JPH0571208A - パネルの連結方法 - Google Patents

パネルの連結方法

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JPH0571208A
JPH0571208A JP23464691A JP23464691A JPH0571208A JP H0571208 A JPH0571208 A JP H0571208A JP 23464691 A JP23464691 A JP 23464691A JP 23464691 A JP23464691 A JP 23464691A JP H0571208 A JPH0571208 A JP H0571208A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
panels
corners
tapered hole
cup
Prior art date
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Pending
Application number
JP23464691A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Shirai
康裕 白井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Publication of JPH0571208A publication Critical patent/JPH0571208A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パネルの連結強度を高めると共にパネル同志
の隙間を小さくする。 【構成】 パネル10、12、14、16の隅部に切頭
円錐台をその周方向に四等分した形状の錐台部20、2
2、24、26を設ける。各錐台部20〜26を連結カ
ップ18のテーパ穴48に挿入し、上側からボルト60
を挿通し、連結カップ18の雌螺子孔50にねじ込む。
その後カバー68を凹陥部38に装着する。 【効果】 パネルの隅部がボルト頭部60aと連結カッ
プ18とで挟持され、連結強度が高い。錐台部20〜2
6の外周面がテーパ穴48の内周面で押圧され、各パネ
ル10〜16が接近方向に付勢される。これにより、パ
ネル同志の間の隙間が極めて小さなものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は壁パネルや床パネルなど
を連結するための方法に関する。詳しくは、隣接するパ
ネル同志を引き付けるようにして連結することができる
パネルの連結方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に近似した従来技術として、実開
平2−49433号公報があげられる。同号公報では、
四角形のパネルの隅部に四分円状の切欠を設けておき、
4枚のパネルの隅部を突き合わせることにより円形孔を
形成可能としておく。レコード盤状の台座部と該台座部
の中心孔周縁から立ち上がる筒部を有する支持台座をパ
ネルの突き合わせ部の裏側に配置すると共に、座金状の
押え座をこの突き合わせ部の表側に配置し、該支持台座
と押え座とで各パネルの隅部を挟持し、かつボルトで挟
圧することにより各パネル同志を連結する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、パネル同志を引きつける力がパネルに作用しないた
め、パネル同志の間に隙間があき易いという問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1のパネルの連結
方法は、複数枚の多角形のパネルを、隅部及び側辺部を
突き合わせるようにして面一状に配列し、隣接するパネ
ル同志を連結する方法において、パネルの裏面の隅部
に、切頭円錐台をその周方向に分割した形状の錐台部を
設け、複数枚のパネルの隅部を突き合わせることによ
り、各パネルの錐台部の集合体よりなる先細状の切頭円
錐台を構成可能としておき、各パネルの該隅部に、ボル
ト挿通用の切欠をパネル表裏方向に延設しておき、且
つ、各パネルの該隅部の表側に凹部を形成し、複数枚の
パネルの隅部を突き合わせることにより、該隅部にボル
ト頭部を収容する凹陥部を形成可能としておき、前記切
頭円錐台を受容するテーパ穴を有すると共に、該テーパ
穴の底面部にテーパ穴と同軸の雌螺子孔を有した連結カ
ップを用い、各パネルの隅部を突き合わせつつ、各パネ
ルの錐台部を該連結カップのテーパ穴に収容し、パネル
の表側からボルトを該連結カップの雌螺子孔にねじ込
