JPH0571378U - 自動車用ドアロック装置 - Google Patents

自動車用ドアロック装置

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JPH0571378U
JPH0571378U JP1823292U JP1823292U JPH0571378U JP H0571378 U JPH0571378 U JP H0571378U JP 1823292 U JP1823292 U JP 1823292U JP 1823292 U JP1823292 U JP 1823292U JP H0571378 U JPH0571378 U JP H0571378U
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JP
Japan
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lever
cable
door lock
actuator
output lever
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Application number
JP1823292U
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English (en)
Inventor
道夫 大橋
達之 高石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ohi Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Ohi Seisakusho Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成を簡単にし、かつケーブルを適正な位置
に簡単に固定することができるようにする。 【構成】 出力レバー(7)を枢支したアクチュエータ
(6)のハウジング(6a)にケーブル支持部(6b)形成し、
このケーブル支持部(6b)に、ケーブル(8)のアウターチ
ューブ(8c)を固定したことにより、ケーブル(8)が連結
される出力レバー(7)と、アウターチューブ(8c)が固定
されるケーブル支持部(6b)との位置関係が、アクチュエ
ータ(6)の取り付け位置に関係なくして、常に一定に保
たれ、互いの位置関係を調節する必要なく、簡単かつ確
実にそれぞれを適正な位置に固定される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、噛合機構を収納したドアロック本体に、駆動手段により施錠位置及 び解錠位置に移動可能な出力レバーを有するアクチュエータを固定してなる自動 車用ドアロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のドアロック装置としては、例えば特開昭63-93979号公報に開示 されているようなものがある。 すなわち、ドアロック装置は、噛合機構等を収納したドアロック本体作動部に 、正逆両方向に回転可能なモータを収納したアクチュエータが一体的に取り付け られて構成されるとともに、アクチュエータのハウジングから突出する出力軸に 、モータの回転により解錠位置と施錠位置とに移動可能な出力レバーが連結され ている。この出力レバーの一端を、ドアロック本体作動部に設けられた施解錠レ バーに連結するとともに、他端を、ロッドを介して手動操作により施錠、解錠操 作を行う被操作装置であるロッキングボタンに連結することにより、施解錠レバ ーは、モータが回転することにより出力レバーを介して施錠及び解錠位置に移動 できるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のドアロック装置は、アクチュエータに枢支された出力レバーを、ド アロック本体作動部の施解錠レバーに直接連結した構成であるため、アクチュエ ータの出力レバーとドアロック本体作動部の施解錠レバーとをリンク等を介して 連結する他の従来技術に比し、部品点数の削減が可能であり、かつ、構成の簡略 化が図ることができる。
【0004】 また、最近、安全性及び操作性の方面から、ドアに設けられる被操作装置と出 力レバーとを押し引き可能な可撓性のケーブルを介して連結する構成が種々提案 されている。 しかし、ケーブルを用いた場合は、ケーブルのアウターケーシングを出力レバ ー近傍のドアロック本体作動部等の固定体に固定する必要があることから、ケー ブルを固定体に固定するための固定具が別途必要になり、部品点数が増加して構 成が複雑になるとともに、ケーブルの固定位置と出力レバーとの位置関係がずれ ると、被操作装置であるロッキングボタンの操作が確実に出力レバーに伝達する ことが出来なくなり、円滑な操作が得られ難い問題点がある。
【0005】 本考案は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、構成を簡単にし、 かつケーブルを適正な位置に簡単に固定することができるようにして、確実な操 作を得ることができるよにした自動車用ドアロック装置を提供することを目的と する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案の装置は、噛合機構を収納したドアロック本 体に、駆動手段により回転させられる出力レバーをハウジングに枢支したアクチ ュエータを固定するとともに、出力レバーの一端をドアロック本体に設けられた 施解錠レバーに連結し、出力レバーの作動により、施解錠レバーを施錠位置及び 解錠位置に移動させるようにした自動車用ドアロック装置において、アクチュエ ータの出力レバーに、他端部が被操作装置に連結されたケーブルを連結するとと もに、ケーブルのアウターチューブを、アクチュエータのハウジングに設けたケ ーブル支持部に固定したことを特徴としている。
