JP3067388U - 物置台 - Google Patents

物置台

Info

Publication number
JP3067388U
JP3067388U JP1999007035U JP703599U JP3067388U JP 3067388 U JP3067388 U JP 3067388U JP 1999007035 U JP1999007035 U JP 1999007035U JP 703599 U JP703599 U JP 703599U JP 3067388 U JP3067388 U JP 3067388U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
short
column
storage table
table according
connecting portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1999007035U
Other languages
English (en)
Inventor
張西得
Original Assignee
張西得
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 張西得 filed Critical 張西得
Application granted granted Critical
Publication of JP3067388U publication Critical patent/JP3067388U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Furniture Connections (AREA)
  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
  • Assembled Shelves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 重い物を載せても、全体の構造が傾いたり変
形したりせず、壊れにくく、また、組み立てや取り外し
が簡単かつ安全で、外観も良い物置台とする。 【解決手段】 複数の短柱10を直列に接合して1本に
した複数の支柱10と、短柱10を直列に接合するため
の接続部20と、支柱10で囲まれる空間に物を置くた
めに配置した物置板とを備え、短柱10は、その互いに
接続する部分に雌ねじ12を有し、接続部20は、その
両側の短柱10にねじ込むと、両側の短柱10の端部同
士が接触可能な長さの雄ねじ21を両側に有し、雄ねじ
21同士の間に短柱10の雌ねじ12の内径と等しい外
径を持つと共にねじ切りのない円柱部22を備える物置
台とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、組み立ておよび分解容易な物置台に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1および図2に示すように、従来の物置台は、主に4本の支柱91と、数個 の物置板92と、円錐状の固定リング93とから構成されている。支柱91は、 全体を成型する真っ直ぐな柱で、外周面には等間隔で小さな溝911が設けられ ている。固定リング93の小さな突起を支柱91の溝911に嵌入して固定し、 そこに物置板92の円錐管921を固定リング93の上から下へ挿入すると、物 置板92が支柱91に固定される。物置板92の高さは、固定リング93の位置 を変えることで調節できるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の物置台は、支柱91が長すぎるため、運搬の際に不便である。 また、長い支柱91を成形することは、製造上の困難をもたらす。そこで、図3 から図5に示すような、上記従来の物置台を改良した物置台として、第一の物置 台が開発された。第一の物置台の各支柱91は、継合式となっている。また、図 5に示すように、支柱91を構成する各短柱の長さは、物置板92の長辺よりも 短い。このため、第一の物置台は、物置台の運搬および製造が簡単であるという 長所を有する。
【0004】 第一の物置台の支柱91の継合構造は、各支柱91の両端に設けたねじ穴91 2に、雄ねじを両側に持つ接続部94をねじ込んで組み立てる構造となっている 。接続部94の雄ねじに挟まれた中央部分には、図4に示すように、肩部941 が設けられている。支柱91を接続部94の両側からねじ入れると、両支柱91 ,91の端部は、肩部941の斜面で固定される。このため、斜面と支柱91の 端部によって、溝が形成される。したがって、この溝に、図2で示したような固 定リング93をはめ込むことができる。
【0005】 しかし、第一の物置台は、物を物置板92に載せたときにかかる垂直の力に弱 いという問題を有している。つまり、物置台が下方に力を受けた時、上記の肩部 941で力を受けることになる。接続部94の雄ねじの長さには限りがあるため 、ねじを長く切れば肩部941は小さくなる。また、ねじを短く切ると強度が落 ち、軽い物しか置けないことになる。さらに、重い物を載せると、接続部94に 力がかかり、曲がったり変形したりして、接続部94と支柱91とをうまく分解 できなくなる恐れがある。また、肩部941の両端は斜面になっているので、組 み立ての際に肩部941の峰部で怪我もしやすいという問題もある。
【0006】 かかる問題を改善すべく、第二の物置台が開発された。図6に示すように、第 二の物置台は、接続部94の肩部941に厚みを持たせ、これによって、支柱9 1と接した際に、支柱91の外周面とほぼ同じ外周面を形成可能としている。こ のため、支柱91,91を分解する際に、肩部941で怪我をする危険性がない 。さらに、肩部941には、溝911も設けられている。このため、図2に示す ような固定リング93をはめ込むことができる。
【0007】 しかし、下方にかかる力を接続部94で受ける点は改善されておらず、重い物 を載せることができないという欠点がある。また、肩部941と両支柱91,9 1が接する部分に溝ができるため、必要以上に溝が多くなることによって全体の 外観が損なわれるという問題もある。
【0008】 また、上記のような重い物を載せることができないという問題を解決するため に、第三の物置台が開発された。図7に示すように、この物置台は、両支柱91 ,91を接続部94によって結合すると、両支柱91,91の端が直接接する構 造となっている。これによって、下方にかかる力は、接続部94のみならず、支 柱91にも分散される。また、各支柱91,91の端の外縁には、斜面913が 設けられている。このため、両支柱91,91が接触した時に、双方の斜面が溝 を形成し、そこに図2に示すような固定リング93をはめこむことができる。
【0009】 しかし、第三の物置台には、次のような欠点がある。接続部94全体にねじ山 が形成されているため、支柱91と接続部94とのねじ込み長さがまちまちとな り、4隅にある支柱91に取り付けた物置板92の水平は保証されない。したが って、全ての支柱91を組み立てた時、図8に示すように、接続部94と雌ねじ との間にひずみに起因する隙間95が生じ、支柱91が湾曲する危険性がある。 このような全体の構造に歪みや変形が起こると、傾いた所に力が集中し、全体で 力を受けることができなくなる。この結果、重い物を載せると、力が一点に集中 して物置台が壊れてしまうことになる。また、接続部94から支柱91を外す際 に、2本の支柱91を同時に回して緩い方の支柱を先に外しても、接続部94と きつく結合している他方の支柱91は容易に外すことができない。工具等を用い て無理に外そうとすると、ねじ山が壊れてしまい、接続部94としての機能を損 なうという問題がある。
