JPH0571288U - 排水桝 - Google Patents

排水桝

Info

Publication number
JPH0571288U
JPH0571288U JP019304U JP1930492U JPH0571288U JP H0571288 U JPH0571288 U JP H0571288U JP 019304 U JP019304 U JP 019304U JP 1930492 U JP1930492 U JP 1930492U JP H0571288 U JPH0571288 U JP H0571288U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
basin
drainage basin
manufactured
pipe connection
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP019304U
Other languages
English (en)
Inventor
正 長谷川
良光 田端
茂美 櫛田
芳正 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aron Kasei Co Ltd
Original Assignee
Aron Kasei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aron Kasei Co Ltd filed Critical Aron Kasei Co Ltd
Priority to JP019304U priority Critical patent/JPH0571288U/ja
Publication of JPH0571288U publication Critical patent/JPH0571288U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は低金型コストに、低エネルギーコスト
によって製造され得る排水桝を提供することにある。 【構成】排水桝(11)の本体(12)は熱可塑性合成樹脂のパ
リソン(12A) を用いてブロー成形し、管接続部(14,15,1
6)は熱可塑性合成樹脂の射出成形によって製造し、該桝
本体(12)のブロー成形時にインサートする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は例えば家庭内排水管路と本管路との合流点に配置される排水桝に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
図4に示すように、この種の排水桝(1) にあっては、例えば上端に点検筒接続 部(3) を有する桝本体(2) の側面から本管接続部(4,5) および枝管接続部(6) を 差出した構成が提供されている。 従来、上記排水桝(1) は熱可塑性合成樹脂を射出成形することによって一体的 に製造されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら射出成形によれば大きな射出成形圧力が必要で、エネルギーコス トや金型コストが高くなり、また一体成形されるために桝本体と管接続部とで材 質を変えることも出来ず、更に射出成形による一体成形品の場合、その金型構造 上内型(芯型)が割型にならざるを得ず、此の割型の合せ面の跡即ち型跡が桝内 壁に形成され、該型跡にごみや泥等が引掛って堆積すると云う問題点があつた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の課題を解決するための手段として、桝本体(12)と、該桝本 体(12)側面から差出される管接続部(14,15,16)とからなる排水桝(11)あって、該 桝本体(12)は二重壁構造を有し、熱可塑性合成樹脂パリソン(12A) のブロー成形 によって製造され、該管接続部(14,15,16)は熱可塑性合成樹脂の射出成形によっ て製造されている排水桝を提供するものである。
【0005】
【作用】
本考案では桝本体(12)は熱可塑性合成樹脂パリソンのブロー成形によって製造 されているから、成形圧は射出成形に比して1/10〜1/50と格段に小さく なっている。またインサート式のブロー成形であるから当然内型を割型にする必 要もなく、したがって桝本体(12)内部に割型の合せ面に由来する型跡が形成され ない。更に管接続部(14,15,16)は熱可塑性合成樹脂の射出成形により桝本体(12) とは別個に製造されているから、桝本体(12)と管接続部(14,15,16)とは材質を変 えることが出来る。 そして本考案では桝本体(12)は二重壁構造を有し断熱性に富む。
【0006】
【実施例】
本考案を図1〜図3に示す一実施例によって説明すれば、例えばポリエチレン 、ポリプロピレン等のポリオレフィンのパリソン(12A) は加熱軟化状態で図1に 示すように内型(17A) と外型(17B) とからなるブロー成形型(17)内にセットされ 、図2に示すように該外型(17B) のインサート孔(17C) から例えばポリ塩化ビニ ルの射出成形によって製造された管接続部(14,15,16)がインサートされた上で、 該パリソン(12A) に圧力空気ノズル(18)から圧力空気を吹込みつつ内型(17A) と 外型(17B) 間において桝本体(12)部分を成形する。
【0007】 上記管接続部(14,15,16)には図3に示すようにパッキンリングを装着するリン グ溝(14A,15A,16A) が形成されており、また桝本体(12)との取付強度を高めるた めに係止溝(14B,15B,16B) が形成されている。このようにして桝本体(12)をパリ ソン(12A) によってブロー成形してから図3の点線に示すように管接続部(14,15 ,16)接続部分のパリソン(12A) を切開く。
【0008】 かくして図4に示すような排水桝(11)が製造されるが、該排水桝(11)おいて桝 本体(12)は図3に示すように外壁(12B) と内壁(12C) とからなる二重壁構造を有 し、桝本体(12)の上端には点検筒接続部(13)が形成され、側面からは本管接続部 (14,15) および枝管接続部(16)が差出される。
【0009】 上記排水桝(11)においては、桝本体(12)は二重壁構造を有しているから、その 中の空気層によって断熱性に優れ、寒冷時において該排水桝(11)内の排水の凍結 が防止される。 また桝本体(12)と管接続部(14,15,16)とは別個に製造されるから、桝本体(12) は軽量かつ再利用可能なポリオレフィンを材料とし、管接続部(14,15,16)は管接 続の際に接着容易なポリ塩化ビニルを材料とすることが可能である。
【0010】 上記桝本体(12)はブロー成形によって製造されるが、パリソン(12A) への圧力 空気の吹込み圧力は射出成形圧力の1/10〜1/50と格段に小さく、エネル ギーが節約されまたブロー成形型(17)も簡単な安価なものでよい。
【0011】 本実施例以外、桝本体の二重壁構造内にはポリスチレン発泡体、ポレウレタン 発泡体、フェルト等のインシュレーターを内蔵させておいてもよく、またインサ ートされる管接続部には必ずしもリング溝を設ける必要がなく、また接続角度可 変な自在継手であってもよい。
【0012】
【考案の効果】
したがって本考案では排水桝製造のための金型コストやエネルギーコストが格 段に低減され、また桝本体は例えば際利用容易なポリオレフィンを材料として用 い、管接続部は接着性の良いポリ塩化ビニルを材料として用いると云うように桝 本体と管接続部とに別々な材料を用いることが出来る。
【0013】
【図面の簡単な説明】
図1〜図3は本考案の一実施例を示すものである。
【図1】成形前の状態説明図
【図2】成形後の状態説明図
【図3】管接続部付近の拡大断面図
【図4】排水桝の斜視図
【符号の説明】
11 排水桝 12 桝本体 12A パリソン 12B 外壁 12C 内壁 14,15,16 管接続部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】桝本体と、該桝本体側面から差出される管
    接続部とからなる排水桝あって、該桝本体は二重壁構造
    を有し、熱可塑性合成樹脂パリソンのブロー成形によっ
    て製造され、該管接続部は熱可塑性合成樹脂の射出成形
    によって製造されていることを特徴とする排水桝
JP019304U 1992-02-28 1992-02-28 排水桝 Pending JPH0571288U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP019304U JPH0571288U (ja) 1992-02-28 1992-02-28 排水桝