【0007】
【作用】
出力レバーを枢支したアクチュエータのハウジングにケーブル支持部を形成し 、このケーブル支持部に、ケーブルのアウターチューブを固定したことにより、 ケーブルが連結される出力レバーと、アウターチューブが固定されるケーブル支 持部との位置関係が、アクチュエータの取り付け位置に関係なく、常に一定に保 たれ、互いの位置関係を調節する必要がなくなり、簡単かつ確実にそれぞれを適 正な位置に固定される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を、図面を参照して説明する。 (1)は、自動車のドアに取り付けられ、かつドアの開閉に応じて車体側に固着 されたストライカと係脱可能なラッチ及びラッチに係合してラッチの解除方向の 回動を拘束するロッキングプレート等の噛合機構を収納したロック本体で、ロッ ク本体(1)の側面に、合成樹脂製のカバープレート(2)が固定されることにより 、ドアロック本体(A)が構成されている。
【0009】 カバープレート(2)は、ロック本体(1)に対面する平面部(2a)と、平面部(2a) の一端から起立し、かつロック本体(1)の起立プレート(1a)に対面する起立部(2 b)とから略L字状に形成され、起立部(2b)と起立プレート(1a)との間の起立部( 2b)の凹部には、図3に示すように、インサイドレバー(3)、施解錠レバー(図 示略)に連係されたロックレバー(4)、チャイルドレバー(5)が軸部(3b)(4d)(5b )でによってそれぞれの位置に回動可能に軸支されている。
【0010】 (6)は、カバープレート(2)の起立部(2b)の下部にネジ(16)により固定され、 かつ運転席等に設けられた施解錠操作スイッチにより駆動可能な電動式のアクチ ュエータで、ハウジング(6a)の内部に設けられた正逆回転可能なモータ(図示略) 及びモータの回転を減速する減速機構(図示略)等から構成されている。
【0011】 (7)は、アクチュエータ(6)の減速機構の出力軸(図示略)に連結され、かつハ ウジング(6a)の外部に枢支された出力レバーで、モータの回転により、減速機構 を介して図3に示す施錠位置と施錠位置から時計方向に回動した解錠位置とに移 動することができる。出力レバー(7)の一端(7a)は、片面がカバープレート(2) の覆い部(2e)に覆われるとともに、ケーブル(8)のインナーケーブル(8a)の端末 に固着されたエンド部材(8b)が連結され、また、他端(7b)は、ロックレバー(4) の一端(4a)に回動可能に直接連結されている。ケーブル(8)のインナーケーブル (8a)の他の端末は、ドアの車内側に配置された被操作装置である手動操作用の施 解錠操作ノブ(図示略)に連結されることにより、出力レバー(7)は、ケーブル( 8)を介して施解錠操作ノブに連結されている。
【0012】 出力レバー(7)の近傍のアクチュエータ(6)のハウジング(6a)には、ケーブル 支持部(6b)が一体的に形成され、このケーブル支持部(6b)に、ケーブル(8)のイ ンナーケーブル(8a)を案内するアウターチューブ(8c)の端部が狭持されて固定さ れることにより、ケーブル(8)のアウターチューブ(8c)は、出力レバー(7)に対 して適正の位置に確実に固定することができる。
【0013】 すなわち、ケーブル(8)のアウターチューブ(8c)を、出力レバー(7)が枢支さ れたハウジング(6a)以外の部分に固定した場合は、ハウジング(6a)の固定位置及 びアウターチューブ(8c)の固定位置の位置関係を調節して、互いを適正の位置に 調節しなければならない。しかし、本実施例のように、ケーブル(8)のアウター チューブ(8c)を、出力レバー(7)が枢支されたハウジング(6a)に固定することに より、インナーケーブル(8a)が連結される出力レバー(7)の一端(7a)と、アウタ ーチューブ(8c)が固定されるケーブル支持部(6b)との位置関係が常に一定に保た れ、互いの位置関係を調節する必要がなくなり、簡単にしてかつ確実に適正な位 置に固定することができる。
【0014】 施解錠操作ノブの施錠、解錠操作により、出力レバー(7)は、ケーブル(8)を 介して確実に施錠位置及び解錠位置に移動するとともに、ロックレバー(4)は、 出力レバー(7)を介して施錠、解錠位置に移動するができる。アクチュエータ( 6)は、自動車の適所に設けられた操作スイッチの操作により駆動され、出力レ バー(7)を施錠及び解錠位置に移動させることにより、ドアロック装置を、ドア の車内外に配置されたアウトサイドハンドル及びインサイドハンドル(図示略)の ドア解除操作を可能にする解錠状態と、ドア解除操作を不能にする施錠状態とに 操作することができる。
【0015】 ロックレバー(4)は、他端(4b)がカバープレート(2)の平面部(2a)に枢着され た施解錠レバー(図示略)に連結され(ロックレバー(4)は、施解錠レバー又はそ の一部と考えることができる。)、さらに、作動端(4c)がカバープレート(2)の 起立部(2b)に係止された山形状のスプリング(10)のチェック部(10a)に当接する ことにより、施解錠操作ノブの操作またはアクチュエータ(6)の駆動により、出 力レバー(7)を介して出力レバー(7)と同様に解錠位置及び施錠位置に移動して 、施解錠レバーを施錠位置及び解錠位置に移動させることができる。
【0016】 インサイドレバー(3)の連結部(3a)は、ケーブル(11)のエンド部材(12)が嵌合 されて、ケーブル(11)を介してドアの車内側に配置されたインサイドハンドルに 連結されることにより、インサイドレバー(3)は、インサイドハンドルの解除操 作により、ケーブル(11)のインナーケーブル(11a)を介して、図3に示す非作動 位置から時計方向に回動した作動位置に移動することができる。