【0010】 以上のように、支柱91を分解できる第一から第三の物置台は、重い物を載せ ても壊れないという点、支柱を簡単にかつ安全にはずすことができる点、外観が 良いという点の全てを同時に満足することができない物置台である。そこで、本 考案は、重い物を載せても、全体の構造が傾いたり変形したりせず、壊れにくく 、また、組み立てや取り外しが簡単かつ安全で、外観も良い物置台を提供するこ とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の物置台は、複数の短柱を直列に接合 して1本にした複数の支柱と、短柱を直列に接合するための接続部と、支柱で囲 まれる空間に物を置くために配置した物置板とを備え、短柱は、その互いに接続 する部分に雌ねじをを有し、接続部は、その両側の短柱にねじ込むと、両側の短 柱の端部同士が接触可能な長さの雄ねじを両側に有し、雄ねじ同士の間に短柱の 雌ねじの内径と等しい外径を持つと共にねじ切りのない円柱部を備えるようにし ている。このため、接続部を介して短柱同士がぴったりと結合する。したがって 、各支柱間の同軸度が高まり、全体の構造が強化される。また、支柱を分解する ときに、一方の短柱をはずした後に、円柱部を押さえて他方の短柱を回転すると 、他方の短柱を容易にはずすことができる。さらに、短柱同士を結合した状態に おいて、接続部は、完全に両端側からの短柱の内部にあるため、外観上も良好で ある。
【0012】 また、請求項2記載の考案は、請求項1記載の物置台において、短柱は、その 短柱の端縁を外側から斜面が見えるように斜めに切り込んだ斜面を有するように している。このため、接続部の両側から短柱をねじ込んで、両短柱を接触させる と、その接触部分に溝が形成される。したがって、物置板をはめこむための固定 リングを取り付けることができる。
【0013】 また、請求項3記載の考案は、請求項1または2記載の物置台において、短柱 の外周面に、リング状の溝を備えるようにしている。このため、短柱の特定箇所 に、固定リングをはめこむことができる。
【0014】 また、請求項4記載の考案は、請求項1から3のいずれか1項記載の物置台に おいて、円柱部は、接続部の長さ方向の中心に設けるようにしている。このため 、接続部の中心で、両側からの短柱が接触する。したがって、短柱の接合部分の バランスに優れ、安定した物置台となる。
【0015】 また、請求項5記載の考案は、請求項1から4のいずれか1項記載の物置台に おいて、接続部は、円柱部と雄ねじとの間に、円柱部および雄ねじのねじ山の双 方よりも径の小さい溝部を備えるようにしている。このため、接続部の製造に際 して、雄ねじを切りやすくなる。
【0016】 また、請求項6記載の考案は、請求項1から5のいずれか1項記載の物置台に おいて、円柱部の両端にある縁は、外側から斜面がみえるように斜めに切り込ん だ斜面を有するようにしている。このため、接続部を短柱の雌ねじにねじ込みや すくなる。
【0017】 また、請求項7記載の考案は、請求項1から6のいずれか1項記載の物置台に おいて、円柱部は、スパナをあてるための平面部を、円柱部の対向する側面に備 えるようにしている。このため、支柱を分解する際に、一方の短柱をはずした後 、スパナで平面部を押さえ、他方の短柱を回すことができる。したがって、接続 部のねじ山をくずすことなく、容易且つ安全に支柱の分解作業ができる。
【0018】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る物置台の実施の形態について、図9から図11に基づいて 説明する。
【0019】 本考案に係る物置台の実施の形態は、主に、物置板を保持する支柱10と、接 続部20とを有している。支柱10は、短柱を直列に接合したものであるが、短 柱と支柱を区別する必要性が低いので、以後の説明では、短柱を支柱10として 説明する。図9に示すように、各支柱10の端部から内側11には、雌ねじ12 が切られている。また、接続部20の両端には、雄ねじ21が切られている。各 支柱10に接続部20をねじ込むと、その接続部20は両支柱10内に収まり、 隣接する支柱10,10の端が直接接することになる。
【0020】 このため、重い物を物置台に載せたときに、接続部20にかかる力を分散する効 果がある。また、各支柱10の外周面には、等間隔で小さな溝が設けられている 。さらに、各支柱10の両端の外縁には斜面が設けてあり、両支柱10,10が 接すると、双方の斜面が直接に溝14を形成する。このため、固定リング21を 、溝14を利用して取り付けることができる。
【0021】 また、接続部20の長さ方向の中心には、円柱部22が設けられている。接続 部20の両端の雄ねじ21,21を両支柱10,10にそれぞれねじ込むと、円 柱部22はちょうど両支柱10,10の間に位置する。円柱部22の外径は、支 柱10のねじ穴11の内径に等しいので、円柱部22は両支柱10,10のねじ 穴11の中にぴったりと入る。このため、物置台は、ひずみがなく、両支柱10 ,10の同軸度が高まり、全体の構造が傾いたり変形することがなく、壊れにく いものとなる。また、ねじ込み距離が長いので、垂直方向の力に対して強い。さ らに、円柱部22の両縁を斜めに削って、斜面221としているので、円柱部2 2をねじ穴11に挿入しやすくする。さらに、円柱部22の上下両側には、円柱 部22および雄ねじ21のねじ山の径よりも小さい溝部23を設けている。した がって、接続部20の製造の際、円柱部22をつかんで雄ねじ21を切ることに なる。この結果、雄ねじ21が切りやすくなる。
【0022】 円柱部22には、切削面222が2面、対向するように設けてある。このため 、切削面222にスパナを当てて、ねじ回しを行うことができる。したがって、 接続部20の組み立ておよび取り外しが簡単になる。取り付ける時は、接続部2 0を一方の支柱10に少し噛み合わせてから、スパナを切削面222に当てる。 そして、接続部20を定位置までねじ回す。さらに、もう一方の支柱10もねじ 回し、接続部20と支柱10を相互に固定する。取り外す時は、両支柱10,1 0を同時に手で回し、先に緩い方の支柱10を外す。きつい方の支柱10は、ス パナを切削面222に当てて回して外す。これなら、取り外しの際に、怪我をす ることもなく、使用上とても便利である。
【0023】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、重い物を載せても、全体の構造が傾いたり変 形したりせず、壊れにくく、また、組み立てや取り外しが簡単かつ安全で、外観 も良い物置台とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の物置台の立体分解図である。
【図2】図1の物置台を改良した第一の物置台の支柱と
物置板を組み立てた時の断面図である。
【図3】図1の物置台を改良した第一の物置台の立体分
解図である。
【図4】図3の物置台の支柱と接続部の拡大断面図であ
る。
【図5】図3の物置台の組み立て前の状態を示す図であ
る。
【図6】図1の物置台を改良した第二の物置台の支柱と
接続部の断面図である。
【図7】図1の物置台を改良した第三の物置台の支柱と
接続部の拡大断面図である。
【図8】図7の物置台に物を載せた時の、接続部と支柱
とのねじ込み部分を拡大して示す図である。
【図9】本考案に係る物置台の実施の形態の支柱と接続
部の断面図である。
【図10】図9の接続部の拡大斜視図である。
【図11】図9の支柱と接続部とを組み立てた状態の断
面図である。
【符号の説明】
10 支柱(短柱) 11 ねじ穴 12 雌ねじ 13 斜面 14 溝 20 接続部 21 雄ねじ 22 円柱部 221 斜面 222 切削面(平面部) 23 溝部