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP019304U JPH0571288U (ja) 1992-02-28 1992-02-28 排水桝

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0571288U true JPH0571288U (ja) 1993-09-28

Family

ID=11995682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP019304U Pending JPH0571288U (ja) 1992-02-28 1992-02-28 排水桝

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0571288U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11336981A (ja) * 1998-05-25 1999-12-07 Aron Kasei Co Ltd パイプ接続用のソケット部材

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5227593U (ja) * 1975-08-19 1977-02-25
JPS58203022A (ja) * 1982-05-21 1983-11-26 Showa Denko Kk 二重壁中空体の製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5227593U (ja) * 1975-08-19 1977-02-25
JPS58203022A (ja) * 1982-05-21 1983-11-26 Showa Denko Kk 二重壁中空体の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11336981A (ja) * 1998-05-25 1999-12-07 Aron Kasei Co Ltd パイプ接続用のソケット部材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE69521654T2 (de) Expansionsformteil aus Polyolefin mit Leervolumen und Herstellung davon
CA2202234C (en) Corrugated resin pipe
JPH0140171B2 (ja)
JPH0571288U (ja) 排水桝
KR101183606B1 (ko) 후렌치 연결구 일체형 디씨 이중벽관 성형장치와 그 제조방법
JPS5813414B2 (ja) ケ−ス用把手の製法
JP2537426Y2 (ja) フランジ付ダクト
US7090091B2 (en) Large volume container for holding liquid media
KR20040063615A (ko) 이중벽 하수관의 구조
KR200311988Y1 (ko) 이중벽 하수관의 구조
JPH0351139Y2 (ja)
JPH0646483U (ja) 発泡ビーズを充填した断熱性中空物品
JPH0545914Y2 (ja)
KR100550103B1 (ko) 구조용 나선관 제조장치
JPS639834Y2 (ja)
JPH0545915Y2 (ja)
JPS5911099Y2 (ja) 合成樹脂製の通函
KR200182963Y1 (ko) 자동차용 일체형 공기흡입관
KR840002617Y1 (ko) 합성수지제 이음관
JPH03195U (ja)
JPH033398Y2 (ja)
KR200293771Y1 (ko) 구조용 나선관 제조장치
JP2548469Y2 (ja) 塩ビ製管継手用ゴム輪受口の寸法精度確認構造
JP2570224Y2 (ja) 空調用ダクトの接続構造
JPH0611161Y2 (ja) プラスチック製中空二重壁構造のブロー成形品

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980421