【0017】 (13)は、カバープレート(2)と別体として合成樹脂材料により形成され、かつ インサイドレバー(3)の連結部(3a)を隠蔽するようにようにして、カバープレー ト(2)に取り付けられたカバー部材で、インサイドレバー(3)の連結部(3a)の両 側面に配置される側壁部(13a)(13a)と、インサイドレバー(3)の連結部(3a)の上 方を塞ぐ架橋部(13b)と、ケーブル(11)のアウターチューブ(11b)を固定する固定 部(13c)とから形成されている。
【0018】 チャイルドレバー(5)は、一端に操作部をなすピン(5a)が固着され、ピン(5a) がカバープレート(2)に一体的に形成された弾性変形可能な山形状のチェック部 (2d)に当接することにより、チャイルド施錠位置とチャイルド解錠位置とに移動 することができるとともに、他端がサブレバー(14)に摺動自在に連結されている 。
【0019】 サブレバー(14)は、軸(3b)に対して摺動可能であって、かつインサイドレバー (3)と一体的に回動可能に支持され、チャイルドレバー(5)がチャイルド解錠位 置にあるときは、先端部(14a)がカバープレート(2)の平面部(2a)に枢着された アウトサイドレバー(15)に連結されたオープンレバー(図示略)に係合可能な位置 にあり、またチャイルドレバー(5)がチャイルド施錠位置にあるときは、先端部 (14a)がオープンレバーに対して当接不能な位置に没入移動する。
【0020】 チャイルドレバー(5)がチャイルド解錠位置にあるときは、ロックレバー(4) が解錠位置にあるときのみ、インサイドハンドルが解除操作されることにより、 インサイドレバー(3)がケーブル(11)を介して非作動位置から作動位置に移動す ることにより、サブレバー(14)の先端部(14a)がオープンレバーに係合して、ロ ッキングプレートとラッチとの係合を解除してドアを開けることができる。また 、チャイルドレバー(5)がチャイルド施錠位置にあるときは、ロックレバー(4) が解錠位置または施錠位置にあるに係わらず、インサイドレバー(3)の作動位置 への移動を無効にして、ドアを車内から開けることができない。
【0021】
【考案の効果】
以上のように、本考案は、ケーブルのアウターチューブを、出力レバーを枢支 したアクチュエータのハウジングに固定したことにより、部品点数を少なくする ことができるとともに、簡単かつ確実にしてケーブルを適正の位置に固定するこ とができ、出力レバーの円滑な作動を得ることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の一部を破断して示す正面図
である。
【図2】同じく側面図である。
【図3】カバープレートの側面図である。
【符号の説明】
(1)ロック本体
(2)カバープレート (2b)起立部
(3)インサイドレバー (4)ロックレバー(施解錠レバー)
(5)チャイルドレバー (6)アクチュエータ (6
a)ハウジング (6b)ケーブル支持部
(7)出力レバー (8)ケーブル (8
a)インナーケーブル (8c)アウターチューブ
(A)ドアロック本体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 噛合機構を収納したドアロック本体に、
    駆動手段により回転させられる出力レバーをハウジング
    に枢支したアクチュエータを固定するとともに、出力レ
    バーの一端をドアロック本体に設けられた施解錠レバー
    に連結し、出力レバーの作動により、施解錠レバーを施
    錠位置及び解錠位置に移動させるようにした自動車用ド
    アロック装置において、アクチュエータの出力レバー
    に、他端部が被操作装置に連結されたケーブルを連結す
    るとともに、ケーブルのアウターチューブを、アクチュ
    エータのハウジングに設けたケーブル支持部に固定した
    ことを特徴とする自動車用ドアロック装置。
JP1823292U 1992-02-28 1992-02-28 自動車用ドアロック装置 Pending JPH0571378U (ja)

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JP1823292U JPH0571378U (ja) 1992-02-28 1992-02-28 自動車用ドアロック装置

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JPH0571378U true JPH0571378U (ja) 1993-09-28

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ID=11965928

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JP1823292U Pending JPH0571378U (ja) 1992-02-28 1992-02-28 自動車用ドアロック装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002242508A (ja) * 2001-02-15 2002-08-28 Oi Seisakusho Co Ltd 自動車用ドアロック装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60223586A (ja) * 1984-04-20 1985-11-08 株式会社 大井製作所 自動車用ドアにおける開扉操作力の利用方法及びその装置
JPS6393979A (ja) * 1986-10-06 1988-04-25 アイシン精機株式会社 ドアロツク装置
JP3111767B2 (ja) * 1993-08-24 2000-11-27 日産自動車株式会社 サスペンションのラテラルリンク構造

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