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の短柱を直列に接合して1本にした複
    数の支柱と、 上記短柱を直列に接合するための接続部と、 上記支柱で囲まれる空間に物を置くために配置した物置
    板と、を備え、 上記短柱は、その互いに接続する部分に雌ねじをを有
    し、 上記接続部は、その両側の上記短柱にねじ込むと、上記
    両側の短柱の端部同士が接触可能な長さの雄ねじを両側
    に有し、上記雄ねじ同士の間に上記短柱の上記雌ねじの
    内径と等しい外径を持つと共にねじ切りのない円柱部を
    備えた、ことを特徴とする物置台。
  2. 【請求項2】前記短柱は、その短柱の端縁を外側から斜
    面が見えるように斜めに切り込んだ斜面を有することを
    特徴とする請求項1記載の物置台。
  3. 【請求項3】前記短柱の外周面に、リング状の溝を備え
    たことを特徴とする請求項1または2記載の物置台。
  4. 【請求項4】前記円柱部は、前記接続部の長さ方向の中
    心に設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれか
    1項記載の物置台。
  5. 【請求項5】前記接続部は、前記円柱部と前記雄ねじと
    の間に、前記円柱部および前記雄ねじのねじ山の双方よ
    りも径の小さい溝部を備えていることを特徴とする請求
    項1から4のいずれか1項記載の物置台。
  6. 【請求項6】前記円柱部の両端にある縁は、外側から斜
    面がみえるように斜めに切り込んだ斜面を有することを
    特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の物置
    台。
  7. 【請求項7】前記円柱部は、スパナをあてるための平面
    部を、前記円柱部の対向する側面に備えたことを特徴と
    する請求項1から6のいずれか1項記載の物置台。
JP1999007035U 1998-12-17 1999-09-14 物置台 Expired - Lifetime JP3067388U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW87221081U TW397169U (en) 1998-12-17 1998-12-17 An improved assembly for the support rod of a shelf
TW87221081 1998-12-17

