JP2558651Y2 - 床板支持具 - Google Patents

床板支持具

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JP2558651Y2
JP2558651Y2 JP10496191U JP10496191U JP2558651Y2 JP 2558651 Y2 JP2558651 Y2 JP 2558651Y2 JP 10496191 U JP10496191 U JP 10496191U JP 10496191 U JP10496191 U JP 10496191U JP 2558651 Y2 JP2558651 Y2 JP 2558651Y2
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JP
Japan
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floor
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mounting plate
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JP10496191U
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JPH0552073U (ja
Inventor
憲 段谷
悟 大野
Original Assignee
段谷産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、パーティクルボードや
合板等の床板を下面から支持する際に使用する床板支持
具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりこのような床板支持具として、
実開昭49−88514号公報、実開昭49−6822
6号公報等種々のものが提案されている。
【0003】実開昭49−88514号公報に記載され
た床板支持具は、中央部に凹部を形成した脚板と、この
凹部に装着可能な球状の嵌合突部を有する遊動部材等を
備え、傾斜した支持面上にも床板材を水平状態に配置す
ることができる。
【0004】また、実開昭49−68226号公報に記
載されたものは、方形の一角を斜めに切断した支持面
と、この支持面の下面に突設した短管部、及びこの短管
部に螺合し、高さ調整が可能な支脚とで構成されてい
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記したい
ずれの床板支持具においても、床板支持具の床板への取
り付けは、受け座(脚部取り付け板)を床板の下面にビ
ス止めして固定後、脚部を螺合する等の方法により施工
されている。
【0006】ところが、従来の床板支持具の取付けは、
施工現場で床板の下面に受け座をビス止めすると取付け
に手間を要するため、受け座をあらかじめ工場などで床
板に取り付けておき、施工現場で脚部を螺合する施工方
法を採用している。
【0007】このため、受け座が床板面より突出し、床
板の運送や保管のための積み重ねにおいて、無駄な空間
を取るばかりでなく、横滑り等して危険である。
【0008】本考案が解決すべき課題は、従来の床板支
持具における上記問題点を解消することにあり、支持具
を簡単な作業で床板に強固に固定でき、かつ施工前に床
板を積み重ねても無駄な空間を取らず、横滑りの危険も
少ない床板支持具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案の床板支持具は、
上記課題を達成するために、床板材の上面に設けた取付
口に配置した取付プレートと、前記床板材を前記取付プ
レートの間に挟み込んで前記取付けプレートに下面から
取付け固定される支持脚とからなり、前記支持脚は上端
の受面から突設し先端に係止爪を有する鉤型状の係合片
を周方向に形成し、更に前記取付プレートには前記係合
片が挿通可能なスライド溝と前記係合片の係止爪と係合
可能な係合孔を形成していることを特徴とする。
【0010】
【作用】本考案の床板支持具においては、床板材の取付
口に設けた取付プレートと、床板材を下面から支持する
支持脚とを、支持脚に設けた係合片の係止爪と取付けプ
レートの係合孔との係合によって、床板材を間に挟んだ
状態で一体化する。このため、床板面は床板支持具が取
り付けられるまでは突起物も無く、床板を積み重ねての
保管や運送にも無駄な空間をとらないし、かつ安全でも
ある。さらには、簡単な操作で床板支持具を床板に確実
に取り付けることができるようになる。
【0011】
【実施例】以下図面に示す実施例により本考案の特徴を
具体的に説明する。
【0012】図1は、本考案の一実施例である床板支持
具の分解斜視図、図2は床板支持具を床板材に取り付け
た状態の断面図、図3は同平面図である。
【0013】床板支持具Aは、床板材20の上面に設け
た取付口20aに配置する取付プレート2と、この取付
プレート2に取付けられ床板材20を下面から支持する
支持脚1とから構成される。
【0014】支持脚1は、下端部にクッション性をもた
せたゴム座3aを有し、上端部の外周に雄ねじ3bを形
成した筒状の支持杆3と、この雄ねじ3bに螺合される
受け座4とで構成される。筒状の支持杆3の内部には、
図3に示す様に支持杆3を床板の上面から回転させるた
めの仕切り板8を形成することもできる。
【0015】受け座4は、上端部に平面形状が円形の受
面4aを有し、この受面4aの中心軸方向に設けた筒部
4bに、前記した支持杆3の雄ねじ3bと螺合する雌ね
じ4cを形成している。更に受け座4の受面4aから突
設し先端に、係止爪5aを有する鉤型状の係合片5を周
方向に等間隔に3箇所備えている。7は受け座4を床板
材20に固定する際使用するビス挿入用のビス孔であ
る。
【0016】取付けプレート2は六角形の樹脂製の板
で、その中央部には、受け座4の筒部4bの外径より若
干径大の挿通孔2aを形成している。更に前記した受け
座4の鉤状係合片5が挿通可能なスライド溝2bと、係
