持機構 Pending JPH0571534U (ja)

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JPH0571534U true JPH0571534U (ja) 1993-09-28

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ID=11757919

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4830788U (ja) * 1971-08-17 1973-04-14
JPH01289722A (ja) * 1988-05-14 1989-11-21 Kubota Ltd 作業車の走行用操作構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4830788U (ja) * 1971-08-17 1973-04-14
JPH01289722A (ja) * 1988-05-14 1989-11-21 Kubota Ltd 作業車の走行用操作構造

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