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3067388U true JP3067388U (ja) 2000-03-31

Family

ID=21638676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1999007035U Expired - Lifetime JP3067388U (ja) 1998-12-17 1999-09-14 物置台

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3067388U (ja)
TW (1) TW397169U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
TW397169U (en) 2000-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5881653A (en) Shelf assembly system
JP2000253936A (ja) 組立式物置台
US4603996A (en) Structure for tee joint
JPH0536114U (ja) パイプの接続構造
JP3737507B1 (ja) 組立て構造
JP3067388U (ja) 物置台
US20040173551A1 (en) Supporting frame with adjustable connecting joints
JP2023044433A (ja) ジョイント部材、組み立てフレーム、組み立てキット、及び、ジョイント部材セット
JPH0535711Y2 (ja)
KR101208341B1 (ko) 다리 연결구를 갖는 테이블
KR101163853B1 (ko) 파이프 조인트
JP4960166B2 (ja) 引き寄せ金物
KR200413192Y1 (ko) 텐트폴 연결구
KR200187816Y1 (ko) 파이프 연결구
GB2433302A (en) Connector
KR20200110533A (ko) 가구용 파이프결합모듈
KR200326152Y1 (ko) 가구용 지주 연결클립
CN213144975U (zh) 一种板材的固定结构
KR102343106B1 (ko) 가구용 금속재 프레임 체결 구조
JPH0516339Y2 (ja)
US6942380B1 (en) Knockdown floor clock
JP3059021U (ja) 物置棚
KR200334470Y1 (ko) 거싯이 구비된 조립식 테이블
JPS601671Y2 (ja) 衝立て
JPS583762Y2 (ja) 容器等の円筒状支枠