止爪5aと係合可能な係合孔2dをそれぞれ穿設してい
る。2cは取付け時に係止爪5aをスライドさせるスラ
イド面である。
【0017】以上の構成において、床板支持具Aの取付
け作業は次の要領で行う。
【0018】先ず、床板材20の上面に設けた段部を有
する取付口20aに取付プレート2を落とし込み配置す
る。そして、受け座4の係合片5が取付プレート2のス
ライド溝2bの真下にくるように床板材20の下面に配
置し、受け座4を上方に押し上げる。これによって、図
4(a)のように係止爪5aがスライド溝2b内に位置
し、係合片5の上面が取付プレート2の上面に突出した
状態となる。この作業において、スライド溝2bを係合
片5よりも長く形成しているため、多少の位置ずれを生
じてもスライド溝2bに係合片5を容易に挿入させるこ
とができる。
【0019】この状態で受け座4を図1の矢印方向に回
転させる。これによって、図4(b)のように係合片5
の係止爪5aが、スライド溝2bの端部に形成したスラ
イド面2cに沿って取付プレート2上面まで上昇し、更
に回転させると、図4(c)のように係止爪5aが係合
孔2dに落ち込む。これによって、図2及び図3に示す
ように受け座4と取付けプレート2は、床板材20を間
に挟み込んだ状態で一体化されることとなる。なお、こ
の作業において取付プレート2の外形とこれを嵌め込む
取付口を六角形に形成しているため、受け座4を回転さ
せる際に取付プレート2の共回りを防止することができ
る。
【0020】そして最後に、受け座4の雌ねじ4cに支
持杆3の雄ねじ3bを螺合し、高さを調整して、支持面
22上に配置して取付け作業を完了する。
【0021】なお、必要に応じビス孔7にビス(図示せ
ず)を打ち込み、床板材20の裏面に受け座4を固定す
ることもできる。また、床板材20の表面には、図2に
示すようにフローリング等の表面材21を設けることも
できる。
【0022】図5に示すものは、一旦取り付けた受け座
4を取り外す際に使用する治具30の斜視図(a)及び
平面図(b)であり、取っ手33を表面に付けた円盤状
本体31の裏面に、受け座4の係止爪5aの位置に対応
して形成した3本の楔型の鉤爪脚32を突出形成してい
る。取外し作業は鉤爪脚32の先端部を、取り付けプレ
ート2の上面から突出させた係止爪5と取り付けプレー
ト2の間に挿入して、係止爪5aを上方に弾性変形さ
せ、この状態で治具30とともに受け座4を、図1の矢
印と逆方向に回転させる。これによって取り付けプレー
ト2と受け座4の係合を簡単に解くことができる。
【0023】図6は、上記実施例の床板支持具Aを使用
した床配置の一例を示す斜視図であり、平面形状が略正
方形の床板材20の四隅及び中央部にそれぞれ床板支持
具Aを配置し、これを一ユニットとして必要な床面積を
確保することができる。
【0024】このように、本実施例の床板支持具は、床
板材の上面に配置する取付プレートと床板材を下面から
支持する支持脚の間に床板材を挟んだ状態で一体化する
ことができる。このため、簡単な操作で取付けることが
でき、しかも従来のように床板材の下面にビス止めする
ものと異なり、水平方向の荷重に対しての充分な強度を
持つことができる。
【0025】
【考案の効果】本考案は、以下の効果を奏することがで
きる。
【0026】 床板の上面には、取り付けプレートを
落とし込むための取付口が形成され、床板の下面から支
持する受け座は施工現場で取り付けるので、床板面は床
板支持具が取り付けられるまでは、取付口のみが形成さ
れた平板で突起物も無く、床板を積み重ねての保管や輸
送にも無駄な空間をとらないし、突起物による横滑りも
起こらず安全でもある。
【0027】 床板の上面に位置する取付プレートと
床板を下面から支持する支持脚の間に床板を挟んだ状態
で一体化することができるため、簡単な操作で床板支持
具を床板に確実に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である床板支持具の分解斜視
図である。
【図2】図1の床板支持具を床板に取り付けた状態の断
面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】取付け状況の説明図である。
【図5】(a)は取外し治具の斜視図、(b)は同平面
図である。
【図6】床板支持具を使用した床配置の一例を示す斜視
図である。
【符号の説明】
A 床板支持具 1 支持脚 2 取付プレート 2a 挿通孔 2b スライド溝 2c スライド面 2d 係合孔 3 支持杆 3a ゴム座 3b 雄ねじ 4 受け座 4a 受面 4b 筒部 4c 雌ねじ 5 係合片 5a 係止爪 7 ビス孔 8 仕切り板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床板材の上面に設けた取付口に配置した
    取付プレートと、前記床板材を前記取付プレートの間に
    挟み込んで前記取付けプレートに下面から取付け固定さ
    れる支持脚とからなり、前記支持脚は上端の受面から突
    設し先端に係止爪を有する鉤型状の係合片を周方向に形
    成し、更に前記取付プレートには前記係合片が挿通可能
    なスライド溝と前記係合片の係止爪と係合可能な係合孔
    を形成していることを特徴とする床板支持具。
JP10496191U 1991-12-19 1991-12-19 床板支持具 Expired - Lifetime JP2558651Y2 (ja)

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JP10496191U JP2558651Y2 (ja) 1991-12-19 1991-12-19 床板支持具

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JPH0552073U JPH0552073U (ja) 1993-07-09
JP2558651Y2 true JP2558651Y2 (ja) 1997-12-24

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