JPH05708A - 移載装置 - Google Patents

移載装置

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JPH05708A
JPH05708A JP17579991A JP17579991A JPH05708A JP H05708 A JPH05708 A JP H05708A JP 17579991 A JP17579991 A JP 17579991A JP 17579991 A JP17579991 A JP 17579991A JP H05708 A JPH05708 A JP H05708A
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pallet
wafer storage
traveling carriage
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stocker
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Masazumi Fukushima
正純 福島
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウエハ収納キャリアの形状に応じて走行台車
の載置部や移載ロボットの把持部を変更する必要がな
く、画一的にウエハ収納キャリアを移載することができ
る移載装置を提供する。 【構成】 走行レールRに沿って走行する走行台車1に
着脱自在に設けられ、複数のウエハ収納キャリア3を載
置するパレット2と、このパレット2に係合可能なハン
ド部8a,8bを有し、走行台車1と前記キャリア3を
保管するストッカ5との間で前記パレット2を移載する
移載ロボット6とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウエハ収納キャリアを
搭載して搬送する走行台車とウエハ収納キャリアを保管
するストッカとの間でウエハ収納キャリアの移載を行な
う移載装置に関する。特に、ウエハ収納キャリアの形状
に応じて走行台車の載置部や移載ロボットの把持部を変
更する必要がない移載装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりウエハを収納したキャリア(ウ
エハ収納キャリア)は製造工程において、走行レールに
沿って走行する走行台車に搭載されて高クリーン度の装
置間を搬送されている。このような走行台車とウエハ収
納キャリアを保管するストッカとの間におけるウエハ収
納キャリアの移載には、ウエハ収納キャリアを把持して
移載する移載ロボットが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の移載装
置には、次のような問題があった。
【0004】ウエハ収納キャリアの形状は、ウエハの種
類や形状により異なったものとなっているので、キャリ
アの形状にあわせて走行台車の載置部や移載ロボットの
把持部を変更する必要があった。
【0005】本発明の目的は、以上のような従来の問題
点を解決し、ウエハ収納キャリアの形状に応じて走行台
車の載置部や移載ロボットの把持部を変更する必要がな
く、画一的にウエハ収納キャリアを移載することができ
る移載装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、走行レールに沿って走行する走行台車に着
脱自在に設けられ、複数のウエハ収納キャリアを載置す
るパレットと、このパレットに係合可能なハンド部を有
し、走行台車と前記キャリアを保管するストッカとの間
で前記パレットを移載する移載ロボットとを具備した構
成としてある。
【0007】
【作用効果】本発明は上記の構成としたので、次のよう
な作用効果を奏する。
【0008】すなわち、ウエハ収納キャリアは移載ロボ
ットにより、パレットに搭載されたままパレット単位で
走行台車とストッカとの間で移載されることとなる。
【0009】したがって、本発明の移載装置によれば、
ウエハの種類や形状によってウエハ収納キャリアの形状
が異なっていても、キャリアの形状に応じて走行台車の
載置部や移載ロボットの把持部を変更する必要がなく、
画一的にウエハ収納キャリアを移載することができると
いう効果がある。
【0010】
【実施例】以下、図示の実施例について説明する。
【0011】図1は本発明に係る移載装置の一実施例を
示す概略斜視図、図2は同じく移載ロボットを示す概略
斜視図、図3は図2の支持部のIII ーIII線概略断面
図、図4はハンド部とパレットとの係合状態を示す説明
図である。
【0012】これらの図面において、1は走行台車であ
り、建物の天井より吊設された走行レールRに沿って走
行するようになっている。2はウエハ収納キャリア搭載
用のパレットであり、走行台車1の上部に着脱自在な構
造となっている。このパレット2上には、複数枚のウエ
ハを収容したウエハ収納キャリア3が走行台車1の走行
方向に2セット並べて搭載できるようになっている。パ
レット2の両側面部には、水平方向に張り出された係合
部4,4が形成されている。この係合部4,4は、後述
する移載ロボットのハンド部に係合するようになってい
る。
【0013】5は高クリーン度のストッカであり、前工
程からのウエハ収納キャリア3を図示しないモービルロ
ボットにより搬入し、走行台車1により次工程へ搬送さ
れるまで保管しておく。
【0014】6はストッカ5に設けられた移載ロボット
であり、走行台車1とストッカ5との間でパレット2を
移載するようになっている。7は移載ロボット6の支持
部であり、図3に示すように、支持部回動用のモータ8
の回転軸8aに固定され、回転軸8aによって回転駆動
されるようになっている。
【0015】9,10はタイミングプーリであり、支持
部7内の回転軸8a回りに配置され、モータカバー8b
の上部8cに固定されている。タイミングプーリ9,1
0の内側には、ベアリング10aが配置され、回転軸8
aを支持している。
【0016】11,12は支持部7の両端近傍にそれぞ
れ回動自在に配置されたタイミングプーリであり、タイ