み、該ボルトの頭部側と連結カップとの間で各パネルを
挟みつけると共に、テーパ穴の内周面を錐台部の外周斜
面に押し付けることにより各パネルの隅部をテーパ穴の
求心方向に押圧して各パネルに接近方向の付勢力を付与
し、その後、前記凹陥部にカバーを装着してパネル仕上
り面を平坦に揃えることを特徴とするものである。
【0005】請求項2のパネルの連結方法は、請求項1
のパネルの連結方法において、前記連結カップの内周面
に、テーパ穴の深さ方向に延在する凹条又は凸条が設け
られており、前記錐台部の外周面には該凹条又は凸条と
係合する凸条又は凹条が設けられていることを特徴とす
るものである。
【0006】
【作用】本発明のパネルの連結方法においては、錐台部
の外周面が連結カップのテーパ穴の内周面によってテー
パ穴の求心方向に押圧される。これにより、各パネルは
互いに接近するように引き付けられる。この結果、パネ
ル同志の隙間が小さくなる。特に請求項2のパネルの連
結方法においては、錐台部外周面の凸条又は凹条とテー
パ穴内周面の凹条又は凸条が係合することにより、ボル
ト締め込み時の連結カップの共回りを防止できる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は本発明の実施例方法を示す縦断面図、第2
図は連結方法を示す分解斜視図、第3図はパネルの隅部
の裏面斜視図、第4図は連結カップの斜視図、第5図は
パッキンの斜視図である。
【0008】第2図に示す如く、本実施例では4枚のパ
ネル10、12、14、16を連結カップ18により連
結している。各パネル10、12、14、16は、正方
形又は長方形(本実施例では正方形)のものであり、そ
の隅部にはそれぞれ切頭円錐台を四等分した形状の錐台
部20、22、24、26が設けられている。この錐台
部は、四等分した端面がパネル10の端面と揃うように
各パネルの隅部に配置されている。
【0009】また、各パネル10〜16の隅部において
は、その表側面において、四分円形状の凹部30、3
2、34、36が設けられており、パネル10〜16の
隅部を突き合わせると、この突き合わせた部分に円形の
凹陥部38が形成可能とされている。
【0010】さらに、各パネル10〜16の隅部におい
ては、四分円形状の切欠40、42、44、46が形成
されており、4枚のパネル10〜16の隅部を突き合わ
せると、この突き合わせた部分に円形のボルト挿通孔が
形成可能とされている。
【0011】連結カップ18は、第4図に示す如く、テ
ーパ穴48を備えた容器形状のものであり、該テーパ穴
48の底面の中央には、テーパ穴48の軸心線方向に貫
通する雌螺子孔50が穿設されている。なお、本実施例
では、テーパ穴48の内周面に4条の凸条52がテーパ
穴48の深さ方向に延設されている。また、第3図に示
す如く、各パネル10〜16の錐台部20〜26の外周
面には、この凸条52と係合する凹条54が形成されて
いる。
【0012】符号56はテーパ穴48の内周面に装着さ
れるパッキンである。このパッキン56は、前記凸条5
2と係合する凹条58を備えている。
【0013】パネル10〜16を連結するには、各パネ
ル10〜16の隅部を突き合わせつつ、各パネル10〜
16の錐台部20〜26を連結カップ18のテーパ穴4
8に挿入する。そして、パネルの表側からボルト60を
切欠40〜46によって形成されたボルト挿通孔に挿入
し、さらに、雌螺子孔50にねじ込む。本実施例では、
凹陥部38内にパッキン62、座金64、ナット66を
配置しておき、該ナット66を通してボルト60を雌螺
子孔50にねじ込む。
【0014】ボルト60を十分に締め込むことにより、
各パネル10〜16の隅部がボルト頭部60a側と連結
カップ18との間で強力に挟み付けられる。さらに、テ
ーパ穴48の内周面が錐台部20〜26の内周面を押圧
し、各パネル10〜16の隅部の内周面を押圧し、各パ
ネル10〜16に接近方向に付勢力を付与する。これに
より、パネル10〜16は強力に連結され、かつ各パネ
ル10〜16の間の隙間も極めて小さなものとなる。
【0015】その後、凹陥部38にカバー68を被せ、
パネル仕上り面を平坦に揃える。
【0016】上記実施例では、パネル10〜16が方形
となっているが、本発明では三角形、六角形等のパネル
についても適用できる。三角形のパネルは、正三角形で
あってもよく、直角三角形であっても良い。
【0017】本発明においてはパネルが大型になった場
合、パネルの辺部の中間部分に、切頭円錐台をその周方
向に二等分した形状の錐台部を設け、パネルの側辺部分
においてパネル同志を同様の連結カップを用いて連結し
ても良い。
【0018】なお、上記実施例においては、連結カップ
18に凸条52を設け、錐台部に凹条54を設け、これ
ら凸52と凹条54との係合により、ボルト60の締め
込み時における連結カップ18の共回りを防止してい
る。従って、連結作業性が極めて良い。この場合、連結
カップのテーパ穴の内周面に凹条を設け、錐台部の外周
面に凸条を形成しても良い。
【0019】本実施例ではパッキン56、64を用いて
いるので、防水性が良好である。また、1本のボルトで
4枚のパネルの隅部の連結が可能であり、作業効率が良
い。
【0020】
【効果】以上の通り、本発明のパネルの連結方法による
と、パネル同志を極めて強固に連結できると共に、各パ
ネルを接近方向に付勢でき、パネル同志の隙間を極めて
小さなものとすることができる。
【0021】特に、請求項2の連結方法によると、連結
カップの共回りを防止することができ、連結作業性が極
めて良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例方法を説明する縦断面図であ
る。
【図2】本発明の実施例方法を説明する分解斜視図であ
る。
【図3】実施例に用いられるパネル裏面の要部の斜視図
である。
【図4】連結カップの斜視図である。
【図5】パッキンの斜視図である。
【符号の説明】
10、12、14、16 パネル 18 連結カップ 20、22、24、26 錐台部 30、32、34、36 凹部 38 凹陥部 40、42、44、46 切欠 48 テーパ穴 50 雌螺子孔 52 凸条 54 凹条 58 パッキン 60 ボルト 60a ボルト頭部 68 カバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の多角形のパネルを、隅部及び側
    辺部を突き合わせるようにして面一状に配列し、隣接す
    るパネル同志を連結する方法において、 パネルの裏面の隅部に、切頭円錐台をその周方向に分割
    した形状の錐台部を設け、複数枚のパネルの隅部を突き
    合わせることにより、各パネルの錐台部の集合体よりな
    る先細状の切頭円錐台を構成可能としておき、 各パネルの該隅部に、ボルト挿通用の切欠をパネル表裏
    方向に延設しておき、 且つ、各パネルの該隅部の表側に凹部を形成し、複数枚
    のパネルの隅部を突き合わせることにより、該隅部にボ
    ルト頭部を収容する凹陥部を形成可能としておき、 前記切頭円錐台を受容するテーパ穴を有すると共に、該
    テーパ穴の底面部にテーパ穴と同軸の雌螺子孔を有した
    連結カップを用い、 各パネルの隅部を突き合わせつつ、各パネルの錐台部を
    該連結カップのテーパ穴に収容し、 パネルの表側からボルトを該連結カップの雌螺子孔にね
    じ込み、該ボルトの頭部側と連結カップとの間で各パネ
    ルを挟みつけると共に、テーパ穴の内周面を錐台部の外
    周斜面に押し付けることにより各パネルの隅部をテーパ
    穴の求心方向に押圧して各パネルに接近方向の付勢力を
    付与し、 その後、前記凹陥部にカバーを装着してパネル仕上り面
    を平坦に揃えることを特徴とするパネルの連結方法。
  2. 【請求項2】 請求項1のパネルの連結方法において、 前記連結カップの内周面に、テーパ穴の深さ方向に延在
    する凹条又は凸条が設けられており、前記錐台部の外周
    面には該凹条又は凸条と係合する凸条又は凹条が設けら
    れていることを特徴とするパネルの連結方法。
JP23464691A 1991-09-13 1991-09-13 パネルの連結方法 Pending JPH0571208A (ja)

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JP (1) JPH0571208A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010013873A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Lonseal Corp 浮き床構造
JP2010037909A (ja) * 2008-08-08 2010-02-18 Lonseal Corp 浮き床構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010013873A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Lonseal Corp 浮き床構造
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