ミングベルト13,14を介してタイミングプーリ9,
10に接続してある。したがって、支持部回動用のモー
タ8を作動させると、回転軸8aが回動し、支持部7が
回動する。タイミングプーリ11,12は、タイミング
ベルト13,14を介してタイミングプーリ9,10に
それぞれ接続されているので、支持部7が、例えば、図
中矢印A方向に回動したときには、図中矢印B方向にそ
れぞれ回動することとなる。タイミングプーリ11,1
2は、支持部7が1回転したときに、それぞれ1回転す
るようになっている。
【0017】15a,15bは支持部7の両端部に設け
た一対のハンド部であり、タイミングプーリ11,12
の軸11a,12aに固定され、プーリ11,12とそ
れぞれ一体的に回動するようになっている。一対のハン
ド部15a,15bは、図4に示すように側面視略C字
形状に形成されている。15c,15cはハンド部15
a,15bの下端を内側に折り曲げて設けた引掛部であ
り、パレット2の係合部4,4に係合する大きさに形成
されている。このような一対のハンド部15a,15b
は、図1に示すような向きで、支持部7の両端部に取り
付けられ、走行台車1側とストッカ5側とではハンド部
の向きが90度ずれた状態となっている。すなわち、走
行台車1側では、開口部15dが走行レールRに沿って
開口し、また、ストッカ5側では、開口部15dが出庫
口5aに向けて開口するようになっている。
【0018】16は支持部7の支軸をなすスプライン軸
であり、基部17に固定されたボールスプライン18に
案内されて昇降動するようになっている。スプライン軸
16の下端には、ナット19が固定されており、ボール
ねじ20と螺合するようになっている。ボールねじ20
の下部には、タイミングプーリ21が一体的に固定され
ている。22は支持部昇降用のモータであり、タイミン
グプーリ23、タイミングベルト24を介してタイミン
グプーリ21に接続してある。これにより、支持部昇降
用のモータ22を作動させると、その回転方向に従って
スプライン軸16が昇降動し、支持部7が昇降動するよ
うになっている。
【0019】なお、移載ロボットの作動は、制御部25
により制御されるようになっている。また、ストッカ5
の出庫口5aには、ストッカ5内の図示しないクレーン
によりパレットが出庫されてくるようになっている。
【0020】次に、以上のよう移載装置の動作につい
て、ストッカから走行台車へパレットを移載する場合を
例にとって説明する。
【0021】走行台車1を移載ロボット側方の所定の位
置に待機させる。これとともに、ハンド部15bをスト
ッカ5の出庫口5aに待機させ、ストッカ5内の図示し
ないクレーンよりウエハ収納キャリア3が搭載されたパ
レット2を受け取る。その後、制御部25により、支持
部昇降用のモータ22を作動させて、支持部7を上昇さ
せる。これにより、ハンド部15bの引掛部15c,1
5cがパレットの係合部4,4に引っ掛かり、パレット
2がハンド部15bに受渡される。その後、制御部25
により支持部回動用のモータ8を作動させて、支持部7
を回動させ、ハンド部15bを走行台車1上に持ってく
る。
【0022】その後、制御部25により支持部昇降用の
モータ22を作動させて、支持部7を下降させる。する
と、ハンド部15bのパレット2が走行台車1上に載置
され、ハンド部の引掛部15c,15cとパレットの係
合部4,4との引っ掛かりが解除される。これにより、
ストッカ5から走行台車1へのパレット2の移載が終了
する。その後、走行台車1を図示しない軌道装置により
走行させてパレットを搬送する。
【0023】このように本実施例の移載装置によれば、
ウエハ収納キャリアは、パレットに搭載されたままパレ
ット単位で移載されるようになっているので、ウエハの
種類や形状によってウエハ収納キャリアの形状が異なっ
ていても、ウエハ収納キャリアの形状に応じて走行台車
の載置部や移載ロボットの把持部を変更する必要がな
く、画一的にウエハ収納キャリアを移載することができ
る。
【0024】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移載装置の一実施例を示す概略斜
視図。
【図2】移載ロボットを示す概略斜視図。
【図3】図3は図2のIII ー III線概略断面図。
【図4】ハンド部とパレットとの係合状態を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 走行台車 2 パレット 3 ウエハ収納キャリア 5 ストッカ 6 移載ロボット R 走行レール

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 走行レールに沿って走行する走行台車に
    着脱自在に設けられ、複数のウエハ収納キャリアを載置
    するパレットと、このパレットに係合可能なハンド部を
    有し、走行台車と前記キャリアを保管するストッカとの
    間で前記パレットを移載する移載ロボットとを具備した
    移載装置。
JP3175799A 1991-06-21 1991-06-21 移載装置 Expired - Lifetime JP2525297B2 (ja)

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JP3175799A JP2525297B2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 移載装置

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JPH05708A true JPH05708A (ja) 1993-01-08
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Cited By (3)

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JP2525297B2 (ja) 1996-08-14

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